続・貴音のカミングアウト (56)
貴音「いい加減このキャラやめたい…」
貴音「いい加減このキャラやめたい…」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417707863/)
貴音のカミングアウト
貴音のカミングアウト - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420827873/)
多分上のを読んでないと意味不明ですので、先に読んでいただけたらと思います
なお、このSSには
1 キャラ崩壊 ※特に貴音は関西弁を喋ります
2 >>1の勝手なアイドル考察からの言動
3 関西弁でも神戸よりの言葉遣い ※貴音をクォーターと仮定した場合、外国人居留地が今もなお残る神戸出身が良いと判断したため
など、読み手のみなさんに違和感・不快感を与える成分が少なからずあるかと思いますので
以上の注意点を踏まえた上で自己責任の元お読みいただけたらうれしいです
ほぼ書き溜めできてますので、たんたんと投下していきます
よろしければ最後までお付き合いお願いします
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420944725
~765プロへ向かう車中~
P「本当にすまない。今度のシングルのジャケット撮影があることをすっかり忘れてた」
伊織「律子も忘れてたんだから、アンタばかり責めるわけにもいかないわ。それに、忘れたことにさえ気づかず、すっぽかすよりはよっぽどマシよ」
亜美「でもでもいおりーん、お姫ちんのカミングアウトってのが亜美気になっちゃうよぉ~」
あずさ「亜美ちゃん、それはまた今度にしましょう。録画した生っすかも、貴音ちゃんも逃げたりしないのだから」
伊織「私も気にならないと言えば嘘になるけど、それでも今は仕事の方が大事だわ。ほら、さっさと送りなさいよ。事務所に寄ってる時間もないんでしょ?」
P「ありがとう、あずささん、伊織。亜美もすまないが、その件は今だけ忘れてくれないか」
亜美「もー、わかってるよぉ。その代わり、帰りにご飯奢ってよね!」
伊織「あら、いいじゃない。竜宮のニューシングルのお祝いを兼ねて、ミニパーティと洒落込みましょう」
あずさ「うふふ、それじゃあ律子さんにも連絡しておきますね」
P「まだ奢るって言ったわけじゃ……」
亜美「諦めたまえ、Pくん」
あずさ「はい、送信しました♪」
P「あーもう、わかりましたよ。その代わりジャケットは今まで一番のモノを頼むぞ!」
伊織「誰に向かって言ってるのかしら?あんたは財布の心配でもしてなさい、にひひ♪」
あずさ「プロデューサーさん、ご馳走になります」
亜美「よ、に→ちゃんの太っ腹!」
P「竜宮の迎えを最後にして良かったよ……おっと、音無さんにも連絡しとかなきゃな」
~765プロ~
小鳥「………はい、わかりました。それじゃあ私が戸締りして帰りますね。……はい、しっかりお祝いしてきてあげてください」
真美「ぴよちゃ~ん、亜美たちはー?」
小鳥「あのね、竜宮に撮影が入っていたこと忘れてて、そのまま現場へ向かうんですって」
やよい「伊織ちゃんたち大変ですね」
小鳥「でも、嬉しいことよね。お仕事がたくさんあるっていうのは」
真美「そーだね、真美とやよいっちも最近やっと忙しくなってきたもんね」
やよい「うん、明日もファッション誌の撮影と取材だよ」
雪歩「わんつーているずもすっかり売れっ子だね」
真「やよいたちはいいなぁ、可愛い服が着れてさ」
小鳥「あら、真ちゃんはボーイッシュな格好が多いけれど、男性ファンからも可愛いって声がたくさん来てるじゃない」
真「それは嬉しいんですけど、僕だって雪歩みたいに可愛くワンピースを着こなしてみたいですよ」
