兄「妹が反抗期」(157)
__ああ、僕の可愛い妹・・・__
〜幼稚園〜
妹「あたしねー、あと16年たったらお兄ちゃんと結婚するの!おむこさんになるの!あっおよめさんにになるの!!」
妹「えっ・・・・兄妹じゃだめなの?」ウルウル
〜小学生〜
妹「運動会でのあたしの走り見てくれたー?」
妹「お兄ちゃんのためにがんばったんだから!」フフン!
〜中学生〜
妹「中学生は勉強が大事だからね!お兄ちゃんと同じ学校に入学できるようがんばるよ!!」
妹「だ、だからさ・・・・べっ勉強教えてほしいなぁ」モジモジ
〜高校生〜
妹「あぁ!?金持ってくるのが遅ェんだよッ、このクソ兄貴!!」
妹「そして先にノックして入ってきやがれ!!!」ガルルルル
兄「どうしてこうなってしまったのでしょうか」
兄「母さん、父さん」
兄「僕はどうしたらいいのでしょうか」
兄「・・・・・実の親のあなた達ならわかりますよね?」
妹「おい、聞こえてんぞ。何仏壇に話しかけてんだよ」
兄「ひっ!?い、いや今のは」
妹「ちっ、はやく朝飯作りやがれってんだ!」
兄「あ・・・うん、わかったよ」
兄「ふふんふふ〜♪」
兄「はい、できたよ」カタッ
妹「豆は嫌いだ、いらん」
兄「納豆も食べないと。好き嫌いはいけませんってば」
妹「いらねぇッつってんだろうがッ!!!」バッ
兄「ふがっ!?な、納豆が顔に・・・」
妹「けっ・・・コンビニで何か買っていく」
兄「ま、またファミチキ?」
妹「違ぇよ、Lチキ」
妹「ってそんなことお前に関係ないだろうが!」
兄「い、行ってらっしゃ」
バタン!
兄「はぁ・・・・」
兄「僕も行かないとね。んしょ、んしょ」
兄「行ってきます、母さん、父さん」ニコッ
妹「ちっ・・・・納豆が嫌いだって昔から言ってるのに」
妹「あ、ファミチキください」
店員「ぷっw、ん、こほん。ここはローソンですよwwww?」
妹「ななっ!?・・・・え、Lチキください///」
妹(くっクソがッ!あいつのせいで・・・)
店員「いらっしゃいませー」
「・・・・・」
店員「あ・・・あの何をお求めで、ってえ!?」 グイッ
「何で人が間違えて恥ずかしそうにしてんのに笑ってんだよ、あの子が可哀想だろ」
店員「ひっ、い、いや・・・可愛くてつい」
「・・・・・」
「じゃあいい」 パッ
店員「わっ・・・ほ、ほっ」(ご、強盗かと思った・・・)
妹先生「オラァ、妹ォ!」
妹「・・・・あ?」
妹先生「てめぇ何机に足のっけてんだよ!!!」
妹「あっー、うっせぇな〜」
妹先生「こ、このぉ・・・テストの点数がいいからって・・・」
妹先生「お前みたいなアバズレな、この学校にいらないんだよ」
妹先生「お前みたいなのはさっさとこの学校から出ていけぇ!」
兄先生「ン、兄・・・お前何聞いてるんだ?おい授業中だぞ」
兄「・・・・・」
『お前みたいなアバズレな、この学校にいらないんだよ』
ザザー ザザザザザ プツッ でテイケぇ!
『なんだとこのクソ教師!!!』
兄「・・・・・」
兄先生「おい兄!何聞いてるんだって言ってんだ!」
兄「あっ・・・いや英語のリスニングを聞いてました!すいません!」ペコッ
兄先生「ン、そうか・・・それはいい事だが授業中にすることじゃないな」
兄「すいません」
兄先生「本来なら没収だが、まぁいい。次からな」
兄「本当にすいませんでした!」ペコリ
兄「・・・・・ちっ」
兄「い、妹?」
妹「あ!?なんだよ・・・」
兄「また職員室に呼び出されたんだね。さっき放送で聞いたよ」
妹「関係ないだろ」
妹先生「お?誰だ君は?」
兄「あっ、この子の兄です」
妹先生「ん〜〜君がこの出来損ないの兄貴か?」
兄「・・・・」ピクッ
妹先生「ぷっwすまんな。これじゃあ君まで出来損ないみたいだ」
妹「てめぇいい加減にしろよこのデブ!」
兄「僕の妹が何かしたのですか・・・?」
妹先生「あぁ、こいつ・・・・授業中にゲームやお菓子、しまいには机に脚を乗っけるしまつ」
兄「はぁ・・・・・」
妹先生「両親がいないのかどうか知らんが、君もこいつの兄貴なら何か言ってやってくれないか?」
兄「本当に申し訳ございません。僕の妹が迷惑をかけたばっかりに、授業にまで支障をきだしてしまって」
妹先生「え?そうだ、授業もままならない事態に陥った」
妹先生「兄妹、家で話し合ってくれ」
兄「はい・・・・」
兄「ほら、妹も謝って」
妹「・・・・ちっ」ガララ タッタッタッ
兄「あ、こらまて!」
兄「お、おい。逃げちゃだめだって」
兄「・・・何で授業中にそんなことしたの?」
妹「うっせェ!お前に関係ない!!」
兄「あるよ、兄だからね」
妹「は、放せよ!!!」
兄「話してくれればいいよ」
妹「・・・・ああッ!もういい!」
妹「あの先公が気にくわなかったんだよ!人の事いつも小馬鹿にするし、あたしの友達ってだけで批難するし・・・」
兄「そうなんだ・・・」
妹「いいから放せ!がぶっ!!」ガブリンチョ
兄「いたいっ!?」
妹「お前に話しても無駄なんだよ!無駄無駄!死ね!!」タッタッタッ
〜夜〜
妹先生「ふひっw今日のエンコーの女ウチの学校の子だったわ」
妹先生「これからは脅せば色々と・・・・」
妹先生「・・・・だ、誰だ!?」
妹先生「さ、さっきからだれかにつかれてるような・・・・」
妹先生「気のせいかなぁ?」
「僕に話しても無駄なんかじゃないよ。これで敵が減ったね・・・」
妹「・・・・」
妹「遅い・・・」
妹「む・・・・」
兄「ただいまー」
妹「遅ぇんだよッ!この駄目兄貴!!」
兄「あっ、か、帰ってたんだね・・・」
妹「悪いかよ、あ!?」
兄「いや・・・・・じゃあ作るね」
妹「さっさと作れよ。こっちは腹へって死にそうなんだけどよ」
妹「本当使えねぇな」
兄「走れ〜高速の〜♪」グツグツ
妹「・・・・・」
妹「・・・・ど、どこいってたんだよさっきまで」
兄「うなれ〜衝撃の〜♪」グツグツ
妹「どこ行ってたか聞いてんだよ!!!」ゲシッ
兄「ぎゃっ!?し、汁が飛んだっ!熱ッ!?」
妹「はやくいえ」
兄「あっあはは・・・」
兄「・・・・・」
兄「食材買ってただけだよ。このシチュー作るために」
妹「おはよーっす」
アノセンコーヤバ コレハナイワナ ダレガハッタンダ?
