やよい「0円食堂?」 (37)
やよい「うっうー!おはようございまーす!」ガチャ
P「おお、やよい!来て早々ビッグニュースだぞ!」
P「なんと…あの『鉄腕DASH』からオファーが来たんだ!!」
やよい「てつわんだっしゅ?」
小鳥「日曜の夜7時から放送してる番組よ。多職種系アイドルTOKIOが日本全国を回ったり、島に行ったりする番組なんだけど、知ってるかしら?」
やよい「あ!たまに見てますよ!ハブやスズメバチを捕まえる番組ですよね!」
P「そ、それもあるな。それで、番組に『0円食堂』っていうコーナーがあるんだ」
やよい「0円食堂?どういうコーナーですか?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1442839710
P「このコーナーでは、食材を地元の人から頂いてオリジナルの料理をつくるんだ」
やよい「えぇ!?もらい物で!?」
P「あぁ。だけど、ただのもらい物じゃないぞ?」
P「農家やお店で廃棄処分されるもの…つまり、いらなくなったものを利用して料理を作るんだ!」
やよい「!」
P「材料費は当然無料!まさに0円食堂というわけだな」
やよい「お、お得ですー!!私、感動しました!できれば、ちょっとだけ持って帰りたいかなー、って」ワクワク
P「そ、相談してみようか。それで、その仕事を是非やよいに!と来てるわけだが…」
小鳥(噂では、城島さんがえらくやよいちゃんを気に入ってるとか…)
やよい「やります!やらせて下さい!プロデューサー!!」
P「よし!」
日曜 7:00 p.m.──響宅
貴音「響、洗い物は終わりましたか?」
響「あと一つ…でも、終わってからにするぞ」
貴音「やよいの晴れ姿ですからね。しかと目に焼き付けなければ」
響「自分が作ったカレーを食べに来たわけじゃなかったんだな。それも5杯も」
貴音「は、始まりましたよ」
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THE
鉄 腕
D @┗ζ*'ヮ')ζ┛S H
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~♪
日本全国、捨てちゃう食材探して料理旅!DASH0円食堂!(ナレーション:平野氏)
今回、相棒のキッチンカーと共に訪れたのは◯◯県!
豊富な野菜と魚介類などなど…さまざまな食材が揃っている、豊かな土地だ!
しかし、今回キッチンカーに乗っているのはTOKIOではなく…?
やよい『うっうー!おはようございまーっす!』
なんと!765プロアイドルの高槻やよいちゃん!他のロケでどうしても来られないTOKIOの代わりに駆けつけてくれた!
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響「DASHなのにTOKIOが出ないなんて、よく考えたら前代未聞だぞ」
貴音「響、細かなことを気にしてはなりませんよ」
やよい『今日はよろしくお願いしまーす!』ニコニコ
どんな時でも笑顔を絶やさないやよいちゃん。その癒し効果でスタッフも笑顔に溢れているぞ!
さて、そうこうしているうちに、今回の道の駅に到着───
やよい『わぁ、ここが道の駅ですか…?』
道の駅『なむこ』。今朝採れたての野菜や果物、新鮮なフィギュアで店内はいつも賑わっている
数々の食材の中、まず最初にやよいちゃんの目に留まったのは…
やよい『あ!お茶ですね。雪歩さんが好きそうかもー』
名物・茶葉。なんと、ここ○○県は国内の茶葉生産量の多くを占めている!
765プロアイドル・萩原雪歩ちゃんがイメージキャラクターを努めていることもあり、全国的にも大人気な商品だ!
やよい『おいしそうですね!お茶って何か料理に使えないかなー、って…』
【0円食材探しヒント いらなくなった茶葉】テテン♪
やよい『わぁ、麺もいっぱいですー!』
○○県産のラーメンは全国でもトップクラスの生産量を誇る!
やよいちゃんが選んだのは、かの有名な女性ラーメン評論家、原さんも大絶賛するラーメンだ
やよい『こういうのは切れ端が出るかも、ってプロデューサーに教えてもらいました!』
やよい『あっ。これ、言っちゃダメだったかも……えへへ、ナイショですよ?』
【0円食材探しヒント 麺の切れ端】テテン♪
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貴音「じゅるり」
響「貴音」
やよい『あーっ!すごいですよ、これ!』タタタ
やよい『見てください!こーんな立派なもやし!私、こんなの初めてかも…』キラキラ
新鮮なもやし。○○県のもやしはやよいちゃんの目にどう映っているのか…
やよい『もやしって、捨てちゃうところあるのかなぁ…?う~、でも、おいしそう……』
【0円食材探しヒント 捨てちゃう?もやし】テテン♪
すると……?