雪歩「そんな、ダメダメな私が可愛いだなんて……」
真美「相変わらずゆきぴょんは自己評価が低いですなぁ」
真「だよね。そんなに謙遜されちゃあボクの立つ瀬がないや」
雪歩「そんな……真ちゃんはそのままでもカッコ良くて可愛いよ!」
真美「カッコイイが先に来る辺り、ゆきぴょんのまこちんへの印象がミル貝知れますなぁ」
小鳥「ミル貝じゃなくて伺いね」
やよい「今のはちょっと無理やりだったかなーって」
真美「そういえば、今日の生っすかでおひめちんが関西弁喋ったって話題になってるけど……」
真「うーん、その件はボクにもミキからメールがきてたけども、話題の転換がちょっと強引だったかな?」
雪歩「でもでも、そうでもしない限り話が進まないし……」
小鳥「メタいのは置いといて、そろそろ話を転がさないとダレてきちゃうわ。律子さんたちも時期に帰ってくるでしょうから、その時に貴音ちゃんにきいてみたらどうかしら?」
真美「ねーねーぴよちゃん、真美お腹空いた!」
やよい「あ、もう6時過ぎちゃってますね。なんだか私もお腹空いてきたかも」
真「今なら春香たちに電話すれば帰りに何か買ってきてくれるんじゃないかな?」
♪~こーすもーすこすもす~♪
雪歩「あ、春香ちゃんから電話だ……もしもし……うん、お疲れ様。……えっとね、真ちゃんに真美ちゃん、やよいちゃんだよ」
真「噂をすれば何とやら…ってね」
やよい「思ったんですけど、なんだか真さんが他のSSとは違って賢く見えるなーって」
真美「あ、それ真美も真美も!いつもの脳筋なまこちんって感じじゃないっていうか」
真「あはは、色んな世界線があるから違って当然さ。書き手によってボクたちへの印象やこうあって欲しいって願望があるのは認めてるから、そういう役を演じろと言われればそうしてるだけさ」
やよい「あ、それはわかるかもです。私には“れぅー”とか“かなーって”とか言わせとけばいいって風潮もありますし。それに、いつまでも貧乏設定引きずられても困るかなーって」
真美「やよいっちはそういうとこが不憫だよね。真美と亜美は“とかちつくちて”の印象が強いせいで変な喋り方させられちゃうのが嫌かな。それに、“真美は合法”って何なのさ 」
小鳥「はいはい、そういうのはまた別のSSでしましょうか。そろそろ雪歩ちゃんの電話も終わるみたいよ」
雪歩「……うん、お願いするね」
真「春香は何て?」
雪歩「帰りにご飯買って行くから誰がいるの?って。それと、四条さんも私たちと一緒に生っすかを見て、さっき言ってた関西弁について話をしたいって」
やよい「じゃあ私お母さんにメールしとかなきゃ」
真「ありがとう雪歩。ボクも電話しとこうかな」
真美「ねーねーゆきぴょ~ん、はるるんたちあと何分で帰ってくるの?」
雪歩「今レッスンスタジオの近くって言ってたから、10分もかからないと思うよ。今のうちにお湯を沸かしておこっかな」
~10分後~
春香「ただいまー、春香さんが帰ってきましたよー♪」
真美「はるる~ぅん、真美もうお腹ペコの介だよぉ」
春香「待たせちゃってごめんね」
やよい「みなさんおかえりなさい!晩ご飯買ってきて下さってありがとうございます」
千早「ただいま、高槻さん」
雪歩「おかえりなさい」
美希「ただいまー、ミキもお腹空いちゃった」
貴音「ただいま戻りました。そうですね、私もお腹が空きましたので、早く皆で頂きましょう」
小鳥「おかえりなさい。律子さんもすぐに発たれるんですか?」
律子「そうですね。それと今日は直帰になりそうで……」
小鳥「その件はプロデューサーさんから報告受けてますから、大丈夫ですよ」
律子「うっかりしちゃっててすみません。それでは行ってきます」
小鳥「はい、いってらっしゃい」
律子(貴音、しっかりね)
貴音(うん)
真(ねぇ、春香。貴音は関西弁を喋るようになったって聞いたけど?)
