モバP「羽衣小町の仄かな誘惑」 (16)
アイドルマスターシンデレラガールズの小早川紗枝と塩見周子のR18SSです。
小早川紗枝と塩見周子を引き連れてのPV撮影。古都の歴史ある日本式旅館に協力を仰いでの仕事は大成功のうちに終わった。
担当アイドル二人の奮闘もあり、予定よりも手早く済ませることができた。
夜、他のスタッフが撤収した後。
「せっかく京都に来たんだし、日程にも余裕がある。明日は丸一日オフにできるから、なんなら実家に帰ってもいいぞ」と提案してみると、ずいぶん喜んでもらえた。
「いいねえ。久しぶりだもんね」
「おおきに~」
最終日ということもあって、撮影班などはもう残っていない。
大きくて格式のある宿に俺たち三人でほぼ貸切とは、なんとも贅沢な話。
普段、みんな頑張っているんだ。たまにはこれくらいの特典があってもいいだろう。
自室を出て大浴場で汗を流し、上機嫌でくつろぐ。
紗枝と周子は同郷ということもあって、プライベートでも仲がいい。今夜も、一緒の部屋に泊まるんだそうだ。
あの二人が夜中にどんな話をするのか、想像するだに微笑ましい。
布団の準備はしてくれてるのかな、いやそのぐらいは自分でするべきか。ここは良い雰囲気の旅館だから、今後も良好な関係を保ちたい。
などと考えながら部屋へ戻ると、はたして布団は敷かれていた。
電灯すらも廃して和風にこだわった部屋が、隅の行灯で朧気に照らされている。
火の勢いは弱いが、豆電球よりも少し暗い程度で済んでいるのは、内装にも工夫があるのだろうか。
しかし、そんな趣ある空間に予想外の人物がいる。
「おかえり。温まってきた?」
「プロデューサーはん。お風呂が好きなんやねぇ」
紗枝と周子が、どういうわけか布団の上で並んで座っていた。
同時に、嗅ぎ慣れない香りが漂っていることに気づく。
ほのかに甘くて控えめで、それでいて何処か妖しげな……白檀だろうか? 香木のような芳香だ。
行灯の側に小さなツボのようなものが置いてあり、煙が立ち上っている。あれが香炉?
なぜこんなものが。旅館のサービスか?
いや、それより二人だ。なんでここに。
他人に見られる心配はないだろうが、だからといって夜に男の部屋に忍んでくるなんて、まるで。
そこまで考えて、急に頭がクラっとした。
吸い込む空気が妙に湿っていて、心臓が高鳴る。
和紙を通した炎の明かりは朧気で、二人の表情は窺い知れない。
ただ、揃いの浴衣を着ているのは見て取れた。
周子は水色、紗枝は薄紅。デザインはほぼ同じのようだ。いつの間にこんなものを用意していたのか。
薄暗い中でも、よく似合っている。畳の上に並んで座って仄かな明かりに照らされていると、二人共まるで人形のようだ。
「ふふ、ありがと」
「おじょうずやわあ」
そ、それより、なんで、ここに。
「いやー、仕事のお礼にってもらっちゃったんよ。ほら、見て。良いお酒だよこれ。今回一番頑張ってくれた人に飲ませてあげたくってさー」
「うちらはまだ飲まれへんからなぁ」
酒? 地元の名産か何かだろうか。にしても未成年に渡すなんてありえるのか?
香炉のこともそうだ。小さいとはいえ火を扱うのに、客のいない間に勝手に用意するわけもない。
周子と紗枝が仕組んだのか? どういう理由で?
