古鷹「選ばれたのは」提督「古鷹でした」 (130)

古鷹大好き
息抜きので書いてるから不定期
大天使古鷹
なんで古鷹の二次創作って少ないんだ


古鷹「提督、起きて下さい」ユサユサ

提督「...」zzz

古鷹「これ以上寝てしまうと体が重くなりますよ?」

提督「ん...あー、おはよー古鷹」

古鷹「おはようございます提督♪」

提督「悪いな、起こしてもらっちゃって。...っつー、頭痛いかも」

古鷹「二日酔いですか?いま薬出しますね」


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提督「サンキュー。昨晩呑兵衛どもに付き合ったのがいけなかったな」

古鷹「隼鷹さんと飛鷹さんでしたっけ?」

提督「その後千歳と那智と響が来た」

古鷹「響ちゃんもですか?あ、薬とお水です」

提督「ありがと。いやあいつさ、ウォッカがぶ飲みしてんのに全然酔わねーの。強いってもんじゃねーぞ?」

古鷹「そういえば新年会の時も最後まで飲んでましたもんね」

提督「昨日だってこれはいいものだってガンガン飲ませてくるしさ、断ると『私がこの世で我慢ならんものが二つある。一つは冷えたブリヌイ、そして間抜けな陸自崩れのクソ野郎だ。困ったものだ、そうだろう?』って言うし...」

古鷹「どこの遊撃隊の大尉ですか...」

提督「ここに来てもう一年か。早いものだな」

古鷹「ここも随分賑やかになりましたね。最初は電ちゃんと私だけでした」

提督「最初は驚いたなぁ。習志野でボーッとしてたらいきなり提督になれって」

古鷹「提督は元陸上自衛隊なんですよね?」

提督「んにゃ。一応西部方面隊で多少海上戦闘については勉強したけど...まさか海軍に入隊するとは思わなかった」

提督「しかも横須賀に連れてこらたと思ったら電を紹介されて艦娘がどうとか言われて...さすがに頭がパンクしたよ」

古鷹「艦娘の存在は国の最重要機密ですからね。陸の方も全く認知されていなかったんですか?」

提督「深海棲艦が出現してどたばたしてたからな...通常攻撃は全く効かないが対抗できる手段を見つけたってのを聞いたような気がしないでもない」

古鷹「出現してから最初の方はほぼ無抵抗で攻撃を受けてたんですよね」

提督「そら反撃のしようがないからな。過去に一回だけ上陸された事がるんだが、そんとき応戦したのが俺の部隊だったんだよ。機甲科、航空科と連携して迎撃したんだが...まぁ44口径120mm滑腔砲のAPFSDSもTowミサイルも効かないときたもんだ、どうしようもねぇ」

古鷹「でも何故か提督の放った一撃は有効打になった...ですよね?」

提督「あれ?なんでしってんの?」

古鷹「提督が酔ったときに御自分で語ってましたよ?」

提督「なにそれ全く覚えてない」

古鷹「もう、呑んでもいいですけどキチンと自制してください。いつもお世話してるのは私なんですからね?」

提督「いやほんと...かなり申し訳なく思ってます...はい」

古鷹「だったら...今度お買い物に連れていって下さい」

提督「ん?全然いいけど。むしろうぇるかむ」

古鷹「やった!あ、私の荷物持ってくださいね。あと服を買いたいのでどれが似合うか選んでください♪」

提督「もちろん。かわいい嫁さんの頼みならなんでもござれだ」

古鷹「か、かわいいって...///」

提督「なに照れてるんだ?古鷹はちょーかわいいぞ?俺の天使だぞ?マイラブリーエンジェル古鷹たんだぞ?」

古鷹「それは...ちょっとキモいです」

提督「なんでや?!」

古鷹「クスッ...冗談ですよ♪古鷹も提督のことお慕いしてます♪」

提督「古鷹...」スッ

古鷹「提督...」ンー

ガチャ

金剛「Hey!てーとくぅー!!戦果Resultがあがっ...」

提督「あ」←キスする寸前

古鷹「」←顔を真っ赤にして目をつぶってる

金剛「...金剛は、金剛は大丈夫です...」バタッ

比叡「お姉様!?メディック!メディーーーック!!」

こんな感じの日常系はーとふるすとーりー。
提督tueeee系かも?
大丈夫じゃない榛名、
バラライカな響が出てきます。

悪しからず。

乙乙
ラブリーマイエンジェルはぼのたんだろ!古鷹は大天使フルタカエルだろ!!

綾波「復讐したい奴がいる……」

>>1同志よ
古鷹メインとは俺得

乙です。
>>10 よく見ろラブリーマイエンジェルじゃなくてマイラブリーエンジェルだ、だからぼのでなくても問題ないんだきっと。

古鷹型はかっこいい枠なのは俺だけなのか

見た目はまぁわからんでもないが中身がね

黒インナーとかいう決戦兵器

榛名「古鷹さん!!」トビラバァン

古鷹「はい?榛名さんですか、どうされました?」

提督「榛名?ノックくらいしようね?」

榛名「とぼけないで下さい!あなたが榛名の提督とイチャラブしているのはお見通しなんですからね!」

提督「おい無視かコノヤロー」

古鷹「そんな...イチャラブだなんて///」テレテレ

榛名「そんな余裕こいてられるのも今のうちですよ!待っていて下さい提督!今すぐこの榛名が貴方を正しい道へ導いて差し上げます!この榛名が!!」

提督「うん、でも俺のことはスルーですか。お前実は俺のこと嫌いだろ」

榛名「天誅ぅぅぅぅ!!」

榛名「は...榛名は大じyいででででで!?」

提督「全く大丈夫じゃない声出してるけど...」

古鷹「そんなに痛くしてないはずなんですが...」カンセツガッチリ

榛名「なんで重巡がそんなに強いんですかー!」ウェーン

提督「単純にレベルが倍以上違うだろ...しかもうちはレベルが50越えた子は強制的にレンジャー訓練受けさせるし」

青葉「なるほどー、だから白兵戦にも強いんですね!!」

提督「...」

青葉「んー、いい画が撮れますねぇ。あ、古鷹さんはもう少し体を密着させて下さい!榛名さんの腕を胸で挟んで...そうです!きょーしゅくです!」パシャパシャ

提督「...青葉」

青葉「!」ビクッ

提督「...言い値で買おう」

青葉「きょーしゅくです!!」

古鷹「第一声がなんでここにいるのかとかいつ入ってきたとかじゃないんですね」ニガワライ

榛名「あぁダメです...榛名何かに目覚めそうです...」ギリギリキメキメキ

望月「...なにこの状況」←遠征の報告書を提出しにきた

>>10>>13
大天使フルタカエルで俺のマイラブリーエンジェルだから何も問題ない。いいね?

