アルミン「エレンはエレン・ゲスーガー」
エレン「は」
アルミン「ミカサは、ミカサ・ゲスカーマン」
ミカサ「え」
アルミン「そして僕は!ゲスミンだ!!」
エレン「何言ってるんだ?」
ゲスミン「ゲスくなるのさ」
ミカサ「…その前に、あなたは誰?」
ゲスミン「…僕?」
ゲスミン「僕は…」
ゲスミン「希望に満ちた人生に生まれし最強のヒト!ゲスミンだ!!!」
ミカサ「…そう」
エレン「最強なんだ」
ジャン「なんだなんだ?うるせぇぞ」
ゲスミン「お、君は!ジャン・ゲスシュタイン!!」
ジャン「誰だよ」
エレン「あいつは、ゲスミンって言うんだ」
ジャン「へぇ…ゲスそうなオーラ出してるじゃねぇか」
ゲスミン「ワッハッハッハ!ワッハッハッハ!!」
エレン「だな」
ミカサ「彼は、人類の敵?」
エレン「いやちがう…こともないかもな」
エレン「そういえばゲスミン、お前はさっき最強と言ったが、あのリヴァイ兵士長より強いのか?お前」
アルミン「それはもちろん当たり前だ!!僕はよく知らないけど、是非ともそのゲスイ兵士長ってヒトに会わせていただきたい!!!」
エレン「いやリヴァイ兵士長だよ。つか訓練兵が会えるわけないだろ」
ゲスミン「…訓練、兵?」
エレン「なんだよ、お前訓練中だろ?ここにいるんだから」
ゲスミン「違う!」
エレン「何がだよ」
ゲスミン「僕に訓練は必要ない!!」
エレン「なんでだよ」
ゲスミン「僕は最強なんだ!!!」
エレン「違うよ」
ゲスミン「…え…」
ミカサ「アル…ゲスミン、人類の中で最強の人は、リヴァイ兵士長。悪いけど、あなたじゃない」
ゲスミン「…そんな…」
ゲスミン「…僕以外に最強がいるなんて…」
エレン「『僕以外』じゃないからな。お前は違うからな」
ゲスミン「…こんな世界!間違ってる!!!」
ジャン「これまた話が飛んだな」
エレン「お前…今になってみると、ゲス要素感じねぇぞ」
ミカサ「ええ、私も感じない」
ジャン「ある意味バカなんじゃね?コニーレベルの」
コニー「俺に失礼だぞ!」
ジャン「あ、コニーいたのか」
ミカサ「そういえばゲスミンは、アルミンに似ているような気がする」
エレン「あー確かにな」
ジャン「髪型とか色まで同じだし」
エレン「ゲスミンお前、髪自分で切ってんの?」
ゲスミン「そんなわけない!最強は街で切る!髪を!!美容室に行って!!!」
ジャン「いろいろと倒置法ww」
エレン「なんて言ったらその髪型にしてくれんの?やっぱ『ショートカット』?」
ゲスミン「違う!僕は、『世界で最も頭のいい人の髪型にしてくれ』っつってる!!!」
ジャン「そうかよ」
ミカサ「…ちょっと待って…最初、みんなでゲスくなろうと言っていたのは、誰?」
エレン「は?こいつだろ?」
ゲスミン「こいつと言うなエレン・ゲスーガー」
ジャン「フルネームw」
ミカサ「…違う…最初言っていたのは、ゲスミンじゃない。アルミンだった」
エレン「…あ」
ジャン「…あ」
ゲスミン「…あ?」
エレン「…お前、アルミンなのか?」
ゲスミン「いや、僕はゲスミンだっつの」
ジャン「いや…ゲスミン、お前はアルミンなんだ」
ゲスミン「は?」
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