男「奴隷になって一か月か……」(627)

■ 前スレ名 男「俺も今日から奴隷か…」
■ URL 男「俺も今日から奴隷か…」 - SSまとめ速報
(ttp://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1352536865/) まとめはぐぐれ

男「大変だなぁ……奴隷というのは。朝から晩まで仕事仕事仕事」

女奴隷「本当です……でも、ご主人様の命令なら……なんでもうれしいです」

……ここまでの粗筋。

男は奴隷になった。とある貴族の家に金で買われた奴隷。
一度、男は自分の隠れ資産で奴隷脱却したが
何故かまた奴隷に戻ってしまう。

それから奴隷を脱却する為副業を始めるが
ある日、貴族たちのパーティの裏小屋で待機していたら、そこは
コロシアム参加の奴隷たちを閉じ込める小屋だった。
もともとは参加するつもりではなかった、男と女であったが
女の手違いでコロシアム参加の方の部屋へと閉じ込められたのであった。

コロシアムに参加せざるを得なくなった男は
その戦う相手は女奴隷であった。殺したくないが、殺さなかったら両社殺される状況。
男は女に借金をし、その奴隷を買収することにより、その場の危機を回避した。

現在男は、奴隷一人と借金を抱えているというところで前回のお話は終わり。


……粗筋終わり


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1364481667

女「さぁて、あの奴隷はどこに行ったのかしらぁ……」

男「な、なんだ……そのムチは」

女「そりゃあんたを躾するためでしょうに。さぁ来なさい。命令よ」

男「命令なら仕方がない。上司の言い分が絶対だからな。日本よこれがブラック企業だ」

女「何言ってるのよ! ブラック企業でもないし、あんたは奴隷。社畜でもない!」

男「でも社蓄は奴隷だって2ちゃんで」

女「2ちゃんじゃない! バカなの? 死ぬの?」


男「で、なんだ、そのムチで何が躾できるわけ? それでたたけばワンとでも言うと思うの?」

女「そうねぇ、このムチで叩かれるのと、私にあまぁいキスされるの、どっちがいい?」

男「うーん……うーん、うーーーーん……」

女「真剣に悩むなぁ!! 普通後者でしょ!! 失礼ってレベルじゃねぇ……」

男「さて、もう12時か。外回りの掃除いってきまぁす!」

女「待ちなさい! 勝手に仕事始めるなぁ! 営業行ってくるっぽく言わない!!」

……

男「あぁ、ここの噴水の岩の滑りがひどいなぁ。デッキブラシの発注しておかないと」

女奴隷「ご主人様」

男「あぁ、女奴隷ちゃん。内回りの掃除終わった?」

女奴隷「申し訳ございませんご主人様……まだです……なんなりと罰を」

男「いやぁ、罰はしないよ。俺はブラック企業みたいなペナルティ制度採用してないから」

女奴隷「で……でも……」

男「自分のペースでやっていっていいよ。その分のロスは俺が埋めるから。それが上司ってものさ」

女奴隷「はぅ……」

男「……もしかして、罰してほしいの?」

女奴隷「…」コクン


女「な~に~イチャついているのかしらぁ?」

男「イチャついてないっすよ! 先輩」

女「だからあんた、奴隷と主人の関係を一つの企業で変換するのはやめなさい! ここは企業じゃないの」

男「なるほど、株式ではないんだな」

女「それにあんたとは雇用契約書じゃなくて、奴隷関係で結んでいるの? わかる?」

男「すいやせん」

女「わかったなら、ほら、こっちに来なさい」

男「はい。で何を?」

女「罰よ、ほら」

男「これもパワハラパワハラ……」ブツブツ

女「だから企業に変換するなぁぁぁぁ!」

……

男「結局口説教で終わった」

女「ふんっ、次文句言ったら、ネットの契約解除してやる」

男「それだけはやめて!」

女奴隷「あの……今日はおしごとおわりですか?」

男「ああ。掃除は効率化を意識して、掃除を行う場所をローテーション化したからな」

女奴隷「へ…へぇ」

男「最近はエクセルで管理し始めて、行う作業をスケジュール化している。また指示書飛ばすから確認して」

女奴隷「そ……それは?」

男「あぁ、これは女母から頼んでサーバーを置いたんだ。ここからネット経由でどこでも現状の在庫管理が出来る。
  そこからこの屋敷のスタッフ全員に指示や在庫、財形すべて一括管理出来るようにプログラム組んでいるんだ」

女奴隷「?? ??」

男「わかんないよね。まぁ気にしないでいいよ。後々、タブレット端末届くから、それからわかりやすく説明するし」

女奴隷「は……はい」

男「奴隷って、やることやっちゃったら結構暇だから、今のうちに環境整えておかないと、後々の奴隷も大変じゃん」

女奴隷「そ……そうですか?」

男「うん。もし俺が奴隷じゃなくなったとき、新しく来た奴隷がこの家のシステムの不便さを……


男のよくわからない運営方針は深夜まで続く…………

翌日……


女「今日は来客が来るから、何もしないで!」

男「はぁ? でも掃除しないと」

女「だーかーらー。来客来てるのに、奴隷がせっせと掃除しているさまを見せたら失礼でしょ!」

男「あぁぁ…ローテーション狂うじゃねぇか!」

女「うっさい。そこの小屋から今日は出るな!! いい?」

男「ったく……翌日の業務が重くなるじゃねぇか」

女「こいつほんとうにどれいなのかしら……」

……小屋

男「マジか、外回りの清掃出れないのはキツイなぁ」

女奴隷「はい……どうしましょう」

男「まぁいいや、明日フォローしようか。せっかくだしゆっくりしようか」

女奴隷「はい」

……大部屋

女友「こんにちわ…」

女「えぇ、ゆっくりしていって」

女友「えっと、勉強……しにきたんだよね?」

女「そうよねww そうだった。期末試験近いし一緒に勉強するんだったわ」

女友「えっと数学よね……」ペラペラ

女「数学苦手なのよねぇ~」

女友「これ……」

女「ありがと」

……一方小屋

男「暇じゃねぇぇぇぇぇぇか!!」

女奴隷「えっと…」アセアセ

男「ここの小屋無線LANが届かないんだよ! 糞、中継ルーター買いたいけどカネがない」

女奴隷「でもここから出ちゃダメって……」

男「くそっ、電波探してくる!!」

女奴隷「あっ…あれれ…」

……

男(屋外は電波飛ばないのはキツイなぁ。業務用の無線LANルーター買わないと)

