芳佳「ウォッチドッグズだ」 (52)
{ストパンXアサクリのクロス物です
若干日本語がおかしいどころがあるですか......気にして{修正してやる!!!!!!!!!!!}くたざい
鬱展開あります、原作やオリジナルキャラを殺す鬱展開もあるので、異端審問会しないでくたざい
けっしてギャグSSじゃないから、心しっかりしてくれ
芳佳「テンプル騎士団?」の続きです}
......まだこれか
小さい頃拾った謎のメモと同じ文字を書いてあったが、少しの文字が変ったような気がするですか
持っておこう......
(ガリア共和国ある制圧されたアサシン基地周辺100M離れた町の中に)
-聞こえるか?
「悲弥か?」
-作戦開始まであと三時、その前に捕まれたアサシン達を救出
-そして基地を奪還してくたさい
「余裕ね......」
-登らないでね、子供はまだ小さいから......
「正直......なんか登れる気分......じゃなさそうだ」
腹はまだ大きくなかったですか
体が疲れやすい......まるで自分の体じゃなくなったような気がする
-支給したファントムブレードはどうだ......
「......完璧だよ、時代離れた武器と思わないほど使い易いな(棒)」
飽きれた私は昔の感想を言いだした
応え来たのは僅か怒っていた音だった
-芳佳......
「まだ生徒兵の時代で使った物だからな、あの時の感想を再び聞きたい?」
-......結構
「まったく......」
-人の関心まだ慣れていなかったね?
「そろそろ基地の外に着くよ、切るぞ」
-健闘ね
「ああ......」
マントのフードを着けて
建物の陰に入った
裏門を看守している衛兵はまだ勝利の喜びに沈んでいたようだ
酒を持ちながら眠っていた
私はそんな彼の口をゆっくり被して
......リストブレードで彼の気管を切り裂けた
「うッ!?」
「安らかに眠れ、馬鹿者」
彼の目を閉じさせたすぐ、彼が持っているハンドガン取りホルスターの中に置いた
弾も全部ポケットの中に入った
「......ライフルか」
愛用のライフルではないが、一発撃ったすぐ中にいる弾を取り離さなければ
次に打つとき弾詰めることになる可能性があるから
なるべくネウロイと戦う時に使わないために接触したことはあんまりなかった
でも癖になりそうなステップもう一度やりたかった気がするので......持っておこう
......衛兵さん、看守の時こんな銃持っていけないぞ......
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1511017394
スレタイ詐欺
もうUBIとのクロスでいいんじゃないか
元々アサシンクリードのゲームをプレイしている途中で別のゲームと係わるファイル入手できるとかチートみたいな敵変更とかもあるので、この組織はこの世界エイデンたちと何か繋がるっと思えば別に詐欺ではないかっと思う
元々アサシンクリードのゲームをプレイしている途中で別のゲームと係わるファイル入手できるとか雑魚敵を別ゲームのキャラ(ウザギ)に変更とかのもあるので、同じ名前の組織でこの世界のエイデンたちと何か繋がるっと思えば詐欺ではないっと思うけど......誤字すまん
敵の気配を感じえない部屋に入り
私は地上に伏せて敵の足音を聞いていた
「パトロールしている敵は三人、上の部屋で休んでいた人はおよそ10人か」
「こんな状態で相手するには行かないね......」
「魔法を使えば簡単ですが、使い魔なくなった今どうにもならない......な」
「......」
「......まぁ、行こうか」
部屋から出てすぐ、パトロールしている二人は誰の銃撃に倒された
「!?」
-......パトロールの兵士は排除しましたよ
「......一番楽の仕事奪ってどうするんだ? ルデシカ」
-てへッ~
-ハンナが芳佳の手を貸してって
「......」
-?
「頼みます」
-えへへ~ はい~
ルデシカの姿を見つけた時
彼は既に敵が集中していた部屋の中に突入した
ローライン「......まだ捕まえたらどうなるだ、あんた」
ローライン「捕虜を解放しに行こうか......地下室にいるはずだ」
入り口らしい扉を開く
傷持っている連中以外、全員無事だったらしい
「あんたは?」
ローライン「傷が重くない奴さっさと出て来い、反撃だ......」
持っていける銃を投げ込む
彼らは私が助けに来たっと理解したすぐ
私の後ろについて来た
ローライン「傷を持った奴らは医療室に運んでこい」
「わかりました」
ローライン「ここの支部長は?」
「戦死したですか、俺はここの副長だった」
ローライン「ならあんたに任せろ、二時前動ける連中をエッフェル塔の遺跡へ......作戦の説明はあそこで説明する」
「わかった......」
ローライン「いくぞ、ルデシカ」
ーはい~
ローライン「戻ったぞ」
ルーデル「お疲れ......ローラの親友に借りを作ったぞ」
ローライン「......これでガリア支部も終わりだ」
ルーデル「......皮肉だろうね」
ローライン「いいえ、革命したはずなのにたっだ三年くらいの時間でそこまで腐敗したテンプル騎士団にもう情けないしかないよ」
ルーデル「......交換した情報のついて、ガリア支部は最近ある重要人物をブリタニア近海に転移した」
ルーデル「ローラはなるべく足を止めたですか、救出はできなかった」
ルーデル「今日、ブリタニア近海にいる収容所にいるだろう?」
ローライン「......情報、感謝します」
ルーデル「気にするな、ルデシカの借りを返しただけだ」
私はブリタニアの近海にある収容所に辿り着いた
体を伏せて衛兵の視線外からその中に侵入した
リーネを連れて、裏奴隷市場の中に入った頃の記憶を読みかえるほど
回りは拷問に受けてしまった連中の叫び声だった
その中に無実のやつもあるだろう......
-賢者のやつ吐けたか?
-いいえ、どんな仕打ちでも口を開くこともなかった
......
