小さな村の知れない事件(8)
男「はよう」ふぁあ
女「おはよう」
てこてこ(二人が歩く音)
男「平和だな~」
女「それが一番だよ」
男「平和すぎてつまんないんだよ。いっそ何か起きないかねぇ。」
書きだめはないです
投下遅いです
ぐだぐだです
それでもよろしければご覧ください
男ルート
先生「はいここテストにでるからきいとけー。」
はぁ・・・。暇だ。
授業はつまらないし親はうるさいしクラスも静かだし。
先生「まずこの村の元となる三つの[集落]という存在は外からはよく[お家]という存在に勘違いされているが[集落]と[お家]は似て非なるものだ。」
女「・・・。」
偉いなぁ、女。まじめに黙々とノートとってるよ。俺はああはなれないな。
先生「[お家]は一つの家から成り立っている。つまりその一族のみが[お家]の者として存在している。いわば他人の問題だ。だがこの村にある[集落]はその一族のみの問題ではなくなり、[集落]に属するすべての者が[集落]の責任を負うことになる」
あぁ・・・ねみぃ
先生「早い話が連帯責任だ。[お家]はその一族だけの問題だから自分があまり[お家]に近くなければまず責任を負わなくていい。だが[集落]というものは皆という存在で成っている。だからなにか問題が起きれば皆が責任を負うことになる。逆をいえば[集落]には長がいるが絶対的権限を持つ者が存在しない。つまり年や身分関係なく平等にいられるということだ。[集落]の長という者はその場を収め皆を統率するだけの存在で[お家]のような絶対的権限は存在しない。つまり皆の意見や要望により[集落]は成り立っている訳だ。」
もう・・・む・・り・。
先生「この村の[集落]」
ここはどこだ?
暗い闇がある
ただただそこに広がっている。
誰かの鳴き声が聞こえる。
わめいている。
不思議だ。誰の鳴き声かもわからないのに聞いているだけで・・・胸が苦しい
ふむ、わかるのか。
誰だ?
私はお前にいっていない。お前の心にいった。
何のことだ?
お前は何か起きないかといったな。本当にそれを望んでいるのか?
あぁ。
ふふっ。そうか。
哀れだな、なにも知らないという事は。
覚めるがいい。いづれ私の言葉の意味もわかるだろう。
おい待てどういう事だ
おい・・・
女「男ー。ご飯の時間だよ。起きてー。起きてー。」
男「・・・」むくっ
男「」ポケー
女「男ー。起きてるの?おーい男ー。」
男「 俺は 何をみていた?」
女「んもぅ。そんなことしらないよっ。ほら、早くみんなの所いこう!」
男「 オゥ 」
ガタガタ(机を移動させる音)
女「やはぁ。みんな遅れてごめん。なにせ男がさぁ・・・。」
「あぁ、気にしなくていいよ。いつもそうじゃん」
「フヒヒ・・・女タン今日もカワユス・・・。動く生足・・・フヒヒヒヒヒ」
「ほれ早く一緒に飯くおうぜ!」スルー
女タン「う、うん。そだね!」スルー
ガヤガヤワイワイ
男「モグモグ」ポケー
「でさーんでこいつが突然「貧乳は正義」とかいってさ」
「フヒヒヒ・・・我輩何も間違ってはいない」
女「そんな訳ないよー!それは私に対する挑戦状!?」
アッハッハッ
男「・・・もう俺は必要ないな」
ガタッ。スタスタ
まるで昔のアイツが嘘みたいだった。あの大泣き虫で甘えん坊でひとりぼっちだったアイツが嘘みたいだ。
おれは根暗な性格のせいであまり構われない。それとは正反対に女はどんどんクラスにとけ込んでいっている。
なんだ、このやるせない感は。
なんでか女が遠くにいっている。そんな感じがした。
男「・・・中庭で食うか」
中庭は微妙に狭い。だが草木が生い茂っていて日光があたって気持ちいい、俺の好きな場所だ。
男「ん・・・?」
小学生がいた。あり得ない。なぜ小学生が制服をきて中学校にいる?あれか。なんか段飛ばしで入学してきたっていうあれか。だがこの学校にはそんな奴いなかったような・・・。
「・・・。」ジッ
うわー。みられてるよ恥ずかしいよどっちかというと俺ロリ専だから興奮しちゃうよお兄さんおそっちゃうよare you ok?
「・・・」ボソッ
ん?なんかいったか今?
「・・・no」
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