穂乃果「絵里ちゃんたち3年生が卒業して……」 (40)

初投稿、初SSです。書きながら投稿していくので投稿ペースは遅いです。
舞台はのぞえりにこが卒業した穂乃果たちが3年生時の4月、5月辺りになります。文章の量はかなり多くなる予定です。
地の文、会話文混合で一人称(主体)は穂乃果。
自分の短所として、ムダなところでグダグダしてしまう、文章力がないなど最悪ですが、大目に見ていただけると有り難いです。

では、こんなでも良ければよろしくお願いします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1447346373

「穂乃果ちゃんおはよう!」
「穂乃果、おはようございます。」

そう言って私、高坂穂乃果の幼馴染み園田海未ちゃんと南ことりちゃんがいつもどおりにこやかに出迎えてくれる。

「海未ちゃん、ことりちゃん、おはよう!」

それに私ももちろん笑顔で応える。やっぱり1日は笑顔から始まるよね!私はいつもそう思う。

「ちゃんと課題は終わらせてきたのですか?」

挨拶を交わすなり海未ちゃんが尋ねてくる。海未ちゃんは根っからの真面目さんだから、そういうところは厳しいんだよね~。

「海未ちゃん!今日も見せてね!」

私が笑顔でそう言うと、海未ちゃんは大きくひとつため息をついた。

「まったく穂乃果は……。少しは努力しようと思わないのですか」
「えへへ~。やろうと思ったんだけど、気がついたら寝ちゃってて……」
「穂乃果ちゃんらしいね!」

渋い顔をしている海未ちゃんの隣でことりちゃんがにこやかに言う。ことりちゃんはいつも笑顔だ。ことりちゃんの怒ったところは見たことないな~。

「たまには課題くらい自分でやってください」

海未ちゃんがいきなりそんなことを言い出す。

「ええ~!?」
「ダメです!こうやって毎日のように人に頼っていては立派な大人になれませんよ」
「でも海未ちゃん、穂乃果が数学苦手なの知ってるでしょ?」
「それを得意にするのが勉強というものです!」

そう言って海未ちゃんはそっぽを向いてしまう。

「海未ちゃんの意地悪ー!!」
「穂乃果が悪いのです!」
「じゃあ穂乃果ちゃん、私のを見せてあげるね!」
「おお!ことりちゃんはやっぱり頼りになるぅ!!」
「もう……。ことりは穂乃果に甘すぎます」
「えへへ」

いつもどおりの朝の時間が流れている。本当にいつもどおり。ただ、ひとつだけ変わったとすれば……。

「絵里ちゃんたち、元気かな~……」

「」
「」

「」

「」
みたいに間を空けたほうが読みやすいよ

酉外し忘れました
ごめんなさい

ん?

ご指摘ありがとうございます。
引き続きよろしくお願いします。

思わずそう呟いた。絵里ちゃん、希ちゃん、にこちゃんが卒業してから2ヶ月、μ's最後のライブから1ヶ月経つ。

「穂乃果ちゃん」
「穂乃果、その話は……」
「うん、ごめん」

咄嗟に謝る。というより謝るしかなかった。

「あ、穂乃果ちゃんたちだにゃー!」

そう言って後ろから走ってくるのは、私たちの後輩である2年生星空凛ちゃん。その後ろからは「待ってよ凛ちゃーん!」と叫びながら同じく2年生の小泉花陽ちゃんが、その隣からは「もう、急に走り出さないでよ」と言いながらまたしても2年生の西木野真姫ちゃんが一緒に走ってくるのが見えた。

