モバP「誕生日のみくが野良猫ばりに警戒心強い」 (26)

「「「誕生日おめでとー!!」パァン!



みく「わわっ!え、みんなわざわざこんなに集まってくれたの?あ、凄い料理とケーキまで用意されてるにゃ!」

「もちろんプレゼントも用意してますよー?ジャーン!はいっ、私からはおニューの猫耳です!」

みく「ありがとにゃあ!本当に嬉しい…大事に使わせてもらうにゃ!」

「あ、私からも猫耳なんだけど…」

みく「全然構わないよ嬉しいよ!」

「ニェート…私も、なんですけど」

「私もよ」

みく「おおぅ…みく=猫耳って認識なのかな?でもその気持ちが嬉しいにゃ!ありがたく使わせてもらうよ!」

「実は私からのプレゼントも猫耳なんですが…」

みく「どんとこいにゃ!」

「アタシも猫耳なんだけど…」

みく「構わん構わん!」

「あたしも猫耳プレゼント~。ちゃんと脳波を感知してピコピコ動くからね~」

みく「ハイテク!」

「みくちゃんに猫耳は流石に安直だとは思いましたがみくちゃんですし逆に安直なぐらいが良いかと思って猫耳です!」

みく「色々言わなくていいセリフくっついちゃってるけどありがとうにゃ」

「豚」

みく「猫だよ」

「ベッドの上でもネコなのでしょうか…」

みく「年上にこんな事言うのも失礼だけど何言ってんだアンタ」

「フゴゴゴ!フゴフゴ!フゴゴ!」

みく「お口の中空っぽにしてから!」

「ふぉふぇふぇふぉうふぁふぉふぇひふぇー」モグモグバリボリ

みく「お口の中!」

「つみれで猫耳作ってみたんれすけどー」

みく「生臭い!」

「誕生日おめでとう。みけ」

みく「みくだよ!」

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ワイワイ ニャーニャー! チエチャン! エフッエフッ ジャアイワナイ イッテイーヨ!




