兄「女に憧れてたら朝おん娘になってた」(28)


兄「あ~、女っていいよな~」

幼馴染「ん?どうした?やっと私の魅力に気づいたか?」

男「いや、ちげぇよ」

男「女って美人だったら、女に困ってない男以外笑顔でコロっと落とせるじゃん?」

幼馴染「なぁんだ残念、でもまぁそういう奴もいるが大概は無意識とか多いけどね」

男「それはそれで怖いな・・・」

幼馴染「でも、なんでいきなりそんな事言い出したんだ?」

男「いや、ただ思っただけだ」

幼馴染「ふ~ん、てっきりオカマにでもなりたいのかと思ったよ」

男「違う、俺は同性愛者じゃないからな」

幼馴染「3年の・・・確か先輩だっけか、あの人たしか同性愛者らしいからなー」

男「えっ?男同士なのか・・・?」

幼馴染「いや、一応女性らしいんだけどイケメンすぎて女の子にモテモテらしいから」

男「そんな先輩がいたのか・・・。幼馴染も、もしかしたら狙われるかもな」

幼馴染「いやいやそれはないよ、なんたって私は男一筋だからね」

男「さらっと、恥ずかしい事いうんじゃねぇよ」

幼馴染「あっでも、もし男が女の子でも私の気持ちは変わらないよ?」

男「お前は同性でもいいのか?」

幼馴染「ん~でもそれは性交のときn

ガラララララ

担任「おーい、それじゃHRするから席に付け」

~~~~~~~放課後~~~~~~~~~~~

男「うー、疲れた~」

幼馴染「いつも終わるとき疲れた疲れた言うよね」

男「最近寝れないんだよなぁ・・・」

幼馴染「ん?どうした。悶々として寝れないのか?」

男「ちげぇよ、夜中妹の部屋から物音がしてな」

幼馴染「ほぅ・・・」


男「それでな、一体なにをやってるんだと聞いても答えてくれないうえに」

男「「おにいちゃんには関係ないでしょ!」って怒るんだよな」

幼馴染「ほうほうそれはそれは・・・」

男「でな、夜中に余りにうるさいんでドア開けようとしたら物が飛んできて」

男「入るな!見るな!って物凄い剣幕で怒ったあげくに、朝になったら口も聞いてくれないんだよな」

幼馴染「うん、それはお前が悪い!」

男「なんでだよ!」

幼馴染「妹ちゃんも年頃の女の子なんだよ?それぐらい察してあげなさいよ」

男「それでも夜にやるに物音をだすのは勘弁して欲しいんだよね」

幼馴染「受験生なんだから、仕方ないじゃないの」

男「まぁ、そうだな・・・。でも寝れないのは困るからかけあってみるか」

男「おっもう家の前か、それじゃあな幼馴染」ブンブン

幼馴染「じゃあね」フリフリ

あっ!兄から男になってる!

すいません男→兄で

兄「だれもいないみたいだな・・」

兄「トイレにでもいくか・・」・

ガチャリ

妹「!!!!!」

兄「うわっ!」

妹「ッ~~~~~」

兄「す、すまん!」

妹「早くしめろ、馬鹿兄貴!!!」

兄「ご、ごめん!」

バタン!

兄「(居るんだったら返事ぐらいしろよ・・・)」

兄「(ってかパンツ履いてなかったよな・・・)」

兄「(まぁ、トイレにいるんだし当たり前か)」

ジャー!

ガチャン!

妹「まったく、ノックぐらいできないの?馬鹿兄貴」

兄「すまん!まさか家に誰かがいたなんて思わなかったんだ」

妹「ふんっ!まったく馬鹿なんだから」

兄「馬鹿、馬鹿ってお前なぁ・・・」

妹「ちょっと触らないでよ!」

兄「受験だからストレスも溜まってると思うが、それでも最近態度おかしいぞ」

妹「う、うるさい!仕方ないでしょ!」

兄「だけどな夜もそうだが、あんまり自重してくれないとこっちも眠れないからな」

妹「ッ!それとこれとは関係ないでしょ!」

兄「とにかく、この家にはお前以外も住んでいるんだからな」

妹「わ、わかったわよ・・・」

兄「ったく、中学入りたてのころは可愛かったのになぁ・・・」

妹「う、うるさいわね!とにかく構わないで!」

ドタドタドタドタ

兄「さて、飯でも作るか・・・」

兄「今日はあいつの大好きなハヤシライスでも作るかな」


~~~~~2時間後~~~~~~

兄「おっとTVみてたらこんな時間だ」

兄「出来たかな?あいつも腹すかせてるだろうし」

兄「おーい、飯出来たぞー!」

兄「・・・」

シーン・・・

兄「おーい、聞いてるのか~?」

兄「仕方ねぇな・・・呼びに行くか」

~~~~2F・妹の部屋前~~~
兄「聞こえてないのかな?」

妹「ッ・・・・ハ・・・ン!・・・ンァ」

兄「・・・?」

兄「おーい!飯出来たぞー」

ガタタ!ガタ!ガタン!!

妹「分かったから!入らないで!!!」

兄「お、おう」

兄「と、とりあえず飯いれとくからなー」

兄「なんだったんだろうなあの物音・・・」

妹「・・・」

兄「うぉ!、いたのか驚かすなよ」

妹「・・・」

兄「ん・・・?どうした?具合でも悪いのか?」

妹「・・・」

兄「汗もかいてるみたいだし大丈夫か?」

妹「ッ!ほっといて!」

兄「まぁ、大丈夫ならいいんだが」

兄「ほら、お前の好物のハヤシライスだ」

妹「ぁ・・り・・・と」

兄「ん?」

妹「あ・・が・・とぅ」

兄「どうしたんだ?」

妹「な、なんでもないわよ!」

兄「熱いうちに食わないと美味しくないぞ」

妹「・・・うん」

兄「どうだ?美味しいか?」

妹「・・・・まぁまぁ」

兄「まぁまぁか・・・。ま、精進いたします」

妹「・・・・・・」

兄「まぁ、ゆっくり食っておけよ。俺は先に風呂でも入るわ」

妹「・・・・分かった」

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