リボン娘『あの~…765プロのやよいちゃんですか?』
やよい『はい!高槻やよいです!』
リボン娘『きゃ───!!わ、私ずっとやよいちゃんのファンだったんです!あ、握手してもらっていいですか?』
やよい『もちろんですよー!ありがとうございます!!』ギュ
リボン娘『わ、わぁ…!嬉しいなぁ…!』チラ
やよい『えへへー、これからも応援よろしくお願いしますね!』
リボン娘『は、はい!ありがとうございました!』チラチラ
突然のファンにも笑顔で対応するやよいちゃん。流石、今をときめく765プロの大人気アイドルだ!
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響「今のコ、可愛いんだけどカメラ目線過ぎない?」
貴音「はて、どこかで見たことあるような気もしますが」
さて、今回やよいちゃんが作りたい料理は?
やよい『えっと、さっきのもやしがすーっごくおいしそうだったので、もやしを使った料理を作りたいかなー、って…』
もやし────
もやしは昭和中頃から日本で普及し始めた。中華料理に多く用いられ、ビタミンCやカリウム、食物繊維などを豊富に含み、「畑の肉」とも呼ばれている。
やよい『あっ!さっき麺もありましたよね?それなら、ラーメンがいいかもしれません!』
誰もが一度は食べたことがあるであろう料理、ラーメン。今回、やよいちゃんが作るのはラーメンに決まりか…?
ここからは、二手に分かれて食材探し。今回はやよいちゃんだけなので、もう一方はスタッフが協力することに
やよい『上手に出来るかなぁ…?TOKIOさんの番組だし、頑張らないと…』
少し不安げな表情を見せるものの、茶葉の生産者さん宅に到着───
やよい『あっ!畑に誰かいましたよ!』
やよい『ドキドキしてきちゃった…』
緊張しながらも車を降りるやよいちゃん
やよい『こ、こんにちはー!』
おばさん『はい、こんにちは』
──!?──
おばさん『あらぁ!アンタ、テレビで見たことあるよ!』
やよい『えへへ、高槻やよいです!』
おばさん『あらあら、よく来たねぇ。何の番組?』
やよい『てつわんだっしゅです!』
おばさん『鉄腕…あれ?男の人たちがやってる番組じゃない?』
やよい『今日はTOKIOさんが来れないので、私が代わりに来ました!』
おばさん『あらあら、頑張ってるんだねぇ。お茶飲んでくかい?』
やよい『えーっ!いいんですかー!?』
やよい『おばさん!このお茶、とーってもおいしいですー!』ゴクゴク
おばさん『ありがとうね。これ、ウチで育ててるのよ』
やよい『おばさんが育てた………はわっ!』
あまりのおいしさに、すっかり目的を忘れてしまっていたやよいちゃん
──本題へ──
おばさん『捨てちゃうとこ?あると思うけど…』
おばさん『…あっ、わかった!いらない物集めて料理作るやつだ!』
やよい『えへへ、そうなんですよー』
おばさん『そっかそっか。ちょっと待っててね?今持ってくるから』
やよい『はい!』
おばさん『お待たせ。こんなのでいいなら…』スッ
やよい『わー!いっぱいですね!これ、もらってもいいんですか?』
おばさん『あんたかわいいからね。いくらでも持っていっていいよ』
ディレクター『ちなみに、どうして捨てるんですか?』
おばさん『葉が虫に食われちゃってて商品にならないのよ。こことか。ほら』
ディレ『自分の家で飲んだり、他の人にあげるとかは…?』
おばさん『ウチで飲むけど、こんなにもいらないからね。ほとんど捨てちゃうよ』
やよい『う~…』ドキドキ
ディレ『セーフです』
やよい『!』パァァ
やよい『やりましたー!お茶をもらえました!うっうー!』ピョンピョン
テレテレッテレ テレテレッテレ♪ テーテテテッ♪
【おばさんが育てた [捨てちゃう]茶葉】
おばさん『何かに使えるのかねぇ?』
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響「かわいいぞ」
貴音「かわいいですね」
やよい『えへへ。0円食堂のこと、わかってきたかなー、って』
コツをつかんだやよいちゃん。この調子で次も食材ゲットなるか…?