春香(あー、それは生っすか見ながらでいいかな?いきなり喋り出したら第二の響ちゃんを産みかねないし)
真(響そんなに酷かったんだ…。正直ボクだって未だに信じられないから、その方がいいかもね)
真美「おやおやぁ~?そちらのお二人は何の内緒話ですかな?」
雪歩「こういう時、私が嫉妬すると面白いって風潮には少し飽き飽きしてます」
やよい「ああっ、さっき雪歩さんは電話をしてたからメタ会議で出せなかった分、ここで出ちゃったみたいです」
美希「やよい、説明ありがとうなの。そんなのは置いといて、ご飯食べながら生っすか見よ?」
千早「そうね。萩原さん、みんなのお茶用意しましょう」
雪歩「うん、お湯ならさっき沸かしてポットに入れてるよ」
春香「あ、私も手伝うよ」
~数分後~
真「取り皿とお箸も行き渡ったかな?」
小鳥「ええ、大丈夫よ」
真美「それじゃ、生っすかもポチっとな」
TV<日曜午後の……
やよい「それでは、頂きます!」
「「いただきまーす!」」
TV<<サンデー!
TV<響チャレンジ!
真「ここからだね、問題のあれは」
やよい「なんだか、ドキドキしちゃいますー」
貴音「はい、しかと見届けてくださいまし」
TV<<びぇぇぇぇぇっ!!
雪歩「……」
真美「……」
やよい「……」
真「事前に聞かされてたとはいえ、これは……」
貴音「みんな、今まで騙しとったみたいで、ホンマごめんなぁ」
美希「あれをリアルタイムに見たミキたちは頑張ったと思うな」
小鳥「私も事前に内容だけは聞かされてたけれども、よくあそこから立ち直ったわね」
雪歩「……」
真美「……」
やよい「……」
千早「私も放心してましたから、春香がもしいなかったらと思うと……」
貴音「もうちーちゃん、堪忍してぇ~」
美希「あはっ、貴音カワイイの☆」
真「うん、ボクもこれはこれで悪くはないと思うよ。ただ、ギャップの大きさのせいで、まだ春香たちみたいに馴染めないっていうか……」
貴音「まこくん、ホンマおーきにや。そーやって言ぅてくれるだけでもうち楽なるし」
真「まこくん……」
雪歩「……」
真美「……」
やよい「……」
真「……」
春香「ちょっと、貴音さん!せっかくいい感じだった真までショック受けちゃったじゃないですか」
貴音「せやかて、ミキも真クンって呼んどーやん」
美希「ミキのはカッコイイ女の子をクン付けで呼んでるってニュアンスなの。でも貴音のは、完璧男の子への呼び方なの」
春香「うん、私はバラエティで上方芸人さんとの絡みがあるからかな、ミキの言う通りじゃないかなって思う」
千早「私も漫才で関西弁をよく耳にするからかしら?美希の言ってることは理解できるわ」
貴音「そんなつもりあらへんのに……」
雪歩「……」
真美「……」
真「……」
小鳥「残念だけれども、真ちゃんにはそう取られてしまったみたいだわ」
やよい「貴音さんの次のドラマは関西の人の役なんですか?」
春香「やよいーっ!!」
千早「高槻さんっ!!」
美希「やよい、何てことなの……。貴音のイメチェンをドラマの役だと自分に思い込ませて、受け入れようとしてる…これには全米も泣いちゃうの」
きてた!
