エレン「退却高校1年1組、エレン・イェーガー」(65)

エレン「退却高校1年1組、エレン・イェーガー」



退却高校ーーー入学式。



エレン「アルミンとクラス離れちゃったな」

アルミン「うん。まぁ仕方ないよ。」

アルミン(クラス離れてしまったのは残念だけど・・・)
アルミン(これはエレン&ミカサ離れするいい機会かもしれない・・・)

ミカサ「エレン、私は一緒」グイグイ

エレン「ん、ああ。また一緒に学校いけるな」

ミカサ「フフウ」

アルミン「でも二人が1組で僕が2組だし、きっと合同授業とかでは会えるよ」

エレン「そうだな!」

期待なんだが退却高校ってなんだ

キーンコーンカーンコーン

エレン「やべ、早く教室行こうぜ」ハッ

ミカサ「アルミン、またね」フリフリ

エレン「また連絡する!」ブンブン

アルミン「うん、ありがとう。またね」フリフリ

イソゲー
ショニチカラチコクハマズイ!



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イェーガー、アッカーマン両家は古くからの付き合いである。
ミカサの両親は世界的に活動しており、現在は海外に拠点を置いている。
エレン父は医者で、研究員として離れた土地で働いているため、母も連れ添っている。

エレンとミカサ共に地元に残ることを望んだため、イェーガー家にて二人で協力して生活している。

>>2 県内トップクラスの底辺ド田舎高校という設定でお願いします。

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ガラッ

ガヤガヤ

エレン「ふう。まだ全員は席についてないみたいだな」

ミカサ「エレン、私たちの席は教室の一番左前みたい」

エレン「げっ、じゃああんまり寝れないな・・・」ガク

ミカサ「いえ、前の方は意外と目立たない」b

エレン「灯台もと暗しってやつだな」b

スタスタ
ドサッ

エレン(ミカサの後ろか・・・テストは問題なさそうだな)


エレン「・・・なぁミカサ」

ミカサ「?」クルッ

エレン「今日ってこの後はホームルーム1時間くらいやって終わりだよな?」

ミカサ「黒板にはそう書いてある」ユビサシ

エレン「じゃあ、昼飯買って帰らないとな」

ミカサ「帰り道にコンビニがあった。ので、そこで買って帰ろう」

エレン「そうだな」

???「・・・」チラッチラッ

???(ミカサの右隣の男)「・・・あの」

エレン「ん?」

???「君ら二人は同じ中学校だったの?」

エレン「あ
ミカサ「そう。私たちは小学校から同じ。家族みたいなもの」ズイッ

エレン「いy

???「(家族・・・?)あっちなみに僕の名前はベルトルト・フーバーって言うから、よろしくね」

エレン「俺はエレン・イェーガーだ。よろしく(誤解は後で解こう・・・)」

ミカサ「私はミカサ・アッカーマン。よろしく」ペコ

ベルトルト「うん、よろしくね。ちなみに僕の後ろのムサい奴は、同じ中学校だったライナー」ペコ

ライナー「おい、ムサいとか言うな。・・・じゃなくて、よろしく」ペコ


ライナー「しかし、家族と言ったが容姿もその・・・そこまで似ていないが・・・」

ベルトルト「名字も違うよね?」

エレン「これh
ミカサ「世の中にはいろいろな家族の形g

エレン「お前ちょっと黙っててくれ」グイ
ミカサ「あ」

エレン「まあ、長くなるんだけど・・・」

エレン「・・・という訳なんだ。」

ミカサ「だ。」ズイ



ライナー「へぇ。しかし・・・その、仮にも血の繋がらない男女が・・・」

エレミカ「?」

ベルトルト(いや。もしかしたら二人は本当に家族と一緒の感覚なのかもね)

ライナー(まぁ、別に悪いことでもなんでもないしな)

