モバP「おさるのジョージvsアイドルマスターシンデレラガールズ」 (62)

おさるのジョージ80周年×アイドルマスターシンデレラガールズ10周年記念……なんて、大層なことはなく、

対象年齢の壁に抗うクロスオーバーです。

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?事務所?


ジョージ「あっあー!!!!!!ぅぅぅぅっっうっうっうっぁぁぁぁあっあっあっあああーーーーー!!!!!!!」バタバタバタバタ!!


モバP「...what happened to today?」ハ?

茜「おおっ!!!!!ソファーの上におさるさんがいます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

芳乃「この御猿殿はー、まるで悪い者ではないのでしてー、特に何も問題ないのでしてー」

奈緒「いや、そもそも事務所に猿がいること自体大問題だろ!!」

愛海「うむ、お猿さんに登山をするのは流石に……い、いや、ここで引き下がっては私の人生を捨てるようなもんだし……」ムンムンムンムン

ジョージ「ぅっぅっうっうっうっうっうっうっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」バタバタバタバタバタバタバタバタ

茜「うおぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」バタバタバタバタバタバタバタバタ

モバP「うるせぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!張り合わなくていい、張り合わなくて!!」

茜「すみません!つい、楽しくなっちゃって!」エヘヘ

モバP「何が楽しいんだ、一体…」

奈緒「というより、Pさん。なんでこんなことになったんだ?」

モバP「そんなの、俺が聞きたいくらいだ。何でか朝になったらいたんだよ…」

愛海「うぐっ、手を出すべきか出さないべきか……アタシはどうすればいいんだぁぁぁぁぁっ…!!!!」ワキワキワキワキ

奈緒「いつまでそれ言ってるんだよ!!どっちみち、ただの変態じゃねえか!!」

愛海「変態じゃないよ!!これはあくまでアタシのプライド、人生そのものがかかった重大な試練なんだよ!!大事な!!!アタシの!!!!プ!!ラ!!!!イ!!!ド!!!!」

ジョージ「ぇぇぇぇええええっ!!!!!うっ、うっ、あっ、あっ!!」

愛海「…!?でしょ!?アンタも分かるでしょ!!プライドとか尊厳とかそういうやつ!!」

ジョージ「ぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!」

愛海「だよね、うっ……ようやく、見つけた……同じ道の理解者、登山者を…!!」グスッ

奈緒「勝手に猿まで変態にするなよ!!適当に返事してるだけだろ!!」

芳乃「ふむふむ……私には、この御猿の言葉が分かるのでしてー」

茜「本当ですか!!!!!一体、何と言ってるのでしょうか?」

モバP「頼む、芳乃。朝の間に何があったのか、聞き出してくれ」

芳乃「分かったのでしてー、では行きますよ、御猿殿ー」

ジョージ「へぇっん?」

愛海「へぇっん?は、大きくても小さくてもいいけど?って意味だよね?」

奈緒「絶対違うだろ……え、違うよな?」

ジョージ「うおっほっえへ~っへっへっへうっうっふっへっ!!!!えっへっへっへ~ん!」

奈緒「えっへっへっへ~んだと!?おいお前、今アタシのこと笑ったよな!?」

芳乃「お二人とも、お黙るのでして」

愛海、奈緒「あ、すいません…」

ジョージ「うっうっあっあー!!!」

芳乃「なるほど……其方の名前は、うっうっあっあー」

モバP「本当に分かってるのか、それ!?」

芳乃「もちろん、わたくしの米国的冗談でして」

愛海「全然、面白くない……って、ひいっ!!す、すすすすすすみません!!」ゴゴゴゴゴゴォ

茜「米!?何故お米で冗談が作れるのでしょうか!?」

モバP「話が進まねえ!!ちょ、ちょっと黙ってて!」

芳乃「この御猿……ジョージは、この国とは異なる匂いがするのでしてー。おそらく、『オーバーシーズ』なもんきーなのでしてー」

愛海「それって、海外から来た、ってこと?そんな猿君が何でこんなとこに……」

ジョージ「うっ、うっ、はっ、はっ、あっ!」

芳乃「ふむふむほむほむ……」

少し前なことでして。

きいろいぼうしのおじさん『よ~し!きょうはみんなで、にほんにりょこうだっ!』

ドアマン『ええっ、たのしみですね~っ!みんなでかいがいりょこうなんてひさびさだな~っ!なあ、ハンドリー?』

ハンドリー『わわん!!わをおおおをん!!!』

ワイズマンはかせ『みて!いろいろなものがここからでもみえるわ。このまちはえっと……』

ジョージ『うぉはーーーっ!!!!』

ワイズマンはかせ『そう!『しぶや』ね!あちこちみてもじょうほうだらけで、とてもクリエイティブだわ!さすがね、ジョージ!!』



モバP「…いやいや、ちょっと待て待て」

ジョージ「うぉは~ん?」

芳乃「…?何故回想を止めるのでして?」

モバP「お、おかしくない?なんでそこでジョージが出てくるんだ?」

愛海「そのワイズマンはかせが猿特化の特殊な言語学者で、この猿君の些細な唸りを渋谷って判断したんじゃない?」

奈緒「そんなことって、あるか!?」

ジョージ「?ぉはぁーーはぁ!!!」

茜「ああっ!!奈緒ちゃんのせいでジョージ君が怒っちゃいました!!!」

奈緒「アタシのせいなの!??」

芳乃「このアバウトさがオーバーシーズの養育番組、というものなのでしてー」

モバP「ん?番組がなんだって?」

芳乃「今のは、流すべきメタでして……では、続きを…」


ピスゲッティ『…うっへっへっへっへぇー!!!!!このくにのあじがどんなものか、おれがためしてやる!!!』クワッ!!