みく「滅茶苦茶盛大に祝ってもらったにゃあ…流石に200人分近いプレゼント持って帰れないから明日クロペロヤマトで部屋に送る事にするにゃ」

モバP(以降P表記…なんでしょうね?)「ふぃ~疲れたぁ…ただいまー」ガチャッ

みく「あ、おかえりPチャン。そういえばいなかったっけ」

P「営業から戻ってきたところに辛辣だねチミィ」

みく「外回りとか珍しいにゃ。どうせまたゲーセン巡ってサボってたんでしょ」

P「失礼な。ブックオフとスタバしか行ってねえよ」

みく「働けぃ」

P「埼玉アリーナで独占ライブ決めてきたぞ」

みく「あ、一応仕事はしてたんだ」

P「何してたんだ荷造り?引っ越しでもすんの?」

みく「違うよ。ほら今日は何の日だかPチャンもわかってるでしょ?」

P「今日?って2月の22日………ああっ」ポンッ

P「猫の日」

みく「合ってるけども。限りなく正解に近いけども」

李衣菜「ヘッドホンの日だよね!」ニュッ

みく「違う!いや合ってるけど違う!」

あやめ「忍者の日ですよね!」ニュッ

みく「合ってるけど違うにゃ!」

チェーッ ニニンッ

みく「…え?まさかわかんない、なんて事無いよね?」

P「ハハッ、まさか」

みく「だよねえ。もぉ~ドキドキさせないでよ」

P「食器洗い乾燥機の日だろ?」

みく「初耳だよ!」

P「え…じゃあ行政書士記念日?」

みく「そんな日があるのを今初めて知ったにゃ」

P「サビニアヌス第64代ローマ教皇の誕生日?」

みく「誰にゃ!」

P「何だよだったらみくの誕生日だとでも言うのかよ!」

みく「みくの誕生日だよ!」

ブラ透けのひと?……はみきだったかな

P「まぁ当然知っててからかってるんだけどさ」

みく「うん知ってる。Pちゃんはそういう人だって、みくは知ってるよ」

P「おめでとう」

みく「ありがとう」

P「じゃっ」

みく「え?」

P「嘘だよ冗談だよ突然ハイライト薄めるのやめて怖い」

P「よし、今日はもう予定無いだろ?ちょっとドライブにでもいかないか?」

みく「ドライブ?Pチャンと?」

P「うん」

みく「…みくと?」

P「ここには俺とお前しかいないんだけど」

みく「…?」キョトン

みく「…あ、車の中に凛チャンやまゆチャンがいるってオチにゃ」

P「何それ怖い」

みく「あ!もしくはそう言って着いて行ったら薄暗い部屋に閉じ込められて椅子に拘束されてロシアン料理を!?」

P「お前は俺を一体何だと」

みく「ひねくれサディスト」

P「もう知らん!折角だからご飯でもって誘っただけなんだけどもう知らん!」プンスカ

みく「わわっ!冗談にゃ冗談!行くにゃ!ついてくにゃ!良い歳してスネないでよ!」

P「それじゃ車回してくるから下で待っててな」

みく「情緒の切り替えのキレが凄い!」




ブロロロロ・・・タイヤコウカーン!


P「お待たせ。ほれ乗りな」

みく「…」キョロキョロ

みく「…ほんまに誰も乗ってない?」ポイッ トサッ

みく「…よし、平気そうにゃ」

P「座席にカバン投げて何を確かめたん?」

みく「どこに行くの?」

P「どこだろうなぁ」

みく「っ!さ、さてはやっぱり薄暗い倉庫やガレージに連れ込まれて待ち構えてた卯月チャンや凛チャンたちとまた面白愉快な食事会を…!」

P「無いってば」

みく「じゃあ、のあにゃんと行く築地巡りの旅!?」

P「しないって」

みく「幸子チャンと行くアマゾンズ狩りの旅!?」

P「ちゃうて」

みく「だったら何を企んでるにゃあ!ハッ!さては今この状況でもPチャンのボタン一つでこの助手席がスポーンと射出されるシステム…!?」

P「この前千川にそれやったらしこたまシバかれたから封印したよ」

みく「だったら何なのさ!!」ガオーッ

P「お前さんの誕生日をただ祝おうとしているだけでごぜーますよ!」ガオーッ

みく「……」

みく「…ほんまに?」

P「ほんまや」

みく「…ほんまのほんま?」

P「天地神明に誓って」

みく「無神論者が都合の良いときだけ誓う神様に説得力は無いにゃ」

P「芳乃に誓って」

みく「よし、今だけ信用してあげるにゃ」

P(助手席スポーンしちまおうかな…)




みく「…でね?のあにゃんにこう聞かれたの。「崖から今にも落ちそうになっている私と揚げ出し豆腐、みくならどちらを取るのかしら」って」

P「あー、定番の選択肢だな」

みく「だからみくはビシッと言ってゃったにゃ!「その揚げ出し豆腐にはカツオブシがかかってるのかにゃ!?」ってさ」

P「小口切りにしたネギの有無も重要だよな」

みく「そしたらのあにゃんったら……って、いい加減どこに向かってるのか教えてよPチャン」

P「気になるんだったらそこにアイマスクとヘッドホンあるぞ」

みく「嫌だよどこの電〇少年のロケにゃ」

みく「こっちってあんまりファミレスとかご飯食べるところ無くない?ねぇねぇどこに行くの?教えてよー」グイグイッ

P「人が運転中なのに引っ張るなっての。危ないだろ」

みく「どこに行くのか教えてくれないからにゃ」

P「お城のような建物」

みく「…っ!ばっ、ちょっ!気が早いにゃ!人の誕生日に何発情してるのこのケダモノ!ケダモノッ!」ベシベシ

P「嘘だよ冗談だよ痛い痛い事故る運転間違えちゃう!」タイヤフエール!

