【モバマス】フレデリカ「シューコちゃーん!」周子「ん?」 (43)



ガチャ


周子「はいよー」


フレデリカ「シューコちゃんおはよー! アタシだよー」


周子「あら宮本さん、おはよー」


フレデリカ「ハーイ♪ 宮本だよ~」


周子「宮本さん、どうぞ上がっちゃってー」


フレデリカ「わーい! お邪魔しちゃおー」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1452382366



周子「ところでどうしたの? 宮本さん」


フレデリカ「宮本ねー、シューコちゃんに聞いて欲しい話があるんだー」


周子「ほうほう」


フレデリカ「宮本ねー? 実はねー? 宮本フレデリカって言うんだけどねー」


周子「えぇっ」


フレデリカ「びっくりしたでしょー! そうなんだよねー、実は宮本は宮本じゃなくてー……宮本フレデリカなんだよねぇ……」


周子「そうだったんだ……ごめんね、宮本フレデリカさん………許してほしいな」


フレデリカ「うーん……」


周子「…」


フレデリカ「…」


周子「…」


フレデリカ「…」


周子「…」


フレデリカ「…」




周子「長いね?」


フレデリカ「許す☆」


周子「わぁい」



周子「で、どうしたん?」


フレデリカ「切り替えはやーい☆」


周子「ほめてー」


フレデリカ「あ、それでねー」


周子「ッス」


フレデリカ「もー冗談だよー! ほら、お姉さんが褒めたげるー☆」ナデナデ


周子「あっ、ちょ」


フレデリカ「…………おぉ……」ナデナデ


周子「ぅ……」


フレデリカ「…」ナデナデ


周子「……///」


フレデリカ「…………あー、あー! ちょっとこれ恥ずかしいやつだー!!」


周子「せ、せやね……///」



フレデリカ「で、でねー! 宮本ねー」


周子「……まだ続けるんかーい!」


フレデリカ「もういっかー☆」


周子「うん」


フレデリカ「お付き合い頂き、真に感謝致します」ペコリ


周子「おっ、マジデリカや」ピロン


フレデリカ「やーん! 写真は勘弁してよー」


周子「大丈夫だってーツイッターに上げるだけだからー」


フレデリカ「全然大丈夫じゃないねー? ……あ、待って! 上げるなら周子ちゃんもいっしょー」グイ


周子「わっ」


フレデリカ「ぴーす☆」


周子「うわー明るい声で顔は真顔のやつだー! って、フレちゃんのスマホで撮ってどうすんのよー」


フレデリカ「ツイートそーしん☆」


周子「行動はやーい。何かこの写真、フレちゃん真顔でピースしてるし私は困惑顔だし……わけわかんないやつだね」


フレデリカ「大丈夫、意味なんてないから~」


周子「うーん、ぐぅの音も出ない」



フレデリカ「……あれ? アタシ何でここにいるんだっけ」


周子「病院いく? 頭の方の」


フレデリカ「ひどーい! さすがに覚えてるってー」


周子「ん、よかったー。フレちゃんがお婆ちゃんになっちゃったかと思った」


フレデリカ「シューコちゃん」


周子「ん?」


フレデリカ「私のこと……お婆ちゃんになっても、愛してくれますか?」マジデリカー


周子「えっ……うん」


フレデリカ「えっ」


周子「えっ」


フレデリカ「…」


周子「…」


フレデリカ「………あ、あつーい! 何かシューコちゃんの部屋暑いねー! わー、わー!」


周子「ほ、ほんとねー! あれやからなー! あの、あれ………実家が和菓子屋やからなー! 実家が和菓子屋やったら部屋暑くても仕方ないやんなー!!」


フレデリカ「う、うわー! 故に―! 実家が和菓子屋故にー!!」



周子「はぁ、はぁ………………と、ところでフレちゃん、お話って……」


フレデリカ「う、うん………えっとね! 最近、アタシと、シューコちゃんと、シキちゃんと、奏ちゃんの四人で一緒にいることが多いでしょー?」


周子「あー………たしかにそうかも」


フレデリカ「それでー、未央ちゃんが”しゅーかなふれしき”って言ってたから、それなーにー? って聞いてみたんだけど」


周子「しゅーかなふれしき?」