モバP「いやいやいやいやいや、急に誰ぇ!??」

ジョージ「うぉはーーー!!!!!!ぅっぅっぅつぅつぅうへうへうへうへうへっ!!!」テブリミブリ

芳乃「……ドアマンは住んでるビルのドアマン、ハンドリーは友達の犬、ワイズマン博士は天才科学者のおばさん、ピスゲッティは住んでる街の天才シェフ、きいろいぼうしのおじさんはきいろいぼうしをかぶったおじさんのようでしてー」フムフムフムフム

奈緒「お、おじさんの説明が悲しすぎる……」

愛海「名前は覚えようよ名前は、ジョージ……」

ジョージ「あー、ははは……」

茜「えー、へへへ……」

モバP「お前はなんで会話してるんだよ」

ビル『うわぁぁぁっ……こ、これがほんとの、と、とかい……い、いなかっこのだいひょうとして、ここはびびるわけには…』

アリー『ここ、ジョージのすんでるまちよりもずーーっとでかい!!!うわっほーい!!』

ベッツィー『うわーい!!ここ、すっごくでかいね!!おにいちゃんなんか、まいごになっちゃうんじゃない?』

スティーブ『うわぁぁっ……び、びびるもんか!!ベッツィーとはちがって、ぼくはおにいちゃんだからな!』

チャーキー『アンアンアンアンアンアンアンアンアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!アンアンアンアンアンアンアン!!!!!!!!』



芳乃「ビルは田舎っ子、アリーはお転婆な幼稚園生、ベッツィは女の子、スティーブは男の子、チャーキーは友達の犬、でして」

モバP「うん……と、とにかく大勢で渋谷に来たことは分かった。誰が、とかはともかくな…」



きいろいぼうしのおじさん『しっかし、こんなにもひとがおおいと、はぐれないかしんぱい……ん?ジョージ?』

きいろいぼうしのおじさん『ジョーーーーーーーーーーーーーーージーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!』

芳乃「…と、言うことなのでしてー」

ジョージ「ふぉは~ぁっ!!」エッヘン

モバP「ふぉは~ぁっ!じゃねえわ!!!飛びすぎだろ!!全然話掴めねえじゃねえか!!」

ジョージ「ぶぶっ……へぇん?」

モバP「おい!!絶対笑ったよな!!絶対変って笑ったよな!?」

茜「とにかく、このジョージ君は、黄色い帽子のおじさん達と逸れてしまったようですね。みなさん、渋谷にいるようですが……」

奈緒「でも、どうすればいいんだ?見つけようにも、どうやってそんな情報を聞き出せばいいんだよ?」

愛海「唯一の情報源はジョージ。それに、その翻訳がガバガバじゃぁ」

芳乃「…はぁ?」

愛海「うひぃ!!」ドキッ
ジョージ「ほはぁっ!!」ドキッ

芳乃「……でも、確かにこのままでは情報が少なすぎるのでして…」

モバP「うーん……その友達の見た目さえ分かればなぁ…」

ジョージ「ふーーーーーん……ぉおっ!!」

茜「お!何か閃きましたか、ジョージ君!!」

ジョージ「ほはぁーーーっはぁ!!!ふっふっふっあっあっあっあ!!!!!!」パチパチパチパチ

茜「おー!!!そういうことですか!!!うっうっあっあー!!!!」

奈緒「茜、何で言ってるんだ!?」



茜「……何も分かりません!!!!!!!!」

ジョージ「ほはぁっはぁ!!!!!!!!」



茜、ジョージ「あっはっはっはっはっは!!!!!!!!」パチパチパチパチパチパチパチパチ

モバP、奈緒、愛海、芳乃「……」

しばらく経ったのでして。

渋谷駅

モバP「よし!とりあえず地道に探してくしかないな!!」

愛海「うへぇ~……ま、同じ道の登山者として、仲間の危機には力を貸さないとね。よーし!やるぞー!!!!」

奈緒「だから勝手に変態にするなよ!ま、どうせアニメイト行くだけだったし、アタシも付き合うぜ!!」

茜「任せてください!!!!絶対にジョージ君の友達は見つけて見せます!!!うっうっあっあー!!!」

ジョージ「うっうっあっあー!!!!!」

芳乃「う……うっうっ、あっあー、なのでして」

モバP「いいじゃないか!景気付けだ!うっうっ、あっあー!!!!!」

愛海「うっうっ、あっあー……外って、割と恥ずかし~!!」

奈緒「うっ……うっう…あっ……////」モジモジ

芳乃「そこで止めるのは、大変おいかがわしいのでして」モジモジ

茜「うーーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

モバP「うるせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!!なんで二回やったし、お前はいいだろ!!」

ジョージ「うっうっあっあー!!!」

モバP「ジョージもいいだろ!!」

【ねぇ、あの人たち何してるのかな…?】

【ふ、触れねえ方がいいよ……あ、あっち行こうぜ!!】

【あの子、ソノ道の女優さんとか?】

【まじ!あ、でも俺の知ってる推しじゃ…】

奈緒「うぇぇぇぇん……ひぐっ、えっぐ…」ガクッ

ジョージ「へぇっん?」

モバP「へぇっん?あれ、なんで奈緒の奇行は反応して、ジョージには誰も見向きしないんだ?」

芳乃「どうやら、『アイドルマスターシンデレラガールズ』か『おさるのジョージ』か、どちらの倫理観に合わせればいいのか世界自体が困ってるようでして」

モバP「猿がいることが当たり前って、どんな倫理観だよ!?」

芳乃「これがいわゆる、対象年齢の違い、というやつでして」

愛海「おおっ、それはドラム缶よりも過酷な断崖絶壁だね……」

芳乃「…あぁ?」

愛海「ち、違う違う!!!芳乃ちゃんじゃなくて、別の御方のことでございまし……って、ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」グチュ