妹「ん、何か騒がしいな・・・?」
友「あっ妹ちゃんおはよ!これみて!」
妹「・・・・これは」
友「全部うちのクラスの先生のエンコー目撃写真だね〜。一体誰が貼ったんだろうね」
妹「あいつこんなことしてたのかよ・・・キモ」
兄「・・・・・」
女「あっみてみて兄君!」
兄「ん?何々?」
女「この掲示板の写真、1年の先生だよね!?」
女「うわぁ・・・・こんなことしてたんだ・・・・」
兄「・・・・・ふふっ」ニタァ
女「え?」
兄「ああ、いや。こっこの人!妹の担任だよ!!」
女「ええっ!?そうなの!!?」
兄「今日のあさ掲示板みた?」
兄「凄いね、あの先生があんなことしてたなんてね」
兄「・・・・あれであの先生も捕まって学校来れなくなるね
妹「ああ、だな」モグモグ
兄「でもあれを誰が貼ったんだろう?」
妹「知らねぇよ、つーか飯足りない」
兄「あっご、ごめん!今日は2合しか炊いてなくて・・・・」
妹「ちっ・・・・マック行ってくる」
兄「駄目駄目。僕が行くって、もう8時だよ!?」
妹「お前に関係ないだろうがッ!触んなよ!!」
妹「・・・・・」テクテク
DQN「お、可愛くね?この子w」
チャラ「金髪だしなwつーか俺の知り合いかも」
妹「・・・・・」スタスタ
DQN「はいきたw!むし〜wwwww」
チャラ「待ってよ、俺ら悪い人達じゃないよ〜?」ガシッ
妹「チッ、放せッ!!!」ガンッ
チャラ「ぷぎゃっ!こ、股間蹴りやがった」
妹「!」タッタッタッ
DQN「あーあー逃げちゃった。ていうかあの子遅すぎwwww」
チャラ「今から走っても追いつくっしょwww」
DQN「せーので行こうぜww」
チャラ「どっちがあの子捕まえられるか?いいね」
DQN「3、2、1」
チャラ「せーのっ」
兄「でもそんなんじゃだーめ」ザシュ
チャラ「は?」
チャラ「えっ?えっ?あ、えっ?あ、足切られて」ドクドクドクドク
兄「・・・・・」
兄「・・・あっ、深すぎたかな」
チャラ「うっぐあっあああああああああああああああっあっ足がッ足ぁうわわあっぁ」
DQN「え・・・な、こいつに何したんだよお前!!?」
兄「ごめんね、大きい声出さないでね・・・・」
DQN「なっ!?やっやめろ!!近づくんじゃねぇ!!!」
兄「アキレス腱切ったの、お前も切られたい?」
DQN「ひっ!?うっうわあぁぁぁっぁっ」バッ
兄「うるさいって・・・」ザシュッ
DQN「があっ!?ああぁっあ、が」 ザシュ グサ グチュ ブシャアアアアアアァッ
兄「警察にチクっても無駄だよぉ?どうせ俺の顔見えないだろうし」
兄「血が僕につかないような場所切ったんだからありがたく思えって」
兄「おかげで重症ですんだんだし」
DQN「ぐっ・・・ああぁあぁあっぁぁっ!!!いたいたいたいいたいたいいたtむぐっ!?」
兄「うるさいってば・・・・」
兄「そこのチャラいのはもう気絶してるよ?」
チャラ「・・・・あっ・・・あ」ピクピク
兄「お前もはやく寝てって」ボコッ
DQN「ぐべっ!・・・・・」
兄「大丈夫、お前らをやったのはそこら辺の暴力団ってことで終わるからさ」
兄「もう二度と僕の妹の前にでてくるなよ?じゃあな」
兄「ったく。お前らみたいなのがいるから妹を守らなくちゃいけないんだよなぁ」ヤレヤレ
兄「・・・・ぷはぁ、やっぱ真夏にヘルメットはきつい。これも捨てないとなぁ」
妹「マックポークください」
妹「はい、え?もうない!?」
妹「・・・・・」シュン
妹「じゃあチーズバーガー・・・・・」
妹「あ・・・あとマックシェイク」
妹「・・・・ピクルスまずい」ムシャムシャ
兄「あっいたいた!探したよ!」
妹「ちっ・・・誰だよお前」
兄「ほら、そんなこといわないで乗りなって。この時間帯はチンピラが多いしさ」
妹「お前とバイクでニケツしたくない」
兄「そんなこと言わないでよ・・・・このバイク、バイトでせっかk」
妹「・・・・乗った。はやくだせって」ギュ
妹「あれ・・・?ヘルメット変えた?」
兄「うん、まぁね。さっ、ちゃんとつかまってて」(さっきの奴等が怖かったのかな)
兄(でも大丈夫、お前の敵は僕の敵だから・・・みんな僕が駆除してあげるよ)
妹「そういえばさっき襲われそうになった・・・」
兄「ええっ!?ほ、本当!?」
妹「うん・・・逃げてきたけど」
兄「そうなんだ・・・・」
兄「でも大丈夫、僕が守るから」ナデナd
妹「触んなッ!」バシッ
兄「っ!・・・・はは、家に着いたね」
兄「そういえばさっきチンピラが2人倒れてたらしいよ。市のホームページにあった」
妹「そ、それってさっきの・・・・」
妹「・・・・まぁいいや」
兄「・・・・・」
兄「妹。朝だよ、起きてー」コンコン
妹「ふぁ〜あ、うっせぇなッ!何回もノックすんじゃねぇよ!!」
兄「ひっ、リビングで待ってるね。朝ごはんできてるから」
兄「今日はお休みだけど何か予定あるの?」
妹「・・・・か、彼氏の家行ってくる」
兄「そう、夕飯までには帰ってきてね」
妹「・・・・・・」
妹「ちっ・・・・」
友「はぁ!?ま〜た見栄はったの!?」
妹「うっうるさいな」
友「私はあなたの彼氏じゃないよぉ!女性です」ツネ
妹「あう、い、痛い・・・」
友「全く・・・・」
友「そうだ、ゲームしようよ!」
〜兄宅〜
兄「・・・・・」
『そうだ、ゲームしようよ!』
『なにするの?』
『これこれ!さっきウィーユー買ってきたんだぁ!』
プツッ
兄「・・・・・壊れたか?」バンバン
ガガガガガ プツッ ザザザザザ・・・ザザ スマブら、ヤろ
『じゃあ妹ちゃん2Pね』
兄「どうやら特に何もなさそうだね・・・」
兄「ということでバイト行ってくるよ。父さん、母さん」
兄「行ってきまーす」
女「きょ、今日からここで働くことになりました。女です!」
店長「うん、よろしくぅ〜!」
店長「じゃあ、同じ学校ってことで兄くんに教えてもらって!いいかな?兄くん」
兄「いいですよ、さ、女さん。こっち」
女「あっうん!」
兄「びっくりした。女さんがここで働くなんてね」
女「私も兄君がいるとは思わなかったよぉ」
女(知ってて入ったんだけどね・・・)
女「ふぅ・・・終わったぁ〜」
兄「お疲れ様、じゃあ僕スーパーで買い出ししないとだから」
女「妹さんと2人暮らしなんだよね?大変だねぇ〜」
兄「親戚に仕送りはしてもらってるんだよ。バイトは妹のお小遣い稼ぎかな」
女「偉いね、あのさもしよかったら私も買い出し一緒に行っていい?」
兄「・・・・・」
兄「いや、遠くの方のスーパーに行くんだあそこは今野菜つめ放題だから」
女「そっか、じゃあ学校でね!」(ガード硬いなぁ)
すみません
たまにssかいてることを忘れるものでして
次からはきっちりここまっでって言いますね
兄「・・・・・」
兄「ただいま。父さん、母さん」
兄「さて、夕飯の準備でもしないとね」
妹「何だ、帰ってきてたのかよ・・・」
兄「うん、夕飯はまだだから部屋にいていいよ」
妹「さっさと作れよな」
兄「今日は何してたの?」
妹「ゲームだよ、彼氏とな」
兄「楽しかった?」
妹「当たり前だろ」
兄「そっか」ニコッ
妹「〜〜〜っ!」イラッ
妹「こんな時間まで彼氏の家にいるんだぞ!なんとも思わないのかよ!!」
兄「でも7時だよ?」
妹「ふ、普通怒られる時間だぞ!本当は5時までなのによ・・・」
兄「いいよ、もう女子高生なんだから8時あたりまで遊んでても」
兄(どっちにしろ監視してるし・・・)
兄「妹の新しい担任は・・・ああ、物理の先生か」カキカキ
兄「爺さんだからクラスが荒れててもなんとも思わない人間だから安心だ」カキカキ
兄「・・・・・」
兄「しかし、妹の反抗期はいつごろ始まったのだろう」カキカキ
兄「本当にいつ始まったかも覚えてない。妹の反抗期の日時まで覚えられない兄は失格なので、このように
妹の観察日記を始めた」カキカキ
兄「僕は明日も妹を見守る」カキカキ
兄「ふぅ、そろそろ妹がお風呂に入る時間かな」
兄「その後に入ろう」
妹「シャンプー切れてたんだけど」
兄「あ、ごめんね」
妹「はぁ!?今すぐ買ってこいって!」
兄「はっはい!5分で買ってきます!」タッタッ ガチャ バタン
妹「・・・・ちっ」
妹「・・・・あ」
妹「あああっ!タオル一枚だった・・・・///」
兄「・・・・」タッタッ
兄「・・・・」スタスタ
兄「さて、撮れたかな」
兄「うん、胸は成長してるな」
『なんでよ・・・あたしに彼氏がいて何とも思わないのかよ』
『ぶくぶく・・ん!?ぷはっ!足つった、溺れるかと思ったぁ』
兄「あはは、可愛いなぁ」
兄「そろそろ戻ろうかな・・・」
兄「もともとシャンプー買ってあるし」
妹「あ、遅ぇよ!もっとはやく買ってこい!!」
兄「ご、ごめん!あれ、服着替えちゃったの?」
妹「これは・・・もっもう一回入るんだよ!その前にタオル一枚だったら・・・」
妹「だったら・・・」(見られて・・・)
兄「だったら?」
妹「うっせぇ!湯冷めしちゃうだろうが!!」
妹「おら、入り終わったから。次は入れ」
兄「あ、うん。教えてくれてありがと」
妹「あっ・・・ああ」(教えちゃ優しすぎかな・・・?)
兄「髪も洗った、体も洗った」
兄「湯船につかる前に・・・」
兄「ごく・・・ごくっ」ゴクゴクゴクゴクゴクゴク
兄「んんっ、ぷはっ!」
兄「飲み終わったぁ!はぁ・・・はぁ・・・」
兄「さて、入ろ」
兄(妹は入浴剤を買うらしいけど・・・はぁ、それだと飲めなくなるな)
終わりのこと考えてないですが多分このクソssは胸糞悪いと思うので観覧注意かも
明日はもっと多く書きます。おやすみなさい
ただいま戻りました
少し鬱すぎたのでマイルドにしました!