ベルトルト「せっかくこうして同じクラスで席も近いんだし、何か困ったらいつでも言ってね」

ライナー「だな。」

エレン「ああ!ありがとな!」

ガラッ

担任「おい、てめぇら席につけ」

ガヤガヤピタッ

担任「俺はこのクラスの担任のオルオだ」

オルオ「まぁ初めてツラ合わせた奴らに長話する気もねぇから、手短に自己紹介をするが・・・」


(・・・45分後)

オルオ「・・・というわけだ。」フン

オルオ「あとはてめぇら勝手に教科書1冊ずつ取って、終わったら帰れ。じゃあな」

ガラガラピシャ

エレン(なんだよあのブロッコリー・・・)
ベルトルト(9割がたキモイ武勇伝だったね・・・)
ミカサ「zzz」

ライナー「・・・終わったみたいだし、教科書貰って帰るか」ガタ

エレン「あ、ああ。そうだな。ミカサ起きろ」ユサユサ

ミカサ「ん・・・」ショボショボ

ワイワイ
サッキノタンニンヤバスギッショ
ベンジョムシトウバツスウ53ッテナニ?
ブロッコリー


エレン「・・・よし、これで全部だな」トントン

ミカサ「机の中には入りきらない。ので、後ろのロッカーに入れよう」スタスタ

ベルトルト「そうだね」

ライナー「ミカサ、重かったら手伝おうか?」

ミカサ「ありがとう。でも大丈夫。」スタスタ

エレン「こいつ、おしとやかそうな見た目で結構活発なんだよ」

ライナー「人はみかけによらずってもんだな」

ミカサ「エレン、褒めても何も出ない///」テレテレ

エレン「いや褒めてねぇし」



ベルトルト「はは。そういえば二人は昼ごはんはどうするの?」

エレン「ん、コンビニで弁当でも買っていくつもりだったけど。」

ライナー「ん?お前ら食堂行かないのか?」

ミカサ「食堂?」

ライナー「ああ。たしか別棟に食堂があって、今日から使えたはずだ。」

ベルトルト「さっき前を通った感じだと、値段も安く、結構ボリュームもあるように見えたよ。」

エレン「本当か!?」

ミカサ「良い情報を聞いた。ありがとうベルトルト。」

ベルトルト「いやいや。とりあえず、時間もぴったりだし、皆で行ってみない?」

エレミカライナー「おー」


・・・

エレン「ふーっ。食った食った!」ポン

ミカサ「久々に揚げ物を食べれた」ニコニコ

ベルトルト「家では作らないの?」

ミカサ「ええ。油を使うと片付けが大変。」

ライナー「やっぱり二人暮らし?って大変なんだな。」

エレン「んー、掃除とか洗濯はそうでもないんだけど、炊事が面倒ってくらいかな」

ミカサ「エレン。毎日ご飯を作ってるのは私。」

エレン「バレたか。」ヘヘ



ライナー「・・・なぁ。この後3人とも暇か?」

エレン「ん、まぁ予定は特に無いな。」

ミカサ「私も。」

ベルトルト「僕も大丈夫だよ。どうして?」

ライナー「いや、せっかく学校のすぐ横が海なんだし、ちょっと行ってみないか?」

エレン「おっ!いいな!」キラキラ

ミカサ「今日は風も無いので、良いかもしれない」

ベルトルト「そうだね、食後の運動がてら行ってみようか」


ゴチソウサマデシター



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退却高校の正面を走る国道を横断し、防砂林を抜けると砂浜が広がっており、
夏には全国から多くの人々が海水浴に訪れる。
また、海岸沿いに敷設されたサイクリングロードを走るツーリストや、
サーファーも多く、年間を通して一定の人々が足を運んでいる。

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トップクラスの底辺......

アニは2組にいるのかな
元ネタとかあったりするの?