フレデリカ「なんと、アタシ達のことを纏めた呼び方だったのだ……!!」


周子「あ、私と奏とフレちゃん志希ちゃんてこと?」


フレデリカ「そうなの」


周子「びっくりなの」



フレデリカ「報告は以上であります!」


周子「うむ、ご苦労。ところで宮本少佐」


フレデリカ「はっ」


周子「この話に実りはあるかね」


フレデリカ「なぁい!!」


周子「元気でよろしい。みかんを半分やろう」


フレデリカ「え~モンブランがいい~」


周子「わがままだなぁ」


フレデリカ「しゅーこちゃんは何がいいー?」


周子「えー、ショートケーキ」


フレデリカ「いいねー食べたいねー」


周子「うん」


フレデリカ「…」


周子「…」


フレデリカ「シキちゃんと奏ちゃん、そろそろお仕事終わったかな」


周子「今日のお仕事は最後って言ってたね」


フレデリカ「……ケータイ取り出しポパピプペー♪」スッスッ


周子「おつかいしてくれまっすっかっ♪」



周子「おつかいも頼んだことだし、実らない話を頑張って実らせるゲームしよっか」


フレデリカ「わーい頑張っちゃうぞー!」


周子「さて、しゅーかなふれしき………パッと見……パッと聞……? なんのことか分からないよね」


フレデリカ「しゅーかなふれしき…………しゅーかなふれ式………?」


周子「必殺技みたい」


フレデリカ「しゅーかなふれ式・ビスキュイ・ド・サヴォワ~~~!!!」


周子「つよそう」


フレデリカ「恐れるな……死ぬ時間が来ただけだ」


周子「ヤッターカッコイイー!!」



周子「でもそれだと志希ちゃん可哀想やんね」


フレデリカ「あ、たしかに~」


周子「フレちゃんハスハスしていいよ券で許してもらお」


フレデリカ「何それ知らなーい」


周子「本人のことは考慮してないからね」


フレデリカ「ワァオ」



フレデリカ「じゃっ、シューコちゃんハスハスしていいよ券もあげよ~」


周子「なにそれ知らへん」


フレデリカ「ありゃ、知らないのー? 最近の流行だよっ」


周子「ないよ! 流行ってもないよ!」


フレデリカ「ほら~」スス


周子「えっ」


フレデリカ「えっ?」


周子「えっ!? なんであるん!?」


フレデリカ「シキちゃんの誕生日にあげようと思ったんだ~」


周子「えぇ……」


フレデリカ「いい案でしょ!」


周子「どーかなぁ……てか志希ちゃんの誕生日五月じゃない?」


フレデリカ「あれ、そうだっけ」


周子「うん」


フレデリカ「じゃあ来年まで取っておこー」


周子「マジ」


フレデリカ「周子ちゃん持っといて~」


周子「マジ」



周子「そういえばさ」


フレデリカ「うん?」


周子「志希ちゃんって一番小さいよね」


フレデリカ「え~仁奈ちゃんの方がちっちゃいよ?」


周子「しゅーかなふれしきの中でー」


フレデリカ「そっちかー! うーん、よく考えると確かにちっちゃいかも」


周子「なんていうかさ」


フレデリカ「うん」


周子「かわいいよね」


フレデリカ「かわいい」


周子「わかるか」


フレデリカ「わかる」



周子「この前さ」


フレデリカ「うん」


周子「志希ちゃんと一緒にさ、映画見てたんだけど」


フレデリカ「何みてたの?」


周子「シャークネード」


フレデリカ「奏ちゃんのかぁ」


周子「そらそうよ」



周子「途中まで志希ちゃんも見てたんやけど、途中でふにゃあ~って言いだしてね」


フレデリカ「ふにゃあ~」


周子「ふにゃあ~」


フレデリカ「周子にゃんだ!」


周子「そしたら志希ちゃん、ごろんってしてあたしの膝に頭乗っけてきたのにゃ」


フレデリカ「にゃ!?」


周子「志希ちゃん寝ちゃうの? って聞いたら、”うんー、周子ちゃん撫でて~”って」


フレデリカ「なにそれ」


周子「やばない?」


フレデリカ「やばい」



周子「猫見たいだなーって思いながら頭撫でてたんだけど」


フレデリカ「うん」


周子「猫なら顎かな? って思って撫でたら、志希ちゃん、びく! ってなってさ」