「凛ちゃんに花陽ちゃん、それと真姫ちゃん!おはよう!」
「おはようございます。真姫、花陽、凛」
「3人ともおはよう」

2年生たちに合わせて私たちもそれぞれ挨拶する。この3人も私たちと同じμ'sの一員だった。

「凛ちゃんは今日も元気だね!」
「凛はいつでも元気にゃー!!」

いつも元気な穂乃果と同じくらい元気。

「今日も3人一緒?」
「うん!凛たちは仲良し3人組だからね!真姫ちゃん!」
「ヴぇええ……そ、そうよ!」
「うんうん!」

少し(というかかなり)照れくさそうに言う真姫ちゃんとにこやかに頷く花陽ちゃん。本当に仲のいい3人だ。

「へぇ~……」
「……」
「……」

会話文の間を空けるの忘れました。すみません。

和やかに話が進んでいたのに、そのあとが続かない。沈黙が続く。

「じゃ、じゃあ凛たちはこれで……」

「う、うん、またね!」

そう言うと3人はまた駆け出して行った。最近はいつも。絵里ちゃんたちが卒業してから、というよりμ'sがおしまいになってから私たち3年生組と凛ちゃんたち2年生組との間には見えない壁が出来てしまったような感じだ。

「今日も学校終わったらすぐに帰る?」

「うん……」

「……そうですね」

そう。今はもう、アイドル研究部は……。

「でも、部室の方は大丈夫なのかな。もうしばらく行ってないからホコリがすごいかも」

「穂乃果!」

海未が私の言葉を遮る。声は荒く、私とことりちゃんに顔を見せまいとうつむいている。

「海未ちゃん、落ち着いて」

ことりちゃんが海未をなだめる。

「多分部室の方は花陽ちゃんが手入れしてるだろうし、大丈夫だと思うよ。それに……」

ことりちゃんもそう言うと黙ってしまう。2人とも、こうなっちゃうともうダメなんだから。ここは穂乃果が元気づけてあげないと!

「よし、じゃあ学校まで走って行こう!」

「え?」

「穂乃果?」

2人とも怪訝そうな顔をしている。

「学校までダッシュすれば多分元気になるよ!」

「……うん!」

「……穂乃果らしいですね」

「よーし!じゃあ、行くよ~!」

私がそう言うと、3人誰からともなく走り出した。

とりあえず今はここまでにします。
続きはまた今夜投稿できたらなと思います。

乙です

期待

ふと気がつくと、私の耳にいかにも機械的なチャイムが飛び込んでくる。どうやら授業中に意識が飛んでしまったみたい。でもそのおかげでやたらと頭は冴えてるんだよね。なんかまだまだ穂乃果頑張れそう!

「また穂乃果は寝ていたのですか?」

海未ちゃんがそう言って私の席に近づいてくる。既に海未ちゃんは荷物をまとめ終えたらしく、肩には通学用のカバンを掛けている。
「えへへ~。ちょっと睡魔が襲ってきてね」

「凄く気持ち良さそうに寝てたもんね!」

隣からことりちゃんがカバンに教科書を詰めながら話に混ざってくる。

「いや~!我ながら珍しいことだねぇ!」

「……逆に穂乃果が授業中に起きてることなどありますか……?」

「あはは……」

海未ちゃんが呆れ顔でそう言うと、ことりちゃんが困ったように苦笑いする。でも穂乃果はどんな2人も大好きだよ!

投稿途中なので申し訳ないのですがすがみなさんにお伺いします。
毎日1レス分ずつ投稿していくのと、何日かおきにまとめて投稿していくのとどちらの方がいいですか?

エタりさえしなければどっちでも楽な方でいいよ

ある程度まとめて読みたいかなー

了解です。ありがとうございます。

今日は2レス分だけ失礼します。

「さて、授業も終わったことですし私たちも生徒会室に向かいましょうか」

「今日は生徒会で何かあったっけ?」

「何を言っているのです?もうすぐ予算会議でしょう。前回のような失態を犯さないためにも、今回は念入りに準備しないと」

「そうだね……」

そう呟いてことりちゃんは肩を竦めてしまう。前回の予算会議ではことりちゃんが美術部の予算申請書を誤って承認箱に入れてしまったことで予算会議が難航してしまった。でもあれは穂乃果たちの責任でもあって……

「ことりちゃんが気にすることではないよ!」

「でも……」

「ことり」

海未ちゃんはことりちゃんの前にゆっくりと歩み寄ると、ふと優しい笑みを浮かべる。

「ことりだけの責任ではありません。きちんと確認をしなかった私たちにも責任があるのですよ。ですから」

そう言うと海未ちゃんはにこっと笑った。

「ことりはいつでも笑顔でいてください。ことりには笑顔が一番似合います」

おお~!海未ちゃんかっこいいこと言うなあ!じゃあ私も負けずにことりちゃんを励まさないと!