コメントありがとうございます。

>>16
ただ、生徒たちの中にはアルミンのような優秀な者もいます。

>>17
アニ、アルミン、ジャン、ミーナは2組で、
そちらの作品も今後書いていきたいと思っています。
元ネタはありません。


ザザーン

エレン「おおー!」キラキラ

ミカサ「!」キラキラ

ベルトルト「風も無いし、散歩日和だね。」ノビー

ライナー「こんなに近いなら毎日でも来たいくらいだな。」

エレン「なあ!靴脱ぐと気持ちいいぞ!」ヌギヌギ

エレン「うおおおぉー!」ザシュザシュザシュ

ミカサ「ふふ。エレンは子供。」ニコニコ

ベルトルト「いや、僕も行くよ!」ヌギヌギ

ベルトルト「うわああぁぁ!」ザシュザシュザシュ

ライナー「俺もだ!うおおおお!!」ドシュドシュドシュ


ミカサ「・・・」ウズウズ

ミカサ「・・・」キョロキョロ

ミカサ「・・・ヨイショ」ヌギヌギ

ミカサ「ワー」サシサシサシ


ワーワー
マテー
ウワッライナーヨルナキモイ

???「あれ、確か同じクラスの奴らじゃねぇか?」
???「えーと、左前の方に座っていた方たちですね。名前は・・・」
???「座席表持ってるぞ。」
???「どれどれ?」
???「ちょっと声かけてみるわ!」


ベルトルト「ライナー!ごめん!もうホモゴリラとか言わないから降ろして!」バタバタ

ライナー「うるせぇ!そのあだ名は中学で卒業するはずだったのに!」バシャバシャ

エレン「ライナーいいぞ投げちまえー!w」

ミカサ「・・・」オロオロ


???「おーい!」

ミカサ「む。」

???「お前ら、1年1組だよな?」

ミカサ「ええ。あなたは?」

???「あ、わりぃ。俺は同じクラスのコニーってんだけど・・・」

ライナー!ダレカキテルカラオロシテ!
ウルセー!


ミカサ「エレン、エレン」グイグイ

エレン「ん?」

ミカサ「同じクラスのコニーという子が、一緒にビーチバレーをやろうって」アノヒト。

エレン「おお。」

コニー「こっちも4人居るんだけどよ、どうせなら大人数でやりたくてさ!」

エレン「いいな!やろうぜ!」

コニー「よし!・・・えっと、エレンだっけか?俺はコニーだ。よろしくな!」

エレン「おう、よろしくな!」

サシャ、クリスタ、ユミル、マルコ、コニーは出てこないの?


デ、アッチノナガイノガベルトルト
ムサイノガライナー
コノメツキワルイオンナガミカサ
ソレハエレンモ


コニー「ってワケで。」

サシャ「サシャ・ブラウスです!」ピョン

クリスタ「クリスタ・レンズです。よろしくね。」フワフワ

ライナー(可愛い・・・)

ユミル「ユミルでいいよ。この女神さんとは中学からの馴染みだ。」

クリスタ「もう!女神とか言わないでって言ったじゃない!」プンプン

ライナー(結婚しよ)

一同「ヨロシクー。」

コメントありがとうございます。

>>23
あ、マルコも2組で出てきます。失礼いたしました。
ちなみにこれからサシャ、クリスタ、ユミル、コニーが出てきます。


コニー「ボールは俺が持ってる。コートは棒切れと紐で粗末なもんだが、ここでやる。。」

一同「ハーイ」

サシャ「では、チーム分けですね!」


ジャーンケーンポイ!


コニー「って事で、チームは

エレン・サシャ
ミカサ・クリスタ
コニー・ユミル
ライナー・ベルトルト

ペアの4チームだな!」

サシャ「むむ。私は初めましてチームですね!」

エレン「ああ。やるからには優勝目指そうぜ!」ガッツ

サシャ「!・・はい!!」ガッツ



ベルトルト(最悪だ・・・)
ライナー(よりによって、なんで野郎二人で・・・)

エレン「まぁ、しかたねぇだろ。」

ミカサ「そう。世界は残酷なのだから。」ズイ

ライベル「・・・デスヨネ」

コメントありがとうございます。

アルミンに関しましては、隣のクラスに居ます。
また、アルミン視点での作品も、今作品が終わった後に書かせていただきま
す。

なお、アルミン回でも書くのですが、
ド田舎という設定で、近くに高校がないため優秀な人間もちらほらと入ってくるという設定です。

ただ、ざっくりとした設定しか考えずに書き始めたので、
恐らく疑問に思われる点や矛盾する点が出てくるとは思いますが、
原作でのエレンを見守るミカサのような温かい目で見ていただければと思います。


バシー
ウワッライナーナニヤッテンダ!
ゴリラダーンク!
ウワー!ヨセライナー!キョウギガチガウ!