フレデリカ「えっちだ」


周子「”にゃ~あたしくすぐったがりなの~”って、珍しく頬染めた志希にゃんがもう」


フレデリカ「たまらん」


周子「たまらん」



フレデリカ「ずるいなー! なんか………ずるいなーー!!」


周子「へへ……」


フレデリカ「もー……これはアタシと奏ちゃんの話もするしかないね?」


周子「内容次第では起訴も辞さない」


フレデリカ「やだこわい」



フレデリカ「奏ちゃんってさ、ちゅー好きでしょ? ちゅっちゅって」


周子「そやね」


フレデリカ「だからアタシ、奏ちゃんの期待に応えようと思って☆」


周子「ん?」


フレデリカ「この前、事務所で奏ちゃんと二人きりだったから」


周子「む?」


フレデリカ「奏ちゃーんって呼んで、振り向いたところを」


周子「フレちゃん」


フレデリカ「なーに? お話まだ終わってないよ~」


周子「どんな死に方がいい?」


フレデリカ「うえぇっ!?」



フレデリカ「ちょ、ちょっとまって!! まだ続きが、ね? ね?」


周子「む……聞こうじゃないかね」


フレデリカ「う、うん。それで、まぁ、その……ちゅーしようと思ったんだけど」


周子「…」スッ


フレデリカ「やめてシューコちゃん!! バウムクーヘンで人は殺せないよ!?」


周子「…」モグモグ


フレデリカ「そう! バウムクーヘンは食べるものだよ!」


周子「食べる?」


フレデリカ「食べるー」


周子「あーん」


フレデリカ「あーん♪」パク




周子・フレ「「めるし~♪」」



フレデリカ「わっ!? シューコちゃん……アタシの心の中が読めるの?」


周子「そうだよ」


フレデリカ「なにー! じゃあ今、フレちゃんは何考えてるでしょーかっ」


周子「うーん……」ミョンミョン


フレデリカ「なにそれぇ」


周子「いま、フレちゃんの頭の中を、読んでいます。みょんみょんみょん……」


フレデリカ「ダメー! あることないこと見られちゃうー!」


周子「……ぴぴーん! 読めました」


フレデリカ「見られちゃった? それじゃあ発表、どーぞ!」


周子「もんぶらんたべたい」


フレデリカ「おー」


周子「どう? 正解っしょー」


フレデリカ「うーん、半分かな~」


周子「えっ、うそ。フレちゃんの頭の中はモンブランで覆い尽くされてると思ってたのに」


フレデリカ「酷いなー! 半分ぐらいはショートケーキだよ?」


周子「アタシのショートケーキ食べる気やん」


フレデリカ「あっ、ばれちゃった」



フレデリカ「二人ともまだかなぁ」


周子「お腹すいたー……ん? あたし達何の話してたっけ」


フレデリカ「あれ? なんだっけ……最近の国際情勢についての話じゃない?」


周子「あーそれかも。じゃあ国際情勢について話そ」


フレデリカ「うん!」


周子「うん、国際情勢ね、国際情勢。ふぅん……なるほど?」


フレデリカ「ね、ね、うん。わかる。国際情勢。うん……ふむ?」


周子「…」


フレデリカ「…」


周子「……むぁ!」


フレデリカ「むぁー!」


周子「難しい話はダメだ。頭がパンクしちゃった」


フレデリカ「すごーい周子ちゃん頭から湯気出てるよ~」


周子「マジ?」


フレデリカ「うそー」


周子「うそかい」



周子「あ、真偽は奏に直接問うからね」


フレデリカ「……覚えてるじゃん!」


周子「しゅーこちゃんの記憶力を舐めるでない」


フレデリカ「昨日の晩御飯は?」


周子「…」


フレデリカ「…」


周子「この話はやめよう」


フレデリカ「わぁお」



フレデリカ「も~そんなに奏ちゃんのことすき?」


周子「そりゃ当たりま……ね? そら、そうよ、ほら」


フレデリカ「…」


周子「……な、なにさ」


フレデリカ「……奏ちゃんのこと、すき?」


周子「だ、だからー! そらそうだって、ね、言ってんじゃん?」


フレデリカ「じゃあすきっていって?」


周子「…」


フレデリカ「……恥ずかしいの?」


周子「…………そ、そーだよ! はずかしーの!///」


フレデリカ「やーんかわいい~~~♡」