-鍵はしっかり付けたか? 前逃げ出してきた奴もあるんだからな
-勿論だ、二度とはない
-そりゃそうだ、穴は直していねえじゃん!?
-予算不足だからな、ネウロイのせいで予算はらせてくれねえからな
-......そりゃ困るぜ
......穴か......あった
私にはキツイだが、ケルベンとルデシカならいけそうだ......
っと思った時、ルデシカは穴から頭を出した
ルデシカ「......」
ローライン「......」
やはりこいつら似ているね
ローライン「ルーデルの命令?」
ルデシカ「えへへへへ~」
ローライン「......」
ルデシカ「ハンナも色々考えたので~ 許して~」
ローライン「はッ......わかったよ」
ルデシカと共に収容所の奥に進んだすぐ
ケルベンの声を聞こえた......
-さっさと応えろ、ローラインの居場所!
-......
-おい、パワーを上げろ
-はッ? もう気絶したじゃないのか?
-こいつなら気絶みたいにすることもできるだろう? さっさとやれ!!
ローライン「......ッ」
ルデシカ「......待て、電気を消えしのは先だ」
ローライン「......分かっている」
ルデシカ「分かっているット思わないけど......」
ローライン「......」
ルデシカ「ほら、行こう」
ローライン「......」
電気室の前にパトロールしている敵をファントムブレードで仕留めた
ルデシカはその中に入り全部の電源を切れさせた
ルデシカ「......おっけー~」
ルデシカは出てきてなにをいいようっとしているが
私はもうそこにいなかったので、聞こえなかった
わたしはケルベンがいる部屋の前に辿り着いたあと
扉を思い切りに蹴り飛ばした
......思ったより痛い
ローライン「死ね!!」
ケルベンの周りにいる兵士たちの首に一発一発でハンドガンの弾を撃ち込んだ
ローライン「ケルベン......やっと会えた」
「......この声は、芳佳......さん」
ローライン「うッ......ごめんなさい」
ルデシカ「話しは後でして、ここから出るの専念して」
ローライン「......」
こうして、ケルベンの救出を成功した
......これから、私はどうするか
ルーデル「これから安静すれば、一ヶ月で戻れるだろう」
ローライン「......」
ルーデル「あんたも、子供を生み出すの集中しろう」
ローライン「......」
ルデシカ「てへッ~」
ローライン「殴っていいか?」
ルデシカ「ねぷ!?」
ルーデル「やってみる?」
ローライン「冗談だ......後は頼んだぞ」
六ヶ月後、子供は無事に誕生しました
......本当痛かったけど、でも生まれてよかった
ローライン「母さんも今の気持ちですかね......」
ケルベン「......きっと同じだよ」
ローライン「そうね、ケルベン」
前の弱さは嘘みたいに復活したケルベンの肩に頭置いて
昔胸に開けてしまった穴はなかったのように
私は再びケルベンを見た
ローライン「ケルベン......私は」
ケルベン「ううん、言えなくでもいい」
ケルベン「私のことを本当に好きなんだのか、どうでもよかった」
ローライン「それは......ないけど」
ローライン「人を好きになることは慣れなかったから、私は本当に好きだったのかわからなかった」
ケルベン「......そうか」
ローライン「でも、ありがとう」
ケルベン「......どうしまして」
ローライン「......そろそろ体の運動を始めようか」
ケルベン「お供にしますよ~」
ローライン「......好きにして」
ケルベン「えへへへ~」
ローライン「ふふぅ」
ルーデル「これからはどうするか決めた?」
ローライン「まずは扶桑の中にいるマロニーの部下見つけたい」
悲弥「美千子のことか?」
ローライン「......恐らく教団の中にあるほどの権力を持っている偉いさんなんだろうね」
悲弥「......」
ローライン「そのために、一旦扶桑に戻りたい」
ルーデル「......そうか」
ルーデル「ブリタニアにいるローラの手を貸せば、前美千子を扶桑に送り戻すの飛行機に載れるだろうが」
ローライン「......」
ルーデル「今度はしっかり敵か味方か教えれば、ローラは敵回せずに済むだろう?」
ローライン「ああ」
ヨーロッパの戦局に巻き込まれなかった扶桑は恐らく
......思ったより深刻な、そして決定的な何かを残っているだろう
私の......昔の使い魔は死んでいなかったら
きっと扶桑のあの場所に戻ったのだろう?
(四年前)
「なんで......なんで」
「わ......私じゃない......私じゃない」
芳佳という少女、自分の親友だった人の急所を打たれてしまい
息もしっかりできなかった
「う......うわああああああああ!!!!」
その犯人は自分だった
ローライン「まだここにくるとはな」
ブリタニア国の近くは、緑色に巻き込まれていた森があった
あの時、私達革命派は保守派との最終決戦となった場所だった
あの頃の私はテンプル騎士とアサシンは分かり合えるット思って
何も知らずにアサシンと共に行動したことがあった
ローラはあの頃から知り合った仲間だ
あの子最初は私のことを気に食わなかった
ウィルマ・ビショップが私とローラを無理矢理に付き合ってさせたせいで
ようやっくチームに言えるほどになった......が
ローラの上にいる連中はこの戦争を終ったすぐ私達を裏切った
......みんなは生きて自分の国に戻るはずだった
途中で出会った何かの実験で洗脳された被害者-カラタが私の腹を狙って弾を撃て来た
私は......目の前にいる仲間が非道なやり方で殺されたことを見るしかできなかった
......それはもう過ぎたことだ
あの後、私一方的にアサシンの成員を追いで
彼らを同じやり方で帰した
ヴィルマの姉さんもその一人だった
最後まで私を導くことを試していた
......あの人を殺した以来全ては変わった
扶桑に戻った私はテンプル騎士になったことをバレてしまい
母さんは私を恐れて、私を......
