キャラ崩壊注意
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貴音「夕餉を頂きに参りました」ニコッ
響「はい?」
貴音「ですから…」
貴音「少し早いですが、今宵の夕餉を頂きに参りm」
響「いや、それは聞こえたけどさ…」
貴音「そうでしたか。ならば早速、響の家に上がらしてもらいましょう」
貴音「さぁ。早くこのちぇーんというものを外してくだs」スッ
響「ごめん貴音。今、自分んち冷蔵庫無いんだ」バタン
貴音「痛いです痛いです!! み、右手が扉に挟まっています!!」
貴音「いきなり何をするんですか!?」
響「いやだって、身の危険を感じたから」
貴音「私はただ、響が作る手料理を食べに来ただけです!」
貴音「そんな某職員を追い返すような真似は止めて下さい!」
響「じ、自分はちゃんと毎月払っているぞ!」
貴音「響は偉いですねー」ナデナデ
響「えへへ///」
響「じゃなくてッ!!」
貴音「むぅ…」
響「そもそもいま何時だと思ってるんだ!? 夜中の11時だぞ!?」
響「晩御飯なんてとっくに食べちゃったし、今からお風呂に入って寝ようと思っt」
貴音「……」グゥ∼
響「……」
貴音「……」グゥ∼
響「……」
貴音「……」グギュグルルグルルルゥ!!
響「うがぁぁぁもう!! わかった!! わかったってばぁ!!」
バゥバゥバゥバゥ!! ギャーギャーギャーギャー!!
響(あぁ…。また貴音のお腹の音の所為でいぬ美たちが怯え狂い始めちゃったぞ…)
貴音「わかった、ということはつまり…ッ!」キラキラ
響「冷蔵庫にある残り物でしか作れないぞ?」
貴音「それでも構いません!」
響「……今、へび香を別室で寝かしつけてくるからちょっと待ってて」
貴音「お手数をおかけします」
響「はぁ…」
響(まったくもう…)チラッ
響「って、あれ? 貴音? その荷物はなんだ?」
貴音「それはとっぷしーくれっと、です」ニコッ
――――――
――――
――
いぬ美「ばぅばぅばぅ!! ばぅばぅばぅ!!」
貴音「ふふっ。よしよし…」ニコッ
響「……」
いぬ美「がるるるるるるッ!!」
貴音「あ、相変わらずいぬ美は元気があって、可愛い…ですね…」ニコッ
響「え、えーとぉ…」
いぬ美「がうぅぅぅぅぅぅ!! ばぅばぅばぅばぅ!!」
貴音「よ…よしよ…うぐぅ…ッ!」ニコッ
響「貴音?」
貴音「は…い?」ニコッ
響「貴音の頭、思いっきりかじられているけど痛くないのか?」
貴音「痛いに決まっているじゃありませんか!!」
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※ こんな状況です
貴音「せ、静観していないで助けてください…」
響「こ、こらいぬ美! そろそろ離してあげないと貴音の銀髪が真っ赤になっちゃうでしょ!?」
貴音「既に手遅れです…」
いぬ美「ばぅばぅばぅ!! がるるるる!! ばぅばぅ!!」
響「えっ」
貴音「い、いぬ美は…何と仰っているのですか…?」
響『あんたがご飯をたくさん食べに来る所為で、私たちのご飯が日に日に減ってお腹がペコペコなのよ!!』
響『だから大人しく食べられなさい』
響「だってさ…」
貴音「ま、待ってください!! 私の話を聞けばきっとわかっt」
いぬ美「がるるるるるるッ!!」
貴音「ひぃぃぃぃ!!」
響「たかねぇぇぇぇ!!」
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貴音「……」
響「ごめんね貴音。へ、平気か?」
貴音「えぇ…」ニコッ
響「その…。い、いぬ美も悪気があってやった訳じゃないから…」
いぬ美「がうぅぅぅぅぅぅ!!」
響「うがぁぁぁもう!! だからそうやって貴音を威嚇しちゃダメだって言ってるでしょ!!」
貴音「……」
貴音(確かに。悪気というより殺意しか感じられませんね…)
響「ふぅ…」
響「貴音! いぬ美にはよーく注意しておいたからもう安心していいぞ!」
貴音「そうですか…」
響「とりあえず今から何か夜食を作ってくるから、それまでくつろいで待っててね!」タタタッ
貴音「あ、ありがとうございます…」チラッ
いぬ美「がうぅぅぅ…ッ!」
貴音「……」
いぬ美「……」ギロッ
貴音「……」
いぬ美「?」
貴音「もう暫く、待ってはくれませんか?」ボソッ
いぬ美「??」
貴音「ふふっ」ニコッ
――――――
――――
――
響「~~♪」
貴音「響、まだですか?」
響「あと少しで完成するってばぁ…。もう、何回同じこと訊くの?」
響「お利口にしていないとお預けだぞ?」
貴音「むぅ…」
響「あはは」ニコッ
貴音「そういえば…」
響「うん?」
貴音「いぬ美以外の子たちが見当たりませんが、みな眠りに就いたのですか?」
