女騎士「そうは思わないか」
オーク「いや、何しに来たんだよ」
オーク「お前いつもこの森に来るけど仕事してんのか?」
女騎士「私の仕事はオークの息子に突かれることだ」
オーク「何言ってんだよ…お前王国騎士なんだろ?」
女騎士「だからこそだろ!その辺の売女なんかすぐにちんぽしゃぶるじゃないか!」
女騎士「最近は触手も多くなってきたが、やはり触手は邪道だと思うんだ」
女騎士「触手だと媚薬効果だとか、催眠効果とかで何か…微妙なんだよな」
オーク「そうですか…それより、王国兵さん来てるみたいですよ」
女騎士「えっ…冗談だろ?」
王国兵「いえ、女騎士さんに用があってわざわざこの森まで来たんですよ」
女騎士「えっ?」
王国兵「女騎士さん、流石に職務サボり過ぎですよ…兵士長がクビになさいました」
女騎士「いや、その…私強いよ?本気?」
王国兵「貴女くらいなら居なくても大丈夫だそうです」
女騎士「ま、待ってくれ!お前が熟女好きなのバラすぞ⁉︎良いのか?」
王国兵「むしろ言って下さった方が私的には良いのですが…」
女騎士「これからはオークの森二日にいっぺんにするから!クビだけはご勘弁を!」
王国兵「もう決まった事ですので…失礼しました」
オーク「うわー、無職とか…」
女騎士「お前のせいだぞ!お前がそんなに素敵なイチモツを持っているから!」
オーク「それよりお前さ、そろそろアラサーとか言ってなかったっけ?」
女騎士「精神攻撃か…その程度に私は屈しないぞ!」
オーク「こっちとしては屈してほしいけどな」
女騎士「やっぱりお前も私とヤりたいんじゃないか」
女騎士「早くちんぽ出せやぁー!」
オーク「うぎゃあぁぁ」
女騎士「ぐすん…返り討ちにあった…」
オーク「お前弱すぎない?オークってザコ敵だよ?瞬殺はちょっと…」
女騎士「だって、強かったら捕虜になれないじゃないか」
オーク「捕虜って普通なりたがる人居ないだろ…」
女騎士「ここに居るぞ?」
オーク「…ソウダッタネ」
オーク「というか、お前…そろそろ帰れよ」
女騎士「私はオークの息子に…
オーク「言わんでいい」
女騎士「そっちが言ってきたんじゃないか」
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オーク「何でそこまでオークに拘るんだ?お前ってわりかし美人な部類だろ?」
女騎士「ふふ…そろそろ私と汗を流したくなってきたか?」
オーク「それはない」
女騎士「少しくらい悩んだらどうだ」
オーク「なんでだよ」
女騎士「お前目線で私は美人なのだろう?」
オーク「でも無職のアラサー女はちょっと…」
女騎士「…騎士ってだけでなかなか男が寄り付かないんだよ」
女騎士「それに…人間の男よりオークのイチモツの方が大きいし」
オーク「そりゃそうだろ…体格差考えろよ…」
寝る
おやすみ
再開
オーク「…てゆうかそれだけが理由なら別にオークじゃなくてもいいだろ」
女騎士「そんなわけないだろう」
女騎士「醜悪で頭の悪そうなその顔!」
女騎士「どれをとってもどストライクだ」
オーク「褒めてんの?」
女騎士「あぁ!やっぱり獣みたいな奴が良いからな!」
オーク「…はぁ」
女騎士「ため息ついてどうしたんだ?」
オーク「…呆れてんだよ」
女騎士「あ、キレてんのか?」
オーク「…そうだな」
女騎士「元気出せよ!」
オーク「…うん、帰ってくれたら元気になるかな」
女騎士「私のような美人が帰ったらもっと落ち込むだろ!」
オーク「…お前のそのポジティブさ見習いたいわ」
女騎士「そんなに褒めるなよ」
オーク「褒めてねーよ」
女騎士「照れなくてもいいぞ!」
オーク「照れてもいねーよ」
女騎士「もう…ツレないんだからぁ」
オーク「気持ち悪い」
女騎士「うん…自分でも言っててちょっと思った」
オーク「さすがに痛いもんな」