サシャ「という訳で・・・」

エレン「残ったのは俺たちとコニー達のペアか。」


クリスタ「ごめんね、ミカサ。足を引っ張っちゃって・・・」アセアセ

ミカサ「いえ。私もたくさんミスしてしまった。」

クリスタ「でも、3位だから頑張ったよね!」

ミカサ「ええ。久々に気持ちよく体を動かせた。」
ミカサ「ので、満足。」

クリスタ「♪」



ライナー「いやー。女子チームに負けちまうとはなぁ」ハハ

ベルトルト「いやいや。まさかライナーがボールをキャッチしだした時は何事かと・・・」

ライナー(・・・いいだろ。負けてクリスタが落ち込むところ見たくなかったんだよ。)ボソボソ

ベルトルト(!!ライナー・・・君ってやつは・・・)ボソボソ

ライナー「だからもうホモキャラ勘弁」

ベルトルト「それは無理。」ウン

ウオオー!
ヤメロー!

サシャ「エレン!いきますよ!」ポーン

エレン「ナイス!!そりゃ!」バシーン

コニーユミル「うっ!」ザシュー


クリスタ「試合終了ー!」ピピー


サシャ「やりました!優勝ですよ!」ピョンピョン

エレン「本当に勝っちまったな!」ヨシヨシ

サシャ「う・・・///」テレ

コニー「くっそー。いいとこまで行ったんだけどなー。」

ユミル「すまないね。バレーはあまり得意じゃなくて」

コニー「いやいや、まぁ楽しかったし充分だろ!」

ベルトルト「うん。楽しかったし、初日からこうやって皆で仲良くなれて良かったよ」

ライナー「ああ。なんだか初めて会った感じがしないな!」ハハハ


サシャ「むふふ。」グゥー
サシャ「・・・っと、勝って安心したらお腹すいてきちゃいました」エヘヘ

エレン「ん?昼ごはんまだ食べてないのか?」

サシャ「ええ。学校終わってそのまま海に来ましたからね」ションボリ

クリスタ「あ!じゃあ、ちょっと行ったところに海の家があるから行かない!?」

ライナー「でも今は4月だろ?やってるのか?」

クリスタ「うん!一か所だけほぼ一年中やってる海の家があるの!」

ユミル「中学の時からよく行ってたもんな」ナデナデ


コニー「おっしゃ!じゃあ海の家までダッシュ競争しようぜ!」ダッ

クリスタ「あ!」

コニー「ビリは一位の奴に奢りなー!」ビューン

ユミル「あの馬鹿、逆方向に走ってったぞ・・・」

コニー「ハァハァ・・・ん!?行き止まりじゃねぇか!」

コニー「・・・ハッ!」


コニー「海中・・・か」ゴクリ


サシャ「ダーッシュ!!」ダダダダ

エレン「うおおぉぉ!」ダダダダ

コニー「ぐおおおお!」ダダダダ



ユミル「・・・なぁ」タッタッタ

クリスタ「ハァハァ・・・なぁに?」タッタッタ

ミカサ「・・・」タッタッタ

ユミル「あのままやってれば、ハゲがビリッケツになったのに、なんで再スタートさせた?」タッタッタ

クリスタ「うーん・・・ハァハァなんか・・・ズルしたみたいで嫌だったから!ハァハァ」タッタッタ

ユミル「はぁー。それでお前がビリになってちゃ笑い話じゃねぇか」タッタッタ

ミカサ「・・・」タッタッタ

ライナー「・・・」タッタッタ


ライナー「・・・うおおお!!」ズドドドド、グサッ

ライナー「っあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!」ビターン

ベルトルト「!?」

ライナー「貝殻踏ん゙だあ゙あ゙あ゙!!い゙だい゙い゙い゙い゙!!!」ゴロゴロ

ベルトルト「!!ライナー!大丈夫!?」スタスタスタ

ライナー「ごご!!ざざっでな゙あ゙い゙!?ん゙ん゙ん゙!!」ゴロゴロ

ベルトルト「今見てあげるから!!足の裏見して!!!」グイッ

ライナー「ニヤリ」ガシッ

ベルトルト「え」

ライナー「許せ!」ブン

ベルトルト「うわ!」ズザー
ベルトルト「なにするんd・・・って」ムクリ

ライナー「おさきー」ダダダダ

ベルトルト「悪魔の末裔め・・・!!!」ゴゴゴ

マテ!ライナー!
ワッハッハオイツイテミヤガレ…
ッテ、ハヤイ!?
ライナァァァ!!!
アバババ!!


ユミル「なんだありゃあ。あいつらがじゃれ合ってるうちに私らが先にゴールしちまったな」タッタッタ、ゴール!
クリスタ「・・・ハァハァ」タッタッタ。ゴール!
ミカサ「・・・あの二人はとても優しい。」タッタッタ、ゴール!


ベルトルト「ハァハァ。やっとゴールだ。・・・で、一位は誰かな?」ズルズル
ライナー「」グテー

コニー「サシャとエレンが同着だな!」

ユミル「ん?ハゲは違うのか?」

コニー「ん、ああ。俺はゴール直前で体力が切れちまった」ハハ

ユミル「・・・ふーん。ま、お前にしちゃ出来たほうだな」

コニー「は?な、なんのことだか・・・」アセアセ


コニー「・・・で、よ。なんでライナーは寝てるんだ?」

ベルトルト「貝殻踏んじゃって、痛さのあまり気絶したみたい」ハハハ

ユミル(ベルトルさん・・・なにかやったな・・・)