訝しむも、品のある香りがふわふわしていて拒絶する気も沸かない。
どこからか取り出した盃に酒とやらを注がれ、勧められるままに口をつけてしまう。
生暖かい空気の中で、唇が冷える。
やや甘口の日本酒だが、しつこくなくて飲みやすい。スッキリしていて美味い。
地酒にはそれほど詳しくないのだが、これは良いものだ。もしかしたら相当高価なものかもしれない。
周子にお酌されるまま二口三口飲み続けていると、思った以上に早くアルコールが回ってきた。
柔らかい飲み口に似合わず、度数が高いのだろうか。
これ以上飲んだら我を忘れてしまうかもしれない。面白がってどんどん飲ませようとする二人を拒むと、わざとらしい表情を見せてくれる。
「ええー、もういいの?」
「うちにもお酌してほしいのん?」
「そんなことないでしょー、あたしのこと好きだもんね?」
そんな、なにを言って……
「周子はんのほうがええの? うち、悲しいわぁ」
紗枝まで……いったいどういうつもりで。
と、その時にふと気づいた。
朧な明かりの中、三人の他には誰もいない。
羽衣小町の二人が、黙って顔を近づけてくる。
いつの間にか左右から密着されて、首筋や浴衣の袷からも甘く誘うような匂い。
紗枝の小さな手で口元まで盃が運ばれ、促されるままに口をつけてしまう。
飲み込みかけた瞬間、周子が身を寄せてきた。
「ねー、それ美味しい? あたしも一口欲しいな」
「周子はん、お酒は」
「ねえいいでしょ? 喉かわいたーん♪」
顎を掴まれ、視線がかち合う。周子の真っ黒できれいな瞳。
そのままキスされて、口から直接酒を啜り取られ、舌まで入れられてやっと現状に気付いた。
「……!? し、しゅう、こ……!」
「んふふ……っ、ちゅ……んふ、おーいひ……♪」
「あらぁ……周子はん、大胆やわぁ」
なんでもないことのように呟く紗枝は、止めようともしない。
肩と肘を軽く押さえられているだけなのに、全然抵抗できない。
体温は上がりっぱなしで、のぼせかけているよう。
脇の下で汗をかいて、押しのけることなんてできない。
周子の表情は影になっていて分かりにくいが、頬の赤さは見て取れる。
たっぷりとキスされて、舌と舌まで絡められて、やっと解放される。
「周子、お前何やって……!?」
「良い子ぶんないでよ、さっきからずっとあたしたちの胸元ばっかり見てて」
「見てな……」
「ほーれ」
すっ、と浴衣の胸元を広げられると、まるで頭を殴られたかのような衝撃が走る。
突然の誘惑に狼狽えていると、反対側からも声。
「いややわあ、でれでれしてもうて。プロデューサーはん、うちみたいな控えめな胸は嫌いなんやろか?」
振り向くと、薄笑いの紗枝。
目元や鼻筋の陰影がやけに濃くて、いつも以上の魔性を感じてしまう。
左腕に抱きつかれると、小振りながら柔らかい胸の感触。浴衣の下は裸なのか?
「なんだか暑苦しいねー、ふふ」
「やめ……だ、だめだ」
周子が帯を緩めると浴衣がはらりと乱れ、谷間が大きく見せつけられる。
やはり周子も、ブラはつけていないようだ。腹や首が陰になっていて見えにくい一方、胸の火照りはよく見て取れる。
ぎりぎり乳首が見えないくらいにはだけてしまって、ほとんど裸。
裾が捲れ、魅惑の美脚を魅せつけられると、真っ白な肌が薄明かりの中に眩しい。
反応してしまった下半身を紗枝に撫でられ、優しくなじられる。
「あーら、きかんぼさん♪ なあ、なにがあかんの? うちらと、何をしたらあかんの?」
「言えないの? なんで? 言いたくないん?」
わけが分からない、どうしてこんな、俺達は信頼しあった仲間じゃあ……
「とっくに知ってるでしょ? あたし、結構欲張りなんだよ」
「いやしんぼな周子はんに……奪われたいんと違う?」
「まあ、欲しがりなんは紗枝ちゃんもだけどねー」
呼応するように紗枝が胸を押し付けてくる。。
凹凸が少ないせいか、乱れた浴衣が肩からずり落ち、ほとんど半裸。
腕を取られて、逃げ場も、眼のやり場も無い。
白くて細い腕が伸びてきて二人がかりで服を剥がれ、脳を犯す香りのせいで抵抗できない。
いきり立ったのを取り出され、粘つく視線に晒される。
「あらまあ」
「あたしたちのせいでこんなになっちゃったんだ? なんとかしてあげなくっちゃあねえ」
嬉しそうというよりは待ちかねたという雰囲気の周子。
胸をはだけさせて、せっかくの可愛い浴衣から形の良いおっぱいを露出させる。
紗枝も負けじと胸を晒して、余裕有りげに手で扇いでいたりする。
むわっと立ち上る汗の香りがケモノっぽくてゾクゾクする。
下半身を完全に剥かれて、胸を押し付けられた。