女騎士「ひどいな」
女騎士「…そろそろ帰らないとな」
オーク「もう日も落ちそうだからな」
女騎士「途中まで送ってくれたって良いんだぞ?」
オーク「結構です」
女騎士「遠慮は無用だぞ」
オーク「遠慮してねーよ!」
女騎士「そこはお前、OKするところだろう!」
オーク「お前はさっき俺にK.O.されたけどな」
女騎士「お前は乙女心が分かってないな」
オーク「乙女はちんぽなんて言わない」
女騎士「そうか?」
オーク「そうだ」
女騎士「…そうか」
オーク「もう日も落ちてるけど帰らなくていいのか?」
女騎士「お前が帰してくれなかったんだろ」
オーク「俺は帰れって言ったよ」
女騎士「そうだっけ?」
オーク「そうだよ」
女
女騎士「じゃあ帰るけど寂しすぎて死ぬなよー?」
オーク「死なねぇよ!それに俺ウサギじゃねーし!」
女騎士「おばあちゃんから男はみんなウサギの皮をかぶったオオカミだって聞いたぞ!」
オーク「俺ウサギの皮自体かぶってねぇよ⁉︎」
女騎士「確かにそうだな」
オーク「納得すんのかよ…」
女騎士「じゃあ帰るからなー?」
オーク「帰るなら早く帰れよ!」
女騎士「ツンデレなんだな」
オーク「いや、ツンデレじゃないし」
休憩
再開
期待
女騎士「おはようオーク!今日もいい天気だな!」
オーク「いや、まだ日が昇る前だからね」
女騎士「私はオークと会えない間すごく寂しかったぞ!」
オーク「俺は静かで快適だったよ」
女騎士「素直じゃないな」
オーク「お前、本当にポジティブだな」
女騎士「そんなに褒めるなよ」
オーク「褒めてねーよ」
女騎士「なんか似たような会話した気がする」
オーク「俺も」
オーク「お前それより大丈夫なのかよ」
女騎士「私を心配してくれているのか?」
オーク「…お前の頭の方も心配だよ」
女騎士「フッ、自慢じゃないが私は今までお前の頭には敵わないと王国兵達に言われていたんだぞ?」
オーク「…確かに敵わねーわ」
女騎士「惚れたか?」
オーク「それは絶対にない」
女騎士「ちょっとショック」
オーク「ごめん」
オーク「…お前クビになったんだろ」
女騎士「…なんだよ馬鹿にする気か?」
オーク「そうじゃねーよ」
女騎士「ならなんのつもりで…
オーク「…励ましちゃ、悪いのかよ」
女騎士「…なんだよツンデレか?ツンデレなのか?」
オーク「…なんか励ます必要なかった気がする」
女騎士「オークがツンデレだって分かって私は嬉しいぞ!」
オーク「…はいはい」
女騎士「……………ありがとな」
オーク「?なんか言った?」
女騎士「…なんでもない」
女騎士「腹へったから、なんかよこせ」
オーク「…お前何しにここ来たんだよ」
女騎士「言わせる気か?」
オーク「…いや、言わなくていい」
女騎士「ひどい!話すらさせてくれないのね!」
オーク「…じゃあ言っていいよ」
女騎士「お腹すいたから」
オーク「…そうか」
休憩
再開
女騎士「…こんなに辺境の森でも魚料理ってあるんだな」
オーク「まぁ、他の魔物とも貿易とかしてるからな」
女騎士「オークって肉しか食べないのかと思ってた」
オーク「偏見だな」
女騎士「あっ、スミソのやつおかわりで!」
オーク「…もうないんだけど」
女騎士「美味しかったから食べたんだろうな」
オーク「お前がな」
オーク「お前さ、毎日この森に来るけど…どうしてなんだ?」
女騎士「…オークに会いに来てるんだよ」
オーク「冗談言わなくて良いから」
女騎士「じょ、冗談じゃないぞ!」
オーク「…だって自分の仕事クビになっても来るなんて…」
女騎士「悪かったな…今日はもう帰るよ」
女騎士「オーク、寂しくても泣くなよ?」
オーク「泣かねぇよバーカ」
女騎士「…そうか」
乙!
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