女母「あら、男君どうしたのかしら?」

男「あ、はい。探しているんです無線LAN」

女母「あぁ~コンピューターのことはわからないわぁ」

男「屋内入っていいっすかねぇ? 女には入るなと言われてるんですが(そもそも出るなと)」

女母「いいわよぉ、でも客人がいるから、その格好は少しダメかしら?」

男「あぁ、さすがにラフすぎますね」

女母「執事のスーツ、余ってるから着ていいわよぉ、前の執事辞めてしまってクリーニングしたままなの」

男「あざーっす!」

女母「うん。似合っているわ。ちょうどぴったしじゃないかしら」

男「イエス! じゃあ無線LAN探してきます」

女母「いってらっしゃい」

……

男「うーん、ここもアンテナ1本かぁ」

……大部屋

女「もう無理……」バタンキュ

女友「がんばって…ほら」

女「ちょっと休憩しない? ほら、お菓子」

女友「そうやって脱線……まぁいいけど」

ガチャ

男「おぉ、ここならアンテナ3本…あ」

女「……!」
女友「……??」

男「御用ならなんなりt…ぎゃあああ」

女「ちょっとこっちきなさい」ギギギ

男「いてててててて、耳つかむな!!」

女友「……?」

……

男「女母は入っていいと」

女「あんたは女母の奴隷かっ! よりにもよって女友の前にまで現れるなんて!! さいって」

男「でもほら、執事服で誤魔化してるじゃん、奴隷には見えないって!」

女「そういう話じゃない!! ったくあんた……主人の言いつけも守れないの?」

男「縛られると解きたくなる。それが俺の流儀」

女「あんた、本当に奴隷市場に売っぱらうよ?」

男「すんませんまじすんません」

女「それにあの娘は男の人苦手なの、だからより現れて欲しくなかったの? わかる?」

男「それならそうと言ってくれ…」

女「言えるかぁ! てか出てくんな! 今頃あの娘怯えてるよ? トラウマモノでしょうね」

男「分かった! 謝ってくるう!!」

女「こらぁぁぁまてぇぇぇぇぇ!!」


……

……大部屋

ガラッ

男「すみませんでしたッ 突然現れて」

女友「えぇぇ…!?」

男「今も、突然現れて申し訳ございません、これつまらないものですが…」(赤福餅)

女友「…・??」(思考が追いつかない模様)

男「今後共、女と仲良くしてあげてください。俺のことが嫌いになっても女のことは嫌いにならないでください」

女「あのさぁ……」

男「謝りました!」

女友「……」プルプル

女「余計怖がらせとるやないかっ!」

男「あれ……熱意で謝れば…大丈夫と…」

女「ごめん、女友……こいつ屑だから……うん奴隷市場に売っぱらうから、もう大丈夫」

男「売るのは辞めてっ!」

女「それにこいつ奴隷だし、ほら……殴っても大丈夫なの」ドカッ

男「いてぇ! なにすんd…ギャウッ」

女友「だ…だいじょうぶ……おとこの人……初めて見たから…びっくりして」

女「あんたみたいな男のせいで、男の印象最悪になったじゃない!!」

男「そんなこと言われましても…」

女友「……女の奴隷なの?」

男「はい。借金まみれになってしまい、女に買収されました」

女友「でも、執事服を着てる」

男「あ、これは…一応、嗜みということで」

女「こいつ意味分からないの。奴隷の分際でインフラ整えたり、Amazon使ったり」

男「そりゃ社畜もネットや買い物ぐらいするって」

女「社畜じゃない!! あんたは奴隷!!」

男「そういう訳です、今となっては借金返済の為、このお嬢様にお仕えしております」

女「借金じゃないし、買収、あんたは一生私の奴隷なの」

男「えっ、時給出ないの!?」

女「奴隷ってのは仕事じゃないの、わかってんの?」

男「仕事じゃなかったら俺は何をしているんだ…」

女「もう話にならない……小屋に戻って」

男「はい。じゃあ女友ちゃんごゆっくりね」

女「馴れ馴れしいぞ、はようもどれ」

女友「面白い人ですね……」

女「マジでいってんの?」

女友「奴隷なんだぁ……」

女「貴族の嗜みってことらしいけど、とんだ核地雷よあれ」

女友「でもたのしそう……」

女「楽しくないわよ、あんなのいたって」

……

女「じゃあね、また学校で」

女友「長期休暇もここまでだね……しかもすぐに期末試験」

女「だねぇ、じゃあ」

女友「うん」


……

女「さて、男に多大なる罰を」

男「まぁ覚悟はしてました」

女「さーて、このムチどれぐらい痛いのかしら」

男「直はやめろよ? わかってんな?」

女「まず、言いつけを守ればご褒美をあげます」

男「いいつけ? そのムチでたたくことかい?」

女「まず、タメ語を使わないこと。奴隷と主人の関係でそれは無いわよね?」

男「でも同い年でしょ?」

女「もう一つ……奴隷として絶望した人生を歩みなさい。あなたに文化的自由はないの」

男「でも国民は最低限文化的な生活が義務付け…」

女「国民? あなたはどれい。さぁ言いなさい、あんたのどれいのままでいいって」

男「サノバビッチ!!」

女「しねぇぇぇぇぇ!!」

男「ギャアアアアアアアアアアア」

……女友のお宅


女友「……奴隷か」

執事「あなたも奴隷を求めますか?」

女友「いいえ。わたしは……奴隷はいらない…」


女友「もっと、輝くものを……側に」




【続く】

また明日にも再開します。
SS速報はゆっくり投稿できていいですねぇ

男「さて、今日も楽しくお仕事だ!」

奴隷女「おぉー」

男「とは言うものの、楽しくないよね…掃除って」

奴隷女「私は、ご主人様となら何でも楽しいです」

男「健気だなあ…。とにかく7時までには外回り終わらすぞ」

奴隷女「はい」

男「そういや、奴隷女ちゃんは、何歳だっけ?」

奴隷女「えっと…14歳です…」

男「うわぁぉ…まだ義務教育期間じゃないか…」

奴隷女「そうですね…3ヶ月前までは普通の…中学にかよってました」

男「おっと、それ以上思い出さなくていいよ」

奴隷女「ぁ…はい」

男「安心しろ。これからは、悲しい思い出は俺といる限り作らせないから」ドヤァ

奴隷女「…優しすぎますご主人様、私は奴隷です…もっと罰を」

男「いやいや、奴隷ってのは定義なんてないよ。俺は奴隷だってなんだって大切な人は優しくする」

奴隷女「……はぅ」プシュー







執事(なんだあの一級フラグ建築士)