軽く推され、布団の上に倒れ込み、腰を挟むように位置する二人。
周子のは下から抱え上げるだけで結構な谷間を作れるが、紗枝は肉を集めてもまだ余裕が足りない。
しかし、だからといって引け目に思うわけでもないようで、むしろ俺の視線を浴びて嫣然と微笑む。
ほとんど太陽光を浴びてこなかったような、白い肌。小さくて控えめな乳首、微かに色づいた乳輪。すべすべの肌。
どちらも比べられないくらいに魅力的で、もう目が離せない。
完全に勃起しきった竿を、そんな極上の胸で挟んでもらえて、マトモな思考なんてできるわけがない。
脂肪のせいか少しひんやりしていて、ムニムニ変形する柔らかさ。
一発で堕ちた俺を、楽しそうに見下ろしてくれる。
胸の大きさには結構な差があるが、二人がかりでこうして押し付け合う以上、深く挟み込むことは元々できない。
だからだろうか、周子だけでなく紗枝も積極的にプリプリの胸を擦りつけてきて、その弾力で竿をズられ先端を覆われ、簡単に先走りが漏れる。
紗枝のは手のひらサイズのなかに脂肪と乳腺がミチミチ詰まっていて、まだまだ発展途上な感じ。
よく張り詰めていて、それでいてスベスベな肌で擦られて、裏筋が反応してしまう。
周子は、アイドルとしては平均レベルだが、細身な身体と相まって脱ぐと実際以上に大きく感じられる。
ほぐれた感じの乳肉はふわふわしていて、先端を包み込まれるとカリが責められて反射的にイキそうになる。
正面から押し付け合ったり、上下に分かれて挟み込んだり、二人の京女は好き放題に俺を弄ぶ。
周子が主導権を握って紗枝が追随しているようにも見えるが……美人にダブルパイズリされている状況で分析なんてできるはずもなく。
小さめな乳首が肉に埋もれて、その度に短く喘いだりして、正気ではいられない。
プロデューサーとして一度は断ろうとしたにも関わらず、あまりにもあっさりと快楽に屈した俺を、優しく嫐る声。
「どう? おっぱい気持ちいい? どっちのがいいのん?」
「そんなん聞いたったらあかん。気い使わはるやろ」
たしなめるような口調には、なかなかの余裕が感じられる。
紗枝は年齢の割にはしっかりした娘だが、自分の魅力についても正しく認識できていたということか。
「おやおや。ずいぶん自信ありげだねえ」
「ふふ。このくらいのんも好きなんやろ? うち、知ってるんよ? 和服の似合う体型が一番好きなんやんな?」
「あたしだって結構悪くないと思うんだけどなあ。ほれほれ、どう? ふわふわしてるでしょ」
「うちのが硬いみたいに言わんとってぇ」
「さあ、どうかな」
「ふふ、もう、こんなに透明なん漏らして、ホンマに気持ちええんやなあ、うちらのおっぱい」
「ぱいずりだけでこんなに興奮して、しゃあないなあ……んふふ、れろーっ」
不意に唾を垂らされて、思わず跳ねる。
唾液の滑り、乳と竿との間でぐちゃぐちゃ泡立つ音、何よりも周子に唾をかけられる、抗いがたい被虐の快感。
知ってか知らずか、特に何も気づかなかったかのように胸での責めを続けてくれる。
「ああん、もう。暴れたらあかん」
「おとなしゅうしてたら、すーっきりさせたるからなあ」
呻き声が漏れそうなのを必死に堪える表情も、しっかり見られてしまっている。
唾と我慢汁でベタベタになって怒張した竿を楽しそうに責め抜く二人。
聞こえよがしに艶っぽい声を振らせてきて、少し硬くなった乳首で竿をなぞったり、またさらに唾を垂らしてきたりして、手を緩めることはない。
刺激そのものはそれほど強くもないのだが、よりによって周子と紗枝に見下されながら胸を擦りつけられる、このシチュエーションがどうしようもない。
当初のからかうような雰囲気は薄れてきて、どちらも目がトロンとして、涎を啜っている。
周子の柔らかいおっぱいが指の間から少しはみ出ているのを見ていると、紗枝が若々しい谷間の肌を擦りつけてくる。
紗枝の手のひらサイズに愛撫されて感じていると、周子が先端を包んで弱いところばかり責めてくる。
するとまた紗枝がぴんぴんの乳首を押し付けてきて、どこまでも追い立てられてしまう。
先走りはますます溢れ、部屋には淫らな匂いが充満していく。
噛み殺しきれなかった喘ぎを聞きとがめた二人は、舌なめずりをした。
「そろそろみたいやね」
「ん、ほな」
おっぱいをぎゅっと強く押し付け、二人の胸の間からぎりぎり飛び出た先端にキス。
そのまま口を離さず、カリを唇で撫でたり、舌で裏筋をつついたり、ちらちらと酷薄な視線を向けながらの口奉仕。
更には女同士で舌を絡ませ合い、じゅるじゅるっと下品な水音を立てて、竿を挟んで熱心なレズキスに耽る。