>>12>>16
お前とはいい酒が飲めそうだ。あの黒インナーに冷えきった手を突っ込みたい

>>14
かっこいいしかわいいしキュートだしプリティだしキュアキュアしてる。いいね?

>>15
中身も外見も最高の女神だろうがコノヤロー

>>19
アッハイ

提督「あ"ーーぎもぢわるいー」

望月「んぁ?どしたのー司令官?」

古鷹「おやつにシナモンロールを食べ過ぎたみたいで...」

望月「はぁ?なんだそりゃ?こどもか!」

提督「だってよー、めっちゃ味濃いんだぜ?しかも一個一個は小さいから結構パクパクいっちゃうし」

望月「いや味濃いんだから自制しなよー。どこで買ってきたのよ、そのシナモンロール」

提督「C○STC○」

望月「そりゃ気持ち悪くなるわけだ...ってゆーか伏せ字の意味無いし...」

古鷹「少し頂く分には美味しいんですけどね。はい、温かいお茶ですよ」コトッ

提督「ありがとー古鷹。愛してるー」

望月「司令官さー、あんまり古鷹に迷惑かけるなよー?愛想つかれても知らねーからなー」

提督「え?俺愛想つかれちゃうの?」

古鷹「どうでしょうか?」ニコニコ

提督「?!」

望月「...ま、愛想つかれたらいつでもあたしのとこおいでー。それじゃあお大事に~」ガチャ

提督「...なんちゅーこと言いやがんだあいつは」

古鷹「でも嬉しそうですね」プクー

提督「そうむくれるな。部下にそこまで慕われるなんて提督冥利に尽きるじゃないか」プニプニ

古鷹「私は少し複雑ですけど...」プシュー

提督「と言うか、榛名には妬かない癖に他には妬くんだな」

古鷹「榛名さんは...その、なんと言いますか、微笑ましいといいますか、見守りたくなるといいますか...」

提督(なにそれかわいそう)

ーーーー

榛名「くしゅん!」

比叡「あれ?榛名風邪でもひいたー?」

榛名「いえ、きっと提督が榛名を想って自家発電に勤しんでいるに違いありません!あぁ提督、言っていただければ榛名がお手伝いを...」

霧島「榛名姉さまはもう手遅れですね」

金剛「自家発電?自転車でも漕いでるんですカー?」

比叡(純粋なお姉様マジ天使)

くっせえ作者だな

>>25
グロ

古鷹の艤装といえば
かなり昔のアニメ映画でそれっぽいものを見た記憶があるんだよな
右腕に装着して砲塔に位置する部分からビーム砲が出たりライトセーバーみたいなのが出たり・・・

ーーーー鎮守府内提督自室

提督「ただいまー」ガチャ

古鷹「おかえりなさい提督♪」

提督「あー目がシバシバするー」

古鷹「乾燥してますしね。夕飯できるまでもう少しかかるので先にお風呂入ってきていいですよ?」

提督「いや、折角早く仕事が終わったんだ、今日は古鷹と一緒に入るよ」

古鷹「分かりました♪ではすぐ作っちゃいますね」

提督「急がなくていいからなー」

古鷹「はーい」

提督「お?ブリの照り焼きかー。今の時期ちょうど旨いんだよな」パク

古鷹「この前提督がボソッとブリ食べたいと言っていたので」

提督「マジか、そりゃ嬉しいなぁ。ほんといい嫁さん持ったなぁ」

古鷹「///」パク

古鷹「提督に頭洗ってもらうの好きです」

提督「ほんとか?女の子の髪なんて洗ったことないから上手くできてるか心配してたんだが」ワシャワシャ

古鷹「はい!すごく気持ちいいですよ~」

提督「そりゃよかった。頭流すから目ぇ瞑れ」

古鷹「ん...」シャワーー

提督「明日は朝から演習と訓練...疲れそうだな」

古鷹「でも提督って朝はキチンと起きますよね?」

提督「今朝は二日酔いで死んでたが...陸自にいた頃は寝坊なんかしたら半殺しだったからな。起床のラッパでとっとと目が覚めちまうんだよ」

古鷹「でもたまに頭は寝てますよね」クスッ

提督「体が起きてりゃへーきへーき。...っと、そろそろ寝るか」

古鷹「そうですね。おやすみなさい提督♪」ギュー

提督「おやすみ古鷹」ナデナデ

何の恥じらいも持たずに男と女がスッポンポンで風呂とかもう恋人関係を超えてほぼ家族と化してるな

ーーーーグラウンド

北上「あれー?提督じゃーん。どしたのこんなところでー?」

提督「ただの通りすがりだ、気にすんな」

北上「えー?仕事しなよー」

提督「ちゃんとしとるわ!」

北上「冗談だよー。そろそろみんな戻ってくるとおもうよ?」ケラケラ

提督「今日は確か...大井、川内、矢矧、木曽、夕立、時雨の陸上訓練だったか。何してるの?」

北上「ハイポートだよー。まぁこのメンツだから適当に行ってこーいって感じだけどねー」

提督「そっか、教官係ありがとな。ほれ、みんなに差し入れだ」ガサッ

北上「なになに?おー、雪印のコーヒー牛乳...訓練中の差し入れにはどうかと思うけどありがとね♪」

提督「バッカおまえ、キツイ運動の後に飲む甘いものは最高だぞ?」

北上「んーまーそうだねー。普通はスポドリとかだろうけど...」

提督「それにしても、お前も随分と迷彩服2型が似合うようになったな」

北上「自分の訓練時代含めて結構着てるからねー。今じゃ陸の艤装みたいなもんだし」グリグリ

提督「似合ってるぞ」ナデナデ

北上「何を今さら」ニシシ

夕立「あ!提督さんがいるっぽい!!」イーッチイーッチイッチニー ソーレ

大井「北上さん!?早くそいつから離れて下さい!!」チャッケン

木曽「おいバカ!?なんでうちの姉貴はホントこうなんだ...」

川内「いいね!それじゃあみんな着剣だよ!突撃ーー!!」ダダダー

矢矧「ちょっ!時雨!どうにかして!」アタフタ

時雨「...雨はいつか止むさ」チャッケン

矢矧「あぁもう!うちの戦闘バカどもは!」


北上「みんな帰ってきたねー。知ってる?あれ20kmハイポートの後だぜ?」

提督「最初は5kmでへばってたのに...成長したもんだ」

北上「そーだねー。みんな何故か着剣して吶喊してきてるけど、どーすんの?」

提督「あいつら戦闘訓練大好きだったもんな。適当に付き合ってやるか」

北上「ひゅー、さっすが提督ー。かっこいー」

提督「はいはい嬉しい嬉しい。おーいお前ら!一本でもとったらプリン奢ってやるぞー!」

<<ヨッシャーー!!プリンッポイ!? キタカミサーン!!