クリスタ「ライナー、ベルトルト・・・ごめんね?」

ベルトルト「え?あ、いや」ライナーオキテ

ライナー「はっ!?結婚しよ!」ガバッ

クリスタ「え?」

ライナー「え?あれ、はっ!いや、きにするな!俺が勝手にコケただけだ」アタフタ

ライナー「えっと、ところで一位は誰だ?約束は守らねぇとな」アセアセ


サシャ「あ、私のことならお気遣いなく。楽しく走れたのでそれだけで感謝していますから」グッ

エレン「そうだな。俺もいいよ。さっき食ったばかりだし。」

ライナー「お前ら・・・」グスッ

ユミル「ぷっ。何泣いてんだよwほら、さっさと食おうぜ」

サシャ「やっほーい!」ピョーン

コニー「俺いちばーん!」


海の家のおやっさん「らっしゃーい」

サシャ「おやっさん!いつものください!!」

海の家のおやっさん「わかんねぇ」

コニー「ばか!サシャ、こう言うんだよ!」

サシャ「?」

コニー「ファミチキください!!!!」

海の家のおやっさん「ねぇよ」

エレン「お前ら迷惑かけてんじゃねぇよ。」ヤレヤレ

エレン「おやっさん、たこ焼きタコ多めで!」グッ

海の家のおやっさん「ムリポ」


ユミル「お前ら大概にな・・・」アセアセ

ミカサ「エレン、お店の人に迷惑をかけてはダメ。」メッ

ミカサ「謝りなさい。」

エレコニサシャ「すいませんでした。」ペコリ

海の家のおやっさん「わはは。面白い奴らだな。」

クリスタ「あの!」ピョコ

ユミル「どーも。」ヒョイ

海の家のおやっさん「あれ?そうかそうか!二人とも、もう高校生か!友達も連れてきてくれたんだな。」

エレン「中学校の時から来てたってのは本当なんだな。」ホーウ

ユミル「・・・おやっさん。いつもの。」ニヤ

海の家のおやっさん「!へいへーい。」ニヤ

サシャコニ「おお・・・」ソンケイ


ライナー「ユミル達のいつものってのは、何が来るんだ?」

ユミル「ああ。たこ焼き12個入りと、瓶ジュース2本だよ。」

クリスタ「それでジュースはね――

海の家のおやっさん「ユミルちゃんがコーラで、クリスタちゃんがオレンジジュース!・・・だろ?」ハイヨ

クリスタ「・・・なの!」フンス

サシャコニ「イイナー」ソンケイ

ライナー(鼻血出てないよな・・・)アセ

ベルトルト「じゃあ僕もたこ焼き食べようかな。」

ライナー「あ、俺も。」

ミカサ「私はお昼でお腹いっぱい。」

エレン「俺も食いすぎたからジュースだけ飲もうかな。」

コニー「俺は焼きそば食うぜ!」


サシャ「・・・」ジィー

エレン「?」