その間も周子は俺に見下ろす視線を向けてきて、責めているような、それでいて自慢しているような眼光の虜。
おっぱいで挟み込まれて、二人がかりで舐めしゃぶられて、あげくにこんなキスを見せつけられて、耐えようもない。
搾られるがまま、ほとんど強制されるように、二人の口元に向けて射精した。
「あっ……!」
「んんふふ、あーむっ……んっ、ちゅっ……」
熱くて臭い白濁を浴びて、紗枝と周子は一層蕩けた表情を見せる。
舌を突き出して精液を受け止め、口を開いて啜りとる。
びくびく跳ねながら絶頂する竿から、なおも射精させようと胸での責めを続行してくる。
イっても止めてもらえないパイズリなんて生まれて初めてで、しばらく忙しかったこともあって大量のザーメンが噴き出る。
口元と顎を白く汚されながら、周子は精子を口に含み、舌の上で転がしてブクブクっうがいまでしてみせる。
紗枝はこちらをじっと見つめながら、やや戸惑い気味ながらもぐっちゃぐっちゃと白濁液を噛み砕く。
美味しいはずもないのに、これほどまでに積極的に精液を飲もうとしてくれるのは、男の屈服の証を食べることに悦びを見出しているのだろうか。
出したばかりの精液を口の中で弄ばれて、言いようのない感覚に震えてしまう。
何回か頬を膨らませて精液で遊んだ周子は、亀頭に口をつけて尿道から少し吸い取って、また唾と混ぜ合わせていく。
ようやく射精が収まったところにまたキスされて悶える俺を見下ろし、紗枝の方に顔を近づける。
精液を噛んで薄める口元すら上品で、まるで和菓子か何か食べているかのような唇に、いきなりキスした。
後頭部に手を回して逃げられないようにして、ダラダラと唾が垂れる熱烈なキス。
ずずずっ、という音は口から精液を啜りとる音。
さすがの紗枝も驚いたのか眼を見開いているが、周子はそんなこと気にもしない。
無論やられっぱなしではない。反撃に舌を突き出して、逆に周子の口から精液を吸い取ろうとし始めた。
胸を押し付け合いながらザーメンを奪い合うのを見せつけられて、射精したばかりなのにまた我慢汁が漏れてきそう。
頬を凹ませて精液を吸って、舌に絡めて自分の口に運ぼうとして、周子にまたキスされる。
ちゅ、ちゅるっ、ずずずっという音とともに濁った唾液がぼたぼた垂れてくる。
唇を重ねて舌を互いの口に挿しこんで、少しずつザーメンを飲み下していく。
こくっ、ごくっ……ん、ぐっ。
……んっ……は、あーむっ……ん、ごっくっ。
唾も精液もかなり薄まったようで、飲み下していく二人共それほど苦しくも無さそう。
白くて細い首が軽く動くのすら艶めかしい。
こくこくと精液を奪い奪われ、飲んで飲ませてしているうちに、いつの間にかレズキスがメインになっている。
竿を胸から離しても唇は合わせたままで、目を閉じてはむはむして互いの口を味わう。
紗枝が周子の胸を揉みに行くと、周子は紗枝の背中を撫でる。
周子が紗枝の首筋を愛撫すると、紗枝は周子の乳首をつまむ。
段々と盛り上がってきたようで、女同士絡み合っているうちに周子が仰向けに、紗枝がそれを押し倒すような体勢になった。
押し倒すといっても、体格差のせいか紗枝が優位に立っている感じはしない。
むしろ、下の周子に小振りなお尻を撫でられてびくっと痙攣している当たり、相当感じやすくなっているらしい。
下半身も互いに擦り合わせて、いつの間にか濡れきっていた女性器がべたべたと糸を引いている。
二人共色素が薄く、毛もほとんど生えていない。
股を直接触れ合わせてテカテカした粘液を垂れ流すさまは、どう見ても淫乱そのもの。
キスに没頭していた紗枝がこちらを振り向くと、肩越しに周子とも目が合った。
白い背中広がる艷やかな黒髪、濡れた目線。
潤んだ瞳で何を懇願しているのか、微かに振られる尻を見れば一目瞭然。
切実におねだりしてくる小柄なお嬢様と、ニマッと笑って待つ魔性の美女。
誘われるがままに俺は起き上がり、紗枝の細い腰に両手をかけ、グチュグチュに濡れた膣にそのまま挿入した。
思った以上に狭くて、反発も強い。気を抜くと押し出されそうな中に突っ込んでいくと、奥から潤滑液がとめどなく溢れる。
前後を挟まれてどこへも逃げられない紗枝が、肌を赤く染めて汗まみれになっている。
レッスン中でもそうは見られない、追い詰められた様に、ただ入れているだけでも高められてしまう。
微かな恥じらいの名残だろうか、後ろから犯されながらも紗枝は脚を閉じたままで、それがまた却って気持ち良い。
出し入れはしにくいが、ぷりんとした可愛いお尻がぶつかって、普通以上に深く犯したくなってしまう。
前戯もロクにしないで挿入してしまったが、紗枝の喘ぎに苦痛の色は無い。