>>33
もう家族だからな(気持ちでは)

古鷹は大天使ってはっきりわかんだね

木曾の曾…

>>39
やっちまった...木曾嫁勢の皆さま申し訳ありません
こんな時間ですがお詫び投下でち...

木曾「おーい提督ー、いるかー?」コンコン

提督「おう。扉全開なんだからノックしなくてもいいんだぞ?」

木曾「一応、な」

提督「おまえは...ほんと良くできてるな。あいつらの姉妹だとは思えねぇ」

木曾「まぁあんなでもやるときはやる姉達なんだ、大目に見てくれ」

提督「全く...優秀な問題児共は扱いに困る」

木曾「それは類共ってやつだ。恨むなら自分を恨むんだな提督さん?」

提督「誰が問題児だ。んで?お前の要件は?」

木曾「あぁ、演習報告書だ。確認してもらっていいか?」ペラッ

提督「あーいいぞー。どれどれ?」フムフム


木曾「...」ヒュッ!

提督「...」ガシッ!!


木曾「ぐっ...!!」カランッ

提督「よし、特に問題はないぞ。ご苦労さん」

提督「それと初動が大きすぎる。速度を出そうとして一瞬ナイフを手前にさげてるぞ。それじゃあ最短距離とは言えないな」ヒョイ ポイッ

木曾「っあー!今回はいけると思ったんだけどなー」パシッ

提督「でも狙いのコースはよくなってたぞ?あともう一息だ、頑張れ」

木曾「それなんだが...どうしても自分の癖は直せなくてな。今度また付き合ってくれないか?」

提督「それはいいけど...またどうして暗器にハマったかな...」

木曾「どうしてって...提督が俺に言ったんだろ?『お前改二になってマント羽織るようになったんだから暗器とか使えばかっこいいんじゃね?』って」

提督(冗談で言ったんだけどなぁ...そんとき酒に酔ってたし)

木曾「提督に暗器を教わってからハッとしたね。敵の懐に侵入しての一撃...まさに俺にピッタリの闘い方だと!!」

提督(深海棲艦相手じゃまず使わねぇと思うけど...)

木曾「これなら相手が戦艦だろうがなんだろうが一発だぜ!っかー!戦艦殺しの木曾!アリだな!」

提督「...ま、楽しそうならそれでいいか」

木曾「んぁ?なんか言ったか?」

提督「なんでもねーよ」

木曾の勝手なイメージ
美しい暗器使いになりそう

イケメンはなんでも似合うから仕方ないね

初月「秋月型駆逐艦、その四番艦、初月だ」

提督「初めまして初月。来てくれてありがとう。歓迎するよ」スッ

初月「あぁ。お前が提督か。いいだろう。僕が行こう」アクシュ

提督「君にはすごーく期待している。是非頑張ってもらいたい」

古鷹「なんせこの鎮守府初の防空駆逐艦ですからね~」

初月「初めて...?話によると姉の秋月や照月はすでに艦娘として転生していると聞いたが...?」

提督「...」トオイメ

古鷹「...ごめんね初月さん」

初月「いや...むしろ変なこと聞いてすまなかった...」←察した

古鷹「すぐにお姉さん達に会えるように私からキツく言っておくから」

提督「あのー古鷹さん?出来れば優しく言ってほしいんですが...」

初月「気にしないでくれ。その辺はゆっくり待つとするよ...っと、話がそれたな、すまない」

初月「改めて、本日より貴殿の艦隊に着任した秋月型駆逐艦初月だ。一対多数の殴り合いなら任せておけ。よろしく頼む」ビシッ ケイレイ 


初月が着任しました。
みんなイベント頑張ってねー。

提督「...ほら、ここ見て?」

古鷹「す、すごい...あ、ダメですっ...濡れちゃいますっ...!」

提督「大丈夫、すぐに慣れるよ。ほら...見るのも初めて?」

古鷹「はい...思ったよりすごく...大きいです」

提督「ゆっくり触ってみな...大丈夫、怖くないよ」

古鷹「えっと...ひゃぁ!?ぬ...ぬるっとしてます...」

提督「これを今からここに入れるよ?」

古鷹「はい...少し楽しみです...」

提督「ヌイた後だからきっとすぐ馴染むよ...じゃあいくよ?」

古鷹「...はい!」

北上「青葉?扉に耳くっつけて何してんのー?」

青葉「北上さん!?今いいとこなんでちょっと待って下さい!」シーッ!

北上「いや、そんな大声で言われても...」

ガチャ

提督「なにしてんだお前?」

青葉「...えーっと...それはそのー」

北上「お?何その水槽?...うなぎ?」

青葉「...へ?」

古鷹「暁ちゃん達が河口で遊んでいて見つけたそうですよ。そしたら提督が折角だから飼ってみようと言い出して」

青葉「...え?」

提督「一匹だけ食ってもなー。それに雷が何か生き物飼ってみたいって言ってたし」

北上「アタシとしては食べたかったなー。でもうなぎって飼えるの?」

提督「結構簡単に飼えるぞ。幸いすぐそこに河口もあるし、餌には困らんだろ」

青葉「ち、ちょっといいですか!?ヌイたって言うのはどういう...?」

提督「普通の水道水にそのままつっこむとカルキで魚がやられるから、1日置くか薬でカルキを抜くんだよ」

青葉「...ほぇ?」

古鷹「すごい手慣れてますね。昔お魚飼っていたんですか?」

提督「まぁな。きっと古鷹もすぐに慣れるよ」

青葉「な、なぁんだー。そういうことだったんですね!」アハハ...

古鷹「ところで青葉?さっきは何をしていたのかな?かな?」ニコッ

青葉「」


その夜、小雨抱えた青葉が明け方までハイポートさせられていたのはまた別のお話し。

おやすみ

コンコン

提督「あいよー」

古鷹「失礼します」ガチャ

提督「なんだ古鷹か。どうした?今日歩哨だったっけか?」

古鷹「なんだとは何ですか」ブーブー

提督「いやそういう意味じゃねーっすよ...。んで?ホントにどうした?」

古鷹「いえ、大した要件じゃないんですが...今日は自室に帰られないんですか?」

提督「ほんとは今すぐ帰りたいんだけどなぁ。いかんせん大本営から明日までに急いで用意しなきゃいけない資料を頼まれちまって」

古鷹「...チッ、大本営も余計なことを...」ボソッ

提督「ん?なんか言った?」

古鷹「いえ、なんでもありません♪ところで...」チラッ

チョコの山

古鷹「随分と沢山貰いましたね?」

提督「あぁ。たとえ義理でもこんだけ貰えて嬉しいもんだよ。習志野にいた頃じゃ考えらんないからなー」

古鷹(明らかに義理っぽく無い感じのチョコもありますけど...)