胸糞展開といったがあれは嘘だ
妹「んあ・・・ふぁ〜〜あっ」
妹「もう1時だ・・・・」
妹「1時!?」
妹「き、貴重な休みが」
妹「・・・・」
妹「おい!糞兄貴!!」ドタドタ
妹「あれ・・・いない?」
妹(今日はバイトじゃない筈だけど)
兄「父さん、母さん・・・・今日は2人の命日だったね」
兄「本当は妹も墓参りに連れてきたかったんだけど」
兄「・・・・ここに来るとオカシクなっちゃうからさ」
兄「よほど思い出したくないんだろうね。あなた達が死んでる姿」
兄「水桶返しますね」
爺「君は・・・・ああ、あの人達の息子だね」
兄「・・・そうですが何か?」
爺「可哀想に、あの事件は忘れないよ・・・・結構有名だからね」
爺「メッタ刺しにされた夫婦の事件」
爺「そのあと犯人は逃げたらしいけど・・・君たち兄妹が無事で本当に良かった」
爺「いや、君は刺されたんだっけか?もう傷の具合は大丈夫かい?」
兄「ただいま」
妹「おい!どこ行ってたんだよ!」
兄「ひっ、起こさなくてごめんなさい!」
妹「・・・・わかってんじゃねぇか、どうして起こさなかったんだよ!どこ行ってたんだよ!!」
兄「いっいや・・・・急遽バイトに来れない人がいたからかわりに来てくれって店長に」
妹「・・・・」ジッ
兄「な・・・何々?」
妹「腹減った。早く作れよ!」
ピンポ〜ン
妹「はぁ〜い」テッテッテッ
妹「今でまs」
兄「待って、僕がでるから部屋にいて」
妹「は!?なんでお前に命令されないといけないんだよ!」
兄「いいから部屋にいて」
妹「むむ・・・・・」
妹「わーったよ」
兄「はい、どちら様でしょう」ガチャ
叔母「あらやだ、私よ」
兄「ああ、叔母さん!」
叔母「久しぶり、兄君」
叔母「それで・・・・妹ちゃんは?」
兄「大丈夫です。少し反抗期ですけど・・・元気ですよ」
叔母「そう・・・」
叔母「今日お墓参りは行ったの?」
兄「はい、妹は両親の墓をみるとオカシクなるので」
叔母「君は行ったのね?」
叔母「ならいいのよ・・・あの人達も喜ぶわ」
兄「仕送りの件なんですが」
叔母「あら足りない?」
兄「いえいえ!多いくらいですよ!たかが兄妹2人だけに月40万なんて」
叔母「そうかしら、まぁ親戚一同で渡してるから」
叔母「どう?たくさん遊べていいでしょ!だからバイトなんてしなくてもいいのに・・・」
兄「いや、これはもしものためっていうか・・・」
叔母「まぁいいのよ、若いうちに働くっていうのはいい事よ」
叔母「それはともかく、本当に2人暮らしでいいの?」
叔母「ウチの家は大きいから2人くらい住んでも大丈夫なのに・・・こんな小さなマンションもどきで」
兄「いいんです、これ以上迷惑かけたくありませんから」ニコッ
叔母「うふふ、本当にいい子ね!じゃあ私もお墓参りに行ってくるから。また今度会いましょ!」
兄「さようなら〜」
妹「誰だったんだよ」
兄「ん、いや叔母さんだよ」
妹「なんつってた?」
兄「元気にしてるかだってさ」
妹「あたしも挨拶したかったのに・・・」
兄「・・・・・」
兄「妹にはわからない大人の話だから」
妹「ああ!?お前も学生だろうが!」
兄「ひっ!す、すいません」
兄「・・・・・ねぇ妹」
妹「なんだよ」
兄「もしここのマンション嫌だったらさ、叔母さんの家に」
妹「ここでいい」
兄「ここより大きいよ?」
妹「ここでいいって言ってんだよハゲ」
兄「そう・・・・ならいいや。ささっ!お昼ご飯作るね」
妹「ちっ・・・」
兄「妹観察日記」
兄「まだ反抗期はおさまらない。反抗期が治るのを待っているのではなく、自分から叱らないといけない
のはわかっている・・・・でも周りの子供たちの反抗期と僕の妹の反抗期は少し違う気がする」カキカキ
兄「まだ時間があるのでこの件はいつでも解決できる。と思っていよう」カキカキ
兄「・・・・・」
兄「今日は、両親の命日だった。死んだのは一昨年あたり、夏の出来事だった」カキカキ
兄「両親は・・・・」
兄「・・・・・」
兄「惨殺された。警察はまだ犯人をみつけていない」カキカキ
兄「妹は両親が殺された後の姿を見てしまった・・・」カキカキ
兄「なので両親の事を話題にだすと、発狂し、暴れだす」カキカキ
兄「よほどショッキングだったのだろう」カキカキ
兄「・・・今日墓参りに連れて行かなかったのも、叔母にもあわせなかったのもそのためだ」カキカキ
兄「ちなみにあの事件で僕は・・・・」カキカキ
兄「いや、僕も被害者だ。腹部を刺した、・・・・・・いや刺された」カキカk・・・ ケシケシ カキカキ
兄「僕もあの事件を忘れたい、妹のように・・・だがあの事件は僕の性格を変えた」カキカキ
兄「もうこの事はもう書かないようにしよう。これはあくまで観察日記だ」カキカキ
兄「・・・・・」
兄「たまに何故妹が反抗期になったのかわかる気がする」カキカキ
兄「僕に遠慮をしているのだろうか?自分が自由に生きれば兄に迷惑がかからないと思っているのだろうか?」
兄「いや、だったらヤンキー風にしなくてもいい・・・と思うかもしれないが彼女は魅力的なので
そういうものがわからない。多分自由=ヤンキーにみえたのだろう」カキカキカキカキ
兄「そろそろ妹が湯船から出てくるころあいだ」
オマエナンテヒキトラナケレバヨカッタ
兄「・・・何でそんな事・・・すぅすぅ」
コノコガイルトカケイガ・・・
兄「・・・何でよ・・・僕はいらなくない・・・」
イタイカ?イタイカ?アハッハッw ヤメトキナサイヨアナタ・・・
兄「・・・痛いよ・・・痛いよ・・・・」
カワイイイモウトガオキチャウワ
兄「ああああっ!!!!」
妹「きゃっ!?」ビクウッ
兄「はぁ・・・・はぁ・・・」
妹「だ、大丈夫かよ・・・・うなされてたけど・・・・」
兄「・・・・寝言、何か言ってた?」ギロッ
妹「えっ?いっ痛いとかやめてとかしか・・・」(なんで睨んできてるの・・・?)
兄「・・・・そう、ごめんね心配させて」
兄「あははっ悪夢でもみてたみたい・・・・」
妹「・・・・ちっ、起こしやがって」
兄「ごめんね」
妹「クーラーつけて寝ろよ」
兄「僕はクーラー好きじゃないんだよ、ついてるのは妹の部屋だけ」
妹「じゃああたしの部屋で」
妹「あっ・・・いっ今の嘘!さっさと寝ろよな!」
兄「うん、おやすみなさい」
妹「ちっ!おやすみ!」
兄「・・・・・」
兄「命日の夜は毎回あの夢をみるんだけど」
兄「復讐か何かかな?」
兄「妹は最後まで見守るから大丈夫だって・・・」
兄「あなた達に任せられないんだよ、あの子は」
兄「妹がグレたのはあなた達のせいなんだよね」
兄「どうしたらいいか・・・実の親のあなた達ならわかりますよね?」
兄「・・・・・・」
兄「さて妹を起こしにいかないと、いつまでもこうしてると」
兄「何仏壇と話してんだよって言われちゃうしね」
妹「・・・・・もう大丈夫なのかよ」
兄「大丈夫だって」
妹「だ、だって凄く顔色悪かったし!」
兄「大丈夫、心配してくれてありがとうね」
妹「なっ!?し、心配なんてしてねぇよッ!!」
妹「もう学校行く!」
兄「いってらっしゃ」
バタン!
兄「・・・・・」
兄「僕も行ってきます。父さん、母さん」ニコッ
兄「・・・・・」
女「何聞いてるのー?」
兄「・・・・・」
女「おーいってば!先生来ちゃうよ!」
兄「・・・・・」
女「むぅっもういい!」ムス
兄「・・・・・」
『友、今日のテストって何だっけ?』
『んー英語だよー』
『いいよね、妹ちゃんは何も勉強しなくても点数とれるしさー』
『はっ、あんなの楽勝だよ』
兄「確か妹のクラスは英語ができるのは・・・いや、妹が一番か。確か最下位の名前はまりn」ブツブツ
女「ほら、イヤホン取りなって」バッ
兄「ん、ああっ!ごめん。もう先生来ちゃうか」
兄「・・・・!」(あの後ろ姿は!)
