続き物？

登場人物

・提督
呉鎮守府につい最近着任した提督。
広島出身であり、地元のことをこよなく愛する。ちなみに愛車はマツダのRX-8。
『艦娘に慕われる提督』を目指し、日々頑張っている。
数日前に免停になり、現在悲しみにくれている。



・天龍
呉鎮守府所属の艦娘。夜戦好きだが、その割りには毎回大破して帰還してくる。
酒癖が悪く、ここ数日飲酒禁止命令が出されている。大の酒好き。



・加賀
呉鎮守府所属の艦娘。現在、秘書艦を勤めている。
いつもは冷静沈着だが、酒が入ると荒れる。酒好き。
そのため天龍とはかなり仲が良い。



・金剛
呉鎮守府所属の艦娘。実を言うと英語は全く喋れない。
現在NHKのラジオ英会話で猛勉強中。
酒はあまり好きではない。チューハイは時々飲む。



・電
呉鎮守府所属の艦娘。呉鎮守府の料理担当。
幼い見た目をしているが実はかなりの酒豪。日本酒が大好き。
ただし加賀や天龍と違い、酒癖は悪くない。しかしかなりの確率で二日酔いになる。



・大和
呉鎮守府所属の艦娘。艦娘にしては珍しく、運転免許証を取得している。
愛車はマツダのデミオ。
酒が大の苦手。飲み会ではよくジュースを飲む。

>>2
続き物ではありません。
何の説明も無しにあらすじを書いてしまったため、紛らわしくなってしまいました・・・
すいません・・・

呉鎮守府
2018年12月1日　午後3時27分

ガチャンッ

天龍「ただいま帰還したぜ、提督」

提督「ああ、ご苦労様。それと天龍、入るときはノックくらいしてくれ」

天龍「はいはい、分かったよ」

提督「で、どうだった?」

天龍「いつもと変わらねえよ、異常無し。最近の海は平和過ぎるくらいだ」

提督「平和が一番だよ」

天龍「そりゃそうだけどよ・・・」

提督「?」

天龍「ずっと見回りばかりだからさ、欲求不満?と言うか血が騒ぐと言うか・・・」

提督「つまりストレス発散がしたいと言うことか?」

天龍「まあ、そんな感じだな」

提督「じゃあ、ソレ系の任務が来たら積極的に引き受けておくよ」

天龍「OK、それじゃあ頼んだぜっ!」

ガチャンッ

コンコン

加賀「提督、加賀です。失礼します」

ガチャンッ

加賀「提督、お茶です。どうぞ」

提督「ん、ありがとう」

加賀「・・・最近の海は平和ですね」

提督「この間の作戦で、本拠地叩いたんじゃなかたっけ?あとは残党狩りみたいなものなんだろう」

加賀「それと提督、これが・・・」

提督「ん?封筒?」

加賀「ええ、防衛省から。速達です」

提督「何だろう?防衛省から直接送ってくるなんて・・・」

ペラッ

提督「『新型艦娘[こんごう]の試運転』?何だコレ?」

加賀「金剛?金剛さんならこの鎮守府にいるはずでは?」

提督「いや、金剛じゃない。『こんごう』は全て平仮名だ」

加賀「・・・聞いたことありませんね」

提督「ああ、どうやら新型らしい。この書類によるとその新型の相手をしろと、そう言うことらしい」

加賀「テスト・・・でしょうか?」

提督「そうなんじゃない?『試運転』って書いてあるし」

加賀「どうするんですか?」

提督「うーん、さっき天龍もああ言っていたしなあ・・・」

提督「せっかくだし引き受けるか。なんならその新型の性能も見てみたいし」

______
____
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提督「・・・と言う訳で新型艦娘『こんごう』との演習を行うことになった」

天龍「よしっ!久々に腕が鳴るぜ!」

電「相手は何人なのですか?」

提督「『こんごう』一人だけらしい」

電「こちらは?」

提督「『全力で殺れ』とさ」

加賀「・・・舐められているのでしょうか?」

提督「いや、それは無いと思うぞ」

提督「こちらにはお前や大和が居るんだ。舐めてかかれるような戦力じゃない」

大和「新型艦はそれほどに強いのでしょうか?」

金剛「いずれにしろ、この世に金剛は二人も要らないネ。私が二度と戦場に出られないようにしてやりマス!」

提督「『こんごう』の到着は明日だ。とりあえず今夜は明日の演習に備えて早く寝ておけ」

天龍「最後、質問いいか?」

提督「ん、何だ?」

天龍「結局俺達は何人編成で行くんだ?」

提督「・・・全員でボコボコにして差し上げろ」

金剛「Yes!」ﾆﾔﾘ

天龍「了解」ﾆﾔﾘ

電「了解しましたのです」ﾆﾔﾘ

大和「かしこまりました」ﾆﾔﾘ

加賀「了解しました」ﾆﾔﾘ

呉鎮守府
12月2日　午前6時30分

コンコン

加賀「加賀です。失礼します」

ガチャンッ

加賀「提督、朝です。起きてください」

提督「ん・・・、眠い・・・」

加賀「ほら、朝食の用意が出来ていますよ」ﾕｻﾕｻ

提督「・・・ん、おはよう、加賀さん」

加賀「はい、おはようございます」

加賀「朝食の用意が出来ていますので、着替えたら食堂の方へ」

提督「了解」

呉鎮守府　食堂
12月２日　午前6時40分

提督「おはよう」

電「おはようございます、提督」

大和「おはようございます」

天龍「よう、提督」

提督「あれ、金剛は?」

大和「まだ寝ているみたいです。加賀さんが起こしに行きましたよ」

提督「ふーん、アイツにしちゃ珍しいな」

電「提督、お茶を持っていってください」

金剛「おはようございます・・・」ｺﾞｼｺﾞｼ

提督「おはよう、金剛。眠れなかったのか?」

金剛「んー、ちょっとネ」

大和「準備が出来ましたよ」

提督「お、席につくか」

提督「・・・」

電「・・・」

天龍「・・・」

金剛「・・・」

大和「・・・」

加賀「・・・」

提督「頂きます!」

一同「頂きますっ!」

天龍「そう言えばさ」

提督「?」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

天龍「新型艦の到着って何時なんだ?」

提督「10時位にこっちに着くとは言っていたが・・・」

提督「着いた後は軽く挨拶して、すぐ演習らしい」

天龍「でも10時ってことはさ、少しは練習出来るんだろ?」

提督「ああ、朝食を食べて少ししたら練習に移ろうと思う」

天龍「久しぶりの戦闘だろっ!興奮するぜっ!」

電「天龍さん、お弁当が付いてるのです」

天龍「ん、どこだ?」

提督「右だ、もう少し下」

天龍「おっ、取れた」

提督「ほら、練習するんだろ。早く食え」