奈緒「たまにあるよな……どう考えても無理があるクロスオーバー二次とか。困ってる人の気持ち分かるわぁ……な、ジョージ」

ジョージ「うっうっはぁっ……」

茜「ジョージ君……ドラム缶の意味が分からないと言っているんですね…」

モバP「そっちかよ」

「うっうっ……?その声は、まさか!!!」



茜「!?なんと、反応がありましたよ!!!」

愛海「そうか!ジョージの声を聞けば、聞き慣れてる人たちなら絶対に応えてくれる!」

芳乃「ほぉ~、そんな方法があったとは……感服したのでして」

奈緒「お!!あっちから走ってくるのって!!」

モバP「やったぞ!!ジョージ!!」

ジョージ「うぉはーーーっ!!!」

茜「感動の、再会です…!!!!」

モバP「あれは、黄色い帽子の……」





ピスゲッティ「うっへっへっへぇ~!!!!!」





モバP、奈緒、芳乃、茜、愛海「いや、お前かよ!!!!!!」

ピスゲッティ「おい!!おれをだれだとおもってるんだ!!てんさいしぇふ、ピスゲッティさまだぞ!!!」

ジョージ「うっうっはっあっうっあー!!!!!」

ピスゲッティ「おお、ジョージ!!さがしたんだぞ!きゅうにいなくなって、ふあんふあんで、ごけんしかみせがまわれなかったんだ!!」

モバP「めちゃくちゃ店回ってるじゃねえか!てか、この人がジョージの友達のシェフか?」

愛海「なんというか…」

芳乃「コック帽にコックコート、おまけに太っておられる……分かりやすい安易なキャラ付けなのでしてー」

奈緒「太ってるのは関係ねえだろ!てか、失礼すぎるだろ!」

ピスゲッティ「うっへっへっへぇ~!!!!!」

奈緒「いや、何が面白いんだよ!?」

ドアマン「あれっ?ピスゲッティさん、なんでここにいらっしゃるんです?」

ピスゲッティ「おお!きみもここにきたのか!じつは、ジョージのこえがきこえてな。そしたらいたよ!」

ジョージ「へへへ、へっへー!!」

ドアマン「ジョージ!!よかった、ここにいたのか、しんぱいしたんだぞー!!」

芳乃「このトントンと進む感じ、流石テンポ重視なだけはあるのでして」

愛海「まあ、でも良かったんじゃない?ジョージの友達が見つかってさ」

ドアマン「あ、みなさん!あなたがたがジョージをたすけてくれたのですか?」

奈緒「へへっ!まあな!」

ドアマン「みなさん、ジョージがおせわになり……thank you so much for everyone!!!!」






モバP「……WHAT?」


ドアマン「hey! please follow me because yellow man is waiting for you!!!」

モバP、愛海、奈緒、芳乃「??????????????」

茜「あれ……急に話してる内容が分からなくなりました!!!」

ドアマン「...hmm?are you ok?」

奈緒「う、うぁ~っと?あい、のっときゃんとうぃるどんとすぴーくいんぐりっしゅ!!」

ドアマン「huh? wh...what?」

奈緒「え、えと……はーはーはー!!!!」

ドアマン「...why are you so laughing?」

奈緒「」チーーーーーン

モバP「奈緒ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!」ガバッ

芳乃「どうやら、世界が混乱しすぎて、とうとう日本語音声が外れてしまったようなのでしてー」

茜「えええええええええええ!!!!!!!!!」

ジョージ「うぉはぁぁぁぁっ!!!!!!!!!」

愛海「……やばいやばいやばい!!!アタシの中二の英語力なんかが本場に敵うわけないって!!」

奈緒「」チーーーーーン

モバP「奈緒は、ダメだ……普段からアニメ漬けで英語をろくに学ばなかった17歳に、本場英語が理解できるわけねぇ……てか、英検三級の俺も何も分かんねぇ…!!!!」

芳乃「これぞ、日本の教育の未来を表しているのでしてー」

モバP「くっ、今の俺たちじゃダメだ……みんな、ここは引くぞ!!!!!」ダッ

芳乃「おーーー」ダッ

奈緒「…うーん」ダッ

茜「何事もトラーーイです!!!」ダッ

愛海「逃げるんかいっ!?みんなしてなんて情けない先輩達なんだ……!!」ダッ


ジョージ「…へぇっん?」

ドアマン「...what do they want to do?」

ピスゲッティ「u,he,he,he,he,he,he~!!!!!!」

事務所

モバP「さて、どうしたものか……」

愛海「え、てか別に良くない?だってジョージは、もう友達に会えたんだし」

芳乃「そうはいかないようでしてー」ポチッ

【速報です。現在、全国で日本語音声が流れないという謎の現象が発生しております。※これは字幕であり、実際に流れている音声は英語です。】

奈緒「…なん、で……こんなことに……」ガクッ

モバP「英検三級に、ぐふっ……生きる価値は、ないと、言うのか……」ガクッ

茜「どうやら私たち以外の全ての人の言語が英語になってしまったようです!!!このままでは、私たちにとっては大変生きづらい状況になってしまいます!!」

愛海「何でしょうもない……でも、中々にウザい状況なんだ…!!!」

芳乃「これは、最終的に世界が選んだ倫理観が『おさるのジョージ』だったからであり、私たち『アイドルマスターシンデレラガールズ』はどうやら取り残されてしまったようでしてー……」

モバP「そんな……何故、何故養育番組の方を選んでしまったんだ!!」

芳乃「世の中は万人受けが常なのでしてー」

奈緒「いいじゃねえか……別にマイナーものが好きだって……誰も知らないような作品を追いかけたって、何が悪いってんだよ!!!」バンバン!!