やよい『次はラーメンです!貴音さんがラーメン大好きなんですよー』
765プロアイドル・四条貴音ちゃん。ミステリアスな雰囲気で見る者を魅了する。ラーメンへの探求心はTOKIOと同等、あるいは…?
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響「いいなぁ、紹介してもらえて羨ましいぞ」
貴音「少し照れますね」ポッ
と、そうこうしているうちに、製麺場へ到着───
やよい『うー、大きい建物ですー…』
やよい『あっ、あそこにいるのはお店の人かも…。行ってみます!』
やよい『こんにちはー!』ニコ
おじさん『ん?テレビ?』
やよい『はい!てつわんだっしゅっていう番組で…』
おじさん『アポ取った?』
やよい『あぽ…?』
おじさん『アポなしか…。困るんだよな、こっちにも都合があるんだから』
やよい『うぅ…。ご、ごめんなさい…』
おじさん『そもそも、急に訪ねて来るなんてどうなんだい?礼儀がなってないじゃ…』
やよい『……うぅ』グスッ
おじさん『』
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響「貴音ぇ…やよいがぁ……!」ポロポロ
貴音「番組とはいえ、何をしていい訳ではありませんからね。厳しいかもしれませんが、やよいには良い経験になったでしょう…」
おじさん『ご、ごめんな?ちょっと言い過ぎたよ…』
やよい『……』フルフル
おじさん『ど、どんな用事でここに来たんだい?』
やよい『…ラーメン……です…』ヒッグ
おじさん『ラーメン?』
──(やよいちゃんに代わってスタッフが) 本題へ──
おじさん『廃棄するものね…。ちょっと待っててな』
おじさん『お待たせ。ほら、これならどうだ?』
やよい『わぁ…』
おじさん『機械に挟まってた麺の切れ端だよ。さっきまで仕事してたから』
ディレ『従業員の皆さんで食べたりは…?』
おじさん『これ食べるくらいなら、もっといいもの食べるよ』
やよい『これ……』
ディレ『セーフです』
やよい『おじさん…これ、もらっていいですか…?』オソルオソル
おじさん『あぁ。さっきはごめんな。アイドルとかよく分からないけど、頑張ってな』
やよい『!』パァァ
やよい『は、はいっ!ありがとうございます!』ニコッ
テレテレッテレ テレテレッテレ♪ テーテテテッ♪
【製麺場の機械に挟まっていた [捨てちゃう]麺の切れ端】
やよい『えへへ、さっきのおじさんと握手してきました!』
色々あったけど、凹んではいられない!見かけはかわいいけれど、実は芯の強いやよいちゃんだ!