みく「言っていい冗談とダメな冗談があるでしょ!まったくもう!」

P「いてて…あ、ほら。そろそろ着くぞ」

みく「結局どこに連れて……って、Pチャン、ここは…?」

P「ホテル」

みく「だからもぉー!!」ベシベシベシグシャベシ

P「ここのレストラン予約してあるだけだっての痛い痛い助けて!!」



みく「…」ジーッ

P「どした?入らないのか?」

みく「…一歩踏み込んだ瞬間奈落のような落とし穴があるとか?」

P「俺が先に入ってるじゃん」

みく「…みくが入った途端四方八方から生クリームたっぷりのパイが飛んでくるとか?」

P「残念だけど無いから」

みく「…」ツンツン

P「つま先でドア突くな。ほらさっさと来んかいドラ猫」

みく「おかしい……さっきあれだけ盛大に平和に和やかにお祝いしてもらったんだからそろそろオチが来る頃なのに…」

P「あ、すいませんあの娘ツレなんです決して不審者では…あ、はい前川みくです。え、サイン?ハハッ物好きですねえ」サラサラッ

P「すみません。予約していたPですが」

ウェイター「お待ちしておりました。どうぞこちらへ」

みく「ね、ねぇPチャン!今更だけどみく今日こんな格好なんだけどドレスコードとか大丈夫!?」

P「それを言ったら俺も洋服の〇山で買った安物スーツのままだぞ」

ウェイター「お気になさらず。本日は個室をご用意しておりますのでそのままで結構ですよ」

P「結構だそうです」

みく「そ、そうでございますですか…」

P「どうした前川。口調が変だぞ」

みく「こんなお高そうなお店人生初だよ!なんでPチャンは平然としてるの!」

P「はっはっ、そりゃあ俺は大人だから」

ウェイター「P様には以前にも何度かご利用頂いておりますので。おや、そういえばいつもお連れの女性が違いますな」

P「言い方と言うものが」

みく「ふーん…そういうことにゃ」

ウェイター「そういうことですにゃ」

P「あ、あの。席に案内していただけます?」

ウェイター「おっとこれは失礼。それではご案内いたしますスケコマシ」

みく「ほら行くにゃスケコマシ」

P「あんたら打ち合わせでもしてた!?」



ウェイター「食前酒は如何いたしましょう」

P「あー、車だしコーラがあれば。みくはオレンジジュースか何かでいいか?」

みく「ぜ、全然わかんないからお任せするにゃ」

P「それじゃ、適当にそんな感じで」

ウェイター「かしこまりました。ペプシでよろしかったですか?」

P「コカ信者に向かって戦争を仕掛けてるのかアンタ」

ウェイター「ではすぐにご用意致します」スタスタ

みく「…変な人にゃ」

P「もし本当にペプシ持ってきたらテーブルクロスで指拭いてやる」

みく「やめんか、みみっちぃ」

みく「…すごく高そうなお店だけど大丈夫?みくお財布の中身あんまり無いよ?」

P「何で誕生日様の身銭を充てにせにゃならんのだ。そこそこ稼いでるっつーの」

みく「で、でもほら。絨毯とかこんなフッカフカだし!レノア使ってそう!」

P「落ち着きなさい。アッキーのほうがずっとフッカフカだろ」

みく「そ、それに夜景もほら!こんな綺麗に見えるし!」

P「ほんとだ。クカカ、人がゴミのようだ」

みく「天井にシャンデリラとか吊るしてあるし!壁にはよくわかんないけど高そうな絵がかけられてるし!」

P「サイゼリアだって似たようなインテリアしてね?」

みく「クオリティとお値段が雲泥の差だと思うにゃ!」

ウェイター「お待たせしました。こちらオレンジジュースと残念ながらコカのコーラになります」

P「残念とな」

みく「わっ、グラスもまた高そうな…」