モバP「お前は何を嘆いてるんだよ!」

愛海「てか、どうするのさ!どうすれば元に戻せるの?」

芳乃「ふむ……この世の倫理観を、再び私たち側に戻す必要があるのでしてー」

茜「そのために、私たちに出来ることは、うーーーーーーん……」

モバP「…もう、これしかないだろ!!!!」バン

奈緒「お、Pさん!世の中がマイナー好きを許容するための、何か手があるのか?」

モバP「違う!!俺たちがこの危機を打開するための……唯一の方法だ!!」

茜「おおっ!!とても凄そうですね!!」

愛海「頼むよ…割とまともなのはプロデューサーだけなんだから!!」

モバP「任せろ……行くぞ、みんな!!着いてこい!!!!!」






幼稚園

teacher "hey,you!yes,you,you.can you understand this sentence?"

モバP「no!!watasi,ha,three eiken!!ha ha!!」



愛海、奈緒、茜、芳乃「…まさかの、適応するんかーーーーーい!!!!!!!!!!!」



愛海「てか、何で幼稚園!!??!!?」

モバP「え、いやだって、英検三級の俺はここから始めた方がいいかなって…」

愛海「どんだけ自信ないの!?成人済みの大人だよね!?英検三級なのに幼稚園レベルから始めるって!?」

奈緒「おい、愛海!!英語を舐めてると、酷い目に遭うことだってあるんだぞ!!」

茜「ええ!!私も五時間おにぎりを食べながら単語帳をやりましたが、次の日のテストは散々でした!!!」

奈緒「アタシだって、アニメ見なくちゃいけないから、リスニング全然できなくて困ってるんだよ!!」

愛海「そりゃそうでしょうね!!全部自分のせいじゃん!!」

芳乃「これは流石に……私も今回ばかりは苦言を呈するのでしてー」

愛海「うんうん、このおバカな先輩達にガツンと言ってやってよ…」

芳乃「英検対策なら、一から学べる東進の方が」

愛海「そういうことじゃねぇよ!!!!倫理観直すって話だよ!!!」




アリー「…なら!!あたしたちにまかせてよ!!」

晶葉「うむ!話が進まなさすぎて、流石に呆れて出向いて来たぞ!!」



芳乃「おや、このテンポ感……世界の倫理観は未だ御猿に支配されているようでして」

モバP「あれ……日本、語……世界は英語とお猿に支配されたんじゃ……」

晶葉「助手よ。お前も知ってるであろう?私を困った時に出せば、大抵どうにか出来るのだ!」ドドン

奈緒「え、で、出来るのか!?マジでか!!?」

晶葉「もちろんだ!!そのために、彼女たちの協力が必要なのだ!!」

アリー「はーあい!みんな!!」

モバP「うわぁぁっ!!!はーあい!とか言わないでくれ!!!」

アリー「えっ……あ、ご、ごめん…」

モバP「もう英語なんて聞きたくない、英検三級の俺に、英語なんて……ひ、ひいっ…」

アリー「あ、あの……」

愛海「幼稚園生の前で、なんて姿なんだ……」

晶葉「だいぶ重症だな……お猿シンドロームと言ったところか」

愛海「いや、英語シンドロームでしょ……ぜーはー…奈緒ちゃんがツッコミから離れて、一人になってからが辛いよ……」

茜「可哀想に……こんな時に、友達のジョージ君がいればいいのですが…」

晶葉「そう!!それだ!!!茜よ!!!」

茜「はひ?」






晶葉「いいか、諸君!!今、この世界のバランスは完全に崩壊してしまっている!!このバランスを元に戻すには、私たちアイドルとジョージの力が必要不可欠なんだ!!」ドドン!!





奈緒「ジョージ?なんで、ジョージとアタシ達なんだ?」

芳乃「…この物語は言わば、私たちアイドルが倫理観の中心……対しておさるのジョージは、あの御猿が倫理観の中心……つまり、その中心同士を衝突させれば……でして?」

モバP「…なんか、急に壮大なSFっぽさが出て来たのも、倫理観がおかしいからか?」

アリー「りんりかん……なにそれ?」

愛海「多分、アリーちゃんには難しすぎる……ってあれ?そういえばなんで会話できてるの?」

晶葉「言ったであろう、何でも出来ると。言語統一などお手の物だ」

ベッツィー「…ねぇ、おにいちゃんなら、このひとたちのいってること、わかる?」

スティーブ「え、えぇ、あぁ!!もちろんさ!いもうとよりもおにいちゃんのほうが、あたまがいいにきまってるしな!」

ビル「ふぅ~、とかいっこにはわかるわけないよ。とはいっても、さすがのぼくにもなにがなんだか……」

晶葉「あ、幼稚園にいた彼らにも手伝ってもらうぞ。共に互いの物語のために、力を合わせよう!!」エイエイオー


モバP、茜、芳乃、愛海、奈緒「うっ、うっ、あっ、あー!!!!!!!!!!」エイエイオー


晶葉「…は?」

モバP「あ、えと……俺たちの間の景気付けってやつだ!!あははは!!」

晶葉、ベッツィー、スティーブ、ビル「……」

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かくかくしかじか、解説をしたのでしてー。




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モバP、茜、奈緒、愛海、芳乃、晶葉、ビル、スティーブ、ベッツィー、アリー「うっ、うっ、あっ、あーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!!!!!!」