男「さて、掃除もひと通り終わったし、10分休憩して、内回り掃除に出るか」

奴隷女「はい」


女「ふぁぁぁ…あんたたち、相変わらず指示するまえに終わらせるのね」

男「その格好は、あぁお前高校生だったな。ニートだt…あぎゃああああ」

女「口が減らないわね、この奴隷。長期休暇は終わり。これから学校なの」

男「そっか。ということは…主人のいない…館…自由だぁぁwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

女「くそ、なんか腹立つ……こいつ何するか分からんし……」

男「さて、鬼の居ぬ間に洗濯やで……風呂洗ってこようっと」

女「……仕方ないわ、あんた……あんたも学校に来なさい!!」

男「ガッコ…はぁぁぁぁぁ!??」

女「そうだったわ。うちの学校なら使用人を待機させる部屋があるし、そこで軟禁ね」

男「待てって、俺には俺なりの用事が…」

女「奴隷に用事なんてないわ。いつだって主人優先よ?」

男「まてって、おい…うわああああああ」

奴隷女「あ…いっちゃった…。わたしどうすれば…」

女母「あらぁ、奴隷ちゃんどうしたの? 男君は?」

奴隷女「ご主人様の主人様に連れられて行きました」

女母「あらら……どうしようかしら」

奴隷女「ぁぅ……」

女母「そういえば奴隷女ちゃんは学校は行かなくていいの?」

奴隷女「奴隷ですから……学校は行ってはダメなのです」

女母「そうかしらねぇ~わたしも奴隷だったけどパパに会ってからは学校行ってたわね」

奴隷女「そうなんですか…」

女母「行きたい? 学校」

奴隷女「ダメです…行っちゃ」

女母「うんうん。答えが違うよ。行きたいという質問。それには、はいかいいえしかないよ」

奴隷女「行きたいです」

女母「じゃあ行こっか」

奴隷女「えっ?」

……お嬢様学校

男「うへぇぇぇ、日本にこんな馬鹿でかい学校があったなんて」

女「ふん、これも財閥や世界の要人が集まる超特急学校なんだから」

男「あの噴水だけで、俺の地元の学校の体育館が埋まるな」

女「さっさと付いて来なさい」

男「あのさ、手錠外してくれよ。犯罪者みたいだ」

女「奴隷よ。外したら逃げるでしょ」

男「逃げねぇよ! 待てよ、奴隷つったって、犯罪者みたいに映るのは嫌だ」

女「はい、じゃあ布かぶしてあげる」

男「意味ねぇぇぇぇぇ…何プライバシーに配慮しました的なあれ」

女「うっさいわね、早く行くわよ」

男「くそったれめ。俺のプライドがズタズタだ」

……使用人室

女「ちなみにこの手錠外さないから」

男「おい待てって、おいちょマテヨ!」

女「待たない。じゃぁね~^^」

男「オォ…ジーザス」

男「テレビねぇのかよこの部屋。シンプルだな」

男「漫画もね~し誰もいねーし」

男「仕方ねぇ外でも眺めるか……」

……窓の外

奴隷女「あの…制服まで……ここから…どこへ行けば…?」

女母「えぇ、あの中等部館に行けばいいのよ。そこで職員室に行ってこれを渡しなさい」

奴隷女「あ、あの…なんでここまでしてくれるんですか?」

女母「ふふっ、いつかわかる日が来るわよ。はいいってらっしゃい」

奴隷女「は、はい…」テテテ

……使用人室

男(見間違いだと思うが……奴隷女が制服を着て、どこかへと走り去っていった件について)

【続く】

とりあえず今日はここまでです。
暇あれば更新しますね。

今日はお休み

ageてごめん

男「見間違いなのかな…本当に……とにかく暇だ」

男「どうしょうかな……」


……中等部

奴隷女「み、みなさまよろしくお願いします…」

パチパチ

奴隷女「いまは、男主人様の奴隷です……死ぬまで尽くすつもりです」

ザワザワ

高等部……

女「おはよう」

女友「おはよう」

女「あーあいつ脱走してないか心配になってきた」

女友「あいつ?」

女「男よ、奴隷の。今日から学校だから使用人室に閉じ込めてるの」

女友「(!) そうなんだ…」

女「逃げられないようにしたつもりだけどね。やっぱり不安だわ」

昼ごろ……

男「はらへったあああああああ!!!!」

男「もう12時だぞ……朝も食い損ねたし…昼飯を持ってくる様子も無さそうだし」

男「飯……飯だ、飯がほしい。なんか奴隷の気持ちがわかってきたぞ」

……

女「あーら、男いい様ね」

男「いいところに来た、焼きそばパン買ってきてくれ」

女「奴隷が主人をパシらすな!!」

男「いいじゃん、でさ、いずれにせよ腹減ってんだ。飯くれ」

女「へぇ~それが奴隷が主人様にいう態度かしら」

男「飯」

女「それじゃあんたが主人てか、亭主じゃないの!」

男「ごはんくださいごしゅじんさま」

女「あは☆ 最初からあんたを監禁すればよかったんだわ☆」

男「なんで目が輝いているの?」

女「ご飯欲しいの?」

男「そりゃあな。人間だまだまだ成長期ですし」

女「私の言うこと聞くかしら…?」

男「はーらーーーーーへったんだ!!」

女「流れをぶった切るな! ええい、ここにサンドイッチがあるの」

男「おぉぉぉ!!!」

女「まだあげるとは言っていないわ」

男「なんだくれないのか……じゃあ夕方まで我慢だな」

女「そうでもいいけど……く……口移し……なんてどうかしら?」

男「夕方におもいっきり料理して食べよう」

女「スルーするなぁ! ご…ご主人様が体を張ってご褒美あげようとしているのに」

男「口移しって、お前細菌の行き交い激しい行為、夕方腹壊すぞ?」

女「……したくないんだ、あんたって実はゲ…」

男「ゲイじゃねぇぇぇ!!」

男「ラブコメ主人公ってのはな、ゲイに思われがちなんだが、ちゃんと影で[田島「チ○コ破裂するっ!」]してんだよ」

女「そんなこと言わなくていい!!」

男「絶対リ○とかも影で春○ちゃんとか古手○のおっぱいで抜いてるって絶対」

女「じゃあさあんたは、私のではどうなの?」

男「えっ……そんな思い出ないじゃん」

女「へぇ…私とキスしたのに?」

男「あれは一方的におまえが」

女「魅力無いのかな? 私って主人として…」

男「え、いや…別に魅力がないってわけじゃないと思う」

女「だって、あんた…私がサディズムなことしても無視したり、さ」

男「いや、その」

女「嫌いなんでしょう? 私のこと」

男(まずいこのまま好感度が下がり続けたらガチ売り飛ばされる!!!)