提督「駆逐艦の子達も鳳翔さんに教えてもらいながら作ったそうだ」

古鷹「そういえば皆で集まってお料理教室みたいなことやっていましたね」

提督「なにそれ見たかった!」バンッ

古鷹「提督?」ニコッ

提督「いえ、なんでもないです」マガオ

古鷹「ところで提督...あの...古鷹もチョコを持ってきたんですが...受け取っていただけますか...?」

提督「マジ!?貰う貰う!正直ずっと待ってたからちょー嬉しいんだけど!!」ガバッ

古鷹「そ、そんなにですか///」

提督「それで!?そのチョコは!?」

古鷹「ち、ちょっと待ってくださいね...」つリップクリーム

提督「...なにそれ?」

古鷹「リップクリーム型のチョコです。これを唇に塗って...よし」

古鷹「提督...こ、これ...受け取って下さい///」ン

提督「...!」ガバッ

古鷹「きゃっ!?...て、提督?」←ソファーに押し倒された

提督「...いただきます」

古鷹「っ...はっ......てい...とく.....んぁ.................はぅ///」







次の日に提出資料を血眼になって作成する提督でした。

夜戦描写?
んなもん丙提督に求めないでくだちぃ。

やーせーんー!


バカップルめ(褒め言葉)

曙「クソ提督ー、遠征から帰還したわよ」ガチャ

提督「ぼのちゃんキターー!!」バッ

曙「ちょ!こっちくんな!...ってかマジで迅い!!」

提督「っしゃー!ゲットォ!!」ガシッ

望月「流れるようなフットワーク。さすが元陸の人」

曙「あーもう!離しなさいよねクソ提督!」

提督「あ"ー、いい匂いがするんじゃー」

曙「ちょ!?嗅がないでよ変態!古鷹さん止めてよ!?」

古鷹「毎回こうなると分かっていながら報告には曙ちゃんが来るのね」ニコニコ

古鷹「毎回こうなると分かっていながら報告には曙ちゃんが来るのね」ニコニコ

曙「それは...他のレベルの低い子なんかに任せておけないし...」ボソボソ

古鷹「あれー?でも那珂ちゃんもいるよねー?」ニヤニヤ

望月「古鷹って結構Sっ気あるよね」

提督「まぁお姉さん的なポジションでもあるからな」スーハスーハー

曙「それはその...先輩に押し付けるわけにはいかないし...」

提督「言ってる事が中間管理職の鏡だな」スリスリ クンカクンカ

古鷹「ほら提督、そろそろ離さないと憲兵さんが来ちゃいますよ?」

提督「憲兵が怖くてこんな仕事やってられるか!返り討ちにしてやる!」

望月「言ってる事が完全に犯罪者だねぇ。この前実際に返り討ちにしてたし」

古鷹「それで新しい憲兵さんが派遣されたって大淀さんが...」

パリィン!!

提督「なに奴っ!?」

憲兵「提督室内に到着...」

憲兵「待たせたな!」デデン

提督「あ...あんたはっ...!」

バキッ ドカッ ドスッ グアァァ

大淀「失礼します、新しい憲兵さんが派遣されたんですけど...。なんですかこの状況?」ガチャ

望月「提督がぼのちゃん抱っこして後はいつも通り」

古鷹「新しい憲兵さん、すごく強いんですね」

大淀「本部が言うにはなんでも伝説の傭兵だとかなんとか...」

望月「何者なんだ...」

提督「おしっ、今日の業務終了」

古鷹「え?随分と早く終わりましたね?まだお昼前ですよ?」

提督「昨日徹夜した甲斐があったな」

古鷹「もうっ...なんで言ってくれなかったんですか」

提督「どうせ俺が書かなきゃいけない書類ばっかだったしな。さてと...」

提督『全艦娘に通達。本日の業務はここまで。警備哨戒担当も解除する。以上』ザザッ

提督「よし。じゃあ行くぞ」ギュッ

古鷹「あ...手を...」

ーーーー食堂前

提督「じゃあ入ってみろ」

古鷹「?はい」ガチャ

「「古鷹!お誕生日おめでとうーー!!」」パーン! パーン! パンパカパーン!!

古鷹「ふぇ!?み、みんな!?」

望月「やぁやぁおめでとさーん」

北上「なんか皆がねー、古鷹の誕生日パーティー開きたいって言ってさー」

長門「そういうお前もノリノリだったではないか」

北上「そりゃ古鷹は姉貴みたいなもんだしー」

球磨「くまっ!?」

多磨「たまっ!?」

木曾「あれ?姉貴が静かなの珍しいじゃん」

大井「古鷹さんにはお世話になってますからね。今日くらいはおとなしくしてます」

隼鷹「古鷹ー!こっちで一杯飲んでいきなよー!」

暁「ダメよ!古鷹さんは一人前のレディーとして暁がおもてなしするわ!」

鳳翔「お料理も腕によりをかけて作りましたからね♪」

間宮「是非召し上がってください!」

古鷹「み、みんな...っ」ウルッ

提督「さ、折角なんだから楽しもうぜ、主役さん」

古鷹「...はいっ!!」

ーーーーその夜

提督「お疲れさま。楽しめたか?」

古鷹「もちろんです♪ホント...夢みたいだな...」

古鷹「81年前に生まれて...その17年後には沈んじゃって...でも...またこうして...提督と一緒に...加古や青葉...衣笠に吹雪ちゃん...皆と一緒に暮らせて...闘う事ができて...」グスッ

古鷹「あれ?...嬉しいのに涙が...止まらない...なんでだろう」グスッ

提督「...」ギュッ

古鷹「てい...とく?」

提督「...お前はもう昔みたいにただの船じゃない。大戦を駆け抜けた勇猛な艦の魂を継承する勇敢な兵士であり...1人のかわいい女の子だ」

提督「みんないい子達だったろ?あの子達はみんなお前の事を憧れ尊敬し、大切な仲間だと思っている。それは古鷹が皆に対してそう想っているからこそなんだ」

提督「その温かい涙がその証拠だ...」ナデナデ

古鷹「提督...」

提督「古鷹、誕生日おめでとう」ニコッ

古鷹「....はい!ありがとうございます♪」

ギリギリ間に合ったー
古鷹の為にケーキをホールで買ってきて
1人で食べましたが何か?