晶葉「…で、これどう言う意味だ?」


茜「いえ、分かりません!!!!!!!」


晶葉「お前に聞いた私がバカだった…」

スクランブル交差点

きいろいぼうしのおじさん「はぁっ……なんだか、ひえてきたなぁ……」

ハンドリー「くぅぅん…」

ドアマン「いま、このくにはふゆですからね。ひがしずんでからのさむさのきびしさは、なかなかのものです…ううっ!」ブルブル

チャーキー「アンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアン!!!!!!!!!!!!!!!!」

きいろいぼうしのおじさん「ジョージ……ああっ、かわいそうに。こんなさむいなか、さびしくわたしのことをよんでいるはずだ……はぁ……」










茜「うっ、うっ……あっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!!!!!!!!」ダッシュ

モバP「ふぉは~ぁっ!!!!!!!!見つけたぞ!!!!!!!!!!!」ダッシュ

きいろいぼうしのおじさん「うぉぁぁっ!!!な、なんだ!?」

芳乃「何故か肝心な部分が超簡略化される、もしかはカットされる。養育番組の倫理観を利用させてもらったのでしてー」ダッシュ

奈緒「ああ!!ダッシュで来たって、そういうことにしとけば、話を早く出来るからな!!取捨は作品作りの常識だぜ!!」ダッシュ

アリー「はぁーーっ!!!!はしるのたっのし~~!!!!」ダッシュ

スティーブ「ぜーはー…は、はしるのはやすぎでしょ、おじさんたち……」ダッシュ

ベッツィー「ふっふ~ん!!おにいちゃんはげーむばっかやってるから、からだがなまってるのよ!わたしはよゆうよ?」ダッシュ

ビル「ぜーはー……ばいともしてるし、た、たいりょくには、じしんがあ……はぁ、はぁ…」ダッシュ

愛海「すごい、みんなして口裏合わせのようにダッシュを強調してる……」ダッシュ

晶葉「事前に打ち合わせしてるかのような名演だな……」ダッシュ

ドアマン「あ、あなたたちは!!さっきはきゅうにいなくなって、おどろいたんですよ!!」

奈緒「へへん、もう逃げないぞ、赤い格好したドアマンのおっさん!!」ビシッ

ドアマン「へぇ?」

奈緒「こっちには言語翻訳機能を携えた晶葉がいるんだ!!アンタの考えてることなんか、全部お見通しだ!!!!」ビシッ

ドアマン「…え、えっ?」

晶葉「……」

芳乃「翻訳機に頼るこの姿こそ、まさしく日本の教育プログラムの未来を示しているのでしてー」

愛海「終わったらみんなで英会話教室いこうね……うん、ほんとに。アタシもちゃんと行くからさ」

モバP「ECCジュニアだったら、英検三級の俺でも……」

愛海「なんでちっちゃい子の集まりばかり行くの!?ベルリッツいけ、ベルリッツ!!」

茜「おおっ!そのベルリッツでは、弁当は出ますか?」

愛海「出るわけあるか!!!!!!」

きいろいぼうしのおじさん「このひとたちって、ジョージといっしょにいたって……あ!!」

アリー「はぁーい!!おじさん!!」

ベッツィー「こんにちは!」

スティーブ「あ、どうも!」

ビル「ごぶさたしてます!」

きいろいぼうしのおじさん「みんな!!よかった、ここにいたんだな!よかったよかったー!!!!」

モバP「なんか……この人俺とキャラ被ってね?」

奈緒「全然違うだろ!てか、聞いてた話と違って、全身黄色いんだけど……」

茜「バナナみたいですね!!!はっはっは!!!!!」

愛海「笑いいらなくない!?失礼すぎるだ……はっ!?アタシ、気づけばまたツッコミ役に!?」

チャーキー「アンアンアンアンアンアンアンアンアン!!!!!!!!!!!!アンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアン!!!!!!!!!」ジャンプ!!!!!

スティーブ「おおっ、チャーキー!!おまえ、おじさんたちといっしょにいたんだな!!」

ベッツィー「チャーキーはわたしたちのかってるくろいいぬよ!ハンドリーはドアマンさんのかってるちゃいろのロビーけんなの!」

ビル「…だれにむかってはなしてるんだ?」

アリー「へぇー、そうなんだ!!」

ドアマン「ピスゲッティさんと、ワイズマンはかせには、もうれんらくしておきました。じきにぜんいんがあつまるはずです!」

晶葉「おお!話が早いな!!これであとはジョージだけ……あれ?」



芳乃「肝心の御猿殿は……どこでして?」



モバP、きいろいぼうしのおじさん、茜、アリー、ビル、愛海、ベッツィー、スティーブ、チャーキー、奈緒、ドアマン、ハンドリー、芳乃、ワイズマンはかせ、晶葉、ピスゲッティ「……えっ、いないの!?」