女「だったらも…
男「おらぁぁぁ」

ブチュウ

女「!!!!???」

男「奴隷は腹減ってんだ、ご主人様、この汚い奴隷に飯を流しこんでくれ」

女「……何キスしてんのよぉぉ!!」ドカッ

男「いてぇぇぇぇ!!?」

女「あんたから……してきたら意味ない……これはお仕置きが必要ね」

男「……来い…!」

女「飯抜き」

男「ギャアアアアアアアア」

……

女友「どこ行ってたの…?」

女「ごめん、ちょっとね」

女友「お昼ごはんは?」

女「まだ食べてないよ、早く行こう!」

女友「(なんか嬉しそう……どうしたんだろう?)」

……翌日

女友「…今日も閉じ込めてるの?」

女「えぇ。いい加減洗脳しないとあいついうこと聞かないから」

女友「ご飯与えないのはかわいそう」

女「人間って朝と夜だけ食べれば大丈夫なのよ。だからいいのよ別に」

女友「……」

男(腹減った……それにしても見間違いじゃなかったのか奴隷女)

男(現役奴隷ながら超名門中学校に入学って……聞いたこと無いぞ)

男(それに引き換えそのご主人様は監禁状態。死にそうだ。昼飯は依然抜き)

男(助けてくれええええええ)


【飯抜きが一番堪えるようだ】

【つづくんだな】

果たしてどうなるのであろうか!? つづきます

男(今日も朝は食べる暇無かったし……空腹でそろそろやばい)

トントン

男「? はぁい」

トントン

男「あのー、両手塞がってるんで開けれないっす」

ガチャ

女友「こ……こんにちわ」

男「!! 君は確か、えーっと…」

女友「女の友達です……えっと、女友と言います」

男「ど…どうしたの急に!?」

男「自己紹介がまだだったね。えっと、男です。女の奴隷っす」

女友「よろしくお願いします…」

男「えと、でどうしたの?」

女友「あ、えっと……その、お腹空いてないかな…と思って」

男「あぁ…お気遣いなく……えっと、大丈夫ですよ」

女友「えっと、本当に大丈夫なんですか?」

男「あぁ大丈夫です大丈夫です」グーキュルキュル

男「……」
女友「……」

男「でもいいっすよ、手が使えないんで自分、不器用なんで」

女友「えっと、それなら食べさせます!!」

男「待って、男の子苦手なんじゃないの!?」

女友「男の人と喋ったことがないだけですから……」

男「でも悪いよ…えっと、そうだ俺は奴隷だし、ね? 」

女友「それなら……私が奴隷なります」

男「へ?」

女友「なら…私が、貴方に食べ物を捧げる理由になると思うのです」

男「話が飛びすぎているよ? ちょっとまってほしい」

女友「そうすれば……えっと、お昼の時間、必ず焼きそばパンを届けれますし」

男「それ奴隷じゃなくてパシリ!!」

男「ありがとう、奴隷とかパシリ関係なく、お昼いただくよ」

女友「そ…そうですか……えっと、それじゃ、おにぎり買ってきたので」

男「あ、ありがとう。でも、今度お礼とかしないといけないね」

女友「いいんですよ、今は、お腹だけ満たしていただければ……はい」

男「えっと…もぐ……うめぇぇぇ!??」

女友「そうですか。一応ここの売店は市場最高級のお米と、厳選塩とは聞いてましたが」

男(さすが……名門女子校は違うな)

男「ごちそうさまでした」

女友「お粗末さまでした。このことは内緒…ね」

男「えっと、そうだね。またそのうちお礼するよ」

女友「それでは…」

パタン

男「いい子だなぁ。天使みたいだ」

男「腹も満たされたし、ちょっと寝るか」

女「起きなさいよ…」

男「ふんが…? もう朝か」

女「ふざけてんの? さっさと帰るわよ、付いて来なさい」

男「それにしても退屈ってレベルじゃねぇぞ、せめて本ぐらい持ち込んでもいいよね」

女「奴隷に人権は無いの」

男「そこをなんとか!」

女「そういえばさ…あんた、口元のご飯粒何かしら?」

男「(!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)」

男「あーこれは天井から降ってきたんだ。多分妖怪のしわざだろう」

女「そっかー妖怪なら仕方無い…ってそんなわけないでしょう!?」

男「そういうことでいいじゃん」

女「良くないわ。大体あんた、手を縛られててさ……食べ物を口に運ぶことも不可のはず」

男「…世の中広いんだぜ。他にも色々方法ってあるさ」

女「誰かに食べさせて貰った…」

男「ギクッ」

女「あれ…? どうしたのかなぁ目が泳いでいるよ?」

男「まぁ、世の中デリバリーというものがございまして」

女「届けはあっても、食べさせてくれるってことは無いよね」

男「そうだね、じゃあデリヘルだったらしてくれるんじゃ…ギャアアア」

女「ねぇ、まじめに答えて? 誰に持ってきてもらったの?」

男(奴隷女と言いたい所だが、実際は違う。女友となると面倒なことになりそうだ)