周子「う、うるさいなぁ、もう!///」



周子「あー、あー、あーっ! もう、フレちゃんヘンなこと言うから熱くなってきたー!」


フレデリカ「おっ、いいね~! 燃えちゃえ!」


周子「うおおおおおおお」


フレデリカ「うおおおおおおお」


周子「うおおおおーーーー!!!!」


フレデリカ「うおおおおーーーー!!!!」


周子「おぉー……」


フレデリカ「おぉー……」


周子「燃え尽きた」


フレデリカ「冷やしておこう!」ピタ


周子「ひぅ」ビク



周子「冷たぁ……びっくり」


フレデリカ「あ、やっぱりー?」


周子「分かっててやったんかーい。大丈夫フレちゃん? 手めちゃんこ冷たいよ」


フレデリカ「分かっててやりましたー! アタシ結構体温低いんだよね~」


周子「ふぅん……ちゃんとあっためなきゃだめだよ? 冷え性?」


フレデリカ「そんなこと言ったって冷えるもんは冷えちゃうもん……冷え性じゃあないよ!」


周子「むぅ……じゃあこうだ!」ギュッ


フレデリカ「へっ」


周子「どー? 暖かいっしょー」ニギニギ


フレデリカ「……うん、あったかい」ギュ


周子「……? なしたん」


フレデリカ「…………うぅ~!」


周子「えっ、なになに」



フレデリカ「もう!! シューコちゃんのそういうとこズルイ~!! キライ!! スキ!!」



周子「なにそれどゆこと」



フレデリカ「つーん」


周子「何で拗ねたん」


フレデリカ「……わかんない」


周子「えぇ……」


フレデリカ「う~~……分かんない分かんない分かんない!! 分かんない~~!! えいっ!」バッ


周子「へ?」


フレデリカ「シューコちゃーん!」ギュ


周子「わっ、なにさぁもー」ギュ


フレデリカ「シューコちゃん……」


周子「んー?」


フレデリカ「なでてー……」


周子「撫でて欲しいの?」


フレデリカ「うん……」


周子「うーん、そんなしょんぼりされたら撫でざるを得ないなー」ナデナデ


フレデリカ「あぅ、あぅ」



フレデリカ「もうちょっと優しく~」


周子「ん、こう?」ナデナデ


フレデリカ「おぉー……」


周子「いい感じか~」ナデナデ


フレデリカ「いい感じ~」


周子「せやろ」ナデナデ


フレデリカ「この感じ……さてはこなれてるなー?」


周子「こなれてる?」


フレデリカ「この慣れた手つきで、そうやって、カワイイこ達を、こう、凄い……いいようにしてきたんでしょ~!」


周子「いいようって何よ……ほら、こずえちゃんとか」


フレデリカ「こずえちゃん? 天使の?」


周子「天使の。あの子さ、ふらっと現れて気が付いたらお膝の上にいるんだもん……そんなの撫でるしかないじゃん」


フレデリカ「あ~こずえちゃんかぁ……それは納得かも。アタシも前気が付いたらこずえちゃん抱っこしてソファで寝てたもん」


周子「あるある」


フレデリカ「ちょー快眠」


周子「んね」


フレデリカ「こずえちゃんってやっぱり天使なのかな」


周子「実質天使じゃない?」


フレデリカ「うーん、異議なし!」


周子「可決! こずえちゃんは天使」


フレデリカ「コズエル~」


周子「コズエル~」



フレデリカ「こず、こず、こずえる♪…………あっ!」


周子「今度はなーに」


フレデリカ「シューコちゃん、こなれたナデナデが止まってるよー」


周子「おっと忘れてた、うっかり塩見」ナデナデ


フレデリカ「んん~……幸せ宮本」


周子「なにそれ」ナデナデ


フレデリカ「シューコちゃんが言い出したんでしょっ」


周子「そうでした。うっかり塩見、許して周子」ナデナデ


フレデリカ「いいよ宮本、優しいフレデリカ☆」


周子「うーん、これは今年の流行語大賞早くも決まったね」ナデナデ


フレデリカ「取っちゃう? 大賞取っちゃう?」


周子「アタシ達なら余裕っしょ塩見~」


フレデリカ「それもそうだね宮本~」


周子「……何かもうブレ初めてない?」


フレデリカ「こりゃダメだ。入賞は逃れましたしょんぼり」


周子「うーん残念、来世に期待」