全てを失った私はテンプル騎士として生きるしかできなかった
結局最後まで奴ら企んでいた通り
私は義父を巻き込んでしまった
私の人生は最初から間違っているだろう?
ケルベン「ローラインさん」
ローライン「......すまんない」
ケルベン「ううん、行こう」
私の手を引いてながら、子供みたいに笑っていたケルベンを見ると
そこだけ間違っていない......っと思った
ローライン「しかし......アサシン達はここで何をしているだろう?」
「墓作りよ、ローライン」
ローライン「......ローラか」
ローラ「リーネの報告だっと、貴女は崖から......」
ローライン「......ああ」
ローラ「ここに来て大丈夫か? テンプル騎士団の連中は必死に貴女を探しているぞ」
ローライン「扶桑に行きたいですか、今扶桑受け入れるの飛行機は貴女が持っているらしいからこうちにきた」
ローラ「......扶桑に何をする気?」
ローライン「......マロニーが扶桑の中に隠した連中を見つけたい」
ローラ「......」
ローライン「......」
ローラ「いいだろう」
ローラ「......ただし」
ローラ「戻ってきたら、自分の名前はなんだか教えてね」
ローラは自分右手伸び出した
ローライン「ローラ?」
ローラ「......コホン」
ローライン「......握ってどうする?」
ローラ「握りたくなければ貸してやないぞ」
ローライン「わかったよ」
ローラ「......」
ローラ「......じゃあな」
ローライン「......やはり変わったな、ローラ」
ローラ「何時までも子供にしちゃいけないからな」
ローライン「......そう言えば、子供の名前どうする?」
ケルベン「ふぇ!?」
ローラ「......子供?」
ケルベン「その......えっと」
ローライン「さってと、行こうか」
ケルベン「ジャキー~......男の子ではないし」
ケルベン「ララー、なんかおかしい」
ローラ「おい! 子供ってなんだ! おい!!!」
ローライン「ローラの奴、しつこいな」
飛行機乗るまで子供のことをしつこく聞いていた
ケルベン「ローラインさんが言ったからじゃない?」
ローライン「......だろうな」
-声を聞こえたか?
-後ろから......調べていきますよ
ローライン「......うん?」
「......」
「ローライン?」
ローライン「リーネ!?」
「......生きているのか」
ローライン「......なんだ、おい」
「よかった......」(ぎゅー)
ローライン「はッ!?」
ケルベン「眩しい!?」
ケルベン(私の前で百合の光りが!?)
ローライン「......リーネ」
リーネ「コホン......」
リーネ「......って、ローラインはなんでここに?」
ローライン「扶桑に用事があって......ね」
リーネ「そうか......」
リーネ「......今も、テンプル騎士団の下にいますか?」
ローライン「いいえ」
リーネ「そうか......」
ローライン「リーネこそ、扶桑に何をするつもり?」
リーネ「......」
リーネ「例の連中は、扶桑の中にいる」
ローライン「......マロニーの仲間か」
リーネ「......うん」
ローライン「なら私も行動しなくちゃいけないな」
リーネ「ローラインが?」
ローライン「ああ......」
ローライン「私、魔力を失ったけど」
リーネ「えッ?」
ローライン「私の使い魔との契約を壊した、だから魔法を使えなくなった」
ローライン「......もう501に戻れないかもしれないが、ヴィルマの妹なら501を上手くできるだろう」
リーネ「......ローライン」
ローライン「そろそろ扶桑に着陸だろう......」
リーネ「......」
ケルベン「とう~ちゃく~」
ローライン「......」
ローライン「とりあえず情報を集めよう......お願いしますよ」
ケルベン「うん!」
ローライン「一夜休むどころを探そう......か」
「ドロボウ!!!!!」
ローライン「......泥棒?」
「どけえどけえ!!!」
走ってきた男、そして後ろに体力がなさそうな少女がいた
ローライン「......」
「どけえっとい......!?」
とりあえず一発殴った
あの男の腹を思い切り殴った......
力の調整は足りなかったみたい
骨が折れてしまった音を聞こえた
ローライン「......」
「が......うわあああああああ」
「捕まえたぞ! ドロボウ!!!」
「......? あなたは?」
ローライン「通りすかりの外人です」
「......」
ローライン「?」
「......うん」
ローライン「?」
「ひょっとして......坂本少佐が言ったあの人?」
ローライン「人違いですよ」
「そうか......この写真と同じ顔ですか」
ローライン「......ちょっとこっちにきなさい」
屋敷の影に行く前にもう一度男の腹を蹴り付けた
「くおおおおおお!?」
「ちょっと、何をする......」
ローライン「いいからいいから」
ローライン「私がここにいるのは秘密だ、誰も教えるな」
「......は、はッ」
ローライン「......もし私がいることをバレてしまったら、私だけじゃなく貴女の傍にいる連中は危ないぞ」
ローライン「ここで何も見なかったことにすれば......いいな?」
「......了解です」
ローライン「では......あなた名前は?」
「服部靜夏です」
ローライン「静夏か、覚えておこう」
ローライン「坂本に何か遭っても、出てくるなよって」
「......そのついてですか、坂本さんは行方不明......」
ローライン「出てきた」
ローライン「何時の話し?」
「二ヶ月前のことですか」
ローライン「......わかった、私も探そう」
「ローラインさんが!?]