>>62
5500トン級はお帰り下さい。
>>63
砂糖がまだまだ足りねぇな

砂糖を…MOREEEEEEEEE!


提督「やーっと終わったー」バタッ

古鷹「ようやく一段落つきましたね。お疲れさまです」

提督「なんでこう年度末はクソ忙しいんだ?」

古鷹「さぁ?強いて言えばそれが世間の常識ですよ」

提督「こんな世界間違ってる...」

古鷹「まぁまぁ。コーヒーでいいですか?」

提督「砂糖とミルクと練乳マシマシで」

古鷹「...自販機行ってきます」

提督「仕事ができる人間には2種類いる。ホントに頑張って仕事をこなす人間と部下に割り振るのが上手い人間だ」

大淀「なんですかいきなり」

提督「いや、なんとなくな...」

大淀「こんなに溜まっていたのなら、言っていただければお手伝いしましたのに」

提督「書類仕事を人に押し付けるのってなんか気が引けるんだよなぁ」

大淀「それで提出が遅れたらもともこも無いじゃないですか...」

提督「まぁ無事に終わったんだからいいじゃねぇか。...あー肩痛てぇ...」

大淀「雷ちゃんに頼めばきっと喜んで肩揉んでくれますよ?」

提督「あー...いや、古鷹に頼むか」

大淀「?」

提督「あいつ結構拗ねるんだよ。前に鳳翔さんに耳掻きしてもらったら、3日ぐらいむくれてたな」

大淀「そりゃ拗ねますよ...っというか鳳翔さん...」

提督「でも耳掻きさせてあげたらすんごい喜んで機嫌直してくれてな。それはもう可愛かったなぁ」

大淀「はいはいのろけ乙ですよ」

古鷹「ただいまですー。ミスマでMAXコーヒー箱買いしてきました~」ガチャ

提督「じゃあ行ってくるね」

古鷹「すみません。よろしくお願いします」

北上「はいはーい。後の事は任せといて~」

長門「確か千葉の館山だったか?」

提督「そーそー。なんか深海棲艦の被害対策どうこうで元帥殿から招集かかっちゃって」

陸奥「どうせうちの子達目当てで提督を懐柔したいだけでしょ?」

提督「まぁそうだろうな。教え子達の活躍が評価されてんだ、喜ばしい事じゃねぇか」ククッ

北上「まーた汚い笑い方して。ホントに気を付けてね?」

提督「俺の方は古鷹もいるし大丈夫だろ...それより問題はこっちだな」

長門「こっちも大丈夫だ。きっと守り通してみせる」

陸奥「川内に夜間歩哨任せてあるし、赤城達もローテーションで哨戒飛行させてくれるみたいよ」

提督「そっか。わりぃな、軍部のゴタゴタに巻き込んじまって」

提督「ほんと...後ろ弾気にしないといけない組織ねぇ...」

生きとったんか乙

ほんぶがもとべにみえた

提督「よーし、やることも終わったしとっとと帰るぞー」

古鷹「お帰りなさい♪元帥殿とのお話はもう終わったんですか?」

提督「終わった終わったー。もう今回の業務は終了だよー。とっととここから抜け出そうぜ」

古鷹「では帰りましょうか。準備できてます」

提督「あーちょい待ち...もしもし?皆のアイドル提督さんだけどー...おいこら切ろうとすんな。那珂ちゃん呼ぶな、ややこしくなるから」

提督「鎮守府の警戒を解除。通常通りの哨戒のみ行え。今すぐは手ぇ出してこないだろうよ。あと早めにこっち切り上げたから古鷹と観光しながら帰るねー。ばいびー」ピッ

古鷹「大丈夫なんですか?」

提督「大丈夫でしょ?お土産買っていくし」

提督「じゃあ車に乗り込めー。送迎されると行動が制限されるから俺が運転して帰る」

古鷹「ちょっとしたドライブですね♪」

提督「まず近くでイチゴ狩りとパッションフルーツが食べられるトコからいってみよー」

提督「ただいまー」ガチャ

古鷹「ただいま戻りましたー」

長門「おぉ?以外と早かったな。てっきり泊まってくるのかと思ったぞ」

提督「まーね、流石に泊まっちゃうとお金でないだろうし」

陸奥「そこはキチンと請求してるのね...」

提督「牛乳せんべいとビワゼリーとイチゴもあるぞー。あと花菜っ娘っていう謎のおかし」

陸奥「見事に甘いものばっかりね」

提督「とりあえずおかし系買っておけばみんな食べるだろ」

赤城「提督!お戻りになられましたか!」

提督「あーお前らもご苦労さんだったな。あれ?翔鶴は?」

北上「翔鶴なら階段上ろうとした時に、爪先ガリってやってそのまま階段の角に脛打ち付けて悶えてたよー」

古鷹「うわぁ...」

提督「なにそのリアルに痛いやつ」


赤城「そんな事より提督!大丈夫だったんですか!?」バンッ!

提督「お前仲間の一大事をそんなことって言ったな?あれめっちゃ痛いんだぞ?」

赤城「私は提督があの元帥に呼ばれたって聞いてとても心配したんですよ」クワッ!