女「ねぇ?」

女友「私です…ごめんね」

男「あっ」

女「!!」

女友「ご飯食べてないっていってたし、かわいそうだったから…」

女「女友だったのね……そっか……男、嘘はよくないわよね」

男「えっとね、うん。女友さんに悪いかなぁと思って」

女友「仕方ないよね…私がしたことだし……男君は悪くないよ」

女「まぁ今回は許してあげる。で、ご飯もきちんとあげる」

男「よかったぁぁぁ……」

女友「よかったね…」

女「でも個人的に罰は与えるつもりだからよろしく☆」

男「えぇぇぇぇ!?」

女友「ふふふ…」

……【翌日】

男「ありがたやありがたや」

女「はい、おにぎり。これでいいでしょ奴隷ごとき」

男「それがいいんだ。ありがとう、女! お前はいい嫁になるよ」

女「な、……ふんっ、じゃあね…」

バタン

男「あのー食べさせてくれないと食べれないんだけど」

女友「ふふ、その様子じゃ食べさせてもらってないですね」

男「あ、女友さん。こんにちは」

女友「はい、どうぞ…あ、お手拭きしますね」

男「すみません、わざわざ」

女友「いえいえ……はいどうぞ」

男「モグ…うまひ」

女友「よかったですね」

男(でもなんで女が去った後すぐに来たんだろうか」

屋敷……

男「さて…俺もそろそろ対策を練らないと」

奴隷女「あの…ご主人様」

男「なんだ? どうした」

奴隷女「宿題をして……いいでしょうか」

男「あぁ。むしろ自分からやってくれていいんだぞ」

奴隷女「でも…屋敷の掃除が」

男「あぁ、あんなのもうとっくに終わらしている」

男「これまで掃除の方法を間違えていたからな。今は松居一代方式から松井稼頭央方式を採用した」

奴隷女「??」

男「まぁ気にしないでくれ。さぁ、宿題をするといい」

奴隷女「ありがとうございます…では…」カリカリ

男「(奴隷女も勉強する日が来たか……感慨深いな)」

ピンポーン

男「あ、佐川だ…シャチハタ…どこだったかな」

男「よし……新しく強力な無線LAN親機が届いたぜ」




女「ちょっと!! 何あんたの小屋に勝手にインターホン設置してんのよ!!」

男「おぉ、そのほうが便利だろ。ちゃんと部屋も割り振っているしそっちの玄関に来ないから安心」

女「いや、おかしい。敷地内に普通に佐川が入ってきたらおかしいでしょう」

男「さて、ちょっとネット配線してくるわ」

女「待ちなさい!!」

奴隷女「…」カリカリ

男「…あっ、LANケーブルが届かないッ!!」

男「仕方ねぇな…まだエディオーネ開いてたかな…ちょっと買ってこよう」

……敷地外

男「あーさぶ…もう少し着こめばよかった」


おっさん「お、おいお前この間のコロシアムの」

男「あーあんたは!!」

おっさん「よく無事だったなあれから……なんだっけ? 奴隷買収だっけ?」

男「あぁ。あの時はそうするしか無かったし。今では立派に奴隷してますよ」

おっさん「そうか。あぁ、そうだ……今ムカデ捕まえた、食うか?」

男「いらねぇよ!! てか本当に狩猟してたんだな」

おっさん「あぁ。建物には立派な壁があるが、そんなの10秒で乗り越えれるしな」

男「それにすごい傷だな」

おっさん「これはコロシアムの戦歴の傷だ。主人は鬼畜でな、俺を毎度とコロシアムに出しやがる」

男「ヒェー」

おっさん「でもこの様子ならお前の館と近そうだな。まぁ近所のよしみってことで仲良うしようや」

男「まぁ…そうだね。あ、おっさんスマホ持ってる?」

おっさん「持ってるわけねぇだろ!!」

男「LINEの番号ぐらい交換しようと思ったんだが」

おっさん「ふざけんなww お前みたいなハイブリッドな奴隷日本中探してもいないわ」

??「どこへ逃げているの? おっさん」

男「? 誰だ」

嬢「…探しましたわ。戻りなさい、さもなければ[ピーーー]わよ」

おっさん「あちゃ…見つかっちまったか。仕方ねぇ戻るか。じゃあな男」

嬢「貴方は、確か……名家の奴隷でしたわね」

男「あぁ、そうだねプロテインだね」

嬢「そこに座りなさい」

男「? あ、はい」

バシーーーーーン

男「いってえええええええ!!!!???」

嬢「あら、奴隷の分際が何を痛がっているのかしら」

男「まてって、そのムチ殺傷能力ある…」

バシーーーン


男「アオッ!!!!!!!!(トム級の叫び声)」

嬢「ふふ……もっと痛がりなさい」

男「見て、血? わかる? これ暴行罪だよ? 警察呼ぶよ」

嬢「奴隷が何を言っているのかしら、人権も無ければ、口答えする権利もないの」

男「てめぇは俺の奴隷じゃないだろ…っ…それでも…人間か」

嬢「奴隷は、人間じゃないの、虫以下なのよね」

バシーン

男「待て……くっ……」バタン

嬢「いくわよ」

おっさん「あ…あぁ。」

男「な……なんだったんだ…さっきの女は…傷が…くそっ」

男「とりあえず……帰ろう……あっ……エディオーナ寄らな…」

エディオーナ

男「こ……これをくれ……」

店員「!!? あ、はい…15mでよろしいでしょうか?」

男「あ……あぁ」

店員「あの……救急車呼んだほうが…」

男「大丈夫だ……それより閉店時間だろ……早くした方がいい」

店員「は、はぁ」

男「待て…安心保証カードがある」

……館

男「ぐはっ……」

奴隷女「どどどど……どうしました!! ご主人様」

男「あぁ、奴隷の辛さってのを身に味わってきたよ」

奴隷女「今、救急車呼んできますね」

男「いや、いい…これぐらいなら消毒して休めば治る……女に貸しは作りたくない」

奴隷女「はぅ……」

男「いいから……ワリィ、肩貸してくれ」

男「あぁ……そこから突然おっさんの主人らしき奴にムチで打たれた」

奴隷女「はぅ…」

男「痛いってレベルじゃねぇ、今もキツイ……だがなんとかここまで帰ってこれた」

女「で、誰にやられたって?」

男「しらねぇよ…って、女、いつの間に?」

女「あんたが突然外出て行ったから、しんぱ…じゃなくて、罰与えるために待機してたの」

男「わりぃな、もう刑は執行済みだ」

女「いいえ、まだ執行されてないわ」

男「女、ぐう畜」

女「それは後よ。大体他の奴隷に手を出すなんて…許せないわ」

男「ああ……突然ムチで叩くのは……ダメだわ」

女「で、あんた怪我は大丈夫なの?」

男「明日になれば立てるさ。今は体力が尽きただけって感じだ」

女「で、特徴とか知らない? そいつにちょっと文句行ってくるわ」

男「手のひらクルッ、金髪ロールのつり目だ」

女「あぁ…あいつね…なるほど…なるほど…フッ」

男「あれ、女の顔が変わった」

女「明日、学校でちょっと付いてきてね」

男「待て、その後ろに控えてある刀はまずいって」

女「ん? これは最悪の事態の時だけよ。ぜーんぜんだいじょうぶ」

男「ちょっと待てって、その金髪ロールに何か因縁あるのかよ」

女「あいつったらね、人のものをすぐに破壊するの…私の大事なおもちゃとかね」

男(幼なじみかよ)