ウェイター「では料理をお持ち致しますのでゆっくりとおくつろぎください。あ、ちなみに絨毯の洗濯はハミングです」スタスタ

P「レギュラー入りでも狙ってんのか、あのキャラの濃さは」

みく「…うわ美味しい!トロピカーナと全然違うにゃ!」

P「そりゃ多分この店で絞って提供してるんだろうよ」

みく「…うん、よかった。特に何も入ってないみたい」

P「オレンジ以外に何が入っていると思ったんだよ」

みく「めかぶとか、ハバネロとか」

P「ちょっぴりヤンチャなのはウチの事務所だけであって世間様はほどほどに普通だよ」

みく「椅子に座っても突然ベルトや足枷でガッチガチに拘束されたりしないし」

P「しないしない」

みく「テーブルの下に…卯月チャンもいないし」

P「いないいない」

みく「……で、どんなオチが待ち構えているのさ」

P「誕生日のみくが野良猫ばりに警戒心強い」


P「あむあむ…うん、ヒンナヒンナ。美味い」モグモグ

みく「…」モキュモキュ

P「うん、どした?一応魚は食べられないからって伝えてあるからみくが食えないものは無いと思うけど」

みく「お高そうすぎて味なんてよくわかんないにゃ」モグモグ

P「個室なんだから気にしないでいつもみたいにワシャワシャと豪快にいけばいいのに」

みく「いつみくがそんな食べ方したにゃ!」

P「モッツァレラチーズとトマトが抜群の相性だよな。心なしか肩こりが治りそうだ」

みく「Pチャンはいいよね。どうせ色んな娘をこういうお店に連れ込んでて慣れてるみたいだし」

P「流石にそんな何度もこんな高級店に人を誘えるほど裕福じゃねぇよ。こんなん特別だ特別」

みく「…今日は、特別なの?」

P「せやね」モグモグ

みく「…ふーん」モキュモキュ

みく「……めっちゃ美味しいにゃ」

P「ようやく味を楽しめるようになったか」

みく「…あ」

P「ん?」

みく「色んな娘を連れ込んでるっていうのは否定しなかったにゃ」

P「うっ!持病の突発性都合の悪いフレーズだけ難聴が…!」

みく「すみませーん。このオッサン以前に誰とここ来たか知ってますかー?」

ウェイター「藤原肇様とご一緒にお越し頂きましたな」

P「個人情報!」

みく「あ、ジュースおかわりくださいにゃ」

ウェイター「ピッチャーで持ってきますにゃ」

P「俺もコーラのお代わりを」

ウェイター「大急ぎでペプシ買って参りますね」

P「アンタ元346の従業員か何かですか!?」

選挙のお祝いに連れて行ったお店か


千枝ちゃんが隠れていないかなぁ

P「パスタも美味いな。虫歯が瞬時に生え変わりそうだわ」ムシャムシャ

みく「…うん大丈夫。特に不穏な食材は隠れてないにゃ。…うんまっ!」


P「メインディッシュは子羊の背肉リンゴソースがけか。うん美味い。胃腸の調子がよくなりそう」モグモグ

みく「うん、ありえない食材は入ってないにゃ。…超うっま!」


P「デザートはシンプルにプリンかぁ。水虫治りそう。水虫ちゃうけど」ハムハム

みく「よし、辛いのも酸っぱいのも苦いのも入ってなさそうにゃ。…幸せな甘さにゃあ!」



P「めっちゃ美味かった」

みく「最高だったにゃ」

P「そういう割にはずっと警戒してたやん」

みく「だってPチャンが全然ネタばらししてくれないから!」

P「種も仕掛けもございませんがな」

みく「そろそろオチの時間だと思うよ!」

P「だからオチなんてねーよ!いやオチは無きゃ終われないけども!」

ウェイター「食後のコーヒーはゆっくりお持ちしますのでどうぞごゆっくりイチャコラしていてください」スタスタ

P「お気遣い!」

みく「だって普通に考えておかしいでしょ!誕生日に!夜景の綺麗な高級レストランに来て!美味しいご飯食べて!」