でもみんな前スレで待ってたかも
雪歩「わ、わたし、そろそろか、帰りますね」
貴音「雪ぴょん…」
雪歩「ひっ!おつ、お疲れさまですぅ~」
真美「おひめちん、真美も正直戸惑ってるよ。おひめちんのことは今でも大好きだけど、やっばりショックを隠せないや。やよいっち、帰ろ」
やよい「うん。じゃあ私たちもお先に失礼します」
貴音「あ……」
小鳥「二人とも気をつけてね」
真「まこくんは流石に酷いや……。ボクもお先に失礼します。お疲れさまでした」
貴音「まこくん……」
春香「だからそれがダメなんですって!」
貴音「でも、ちーちゃんは受け入れてくれたやん?」
千早「私は今までの意固地な自分と決別したかったので、貴音さんからそう呼ばれるのは良い機会だと思ったからです」
小鳥「それが真ちゃんにそのまま当てはまるわけがないってことね」
千早「はい…」
貴音「どないしよ……」
春香「ここで終わりにして竜宮編に行くわけにはいかないですよね」
千早「ええ、流石にこのままではギスギスした765プロの話になりかねないわ」
美希「それはそれで面白そうだけど、作者が妄想したいのは関西弁の貴音と楽しい765プロらしいの」
小鳥「それじゃあ短いけれども、今日のところはここまでね」
というわけで、尻切れトンボな終わり方ですか、一先ずここで区切ります
美希に言ってもらった通り、実はまだ本編始まってないので、さっさとこのプロローグ終わらせたいです
お付き合いありがとうございました
>>9
ど、どないしよ・・・
こ、こっちに誘導するURLはっつけてきます(汗
ほんと感想いただけて感謝っす
才能がないので、仮に脳内では面白かったとしてもアウトプットすると、とたんに面白くなくなったりします
また、遅筆なのでこの量書き溜めるだけでも散々悩んでやっとこさ…といったところで;;
途中で入れたメタなところは別の何かでやればよかったですね
次回はもう少しマシになるかと
いや、ほんとこれただのプロローグなんです さっさと終わらせたいです
あと、HTML化申請ってどうやるんでしょうか? そういう専門のスレがあるのかな? 探してみます
ありがとうございました
過去2作HTML化してきました
では、続きはここに書くってことにします
そりではまたですノシ
楽になってきた
明日も出勤できないし、投下していこうかな
続々・貴音のカミングアウト
〜翌日 765プロ〜
TV<びぇぇぇぇぇっ!
貴音「……」
伊織「……」
あずさ「……」
亜美「……」
小鳥(昨日の真ちゃんたちとは違った重苦しさが、今にも事務所を押し潰してしまいそうです…)
伊織「ただのドッキリだったってわけじゃないの?未だに信じられないわ」
貴音「やからこぉして言ぅてるやん?」
伊織「それも演技くさいのよ」
あずさ「貴音ちゃん。伊織ちゃんはね、貴音ちゃんのことを受け入れようと、今自分の中で折り合いを付けているの」
亜美「……」
貴音「あずさは今のうちには抵抗ないん?」
あずさ「喋り方が変わっただけで、性格も外見も変わらないなら、それは貴音ちゃんでしかないと思うのだけど?」
伊織「そう、……そうね。あんたは前も今もラーメンが好きなアイドルじゃない。何が違うって言うのよ」
貴音「二人ともおーきにな。やけど、亜美はどうなんやろ…」
亜美「……」
あずさ「真美ちゃんはどうだったの?」
貴音「真美も今の亜美みたくショック受けてて、今もうちをよぉ受け入れへんのとちゃうかな?」
伊織「少し昔話をするわ。あれはあんたが765プロに来た日だったわ。あの時ここにいたのは──」
あずさ「私と伊織ちゃん以外には、律子さん、春香ちゃん、真ちゃん、千早ちゃん、雪歩ちゃん、やよいちゃん……かしら?」
伊織「そうね、あそこで涙目に訴えてる小鳥も一応付け加えておくわ。それで、あんたが来たその日に私はね、みんなにそれとなく聞いてみたのよ。“とんでもないのが入ってきたわね”って」