フレデリカ「来世、来世…………シューコちゃん、来世は何になりたい?」


周子「うーん……悩むなぁ」


フレデリカ「アタシはモンブラン!」


周子「食べられちゃうよ? きっと痛いよ」


フレデリカ「やっぱやめ」


周子「んふふ……あ、そうだ。じゃあアタシはモンブランになったフレちゃんを食べる人になる」


フレデリカ「ええっ! ダメだよ、食べないで~」


周子「でも、放っておいたら食べれなくなっちゃうよ」


フレデリカ「むっ、確かに」


周子「それに比べたらさ、ほら。来世のアタシにパクっと」


フレデリカ「うぅ……そうだね、シューコちゃんに美味しく頂かれちゃおう……」


周子「やたっ今から来世がたのしみ」


フレデリカ「来世こないで~」



フレデリカ「……ああっ!」


周子「わっなに」ビックリシオミ


フレデリカ「シューコちゃん、また手止まってる~!! 撫でて!!」


周子「あっ……ごめんね」ナデナデ


フレデリカ「ふわぁ……ゆるす」


周子「全くもう……フレちゃんは可愛いお姉さんだなぁ」ナデナデ


フレデリカ「う~……こんなフレちゃん、レアだよ? Sレアかも」


周子「Sレアかー」ナデナデ


フレデリカ「うん、すーぱーれあー」


周子「うーん、せっかくだしSSレアも見たいな~」ナデナデ


フレデリカ「SSレアはねー……うーん…………ダメ~」


周子「ちぇー、いつか見せてね?」ナデナデ


フレデリカ「うん~いつかね~」



周子「……ん?」ナデナデ


フレデリカ「なぁに~」


周子「大変な事に気付いてしまったかもしれない……フレちゃん、一回ナデナデとめていい?」ナデナデ


フレデリカ「えぇ~……すぐ撫でてよ?」


周子「うん、任せとき」


フレデリカ「ん……んでんで、どーしたの?」


周子「レアってさ……レアじゃん?」


フレデリカ「……? レアだねぇ」


周子「Sレアってさ……スーパーレアじゃん?」


フレデリカ「…………? スーパーレアだねぇ……ハッ!」



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



周子「気付いたかい……フレちゃんよ」


フレデリカ「気付いて、しまったぁ……」



┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



周子「……SSレアって、なに……?」



┣¨┣



フレデリカ「どーでもいーから撫でてっ」


周子「ごめんなさい」ナデナデ



周子「スーパースーパーレア……スーパースゲェレア……」ナデナデ


フレデリカ「はふぅ」


周子「…………ハッ、シオミシュウコレア……?」ナデナデ


フレデリカ「あっシューコちゃん」ガバッ


周子「わ、なに?」


フレデリカ「アタシってお姉さんだったんだね……!!」


周子「へ? なにが?」


フレデリカ「さっき言ってたでしょー! えっと、なんか……フレちゃんお姉さんは可愛いな~! みたいなの」


周子「んー、うー、むーん……言ったような気もしないような」


フレデリカ「シューコちゃんがアタシのことお姉さんだと思ってくれてた何て、ビックリしちゃった!」


周子「まぁこんなんでも年上やし」


フレデリカ「コンナン!?」



フレデリカ「こんなんなんて、酷いなもー!」


周子「だってこんなんだよ?」グイ


フレデリカ「あぅ」


周子「よしよし」ナデナデ


フレデリカ「はふぅ」


周子「ほら」


フレデリカ「ホントだ」



フレデリカ「じゃあ、こんなお姉さんのーお願いをー聞いて~?」


周子「内容によるかなー」


フレデリカ「わーお慎重派ー」


周子「うそうそ」


フレデリカ「やったっ! じゃあ、おこた入りたいなー」


周子「おこた? アタシ結構暖かいんやけど」


フレデリカ「ふふん、フレちゃんが乗っかってるからねっ」


周子「フレちゃん毛布だ」


フレデリカ「暖かく包みこむよ!」


周子「お値段は?」


フレデリカ「200円」


周子「やっす。10個ください」