ローライン「静に」
「......はッ! 失礼しました」
ローライン「......ケルベンを探そうか」
「ローラインさん?」
ローライン「何も見えなかったみたいに戻れ」
「はッ!」
ローライン「......坂本の教え子か?」
静夏「......エサを下がった」
「よくやった、これで坂本の居場所を簡単に見つけるだ」
静夏「......」
静夏「......なn」
「行くぞ」
静夏の傍にいる少女は何を聞こうとしている彼女を引きとめた
静夏「......」
ローライン「ケルベン」
ケルベン「ほぇ?」
ローライン「坂本少佐は行方不明らしい......ですね」
ケルベン「うん~ そうだね」
ローライン「居場所はどこだ? ルーデルなら先に教えたじゃないか?」
ケルベン「う~ん」
ローライン「......」
ケルベン「......」
ローライン「何も無い?」
ケルベン「リーネの方が何か言ったじゃないかな~って」
ローライン「......隠し場所か......」
ローライン「竹井醇子と若本徹子今、扶桑にいないね」
ローライン「......北郷章香さんなら何か分かるだろう......」
ケルベン「彼女なら......最近のある事件で出禁になったよ」
ローライン「扶桑海事件のヒーローである彼女が?」
ローライン「......なら、マロニー一味を特定できることができるね」
ローライン「とりあえず彼女と接触しよう」
私は佐世保航空予備学校にいくことになった
ケルベンはいつも通りに、すぐ近くのどこに隠せた
ローライン「......新しい遣欧船か?」
ローライン「......新しい犠牲者なれないように祈りましょう」
「貴女は......?」
ローライン「......北郷章香に会いに来たんだ」
「......予約はないですか」
ローライン「時間はない」
「......わかりました、着いてきてくたざい」
彼の後ろに付いてきた
だが、学校を離れた山の近くに行くことになった
「......ここです」
ローライン「北郷さんはここに?」
ット思ったら、山を越えて遠回りして
学校の近くにいる神舎
海の近くにいる洞窟だった......
ローライン「こんな場所があるとは......」
「......貴女なら、どこにいるか分かっているはずよ」
ローライン「......そう」
こんな所に隠れている
坂本さんも何か事情があるね......
そしてこの男も
洞窟の中に入り
明かりもなく、真っ暗な空間だった
しかし......私は知っている
入り口の近くに隠した隠しボタンがある
これを押し込むと
周りの明かりは全部燃え上がった
ローライン「遺跡の一つ、ね」
私は前に進む
そして、道の先は死体だらけのことを気付いた
ローライン「白骨になったか?」
中世みたいな騎士まで......恐らくここは
エイラが言った......かつての世界にいる者だろう
ローライン「......」
なぜこんな物まで掘り出されたのか?
間違いなく、今の歴史にとんでもない影響があるではないか
ローライン「......なぜ、隠すことをしなかった」
北郷章香は一体何者なんだ
なんでそこまでの影響力がある
ウォッチドッグと何か関係あるか?
ローライン「......裏の中に裏があり......か」
そして......道の最後を見つけた
ローライン「それだから遺跡は嫌いだ......興奮......はないじゃないですか」
途中から見た死体は最近の死体になった
恐らく激戦があるだろう
ローライン「......」
タカの目を使い
周りにいる壁の中に機関があるかどうか確かめるためだ
ローライン「あった」
(カジャ)
(ドロロロロロロ)
ローライン「......!?」
壁だった扉が開くと
先にいるのは私探していた北郷章香だった
しかし、傷を負いて弱っていた
ローライン「しっかりして! 救援をさが......」
「あんた......芳佳か」
「私はいい、坂本を......」
ローライン「お前が死んだらどうするんだ、坂本さん間違い道を押すじゃない!」
「......ッ」
ローライン「......ケルベン! 手当てを手伝え!」
ケルベン「了解っす!」
「......」
北郷章香を学校の中に運び入った
今は休めれば直れるだろう
ローライン「坂本の居場所は......?」
章香「......ここに書いた」
ローライン「......」
章香「......貴女の故郷だ」
ローライン「ああ、見れば分かる」
章香「私達の先祖は......貴女の先祖に助けられた」
章香「カールスラントから来た聖女に書かれた」
ローライン「じゃあ、私本当に......ローラインの血を流れているのか?」
章香「貴女の先祖に頼まれて、世界各地の遺跡を探していた......第一文明に掛かった遺跡を」
ローライン「......」
章香「美緒はどこで聞いたか分からない、私は彼女を確保しながら」
章香「遺跡の探察を続けていた......ですか」
ローライン「襲われた」
章香「そうだ」
章香「美緒を先に避難したのは正解だったな」
ローライン「なんで坂本さんを襲撃したのか分かるか?」
章香「最近、アサシンの連中がしつこく美緒誘っていた」
やはり......
ローライン「ルーデルに連絡した、その近くに警備員を送るだろう」
章香「......芳佳」
ローライン「なんだ?」
章香「自分を失わないように、頑張れ......」
ローライン「章香さん!?」
ローライン「......寝ちゃった」
ローライン「流石、坂本さんの先生ね」
ローライン「まさか......こんな風に、元の家に戻るとは......」
ケルベン「ローライン」
私の指を力入れて握り絞めた
ローライン「大丈夫だ」
ケルベン「うん」
ローライン「......よし、行くか」
昔の私、何も知らずにこの村に走り回していたのか
どんなこと会っても、きっと希望があるって信じていた
そんな自分を見て、今の自分はどんなに汚い人間だったのか分かった
ローライン「......」
ローライン「ここか......」
学校だった、私が......ここにいるはずだったの学校だ
ローライン「坂本さんはここにいるのか」
ケルベン「......ローライン」
ローライン「?」
木の後ろに隠していた女の子がいた、服部靜夏だ
ローライン「......」
ローライン「ほっとけ」
ケルベン「はい~」
学校の入り口から入り、すぐに警備員に見つかれた
恐らく坂本の命令でここに見回っているだろう
ローライン「やれやれ、久しいぶりにやるか」
学校の周りに登れる物を探し
そして......登る
屋上に辿り着いた
ローライン「ふぅ」
疲れた......久しいぶり過ぎた
ローライン「さってと、行きますか」
手を屋上の地上に置いて
段々下の階段が見えるようになった
ローライン「......三階か」
屋上からの入り口......カギ掛かっているな
......ちょっとよかったここに開けそうな物がいるね
ローライン「ケルベン」
ケルベン「私!?」
ローライン「退いて」
ケルベン「へぇ?」
(トォン!!!)