兄「いもうt」
貧弱「ぼぼ、ボク妹さんみたいに強い女の人に憧れてて・・・そっそれで」
妹「・・・・・」
妹「ああ?だから何だよ、聞こえねーよ」
貧弱「ぼ、ボク・・・い、妹さんの事がすっ好きです!!!」
妹「・・・・あっそ」
妹「あたしはアンタの事興味ない、さよなら」
貧弱「そっそんな・・・・」ガクッ
妹「・・・・・」(ごめん。こんなふり方で)
兄「やあ、妹」
妹「なっ!?てめぇ・・・・見てたのかよ」
兄「何が?」
妹「あ?」
妹「い、いやなんでもねぇよ。つーか学校で話しかけてくるんじゃねぇよッ!!」ゲシッ
兄「ぐあっ!」(す、すねに当たった)
妹「死ね!」タッタッタッ
兄「・・・・・」
兄「さて、あの貧弱な男の子は・・・はぁ、泣いてるよ」
兄「・・・・・」
兄「君、大丈夫かい?うずくまってるけどさ」
貧弱「えっ・・・あっあっ!すみません!」ゴシゴシ
兄「泣いていたのか、何か嫌な事でもあったのかい?」
貧弱「あっあはは・・・失恋です」
兄「そうか・・・それは残念だったね」
貧弱「・・・・・じゃあボクはこれで」
兄「待って」
兄「失恋は誰にだってある事さ」
兄「そんなことでくよくよしないでほしいな」
貧弱「なっ何がわかるんですか!ボクはずっとあの人のことを思っていて!」
兄「ずっとねぇ・・・・」ピクッ
兄「でもそれは1年もみたないだろ?」
貧弱「た、確かにそうですけど・・・」
兄「・・・君、上履きからして一年生だね?まだ一年生なら出会いはまだある、時間はまだあるさ」
兄「ここで泣いてたら一生ひきずることになる。ましてや君みたいな性格の子は」
貧弱「・・・・・」
兄「初めて会って生意気な事を言ってごめんね」
兄「でも君を放っとけないからさ」
貧弱「ありがとうございます・・・・」ペコッ
貧弱「ボク!強くなります!貧弱ってあだ名だけど・・・いつかはそんな名前で呼ばれないように」
兄「んん?・・・・ま、まぁそれでいいならいいけど」
貧弱「本当にありがとうございます!」ペコッ タッタッタッ
兄(何故今日学校で僕が妹に告白するような奴をフォローしたのか・・・)カキカキ
兄(ちなみに今隣の部屋に妹がいるので喋りながら日記が書けない)カキカキ
兄(その理由は三つある)カキカキ
兄(一つは妹の魅力に気づけるという人間だから。僕以外が妹を好きになるなんて考えただけで胃に穴があきそうになるほど
ストレスがたまるが・・・・あの子は妹の容姿だけでなく内面も好きになってくれたいい子だ)カキカキカキカキ
兄(二つ目は僕が純粋に可哀想だと思ったから・・・・まぁこれは妹に振られた人間のみだけど)カキカキ
兄(三つ目に・・・・・妹のあの振り方だと不味い・・・かなりのダメージをあの子は受ける、なぜなら)カキカキ
兄(あの貧弱君、腕のあざや少しほかりかかったシャツ、そしてストレスで胃からくる息の臭さ。完全にいじめられている)カキカキ
兄(妹を好きになった理由は恐らくいじめを止めてくれたからだろう。そのような音声は入手済みだ)カキカキ
兄(どうして助けてくれたのか?ボクみたいな男を何故助けてくれたのか?もしかして自分の事が好きなんじゃないか?)カキカキ
兄(そんなことを思えばいくらコミュニケーション障害の彼でも告白の勇気が湧いてくる)カキカキ
兄(だがそんな女神に振られてみると・・・・)カキカキ
兄(彼の心は破壊される。憎しみで前が見えなくなる。許せないのは自分をいじめた人間?いや、自分を突き放した女、妹だ)カキカキ
妹「おい、糞兄貴!先に風呂入るからなぁ!!」
兄「ああ、うん!・・・・・」
兄「もし僕が、いや誰でもいい。誰かが適当な言葉でもいいから彼をフォローしなければ・・・・彼はどうなっていただろう」カキカキ
兄「彼は復讐にいくかもしれない」カキカキ
兄「ふぅ、自分で書くと少しいたいたしくみえるなぁ」
妹「おい、兄貴」
兄「ん、何かな?牛乳なら今日は無いんだ、ごめんそのかわりにコーヒー牛乳ならあるから」
妹「ちっ違ぇよ!」
妹「も、もしだぞ?もしだからな?こんなこと一生無いって考えてもいいんだぞ?」
兄「うん、何?」
妹「もしあたしが誰かと結婚したらどうする?」
兄「・・・・・」
兄「お祝いするよ」
妹「え?」
兄「本当に妹がその人を好きならね。僕は喜んで祝福するさ!」
妹「・・・・・」
兄「あっでも子供ができたら名前は僕に決めさせ、がぁっ!?」 ゲシッ
妹「もういい!!!死ね!誕生日に死ね!!」ゲシッゲシッゲシッ
兄「・・・・あっあはは明日誕生日なの覚えててく・・・れたんだ・・・」
妹「〜〜〜〜っ!///」ガチャ! バタム!!
兄「臨時で日記を書く、今日妹がもし自分が誰かと結婚するとしたらどうするか?」
兄「そんなことを聞いてきた」
兄「ボクイガイと結婚だって・・・そんな事絶対にないのに」
兄「でももしあったら・・・・・・・・僕は本当に祝福をする」
兄「妹が本当にその人を僕以上に愛しているなら」
兄「その相手が妹を僕以上に愛しているならの話だけど・・・」
兄「・・・・・・」
兄「あの質問があまりにも衝撃的だったので書いてしまった。と思ったらペンが止まっていた」
兄「・・・・ああもう!」カキカキカキカキカキカキカキカキカキカキカキカキ
兄「はぁ・・・はぁ・・・手が痛い・・・」
兄「今思ったらこの日記は妹観察日記じゃなくて僕自身の日記なのかもしれない」カキカキ
兄「ふぁ〜あ」
兄「あ、おはよう妹。今日は早いんだね起きるの」
妹「たまたま目が覚めたんだよ。ハゲ」
兄「あはは、ハゲてないよ、髪の毛は長い方だってよく言われるけど」
妹「あああ〜〜〜っ!うぜえっ!!!」
妹「学校行ってくる!」
兄「朝ごはんは?」
妹「いい!」
兄「トイレは?」
妹「はっはぁ!?何でそこまでお前に気にかけられないといけねぇんだよ!」
妹「きょ、今日の放課後待ってろよ!」
兄「え!?ど、どこに!?」
昨日の放課後(この時兄は盗聴できてない)
友「え?お兄さんの誕生日プレゼント何がいいかって?いやぁ、私に言われてもなぁ」
妹「いいから教えてってば」
友「あっ・・・そういえば私には標準語なんだね」
妹「演技だって友ちゃんにはバレてるでしょ?」
友「うん、でも演技だっていうのはお兄さんもわかってると思うけど・・・」
妹「う、嘘!?」
友「ふふ、多分・・・・・だけどね」
「じゃあ、妹さんに聞きます!」
モブ「いやだから、ゆー、だって」
妹「あ?」
「すいません!このウィの第二形態みたいなゲーム機ってウィウーって言い方ですよね?」
妹「いやWii U(ウィーユー)にきまってんだろ!英語以前の問題だぞ!!」
友(やっぱり私以外はヤンキー語だ・・・私そこまで信用されてるんだね)
妹「本当に何でもいいの?」
友「うん、もらえるだけで本当にうれしいと思うよ」
友「じゃあアドバイスで言うけど」
友「私が入ってる部活に凄い美人の先輩がいるんだよね!お姉さんって呼ばさせてもらってるんだけど」
友「なんとその人!学校で話題の姉弟カップルの人なんだよねー。禁断の愛ってやつ?まぁ義理らしいからなんとも言えないけど」
妹「義理でも家族なのに!?・・・・禁断・・・の愛・・・///」カァァ
友「この前言ってたけど、弟の誕生日におそろいのトランシーバー買ったんだってwちょっとおかしくて笑えるよねww」
妹「おそろい・・・・・・か」
妹「ということでおそろいのマフラー買ってきた!」
友「あ、あの・・・・」
妹「何?」
友「今夏だけど・・・」
妹「あっ・・・・」
友「で、でも!これから冬が楽しみになるね!」
妹「まっまぁいいや!行ってくるね、おにいちゃ、糞兄貴の部屋に!ってなんだよバカ」
バカ「妹さぁん・・・ぐす、この単語なんて言うんですかぁ?あべらげ?」
妹「アベレージ!averageだボケ!!!お前にかまってる暇ねぇんだよ、ちび!」
ちび「わぁ!ありがとうございましたぁ!」ペコリ
友「少しは英語覚えなって、3年の先輩に彼氏いるんでしょ?教えてもらいなよ」
妹「先輩・・・・彼氏・・・・」
妹「あ〜もうっ!じゃあ行ってくるから!」タッタッタッ
妹(ここだっけ・・・・?)ガラ
兄「で、何かな?女さん」
女「あのね・・・今日って兄君の誕生日だよね?」
兄「うん、そうだけど」
女「良かったらコレ!プレゼント!」バッ
兄「おお、ありがとう!」ニコッ
女「・・・・・えへへ///」
妹「・・・・・・」(オシャレなプレゼントだ・・・・)
妹「帰ろ・・・」トボトボ
兄「ただいま!」
妹「・・・・・」プイッ
兄「?」
兄「そうそう、今日は僕と妹の大好きなオムライスだよ〜」
妹「・・・・・」ムシ
兄「あ、あはは・・・・おっ怒ってる?」
妹「・・・・・」テクテク
兄「行っちゃったよ・・・あ、晩御飯できたら呼ぶからねー!」
兄「テーブルに何かのってるな・・・・え、こっこれは・・・!!」
兄「い、妹!このマフラー僕へのプレゼントォ!?」アタフタ
兄「き、聞いてる!?ぼ、僕にくれたの?」
兄「お礼がしたい!」
妹『うるせぇ!何回もドアノックしてんじゃねぇよ!』
妹『そ、そうだよ・・・・あたしが買ってきたんだよ、お前の誕生日にな』
妹『いらいないなら捨てていいからなぁ〜』