休む間もなく、もやし栽培をされてるお宅へ到着───
やよい『あっ、私のおうちに似てるかもー。こんにちはー!』
?『はーい』ガラッ
やよい『あの、てつわんだっしゅっていう番組で来たんですけど…』
──!?──
?『ほんまに!?あの鉄腕DASH!?』
やよい『はい!…あっ、私、TOKIOさんの代わりに来た、高槻やよいです!』ペコリ
?『お~、まだ小さいのにしっかりしとるなぁ。いくつなん?』
やよい『14歳です!』
?『ほ~、若いなぁ。僕なんか今年で45やで』
やよい『45歳ですかー?お父さんと同じくらいですー!』
?『痛いトコつくなぁ、やよいちゃん…』ハハハ
?『立ち話もなんやし、上がって上がって』
やよい『はいっ!おじゃましまーす』ペコリ
家の中へ───
やよい『おじさん一人で住んでるんですか?』
?『せや。最近なぁ、僕の長年の仲間が結婚してな。僕も結婚したいと思ってるんやけど…やることあってなぁ』
やよい『おじさんなら大丈夫ですよ!お父さんみたいで好きです!』ニコニコ
?『お父さんか~。やよいちゃんくらいのコからすれば、僕もそれくらいの年なんやろなぁ…』
やよい『?』
?『これがウチで育てたもやしや。いっぱい持ってってええから』
やよい『わぁ~、ありがとうございます!』
やよい『あれっ?でも、私まだ何も話してないかなー、って』
?『うっ』
──唐突に 本題へ──
やよい『それに、捨てちゃうものじゃないともらえないんです…』
?『ス、スタッフさんがセーフならええんよ、きっと。せやろ?』チラ
ディレ『これは………セーフです』
やよい『えっ』
テレテレッテレ テレテレッテレ♪ テーテテテッ♪
【開拓おじさんがくれた [捨てちゃう?]もやし】
やよい『よくわからないけど、もやしを貰えました!うっうー!』
?『おいしい料理作ってな~』
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響「すごい親切なおじさんだね!」
貴音「まるで親子の様…真、微笑ましいですね」フフッ
~♪
こうして、○○県で集めた捨てちゃうところ色々───
やよい『うっうー!頑張って作りますよー』
やよい『まずは麺を茹でます!』
【工場の機械に挟まっていた [捨てちゃう]麺の切れ端】
やよい『わぁ~見てください!少し小さいですけど、お店のものと変わりませんよ!』
そして、麺を茹でている間に…
やよい『じゃーん!もやしです!』
【開拓おじさんがくれた [捨てちゃう?]もやし】
やよい『これをフライパンで軽く炒めて、特製ソースで味付けしまーす!』
今日は特別にやよいちゃんお手製のソースで味付け
やよい『次は…これですね…』ゴクリ
やよい『実は私、こういうの食べるの初めてなんです…どうやって料理したらいいんだろう?』
これは……?
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某高級料理店───
スタッフ『こんにちはー!』
店主『いらっしゃいませ…ってお嬢さ……!?』
スタッフ『しーっ!こ、こちらのお店に捨てる食材があれば譲って頂きたいんですけど…?』
店主『しょ、少々お待ち下さい』タタタ
店主『こちらです。今日で期限が切れてしまう物になります。お客様にも出せませんし、私どもで食べるようなこともありませんので廃棄いたします』
スタッフ『それじゃあ…これ、頂いてもよろしいでしょうか?』
店主『か、構いませんが…』
スタッフ『にひひっ♪食材ゲットしましたー!』
テレテレッテレ テレテレッテレ♪ テーテテテッ♪
【今日で期限が切れてしまう [捨てちゃう]世界三大珍味(トリュフ・キャビア・フォアグラ)】
やよいちゃんとは別に食材探しをしていたスタッフ・釘宮。大手柄!
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響「このスタッフさん、なんか猫被ってそうだな」
貴音「この方も、どこかで見たことあるような気がします…」
やよい『私だってやればできるもん…!が、がんばります!』トントン
未知の食材に悪戦苦闘しながらも、料理を続けるやよいちゃん。そして…
やよい『あっ、麺が茹で上がりました!どんぶりに醤油を少し入れて、麺を…』パシャッ
やよい『ここにさっき炒めたもやしと、スタッフさんが持ってきてくれた食材を載せて…』スッ
やよい『えへへ、隠し味はこれです!』
【おばさんが育てた [捨てちゃう]茶葉】
やよい『これをちょっとだけ入れて…』パラパラ
やよい『うっうー!できました!0円ラーメンの完成ですー!』
~0円醤油ラーメン もやしと世界三大珍味を添えて~
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響「すっごく味が気になるぞ…!」
貴音「じゅるるん」
やよい『お待たせしましたー!』
~0円食材をくださった皆さん~
おばさん『こんばんはー』
おじさん『どうも』
?『お~、えぇ感じやなぁ』
やよい『それじゃあ、みんなでいっしょに…』
『『いただきまーす!』』
やよい『わぁ…!このラーメンおいしいですね!』
やよい『おじさんからもらった麺で作ったんですよー』
おじさん『ほお、おいしくなるもんだねぇ』ズルズル
おばさん『ほんのりお茶の香りもするような…』
やよい『そうなんですー!隠し味におばさんのお茶を少し入れました!』
やよい『あとでお茶も出します!楽しみにしててくださいね!』
やよい『ちんみ…?は、ちょっとよくわからないかも…えへへ』
ノヘ,_
,へ_ _, ,-==し/:. 入
ノ"ミメ/".::::::::::::::::. ゙ヮ-‐ミ
// ̄ソ .::::::::::: lヾlヽ::ヽ:::::zU
|.:./:7(.:::::|:::|ヽ」lLH:_::::i::::: ゙l いぇい!
ノ:::|:::l{::.|」ム‐ ゛ ,,-、|::|:|:::: ノ 道端に生えてる草は食べられる草です!
,ゝ:冫 |:ハ、 <´ノ /ソ:::丿
ヽ(_ lt|゙'ゝ┬ イ (τ" ホント 貧乏は地獄です! うっう~~はいたーっち!!!
r⌒ヘ__>ト、
|: ヾ ゞ\ノヽ: __ . ri ri
彳 ゝMarl| r‐ヽ_|_⊂////;`ゞ--―─-r| | / |
ゞ \ | [,|゙゙''―ll_l,,l,|,iノ二二二二│`""""""""""""|二;;二二;;二二二i≡二三三l
/\ ゞ| | _|_ _High To
?『お~、もやしの味付けもええなぁ。何使ったん?』
やよい『もやしは特製ソースで炒めました!私、もやしがとーっても好きでいつもこれをつけているんです!』
?『せやなぁ、僕も好きやね。もやしにはたくさん栄養がある「もんやし」なぁ』ハハハ
やよい『はいっ!』
シーン
?『…今度、僕にも特製ソースの作り方教えてもらえる?』
やよい『いいですよー』ニコッ
協力 765プロ
製作著作 日テレ
~♪
次週、DASH島スペシャル!
松岡と島にいるのは、「あの」765プロアイドル…!?
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響「さ、まな板洗わないとな」
お わ り
一番最後をやりたかっただけかもしれません。
ありがとうございました。
乙
リーダー何やってんの
乙
釘宮さんのさりげないサポートマジ最高!
http://mup.vip2ch.com/up/vipper46076.jpg
このTOKIOによる千早さんイジメを貼れと言われた気がしたの
お嬢が最初は雪歩かと…そしてリーダーにはるるん…リーダーはまあいいとしてはるるんはリボン変えてるのか?いや、本体外してないと気づかれるはずだし…
http://mup.vip2ch.com/up/vipper46077.jpg
ついでにもう一つまな板画z(グシャ)
このSSまとめへのコメント
鉄腕dashは俺も毎週見てるけど、その雰囲気が良く出てる。この作品の場合主役はあくまで0円食堂。書き方から見てそこは良くわかっていると思う。
大体こういう話だと、番組を事務所で皆で見るというパターンが多いが、響の家でoaを見る形になっていて自然な感じ。
笑い所も随所にあり、2レス目の小鳥のセリフをうまく伏線として使ってリーダーの登場に繋げてるし、4レス目の響が読者側のツッコミを代弁してくれているのもいい。
特にリーダーが良く書けている。実際のリーダーそのままだし、最後の親父ギャグが滑ってる所もgood。
ほのぼのジャンルとしてこのままでも十分だが改善ポイントもある。
今回は春香ではなく『あざとい春香』を使っている所に注目。
ここでキャラの動きを考えて見よう。
果たしてこの春香がこのシーンだけで満足するだろうか?
あざとい春香ならもっとテレビに出たいはず。
そこで10、16レス目の中にリボンが画面に見切れて写っている描写をする、レスの端の方に∞を書くなどする。21レス目で
………∞ ピョコピョコ
やよい「また……。すいません、ちょっと待っててもらえますか」テテテ
やよい「春香さん、いい加減にしてほしいかなーって」
響「…………………………」
貴音「………………………」
とすると春香のあざとさも強調でき、見せ場と笑い所の場面も増える。やよいの毒もちょっと出せるし。
こういう作品は一定の需要はあると思うのであと何本かシリーズ物として書いてもいいと思う。ほのぼの出来るし。
ただ、こういう作品を書いても書き方は上手くなるけど筆力はあまり上がらない。
俺としてはやっぱり作者ならではのオリジナリティーが欲しい。
これがあると作者の個性がしっかり出る。まあこの部分はセンス次第だな。
それにしても、五郎丸カッケー。