あずさ「伊織ちゃん…」
貴音「ええんよ、あずさ。続けて……」
伊織「あずさはこんな性格だから、丁寧な日本語を遣う子なのねとしか言わなかったし、事実それだけしか思わなかったはずよ」
伊織「律子はノーコメントだったわ。そんなこと聞いて回る暇があったらレッスンに行きなさいって」
伊織「春香は自分とキャラが被らなかったことを安堵して、真はあんたの体型と女らしさを羨んでたわ」
貴音「……」
伊織「千早はあの頃胸と同じように感情もぺったんこだったから、案の定無視されたわ」
あずさ「伊織ちゃん。壁に耳ありって言……ちがっ違うのっ!」
小鳥(ぷくくっ……)
貴音(完璧な一人ボケツッコミやん…)
亜美(……っ)
伊織「あずさは置いといて、やよいね。やよいもあずさとあんまり変わらなかったわ。背が高い、髪が長くて銀色で、綺麗な人ですねって」
伊織「雪歩はまぁ、あんたを見て興奮してたわ。今でも軽くトリップしてるからわかるでしょ?」
千早は四条さん呼びじゃ…あとわんつーているずじゃなくわんつ→ているずやで
貴音「……」
伊織「どうしてこんな昔話をしたか測りかねてるって顔ね」
貴音「うん…」
伊織「キャラ作ってた時の反則的な直感はどこに捨ててきたのよ・・あのね、あんたがここに来たとき、私たちはあんたの上っ面しか見てないし、それしか知る所がなかったの」
伊織「今はどう?喋り方が変わっても見た目や性格が変わったわけじゃないってあずさも言ってるし、律子、春香、千早、美希それと私はあんたのイメチェンを前向きに受け入れてるわ」
貴音「……!」
伊織「やっと気付いた?」
貴音「うん。ありがとう、おデコちゃん」
伊織「おデコって、あんたねぇ─」
亜美「おデコちゃん…くふふっ」
貴音「亜美っ!」
亜美「ごめんね、お姫ちん。まだショックが強くって、今すぐ前みたいにお姫ちんと話したりできそうにないんだ」
貴音「ううん…」
亜美「だからね、今日のこと真美とも話して、それから少しづつ……ね?」
貴音「うん…うん!」
>>23
これの前の話で貴音と千早がそれぞれ、ちーちゃん・貴音さんって呼び合う様になってます
続きものってのがわかりにくくてすみません
わんつ→ているず指摘サンクスです
伊織「あずさのお陰かしらね」
貴音「せやね、あずさおーきにな」
あずさ「千早ちゃんには内緒にしててね……」
亜美「亜美ね、急にハンバーグが食べたくなっちゃった♪」
伊織「それなら私も、急に苺パフェが食べたくなったわ、にひひっ♪」
あずさ「ええ、もちろん大丈夫よ!」
貴音「あずさ、それ集られとるだけやん。……伊織もおーきにな」
伊織「何よ、さっきは失礼な呼び方してたくせに」
貴音「感謝を受け取ってほしいから、ツンの方も仕込まなあかんやろ?」
伊織「///……っ」
亜美「お姫ちん、亜美と真美のこと待っててね」
貴音「うん♪……あ、もう時間ちゃう?」
あずさ「あらあら、そうね。それじゃあ二人とも、行きましょう」
貴音「ニューシングルのお祝い、またさせてな」
伊織「もちろんよ」
あずさ「ありがとう、楽しみにしてるわ」
亜美「うん、絶対だよ!」
小鳥「……とまあ、こんな感じです」
P「あいつ話盛ってたな」
律子「気がかりは響、やよい、真に雪歩くらいかしら?」
P「てか、小鳥さんガッツリ絡んでたのに、フォロー一切無しですか?」
律子「あ、それ私も思いました」
小鳥「でも、こういうのは当人同士で解決しないとわだかまりが残ってしまうので……」
P「律子、若い娘ってそういうものなの?」
律子「それは確かにあるかもしれませんね。下手にフォローすると逆効果になったりしますし」
小鳥「なんで今“若い”って形容詞を加えたんですか?」(涙)
P「え?説明いります?」
小鳥「……」
律子「もー、ほどほどにしてくださいよ。小鳥さんがまともに働けないと事務処理が滞っちゃうんですから」
小鳥「律子さん…!」
律子「だからって、サボってビデオ回してたのは別問題ですからね^^」
小鳥「ぴ、ぴよぉ〜〜」
いい感じに眠気が来たので
ここらで切ります
後日ここが残っていたら、ここに続き投下していきます
そりではおやすみんごす
誰もいなくてもいいや
母がついさっき亡くなって起きとかなきゃだから、細々と投下していきます
まとめられるサイト様へ
↑のよくない文言はカットしていただけると幸いです
再開する前にお断りを
回想に入る前はカミングアウトから6日立ってて、前回までの回想で現時間に戻してしまったので、時系列に矛盾が生じてます
つきましては、貴音がカミングアウトして2日後に回想に入ったってことでお願いします
何のこと?って人は気にせずそのまま読んでください
カミングアウトより4日後
〜昼 ファミレス〜
やよい「はわっ、じゃあ貴音さんはほんとのほんとに関西弁を遣うんですね」
貴音「うん。やよいはこんなうち嫌い?」
やよい「びっくりしましたけど、貴音さんは貴音さんですから、嫌いになんてなりませんよ」
貴音「おーきにな♪」
長介「もぐもぐ」
浩太郎「んぐんぐ」
浩司「はぐはぐ」
浩三「おぶおぶ」
かすみ「四条さん、私たちまでご馳走になってありがとうございます」
貴音「もぅ、そない畏まらんとって。やよいの家族はうちにとっても大事な妹ちゃんと弟ちゃんや」
浩太郎「貴姉ちゃん、ケーキも食べていい?」
浩司「ぼくもぼくも!」
長介「ばかっ!お前らちょっとは遠慮しろ!」
貴音「ええねんで。長介くんもうちに気ぃ遣わんと、好きなん頼みよ」
長介「は、はい!お前らちゃんとお礼言うんだぞ!」
浩太郎・浩司「「貴姉ちゃんありがと!」」
長介「ありがとうございます!」
やよい・かすみ「「貴音さん、ありがとうございます!」」
貴音「ふふっ、どういたしまして♪」
〜同日夕方 ゲームセンター〜
美希「まさか貴音とノリノリでプリクラを撮る日が来るとは思わなかったの」
貴音「前も誘ったら行ったのに、誰も誘ってくれへんのやもん」
美希「誘いにくい雰囲気ってヤツがあったからだと思うな」
貴音「せやね。でも今はガンガン誘ってくれてええからね」
美希「任せてなの☆」
貴音「……はぁ、ちゃんと来てくれるやろか」
美希「もう、いきなりテンション下げないでほしいな。大丈夫だよ☆」
貴音「でも、亜美はまだええけど真美が…」
美希「心配性なところは変わってないんだね。やっぱり喋り方が変わっただけで、貴音は貴音なの♪」
「「ミキミキ〜、おひめち〜ん」」
貴音「亜美!真美!」
美希「ほら、言った通りなの☆」
真美「あれからね、亜美と話し合ったんだ」
亜美「亜美たちがショック受けた原因は、おひめちんが関西弁を喋ったことじゃなかったんだよ」
真美「ひびきんが泣いたことだったんだよね。それをおひめちんのせいにしちゃってごめんよ」
貴音「でも、響を泣かせたんはうちやし、やっぱうちが悪いし謝らんとって」
美希「今日は仲直りするために遊ぶんでしょ?終わり良ければすべて良しなの☆……でしょ?」
亜美「うん。さすがミキミキ師匠!言うことが違いますなぁ♪」
真美「そーゆーことなら、今日はとことん遊んじゃうよん♪」
貴音「みんな、おーきにな♪うちあれやりたい、ホッケー」
亜美「じゃあ亜美はダンサブルなミキミキとペアね」
真美「じゃあ真美はナイスバディなおひめちんとペアね」
貴音「ちょぉ、そない声出したら恥ずかしいやん」
美希「あはっ☆」
〜同日夜 ジョジョ苑〜
真「ボクはまこくんって呼ばれるのが嫌なだけだし、それさえなければ問題ないよ」
貴音「せやけどな、まこくんって言い易いんやで?」
真「言い易さの話はしてないだろ!」ダンッ!