提督「...」

赤城「あぁ、本当に御無事で良かったです...。でも安心してください。提督が不在の間、この鎮守府は赤城の航空隊がビシッと御守りしましたから!この赤城が!」

提督「じゃあパイロット妖精さん達を労わないとな。後でいい酒を持っていくよ」

赤城「違う、そうじゃない」ビシッ

赤城「赤城も頑張りました!!それはもう一日3度の2度にしてまで!」

提督「おうこら全部我慢しろや」

古鷹「P40でも買う気ですかね...」

提督「でもまぁ頑張ってくれたのは確かだな。こっち来い」

赤城「一航戦赤城!出ます!!」キラキラ

提督「ふむ...」ナデナデ

赤城「...」

提督「よく頑張ってくれた。これからも期待してるぞ」ポンポン

赤城「」

提督「...」

赤城「」

提督「...」

赤城「」

提督「...分かったから至近距離でその顔やめろ。面白いから」

完璧に息抜きで書いてるからちょー不定期だよ

改の古鷹のスマイルなんだよあれ可愛すぎかよ俺を頃しにきてるだろ

提督「最近雨ばっかだなぁ...」

古鷹「春が近づいてるということですよ」

提督「雨も嫌いじゃないけど...やっぱり晴れてる方がいいな...あー、晴れ成分補充したいー。お日様の匂いがいいー」

古鷹「なんですか晴れ成分って...」

提督「白露型は雨っぽいだろ?晴れっぽいっていうと誰だ?」

古鷹「晴れっぽい艦娘ですか?そうですね...」

提督「まーみーやさーん」ダキッ

間宮「きゃ!?提督!?もう!びっくりするじゃないですか///」

提督「かわいい反応ご馳走さまです」スリスリ

間宮「そ、それで、いったいなんのご用事ですか?」コホン

提督「あーそうそう。今日の晩御飯は俺が作るから、間宮さんは休んでていいよ」

間宮「えぇ!?そんなわけにはまいりません!提督に作って頂いて自分だけ休むなんて...」

提督「いーのいーの。今日くらいは俺に任せて」

間宮「で、ですが...」

提督「でもまぁ...ここで間宮さんが俺の夕飯になるって言うなら別だけど?」アゴクイッ

間宮「ふぇ!?///」

間宮「あ、の...その....」カァァ///

間宮「め...めしあがれ...///」キュー バタッ

提督「...予想外の反応した上に気絶してしもーた」

提督「さて、まさか紳士であるこの俺がここで本当に頂く訳にゃいかないな...青葉ー、ちょっと間宮さん運んであげてー」

青葉「はいはーい、青葉にお任せ!!」ガタッ

提督(こいつは毎回どっから出てくるんだろうか...)

また深夜にでもノシ

ーーーー食堂

夕立「今日のごはんは提督さんが作ってくれるっぽい!」

時雨「提督はああ見えて料理上手だから楽しみだね」

村雨「これが提督なりのホワイトデーなのね」

曙「そ、そういえば今日はホワイトデーだったわね。興味無さすぎて忘れてたわ」ソワソワ

初月「...そうか」ホホエミ

提督「はいお待たせー!今日の夕飯はホワイトデーということで、提督特製鍋だよー!」

隼鷹「お、鍋かぁ。いいねぇ、酒がススムってもんだ!」

提督「んで悪いんだけど、戦艦組は鍋運ぶの手伝ってくれ」

長門「任せておけ」

「「いっただっきまーす!!」」

響「Очень вкусно!」

電「すごく美味しいのです!」

間宮「こんなお肉初めて食べました!提督、これは何鍋ですか?」

提督「これ?イノシシ」

北上「これイノシシなんだ、初めて食べたよー。以外と美味しいんだね」

大井「えぇ、もっと獣臭いのかと思ってました」

陸奥「でもイノシシのお肉なんてどこで手にいれたの?」

提督「あー、ここの鎮守府の反対側って山に面してるだろ?少し見てみたらフィールドサインが結構あったからもしやと思ってワナ仕掛けたんだよ。そしたら結構いいサイズがいくつか獲れてな」