兄「そんな事しない!!!ちゃんと部屋に飾って冬がきたら毎日首に巻くよ!」
妹『本当にいるの・・・・?』
兄「当たり前だよ!一番の宝物だよ!い、いやこれまで妹にもらってきたものも同順だけど」
妹『・・・・一番って、でもあの女にももらってた』
兄「あの女・・・・?」(女さんのことかな、見てたんだ・・・)
兄「だからこれが一番だって!妹にもらったものは僕の宝物さ!」
妹『フ、フン!かってにしろ!・・・・はやく飯作れよな』
兄「反抗期はまだ治らない、でも本当は反抗なんてしてないんじゃないか?そう思ってきた」カキカキ
兄「僕が過保護なだけかもしれない・・・・たかが僕に暴言や暴力を振るうだけじゃないか」カキカキ
兄「妹にならどんな事されてもいいと思っている・・・・・」カキカキ
兄「今日の事を書くとすると」カキカキ
兄「なんとプレゼントをくれた!まぁ毎年もらっているわけだが、今年はもらえないんじゃないかと思っていた」カキカキ
兄「本当は直接渡したかったらしい。だが僕が女さんにもらっているのをみて嫉妬でもしたのだろう」カキカキ
兄「だって妹は僕の事が好きだから、僕が好きなように」カキカキ
兄「嫉妬なんてさせないようにしよう、女さんともかかわらないようにしよう」カキカキ
女「兄君、この品の事なんだけど」
兄「ああ、それなら店長に聞くといいよ。僕もわからないからさ」
女「う、うん・・・」
女「兄君!助けてよぉ・・・クレーマーさんこわい」
兄「はぁ・・・・それくらい自分でどうにかしてよ」
女「えっ」
兄「お客様、どうなさいましたか?」
「あんなぁ、ここのコンビニの店員はどうなっとんのや?ああ!?」
兄「・・・・といいますと?」
「何でタバコのメーカーがわからんねん!何でワイが番号で答えなきゃいけないんや!!」
「ワイは目が悪いんや、番号なんて見えん!」キッパリ
「せやからお客のためにタバコのメーカー覚える努力くらいせや!」
兄「お客様、彼女はまだ高校生でございます」
兄「女子高生がタバコの名前を覚えていたら大問題でしょ、多分彼女は真面目なので授業中でも覚えようとします」
兄「おい、この数式を解け!」
「セブンスター・・・マイルドセブン・・・」
兄「おいコラ!何タバコのメーカー口ずさんどるんだ!」
「す、すいません・・・」
「ガハハハハwwwwそれもそそやな、悪いな兄ちゃん、今度は眼鏡もってタバコ頼むからな」
兄「ありがとうございましたー」
女「わあぁ!ありがとう!兄君!!!・・・・あのエセ関西人と仲良くなって追い出しちゃうなんて」
兄「うん、これくらい・・・」
兄(ハッ・・・これじゃあ好感度が上がってる)
女「やったー!バイト終わったー!」
兄「じゃあ僕帰るから」シュルリ
女「えっ今何巻いて・・・・まっマフラーッ!!!?」
兄「どうかした?」
女「まだ夏だけど・・・・」
兄「確かにそうだね」
女「えっ・・・・だからなんでまだ冬じゃないのにマフラーをつけてるの?」
兄「妹にもらったからさ」
女「妹さんに?そ、それだけd」
兄「それだけじゃない!!!!」グワッ
兄「これはね、妹がわざわざ僕みたいな男のために自分のなけなしのお金を貯めてかってきt」
30分後
女「ううっ・・・・」
兄「聞いてる?だからこれは妹が買ってきてくれたんだって」クドクド
女「うん・・・知ってる」
兄「部屋覗いたらね!これと同じものがあったんだよ!!おそろいで買ってくれたんだよ!!!」
女「の、覗いたんだ・・・・」
兄「ああ!匂いも嗅いださ!!!」
女「う、うん・・・・・」ドンビキ
兄「ああ!?聞いてるの!?」
女「ああっもう!そんなのどうでもいいよ!私が渡したキーホルダーはつけてないくせに!!」
兄「ちっ・・・行ってしまった・・・折角僕の妹愛を話せると思ったのに」
兄「やっぱり話が合うのは弟君だけか。姉、妹は違えど同じシスコン同志」
妹「おせえ」
兄「ごめん、今日はバイトが長引いてさ」
妹「ああ?30分もか?買い物したわけじゃないのに?」
妹「おめぇよぉ・・・・」
妹「あたしに・・・嘘ついてるだろ・・・・」
兄「わ、わかったよ。今日はたまたまバイト仲間と話しただけさ」
妹「それだけじゃない!!」
兄「!」
妹「ずっと昔からお兄ちゃんは嘘ついてる・・・あたしに・・ずっと!」
妹「あっ・・・な、何でもない・・・早く飯作れって」
兄「・・・うん」
兄「嘘だ・・・もしかしてバレてたのか・・・?いやそんな筈がない・・・」ブツブツ
兄「僕は嘘つきだ・・・でも・・・あれは妹を守るためにしたことなのに・・・」ブツブツ
11年前
兄「あ、あの・・・・」
父「ん、いいんだよ。今日から君はここの長男だ!」
父「楽にしていってな!」
母「良かったわねぇ、妹」
母「欲しかったお兄ちゃんよー」
妹「こっこんちわ・・・あっこんにちわ・・・」
兄「こんにちわ」
母「ふふ、仲良くしてねー」
正直ここから前の記憶がない、養子にもらう前の自分はどういう生き方をしたのかとか
本当の両親はどういう顔かなんて覚えていない
会って1年くらいしたところで妹はよく僕に結婚を申し込むのが日課になっていた
僕は大人になってからだよ。と適当にごまかしたりしていた
兄「あと16年したらいいよ。え〜と今妹が今6歳だから〜うん!16年で20歳だ!え?あれ?あと14年でもいいのかな?」
妹「ほんとう!?じゃ、じゃああたしね!あたしねー!」
妹「あたしねー、あと16年たったらお兄ちゃんと結婚するの!おむこさんになるの!あっおよめさんにになるの!!」
兄「え〜でも兄妹じゃあだめだよ」
妹「えっ・・・・兄妹じゃだめなの?」ウルウル
また明日やりまする
これはすぐ終われるかもしれぬ
おろ、前々作に登場した男とは友人同士というか同学年なのか?
>>92
兄「あ、隣の席だね。よろしく、僕は兄」スッ
弟「え?あー、うん。よろしくね」(姉さん以外とは触りたくないけど・・・)スッ
ガシッ
兄「!?」
弟「!?」
兄「き、君・・・妹やお姉さんはいる?」
弟「そ、そういう君こそ・・・」
シスコン同志は惹かれあう・・・
というか自分みたいなクズでゴミ同然な人間の前々前作までみてくれてる人がいたんですね・・・
僕のss知ってる人はちなみに
男、姉 3年
弟、兄 2年
ちんちん丸、妹(このssの妹) 1年
前にお嬢様がイカれてるssとアホなドS男のssとバカな姉と弟のssかきました
ガチで暇なときよかったらみてください!夏休み用事ねぇwwwという時にみてください!
タイトルは忘れました!
明日やるって嘘つきましたごめんなさい
僕はこの家が好きだった・・・可愛い妹、便りになる父、優しい母
父「ふぅ・・・会社が休みで良かった、こうして家族団欒ピクニックにも行けるんだしな」
母「ちょっと、妹!おにぎり3個も食べたでしょ!」
妹「えへへ」
兄「僕があげたんだよ、母さん」
父「よし、兄キャッチボールでもするか?それともフリスビー?」ブンッ
父「林に飛んでったぞ!よし、兄!どちらが先に行けるか勝負だ!」タッタッタッ
兄「・・・・うん」タッタッタッ
母「・・・・あらあら、二人ともすっかり林に消えちゃったわね」
妹「あたしもいくー!」テッテッテッ
母「あ、駄目よ!!まちなさい!」
というのは嘘 当っているのは可愛い妹だけ
父「このクソガキ!!!何で俺が!お前みたいな汚いガキをピクニックに連れてかないといけねぇんだよ!!」ドカッバキッ
兄「ぐえっ・・・がはっ・・・!」
父「はぁはぁ・・・ん?ちっ・・・妹がこっちにきてるな」
父「いいか?」ガシッ
兄「がっ・・・か、髪が抜けちゃうよ・・・」
父「うっせぇ!!!」ガンッ
兄「うぐっ!」
父「お前はサウンドバックとしてこの家に来たんだよ、俺のストレス解消にな。携帯ストレス解消機が文句たれんじゃ、ねぇっ!!」ガンッガンッ
兄「があああっ!!」
父「そろそろ来るかな・・・いいか?お前はここで転んだ、だからアザができて切り傷もできてる。いいか?」
この家に来た時からずっとこの扱い、このころはもう慣れていた。日々の暴力、増えるアザ、周りに誤魔化すよう近所の悪ガキに喧嘩売ってこい
さもないともっと痛いことをするとまで言われた。僕は毎日喧嘩をした、自分の年齢の倍ある子にまで、喧嘩、喧嘩、このアザを喧嘩傷でまぎらわすために
だが妹の前ではいい父親だ。妹の事をちゃんとしかったりもするしワガママも聞いたりしていた。その反面家庭や仕事のストレスは全部僕にあたった
妹「おにいちゃーーーん!パパ〜〜〜〜っ!どこー?」
妹「ふえっ・・・どこぉ・・・?」
「うわあああっ!!!」
妹「お兄ちゃん!?」テッテッテッ
父「大丈夫か!?兄!おい兄!しっかりしろ!」
妹「ぱ、パパぁ・・・・お兄ちゃん・・・すごい傷だよぉ・・・大丈夫なの?治るの?」
父「今、救急車を!」
兄「かっ・・・があっ・・・・」
兄「ああっ・・・ぐあっ・・・!」
父さんが救急車に言った言葉、大変なんです!い、いい今、む、息子が少しちいさな崖に落ちまして!左足が骨折してます!ほ、他にも傷がたくさん
搬送中の言葉、大丈夫か!?兄!しっかりしろ!くそ・・・・俺は父親失格なんです、息子をあんな雑木林にボール取にいかせたばっかりに!