貴音「ご、ごめんて……な?」
真「これからまこくんって呼ぶたびに、晩御飯奢らせてやるからな」
貴音「堪忍や、もう言わへんし。な?」
真「ま、今後はどんどん言ってくれてもいいけどね。ボクの晩御飯が豪華になるだけだし」
貴音「…まこちゃんのいけず……」
真「まこちゃんかぁ……悪くないね。でも、正直ボクはオマケで雪歩でしょ。あの時逃げるように帰っちゃったし」
貴音「焼肉とまこちゃんがセットなら一緒に行ってくれるか思てんけど、そない単純やないね」
真「ボクはほんとにオマケ程度だったのか。貴音から誘ってもらって嬉しかったんだけどな」
貴音「ちゃうねん、そんなんちゃうんやから!うちがまこちゃんとご飯行きたかったんはホンマなんよ」
真「あははっ。そんな真剣に言い訳してもらえるとは嬉しいな。ボクも貴音をからかっただけさ。安心しなよ」
貴音「まこちゃんホンマにいけずやわ。うち泣いてまうで?」
真「それは参ったなぁ。どうしたらお姫様の機嫌がとれるかな?」
貴音「これからもうちとご飯食べ行ってくれる?」
真「もちろん」
〜同時刻 ジョジョ苑〜
伊織「雪歩、あんたはこのままでいいの?」
雪歩「でも私、四条さんから逃げちゃって……」
伊織「あの貴音がそんなちっさなこと気にすると思う?仮に気にしたとしてもラーメンの一杯や二杯奢れば忘れるわよ」
雪歩「でも……」
伊織(雪歩のこういう所、イライラするわね)
雪歩「……」
〜3分後〜
伊織「あーもうっ!あんたはどうしたいのよ!この伊織ちゃんが貴重な時間を割いて付き合ってあげてるのよ!」
雪歩「ひぃっ!」
伊織「ちょっといいかしら?」
店員「あ、はい」
伊織「私の友人があちらの席にいるのだけれど、相席してもよろしいかしら?」
店員「あ、はい。大丈夫ですよ」
伊織「ありがとう。行くわよ雪歩」
雪歩「え?でも……」
伊織「デモもストもないでしょうが!ほら、さっさとしなさい!」
雪歩「うぅ……」
真「やぁ、伊織じゃないか。奇遇だね」
伊織「だったらどれだけよかったか」
雪歩「こ、こんばんわですぅ」
真「なるほど。そういう訳か」
貴音「え?」
真「雪歩も貴音と一緒に焼肉を食べたかったってことさ」
貴音「でも、何で伊織がおるの?」
伊織「雪歩が振るった最大限の勇気が、私と一緒にあんたたちと同じ焼肉屋に行くことだったのよ」
雪歩「うぅ、こんな意気地なしでダメダメな私は穴を掘って……」
貴音「そっか。おーきにな、伊織」
真「伊織もなかなかいいとこあるじゃないか」
雪歩「穴を……あれ?」
伊織「雪歩も貴音も大事な仲間だもの。当然だわ」
貴音「伊織、結婚しよ!」
真「仲人は任せてよ」
雪歩「止めないで、真ちゃんっ!」
真「え?何?」
雪歩「うぅ……」
貴音「もう、雪歩いじめたあかんやん」
雪歩「四条さん……っ!」
伊織「これが吊り橋効果ってやつね」ドヤ
真「ツッコんだら負けなのに、くそぅ!」
貴音「勇気出して来てくれておーきにな。ホンマに嫌われてもたんちゃうかって。うちな、ご飯もろくに食べてへんねんよ」
真「ってことは僕がこの盛り合わせ4〜5人前15皿を一人で食べたってことになるのか……」
伊織「フードファイター真。誕生の瞬間ね」
真「勘弁してよ……」
以降茶番がエンドレスなので全略!