吹雪「じゃあこのイノシシは司令官が捌いたんですか?」

提督「まーねー。もっとも、古鷹にもやり方教えて手伝ってもらったけどね」

古鷹「また変なスキルが身に付きました」ニガワライ

長門「いわゆるジビエ肉というやつか...しかしこれだけ美味しいのはやっぱり鮮度がいいからなのか?」

提督「んーというより、血抜きと調理法がキチンとできてれば美味しいもんだよ?イノシンなんてもともと旨いし」

提督「ちなみに野菜は鳳翔さんが趣味でやってる畑で採れた新鮮な野菜だぞー」

鳳翔「初めて畑をやってみましたが、うまくできて良かったです」

矢矧「だから最近鉄腕DASHを録画してまで見てたのね...」

提督「後皆にクッキー焼いたから、良ければ食べてくれ。一応一人一人分けてあるから」

夕立「ぽーい♪」

時雨「手紙付きか...ありがとう、提督」

大淀「もしかしてこの前仕事が溜まってたのってこれが原因ですか...」

提督「どっちが大事か比べるまでもねぇさ...ほれ、大淀はこれだ。いつもありがとな」

大淀「まったく...でも、ありがとうございます」ニコッ

ーーーー夕飯後・提督自室

古鷹「皆喜んでくれましたね」

提督「いやー、頑張って作った甲斐があったな。悪いな古鷹、ホワイトデーなのに付き合わせちゃって」

古鷹「いえ、むしろ楽しかったですよ♪」

提督「遅くなってすまないが...受け取ってくれるか?」

古鷹「わぁ...キレイなお花...」

提督「いつもありがとな、愛してるよ」チュッ

古鷹「えへっ///私もです♪」チュッ


 “忍冬” 
    その花言葉は『献身』
       そして    『愛の絆』

いつのまにかホワイトデー過ぎてるし...
まぁいいか


ーーーー夜・堤防

提督「...穏やかな海だな...戦争なんて忘れるくらいに」

川内「それでも戦争中にはかわりないよ」

提督「なんだ、いたのか川内。今のは独り言だ、忘れてくれ」

川内「クスッ...提督のそのちょっと恥ずかしいときの苦笑い、私好きだな♪」

提督「からかうな...コーヒー飲むか?バーナーを持ってきたんだ」

川内「ありゃ珍しい。提督が酒以外を勧めるなんて」

提督「俺は元々コーヒーの方が好きだ。んで、いるんだな?」

川内「勿論♪」

川内「それで?この前の出張でなんかあったの?」

提督「なんだいきなり?なんでもないぞ?」

川内「うそ。いつもアホで脳天気な提督があんなことボソって言うなんて」

提督「忘れろって言ったろーが...心配すんな。ホントに大丈夫だから」

川内「へー...まぁいいけど。あんまりため込むとまた古鷹にキレられるよ?」

提督「あいつは普段優しい分キレるとほんとおっかねぇからな...肝にめいじとくよ。ほら、インスタントだが出来たぞ」

川内「へへっ♪いっただっきまーす」ズズッ

提督「...」ズズッ

・・・・・・・・・・・・・

元帥「と、いうわけでだ。近々行われる大規模作戦としての作戦概要は以上。何か質問などは?」

提督「.......これは本気で言ってるんですね?」

元帥「その通りだ。今回の作戦において失敗は絶対に許されない。心して掛かるように」

提督「心して取り掛かった上で...彼女らを見殺しにしろと?」

元帥「...ふぅ。やれやれ、これだから脳筋の山猿は困る」

提督「あぁ?」

元帥「いいかね?これも立派な作戦なのだよ。体を使うことしか脳にない猿ばかりの環境で育ってきた君の頭では理解出来なかったかな?」

元帥「いいか?こいつらは兵器だ。立派に兵器として利用してやるのが一番だろう?君の薄汚れた偽善的な考えをこちらに押しつけないでもらおうか」

提督「...」

元帥「我々の勝利の為に囮としてその身を捧げる事ができるのだ。これこそが兵器として本来ある姿であり最高の喜びだろう」

提督「この大事な戦局で無意味に戦力を削っているようにしか見えないが?」

元帥「幸い換えはいくらでも建造する事が出来る。一々弾の心配なんかしていたらキリがないと思うがね?」

提督「....艦娘を弾薬呼ばわりかよ」ボソ

元帥「とにかく、君のくだらない私情で足を引っ張るのはやめてもらおう。これは命令だ、分かったな?」

提督「.....了解.....それでは失礼いたします」

提督「あっ、そういえば一つ言い忘れてました」

元帥「....なにかね?」

提督「元帥は知っておられますか?自衛官は自分の武器をなによりも大切に扱いネジ一つでも無くさないよう、壊さないよう大事にします。それは何故だと思いますか?」

元帥「馬鹿馬鹿しい、なにを言い出すかと...」

提督「戦場で自分の身を守ってくれるのは、他でもないその武器自身なんです。そのことをお忘れなく」

元帥「...」

提督「それと、私はご存じの通り陸自出なのでどうも空薬莢すら拾ってしまう癖がついています。一発でも無くすと隊員総出で大捜索になってしまうので。...それでは失礼します」ガチャ バタン

元帥「...つまり誰も欠かす気は無いと、この作戦を拒否するということだな」

元帥「元大元帥の知り合いと聞いていたが...近々邪魔になりそうだな...早めに摘んでおくか」

元帥「出る杭は打たれるのではないぞ若造...抜いて捨てられるのが世の性だ」

・・・・・・・・・・・・

提督「...」

川内「...ふぅ、夜に港で飲むコーヒーはおいしいねぇ」

提督「...」

川内「私達は沈まないよ。いや、沈めない、だね」

提督「ん?」

川内「だって、轟沈したら100kmハイポートと3日3晩山岳戦闘訓練なんでしょ?」

提督「そういえばそんなことも言ったな。お前なら喜んで引き受けそうだが?」

川内「流石に無理だよー。死んじゃうって」ケラケラ

川内「絶対に沈まないこと。バカみたいに自由なこの鎮守府で唯一無二の鋼の掟...」

川内「だから私達は絶対に沈めないよ」

提督「...そっか」

川内「もう、そんな顔しないの。そんなんじゃ指揮官失格だよ?部下に不安を煽るような言動と行動はダメなんじゃないのー?あなたはそんなに弱くないでしょ?」

川内「私達を誰だと思ってんの?唯の艦娘じゃない、提督の艦娘だよ?狙撃に近接格闘、ロープワークからカエルの食べ方まで鍛えられた精強の兵士だって、提督が言ってくれたんじゃん」

