雨は凄く憂鬱な気分になる。
台風などの影響で連日雨になった日には最悪な気分だ。
僕は雨が降る日は渋々学校に行くようにしている。
青年「今日も雨か…」
そんな言葉を口にしながら学校に行く準備をしている。

???「よう！おはようさん！雨だからまた気分が落ち込んでるのかい？」
彼は僕の親友だ。
いつも陽気で周りに気を使ういいヤツだ。
青年「あぁ、最近雨が続いてるだろ？だからなおさらだよ。」
親友「雨大っ嫌いだもんなお前。まぁ張り切って学校行こうぜ！」
たまにこんな彼の天真爛漫な所が羨ましくなる。

幼馴染み「やぁ～、おはようっと！また落ち込んでるのかね？」
青年「おう、おはよう」
委員長「おい、青年そんなに落ち込んでたらもっとマイナスな方向へ引きずり込まれるぞ。シャキッとしな！」
青年「委員長おはよう、その常に前向きな姿勢見習うよ。」
委員長「そんなことはないよ！そろそろHR始まるよ席についてね」
そんなこんなでまたいつもの１日が始まる。

~昼休み~
青年「今日の学食はなんだろうな」
親友「なんだろうな、初お披露目１日で死者を出したという噂の料理がでなければいいんだけどな」
青年「そんな料理があるのか、というか最近のことか？」
親友「あぁ、お前が休んでる間に出たんだ新料理」
青年「それは可哀想に…その人にお悔やみ申し上げたいな」

~学食~
青年「今日は[雨の気分も吹っ飛ばす激辛カレー！]か」
親友「なんか凄そうだな…」
親友「んじゃ、オバチャン！カレー2つで！」
オバチャン「あいよ！辛さはどうするんだい？」
親友「普通と飛びっきり辛いので！」
オバチャン「いやぁ～いつも元気だね。辛いの作るのに時間掛かるからちょっと待っててよ！」
なんか嫌な予感がするな親友に任せるとロクな事が起きないからな…
親友「よう！お待たせ！持ってきたぜー」
青年「サンキューな」
青年「何もしてないよな？」
親友「だ、大丈夫だってなーにもしてないよぉ～」
コイツは嘘が苦手だすぐこうやって口調や顔に出る
青年「おい、そこの小学生こっち来てくれ」
風紀委員「小学生じゃない！何度言ったら分かるんだ。立派な風紀委員だ！」
風紀委員「またお前か今度は何のようだ」
青年「いや、そんなお疲れな風紀委員様にカレーを1口上げようかと思いましてね」
風紀委員「なんか企んでないだろうなぁ？」
ギクッ流石だよくお見通しで、だけど僕はポーカーフェイスで乗り切る
青年「そんな事ないよ。まぁまぁ食べてみなって」
風紀委員「そうか、なら1口だけ」
風紀委員「んっっっっっ～～～～～～～かっらぁぁぁぁぁぁい！！！！！！」
青年「あっ、やっぱりだ」
青年「おい、親友逃げようとするな」
親友「おっと、ここで捕まったら100年目おいとまさせてもらうぜ！風紀委員と死のダンスを踊りやがれ！！」
青年「なんてやつだ全く…」
青年「風紀委員ごめんな実験台にさせてもらった」
風紀委員「お前今度こそ許さないぞ…もう5限に入るから見逃してやるが放課後絶対殺しに行くからなぁ………」
青年「おっともうそんな時間かじゃあね風紀委員」

青年「5限は体育か」

あれ？体がそうかまたか…

モブ「おい！大丈夫か！青年！誰か保健室に運んでやれ！！」

青年「んっ、ここは保健室か？」
委員長「おう、目が覚めたか？」
青年「あぁ、運んでくれたのか？」
委員長「いや、運んだのは親友だ」
青年「そうか、後でお礼を言わないとな、委員長は起きるまで見ててくれたのか？」
委員長「あぁ、お前は病弱だからね」
青年「すまない、迷惑を掛けた」
委員長「いや、いいんだコレも学級委員の務めだよ」
青年「そうか、ありがとう。悪いが少し眠らせてくれ」
委員長「あぁ、体調を整えといてね」
僕は眠りについた。あぁ…またあの夢だ

~夢~
少年「ゴホッ！ゴホッ！」
母「あら、少年ちゃんまたかしら最近よく多いわね特に雨の日は風邪になりやすいのかしらねぇ？」
少年「うん…」
母「お医者さん呼んでくるから待っててね」

母「えっ！気胸ですって？！どうしましょ……」
医者「お母さん声が大きいですよ。お子さんには今は静かにしておきましょう。パニックで気胸の症状が悪化する事もあるので、今は一旦落ち着いて普段通りに接してあげてください。薬を出しておくので、毎日飲ませるようにしてください。」
母「はい、分かりました。」
少年「雨の日は嫌いだ……」


青年「ん……なんか腕が重いぞ」
風紀委員「zzz…」
青年「なんでこんなところに風紀委員が寝てるんだ…」
青年「そういえば今何時だ？」
青年「5時か…そろそろコイツも起こしてやろう」
青年「おい、起きろよ小学生意外と重いんだな」
風紀委員「誰が小学生じゃぁぁぁぁぁ！」
青年「よし、起きた」
青年「じゃあ僕は帰るよまたね小学生」
風紀委員「小学生じゃない！えっ？あ、うんお大事にね」