ケルベン「ははははわわわわわわわわ!?」
ローライン「行くよ」
ケルベン「こここここれ、不味いじゃないか」
ローライン「どうした?」
ケルベン「扉をぶっ飛ばしたら不味いじゃないか!」
ローライン「珍しい真面目な問題だね」
ケルベン「こうちこそローラインさんドジ子じゃないから」
ローライン「嫌いか?」
ケルベン「大好き!!!!」
ローライン(なんだそりゃ)
-敵だ!!!!
ローライン「......流石にやる過ぎたのか?
壁の陰に隠した私は
坂本の部下達の目線を避けながら
坂本がいる部屋の前に立ち止めた
ローライン「......ここか」
(カジャ)
扉を開く
保健室らしい部屋に入った
ローライン「坂本さん」
ローライン「......ベッドの後ろに隠しないで出て来てくたさい
「......」
ローライン「......坂本?」
「よう、芳佳」
ローライン「......小さくなった?」
「あの遺跡にある欠片を拾いたらこうなった」
坂本美緒はベッドの後ろから出てきた
彼女の体は昔より小さくなってしまった
「......生きているね、芳佳」
ローライン「......見つければなんより、あんたを監視している連中今外にいる」
「分かっている、私はもう逃げないぞ」
ローライン「逃げない?」
「ああ、今度こぞ奴らを仕留める」
ローライン「そうか、扶桑に来たばかりだからわからんが」
ローライン「私も扶桑のあいつら始末したい、それに手を貸してもいいかな?」
「......」
ローライン「どうした?」
「......私を殺しに来たのじゃないか?」
ローライン「......どういうこと?」
「北郷先生を襲ってきたのは貴女じゃないか!」
ローライン「......なるほど、こういう仕舞いか」
ローライン「あの頃、私はまだ扶桑に来ていない......いいえ、佐世保にいなかった」
「......」
ローライン「信じてくれ」
「......すまんかったぞ、芳佳」
「私はまだ同じことを繰り返した」
ローライン「......坂本さんは私の仲間です」
「......」
ローライン「昔も今も、変わりはない」
「......そうか」
-出るな
ローライン「......静夏か?」
-はい、衛兵達もすり替わってしまった
-このままちゃまずいことになる、恐らく全校の生徒達は......
坂本「クソ!」
ローライン「......坂本、私を信じてくれる?」
坂本「ああ」
ローライン「リーネを探せ、ケルベン」
-了解......えッ?
ローライン「どうした?」
-リーネらしい女の子が学校の中に入ってきた!!!
ローライン「何!?」
坂本「何でリーネが扶桑にいる?」
ローライン「知らない、貴女を探しに来たのではないか」
ローライン「......ちょっとまて、そういうことか」
ローライン「......囮されてしまったか」
坂本「囮......」
ローライン「リーネは恐らく扶桑支部の動向を突き止めるためにやってきたのではないかって......扶桑に到着して以来それを考えていた」
坂本「そうか」
ローライン「......貴女は扶桑支部の中にいるマロニーと係わる連中のカギだ」
坂本「......なぜだ?」
ローライン「貴女はこの街のある物を係われている」
ローライン「......私の父が渡した手紙はまだ持っている?」
坂本「ああ」
ローライン「特殊の何を書いているはずだ」
ローライン「......それを隠して、私はリーネを探しに行く」
坂本「......」
リーネは静夏の後ろに追いで行く最後
学校らしい建物に入ってきた
リーネ「学校?」
「そう、元々私が入学するの学校だったよ」
リーネ「ろー......誰だ?」
「もう遅いよ、リーネちゃん」
「授業は終った今、生徒達は教室から出てくる」
「......どこかおかしい? この学校にいる全員が教室から出てくるぞ」
リーネ「......まさか、人質!?」
リーネ「やはりそう来るか」
「......あぁ?」
リーネ「生徒たち頼むぞ! ケルベン!!!」
-了解!!!
-こんにちはこんにちは~空爆演習です~
-教室の中に待機して、教師達の指示に待ってね
リーネ「......合ってるね、暗号」
ケルベン「ほう~!」
リーネ「きゃあ!?」
ケルベン「お久しいぶり~」
リーネ「ローラインの気持ち分かって気がするよ」
「そんな馬鹿な、そんな簡単に騙せるわけない!!」
リーネ「暗号だって」
ケルベン「暗号ね~」
ちょっと忙しいので
暫く放置
暫く放置 X2
ローライン「坂本さん、出てきますよ」
坂本「わかった、頼むぞ」
ローライン「......ふん」
ローライン「死なせないよ、坂本さん」
私は出ていて、病室のドアノブを破壊した
ローライン「さって、行こうか」
襲い掛かってきた人の武器を叩き落して
リストブレードで彼の喉を切り裂く
ローライン「こっちだな」
押し間違えた
ファントムブレードを使って
前方にいる敵の喉に打ち込む
ローライン「ケルベン!」
-何~
ローライン「状況はどうだ?」
-ただ今敵の首制圧しました、でも......