香りのせいか、酒のせいか、それとも絡み合う俺達を行灯が淫靡に照らす、この雰囲気のせいか。
きっとその全部なのだろう……思えば、俺がこの部屋に入ってきた時、抱き合っていた紗枝と周子がふっと離れたような覚えもある。
ずっとくっついていて、女同士で何をしていたのやら……周子のしわざか。15歳のお嬢様に一体何をしているんだ。
黒幕の女は、慣れない感覚に翻弄されて息も絶え絶えな紗枝を楽しそうに弄り回す。
脇腹を指先でなぞるのは、見せつけているつもりなのか。
ピストンにも一層熱が入って、紗枝がいよいよ濁った声を上げ始める。
お嬢様らしくない呻き声を聞いて、周子が耳たぶを噛んだ。
「うわ、本気の声だよ。あたしより気持ちよさそうじゃない? なんだかな-」
さっきパイズリで出したばっかりなのに、まだまだ勃起が止まる気配も無い。
精液、愛液、汗、オスとメスの臭いが香りと混ざって異様な感覚をもたらす。
俺だけじゃない、三人とも、緩やかに狂っていくのだろうか。
衝動的に腰を打ち付けて、紗枝のキツい膣内を強引にえぐる。
小柄な体躯に見合った、まだまだ未成熟な女性器を、何回もピストンして自分のに合うよう型を覚えさせる。
本能をくすぐる妄念で、先走りがまた漏れる。
子宮の近くまで届かせると、空気の漏れる音がして奥の方から吸い付いてくる。
やや硬い感じもあるが、それ以上に濡れやすくて、しかも細かいヒダもあって、まさに搾り取るための性器。
しかし当の紗枝には楽しむ余裕など全く無いようで、モノを言うこともできないらしい。
パンパン突かれながら、涎と涙をぼろぼろこぼして、口をパクパクさせる。
「ふ、ふと、い……!」
「そりゃあねえ。男の人だもんねえ」
拗ねるようなこと言いつつも周子は笑う。
あのお上品なお嬢様がセックスに溺れるさまを見るのは、女から見ても楽しいのだろうか。
耐えられずに突き続けると、狭まった喉から擦れた空気の漏れる音。
「あ、い、い”っ……! い、い、ぐ、くぅっ……!」
「うわ、本気だあ。すごいね紗枝ちゃん、マジイキだよ、顔ぐっしゃぐしゃ」
「見、みんといてえ、ええっ! や、あ、まっへ、まらいぐ……!」
「じゃあ、ほら、ここに」
胸に顔を埋めさせて頭を押さえる。
見られたくないのか。でも、紗枝のトロットロになったエロ顔を見たいんだ。見ているだけで射精できそうなんだよ。
興奮しすぎて、奥の方を何回も突くとその度に紗枝が悶える。
ちょうど良いところに当たっているのだろうか、濁った愛液が陰唇から溢れてきて赤い炎に照らされる。
「あ、あ”、あかん、な、なまは……」
一瞬、正気に戻りかける。そうだ、紗枝はアイドルで。
「なまは、いく、イク、へんなってまうから……!」
耐えられず、そのまま射精した。
子宮口に触れるくらい深く挿入して、どくどくと精液を注ぎ込む。
二回目にしては長い射精で、ナカで竿が跳ねているのが分かる。
膣内射精されながら胎を掻き回されて、声にならない声で悶え苦しむ紗枝。
周子が正面から抱きしめて、動けないようにして、無言のままに俺をそそのかす。
はあ、はあ、と荒く呼吸してイきっぱなしな紗枝に、またピストンした。
「あ、なん、で……! や、め、お、お”、うっ……! 」
今まで以上に下品に、髪を振り乱すお嬢様。
心拍数は高まり、視界は狭まり、不思議と萎えない竿でメチャクチャにしてやりたい。
後ろからセックスで貪られ、前からは周子に胸を揉まれ、鎖骨を甘噛みされ、乳首を吸われ、もはやされるがまま。
「いやー、ほんと。かわいいおっぱいだよねー」
「ん、ぐ……あ、ひ、い”っ、や、やぁ……や、め……」
「分かってると思うけど、止めたらあかんよ。もっとやったげて。一緒に紗枝ちゃんのこと、可愛がろー」
背中を撫でる白くて細くて長い指。物欲しげに絡みつく黒髪が艶めかしい。
美しく繊細な髪は、紗枝の最大の魅力の一つ。
頭頂部に指を立てて、手櫛でその滑らかな感触を楽しんでみると、紗枝の矮躯がまた痙攣した。
「う……! お、お”っ……!」
「なでなでされてイったん? かわいいなぁ。ほんまの淫乱みたいやん」
「ぅああっ……あ、あ”、あああっ……!」
おまんこはぎゅうぎゅう、汁はドロドロ、肌は真っ赤。
無意味にあがく姿も美しくて、淫靡で、どこまでも欲望を掻き立てる。
ついさっき中出ししたばかりなのに、また我慢できなくなる。
めりめりっと深く差し込んで、躊躇いなく種付けした。
さんざんピストンして、中出し精液はかなり溢れてしまっていたから、また詰め直さないといけない。
繋がりあったままナマイキさせると肉筒が強く食いついてきて、まるで精液を漏らしたくないようだ。
どくどくと注がれるザーメンに反応して、紗枝の手脚が無意味に跳ねる。
肩や首筋の筋肉もピクピクしていて、半ば無意識に快楽を貪っているのか。
「あ、ほら出てるよ。紗枝ちゃんがエッチ過ぎるから抜かずの二回目。すごいなー」
「し、しゅうこはんのせ、え”っ……」
「そだねえ、あたしもだいぶキてるから、もう我慢出来ないかも」
肩を押されて、イキマンコから竿が引き抜かれる。
完全に息切れして布団に倒れ伏す紗枝。
慈しむように撫でてから、周子がこちらへにじり寄る。
連続で射精したばかりの俺をやすやすと押し倒し、腰を跨ぎ、膝立ちになってほぼ無毛の女陰を割り開いてみせる。
紗枝いじめで楽しみすぎたのか、添えた指が愛液まみれになっている。
「あたしのこともちゃんと相手してよね……平等に、ね」
舌なめずりして、萎えることすら許されない俺の上に乗っかってきた。
手脚も胴体も脂肪が少なくて、体重も軽い。負担はない。
普段ならば男の力で簡単に跳ね退けられるだろうが、今は無理だ。
全身に虚脱感が満ちていて、なのにどうして性器は勃起しっぱなしなんだ。
大きく息を吸い込むと、発情アイドルの汗と淫水の匂いが鼻から脳を刺激する。
狂い咲く花のような芳醇と爛熟の香り。
息をしているだけでも下半身がゾクゾクする状況で、周子は一見余裕そうだが、見開いた眼の中、大きな瞳は黒々としていて、唇を舐める舌も忙しない。
跨がられて、竿を根本までスルッと飲み込まれて、濡れた溜息が降ってくる。
何も言わず、どこか自分本位に周子が動き始める。
紗枝と比べて柔らかくて、出し入れがしやすい。それでいて緩いというわけでもなく、体温は低そうなのに膣内は妙に温かい。
まだまだ楽しむような雰囲気を残してはいるが、めくれ上がった陰唇は既に愛液まみれで、相当盛り上がってきているらしい。
繋がっている部分をいつまでも見ていると、なんだか飲み込まれて食べられているような錯覚に陥りそう。
歓んではいけないはずの状況で、恐怖心も麻痺してしまって、無理やり視線を引き剥がした。
かと言って、よそ見なんてしたらイジワルお姉さんに何をされることやら。
たぷたぷと揺れる柔らかおっぱいに自然と目が行く。
谷間からヘソにまでダラっと流れる汗がやたらとエロい。
汗ばんだ勃起乳首から目が離せない。
騎乗位で俺を味わいながら、周子が嬉しそうに詰ってくれる。
「紗枝ちゃんのナカに二回も出したのに、まだ性欲有り余ってるの?
あたしのおっぱいばっかり見て、ほんまにおっぱい好きやなー。
ほら、どーぞ」
右手を取られ、指を絡めとられ、周子の胸を揉まされる。
指一本とっても周子の身体は柔軟で、沈み込みそうな魅力があって、いつまでも触れていたいと思わされる。
こちらには手を動かす力も残ってないと思われたのか、周子は何も言わず胸を揉ませてくれる。
手と手を優しく重ねて手ずからおっぱい揉まされて、やらされているというかやってもらっているというか。
むちむちの肉の下に乳腺の手応えが感じられて、ただ柔らかいだけよりもむしろ揉み甲斐がある。
付け根の方から搾乳したかったが、自分で手を動かそうとすると上手くいかない。
今の俺の手は周子が気持ちよくなるために使われているのだと改めて認識する……いや、手だけではない。
「んっ……イイとこ当たる……」
乳揉みの楽しさを塗りつぶすような腰使い。上下というより前後動、まるで男が女を犯すときのような……
まあ、実際俺は犯されているんだ、この心を揺らす芳香の中、担当アイドル二人に手篭めにされて。
性欲処理の道具として使われる運命を受け入れると、下半身への血流が増す。脳なんかより性器のほうが、今は重要だよな。
押し倒されて腰を振られていいように感じさせられる情けない男を見て、周子の笑みがますます深まる。
ピストンみたいな腰の動きもどこか性急で、搾り取るのが気持ち良いのだろうか。
「ガッチガチやん。責められるのも好き? 何ならもっとやってあげようか」
言うなり、こっちの胸にも手を伸ばしてきた。
乳首を指先で押しつぶして、思わず反応してしまったところに更に追撃。
俺の口に指を突っ込んで唾で濡らして、ねちっこく撫で回して、鳴き声を聞いてご満悦。
「あはは、女の子みたいな声。可愛いね」
侮られても気持ちいい、周子にしてもらえることならなんだって気持ち良い、堕ちきった俺の上で踊る周子の瞳に飲み込まれそう。
「んっ……そのまま、ナカに出しぃ……大丈夫な日だから……たぶん」
恐ろしいことを呟きながら腰をカクカクさせる周子に屈して、求められるままに射精した。