女「挙げ句の果てには人の奴隷まで……これは教育が必要だわ」

男「教育で刀はいらないと思う」

休憩します それにしても過疎ってるのは仕様か

想像以上に人がいてよかった。んじゃぼちぼち再開します

翌日……

男「なぁ、その女ってドSなの?」

女「まぁ勢いだけはあるって感じ。S寄だけど、ねじ伏せればこっちのものよ」

男「ありゃま」

女「とりあえず、付いてきなさい」

教室……

ナニアノオトコ… オンナノカレシ?

女「嬢、いるんでしょ?」

嬢「何かしら?」

男「あいつだ、間違いない」

女「嬢、よくも私の奴隷に傷つけたわね」

嬢「あら? 奴隷なんでしょう? 傷つけてなにの問題が?」

女「へぇ~。他人の所有物を傷つけるのは立派な器物破損よ?」

男(結局オレはものかよ)

嬢「ふふっ、くだらない。で、何かしら? お金を払えばいいのかしら?」

男「おい、本当どうするつもりだよ」

女「謝罪しなさい、そして、二度と逆らわないと誓いなさい」

男「おいおい」

嬢「それは奴隷に投げかける言葉でしょうにね……私を侮辱するつもりかしら」

男「ウェーイト、喧嘩いくない」

女「黙りなさい、奴隷。これはあんたの為じゃないの、」

嬢「名家なのは認めますが、娘は随分と知能遅れみたいね……」

男「なんつーか落ち着け」

嬢「黙りなさい、そこの虫以下……」

女「虫以下なのはそうだけど、あんたに言われる筋合いは無いわ」

嬢「やるっての?」

女「そうね…でもここはちょっと別のやり方があるでしょうね」

嬢「ふふっ、なら奴隷同士で戦わせるのはどうかしら?」

女「そのやり方……流石、コロシアムに奴隷を参加させるだけの考え方ね」

女「でもそれは駄目だわ。奴隷は戦うものじゃないの、こき使うもの」

嬢「うふふ……いいじゃない奴隷の一つや二つ、[ピーーー]ばまた買えばいいもの」

男「待てよ、過労死ってそんな軽視していいものじゃねぇぞ」

嬢「はぁ?」

男「社畜だってさ休日は欲しいぞ? 毎朝6時に出勤して、日付超えて帰宅、それが当たり前でも」

嬢「なにいってんのあなた」

男「買えばいい? 労災下りないから大丈夫? そういう考え方じゃ日本はいつまで経っても救われないぞ!」

嬢「奴隷は社会とは別の存在よ、何を言っているのかしら?」

女(まーたはじまった)

嬢「ええい、そうやって話を脱線させようとしても無駄ですわ」

女「とにかく奴隷との殺し合いとか戦いはやめにしましょう」

嬢「怖いんですの? 逃げるのですね」

女「……チッ、違うわ……奴隷って言ったって…その」

男「でさ、殺り合うにしても誰とすんだよ」

嬢「昨日脱走していたあの男奴隷でいいでしょう。体力はありそうですし」

男「おっさんかよ、負けるじゃねぇか、卑怯だぞ!」

嬢「ふふっ、戦術は優秀な駒を置くことから始まるのよ」

男「とはいえ、3350ルールで片方伝説混ぜてるようなもんだろ」

女「そうね、将棋で言う、歩兵すべて飛車にしているようなものね」

嬢「チッ、じゃあそちらはどういうルールで殺り合うつもりなのかしら?」

女「そうね、単純に奴隷の能力テストなんてどうかしら?」

嬢「能力?」

女「そうね、掃除するスピード、クオリティ、判断力。これらを比較するの」

嬢「へぇ……」

女「それなら、こちらも負けない自身があるわ」

男「マジか……でどこ掃除すんの?」

女「ここの学校全体。ちょうど高等部の建物は左右対称。これを制限時間以内に行う」

嬢「そうね、でも汚さまでは左右対称にならないでしょうに」

女「ふふ……そこがテクニックよ? たとえ能力に差があっても、運も交じる」

嬢「あら、そう捉えるのね……殺し合いだと力だけだけど、これであれば運、実力ともに交えると」

女「えぇ」

嬢「いいわ、そのルール載ってあげる。掃除用具はこの学校にある掃除備品から等分」

女「ええ。それでいいわ。で、勝利条件は一般人100人に判断して一番綺麗な方を投票及び集計…(ry

男(企画細かすぎだろう)


……そして

おっさん「よう、お前病み上がりじゃねぇか大丈夫か?」

男「あぁ、一応リポビタンファイン飲んできた」

おっさん「いっとくが手は抜かねぇぞ? 俺も罰があるんだ」

男「俺も、負けねぇ」

嬢「私が勝てば、貴方は絶対屈服よ、いいわね」

女「いいわ。その代わり、私が勝てば」

嬢「私があなたに屈すれば…」

女「いいえ、男に屈服ね……フフフ」

嬢「えっ、あの奴隷に!?」

女「えぇ……逆らわれないの何もかもね」

嬢「ま、負けないから大丈夫だわ……えぇ……」

……スタート!