ローライン「どうした?」
-この敵首と思われる男はただ操り人形です
ローライン「やはりか......」
坂本「......そうか、芳佳は」
ケルベン「うん」
ローライン「何を話している?」
ケルベン「服部静夏の証言より、彼女を命令したのは宮藤芳佳......ローラインさんと同じ顔の女の子だった」
ケルベン「先の彼女を止めたのは正解だったね」
ローライン「そろそろ教えてくれるか、坂本さん」
ローライン「あの遺跡の中に隠した物の真実を」
ローライン「こうしてテンプル騎士団の成員までこんな戦時中に正気で裏切合うの物は一体なんだ」
坂本「......聖女ローラインの宝物だ」
ローライン「ローライン家のことか!?」
坂本「私には分からないが、何か決定的な物がその中に隠したと思う」
ローライン「わかった、調べるは私に任せる」
坂本「......すまんない芳佳、貴女を信じなくて」
ローライン「......」
坂本「貴女を信じるって言ったはずなのに、私はそんな簡単に貴女を疑うとは」
ローライン「坂本さん」
ローライン「一つだけ、私も貴女に謝らなければいけない」
ローライン「501にいたころの私は、坂本美緒という人を一度も信じたことはない」
坂本「......なに?」
ローライン「私は坂本美緒そして501のみんなはネウロイとテンプル騎士団に勝ってるなんと一度も信じていなかった」
ローライン「わたしはこれ以上の犠牲をさせたくないから、貴女達の信頼を裏切ったのだ」
ローライン「同じく、ケルベンも、私の傍にいる仲間達を信じたことはない」
ローライン「そこにいるリーネもね」
リーネ「......ローライン」
ローライン「私は、何時裏切られるでも分からない人間を信じる事は出来ない」
ローライン「そしてわたしは誰か信頼できる人間だったのかもわからない」
ケルベンは私の手ゆっくりと繋がった
ローライン「だから、何もかも自分と関係ないように今まで戦ってきた」
ローライン「死んだ仲間と罪のない人間のこえはずっと、忘れなかったから」
ローライン「自分がどれほど悪い奴だったのか、自分にもわかる」
ローライン「そんな自分のことは嫌いなんだ」
坂本「芳佳、お前」
ローライン「ケルベンの子供を生み出して、初めて自分はもう一人ではなかったことを気付いた」
ローライン「坂本さん達との思い出も次々覚えだしていた」
ローライン「気持ち悪いかった、昔の自分を」
ローライン「そして暖かった、みんなの優しさ」
ローライン「でも私はもう飛べない、戻れる家もなくなった」
ケルベン「......ローラインさん、あげてくたざい」
ローライン「ケルベン......ッ!?」
坂本「何も言わないぞ、芳佳」
坂本「でも一つ言っておく、貴女はまだ飛べる!」
坂本「だから、胸を張れ!私たちは友達だ、年離れた友達だ」
ローライン「坂本さん」
土方「すまんない、逃がしてしまった」
ローライン「意外じゃないね」
坂本「芳佳!」
ローライン「......そういう意味じゃないだ、彼女はどうやって離れた?」
土方「漁船に入り込んで、気付いた時もう遅い」
ローライン「扶桑から離れた......扶桑はもう大丈夫だそうだ」
ローライン「ここは見逃がすほうが正解だ、扶桑の危機はなくなったからね」
ローライン「逆に追いで行くと犠牲は多くなるだろう」
坂本「......そうか」
ローライン「口調直すには時間必要だ」
リーネ「馬鹿らしい」
ローライン「そんな簡単に噛み付くな」
リーネ「うふふふ」
ローライン「それで、まだ飛べるってどう......まさか、あの子まだ生きているの?!」
坂本「ああ、土方」
土方「はッ!」
ローライン「......ここは相変わらずだね」
九字兼定......私の仲間であった使い魔と出逢った場所だった
坂本「開けよ」
ローライン「待て、私がやります」
私は小さな祠の扉を開く
その中に祀られていた刀を見えた
ローライン「九字兼定......」
中身はある、つまり彼はまだ刀の中に
ローライン「生きていたんだ、九字兼定」
......あの時、戦友達が次々死んでいく叫び声に怖かっていて
九字兼定を拒否したんだ
ローライン「いいや、私の方があなたを捨てたかもしれない」
ローライン「......結局私は、馬鹿らしいことを繰り返していた」
ローライン「九字兼定、すまんない」
-ワン!
ローライン「!?」
頭から、子犬の声が
ケルベン「......?」
坂本「どうした?」
ケルベン「......」
ケルベン「ろーら......」
ローライン「私を許してくれる!?」
ケルベン「......」
リーネ「どうした?」
ケルベン「その......教えた方がいいかどうか」
ケルベン「お......怒るよ」
リーネ「なにか!?」
ケルベン「あの子犬」
その時、ケルベンは私の背中を抱きしめた
そして......
