妹「おいクソ兄貴」(57)
兄「なんだクソ妹」
妹「あたしの部屋勝手に掃除すんなって言ったじゃん!!」
兄「じゃあ散らかすなよ」
妹「ああもう!とにかくもうホントやめてよね、まじウザイまじキモイ!!」ダッ
バタン!
兄「反抗期・・・か」
はい
妹「ゲッ、風呂はいんの」
兄「はいるけど」
妹「あたし先はいる」
兄「なんd」
妹「お兄ちゃん入った後のとかマジかんべんだし」ガラッピシャン
兄「・・・今のは結構精神的ダメージがでかかったな」
はい
妹「あ、おにいちゃんこのタオル使わないでね、あたしのだから」
兄「はい」
妹「朝学校行くときついてこないでね」
兄「はい」
妹「それと、参観日来なくていいから」
兄「はい」
兄「」
妹「何」
兄「いや別に」
妹「寝る」
兄「はい」
兄(・・・昔はかわいかったんだけどなあ・・)
兄(暴言も吐かなかったし)
兄(お兄ちゃん、お兄ちゃんって・・・)
兄「・・・」ショボンヌ
兄「いや、妹がそんだけ大人になったってことだな、うん」
兄「・・・」
兄「・・・寝よう」
お兄ちゃんって呼んでくれてるだけマシ
俺一人っ子だけど
()は半角だと見にくい全角の方がいい
男「はぁ……」ショボンヌ
半角カナの方がいい↑
>>10
そんなの ひとの かって
お兄ちゃんをガン無視してる妹が通りますよ
≫10ありがとう 以後気を付ける
初めてなものでな
次の日
兄「・・・はあ」
兄(なんか朝からめっちゃ睨まれた・・・)
兄(何もしてないんだけどなあ・・・)
友「よー兄、どうした暗い顔して」
兄「いや・・・」
そんなんどうでもいいから続きお願いします
友「何だよ、悩みがあるなら言えよ」
兄「・・・うーん」
友「うわ・・・今俺じゃ頼りない的な顔したよな」
兄「そんなことねーよ」
友「棒読みじゃねーか」
兄「かくかくしかじか」
友「ふむふむ、つまり妹が反抗期で冷たい、と」
兄「おう・・・昔はかわいかったんだけどなぁ・・・」
友「・・・」
友「よし兄、ちょっと来い」
兄「何だよコレ」
友「驚け、研究の成果だ」
兄「そういやお前科学部だったな。で、何の研究だ?」
友「体が小さくなる薬だ」
兄「なんかどっかで聞いたことあんな」
兄「で、これがどーしたんだよ。つーかうさんくせえな」
友「大丈夫だ、俺が作った薬だから」
兄「だから心配なんだよ」
友「まあまあ、お前妹に冷たくされて心がすさんでるんだろ?一回昔の妹とふれあって傷を癒せよ」
兄「ビミョーに違うな。ってかコレ、ホントに大丈夫なのか?」
友「ああ、1日で切れるはずだ」
兄「ほんとかよ・・・」
④
つづき
兄「なんだかよく分からないが貰ってしまった」
兄「まあいいや・・・」ゴソ
兄「ただいまー・・・」ガチャ
妹「・・・おかえり」
兄(いちおうおかえりは言ってくれるんだよなあ・・・)
妹「あのさお兄ちゃん」
兄「え?」
妹「頭痛薬ってどこ」
兄「あー、俺の机の上」
妹「何でそんなとこに・・・めんどくさ」スタスタ
妹「あーもお、どこにあんのよ・・・」ガサ
妹「んー・・・、あれ、何これ」
妹「これかな」ヒョイ
妹「あーまじで頭痛ひどいわ・・・」ゴクン
妹「・・・」
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!
おおおおおお!
しえん
支援!
④
妹「・・・・ん」
ガチャ
妹「おにーちゃん・・・?」
兄「へ?」
兄「え、ちょ、え?誰?」
妹「おにーちゃあああん!」ガバッ
兄「ぐは」
兄「ちょちょちょちょ、え?妹ー!どこだ妹おおお!」
妹「?何言ってるの?あたしが妹だよ?」
兄「」
妹「えへへー♪おにーちゃんおんぶー!」
兄(まさかマジで効くとは・・・)
妹「?」ニコニコ
兄(記憶はないのか・・・)
妹「わーい高ーい♪」
兄(小2くらいだろうか・・・)
兄(懐かしいなあ・・・)
いもぺろ
いもぺろ
いもぺろ
いもぺろ
いもぺろ
いもぺろ
いもぺろ
妹「えへへ!おにーちゃん大好きっ!」ギュッ
兄(・・・このまま)
兄(ずっとこのままでも、いいなぁ・・・)
いもぺろ
いもぺろ
いもぺろ
いもぺろ
妹とはありとあらゆる属性を併せ持ちかつそれらは違和感を与えることなく綺麗にはまり
どのような行為に走っても可愛さが霞むことはなく生意気でも内気でも基地外でも純情でも
鈍感でも怒りんぼでも泣き虫でも日が沈み雲に隠れることはなく仲が良かろうと悪かろうと
兄妹という不変不動の関係がありありがとうと言われるだけで興奮し死ねと言われても興奮し
どれだけ仲が悪かろうと常に壁の向こう側に存在し生活をしておりそもそも生活する上で
妹関連のもの全てを司会に入らないようにすることは全くの不可能に近くつまりそれだけ近しい
間柄であると共に決して自分の傍から離れることのない唯一の異性でありかつ諸行無常の言葉に
当てはまらぬ唯一の存在でもありもうまさに妹とは永久不変千載不易千古不朽の世界随一の
萌えっ娘であることには違いないのであろうと私は今ここに確固たる確信を持ったのである支援
しかしビッチ属性、お前は駄目だ。支援。
支援
兄「とか思った俺死ね!!」バッ
妹「お、お兄ちゃん?」キョトン
兄「いや・・・何でもない」
兄(とにかくこのままはマズいな・・・)
兄「えーと」ガサゴソ
妹「なにしてるのー」
兄「その服じゃ大きいだろ。・・・、あった」ゴソ
兄「とりあえずこれ着とけ」
妹「おにーちゃん着替えさせてー」
兄「え」
妹「じぶんでできないもん」
兄「え」
妹「ねーやって」ヒョイ
兄「・・・しょうがない」
兄「・・・」ゴソゴソ
兄「はい、できた」サッ
妹「わー!」ダダダダ
兄(これからどうしようか・・・)
いもぺろ
いもぺろ
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