モバP「まゆしかいない世界」 (138)
朝
モバP宅
チチチ
ジリリリリリ!!カチ
モバP「うーん、よく、寝た。」
モバP「よし、今日も一日頑張るか。」
ガチャリ
モバP「あ、おはようございます。」
隣まゆ「おはようございます、Pさん♪」
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モバP「お子さんの見送りですか?」
隣まゆ「そうですよぉ。ほらまゆ、早くしなさい。Pさんに笑われちゃいますよ?」
隣娘まゆ「えっ、Pさんが居るんですかぁ!?」パタパタ
隣娘まゆ「Pさぁん。おはようございます♪」ギュッ
モバP「ははは、おはよう。」
隣まゆ「この子ったら、寝癖もそのままで。もう。」
隣娘まゆ「うう、Pさんに恥ずかしいところ見られちゃいましたぁ…。」
隣娘まゆ「Pさん、途中まで一緒に行きましょう。ねえ?」
モバP「おう、良いぞ。ところで、お父さんは?」
隣娘まゆ「お父さんも来るよ?」
隣まゆ「朝が弱いのはあの人に似たんでしょうねえ…。」
ガチャリ
隣夫まゆ「おはようございます、Pさん。毎朝Pさんの顔を見れるなんて、まゆ達、ここに越してきて正解でしたぁ♪」
モバP「よし、じゃあ行きましょうか。」
隣まゆ「Pさんと毎朝歩けるなら、まゆも専業主婦になるんじゃありませんでした…。」ムウ
隣夫まゆ「そんなこと言っちゃ駄目ですよお、まゆちゃん。その分あなたはお掃除でPさんのお部屋にも入れるでしょう?」
隣娘まゆ「お母さんばかりズルいですぅ…。」ジトー
隣まゆ「そ、それはそうですけど。」
モバP「ははは、それじゃあ、行ってきます。」
隣夫まゆ「まゆ達も行ってきます。」
隣まゆ「三人とも、気を付けてくださいねえ?愛情を込めた夕飯、作ってますから♪」
ね、寝ますよ。
通勤路
テクテク
モバP「へえ、今日は実習なのか。」
隣娘まゆ「はい、今度Pさんにも食べてもらいますねえ。」
チリンチリーン
警察官まゆ「おはようございます♪」ビッ!
モバP「あっ、おはようございます。いつも会いますね。」
警察官まゆ「うふふ、運命、じゃないでしょうか。」
隣夫まゆ「おはようございます。」ムスー
警察官まゆ「ふふ、まゆちゃん達も、おはようございます。」
隣娘まゆ「タイミングよく毎朝会いすぎじゃないですかあ?」ジトー
警察官まゆ「パトロールは時間が決まっているから会うのは当たり前ですよお?それじゃあ、いってらっしゃい、Pさん♪」キコキコ
駅
駅員まゆ「おはようございます♪」
モバP「おはようございます。」ニコ
駅員まゆ「あっ…。もう、毎朝会えるのはいいですけど、全然お話しできません。」
ハクセンノウチガワデオマチクダサイネエ
ガタンゴトーンガタンゴトーン
隣夫まゆ「まゆはこっちの路線なので、名残惜しいですがお別れです…。」グス
モバP「ははは、それじゃあ、また…。」
ドアガシマリマスヨオ
プシュー
ギュムギュム
モバP「毎朝思うが俺の回りだけ混みすぎだろ…。」
●:モバP
○:他の乗客
┏━━━━━┓
┃ ┃
┃ ┃
┃ ┃
┃ ┃
┃ ┃
┃○○○○○┃
┃○○●○○┃
┃○○○○○┃
┗━━━━━┛
OLまゆ「うふふ…。」ペタペタ
キキーーッ
女子高生まゆ「きゃっ!」
モバP「うおっ!」ギュッ
女子高生まゆ「あっ、ありがとうございますう♪」ギュッ
女子大生まゆ「……………っ。」ギリッ
ツギハ,○×駅デスヨォ,デグチハミギガワデス,
Pサンハマユトイッショニズットノッテテクレテモイインデスヨオ?
モバP「ふう、もうそろそろか。」
サワッ,サワサワッ
モバP「!?」
モバP「き、気のせいか。」
サワサワサワサワサワサワ
モバP(ち、痴漢か!?俺男だぞ!?)
遅いから、ね、寝ますよ。
みんなも早く寝ないと朝が辛いゾ。
まゆ「おめでとう」
まゆ「おめでとう」
まゆ「おめでとう」
まゆ「おめでとさん」
まゆ「おめでとう」
サワサワサワサワサワサワ
痴漢まゆ「うふふ…。」
モバP「や、やめ…。」
痴漢まゆ「…。」スッ
ジジーーーーッ
モバP「ちょ、そこは。」
「何してるんですかあ!」
痴漢まゆ「」ビクッ
ザワザワ
私服警官まゆ「見ましたよお!あなた今Pさんの体を、触っていましたねえ?」ガシッ
モバP(た、助かった!)
痴漢まゆ「え、え、まゆは…ご、誤解です…。」ジタバタ
私服警官まゆ「問答無用ですう。Pさんの体をまさぐるなんて、羨ま、ゴホンゴホン、許せませんよお。まゆの風上にもおけません。」
モバP(ん?今何か言いかけなかったか?)