「ヨシかちゃんン~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ふわふわあああああああああああああああああああ」
ローライン「......はっ?」
「いいや~ほ~相変わらず胸はないね......ってでかくなってるじゃないか!?」
ローライン「」
「よし! まだ幼女化の魔力を与えよ!!」
ケルベン「焼いてもいい?」
ローライン「......塩を持って来て」
「うん?」
ケルベン「丸聞こえるよ、犬さん」
ローライン「どうやら契約する前に、浄化する必要はありますようだ」
リーネ「え? なにか!?」
ローライン「この刀ね!!!!!!」
リーネ「えええええええええええ!?」
「ういいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!?」
ケルベン「私がいるってよかったね~」
ローライン「ああ、この子犬は九字兼定の正体だったとはね」
リーネ「なるほど、自分の姿まで維持できる程の使い魔か」
坂本「こんな奴はいま汚い物思われていた」
「よ......芳佳、もうやめてくれ」
「あァ、空にいる母が呼んでいる」
ローライン「......」
ローライン「これから、ワタシと共に戦ってくれるか?」
「カールスラントの口調か、もう半分カールスラントの人になったのう」
ローライン「」
「汝のためなら、オレはどうなんことでもやる」
ケルベン「へぇ~」
「黙れクソ賢者」
ケルベン「うるせぇ馬鹿犬、ローラインさんの胸を触るな」
ケルベン「それ私の者だ!!!!」
「なんだと!!!......やめて!! 塩やめて!!!!」
ケルベン「ほ~ら~」
ケルベン「痛ッ、ローラインさん、塩辞めて」
ケルベン「痛い、やめて」
リーネ「じー」
リーネ「きゃああ!? なにするんだ!!!」
ローライン「邪気」
坂本「おい、喧嘩するんじゃない!」
ケルベン「坂本さん~九字兼定は~巨乳ビッチめって言ったぞ~」
坂本「おまえら......正座しろう」
「「「「はい」」」」
なんとか契約を交わした
昔のような耳は頭の上に生えていた
ローライン「よし、カールスラントに戻ろう」
坂本「違うだろう? 家に戻れ」
ローライン「......いやだ」
坂本「ケルベン」
ケルベン「はい~」
ローライン「ちょ!? おい!!!」
こうして、私は昔の家の前に立っていた
金田じいちゃんの家はなくなっていたけど、私の家は昔のままだった
ちょっと......古くなっていた
ケルベン「入れないと離せないよ!」
ローライン「わかったよ」
(カチャ)
ローライン「......ただいま」
「おやおや、お客さんです......よ......芳佳ちゃん」
ローライン「お婆ちゃん」
「......ほら、入りなさい」
ローライン「はい......」
ローライン「母さんは?」
「今はどこにいるかね」
ローライン「家にいないの!?」
「違うわよ、この子はあなたを探すためにあの日からずっと、夜まで全然戻って来ないわよ」
ローライン「......どうして」
「知らないわ、残るのは彼女に実際にあってから聞こう」
ローライン「」
そして、私は六時間待ていた
「ただいま」
母さんは魂なくなったみたいに入ってきた
ローライン「か」
「すみません、お客様だったね」
ローライン「」
私のことを......覚えていなかったのか
そして......母さんは奥の席に着いた
自分の頭を掴んでいた
「なんで......いないわよ」
手を伸ばして、酒を飲めよっとしていた
ローライン「......」
私は母さんの手を止めた
酒を別のテーブルに置いた
ローライン「」
「どうして、見つけないのよ」
「あの時、あの子のことを怒らなければ、あの子は家にいるのに」
ローライン「」
「返して、酒を返してよ!」
ローライン「私の顔を見てくれ」
「......はぁ?」
「誰......」
ローライン「もっと集中に」
「......あ......ああ」
ローライン「お母さん、ごめん」
「よs、よしか」
「いつ気付くか考えていたわよ、馬鹿娘」
「母さん」
「あの子はあなたを待っていたわよ、六時間あそこに座っているよ」
「......私は、芳佳に悪ィ話しを」
ローライン「......」
「ごめんなさい、芳佳悪くないのに、私は」
ローライン「母さん、私は色々ことが遭ったよ」
ローライン「楽しいことも、悪いことも」
ローライン「母さんに捨てられちゃったと思った時もあった」
ローライン「でも母さん、この四年......ずっと私を探してくれたね」
気が付いたら、私の目から暖かい水が零れていた
涙だった
ローライン「戻っていいの、かあさ......ッ?」
「いいって決まってる!!!」
ローライン「か......かあさん、かああさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「芳佳、うッ、芳佳!!!!」
この夜、私は母さんに今までのことを話した
子供を出産したことを聞いた時母さんは一瞬顔落ちたですか
すぐ戻りました
私は......まだ生きていて、よかったよ
そして、朝になった
起きた私は母さんと婆さんを探していた
ローライン「......もう時間か」
ケルベン「(フルフル)」
「あんたね、私の芳佳を......」
ケルベン「ひィ~!!!!!」
ローライン「ケルベン?」
ケルベン「ローラインさん~!!!!」
「......ローライン、芳佳が?」
「そう......そうだった」
「芳佳ちゃんが、あのローラインに!?」
ローライン「......昨日言ったはずだが?」
「ローラインの名を受けたなんて聞いたことないわ、そもそも......」
「やめなさい、これも運命なんだろう」
「......」
ローライン「母さんもローラインのついて知っているのか!?」
「私たちは、聖女ローラインの後代だった」
ローライン「えッ!?」
ケルベン「ローラインの後代だったんだ~ だからどこか似ていると思ったよ~」
「あァ?」
ケルベン「ひいいいいいいいいいいいい!?」
ローライン「......もう、母さんもケルベンをからかわないで」
「バレチャッタ?」
ローライン「ケルベン渡せないよ」
「......芳佳泣かせたら、次はないよ」
ケルベン「うん!」
ローライン「じゃあ、行って来る」
「カールスラントに?」
ローライン「うん」
「これから、宮藤芳佳になりなさい」
ローライン「えッ?」
「ローラインの名は今テンプル騎士団の成員に狙われているのなら、芳佳としていきましょう」
ローライン「......いいの?」
「どうなんことあっても、宮藤家の人なんですよ......胸を張って」
ローライン「......うん」
「それとこれを......」
ローライン「これは......巫女服」
「扶桑のウィッチの制服の一つよ、そしてこれをつけなさい」
ローライン「これはアサシンの!?」
「君の父さんのリストブレードよ」
ローライン「どうしてここに?」
「カールスラント人が届いてきた物よ」
ローライン「......おれを止めてみせよ......って」
ローライン「アンドレーさんもかなりの変人ね」
フードを着いて、父さんのリストブレードも付いていた
ローライン「......母さん、婆ちゃん」
そして、わたしは家の扉を踏み越えた
芳佳「母さん、婆ちゃん、私行って来る」
「......いってらしゃい」
「いってきな」
芳佳「......いくぞ、ケルベン!」
芳佳「わたし達の支部を取り戻す!」
ケルベン「ラージャ~」
土方用意した車を乗って、家から離れた
「......ッ、母さん」
「わかっておる、でも今度はしっかり戻ってくるわよ」
「......うん、あの人とそっくりね」
「流石、あの人の娘ね」
芳佳の母さんと婆ちゃんは
頼もしくなった娘の背中を見守っていた
蘭子「混沌電波第172幕!(ちゃおラジ第172回)」
蘭子「混沌電波第172幕!(ちゃおラジ第172回)」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1528712430/)
芳佳「おい、坂本さん」
坂本の顔はなんかまずい物食べた顔だった
......いいや、出生初めて{恐れること}に味わったみたいな顔
芳佳「坂本さん」
坂本「な......なんだ」
芳佳「何を隠しているだろう、吐け」
車乗っているまま立派な屋敷入ってしまった
そして坂本さんはなぜその入り口に私を待っていた
坂本「すぐ分かる」
ある部屋の前に立ち止めた
そして、扉をノックした
-来たようじゃ、入りたまえ
女性の声だった、いいや、女の子だ
坂本「はッ、宮藤芳佳を連れてきました」
芳佳「坂本さん」
坂本「早く入れ」
私を裏切ったのか?
