貴音のカミングアウト (28)
ご無沙汰しております
貴音「いい加減このキャラやめたい…」
で飛ばしたカミングアウトした時の話を投下します
その1は書き溜めてあるのを投下するだけなので、テンポ良くいけるかと
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420827873
春香「さて、次のコーナーは?」
千早「響チャレンジ」
美希「なの!」
千早「いつもは体力勝負な響チャレンジですが、今日はいつもと少し違ったことに挑戦するみたいです」
春香「ここで響ちゃんの様子を見てみましょう」
美希「なの!」
春香「響ちゃーん?」
響「はいさーい!」
千早「今日はいつもとは違う響チャレンジってことだけれども、どんなことに挑戦するのかしら?」
貴音「それは私からご説明いたしましょう」
ミキ「なの!」
貴音「此度の響ちゃれんじは、“何が起ころうとも決して驚いてはいけない我那覇響!”にございます」
春香「ということはドッキリ系ですね?」
響「ふふーん、ジブン完璧だから何があっても驚くことはないぞ!」
千早「でも、ドッキリって先に言ってしまうと構えてしまって、なかなか驚かなくなるんじゃないかしら?」
ミキ「なの!」
貴音「ふふっ、その点は心配ご無用です。見事響の慌てふためく顔をご覧にいらましょう」
響「ジブンも頑張るぞ!」
春香「それではいってみましょう。生っすかーーっ?」
「「サンデー!!」」
〜楽屋〜
響「さぁ、何でも来るといいさ!」
貴音「それでは遠慮なく」
響「え?貴音がビックリさせてくれるのか?怖いものが苦手なんだから無理しなくていいのに」
貴音「ん……おーきにな、響。そない気にせんでもえぇんよ」
響「……」
貴音「ホンマはうちが関西弁喋るふつーの女の子やってカミングアウトするだけやし^^」
響「……え?」
貴音「ひーびき♪」
響「ど、どうして……え?」
貴音「あwかwんwやwんw響おもっきしおどろいとーやんw」
響「た、たか……」
貴音「ん?どないしたん?」
響「うぅ……たか…」
貴音「もう、何やの?」
響「びぇぇぇぇぇっ!!」
貴音「ちょお、ビックリしたからって泣かんでもええやんか」
響「ぴぎゃぁぁぁぁぁ!!」
貴音「あかん…ちょ…、はるるん何とかして!そっち返すわ」
〜スタジオ〜
春香「……」
千早「……」
ミキ「.zzZ」
カンペ(何か喋って!)
〜30秒後〜
カンペ(回ってます!次のコーナー行くには早すぎるので何か喋って!)
春香「あ、え……あぁ……ビックリ……しました…ね」
千早「…うん」
春香「千早ちゃん・・しっかりして!ミキも起きてっ!」
ミキ「.zz…・・っ……なの!」
春香「えーっと…律子さーん?これって……」
律子(PからのGOサインあるわよ、社長も了承済み)
春香「あー、貴音さん……イメチェンしたんですね」
ミキ「ミキ、関西弁の貴音、とーってもカワイイって思うな☆」
春香「そ、そうだね!」
千早「うん…」
春香「千早ちゃーん、しっかりしてよぉ」
カンペ(我那覇さん落ち着いたそうです)
春香「あ、響ちゃんが落ち着いたそうなので…貴音さーん?」
〜同時中継〜
貴音「ごめんなぁ、はるるん。なんやちーちゃんもちょっとおかしなっとーし…」
春香「うん、ちょっとだけ放送事故になったよ…」
貴音「ちょ、ホンマに?」
響「えっぐ……ひっぐ…」
春香「響ちゃん落ち着いてないっぽいよ?」
貴音「せやけどな、響落ち着くの待っとったら生っすか終わってまうし…」
春香「それもそうだね。響ちゃーん、はるるんだよー♪」
響「ぇぅ?」
千早(我那覇さん、可愛い…!)
貴音「響にはえらい刺激的やったみたいやわ」
ミキ「貴音っ!関西弁の貴音もカワイイよ☆」
貴音「ミキありがと!せやけど堪忍な、何も相談せーへんままで」
ミキ「 ええんやで!」(バイオリンの発音)
千早「……っ」
貴音「あっは、ちゃうちゃう」
ミキ「ええんやで!」(信号機の発音)
千早「んふっ…」
貴音「ミキあかんわ、はるるんお手
本見したって!」
春香「ええんやで(ドヤァ」(ホンマもんの発音)
千早「くふっ……ふふっ…」
ミキ「よかった、千早さんも治ったみたいなの」
貴音「オチがついたところで響チャレンジ終わりでええんかな?」
カンペ(次のコーナーOKです)
春香「そうですね。以上、響チャレンジを装った貴音さんのイメチェン企画でした!」
ミキ「大成功なの☆」
千早「んふっ……」
もしかして間隔空きすぎて誰も見てない系か?