10分後なのでして。

ワイズマンはかせ「ぜー、ぜー、なんてことなの……ジョージがいないなんて!」ダッシュ

ピスゲッティ「こいつはたいへんだ!!おかげで、みせをよんじゅっけんしかまわれなかったぞ!!」ダッシュ

モバP「いや、さっきの「えっ!?」の時からもういただろ!!何10分後とダッシュで誤魔化そうとしてるんだよ!!」

芳乃「養育番組に整合性は求められてないのでしてー」

晶葉「流石にそれは致命的だろうが!」

晶葉「それよりも、まずいことになったな…」

芳乃「ええ、御猿殿がいなければ、このぺったんこマシンを作動させることができないのでしてー」

晶葉「…後で、生きて帰れると思うなよ」

きいろいぼうしのおじさん「ぺ、ぺったんこ…?それを、どうするつもりなんだ…?」

晶葉、芳乃「……あ゛ぁ゛?」ギロッ

きいろいぼうしのおじさん「ええぇぇぇっ!?なんで!?」

アリー「おじさん!!ししゅんきのおんなのこによーしのはなしはだめなんだよ!!」

愛海「ちょっと!!幼稚園生の女の子になんてこと言わせてんの!?」

モバP「え、お、俺のせいかよ!?ただ夢見ることがないよう、現実を教えてあげただけ……ん?」







ごごごごごごごなのでして。






愛海「この英検三級、最低すぎる……ん?」

茜「…!?な、なんでしょう!!」

奈緒「ん?……おおっ!!!!!」

ハンドリー「わん!!!わわわわわわわわわわん!!!!!!!!!!」

チャーキー「アン!!!!!!!!!!!アンアンアンアンアンアンアンアンアンアン!!!!!!!!!」

ベッツィー「なに、これ……」

スティーブ「じ、じめんに、いっぱいのあなが…!!」

ビル「ええっ!?と、とかいではこんなこともおこるの!?」

ピスゲッティ「そんなわけねぇだろ!!!!!!!!うっへっへっへぇ~!!!!!!」

ドアマン「なんだか、さむさもましてきたきがします…」

きいろいぼうしのおじさん「なんだか、いやなよかんがするなぁ…」




ワイズマンはかせ「これは……まちがいないわね」

晶葉「ああ、流石は天才科学者というキャラ立ちなだけはあるな」

ワイズマンはかせ「かがくしゃとして、ふふ、とうぜんのことよ」

芳乃「相変わらずキャラが安易ですが……分かるなら今はいいのでしてー」

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御猿の世界侵略から数時間が経ったのでして。

宮下公園

きいろいぼうしのおじさん「…うーん、ジョージにあえたはいいものの…」

チャーキー「アンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアン!!!!!!!!!アンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアン!!!!!!!!!!!!」

ハンドリー「ワンワンワンワンワンワンワンワン!!!!!!ワンワンワフワンワフーーーーーン!!!!!!」

ドアマン「わたしたちいがいのみんなは、いったいどこへいってしまったんでしょうかね?」

ワイズマンはかせ「というより、どこかへんじゃない?ここにほんでしょ?どうしてえいごしかきこえてこないのかしら?」

ピスゲッティ「そんなのしらねぇ!!!!!うっへっへっへぇ~!!!!!!」

ハンドリー「…わおぉ~ん?」

ドアマン「ん?どうしたんだ、ハンドリー?」

チャーキー「アンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ワイズマンはかせ「ええっ!?みんなきいて、ジョージがまたいなくなったみたいなの!!」

ピスゲッティ「ぇぇぇぇぇぇぇえええええええええ!!!!!!??」

きいろいぼうしのおじさん「なんだって!!!そうか、ハンドリーとチャーキーがきづいてくれたのか!!おてがらだぞ、ふたりとも!」

ハンドリー「うぅぅぅぅぅぅぅ、わん!!!!!」

チャーキー「アンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアン!!!!!!!!!」

ドアマン「よし、ならてわけしてさがしましょう!!はぐれてしまったこたちもいっしょにさがして、またあつまりましょう!」

ワイズマンはかせ「ええ、わかったわ!!みつかったられんらくするから、すぐにあつまるのよ!」



きいろいぼうしのおじさん「よし!!まってろ……じょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーじーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

場面転換が多いのでして。

事務所

モバP「それで、一体どうするんだ?」

晶葉「ふふ、よくぞ聞いてくれたな、助手よ。それは」

芳乃「私がっ、説明するのでしてー」グイッ

晶葉「うぐぉっ!!な、なんだ急に!!」

芳乃「私から、有能というキャラ設定を奪われるわけにはいかないのでして……というわけで、私が説明を担当するのでして」

茜「おおっ!何と訳の分からない、仁義なき戦いでしょうか!!!!」

奈緒「いや、仲間割れしてどうするんだよ!!」

愛海「よかった……ツッコミが復活してくれて助かったよ!奈緒ちゃん!!」ワキワキ

奈緒「へっ、絶好調だぜ!!……って、おい!!どさくさに紛れて……っ!や、やめっ///」

愛海「えへへ~!!ツッコミ役なんて疲れるキャラ、愛海はもう働かないぞーー!!」ワキワキワキワキ

アリー「えと……き、きゃらって、なんのことなの?」

スティーブ「ふふん、きみにはわからなくてあたりまえさ。そうだね、きゃらっていうのは……き、きゃら?」

ビル「ふぅ~、とかいっこにはわからないよ。ええとね、きゃらっていうのは……きゃ、きゃら?えと……って、そんなのむこうではきいたことないぞ!?」

ベッツィー「はぁ……いなかっこもとかいっこも、おとこのこっておばかね…」

モバP「おい!!なんだと!?英検三級をバカにする気か!!!!!!!」

ベッツィー「うわぁぁっ!!!!ご、ごごごごごごめんなさい!!!」

モバP「英検三級舐めんな……人生の荒波、いくつも掻い潜ってんだよ、こっちはよぉぉっ!!!!!!」

アリー「ちょっと!!このひとにえーけんのはなしはだめだよ!!」

ビル「えー、けん…?」

茜「英検です!!!!!!!!」グイッ

スティーブ「うぉっ!!!うるっさっ!!!」

晶葉「うるせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!話進まねぇんだよ!!!てか、この下り何回目だよ!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォ

芳乃「ふぁ~っ……あ、終わったのでして?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォ

モバP、スティーブ、茜、アリー、奈緒、ベッツィー、愛海、ビル「あ、すいません……」

芳乃「…よってつまり、こうすればいいのでしてー」

モバP「えと……英検三級でも分かりやすく教えて?」

晶葉「やはり、ドラム缶の説明では不十分だったようだな……本当にざっくり言えば、倫理観を戻すためには、登場人物を一箇所にまとめるしかない、ということだ!!」ププッ

芳乃「…おい」

愛海「だ、大丈夫!!全然ドラム缶じゃないし、てか、大きくても小さくてもアタシは受け入れあげ……うぼわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」グチャリ

奈緒「登場人物……よく分かんないけど、今のところアイドルは【アタシ】、【茜】、【愛海】、【芳乃】、【晶葉】。【Pさん】もいて、【ジョージ】の話の中に出て来た【きいろいぼうしのおじさん】、【ドアマン】、【ハンドリー】、【ピスゲッティ】、【ワイズマンはかせ】、【チャーキー】、【ベッツィー】、【スティーブ】、【ビル】、【アリー】……ぜーはー、何人いるんだよ!!!!!」

晶葉「追加メンバーの私が言うのもアレだが、これ以上人が増えると、直すのも一苦労することになるな……キャラが増える前に、急いで全員集合する必要があるぞ!!」

芳乃「その後は私に任せるのでして。志希殿とドラム缶の共同開発によって完成した『倫理観修正マシン』……私も力を貸しましょう」

晶葉「…誰が、ドラム缶だって?」

アリー「…なんであきはちゃんがどらむかんってよばれるの?」

ベッツィー「うーん、わかんない。なにかをたとえてるのかな?」

晶葉「おい!!!!!私を、煽っているのか!!!!!」

アリー「えええ!!!!なんでおこるの!?」

ビル「と、とかいっこはおそろしいな…」

スティーブ「いや、ぼくたちのまち、こんなにこわくないはずだけど…」

モバP「あんま容姿については言わない方がいいよ……思春期の頃は、誰だって……夢と現実の間で、苦しむものなんだ…」グスッ

アリー「ししゅんき……よーし……」

スティーブ「あ、はぁ…」

晶葉「…これが終わったら、覚えとけよ助手」

モバP「うひぃっ!!」

芳乃「ふふふ…とにかく、まずは全員揃って合流することが最前提でして。御猿殿と御黄色殿と出会い、全員で集まり、ドラム缶マシンを使えばこの問題は収まるのでしてー」

茜「よーーーし!!!!!行きますよーーー、皆さん!!!!!世界を、元に戻しましょー!!!!!!!」

芳乃「恐らく、こちら側に接しすぎたことで、養育番組のキャラとしてあるまじき発言をしてしまったのが原因でして……おさるのジョージという作品に、容姿批判を持ち込んだことは大罪なのでして」

アリー「ふぇ?」
モバP「」

奈緒「…そんで、このまま放置すると、どうなるんだ?」

ワイズマンはかせ「たぶん、せかいがおわるわ」
晶葉「終わるな」
芳乃「終わるのでして」

愛海「えええええええぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!!!!」
ピスゲッティ「えええええぇぇぇぇぇぇぇぇ゛ぇ゛ぇ゛゛ぇ゛゛ぇ゛゛゛!!!!!!」

芳乃「このスピーディーさは、言わずもがな、御猿倫理観……」

愛海「言ってる場合じゃないでしょ!!!」

ピスゲッティ「うっへっへっへっへぇ~!!!」

愛海「うるせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!!!!!!!」

ビル「ど、どうすればいいんだぁ!?」

スティーブ「わけがわからない…」

ドアマン「いったいあのひとたちは、なにをいっているのでしょうか…?」

芳乃「このままでは、倫理観の崩壊のみならず、世界の崩壊も招くのでして。防ぐには、一刻も早くつるぺったんこマシンを、作動するしかないのでしてー」

晶葉「だが、その発動には唯一足りないものがある……」

モバP「…英検、準二級……」

奈緒「ちげえだろ!!」

茜「ジョージ君のことですね!!!!」

晶葉「ああ、その通りだ!!」

ハンドリー「わんわんわんわん!!!!」

チャーキー「アンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアン!!!!!!!!!!!!!」

きいろいぼうしのおじさん「ああ、ジョージ……おまえがどこにいこうと、わたしはそばにいるからな……ああっ…」グスッ

ドアマン「ああ、可哀想に…」

アリー「なんだか、ずっとよくわからないんだけど……ああっ!!じめんのあなが!!」

晶葉「まずい!!世界の崩壊が加速している!!!」

芳乃「御猿殿……御猿殿の力が必要なのでして!!!」

モバP「ううっ!!!」

きいろいぼうしのおじさん「ううっ!!!」

ワイズマンはかせ「まずいわ!!このままじゃ、ぜんぶのみこまれちゃう!!!」

茜「ジョーーーーーーーージ君!!!!!!!」


奈緒「ジョージ!!」


愛海「ジョージ!!」


晶葉「ジョージ!!」


芳乃「御猿殿!!」


ドアマン「ジョージ!!」


ハンドリー「わんわんわんわわわわわわわん!!!!!」


チャーキー「アンアンアンアンアンアンアンアンアン!!!!!!!!!!」


ベッツィー「ジョージ!!」


スティーブ「ジョージ!!」


ビル「ジョージ!!」


アリー「ジョージ!!」


ピスゲッティ「うっへっへっへっへぇ~!!!!!」


ワイズマンはかせ「ジョージ!!」



モバP、きいろいぼうしのおじさん「……じょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーじーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」































「うぉば~~~はぁ!!!!!!!」

きいろいぼうしのおじさん「…!?その声は…!!!」

モバP「まさか……まさか!!」









志希「みんな、おっ待たせ~♪」

ジョージ「うっうっあっあー!!!!!」

きいろいぼうしのおじさん「ジョーーーーーーーーージ!!!!!!!!よかった!!!!ぶじだったんだな!!!!!!!」ギュッ

ジョージ「ひひひ、へへへへぇっん!!!!」ギュッ

きいろいぼうしのおじさん「はぁ、ほんとによかった……しんぱいしたんだぞ、ジョージ!!!」ギュッ!!