よくいうよ・・・僕の事蹴って崖から落としたくせに・・・
一方母親は僕にはいっさい感傷はしなかった。妹の前では優しい母親を演じてはいたが僕と二人っきりになると白い目でみられたりする
僕が掃除をしてる最中に、あんたなんかひきとらなければよかったのに・・・とか心にくるような言葉しかなげかけてこない
父さんも、母さんも妹には優しい
何故なら実の親だから。僕は本当の息子じゃないから。と思っていた。いや今でも
兄「掃除終わりました」
母「あっそ」
兄「じゃあ宿題してきます」
母「・・・・ちっ、あんたみたいのがいるから家計が苦しいんだけど」
母「何が携帯サウンドバックよ・・・あの人の趣味もわからないわ」
兄「・・・・・」
妹「ただいまー!」
母「おかえり〜、3年生になってどう?新しい友達はできた?」
妹「うん!」
兄「・・・・おかえり!妹!」
妹「お兄ちゃん!新しい友達が2人もできたよ!」ピース
妹ばっかりがひいきされるからって妹を憎んだ事は一度もない・・・・なんてことはない
兄「・・・・・」
妹「ま、また喧嘩してきたの!?」
当然このアザ父親からだ、だが最近母親からもされるようになってきた
兄「少し中学生と・・・いいからどっか行ってよ」
妹「ええっ!?ちゅ、中学生と?」
妹「駄目だよ、まだお兄ちゃん5年生なんだから・・・もう、喧嘩は駄目だよ!」
兄「うるさいっ!!さわるな!」ブンッ
妹「きゃあっ!・・・・いたい・・・」
兄「はぁ・・・はぁ・・・あっ」(た、叩いちゃった・・・父さんに殴られる・・・・妹になにかしたら殺すっていわれたんだ・・・)
兄「はぁ・・はぁ・・・・い、いやだいやだいやだ」ビクビク
妹「大丈夫」ダキッ
妹「お、怒ってないから!だから怖がらないで!」
兄「え?」
妹「あたしがいるから、離れないから!だから泣かないで?」
わからなかった。どうして妹は僕になにもしてこないのだろう。何故優しくしてくれているのだろう。わからない何もわからなかった
でもそばにいてくれる、僕にひどいこともなにもしない。優しく微笑んでくれる
いつしか信じられるのは妹だけになっていた・・・・世界は妹しかみえなかった
父さんに殴られても、蹴られても、母さんにタバコを押し付けられても、叩かれても、暴言を吐かれても
妹が傷をいやしてくれる・・・・絆創膏でだけど・・・でもそれは心の傷さえも治してくれる
妹「痛そう・・・・許せない・・・お兄ちゃんに暴力振るう奴等・・・」
妹「あたしが殺してやる!」
兄「だ、駄目だって!」
妹「どうして!?」
兄「そ、それは・・・・・妹が大切だから・・・」
妹「でも・・・」
母「・・・・あら、そこにいいたのね?御飯よー」
妹「あ、うん!わかったー!」
兄「・・・・・」
兄「ひっ!?や、やめて・・・・・あああああっ!!?」
兄「ああああああああああああああああああああああああッ!!!!?」 ジジジジジジ
母「うるっさいわね〜、あなた、それくらいにしてよ。またご近所さんに白い目でみられるわ」
父「いいんだよ!そこら辺の不良のせいにしてりゃあよ!」
父「おい兄!」
兄「ひいっ!!?」
父「今すぐ不良に喧嘩売ってこいよ、その傷もいつもみたいに誤魔化せるしな」
兄「・・・・はっはい」
今日はタバコを押し付けられた・・・痛い、熱い
はやくこの家から出ていきたかった。でももし僕が居なくなったら・・・・
今度は妹に当たるんじゃないかと思った。そんなのは駄目だ、僕が我慢しないと
妹「運動会でのあたしの走り見てくれたー?」
妹「お兄ちゃんのためにがんばったんだから!」フフン!
兄「ああ、みてたさ!いい走りだった!!!」
妹「ほ、本当?あっありがと・・・・///」
兄「さ〜て、僕もがんばるから応援してね!」
妹「うん!」
これだけの会話で僕の心は満たされる、好きだ妹。好きだ、好きだ、好きだ、好きだ
ああ、僕の可愛い妹・・・ 大好きだ
こんな言葉言える筈が無かった、父さんに何されるかわかったもんじゃあない
中学生になって、僕は少し体が大人になってきた・・・心なしか・・・父親からの暴力はなくなっていた
こっちをみれば悪態や舌打ち・・・それだけ・・・・僕は嬉しかった。もう何もされない、喧嘩なんてしなくていい
だが家庭の雰囲気はひどくなっていった
妹「中学生は勉強が大事だからね!お兄ちゃんと同じ学校に入学できるようがんばるよ!!」
妹「だ、だからさ・・・・べっ勉強教えてほしいなぁ」モジモジ
兄「ああ、いいよ。この計算はね・・・」
妹「・・・ねぇ、お兄ちゃん・・・最近ママとパパ変だよね・・・?」
兄「・・・・気のせいさ」
中学二年生。父さんや母さんは僕をみて怯えるようになった。復讐されたりしないか・・・とか
僕はそんなことしない、復讐をするっていうことは相手と同じ立場に立つということ、つまり父さんや母さんみたいになりたくないっていうこと
暴力でストレス解消なんてしない・・・・それに僕が父さんや母さんに何かしたら・・・何も知らない妹にどんな目で見られるかわからないこわい
父「こっこの!いい気になりやがって!!」
兄「・・・・・」パシッ
兄「やめてよ」
父「ひっ!?な、なんだよ」
父「くそが・・・」スタスタ バタン!
兄「・・・・母さん、そこどいて」
母「・・・・死ね」ボソッ スタスタ
兄「・・・・・・」
どっちも僕に何もしてこない・・・少し優越にひたれた
その次の日だった、父がリストラされた。母が泣き叫んでた、もう家庭が崩壊だとかなんだとか
僕はもう崩壊してると思うけど
兄「ただいまー」
兄「?」(おかしい・・・いつもなら玄関まで来てくれるのに・・・)
兄「・・・妹?」
兄「そ、そうだ・・・妹、テストどうだった?」コンコン
妹「悪かったよ・・・」
兄「そっか、じゃあ僕が勉強教えるから!」
妹「うん・・・」
兄「・・・・・入るよ」カチャ
妹「ちょっ、入ってこないで!」
兄「何だよ・・・・その顔・・・・みせて」
妹「あ、あはは・・・・何だこの点数は!って怒られちゃった・・・」
兄「腫れてる・・・・・す、すぐシップもってくるから!」
テストの点数が悪いからって顔が青くなるまで叩く親がいるだろうか?しかも娘に
僕に何も出来なくなって今度は妹、実の娘に暴力を振った
許せなかった・・・・自分ならまだしも・・・妹を・・・・
兄「・・・・・痛い?氷だけど」ピトリ
妹「うん・・・・大丈夫・・・」
妹「あたしね・・・・?」
妹「あたし・・・・出来損ないって言われた・・・」
兄「・・・・・」
妹「いらない子って言われた・・・」
兄「・・・・・」ダキッ
妹「お兄ちゃん・・・・こわい、パパとママがこわいよぉ・・・うっ、うぅ・・・」
妹「今まであんな顔しなかったのに・・・・・中学って60点だと駄目なのかなぁ・・・うぅっ」
兄「大丈夫、大丈夫だから・・・」
妹「でもパパだから・・・ママだから・・・あたしの事を思って叩いてくれたんだよね・・・?」
兄「おい・・・・でてこいよ・・・」コンコン
兄「おい・・・おい!!」コンコnガン!
「ひっ」
兄「何でっ」ガンガン
兄「妹にまでっ」ガンガン
兄「ああいう事するんだよ!」ガンガンドン!
兄「お前等・・・妹以上に倍に顔腫れさせてやる・・・・許さない・・・・」ギリギリ
兄「出てこいよてめぇら!!!!ドアぶっ壊してやる!!!!!」
妹「やめて!」
兄「い、妹・・・?」
妹「あ、あたしがいけないの!あたしが悪い事したから!」
妹「だからパパとママを怒らないで?ね?」
兄「・・・・・」
次の日
兄「君、このクラスに妹って子いるでしょ、今いるかな?」
友「あーそれなら、何かあわてて帰りましたよ」
友「何か心配だなぁ・・・顔ぶつけたって言ってるけど・・・なんだかなぁ」
友「パパとママにケーキ買って行くって」
兄「何分前!?」
友「10分前ですかね?」
兄「どこのケーキ家?ついてきて!」
友「あっはい!」
「あーそういやさっき顔にシップはってた子がケーキ二つ買って走ってた行ったよ」
兄「そうですか」
友「い、行きましょう。そっそんなに危ないことなんですか?」
兄「ああ、そうだね・・・」
もうあの人間達に近づけたくなかった
妹の実の親に・・・・娘だけには優しくしていた親に・・・
妹「ママーパパー?あ、リビングにいた!」
妹「き、昨日の事謝ろうと思って・・・・」
妹「ママ・・・・?ぱ、パパ・・・・・?」
ママ「・・・・・すぅ、はぁ〜」
パパ「妹、ありがとう」
妹「えっ・・・あっうん」(ママが何か吸ってる・・・)
妹「良かったら二人一緒にたbきゃっ!」ドテッ
妹「ぱ、パパ・・・?ち、近いよ・・・」
パパ「お前・・・いい体になったなぁ・・・・」サワサワ
妹「えっ?・・い、嫌!!ママ!」
ママ「・・・・・」
妹「ま、ママ・・・?」(どこをみてるの?そ、それタバコじゃないよね?助けて)
パパ「はぁ〜妹ぉ〜すぅすぅ」クンクン
妹「ひいっ!?」
パパ「今脱がせるからなぁ・・・・」
妹「いや、いや!いやぁ!!!」
妹「た、助けて!助けて!!」
妹「おにい」
パパ「うるさい!!!」ガン!ボカッ
妹「があっ!・・・ああっ」ウルウル(こんなの嘘だ、パパじゃない!嘘だ嘘だ・・・助けてお兄ちゃん)
パパ「あいつみたいなクズの名前呼ぶな・・・事が終わったら一緒に死のう!な?な?」
妹「いっいや!いやああああああっ!」
パパ「うr」
ガチャ
兄「・・・・・!」
友「うっ嘘!?なっなにこれ!?」
制服がはだけている妹よく見ればまた顔が殴られてる、妹を脱がせようとしている父、虚ろな目で麻薬を吸ってる母
ああ・・・あともう少し遅く来ていたらどうなっていたか・・・考えたくもない
兄「・・・・・・友ちゃん・・・・・妹連れて君の家でも行ってくれないかな?」
兄「どこか・・・どこでもいい・・・・」
兄「でも警察に通報は後にしてくれるかな・・・・僕が君の家にいってからとか・・・・」
友「えっえっ!?あっ・・・と、とにかく妹連れてけばいいんですね!?」
友「よっよいしょ!はぁ・・・はぁ・・・妹!しっかり!」タッタッタッ
兄「・・・・・」
ガチャ カチャン ツーーー
ドアを閉めた、鍵をした、チェーンも付けた、ふと父親の顔をみる。恐怖で顔が歪んでいた、母親はまだうつろな目でどこかみすえている
もうこの時僕はこの醜い動物を駆除することしか考えていなかった
いつかは殺してやるとは思っていたけど今日になるなんて・・・そう思いながら手袋をつけた
父「どうして鍵を閉めた?ええ?」
父「おっ俺を殺すつもりか?ははっ」
兄「・・・・・」
父はまだ妹の制服リボンを握っていた
兄「・・・・・」 グサッ
父「はははっ・・・え?」
父「がっ!?がああああああああああっ!!!?あああああああああああああああああああああ」
兄「・・・・・」 グシュ
父「カッ・・・・・・・・はぁ・・・・あ・・・あ・・・あ・・・」
逃げないように手と床がくっつくように台所にあった包丁で刺した、ピンのように。そして悲鳴がうるさいので喉を切った
ここでようやく母親が以上に気づく、気づいた途端僕の横を通って逃げようとした
母「!!!???」ガチ! ガチン!ガチン!