帰る頃にはすっかり晴れてた
まるで朝の世界とは別の世界の様に

いつもの帰り道、部活動終わりだろうかちらほらと部活動特有のユニフォームのヤツらが家路についている
僕も家に帰ることにしよう
ショートカットの為に狭い路地に入る
あれ？なんかおかしいぞいつもならオバチャン達が井戸端会議をしてる時間のはずなんだがな…
そう疑問に思っていた所に後ろから身長が高めの見慣れないスーツの男がいた
???「君はここの人かな？道に迷ってしまって」
青年「どこに行きたいんですか？」
???「あぁここなんだがな」
青年「…………」
全然知らない場所だぞここ
でも確か廃墟だったような気がするな…
青年「ここ廃墟なんですけど…」
???「そうだね、だかここに行きたいんだ」
青年「分かりました。まず大道路に出て大きな十字路があるので○○駅の方面に曲がって駅手前の右に細い路地があるのでそのまま真っ直ぐ行けば確か着くはずです」
???「ありがとう。助かったよ」
ふぅ…なんか一仕事した気になったな
とりあえず家に帰ろう

2日目
青年「よく寝たなぁ…宿題やるの忘れてた。まぁ朝早めに起きたことだし早く登校して学校でやるとするか」

快晴だ まるで昨日の雨は嘘だったかのような空模様だ

風紀委員「あれ？朝早いじゃん」
青年「おう、風紀委員こんな朝早くから風紀の取締か？」
風紀委員「そんな事なんてほとんどしないわよただ嫌な予感がしたから早く来ただけよ それじゃあね」
軽く挨拶を済ませ風紀委員はまた廊下に戻ってしまった

～放課後～
親友「今日どこか行かないか？」
昨日のスーツの人が一瞬頭によぎった
青年「いや、悪いけど先に帰らせてもらうよ」
親友「そうかぁ じゃあまた明日な！」
適当に挨拶をして学校出た

廃墟に行ったスーツの人が気になった
気晴らしに廃墟に探検しに行こうかな

青年「さて、着いたぞ…」
一呼吸入れ廃墟に侵入をしてみる
青年「なんだよ何も無いじゃないかやっぱりただの廃墟だったのか」
中を探索してみたが特にこれといっては何も無かった
青年「そろそろ帰ろうかな」
???「動くな」
青年「？！」
凄くいい匂いがする女子特有の甘い匂いと言った感じの匂いだ それよりも殺気が凄い事に驚いていた
???「動いたら容赦なく[ﾋﾟｰｰｰ]」
青年「決まったセリフだね…」
???「喋るな[ﾋﾟｰｰｰ]ぞ それよりもお前はどこでここを知った」
青年「何となく知ってたから探索に来ただけだよ」
???「そうか、ここを知られたからには死んでもらうしかないなじゃあな」
心做しか背中が熱く感じる
青年「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
???「[ﾋﾟｰｰｰ]」
最後に少し見えた顔はどことなく風紀委員に似ていた。いや、風紀委員そのものだった。

？日目
青年「ハッ！あれ？夢だったのかな」
知ってる天井がある自分の部屋みたいだ
青年「最悪な気分だ」
その日は快晴だった
青年「ヤバい！遅刻する！」

親友「おう！青年！今日は珍しくギリギリだったな！」
青年「あぁ…」
こんな会話よりもまだあの夢が頭から離れなかった

親友「今日どこか行かないか？」
青年「いや、悪いけど先に帰らせてもらうよ。」
夢が本当なのか確かめなければ
何故かそう思ってしまった。

青年「なんか来ちまったな…」
夢と同じ行動をした
青年「さてどうなる事か」
青年「帰るか」
???「動くな」
夢と同じだな危ない気がする
青年「………」
???「やけに落ち着いているなお前」
青年「まぁ色々あってね」
???「喋るな[ﾋﾟｰｰｰ]ぞ それよりもお前はどこでここを知った」
青年「夢で知った」
あえて夢と違うことを言ってみる
???「変な事を言うやつだなお前は」
青年「そうかな…」
???「ここを知られた以上お前には死んでもらう」
夢と殆ど同じだな…
青年「お前風紀委員だろ？」
???「?!!!」
少し雰囲気が変わった様な気がした。
???「何を言っているお前の勘違いだ。[ﾋﾟｰｰｰ]」
夢と同じなら背中をぐさりとやられている
取り敢えず体を避けて正面に向き顔をちゃんと拝める事にした
青年「お前は…なんで…」
風紀委員「見られたくなかったな…」
青年「何故お前がこんな事をしているんだ」
風紀委員「お前に話す義理など無い」
青年「そうか…」
風紀委員「それじゃあ、[ﾋﾟｰｰｰ]」
目にも見えぬスピードで懐に入り込まれる
風紀委員「こんなことはしたく無かったんだ…」
？何か言ったか？
疑問を浮かべてる時には僕は死んでいた

独りよがりで失礼しました。ピーーーーーーの部分は氏ねですごめんなさい。色んなアニメやゲームをやっていて何番煎じか分からないようなありきたりな文でしたがまた暇な時に書き込ませてもらいます。ありがとうございました。質問等お答えします。

行ごとに一行空けると見やすくなるぞ

それとピーはフィルターかかってるんだ

初投稿ならなおさらここ読んどいたほうがいい

■ SS速報VIPに初めて来た方へ-SS速報VIP
■ SS速報VIPに初めて来た方へ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463843377/)

>>10
ご指摘ありがとうございます。フィルターが掛かってるのは載せてから気づきました…
見えにくくて本当に申し訳ないです。参考にさせてもらいます。

>>10
ご指摘ありがとうございます。参考にさせてもらいます。