いいや、坂本さんはそんなことをする訳ないだろう
-お構わなく、部屋の外にいても構わない
坂本「......」
芳佳「わかった、入ります」
扉を押し開く
その中は広間だった
たたみの部屋だった
「お久しいぶりですじゃ、ローラインさん」
芳佳「!?」
「妾のこと覚えはないか」
芳佳「......貴女、まさか」
「貴女が扶桑から離れるあの日、妾は襲われたどころだったわ」
「そして、貴女に助かれた」
芳佳「......一応聞く、ここはどこ?」
「ここは扶桑一偉いの姫様の暮しどころだ、宮藤芳佳」
「私は貴女に、恩を返したい」
芳佳「......恩?」
坂本「うッ、ミーナの気持ち分かった気がする」
芳佳「」
坂本「どうした芳佳、何かあったのか?」
芳佳「えっと、私扶桑海軍に入ったことになったらしい」
坂本「はッ!?」
芳佳「勿論、カールスラントに通達したらしい」
坂本「それはまずいではないか、カールスラントは彼らが」
芳佳「......いいや、通達した人は軍人ですか、そんな偉い人間ではなかった」
芳佳「引き続き、いいや......坂本さんと共に501に入隊させるつもりだったらしい」
坂本「そうか、まだ一緒に戦えるとはな」
芳佳「ケルベンは?」
坂本「そこに寝ている」
芳佳「今度は本当にカールスラントに戻るぞ」
坂本「って......天子殿はどうやってあなたと......」
芳佳「わからない、でも......悪いやつではないならどうでもいい」
坂本「おい、天子にそんな言い方」
芳佳「彼女は大した怒りはないならいいじゃないか」
坂本「問題あるよ!」
ようやっく、カールスラントに行けるようになった
扶桑のテンプル騎士は何かあったのかわからないですか
まとめで倒した
ケルベンの御蔭て家族と仲間直した
これから私は宮藤芳佳として戦えるようになった
カールスラント救う前にな
坂本「一緒に行かないのはすまんない、扶桑にはまだ」
芳佳「いいんだ、リーネは?」
リーネ「姉さんと合流するつもりだから、姉さんの基地に行くつもりだ」
芳佳「では、暫く分かれることなんだね」
リーネ「そうね」
芳佳「じゃあな」
飛行機に乗り込んだ私は
扶桑に来たときと違う感情を取り戻した気がする
芳佳「まだな」
ケルベン「にひひひ」
芳佳「ふん」
カールスラントにいる私の支部は今テンプル騎士に奪われた......
いいや、私から取り戻したのだろう
まァ、それはとにかく
芳佳「ロータたちは無事だろう?」
(トォン!!!)
芳佳「なんだ!?」
ケルベン「なになに!?」
「何かを捕まえろ、機身はもう持たない!!」
芳佳「なんですって!?」
ケルベン「ローラインさん!!!! あれ!!!」
芳佳「あれは......龍!?」
不時着のせいで
持ってきたストライカーユニットは壊れた
バリアを張って飛行機に潰されずに済んだが
パイロットは気絶して動けない状態になってしまった
芳佳「何かあったのか」
(ザッザッ)
芳佳「!?」
「......」
不気味の鎧を纏った少女
サーニャだった......
芳佳「サーニャ!?」
サーニャ「......ローライン?」
芳佳「ここでなにをしている?」
サーニャ「遺跡......灰たちが残した遺跡がいたから」
芳佳「あの龍(ドラゴン)は?」
サーニャ「遺跡から詠み帰ったドラゴンです」
サーニャ「接近することはできなくて、困っている」
芳佳「......ストライカーユニットはあるか?」
サーニャ「ある、何をする?」
芳佳「私は龍の注意を引き逸らせる、サーニャはトドメを刺す......ってエイラは?」
サーニャ「龍(ドラゴン)になった」
芳佳「......わかった」
サーニャ「ローライン」
芳佳「うん?」
サーニャ「生きていて、よかった」
芳佳「......ああ」
芳佳「うわァ、くさッ」
火に焼かれた人々の死体から散発してきた特殊の匂いに
芳佳は吐きそうな気持ちを抑えながら進んだ
サーニャ「味覚なくなったから、私気付かない」
芳佳「そうか、それはすまんな」
芳佳「よし、あそこだ」
飛んで回っているドラゴンは攻撃して来た人々を次々炎で迎撃していく
芳佳「見たこと制服だな」
サーニャ「最近、私達を追いでいた」
サーニャ「よく見て」
芳佳「......私とそっくり顔だな、そうか、あいつだ」
サーニャ「どうする?」
芳佳「大丈夫だ、救ってみせる」
サーニャ「......ありがとう」
芳佳「よし、行こう!」
サーニャ「はい!」
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