兄「母さん・・・・鍵ついてるから・・・・」
母「あああっ・・あああ・・・」ブルブル
兄「・・・・・」ザクッザクッズシャアァァァ
兄「・・・!・・・」 ビチュッ!ブチャアァァァ
気づいたら夢中になって母親を刺していた、飛び散る肉片が顔に引っ付いた時、初めて自分が人間を殺してることに気づいた
罪悪感はない、自分と妹を育てる?いや、金でここまで成長させてくれたことには感謝してる。でももういいや
何にも感じなかった。妹にひどいことした奴等に情も何もあるものか
兄「・・・・・ここは妹が生まれる場所」
生殖器と子宮、妹が出産にかかわる所の部位以外はすべて刺した、切った、ねじ込んだ
兄「ふぅ・・・」
兄「見てよ・・・父さん・・・あなたの奥さん」
母
兄「頭がおかしいね、いやこれは物理的な意味でもあるけど・・・・割れてるよ?」
父「!?・・・ああっあ・・・あ・・・がぁあぁっぁっ・・・・・かかか・・・」ガクガク
兄「目に母さんの血しぶきが入っていたそうだね」
兄「ほら」グチュグチュウウウウ ポン
兄「目、取れた」
父さんには恐怖感を味あわせた、手短に、じわじわと殺す。ちなみに父さんは撲殺
思えば復讐だったかもしれない・・・妹にあんなことした罰、だけではなかったかもしれない
洗面台で血が付いた包丁を洗ってるとき、自分の顔をみると
笑っていた
兄「・・・・ははっ」
兄「あはは、あは・・・・」
父
母
兄「ぷっ・・・僕にしてきたこと全部返してあげたよ」
最低だ、結局僕はこいつらと同じだ。復讐だった
兄「ふふっ・・・あははっ・・・あはっはははっはっは」
兄「あははあっ・・・ははっ・・・はぁ」
兄「あーーーーーーっ!!!」
兄「ああああああああああああああっ!!!!!」
兄「はぁ・・・・はぁ・・・これじゃあ僕も捕まるかな。あははははっw」
兄「・・・・・」ガララ
おもむろに窓を開け助けを求める
兄「誰かぁぁぁぁぁっ助け」
ザクッ ザクッ
そして自分の腹部に2度包丁を刺した、両親を刺したもので深く
兄「ぐああああああtっ。・・・・あっ・あ」
空き巣に殺された夫婦、刺された兄。こんなシナリオで充分だろう・・・
まだ死ねない・・・捕まりたくない、妹を守らないと・・・こいつらじゃ駄目だ・・・
僕が妹を守らないと・・・
友「い、妹!駄目だって!私の家に行こ?ね?」
妹「駄目なんかじゃない・・・お兄ちゃんが・・・」
ガチャ
友「それならお兄さんなら大丈夫だt」
友「思う・・・よ」
妹「あ、開かない」ギッギッ
妹「何でチェーンが・・・」
妹「え?」
妹「え」
友「きゃあああああああああああああああああ!!!」
少しだけ開く扉から見えたのはすぐそばで倒れている肉塊、下半身以外はひどいありさまだった
そして奥にみえる父親、片目がない、足が変な方向に曲がっている、アザだらけ、腫れれる顔
そしてもっと奥に見えるのは血だらけの兄
兄「・・・・ここは」
兄「・・・・」
兄「・・・・あー」(そうだ殺したんだ、でもこれはいい事だ。悪くないこと。妹のためなら悪いことなんてない)
目が覚めたらそこは病室、ナースさんがなにかあったか話してくれた
警察も来た。捕まるのは覚悟だった・・・・だけどバレなかった
犯人の指紋もみつからないそうだ、当たり前だ僕が殺したんだもの
兄「・・・・・妹は?」
警察「ああ・・・そのことなんだが・・・」
警察「君達、親にDVを受けていたろ?率直な質問ですまない」
兄「どうでもいいから妹は?」
警察「君が犯人に刺された後、妹さんとその友達さんが家に入ろうとしたんだ・・・だけど目撃したのは」
警察「両親のむごい姿さ、それを見たショックで両親の名前を出すと倒れたり、暴れたりするんだ・・・」
警察「すまないけど・・・精神科でみてもらってる」
兄「妹・・・すぐ退院できて良かったよ」
一か月がたった
妹「どうして病院にいたの?」
兄「ちょっと病気でね」」
妹「ママは?」
兄「・・・・・」
妹「パパは?ぱ、・・・パパ・・・・」
兄「妹、それなんだけど」
妹「あ・・・・・あぁ・・あえ」ピクピク
妹「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああいやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」ガクガク
兄「妹・・・・落ち着いて!」
そのうち妹は両親の事を記憶から消した。オカシクなってしまうから。嬉しい、家族は僕だけだと思っていいんだよ
僕は妹と2人だけで暮らしたいとみんなに頼んだ、それが一番いいと思ったから
友「妹は・・・高校生になれるのでしょうか?」
兄「心の問題については一か月で解決したよ。今でも少し大変だけどね・・・子連れの親子見るだけでもオカシクなるし」
兄「勉強については大丈夫、僕がつきっきりで教えてるから」
友「そ・・・・その傷は?」
兄「これ?このお腹の傷?」
兄「というか君・・・・本当はわかってるんじゃないのかな?」
友「・・・・・」
友「お兄さんが殺したんですね・・・?」
兄「・・・・妹のためにね」(半分嘘、自分の復讐でもあった)
友「・・・・・」
兄「もう決めたよ、妹を不幸にさせる奴は殺す」
友「・・・・・」
兄「誰であろうと・・・」
兄「はぁ・・・君もわからないふりしてればよかったのに」
兄「今日から君を利用するからね」
友「・・・・・」
兄「嫌だって言ったら」
友「やりますよ・・・私だって友達の悲しい顔なんてみたくない」
兄「・・・・じゃあ妹の所いって話しかけてあげてくれないかな?何だっていい、親友の君が一緒なら妹もきっと」
友「はい・・・!」ビクビク
後から知った事だけど友ちゃんは取り調べの時に僕をかばってくれたらしい。家に行ったら黒ずくめの男がいたとかなんとか
彼女には悪いことをしているなと思っている。いつかすべての恩を彼女に返したい
ちなみに現在友ちゃんには妹の盗聴をしてもらっている。授業中のことや遊んでいるときのことまで
兄「妹ーご飯だよー」
妹「あっ・・・うん」
兄「妹?」
妹「うるさい・・・」
妹「あたしに話しかけないで・・・」
妹は僕に対して口数が減っていった、そのうち反抗期になって今にいたる
たまに思う・・・妹は僕が父さん母さんを殺した事をわかっているんじゃないかと
だから僕に対して反抗してるんじゃないか、忘れたい過去と僕への疑いをまぎらわすために
うん・・・サンドバックでしたね・・・
なんだよ・・・サウンドバックって・・・音なるバックかよ・・・
現在
兄「死んで当然なんだよ・・・お前等は」
兄「本当は今でも仏壇破壊したいくらいなのに・・・それだと叔母さんが何か言いそうだしね」
兄「こんな顔写真・・・割ってやりたい」
スタスタ
兄「・・・・妹?」
兄「朝ごはんなら今作るから待ってて」
兄「こっちは行ってきちゃ駄目d」
ガチャリ
兄「妹・・・!?」(駄目だ!仏壇にある写真を妹に見せたら・・・!)