フレデリカ「残念でしたー! フレちゃん毛布は一つしかないのです」


周子「うーん、なら仕方ないかー」


フレデリカ「その代わり精一杯暖めるよ!」ギュ


周子「わーい」



フレデリカ「でも、乗っかってるだけのアタシは背中が寒いのです」


周子「なるほどね、なら仕方ないなぁ」


フレデリカ「わぁい!」


周子「ほら、おこた入ろ」モゾモゾ


フレデリカ「ん?」


周子「ん?」モゾモゾ


フレデリカ「シューコちゃんなんでそっちいくの?」


周子「えっ」


フレデリカ「さっきの体勢で入るの! かもーん!」


周子「なんてこった」


フレデリカ「はいこっちー」ズルズル


周子「くっ、撫で続けるしかないのか……」ナデナデ


フレデリカ「はぁ~……しあわせ」ヌクヌク


周子「そりゃよかった」ナデナデ


フレデリカ「……シューコちゃん良い匂いする。くんくん」


周子「ちょっ、やめー! はずい!」


フレデリカ「志希ちゃんのキモチ、分かっちゃったかもー! にゃははー!」


周子「志希ちゃんみたいなの二人もいたら大変だよ……」ナデナデ


フレデリカ「にゃにー? 志希ちゃんに言っちゃおー」


周子「ごめんなさい」ナデナデ


フレデリカ「許す☆」



周子「フレちゃん、みかん食べる?」ナデナデ


フレデリカ「んー……んぅ」


周子「んん?」ナデナデ


フレデリカ「みかん……あまいやつ……」


周子「みかんは甘いねぇ」ナデナデ


フレデリカ「そっかぁ……じゃあしあわせだー……ふれちゃんしあわせ」ウトウト


周子「あっこれ寝るやつ」ナデナデ


フレデリカ「しゅーこちゃん……おやすみぃ……」


周子「うん、おやすみ」ナデナデ


フレデリカ「……さっき……きらいっていって、ごめんねぇ……しゅーこちゃん、すきぃ…………zzz」


周子「あはは、すぐ訂正してたじゃんか……あたしもすきよー」ポンポン


フレデリカ「……っ」



ガッチャ!


奏「お邪魔します」


志希「おっじゃま~! ケーキとかモンブランとかケバブとか買ってきたよ~!」


周子「おっ、おかえ



フレデリカ「ヤッターーーー!!!!」



周子「うわぁっ!?」


フレデリカ「モンブラン食べるー!」


奏「あら、なにしてたの……? 暑そう」


周子「暑いよ!! ちょ、ちょっとフレちゃん!? さっきのイイカンジなムードはどーしたのさ!」


フレデリカ「いやーフレちゃんも女の子だからね! スイーツには勝てないのだ!! 参った!! 宮本参った!!」


志希「おこたの中スゴイ二人の匂いがヤバイ脳に響くこれはマズイ止められないヤメラレナイ」ハスハスハスハス


周子「ぎゃー!? 志希ちゃんさすがにそれは恥ずかし、ってどうしてケバブ!!?でけぇ!!」


奏「買っちゃった♪」


周子「よりによって奏が!!」


フレデリカ「シューコちゃん静かにして!! 今からモンブランを食べるよ」マジデリカー


志希「……ん? シューコちゃんハスハスしていいよ券? シューコちゃんなにこれー! ねぇ、ねぇ!!」ユサユサハスハス


奏「ケバブってどう食べるのかしら……」



周子「ちょ……ちょっ、あー、もう!! アタシもケーキ食べる!! もう知らーん!! ウオオオオオ」







フレデリカ「はぁ~…………SSレアフレちゃん、見られちゃうとこだったなー……///」





おしり

〆の一言が思いつかないので小梅ちゃん置いておきます

∧(川ヮO)∧ <前作だよ

P「渋谷凛6歳、あいつが今年もやってくる」
P「渋谷凛6歳、あいつが今年もやってくる」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451204680/)

大好きです だいすきです
ありがとうございます

うららかな休日の昼間に
このSSが読めて本当に良かった

唐突な死神部隊に草

こんなにかわいいしゅーふれをありがとう

乙!

乙!

凄い!読んでて疲れる!女子のトーク怖い!

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom