横須賀鎮守府。
明治天皇「・・・(横須賀鎮守府に似ているが・・・何故余は此処に居るのだ?)」
雷「ちょっといい?」
明治天皇「む?」
雷「此処は関係者以外立ち入り禁止なの、だから悪いけど・・・違うところに行ってくれない?・・・」
明治天皇「ふむ、なるほど・・・この施設は鎮守府か?」
雷「え?そうだけど・・・もしかして知らないで入ってきちゃったの?」
明治天皇「うむ、それにしても・・・そちはよいのか?鎮守府ならば女子は入ってはならぬはず・・・」
雷「へ?もしかして艦娘の事も知らないの?」
明治天皇「艦娘?」
雷「艦娘って言うのは・・・」
明治天皇「なるほど・・・」
雷「そういえばおじさん、貴方名前はなんて言うの?」
明治天皇「余か?余は睦仁と言う」
雷「睦仁さん・・・?何処かで聞いたことあるような・・・」
明治天皇「それより、そちの名は何というのだ?」
雷「私?私は暁型駆逐艦三番艦の雷よ!」
明治天皇「駆逐艦・・・軍艦の一種か。軍艦が女子になるというのは不思議なことよのう・・・」
提督「おーい雷!その人は?」
雷「あ、司令官。この睦仁さんって人が知らないで鎮守府に入ってきちゃったみたいなの!」
提督「睦仁さん・・・?・・・っ!?」
雷「?どうしたの司令官、凄く驚いた顔して・・・」
はい不敬罪
面白くなりそう
期待
>>3先に書かれてたわ
一応自分も言っときます
はい、不敬罪(期待)
戦前、天皇陛下の一人称は「余」ではなく「朕」です。
続きまだー?
提督「い、雷!この人は明治天皇陛下だぞ!?」
雷「へ?・・・ええー!?」
明治天皇「そこまで驚く事はなかろう」
提督「す、すみませんでした」
明治天皇「それよりも、そちはこの鎮守府の司令官か?」
提督「は、はい!自分の事は提督とお呼びください!」
明治天皇「そうか・・・こんなにも若い男が司令官をやるとは、時代は変わるものよのう・・・」
提督「で、ですが何故陛下がこの時代に・・・?」
明治天皇「余もわからん・・・どうやらこの時代では深海棲艦という者達と戦っているそうだな」
提督「はい・・・」
提督「外は寒いですから中にお入りください!」
明治天皇「そうか、ではお言葉に甘えさせてもらうとするか」
雷「さあ入ってください!」
横須賀鎮守府 食堂。
提督「こちらが食堂になっています、今は昼なので艦娘達が食事をしています。陛下もどうですか?」
明治天皇「ふむ・・・確かに今の料理を食べてみたい」
提督「わかりました。間宮さん!この御方に高級な料理を作ってくれ!」
明治天皇「いや、余は艦娘達と同じ料理を食べたい」
提督「!?で、ですが・・・わかりました。間宮さん、普通の料理を頼む!」
まさか続くとは思ってなかった
天皇の自称は「朕」なんだよなぁ
余なんて下々の言葉やん
明治時代以降、「一世一元の制」により元号が天皇陛下の諡号(天皇陛下が崩御あそばされた後の名)となりましたので、
本作品の場合は、明治天皇陛下ではなく今上天皇陛下となりますので、天皇陛下、または陛下、大元帥陛下が適当かと。
信じられん。常識が無いのか。
「この時代に」って発言から、鎮守府の時代は明治ではないことが読解できる
>>15 様
見落としていました。
御指摘、ありがとう御座います。
はい不敬罪
このSSまとめへのコメント
不敬罪のかほりが
戦前、天皇陛下の一人称は「余」ではなく「朕」です。
そして、明治時代以降、「一世一元の制」により元号が天皇陛下の諡号(天皇陛下が崩御あそばされた後の名)となりましたので、本作品の場合は、明治天皇陛下ではなく今上天皇陛下となりますので、天皇陛下、または陛下、大元帥陛下が適当かと。
【訂正】
戦前、天皇陛下の一人称は「余」ではなく「朕」です。