P「ごく普通かと聞かれたら普通ではないかもしれないけど常識の範疇内でごぜーますよ」

みく「これでオシャレなプレゼントでも出された日にはどうすればいいの!?みくにこれからどれだけの試練が待ち受けてるの!?」

P「いや、オシャレかどうかは知らないけどプレゼントも用意してるんだけど…」スチャッ

みく「…」

P「…」

みく「……」

P「……」

みく「…余命?解雇?」グスン

P「誕生日ってのはなぁ!1年で一番幸せな日であるべきなんだよォ!」

終わらせたかったけどお腹がゴロゴロなので冬眠します。きっと起きたら出来上がってるよねオヤスミー
エロさと可愛さと面白さを兼ね備える前川ほんとあざとい



つまり今日中に終わらせるということですね


みくか。Twitterの……木なこ氏だっけかな?下着姿のみくにゃんが、鬼悪魔のように可愛かったにゃあ

日頃の行いが悪すぎるからね、しょうがないね

> お腹がゴロゴロなので冬眠します。きっと起きたら出来上がってるよね
バレンタインにしては日が経ち過ぎてるが…(子供じみた下品な発想)

みく「だってみくだよ!?事務所で幸子チャンの次ぐらいにバラエティカラーが色濃いみくだよ!?」

みく「そして連れてきたのがPチャンだよ!?呼吸をするように人をおちょくり倒すナチュラルボーンサデイストのPチャンだよ!?」

P「ごめん、ちょっとだけ泣いてもいいかな」グスン

みく「…ハッ!今日の支払いは来月のみくのお給料から天引き!?」

P「流石の千川でもそんなことはしないと思う気がしなくもないぞ」

みく「だったら今日は一体何なの!何なのなの!?なんで誕生日に夜景の綺麗なホテルで高級ディナー!?」

P「お前がこの前リクエストしたんだろが!」

みく「ほらぁやっぱりそういうオチが待ち構えてるにゃあ!」フシャーッ!

みく「…」

みく「……」

みく「…え、何て言ったの?」

P「ふぃ~疲れたぁ…ただいまー、って」

みく「一番最初のセリフじゃなくて!今さっき!何ちゅーた!?」

P「お前のリクエストだろうが、って」

みく「…」

P「…」

みく「…そんな事言ったっけ?」

P「おま、覚えてねぇのかよ」

みく「記憶にないにゃあ…」

P「この前フレデリの誕生日だったろ?だからお祝いしたらその後みくが恨めしそうに「なら今度のみくの誕生日もめっちゃ豪勢に祝福しろにゃあ!夜景と料理がすごいめっちゃすごい高級ホテルとかで!」って」

みく「取り合えずその時のみくの語彙力の無さとPチャンの声帯模写のクオリティに関しては置いておくにゃ」

みく「…そんなの鵜呑みにしてわざわざここまでしてくれたの?」

P「誕生日だからな」

みく「……」

みく「……えっと、そろそろボケてくれないと」

P「俺はどちらかと言うとツッコミポジションだと思うんだけど」

みく「み、みくは一体どんな顔すればいいの!?」

P「現在進行形でニヤニヤしてるぞ」

みく「ニャーッ!」バリッ

P「照れ隠しだとしても理不尽!」

P「プレゼント、もう渡していい?」

みく「も、もうちょい気持ちの整理に時間をください」

P「あっはい」

みく「…え?ドッキリ?カメラどこ?…プラカード持った凛ちゃんはいつここに?」

P「まだ?」

みく「ま、まだ!」

P「あっはい」

みく「散々弄られネタにされ続けて幾星霜のみくが、こんな真っ当なバースデーを…?」

P「もーいーかいー」

みく「まーだだにゃ!」

P「アッガイ」

みく「…痛い夢じゃないにゃ。ハッ!別の世界線?もしくは晶葉ちゃんの作り出した最新VR…!」

P(まだかなー)

ウェイター(乙女の準備は何かと時間がかかるものですよ)

P(こやつ直接脳内に)