妹「・・・・・もう大丈夫」ブルブル
妹「大丈夫だから・・・・」ブルブル
妹「覚えてるから・・・ずっと・・・」ブルブル
兄「見ちゃ駄目だって!」
妹「でも・・・このままじゃ・・・あたしお兄ちゃんを傷つけるだけだから・・・」
妹「あの時は何も思い出したくないけど・・・今みたいに不良ぶってるだけじゃ何も変わらないから・・・」
妹「だかr・・・」
兄「妹・・・妹!?」
兄「良かった・・・・体に異常はない・・・」(恐怖で気絶したのか・・・)
兄「ごめんね・・・?ごめんね妹・・・こんなお兄ちゃんで・・・」ポロポロ
兄「こんなお兄ちゃんだから・・・妹が・・・ごめんね・・・」ポロポロ
兄「起きた?」
妹「うん・・・やっぱりまだ・・・」
兄「思い出したの・・・?」
妹「・・・全部」
兄「・・・・・」
妹「というかずっと覚えてた・・・」
兄「そう・・・」
妹「だから怖かった・・・思い出したくなかった」
兄「うん・・・」
妹「違う、お兄ちゃんが・・・あ、あの人達を殺したんじゃないかって」
妹「お兄ちゃん・・・あの時・・・友ちゃんにあたしをどこかに連れて行ってって言ったとき・・・」
妹「お兄ちゃんの顔・・・凄く怖かったから・・・」
兄「・・・・・」(あの人達、か)
兄「僕じゃないよ、父さん、母さんを殺したのは」(これは嘘)
妹「うん・・・わかってる、わかってるけど・・・」
兄「だから怯えないで」
兄「犯人が捕まるのを待とう」
兄「僕が妹を一生守るから安心して」
妹「うん」
妹「ごめんなさい・・・疑ったりして・・・」ギュウ
妹「変な態度をとったりして・・・」ポロポロ
兄「大丈夫、怒ってないよ」
兄「さぁ、ご飯を食べよう」(僕はいつも嘘ついてばっかり・・・・)
兄「妹の観察日記。この日記はもうやめようと思う」カキカキ
兄「書く事態無駄だから、観察なんてしなくても」カキカキ
兄「今の妹は今自分がどう思ってるか、今日は何があったか」カキカキ
兄「全て教えてくれるはず」カキカキ
兄「まだ妹には嘘をついている。あやまりたい、でも駄目だ」カキカキ
兄「・・・・・」
兄「この日記はもう燃やす、誰にも見られないために」カキカキ
兄「何故書いているのか自分でもわからない」カキカキ
兄「日記だから誰かに見てもらいたかったのだろうか、自分の罪を誰かにさけずんでもらいたかったのか」カキカキ
兄「自分でもわからない。わかりたくもない」カキカキ
兄「ちなみに妹の反抗期は終わった。どうやら不良ぶってたのは僕の事をおもってらしい」カキカキ
兄「こんな兄・・・・最低なだけなのに・・・・」カキカキ
兄「と思ったけど・・・」
兄「でてきてよ、もう学校だよ?」
妹「だって!こ、これから学校のみんなにどう謝ったらいいかわかんないし・・・不良ぶっててごめんなさいとか」
兄「大丈夫だって!元々成績もいいし、顔もいいし、スタイルだっていい!」
妹「うっうるさい!黙って!」
兄「・・・・・」
妹「・・・・・」
兄「・・・・・」
妹「あ、あれ?いるの?」
兄「いるよー」
妹「ほ、本当に何て言えばいいんだろう」
兄「今までヤンキーぶっててごめんなさいとか」
妹「何それ・・・」
妹「だ、だってあたしに告白してきた子にまでひどい振り方しちゃったし」
兄「へぇ・・・告白されたんだ」(さりげない自分モテるアピール・・・可愛いよ、妹)
妹「あっあっで、でもちゃんとフったよ?」
兄「その子なら多分大丈夫だって」
妹「どうしてそう思うの?」
兄「貧弱君でしょ、あの子なら僕がフォロー入れておいた」
妹「やっやっぱり見てたんじゃん!バカ!」
兄「あはは・・・・」(こういう普通の会話ができて嬉しい)
友「あっ、妹!」
友「とお兄さん・・・」
兄「やあ、友ちゃん。じゃあ僕は戻るね」
妹「ほ、放課後一緒に帰ろうねー!」
兄「うん、それと」チラッ
友「?」
兄「昼休み僕のクラス来て」ボソッ
友「あ、はい」
兄「じゃあまたねー」
妹「むっ、何だって?」
友「あはは、髪伸びたねだってさ」
妹「本当〜?あんな近くにきて?」
友「あ、あはは・・・」(どうして勘違いされるような事するかな・・・)
友「何でしょうか?」
兄「そろそろ盗聴とかやめようかなって」
友「えっ・・・」
兄「ああ、もう妹が今何かやってるかとか・・・やめようかなって思ってさ」
兄「・・・・・」ウズウズ チラッ
友「じゃあ何で今妹のクラスみたんですか・・・」
兄「ま、まぁ場所さえ把握できればいいかな〜なんてさ。っGPS」
友「じゃあ私は・・・」
兄「ああ、今までありがとう・・・」
兄「よければなんだけど・・・・これからも妹の親友、友達であってほしいんだ」
友「当たり前です!!!」
兄「そうかありがとう・・・君は感謝してもしきれないよ・・・」
兄「君に恩返しをしたい。したいことがあったら何でもいってくれないかな?」
兄「そのためにバイトをしてきたんだ。ほらもう通帳に100万以上」
友「ひゃっ100万以上!?」
兄「300万はあるかも。ずっとためてたからね」
友「え・・・・あっ・・・そ、それだけのために今までバイトを?」タラタラ
兄「うん、で、何がいい?何なら全額あげてもいい!足りないなら君のために一生稼いでもいい!」
友「それ何だかプロポーズみたいになってますけど・・・・」
友「でも全部いらないです」タラタラ
兄「え?」
友「あたしがしてきたのは妹のためですから。お金のためなんかじゃありませせせん」タラタラ
兄「・・・・そうか」シュン(でも・・・やっぱりこの子はいい子だなぁ・・・)
兄(恋愛的感情はないけどこの子も遠くから見守ろうと思う)
友「じゃっじゃあ今度妹とお兄さんと一緒に海外旅行でも行きましょう!」
妹「今日友ちゃんと何話してたの」ジトー
兄「少しね」(ああ、やきもちやいてる妹の顔も可愛い)
妹「少しってなに!やっやっぱりお兄ちゃんは嘘つきだ」
兄「あぅ・・・・」(嘘つきって言葉はやっぱりきついな・・・)
兄「本当の事を言うと・・・」
妹「言うと?」
兄「妹がどうして僕にマフラーをチョイスしたのか聞いてた」
妹「なぁっ!?あ、あれは季節感がずれていたからで」
兄「あははっ、嬉しいよ妹が僕に何かくれるだけで」
妹「何それ・・・・じゃあ今ここで私が箸あげても?」
兄「えっ」(それは舐めていいってこと?い、いやまて・・・それはいくらなんでも)
妹「何で迷ってるの!」
兄(まぁいつも洗い物の時舐めてるのだけれど)
妹「はぁ・・・・」
妹「お兄ちゃんは昔から何考えてるかわからない・・・」(優しいのはわかるけど)
兄「ずっと妹の事考えてるよ」
妹「あっそ」
妹「・・・・・え?」
兄「さぁ、食べ終わったら洗い物しないと!」
妹「ちょ、ちょっと待って!」
妹「それって・・・・あ、あたしの事好きってこと?」
兄「・・・・・」
兄「そうだよ、ずっと前からね」
妹「え・・・・?えっえっええええええ?」
妹「何でそんなはっきり・・・ああ・・///」フラッ
兄「えっ!?い、妹!!しっかりして!」
妹「うう〜〜ん・・・・」
兄「普通に寝てる・・・」
兄「可愛いな・・・」ツンツン
妹「うぅ・・・にゃ」
妹「あたしも・・・・お兄ちゃんの事を昔から・・・」
妹「大好き」
妹「・・・・・すぅすぅ」
兄「・・・・・・」
兄「・・・・・・」
兄「・・・・・・」
兄「ああっ・・・///」フラッ
ともに気絶
妹「うあっ!こんな時間、まだお風呂入ってないのに・・・」
妹「・・・・・ってきゃああっ!?」
妹「ど、どうしてあたしの布団にお兄ちゃんが・・・」
妹「ま、まさか」
妹「いやいや、そんな事ないない」
妹「ないんだから・・・・」
兄「zzz」スゥスゥ
妹「ふふっ・・・・」
妹「大好きだよ・・・」ナデナデ
兄「・・・・・・」
兄「こうやって妹と一緒に登校できるなんて嬉しいよ」
妹「あたしは恥ずかしい・・・・」
兄「もうクラスの子や先生には謝ったんでしょ?今までヤンキーぶってごめんなさいって」
妹「や、ヤンキーぶってって・・・あたしはそういう事じゃなくて」
兄「ほら、手を握って行こ?」
妹「お、お兄ちゃん・・・あたしが演技やめてから積極的すぎ」
兄「何に積極的なの?」
妹「そ、それは・・・・・わっわからないけど」アセアセ
兄「ふふっじゃあ行こっか!」
彼女の親の血がまだ染みついている手で握る、嘘つきの手で
妹「うん!」
それでも彼女は無邪気に微笑んでくれる、何も知らないから
兄「行ってきます、父さん、母さん」ニコッ
妹は僕が守る、お前等みたいな人間には絶対に触らせない、近づかせない
妹・・・・好きだよ、愛してる・・・・僕がずっとそばにいるからね
__ああ、僕の可愛い妹・・・__
おしまい
何か面倒になって他のss書き溜めしてましたすいませんこんな終わり方ですいません
次はネタ的な意味でブッ飛んでるの書きます、もう考えてあるので明日立てます
乙
ところで、妹が気付いてる「ずっと昔から兄がついてるうそ」ってのは義理の兄妹ってことでおk?
セミとってきた!!!
>>154
義理はわかってます
昔からついてる嘘っていうのは多分
兄貴がいつも怪我やアザの理由を喧嘩と言ってた事です
妹は薄々兄貴がDV受けてるんじゃあないかって感づいてたんですね、多分
このSSまとめへのコメント
グレイト
ワンダフル
エクセレント
ビューティフル
アメイジング
エキサイティング
よ