男「さて、全体のマップは確認した、制限時間は3時間か」

男「まずはガラスワイパー原液を10本のバケツに投入」

男「そこから、出たぜドイツ製の例のあれ! 驚きの吸水力!」

男「まず窓を徹底的に磨くッ!!」


……

おっさん「うおおおおおおおおお!!!!」

おっさん「とにかく全てを吹き切る!!!」

男「くっ、ここは美術部室があるのか…流石だ絵の具の汚れが酷い」

男「ここで必要なのがフランス製の最先端リムーバーがあれば…」

男「あるのかよっ!」

男「ならば、ここは……一気に畳み掛ける!!」

男「うおおおおおおお!!」

……

おっさん「墨? 書道、関係ないね……俺は雑巾さえあれば全て無になる」

おっさん「うおらぁぁぁっぁぁぁぁ!」

男「やばい……傷口が……関係ない……とにかくあとは…床を」

男「くそっ……体力が……まだ…いけるぞ」

男「うぉぉ……うぉぉぉ!」

……

おっさん「うおおおおおおおおおお!!」

おっさん「とらぁぁぁぁ!!」ガッシャーン

おっさん「あ」

……そして


男「」
おっさん「」

嬢「じゃあ集計ね」
女「統計は、東京経○大学准教授監修の上行われます」

准教授「えー統計の結果」

准教授「全体的に綺麗だったのはおっさんでした」

嬢「キマシタワアアアアア」

准教授「ただし、ひとつの部屋にガラスが盛大に割れていた箇所があり」

准教授「そこが大変な減点ポイントとなっています」

嬢「なんですって!??」

准教授「男側は後半の部屋の床は掃除しきれておりませんでしたが」

准教授「汚いと評判だった美術室が綺麗になっていたのが大きい評価点でした」

准教授「投票結果」

嬢「ゴクッ」
女「ゴクッ」

男「」
おっさん「」


准教授「男の投票56で男の勝ち」

女「きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
嬢「」

男「え、……勝ったの?」

おっさん「よくやったな……俺は今日死ぬかもしれんな」

女「よくやったわね! 褒めてあげるわ」ヨシヨシ

男「え え(途中ぶっ倒れて記憶なくなってたのに)」


嬢「ま、待ちなさい」

女「何かしら?」

嬢「勝負にま……負けたとはいえ……本当に?」

女「あら、女に二言は無いわよ?」

男「ん、なんだ?」

嬢「とはいえ……奴隷に……」

女「いいわよ、別に、なんならお父さんに話して、半導体の供給と技術提供の契約破棄してもいいのよ」

嬢「」チーン

嬢「卑怯じゃない!! 仕事の話を混ぜるのは別問題じゃないかしら?」

女「そうね、でも…あなたもあなたなりに卑怯なの、それに録音しているわよ?」

嬢「~~~~~」

女「さぁ、言いなさい、男にね」

嬢「……男」

男「はい?」

嬢「いえ……ご、ご主人様……」

男「ブーーーーッ!!!」

嬢「こ、この私になんなりと命令をッ」ギロリ

男「え?え?え?」

女「wwwwwwwwwwwwwwwwww」

男「べ……別に命令は無いけど……あーえっと」

嬢「な、なんでしょうか」ギロリ

男「えっと……もうムチで叩かないでね」

嬢「えぇ、誓いますわ……決して逆らわないことを神に誓いますわ」ギロリ

男(殺気やべえええええええ)

女「というわけで、そいつ今日から男の奴隷だから好きにしなさい」

男「できねーーーわ!!!」

女「命令よ?」

嬢「く……よろしくですわ」プルプル

【つづくんだな】

女←(奴隷関係)←男

男←(奴隷関係)←奴隷女、嬢(NEW)

……そんなこんなで

男「さて……奴隷が増えたってか家にいなけりゃ意味なし」

女「私の監視下じゃないとダメよ。あんた何するかわからないし」

奴隷女(……奴隷ふえたの……か)

男「まぁ、俺は俺自身ですることはするし……」

女「まぁあいつの悔しそうな顔を見れただけでも爽快だわ」

男(こいつかなりひねくれてる)

男「さて……それでは買い物にでも行ってきます」

女「ちょっとまった、あんたが行く必要性がわからない」

男「いや、2階の応接間の電球が切れかけてたからね」

女「はぁ、もういいわ、行って来なさい」

男「いってきまーす」

奴隷女「わたしもついていきます」

……外

男「はぁ、晴れて気分がいいね」

奴隷女「花見の時期ですね…」

男「いやぁぽかぽかだ。さてエディオーナに行こう」


女友「……あ。(どこ行くんだろう)」

男「うーん……家の電球の経口なんぼだっけ」

奴隷女「??」

男「これが分からんことには来た意味が無い……携帯…携帯」

奴隷女「…」



女友(買い物に出てるんだ……偉いなぁ…)
SP「お嬢様……なぜ付いて行ってるのでしょうか?」

男「さて、一応前サイズ買ったったwwwwww」

奴隷女「はい」

男「さて、ついでにデジモノ見に行こ~」

奴隷女「はい」




女友「あ、デジタル家電のところに行きますよ」
SP「あ、はい」

男「いやぁ、60インチの液晶とかマジ欲しいよね。時代は2k4kかぁ」

奴隷女「??」

男「すごくね、これってさ、フルハイビジョンより凄くてさ…うーん憧れる」

奴隷女「は、はい」



女友「……」ジーッ
SP「かえりたい」

男「さて、かえ……なんだ、あそこのスーツの集団」

奴隷女「…なんでしょう」

男「マトリックスOFFか? グラサンみんな付けてるし」

奴隷女「マトリックスオフ…??」

男「俺もスーツスーツ、よしグラサンはあそこの雑貨で買って」

奴隷女「えっ……ご主人様……」

男「俺らも参加するぞ!!」

奴隷女「!?」

SP A「おいなんか近づいてくるぞ」
SP B「な、あれは確か男というやつだ……こっちに向かってる」

SP C「待て、あいつスーツとサングラスを装備してるぞ」

SP B「なんだ、何が目的だ……?」

SP D「待て、落ち着け。今は気づかないふりだ、相手は何かしらのアクションを仕掛けてくる」

SP E「しかしお嬢様にはどう報告すれば……」

SP F「生憎お嬢様はお花を積みに行ってる。戻り次第見失ったと体打てば大丈夫だ」

SP A「分かった。じゃあ今はあいつの目的を判断するまで何もしないことだな」

SP B「んなあほな」

男「戻った、行くぞ」キリッ

SP A「お、おう」

SP B「各自持ち場につけ、お嬢様をリムジンに乗せるまではセキュリティ強度Aだ」

男「?(マトリックスってこんな設定あったけな)」

奴隷女(???)