ジョージ「うっうっぅっぅっあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!」ギュッ!!

奈緒「ジョージ……っ……よかったな!!」グスッ

愛海「ジョージ……同じ道の同志として、幸せを願うよ…っ!!」グスッ

茜「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!じょ~~~~~~~じくぅ~~~~~~ん!!!!!!!」ドバア



晶葉「…志希!?何故だ!お前まできたら、物語のキャラ数が増えてしまう…」

志希「にゃははっ♪もー、晶葉ちゃんってば、つるぺったんなんて言われて、頭の回転ニブっちゃったの?」

晶葉「…は?」

志希「忘れちゃったの?アタシも、」











志希「……この物語の、登場人物だって♪」









【 芳乃「その後は私に任せるのでして。志希殿とドラム缶の共同開発によって完成した『倫理観修正マシン』……私も力を貸しましょう」 】

志希「ほら、ここでもう出てるでしょ?」↑

晶葉「…!?なんだって!!」

芳乃「なるほど……だからこそ、志希殿は私たちと合流することなく、先回りして御猿殿を探していた……ということでして?」

志希「そーゆーことー♪どう?アタシ達、中々カッコいい登場したでしょ?」

晶葉「はぁ、全く人様を慌てさせておいて……だが、これでキャラは全員揃った!!」

志希「うんうん!ささ、ちゃちゃ~っと世界を救っちゃお!!」

ワイズマンはかせ「ええ、てんさいかがくしゃのわたしたちのちから、みせてあげましょう!!」



芳乃「皆さん、こちらに来て、この装置の前に立つのでして!!!!!」

モバP「…よーし、やったな!!」ガシッ

きいろいぼうしのおじさん「…ああ、あなたと、ここにいるみんなのおかげだ!わたしはなんてこうふくなんだ!」ガシッ

ジョージ「うぉは~~~ぁっ!!!!!」

愛海「…ジョージ、元気でね!!指の体操、ちゃんと忘れちゃダメだよ?」ワキワキワキワキ

アリー「うん!!アタシも、まいにちジョージといっしょにがんばるよ!!」ワキワキワキワキ

ベッツィー「ええ……いなかっこ、って、あんなへんなことするのね」

スティーブ「へへん、ま、いなかだしな」

ビル「ちょっと!!あんなおどりこっちでもだれもしらないよ!?」

奈緒「や、やるかどうかは任せるよ……警察に注意して、な…」

茜「向こうでは主食はパンかもしれませんが、お米もいいものですよ!!!」

ピスゲッティ「はぁぁぁぁぁっ!!???おんめぇ、うちのてんさいてきなパスタがねぇぇぇぇじゃねぇぇぇか!!!!」

茜「おぉ!麺もいいですね!!!美味しいものはどれも正義です!!!」

ピスゲッティ「お、だっっっっろ!!??うっへっへっへっへぇ~!!!!!!」

ドアマン「みなさん……このたびは、おせわになりました。なんとおれいをいえばいいのか……ほんとうにありがとうございました!!」

ハンドリー「わんわんわんわんわわわん!!!!!!」

チャーキー「アンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアンアン!!!!!!!!!!!!!」

志希「…さて、お別れは済んだみたいだね」

ワイズマンはかせ「みじかいきかんだったけど、いいともだちができたみたいね、ジョージ」

晶葉「…さあ、力を貸してくれ、ドラム缶」

芳乃「…ええ、もちろんなのでして、つるぺったんこ」

晶葉、芳乃「化学と神秘、両方の力を兼ね備え、歪んだ倫理観を元に戻す!!!!」ググッ

モバP、きいろいぼうしのおじさん、ジョージ、愛海、アリー、ビル、ベッツィー、スティーブ、奈緒、ドアマン、ハンドリー、チャーキー、茜、ピスゲッティ「……ごくっ」

志希「よーし!!やっちゃえ!!」

ワイズマンはかせ「いまよ!!ればーをひいて!!!」

晶葉、芳乃「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……!!!!!!!!!!」グググ…
















ジョージ、モバP、きいろいぼうしのおじさん、愛海、アリー、ビル、ベッツィー、スティーブ、奈緒、ドアマン、ハンドリー、チャーキー、茜、ピスゲッティ、ワイズマンはかせ、晶葉、志希「うっうっ……あっあーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ガチャン














その後、マシンによって御猿殿達が母国へと帰り、世界の倫理観は私たち『アイドルマスターシンデレラガールズ』側へと無事に戻ったのでして。
そして、今は……


ベルリッツ


担当教師「so...hey,mobileP!!! can you understand this sentence?」

モバP「yeah!! kono bunsho meccha muzy!!! ha,ha,ha,ha!!!!!!」

茜「ha,ha,ha,ha,ha!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

奈緒、愛海、芳乃「……」



…夢の英検準二級を目指し、全員で英語教室に通っているのでしてー。




途中から何を書いてるか分からなくなりましたが、きっと対象年齢の壁には抗えたと信じます。

おさるのオフィシャルサイトはこちらから。
https://osarunogeorge.jp


このSSまとめへのコメント

1 :  MilitaryGirl   2022年04月19日 (火) 23:31:24   ID: S:NEzq6A

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2 :  MilitaryGirl   2022年04月21日 (木) 01:02:46   ID: S:IxlkNu

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