川内「だからきっと大丈夫。提督の自慢の子達を信じてあげて」ニコッ

提督「川内...おまえいい女だな」

川内「今更知ったの?でも浮気は関心しませんなー」ニシシ

提督「ちげーっての...でも、ありがとな」

川内「コーヒー貰っちゃったからね。どういたしましてー」

提督「フッ、じゃあ俺はそろそろ寝るから。お前も夜更かししすぎんなよ?」

川内「あいあいさー。おやすみー」

川内「さてと...提督も行ったしもう大丈夫かな」

川内「かすかに気配がする...数はそんなに多くなさそうだし斥候かな?」

川内「艤装がないからどうにもできないと思ってんのかもしれないけど...ナメないでね?」


川内「さぁ、夜戦しよっ?」


提督「川内の容態は?」

古鷹「命に別状は無く、バイタルも安定しているそうです。ただ、艤装無しの状態で至近距離の砲撃をうけた衝撃で、まだ目を覚ましていないそうです」

提督「そうか...とりあえずは大丈夫そうだな」

大淀「失礼します。現場の分析結果がでましたので、お伝えにあがりました」ガチャ

明石「確認できた足跡は5つ。一つは艦娘のものでした」

提督「やっぱりそうか...基本的に人間の攻撃で艦娘を傷つける事は出来ないからな」

大淀「傷跡から20.3cm砲の銃創であると発覚したため、重巡クラスである可能性が高いと思われます」

明石「それと現場からすぐ側の海底から9mm弾の薬莢が発見されました。劣化もなくキレイな状態だったので昨晩の使用されたもので間違いないかと」

提督「なるほど。人の兵士が機関拳銃で艦娘の足止め、その間に艦娘による発砲...こんな感じか」

古鷹「銃で私達を殺すことは出来ませんが、足止めや行動を制限する程度ならできますしね」

提督「きっと川内は全員生け捕りにするつもりだったんだろう。殺すつもりであれば艤装無しでもあいつが負けるとは思えん」

大淀「詳しいことは川内さんが目を覚ましてから聞くとして...どうします?」

提督「そうだな...」

・・・・『だからきっと大丈夫。提督の自慢の子達を信じてあげて』

提督「...大淀、一つ頼まれてもいいか?」ニタァ

大淀「...勿論です♪」ニコッ

明石「うわぁ...怖い笑顔」

古鷹「あはは...では私は準備をしておきますね」ニガワライ

おつー

大淀「調べ上げた限りではこんな感じですね」

提督「なるほどねぇ...流石に元帥、自分の手は汚さないわけだ」

大淀「ここを襲撃した部隊である北東鎮守府では、現在青葉がガサ入れを行ってます」

提督「金で釣られたか、揉み消したい何かがあるか...まぁうちに喧嘩売ったんだ、それなりの覚悟はしてもらはないとな」

青葉「青葉、ただいま戻りました!!」ガチャ

提督「おかえりー」

提督「ほう...ほうほうほう、なかなか面白いことやってんじゃないの」ペラッ

青葉「資材の横領、艤装の売買。あと書類上では記録されていない艦娘が何人か確認できました!」

提督「おそらく私兵...この前俺達を襲った奴らもソレだな。艦娘を傭兵にでもするつもりか?」

大淀「なるほど。元帥は何らかの形でそれを知り、揺さぶって動かしてるわけですね」

提督「となると近いうちにまた強襲をかけてくるな...大淀、レンジャー持ちを呼んでくれ」

大淀「了解しました」

ーーーー北東鎮守府

提督「ついたか」ガチャ

古鷹「運転おつかれさまです♪見た感じ普通の鎮守府ですけど...随分警戒されてますね提督」ガチャ

提督「...あれで隠れてるつもりかよ、狙撃手失格だな。赤城に怒られるぞ」

北上『こちら04。待機ポイントに到着、準備できてるよ~』ザザッ

長門『こちら02。準備よし』

赤城『狙撃班も準備OKです』

提督「了解。じゃ、各班行動開始。各自の判断で撃ってよし」

『『了解』』

ーーーー
コンコン

提督「初めまして北東提督。本日はありがとうございます」

北東提督「おう。元陸自の新米提督さんだな?話は聞いてるよ。まぁ掛けてくれ、コーヒーぐらい出そうじゃないか。おい大淀」

大淀「かしこまりました」

古鷹「うちのよどさんと随分雰囲気が違いますね...」ボソッ

北東「まぁ...何しに来たかは分かってるつもりだよ。よろしく」

提督「ほう?それはどういうつもりですか?」

北東提督「なぁ提督さんよ、俺の仕事に一枚噛まないか?」

提督「...はい?」


北東「実は俺は秘密裏に艦娘を傭兵として貸し出してんのよ。通常の攻撃が通用しない艦娘の存在は貴重でな。東南アジアや中東、大陸の方から結構なオファーがくるわけ」

北東「艦娘をそのまま売っちまうよりよっぽど金になる...賢いやり方だ」

提督「なるほど...それに目を瞑ってほしければ、私をコチラ側に引き込むか、暗殺するかと言われたわけですね」

北東「どういうわけか元帥はあんたのこと気にしてるみたいでな...聞いた話じゃあんた、艦娘に陸上での戦闘訓練を行ってるみたいじゃねぇか?」

北東「いいねぇ...最高だよ。まさに俺が欲しいもんが全部揃ってるわけだ...。俺もなるべく手荒なことはしたくねぇ、是非このビジネスを一緒にやってみないか?」

提督「一応月並みの事を聞きますが、拒否した場合は?」

北東「くくっ...あんたは拒否できないよ。安心しな」

prrrrr prrrrr

提督「...失礼、俺だ。どうかしたか?」

大淀『提督ですか!?現在鎮守府が正体不明の敵に襲撃されています!!至急戻ってきて下さい!!』

提督「...わかった、すぐ行く」

古鷹「...提督、行きましょう」

北東「おおっと、勝手に動くんじゃねぇぞ。スナイパーだ、頭消し飛ぶぜ?」

大淀「...」ガチャ

古鷹「艤装...」

提督「...」

北東「さぁ?どうします提督さん?」

ーーーー

北東「さっさと方針決めないと、あんたの鎮守府大変なことになってんじゃないの?」

提督「...そろそろか」

北東「あ?なんか言ったか?」prrrr prrrr

北東「チッ...俺だ」

『もしもし提督さん?夕立、帰りにドーナッツ買ってきて欲しいっぽい!』

北東「...は?」

『あと、鎮守府にネズミが出たから適当に吊しといたっぽい!!あっ!そろそろ時雨にバレちゃうからバイバイ!』ピッ p-p-p-

北東「ちょっと待て!お前誰だ!!俺の部隊は...ハッ」

提督「ではそろそろお暇させていただきますね」ニコッ

北東「てめぇ...妙な真似しt提督「スナイパーか?」

提督「かけてみたらどうだ?」

ーーーーー

赤城「ねぇ翔鶴さん。撃っていいですか?撃ってしまいましょう」

翔鶴「やめてください...ん?」prrr

ーーーーー

翔鶴『はい?どちら様でしょう?』

北東「!!!」

北上『ほーい。これで全部みたいだよ~』ザッ

提督「よくやった、早急に撤退していいぞ」ピッ

北東「クッ...!大淀!!」

大淀「りょうkっ!?」グルンッ ドサッ!

大淀「ア...ガッ...」

古鷹「ごめんなさい...少しおとなしくしててくださいね?」ガチャ

提督「さっすが古鷹~、いい腕してる~♪」

古鷹「あはは...あんまうれしくないです...」

北東「このっ...役立たずどもが!待機班!突入しろ!!」

ガチャ

長門「提督、迎えにきたぞ」

陸奥「近くにいた子達には寝てもらったわ」

北東「な...なんだと?」

提督「それでは北東提督さん。うちの川内の分、しっかりと払って貰いますよ?」カチャ

北東「!? やめっ..」

ダァン! チリンッ...

ヨルムンガンド…?

ーーーー

大淀「なんやかんや無事に終わってよかったです」

提督「え...なにいきなり?」

大淀「いえ、言わなければいけない気がして」

提督「でも無事に終わってよかったのは本当だな」

古鷹「結局北東提督は大本営への連行途中、謎の不審死で事件自体がパーになりましたけどね」

提督「消されたか...そんなんだったら俺が撃ってもよかったな」

陸奥「でもあの時、ホントに撃ち抜いたかと思ったわよ」

提督「いや流石に現役の提督を射殺しちゃったらまずいだろ...足下撃ったらむこうが勝手に失神しただけだ」

赤城「ひどいですよ提督!私に撃たせてくれないなんて!」

提督「おまえはどうしてそうトリガーハッピーなんだよ...苦労掛けたな翔鶴」

翔鶴「いえ...まぁ止めるのが大変でしたけど...」アハハ...

夕立「ていとくさん!!おかえりなさいっぽいー!」バァン!←ドア「解せぬ」

提督「おーわんこー、お前もご苦労だったな」ナデナデ

夕立「えへへ~//」ニンマリ

長門「!?」ガタッ

陸奥「座ってなさい」ベシッ

長門「...」スッ

提督「そういや捕縛した奴らはどしたの?」

大淀「憲兵を通して本部に送りました。今頃処分待ちでしょう」

ーーーー

憲兵「...」ガチャガチャ ピピッ

回収コスト[GMP-300]

「あああああぁぁぁぁァァァァァ.....!?」

『了解、回収する』ザザッ

回収機がマザーベースに到着

ーーーー

提督「それ別のトコ行ってない!?憲兵さんほんと大丈夫!?」

夕立「夕立もあれでお空飛んでみたいっぽい!」

提督「絶対にやめときなさいね?」

日向「ふっ、航空戦艦をお呼びかな?」ガチャ

提督「いやまじで呼んでねぇ」

日向「まぁそうなるな...」バタン

>>123
まぁそうなるな

>>27
亀だがGrey digital target ってアニメ映画の可能性

>>128
見てみたけどこれじゃないな
ちょっと思い出したけど宇宙のどこぞの星に不時着して化け物と戦ってたような・・・
後ヒロインが超能力で物を動かせたり・・・

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年03月21日 (月) 00:47:28   ID: vx3Ddh2e

古鷹スレいいですね( ^ω^ )
更新ガンバッテーくださいね

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