もうそろそろ精液が尽きそうなものなのに、まだ衰える気配はない。
頭がグラグラして、気持ちいいのか苦しいのかも判然としない。
生精子を子宮で受け止めた周子は、軽く目を閉じて恍惚の只中にある。
紗枝と比べれば随分静かだが、腹筋がぴくぴくケイレンさせてサディスティックな快感に耽っているのだろうか。
射精させながらも動きは止めないものだから、出したばかりの精液が奥から漏れてくる。
もう限界だ、勘弁してくれ、そんなお願いを聞いてくれるくらいなら初めからこんなことしないだろう。
「どうしよっかなあ」と、悩むフリ。今からどうされるのか、完全に周子の掌の上。
そう思った時。ゆらりと立ち上がる人影。
イきまくって失神していたはずの紗枝が起き上がり、周子の背後に忍び寄り、脇の下から腕を伸ばしてきたのだ。
「え、紗枝ちゃ……!」
「周子はんも……いっしょに……ヘンになってえやぁ……」
夢見るような、陶然とした口調。
少し背伸びするようにして肩に顎を乗せ、周子の上半身を撫で回す。
乱れ髪の陰にあってその表情は窺い知れない。
ただ、紗枝の手つきには容赦というものが感じられず、イったばかりの周子を撫で、更にはくすぐろうともしている。
さっき触ろうとして触れなかった乳房の付け根、脇との境界あたりを強めに刺激されて、聞いたことのない声を上げた。
「ひぃっ……!」
「ココ弱いんよなぁ? うち知ってるんやで? ……さ、今度は周子はんがおかしゅうなる番や。
いーっぱいトばしてあげるさかいにな、抵抗、せんとってな……?」
狂気を湛えた視線が、俺に休むことを許さない。
両腕を無理やり持ち上げて、身を捩る周子の腰を掴む。
抜けかけていた竿をもう一度根本まで突きこむと、同時に紗枝が周子の脇近辺をフェザータッチで愛撫した。
「んっ……! ちょ、ちょっと紗枝ちゃ、プロデューサー、待って……!」
「待たへん。……待ったらあかんよ。うちにあんなことしといて。自分だけ無事でいようなんて許さへん。
それにプロデューサーはんも、周子はんのこと、れいぷしたいんやろ?」
甘くて、雅やかで、それでいてどこか嗜虐的な紗枝の声。
胸、脇、更に手を伸ばして肋骨をなぞる。
狂い悶えてのけぞるような体勢を取ると、薄い皮の上に骨がくっきり浮いている。
お菓子やなんや、普段からよく食べている方なのに、どうしてこんなに脂肪が少ないのか。
胸はそこそこ膨らんでいるというのに、胴回りに肉が無くて骨が浮いていて……皮膚越しに撫で回されて喘ぐ様が背徳的。
赤橙の光に照らされ白い肌に浮いた骨の陰影のコントラストに目を奪われる。
「紗枝、ちゃ、ん……!」
「周子はんも……うちといっしょに……いこうやぁ」
肋間をつつつっとなぞられて、周子が跳ねる。
腰骨に指をかけて強引に引きつけるようにピストンして、奥の方までしっかり挿入してぐりぐり責めると、さっきまでの余裕はどこへやら。
にゅるにゅるしていて出し挿れしやすいおまんこを下から突き上げてると、首を反らせて呻く。
紗枝の責めは一層激しさを増し、乳の付け根や脇を執拗に指先で押し、揉んでいる。
乳首を指と指の間で破産で押しつぶし、掌でおっぱい全体をむにゅっと揉み、下の方へも指先を潜り込ませる。
紗枝の小さい手でしっかりと揉みほぐされ、弱いところから徹底的に乳搾りされ、周子はとうとう泣き出した。
「や、やめ、おねが……」
「さっき、うちがいくら言っても、周子はんは止めてくれへんかったな」
「ご、ごめ」
「謝らんでええんよ。うちも気持ちよかったからなあ。
あんなん初めてやったわ。だから、周子はんにも教えたらな、思て。
な? そう思わはるやろ。プロデューサーはんも」
「……!」
薄暗い部屋の中でもはっきりと見て取れる瞳の煌き。
ギラギラと光る欲望と衝動。
紗枝の命じるまま、俺は周子を犯し続ける。
逃れようと空中に伸びた手は何も掴めず、ただ無意味に揺れる。
暖かくヌメる肉穴に何度も挿入していると、だんだん中が狭くなってくる。
紗枝に弱点を責められ、無理やり犯され、涎と涙を垂れ流す。
いつも飄々としている周子の酷い乱れっぷりに、もう一回くらいなら射精できそうだ。
ヒクヒクする腹筋を見せつけるように身体を弓なりにしていて、周子の顔は見えにくい。
もちろん紗枝にはよく見えているのだろう、顔を背けようとするのも許さず、強引にキスした。
同時に、またもう一度子宮の方までえぐりこみ、カリでヒダを引っ掛けるように動かすと、口をふさがれて喘ぐことすらできない周子が下品に呻いた。
「んっ……! ん、ちゅっ……は、あ、あ”……!