響「うぇ!?」
貴音「?」
響「あーいや! そ、そうなんだ! みんな今日は疲れてて寝室で休んでるぞ!」
貴音「そうでしたか。それなのに騒がしくしてしまい、申し訳ありませんでした」
響「……」
響(さすがにワニ子まで暴れだしたらシャレにならないもんね…)
――――――
――――
――
響「おっまたせー♪」
貴音「ついに出来ましたか!」
響「冷蔵庫の残り物だけだとオムライスしか作れなかったぞ」
貴音「おむらいす!」
響「だけど、普通のオムライスじゃないからね…」ニヤリッ
貴音「と、仰いますと…」
響「じゃじゃーん! 響特製ゴーヤオムライスでーす!」
貴音「面妖な!」キラキラ
響「ピーマンがなかったから代わりにゴーヤを細切りにして入れてみたぞ!」
貴音「あぁ…」ポロポロ
響「えぇ!? 泣くほどゴーヤが嬉しいのか!?」
貴音「いえ。もう…二度と…食を楽しむことができないと思いましたから…」ポロポロ
響「あはは…」
貴音「では、いただきます!」
響「うん。どうぞ召し上がれ」ニコッ
貴音「……」パクッ
響「どう? 美味しい?」
貴音「えぇ。まこと、美味です」ニコッ
響「ふふーん! まぁ自分が作る料理が美味しいのは当たり前だけどね!」
貴音「ふふっ。そうでした」
響「えへへ」
貴音「……」モグモグ
響「……」
貴音「……」モグモグ
響「ふふっ」
響(ホント美味しそうに食べてる)ニコッ
ガサガサ
響「うん?」チラッ
いぬ美「……」ガサガサ
響「おーいいぬ美。なにしてるんだ?」
いぬ美「ばぅ!」
響『これは何?』
響「って。それは貴音の荷物だけど」
いぬ美「……」ガサガサ
響「あぁこら! そんな乱暴に扱っちゃダメだってばぁ!」
響「えっ? こ、これってまさか…ッ!」
貴音「……」モグモグ
貴音(やはり響が作る料理は美味ですね)
貴音(願わくば、響に一生養われたいものです。ふふっ)ニコッ
響「ごめん貴音…」
貴音「ふぁい?」チラッ
響「貴音が持ってきた荷物をいぬ美がイタズラしちゃって、その…」
貴音「!?!?!」
響「包装が剝がれちゃった…」
貴音「げほっ! げほっげほっ!」
響「だ、大丈夫か貴音!?」
いぬ美「……」ニヤリッ
貴音「くっ…ッ!」
貴音(もう暫く待ってください、と言ったではありませんかぁ…)
響「……」
貴音「……」
響「あの、これってもしかして…」
貴音「響」
響「はい!」ビクッ
貴音「こんな夜分遅くに押し掛けて申し訳ありませんでした」
響「あ、うん。別にそれは…」
貴音「……」
貴音「そして、少し早いですが…」
貴音「誕生日、おめでとうございます。響」
響「あっ…」
貴音「これは日頃から響に、大変お世話になっている感謝の意も込めて……」
貴音「私からの、ささやかな贈り物です。どうか受け取ってください」
貴音「響に似合いそうな髪留めを私の主観で幾つか選んでみました」
貴音「気に入って頂けたら幸いです」ニコッ
響「たかねぇ…」
貴音「当初の予定では日付が変わるのと同時に渡したかったのですが…」チラッ
いぬ美「ばぅ!」
貴音「どうやら相当嫌われてしまった様ですね」ニコッ
響「……」
響「ありがとう貴音! 自分、すっごく嬉しいぞ!」ギュッ
貴音「ふふっ。そのように喜んで頂けると、私も嬉しいです」ナデナデ
響「えへへ/// ねぇねぇ! 早速付けてみてもいい!?」
貴音「えぇ。よろしければ、私が付けて差し上げます」ニコッ
響「うん!」
――――――
――――
――
貴音「はい。出来ましたよ、響」
響「……」
貴音「いかがですか?」
響「うん。自分、このシュシュ大切にするぞ…ッ!」ウルッ
貴音「……」ニコッ
― 00:01
貴音「日付が変わりました」
響「あっ。ほんとだ…」
貴音「では改めて。誕生日おめでとうございます、響」
響「……うん! ありがと貴音!」ニコッ
貴音「さて。何はともあれ」
貴音「私が当初の予定していた計画とはだいぶかけ離れてしまいましたが…」
貴音「響に喜んで頂けたのでひとまず安心しました」ニコッ
響「うがぁ…。いぬ美が粗相をしちゃってホントにごめんね…」
貴音「いえ。私も頻繁に響の家を訪れているとはいえ…」
貴音「このような夜分遅くに訪ねたら皆に不自然がられると思いましたが、全くもって杞憂に終わっt」
響「えっ?」
貴音「えっ?」
響「……」
貴音「……」
響「……」
貴音「響?」
響「ごめん貴音」
貴音「はて? いったい何事ですか?」
響「ここは敢えて言わせてもらうけどさ…」
貴音「はい」
響「……」
響「なんで最初にわざわざご飯をねだったの?」
貴音「響の手料理が食べたいからに決まっているではありませんか」キョトン
以上です
ありがとうございました
響、誕生日おめでとう!!