痴漢まゆ「……!」
痴漢まゆ「お巡りさぁん、提案があるんですけど…。」
私服警官まゆ「なんですか?言い訳なら取調室で聞いてあげますよぉ?」
痴漢まゆ「一緒にPさんの身体触りませんかぁ?」
モバP「えっ、何いってんのこの人。」
私服警官まゆ「な、何を言ってるんですか!まゆを買収しようとしてもそうはいきませんよ?」
痴漢まゆ「でも、Pさんの身体、触ってるとすごく気持ちいいですよお…?」サワサワサワサワ
モバP「や、やめっ…!」
私服警官まゆ「…………!」ジュルリ
モバP「迷わないで!お願いだから!」
私服警官まゆ「」ハッ
私服警官まゆ「だ、駄目です!やっぱり現行犯逮捕しますう!次の駅で降りてくださいねえ!」ガシッ
モバP「警官さんありがとう!」
○×駅
私服警官まゆ「さあ、こっちですよお?」
痴漢まゆ「うう、Pさぁぁん…。」グスグス
私服警官まゆ「Pさんからは後日事情をお聞きしますねえ?ここに連絡してください♪」ガサッ
モバP「あ、ど、どうも。」
私服警官まゆ「それでは…。」ビシッ
ホオラ, ハヤクキテクダサイネエ
ウワーーン
モバP「朝から大変な目に遭った…。そうだ、警察署の番号貰ったんだった。」ガサゴソ
メモ『まゆの住所と携帯電話です♪何時でも呼んでくださいねえ♪』
モバP「」
オフィス街
テクテク
ボランティアまゆ「アフリカの恵まれないまゆちゃんのために古くなった盗聴機と電池をお願いしますぅ。」
選挙カー『まゆ達が与党となった暁には、カメラによるPさん24時間ライブを実現して見せますぅ!』
電気屋のテレビ『まゆでぇす♪今朝も全国のお天気をお伝えしちゃいますねえ?』
ポスター『
New Generations
Shibuya Mayu
Shimamura Mayu
Honda Mayu
New Single!
』
新聞『今日のPさんのスケジュール』
モバP「余計な時間くったせいで、少し時間ヤバイかもしれんな…。」テクテク
プルルルルプルルルル
モバP「あっ、まゆさん、おはようございます。すみません、少し出勤が遅れそう…実はトラブルに…いやいやいやもう終わりましたから!終わりましたから!そのまま事務所にいてください!」
モバP「ええ、ええ、大丈夫ですから。はい、失礼します。」
プツッ
モバP「痴漢に遭ったなんて言うと家まで迎えに来かねんな…。」
事務所
ガチャリ
モバP「おはようございます…。」コソーリ
モバP「よし、誰もいないな。」
千川まゆ(以下ちひまゆ)「おはようございます♪」ポン
モバP「うわあ!」
ちひまゆ「うふふ…。」ススス
モバP「ま、まゆさん、近いです。」
ピトッ
ちひまゆ「朝から大変でしたねえ?疲れてるなら、このエナドリとスタドリですよぉ?」スッ
モバP「あ、どうも。」ゴクゴク
ちひまゆ「…。」ニコニコ
寝すぎたゾ。再開するゾ。
モバP「ん、んぐ、ふう。」ゴクゴク
モバP「まゆさん、ご馳走さまでした。」
ちひまゆ「いえいえ♪」スッ
モバP「?なんです?」
ちひまゆ「500円です♪」
モバP「」チャリーン
ちひまゆ「うふふ、二人の結婚資金ですよぉ♪」
モバP(アカン、胃が死ぬ。)キリキリキリキリ
ちひまゆ「それと、朝はまゆちゃんのレッスン送迎とまゆさんと一緒に営業、午後はまゆちゃんのお仕事に付き添いですから、ちゃんと確認しておいてくださいね?」ピト
モバP「わ、わかりましたから、ち、近いです。」
ちひまゆ「まゆはもっともっと近くにい『にょわぁ☆』。」ビクッ
ガチャーーーン
諸星まゆ(以下きらまゆ)「おっはよぉ☆」
ちひまゆ「おはようございます…。」チッ
モバP「お、おはようまゆ。」
きらまゆ「………おっすおっすばっちしぃ☆」
ちひまゆ「Pさん、まゆは少しお買い物に出てきますから、何かあれば何時でも呼んでくださいねえ。」
モバP「あ、はい。分かりました。俺らも出ようか、まゆ。」
きらまゆ「はぁい☆」
車
モバP(まゆに限らずアイドル達は皆助手席に乗りたがる。)
きらまゆ(186cm)「……♪」ジーーッ
モバP(まゆの場合上から無言で見つめられる形になるから圧迫感が半端じゃない。)
きらまゆ「Pちゃぁん☆さっき、まゆちゃんと何してたにぃ…?」
モバP「えっ。い、いや。普通に朝のスケジュール確認だけど。」ビクッ
きらまゆ「他の女の子と結婚資金貯めるの楽しぃ?」ズイッ
きらまゆ「まゆならPちゃんのこともっとはぴはぴさせてあげられるにぃ☆まゆちゃんやまゆちゃん、まゆちゃんよりもずーっと、ずーっとだよぉ?」ズズイ
モバP「近い近い近い近い」
きらまゆ「Pちゃんとまゆは赤い糸さんで結ばれてるにぃ☆忘れちゃダメだよぉ?」ガシッ
ギュウウウウウウウウウウウウウウ
モバP「」ギシッギシッメシッ
帰宅するから中断ゾ。
このSSまとめへのコメント
本スレの真面目に世界観について考察してる読者たちに草不可避