まぁいいや、もうすぐ終わります
〜放送終了後 楽屋〜
(※響は先に自宅に送られてます)
貴音「おにぃ、響大丈夫やった?」
P「トラウマレベルのショックを受けてるみたいだな」
貴音「そんなん……うち…」
P「まさか響が貴音を心配してガチ泣きするとはな…っと、そろそろ行かないと」
貴音「え?みんな送ってくれるんちゃうの?」
P「律子がいるだろ。俺は誰かさんのために営業してくるんだよ」
貴音「おにぃ…」
P「嘘だよ。ロケ組のあずささんたちほっぽってこっち来てしまったから迎えに行くんだよ」
貴音「あ、うん…」
P「そんなに凹まれると困るんだけどな……あ、春香、あと頼むぞ」
春香「はい、任せてください^^」
ミキ「はにー、いってらっしゃいなのー☆」
千早「お疲れ様です」
春香「さ、そろそろ律子さんが来るから荷物まとめちゃお」
貴音「そうやね…」
ミキ「もう!響なら大丈夫なの!」
貴音「せやけど……」
ミキ「それとも貴音は響が信じられないの?」
貴音「そんなわけないやん!」
ミキ「じゃあ大丈夫なの、ね?」
貴音「…うんっ」
千早「四条さんはプロデューサーと兄妹だったんですね」
春香「そうそう、それ私も初耳だったよ」
貴音「隠しとったわけちゃうんやけど、おにぃがうちだけ贔屓されとるみたいに思われへんよーに内緒にしてくれてたみたい」
ミキ「じゃあ、貴音はミキのお姉ちゃんだね☆」
貴音「あっは。はるるん、ミキがこんなん言ぅとーけど?」
春香「え?わ、私は別に……」
ミキ「ミキ、春香が相手でも負けないよ☆」
千早「だそうよ、春香」
春香「もう、千早ちゃんまでー」
律子「あんたたちー、帰る準備できてるー?」
千早「ええ」
春香「大丈夫です^^」
ミキ「律子……さんもビックリした?」
律子「え?ああ、貴音のことね。そりゃあ、事前に聞かされてたとはいえね、そこそこ驚いたわよ」
貴音「律ちゃんにも迷惑かけて、ホンマごめんな」
律子「いいのよ。私だってアイドルを辞めてプロデューサーになる時にはたくさん迷惑かけちゃったし、自分のやりたいことができない辛さも知ってるつもりよ」
貴音「律ちゃん…」
春香「律子さん、スタジオには私たちと響ちゃんだけでしたよね?あずささんや真たちってこの事は?」
ミキ「あ、それミキも気になってたの」
律子「まだ知らないわね。今プロデューサーが迎えに行ってるから、いつもみたいに事務所でV見るのなら、そこでじゃないかしら?」
貴音「さすがに響みたいに泣き出す子はおらんやろーけど、ちょい怖い…かも……」
千早「あの、放心してた私が言うのもなんですけども、こういうのは出来れば本人の口から聞きたいものだと思うんです」
貴音「ちーちゃん…」
春香「そうだね、私たちは現場にいたからそこまで抵抗なく受け入れられてるんだと思う」
ミキ「ミキも千早さんと一緒なの」
千早「だから四条さん、私たちも事務所で一緒に生っすか見てみませんか?」
律子「いい考えだと思うわ、このあと誰も予定ないんだし」
貴音「うん、わかった。うちみんなで生っすか見て、それでちゃんと説明するわ」
千早「それと、四条さん…」
貴音「どしたんちーちゃん?」
千早「あの、これからずっとち、ちーちゃんって呼ぶんですか?」
貴音「嫌やった?やったら辞めるけど」
千早「いや…というわけではないんだけれど」
春香「恥ずかしいんだよね、ちーちゃん♪」
千早「もう、春香!」
ミキ「あはっ、千早さんお顔が真っ赤なの」
千早「もう、ミキまで…」
律子「そうだ、この機会に千早も苗字じゃなくて名前で呼んでみたらどう?」
ミキ「さすが律子!ミキもそれがいいって思うな☆」
律子「あんたはダメ!ちゃんとさん付けしなさい」
ミキ「さん……」
貴音「あっは、相変わらずミキには厳しいね^^ちーちゃんが嫌やなかったら、うちのこと貴音って呼んでほしいな」
千早「嫌だなんて、そんな、でも…」
春香「ちーはーやーちゃん♪」
千早「うん。…たか、貴音さん!」
貴音「は〜い♪」
千早「これからもよろしくお願いします^^」
貴音「うん、うちもよろしゅーな、ちーちゃん♪」
ミキ「千早さんまたまた真っ赤なの」
といったところで、本日はお開き
またそのうち書き溜めて投下します
14分で終わった
これはこれで悲しいもんがあるね……
見てくれてた人がおったらおーきにですー
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