サシャ「・・・じゃあ私はたこ焼き6個入りで!」グヌヌ

コニー「は?」

サシャ「・・・ど、どうかしましたかコニー?」アセ

コニー「お前、いつも吉田家で特m
サシャ「私は小食ですから!!」ドン

コニー「・・?よくわかんねぇけど、まあいいか。」

エレン「・・・」

エレン「おじさん。やっぱ俺、じゃがバターとお好み焼き追加していいですか?」

サシャ「!」

海の家のおやっさん「ん、おお。順番に作っていくから待ってな。」ジュージュー

エレン「ありがとうございます。」ペコ


ユミル「じゃ、そっちの座敷で座って待ってるか。」ヨイショ

クリスタ「わたし特等席!」ピョン

コニー「ん?そこがクリスタの特等席か?」

クリスタ「うん。色んな料理が出来上がっていくのが見れて楽しいんだよ!」キラキラ

コニー「へぇ。サシャみたいだな。」

サシャ「」

ユミル「あ、おやっさん。たこ焼きは全部まとめて一つの皿で良いんで。」

海の家のおやっさん「ん、そうか。じゃあ悪いけどこの皿に乗っけるから持って行って貰っていいか?」

ユミル「へーい。」

ライベル「あ、俺らも手伝いますよ。」

海の家のおやっさん「じゃ、このジュースと焼きそば持って行ってくれ。」ヒョイ

ライベル「喜んで!」バッ

クリスタ「ふふ。皆店員さんみたいだね」ニコニコ

サシャ(タコ焼きが山盛りですね・・・)ジュルリ


エレン「あ、冷めちゃうから先に食べてていいぞ。」

コニー「悪いな。じゃあ・・・」

一同「イタダキマース」

モグモグ

ミカサ「・・・」ジィー

クリスタ「ミカサ、やっぱりお腹すいてるの?」モグ

ミカサ「匂いをかいでいたら、食べたくなってしまった。」ウゥ

クリスタ「じゃあ、私の半分あげるね!」キラキラ

ミカサ「!・・・ありがとう!」パァ

エレン(・・・ミカサの奴、本当に楽しいんだな。)



海の家のおやっさん「ジャガバターとお好み焼きも出来たぞー」カンカン

エレン「あ、はーい。」

エレン「ほっほっ」スタスタ

サシャ「?」

エレン「サシャ、隣良いか?」

サシャ「へ!?あっ、ひゃい!」アセアセ

エレン「これ、優勝のお祝いで一緒に食おうぜ。」ヨイショ

サシャ「え・・・でも・・・」

エレン「いや、頼んだのは良いけど、出てきたら案外デカくてさ!」

ベルトルト(エレン・・・バレバレだよ。)

エレン「・・・それに、サシャ、向こうの人が食べてるじゃがバターずっと見てたろ?」

サシャ「え!?」


サシャ(バレてましたか・・・恥ずかしすぎますね・・・///)