「そうだよ!ことりちゃんから笑顔がなくなっちゃったらお饅頭からあんこがなくなっちゃったのと同じことだよ!」

「……その例えはどうかと思いますが……」

海未ちゃんはそう言ってひとつため息をつく。せっかく穂乃果が一生懸命励ましてるのに海未ちゃんひどくない!?でも……

「2人とも……ありがとう!!」

そう言ってことりちゃんはにっこり笑ってくれた。

今回はぶっちゃけ余計な話の内容でしたが、3日間でこれしか書けませんでした。申し訳ございません。

ss書くことなんて時間なきゃ出来ないしな
エタらなければそれでいいよ!乙

本当に久々の投稿になってしまいました。申し訳ありません。

どれくらいの方が読んでくださってるのかは分かりませんがよろしくお願いいたします。

ただ、今回も本当に少量ですので予めご了承ください。すみません。

「ふぁ~、終わった~!」

「お疲れさまです」

「穂乃果ちゃん、お疲れさま!」

そう言いながらことりちゃんが微笑む。生徒会室にいるのは6人。私、海未ちゃん、ことりちゃん、そして手伝いに来てくれたヒデコ、フミコ、ミカ。

「ヒデコもフミコもミカもありがとうございました」

「な~に、お安いご用よ!」

「また何かあったら言ってね!」

「ありがとう!」

「じゃあ、またね穂乃果」

「うん!今日はありがとう!またね!」

ヒデコたちがいなくなると海未ちゃんたちも帰り支度を始める。

待ってた

「今日は久しぶりにどこかで夕食をとって帰りますか。私も久々に時間を取れそうです。」

「それいい!」

「おお!じゃあ今日は久々に3人でごはんだ!!」

「わくわくするね!」

海未ちゃんは普段お家のお稽古とかで放課後はすぐに帰っちゃうからこういうことは滅多にないんだ。

「じゃあいつものファミレスでいいかな、ことりちゃん」

「うん、そうだね!」

久々の3人の夕食で気分が舞い上がる。やっぱり友達とご飯というのは楽しい。でも何故かどこかに寂しさがある。

「でも……」

そう言いかけて私はふと思い出してしまった。

2か月前。まだラブライブ!本選の前。

「穂乃果ちゃん、今日は久しぶりにマック行かない?」

そう言って凛ちゃんは私を誘った。私もも乗り気で

「あ、それいいね!」

即座に私は答えた。そして

「ねえ、せっかくならみんなで行かない?」

そう言って私が見据えたのは、本選に向け一丸となって頑張っていた私以外の8人。

「いいね!」

「私も大丈夫です」

と海未ちゃんとことりちゃん。

「うちは構わへんよ」

「私も行くわ!」

と、μ'sのメンバーで3年生だった東條希ちゃんと絢瀬絵里ちゃん。

「私もいいと思う。」

「み、みんなが行くって言うのなら私も行ってあげてもいいわよ」

と、まだ1年生だった花陽ちゃんと真姫ちゃん。

「仕方ないわね~!私も付き合ってあげるわ」

と、どや顔で3年生の矢澤にこちゃん。

「これで全員だね!」

「うん!楽しそうだね!」

そう口々に言い合いながら行ったマックで。

「この9人って何でこんなに性格バラバラなのに一緒に活動してるんだろう」

「何言ってんの?無理やり私を引きずり込んだのはあんたでしょ」

私がふと口にした疑問ににこちゃんが茶々を入れる。

「確かになかなかないわよね、こんなに一人一人の性格がバラバラなグループは」

「それがうちらのグループの特長じゃないんかな」

「私はみんなに誘われたから仕方なく」