最後におまけを少し書いてHTLM化依頼を出して来ます
【おまけ】
貴音「実は、響にもう一つ渡したいものがあるのですが…」ガサガサ
響「えっ? まだ何かあるのか?」
貴音「厳密に言えば、いぬ美たちの為に響へ渡したかった物です」
いぬ美「!?」
響「うん? みんなの為に渡したかったモノ?」
貴音「はい。これです」サッ
【J〇Bギフトカード】
響「あっ! これって!」
いぬ美「?」
響「いつもみんなのご飯の食材を買っている所でも使える商品券だぞ!」
いぬ美「!?!?!」
貴音「えぇ。そうです」
貴音「私でも、日頃からいぬ美たちへ迷惑をかけていた事は重々承知しておりました」
貴音「ですから!!」チラッ
いぬ美「……」オドオド
貴音「響の誕生日の傍らになってしまったとはいえ、謝罪の意を込めて一緒に購入したのですが…」
いぬ美「くぅーん…」
貴音「これはお預けとするしかありませんね…」チラッ
いぬ美「!?」
いぬ美「ばぅばぅばぅ!!」
響『た、確かに貴方の頭にかじりついたのは悪いと思うけど…』
響『元はと言えば貴方の所為じゃない! このタイミングで謝罪するなんて卑怯よ!』
貴音「ですが、私はもう暫く待ってはくれませんか? とはっきり申したではありませんか?」
いぬ美「!?」
響『なっ!?』
貴音「あれは貴方に向けて発した言葉だったのですよ?」
いぬ美「ばぅばぅばぅばぅ!! わぉーん!!」
響『そんな事、わかる訳がないでしょうが!!』
貴音「いいえ。私の知らせを見逃した時点で貴方は負けたなのです。いぬ美…」ニヤッ
いぬ美「ばぅぅ…」
響『ばぅぅ…』
いぬ美「……」
貴音「……」
響「えーと…」オロオロ
響「貴音もいぬ美も、もうそれくらいにしt」
いぬ美「がうぅぅぅぅぅぅ!! ばぅばぅばぅばぅ!!」
響『あぁもう怒った!! 貴方がその気なら私も本気で行かせてもらうわ!!』
貴音「良いでしょう。受けて立ちます」
響「うがぁぁぁもう!! 貴音も煽らないでよ!!」
いぬ美「わぉーーーーん!!」
響『ワニ子! へび香! やっておしまい!』
貴音「へっ?」
響「って、えぇぇぇ!?」
ドガァァァァァァァァァン!!
響「あわわ! みんなを寝かしつけていた寝室のドアが…」
貴音「えっ? あ、あのちょっと待ってください。いぬ美嬢…」
いぬ美「……」
貴音「私はへびが苦手なのでs」
いぬ美「ばぅ…」
響『安心しなさい。そんなくだらない悩みからも、もうすぐ開放されるから…』
貴音「 」
響「いぬ美!? たたた貴音は本気で言っているわけじゃないk」チラッ
ワニ子「……」ギロッ
響「ひぃぃぃぃ!? ワニ子まで暴れ出したらホント保健所騒ぎになるから止めてぇぇぇ!!」
今日は自分の誕生日なんだからみんな仲良くしようよぉぉぉぉ!!
うわぁぁぁぁぁん!!
お し ま い
乙
響可愛い
10月10日にひびたかSSが読める…
ただそれだけの事が俺にとって歓喜であり存在の証明だった
じゃじゃーんの部分だけ某携帯獣の今のヒロインボイスで再生された
響かわいいよ響
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