は、あむっ……! ん、むっ、う”う”っ……!」
「ふふ、周子はん、かいらしなあ……ちゅっ、じゅるる……
はむっ、あ、あー……んっ……」
膣奥から愛蜜がドロドロ溢れてきて、筋肉が無意味に震えている。
イっているんだろうが、快楽を感じる余裕があるかは分からない。
紗枝にディープキスされながら子宮口を責められて、釣り上げられた魚のように無駄な抵抗を試みる。
イっているからといって胸への責めが止むはずもなく、付け根から先端までしっかり愛されて、おっぱいも汗だく。
白濁した愛液がとめどなく漏れてきて、肉筒も締まりっぱなし。
耐えるつもりも無く、乱暴に何度も突き上げると、出し入れするだけでも粘液が漏れて、とうとう透明な薄い汁も出始めた。
潮吹きか、失禁か、単にイきっぱなしなだけか……よく分からない。
ただ、周子がココまでイき狂っているのに、いつまでも平気ではいられない。
「んっ……! や、ひゃ、あ”っ♡ い、い”ひっ!
ひやだあ……! やめ、はなひ、てぇ……」
「んふふ……かいらし……ちゅっ、ちゅる……かいらし、かあいらしな……」
「う、う”、あ、あ”っ♡ や、あ、いく、またいっへ、やらぁ♡
あ、ん、ちゅっ……イくの、やら、あ”あ”っ♡」
淫乱そのものの喘ぎ声に抗えず、そのまま中出しした。
ドクドクと注ぎ込まれる精液はさっきのと同じはずだが、周子はより敏感な反応を示して、身を跳ねさせながら種付けを受け入れる。
生で直接射精されてイきっぱなしな淫売を、紗枝はひたすら愛撫し続ける。
しかし、もう何時間も絡みっぱなしで、俺たち全員体力の限界だったらしい。
もはや呼吸もままならない周子がぐったりとして、紗枝もまたカクンと脱力した。
ずるるっと竿が膣から抜けて、閉じ切らない膣口からごぽおっと精液が流れ出る。
間抜けな空気音がやけに高く響く、静謐な部屋。
まだ行灯の明かりは灯っているが、結局今は何時なのだろう。
とにかく疲れた、水が飲みたい。
辺りを見回していると、急に顎を掴まれた。
見上げると、紗枝が立っている。俺の口に例の酒瓶を添えて、無理やり流し込んでくる。
ヤバイ、と理性は警告するが、渇いた喉は勝手に飲み下してしまう。
何回か嚥下させられて、呼吸を整えようとした時、心臓が早鐘を打った。
ドクンドクンと身体の中で生殖本能が脈打っている。
紗枝が酒を口に含み、倒れた周子に口移しで飲ませる。
もはや抵抗もできず、飲まされるがままの周子。
まだ下半身から精液を漏らしっぱなしで、しかし自分の力で起き上がった。
煌々と輝く二人の眼に射竦められ、どこへも逃げられはしない。
まだまだ夜はこれからなのだということだけは確かなようだった。
翌朝。
軽い頭痛とともに目を覚ますと、部屋には俺一人。
行灯の火は消えていて、外は明るい。
香炉も無いし、昨日のあれはいったい……
もしや夢? 疲れたせいで変な夢でも見たのか。
そんな現実逃避で僅かな間の心を慰めつつ、部屋を出ようとした。
とにかく二人に会って……今日の予定の話でもしよう。
紗枝と周子が実家へ戻るなら、俺はどこかでのんびり……
などと考えていたら、戸を叩く音がした。
迎え入れると、果たして紗枝と周子。
薄紅と水色、揃いのデザインで可愛らしい浴衣だが、なんだかヨレている。
寝間着に使ったせいだろうか。
意外と寝相が悪いのか? なんてな。
「プロデューサーはん、おはようございます」
「おっはよー」
ああ、おはよう。
今日は二人とも、オフってことだったよな?
「はい、実家へ行きたいんどす」
紗枝一人でか? 周子はどうするんだ。
「なに言うてんの、いややわぁ。プロデューサーはんと一緒に行くんどすえ」
え。
「昨日ので、うち、もうプロデューサーはんナシでは生きていかれんようになってしもうて……」
何言って……
「何言うてんの。プロデューサーはうちの和菓子屋に挨拶に行くんだよ。それからお香とお酒を買い足して、夜はあたしの部屋で」
周子!?
「……周子はん。うちのこと手篭めにしといて、プロデューサーはんまで。自分ばっかりええ思いし過ぎとちゃう?」
「人聞きの悪い事言わないでよ、あたしはただ三人で仲良くしたかっただけなのに」
「だったら」
「でもやっぱり旦那は親に紹介したいし」
「周子はんのとちゃいます。うちの旦那様どす」
「いやあ」
ちらちらこっち見てくるのは、嫐ってるつもりなのか?
京女二人とのただならぬ関係は、夢でも何でもない、むしろ始まったばかりなのだった。
以上です。
冬コミは落選しましたが、関西ちくわさんのスペースに委託させていただける事になりました。
日曜日 東地区“ち”ブロック-19a です。デレマスR18SS合同誌のスペースです。私ナシ・アジフ個人では、一ノ瀬志希のR18SS本を置く予定です。
いつもいいおかずをありがとうございます
乙、素晴らしい
乙 ありがとう
乙
「嫐」ってロマン溢れる漢字だな
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