みく「だ、大丈夫にゃ!お待たせしたにゃ!」

P「んじゃはい。これ誕生日プレゼント」

みく「にゃっ!」

P「初ライブより緊張してない?」

みく「し、してないワン!」

P「深呼吸」

みく「ひっひっ、ふー!」

P「待て何を産む気だ」

みく「っ!?な、なにを産ませる気にゃあ!ケダモノ!まずはシャワーが先でしょ!」

P「頼むから落ち着いて!」

ウェイター「お部屋取っておきましょうか?」ニュッ

P「お気遣い!」

みく「き、今日どんな下着だったっけ…」ドキドキ

P「どなたかツッコミの方はいらっしゃいませんかぁー!?」

>どんな下着

桃華「Pちゃまを想うだけで(ジュン)……また下着を替えないといけませんわ。もう……今日だけで何枚替えたのでしょうかわかりません。責任取ってくださるかしら?」


莉嘉「ううぅ……お姉ーちゃん。Pくんに見られちゃったよ……」

美嘉「アンタが私の(ひも)パンツを勝手に履くからよ!サイズが合わないんだから落っこちちゃうのよ」


ありす「(いつでもヤレるように)ノーパン健康法等を嗜んでます。何か文句でもあるんですか!?論破しますよ!」


こずえ「はくのーわすれたのー……(ぷろでゅーさーので)栓してー」

みく「…ぐすっ、ありがとPチャン…もう思い残す事はないにゃ」

P「あってもらわなきゃ困るわい」

みく「間違いなく今までで一番の誕生日だったにゃ。……シャワー浴びてくればいい?」

P「体で返そうとするなもっと自分を大切にしなさい!」

みく「じゃあ、Pチャンの時に思いっきりお返しするね。あ、そういえば誕生日いつ?」

P「エスプレッソうまっ」ズズーッ

みく「誕生日いつだってば」

P「お、もうこんな時間か。そろそろ帰るか?それとももう少しここから下界を見下ろす?」

みく「何なのPチャンの誕生日はトップシークレットなの!?」




みく「最高の1日だったにゃ…」

P「ハハッ、普段はサイコな一日ばっかりだもんな」

みく「これで日頃からPチャンがもうちょいみくに優しくしてくれれば文句無いんだけどね」

P「現在企画中です」

みく「絶対その企画通す気ないでしょ」

P「ちゃんと来年の誕生日も優しくするってばよ」

みく「普段から優しさプリーズ!」

みく「…でも」

P「ん?」

みく「今日は、本当にありがとうね。凄く嬉しかったにゃ!」

P「それは何より」

みく「…ハッ!そろそろ物陰からずっと監視してた凛チャンまゆチャンにぐさぁーされる頃!?」

P「はいはい帰るぞドラ猫ー。あ、美味しかったですありがとうございました」

みく「今度はシンデレラガールのお祝いで来ます!」

ウェイター「はい。またのお越しをお待ちしております」


ホントニアリガトニャ! チカイチカイ ニャーッフッフッフッ フーン ウフッ…









ウェイター「…ふうー」バリバリッ

芳乃「あ、おしまいなのでしてー」

と言うわけで2月22日は猫の日なので前川SSです。え、誕生日だったんですね奇遇ですな。
思い返せばみくメインの話って書いたことあったっけ、と思っていたので丁度良かったですな。いやそれにしても前川さんは万能ですね。可愛さとエロさと面白さ全てを兼ね備えた万能ネギのようなキャラです。例えるなら若さを得たウサミンのようなイメージでしょうか?
また何かの発作でよくわからないものを書くかもしれませんが訴えないでください、県庁からのお達しなんです。


オツカーレ ニャッ

オツカーレ

やはりよしのんだったか

次は4月のとっきー祭かな?

失望しました。みくにゃんのファン辞めます。

プレゼントは何だったのだろうか
おつおつ

鯖缶


希望に満ちてきたのでみくにゃんのファンになりました

乙ハピバスデッー!!
>ウェイター「…ふうー」バリバリッ
覆面破ってるてのは理解してるんだが、一瞬歌舞伎揚げ喰ってるのかと

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