書き溜めがもう終わってもた
早いなぁ(´・ω・`)
あー…気持ちわかるよ、俺も母を10年前に亡くしたからわかる
おはよう
ありがとう大丈夫だよ
SS書いてる場合じゃねえ
カミングアウトから6日目
〜正午過ぎ 響のマンション〜
春香「響ちゃん、私、春香です。…あのね。今日は、話したいことがあって、ここ、開けてもらえる?」
響「…何も話したく無い。もう自分の事は放っておいてよ」
春香「ほっとかない! ほっとかないよ!」
響「……!」
春香「だって私、また響ちゃんとお仕事したいもん。ステージに立って、一緒に歌、歌いたいもん。お節介だって分かってるよ。でも、それでも! 私、響ちゃんにアイドル続けてほしい!」
響「あ…っ」
春香「絶対見てね」
響「これ……手紙」
「響ちゃんへ。突然だけど、新しい歌が出来ました。765プロのみんなで詩を作って、作曲家さんに曲を付けてもらったんです」
響「既視感がえげつない……」
千早「我那覇さん、千早です。早く出てこないと、今度は劇場版の“自惚れてもいいよね”をされるわよ」
響「ぐ……」
千早「それでも出てこなければ、この世界線では関わってないミリマスの子達も巻き込んで、無駄に雨の中を走らされてしまうの。それだけは避けたいの。お願い、我那覇さん」
響「それは困るな……わかった。わかったよ」
春香「響ちゃん、出てきてくれたんだね!」
響「そりゃ、あれだけ嫌がらせを受けたら、部屋から出た方がマシさー」
貴音「響…」
響「たか……なんだ、貴音の差し金だったのか」
貴音「……」
響「どうして自分に相談してくれなかったんだ?どうして自分を騙すようことをしたんだ?ねぇ、どうして?」
貴音「それは、おに…プロデューサーが……」
響「おにぃ・・プロデューサーは自分のにぃにだぞ!」
貴音「え……?」
響「プロデューサーはこっちに出てきたばかりで寂しい思いをしてた自分に『俺をにぃにだと思って、どんなことでも頼っていいからな』って言ってくれたんさー」
春香「そんな、ずるいっ!」
千早「春香、今は…今だけは黙っていてくれるかしら?ややこしくなるから、ね?」
春香「あ、はい」
貴音「おにぃが響にそぉ言ぅたんなら、うちらは姉妹ちゃうん?双子ちゃんみたく、うちらも仲良ぉしたない?うちは響と前みたいに仲良ぉしたい…」
響「自分だって……自分だって貴音と仲良くしたいさ!でも、親友だと思ってた貴音から、あんなドッキリされたら……」
貴音「堪忍な、響」ギュッ
響「たか……ぐすっ、貴音ぇ」ギュッ
貴音「はぁい♪」
響「ごべ、ごべんなざい」
貴音「ええんよ。これで仲直りできたんやもん♪」ナデナデ
千早「春香の三文芝居が少なからず役立ててよかったわ」
貴音「ちーちゃんも忙しいのにおーきにな」
千早「いいのよ。私にとって765プロは家族だもの。その家族が仲良くできないのは悲しいわ」
貴音「ホンマちーちゃんは柔らこぉて優しい顔するよぉになったね」
千早「もう、恥ずかしいじゃない。あぁ、我那覇さん。ほら、ちーんして」
ちーん!
響「ありがと、千早」
春香「あのー、わた春香さんのこと忘れてませんかー?」
貴音「忘れてへんよ。はるるんのお陰で響と仲直りできたんやから。おーきにな♪」
まっすぐさん「じゃ、BGM流しますね」
春香「でへへ…「こーいしたりー♪」
といった所でカミングアウト編駆け足気味に無事終了させますた!
次回いつになるかわからないけども、需要を無視してこの関西弁貴音の活躍を書いていけたらと思ってます
そりではまたぬ^^
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