「まったく、真姫ちゃんは素直じゃないにゃー!」

「わ、私は別に」

「そうよ。真姫はもっと素直になりなさい」

「もう、にこちゃんには言われたくない!」

にこちゃんの発言に真姫ちゃんが反論する。

中途半端ですが、今日はここまでです。
ただ、次は比較的早く投稿できそうですので宜しければまたお願いいたします。

おつおつ

乙!

またしても間隔が空いてしまいました。今回も短いですがよろしくお願いいたします。

「でもやっぱりこの9人で行動するのが一番楽しいのよね。1人でも欠けちゃうと物足りないというか。」

「凛もそうにゃ!μ'sの9人全員で遊ぶのが一番だにゃ!」

「やっぱりみんなそうなんだね!」

「不思議と」

みんなが口々に言い合う中で絵里ちゃんが落ち着いた声で続く。

「この9人でいる時が一番リラックスできるというか……。なんだか楽しめるのよね」

「これもスピリチュアルパワーのおかげやね」

「希は常にスピリチュアルに繋げようとするのやめなさい」

にこちゃんが呆れ顔でそう言う。この3年生3人を見てると何だか漫才を見てる気分。希ちゃんがボケでにこちゃんがつっこみ。絵里ちゃんは……ボケ?

「それにしても真姫ちゃん変わったよね~。」

「な、なにがよ」

「だってさ~、真姫ちゃん、入学したばっかの頃なんて常につんつんしてて誰とも関わろうとしなかったじゃん?放課後はいつも1人でピアノ弾いてたし。それがだよ?その真姫ちゃんが今やみんなとマックだなんて」

「そんなことどうでもいいでしょ!」

「私もそうだったな。入学当初の真姫ちゃんってなんか近寄りがたかったというか……」

「花陽まで!」

この1年生3人もとても仲がいいよね。凛ちゃんと花陽ちゃんはもともと幼馴染みだったから当たり前だけど、そこに真姫ちゃんも加わっていつも賑やか。

「私たちもだよね!」

ことりちゃんがそう言ってにっこり笑う。

「え~!?穂乃果たちはもとから仲良かったでしょ!?」

「誰かさんが一度私たちの仲を危うくしましたけどね」

「えぇ!?それって穂乃果のこと!?」

「さあ?どうでしょうね」

「もう、海未ちゃんまで!」

「うふふ、冗談ですよ」

そう言って海未ちゃんも微笑む。この二人はいつでも眩しいよなあ……。

「でも」

絵里ちゃんがこちらを向く。

「この9人を繋げてくれたのは、紛れもなく穂乃果なのよ」

「え、そんな……。」

だって私は過ちばっかり犯して、みんなにだって物凄く迷惑をかけて……。

「でも穂乃果は私たちのことをいろんなところに引っ張ってくれた。いろんな経験ができたし、いろんな景色を見てこれた。これはどれも穂乃果のおかげなのよ?」

「うちもそう思うよ」

そう言って希ちゃんも続く。

「穂乃果ちゃんに出会ってから、うちの周りはぐるぐると目まぐるしく変わっていく。でもどれも滅多に味わうことができない、楽しくて素晴らしいことなんよ。」

「凛もそう思うにゃ!」

「私も穂乃果ちゃんに出会ってなかったら今頃……」
「悔しいけど認めざるを得ないわね」

みんなが口々に言ってくれる。

「みんな……ありがとう!」

私はみんなにお礼を言った。かけがえのない、最高のグループμ'sのみんなに。

今回はここまでとさせていただきます。
日本語がおかしかったり意味分からない文章で遺憾ですが、次回もよろしくお願いいたします。

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