サシャ「じゃ、じゃあ、厚意に甘えさせていただきますね。」ヒョイッ

エレン「おう!」ニコッ

サシャ「~~///」パクッ

サシャ「・・・ム!」ピーン

サシャ「これ、すごくおいひいですよ!!」モグモグモグモグモグ

エレン「あ、待て半分くらいは残してほしいな・・・」


海の家のおやっさん(青春・・・か・・・)ウンウン


サシャ「ふー。食べましたねぇ!」ポンポン

エレン「やっぱりタコ焼き6個じゃ足りなかったんじゃねぇか」ハハハ

サシャ「う・・・」イタイトコロヲ

海の家のおやっさん「おーい、もう5時だ。そろそろ店閉めるぞ。」

ユミル「ありゃ、もうそんな時間か。」ノビー

クリスタ「楽しかったから時間が経つのが早いね!」ニコニコ

ライナー「ああ、本当だな。」ニコニコ

ベルトルト「」

コニー「じゃ、今日はお開きにするか!」

サシャ「ですねぇ。」

ミカサ「ええ。」

エレン「そうだな!じゃあ、また明日な!」ノシ

ユミクリ「ほーい」ノシ

ライベル「達者でな」ノシ


サシャ「あの、エレン!」タッ


エレン「?」

サシャ「あ、いや、特に用は無いんですけど」エヘヘ

サシャ「また明日!です!」フリフリ

エレン「おう!またな!」フリフリ

サシャ「・・・//」テレ

コニー「ん?サシャ。お前なんか赤くね?タコにでも当たったか?」

サシャ「・・・はぁ。コニーはよくそれで中学時代、彼女が出来ましたね。」ハァ

コニー「は?お前の顔が赤いのとなんか関係あるのか?」

サシャ「いえ。コニーには関係ありませんでしたね。」フイ

コニー「?とにかく帰るぞ。」


アッ、クツヌイダママダ!
ズットハダシダッタンデスカ!


― イェーガー家 ―


エレン「ふうー。初日からすっげぇ楽しかったなー。」

ミカサ「ええ。友達がたくさん出来てよかった。」ニコニコ

エレン「ミカサは本当に楽しそうにしてたな。」ニヤ

ミカサ「む。エレンこそ。お気に入りの子も見つかったみたいで。」ニヤ

エレン「は!?・・・何の事だか分からねぇや。先風呂入るからな!」スタスタ

ミカサ「ふふ。」

エレン「・・・なぁ。」ピタッ

ミカサ「?」

エレン「俺たちってさ、子供の頃からずっと一緒に居たよな。」

ミカサ「・・・うん。」


エレン「でも、きっと、お互いにその・・・好きな人とか、出来たら、さ。」

エレン「俺たちは、離れることも多くなる・・・よな。」

ミカサ「・・・きっと、増えると思う。」

エレン「それでも、俺たちはこの故郷が好きで、残って、二人で協力して暮らしてきた。」

ミカサ「うん。」

エレン「だから、さ。いつか離れ離れになっても、ずっと家族みたいに居たいなって・・・」

ミカサ「・・・エレン。」ニコ

ミカサ「私は何があってもエレンを応援する。だからエレンも私に何かあれば応援してほしい。」

ミカサ「家族って・・・そういうものでしょ?」ニコニコ

エレン「!ミカサ・・・ありがとな。」


ミカサ「それよりエレン、シャツを脱いだまま立っていると風邪をひく。早くお風呂に。」グイグイ

エレン「ああ!やめろ!もう!分かってるって!」ジタバタ

エレン「家族っつったって、俺は子供でも弟でもねぇんだからな!」バターン

ミカサ「ふふ。」ニコニコ


エレン「ふぅー。」チャポン

エレン「・・・幸せ、だな。」


以上で終了となります。
初SSでしたので、おかしな所もたくさんあるとは思います。
もしあれば、どんどんアドバイス頂ければと思います。

また、アルミン編も近日中に載せたいと思いますので、
よろしくお願いいたします。

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