SP C「お嬢様が戻られた、出口ルートを確保しろ」

女友「戻りました…」

SP D「先ほどの男は見失った模様。おそらく帰宅されたかと」

女友「そうですか。ならば帰りましょう」

男(あれ? 女友ちゃんがなんでこんなところに? マトリックスオフ参加してるんだ)

SP E「リムジン乗車後、SP ABCDEは参加それ以外は持ち場待機」

SP A「イエッサー」

男「い、イエッサー」

奴隷女「い、イエッサー」


……
ブロロロロロ

男「あれ、取り残されたちゃった」

奴隷女「??」


未だに状況を理解できていない男と奴隷女とSPたちと作者であった。

……翌日

女「じゃあ学校行くわよ」

男「あ。そうだね」

女「あと、今日から教室に来なさい」

男「きょうしつ!? なんで?」

女「そりゃ奴隷だからね。使用人とかは教室に連れてきてるのみんな」

男「だから使用人室には誰もいなかったのか」

女「そうと決まったらさっさと付いてきなさい」

男「はいはい」

教室……

男「さて、ここが教室か」

ガチャン

男「な、手錠」

女「教室から逃げれないようにするためよ」

男「あと……すごい、視線を感じる」

嬢「……」

女「ふふっ……そういえばあんたにも奴隷がいたわよね……」

男「あー奴隷だったよね……」

女「男、あの嬢を呼びなさい」

男「いや、やめときたい」

女「命令、わかるわよね」

男「睨むなっての……おーい嬢」

嬢「な…なんでしょうか」プルプル

男「俺は特に用事が無いんだけど」

女「這いつくばりなさいと言いなさい」

男「それお前がさせたいだけじゃないかよ」

女「ひれ伏せなさい、そして地面を舐めなさいと…」

男「鬼畜ッ。いやだよ食中毒とかになられたら」

嬢「…用は無いんですの?」

男「ごめんな、席にもd……」

女「誰が戻していいと言ったのかしら」

女「この……刺激剤で」

男「…ひっ…それはさすがに」

嬢「な…鬼畜」

女「冗談よ。これはただのお酒」

男「お酒っておい、なんで酒なんて持ってるんだよ。先生にバレたらマズイだろうに」

女「というわけで、男、あんたお酒飲みなさい」

男「未成年だぞ、お酒を飲むのを誘発する行為は有害図書あつk…」

女「飲みなさい」

男「はいはい」ゴクリ

男「うぃー」ヒック

女「酒は弱いと」カキカキ

男「いやーまぁそりゃまだ未成年だし」ヒック

女「じゃあ、嬢に飲ませなさい」

男「あーはいはい、嬢のめぇ~命令だぁ」

嬢「わ…わかったわよ」ゴク

女「…」ニヤニヤ

嬢「~~」ヒック

男「おーい出来上がったな~だいじょうぶか?」

嬢「な…も…もうしわけありましぇん……」ササッ

男「お~いどした~?」

嬢「わたくしどれいごときがこんなしゅうたいさらしてしまい」ハハッー

男「あれ…? ようとどれいたいしつになるんだね」

女「wwww」

男「でもなんでさけなんかのませんの~?」

女「そりゃ、作者のネタづk…おっと、面白いからよ」

男「今すごいメメタァなことが聞こえた気が」ヒック

女「さーて…これからどうなることやら…」

女友「どうしたの……みんな?」

女「え? あ、なんでもないよ」

男「うぃー、女友ちゃんもまぁ飲みなって」

女友「えっ、これって…」

女「あ、あんた! 女友に酒は進めちゃダメ…」

女友「い…頂きます」ゴクッ

男「よっ、いい飲みっぷりだねぇ!!」

……

男「うん?」

女友「」

男「どしたー?」

女友「んふふ…」ガシッ

男「なっ! なにをしやがる」

女友「あなたが…欲しい…」ヒック

女(淫乱キャラだったー!!!!)

男「熱いって、離れろい」

女「そうよ、離れなさい、私の奴隷よ?」

女友「ひっく……えへへ……あったかーい」ギューッ

嬢「わたしにも罰をおあたえください」ヒック


男「ちょいまち、女手錠外せ、逃げられん!」

女友「逃げられないのね~。これは好都合ね……うふふ」ヒック

女「ちょっとまって、鍵ね…鍵」

男「よしきた、これで外して酔いが覚めるまで遠くに逃げれば」

男「逃げるぞォォ!!」

嬢「まって……ご主人様…」

女「はぁ…ったく……途中まで面白かったのに……あれ? 女友は?」


……

男(よしとにかく遠くまで逃げれた……てか使用人室しか知ってる場所が無いんだけど)

男「てかここって内側から鍵をあけることってできないんだよな……まぁ追々女が来るか」

女友「そうですよねぇ…」

男「そうだ……あれ?」

女友「ようやく二人っきりですね…」ヒック

男「えっと、いつからいたのかな……」

女友「そんなぁ……ずっと付いてきてましたよ…?」ヒック

男「んなあほな! 200メートル走並のスピードで逃げてきたぞ…」

女友「うふふ…愛は物理を超えるのです…」

男「ちょっとまって……くそ自販機で水でもぶっかければ…」チャリン

男「目を覚ませ!! 女友ちゃん!」

バシャ

女友「あ…びちょ濡れ……でもおいし…」

男「な、なんでだ!…あ」

         -月桂冠 ボトルタイプ-

男「おかしいだろ、なんで酒が売ってるんだよ! この学校」

女友「密室……ねふぅ…熱いしびしょ濡れだから脱ぐね」スルッ

男「まてまてまて、おいおい」

女友「大丈夫…? 顔赤いよ…?」

男「酒はとうに引いたわ。違う…くそっ、何かタオルタオル」

女友「貴方が…舐めれば綺麗に拭き取れるよ…タオルなんていらない」ヒック

男「くそったれめ……」

女友「さぁ…早く一線超えましょう…」

男「だめだよね…一線超えたらこの作品の方向性が崩れちゃう」

女友「誰も見ていないうちに、既成事実化を…」

男「だめ…俺は奴隷だ。女の奴隷のため、他の人と一線を超えてはならんのだ」

女友「私と結ばれば、借金はチャラ……女の借金も0であなたは救われるの」

男「実は酔い覚めてない? なんか凄く話がつながってるんだけど」

女友「さぁ…早く…んー」

男「や…やめ…」

女友「すー…すー…」

男「寝やがった……た…助かったぞ」

男「と、とりあえず…ここで寝かせて」

男「ごめんね、女友ちゃん携帯借りるよ」

……そして


男「もう酒はやめたほうがいい」

女「あんたが飲ませたから悪いんでしょ」

男「知るか! 俺も酔ってたんだ」

女友(なにがあったんだろう…でも…なんか男君と酒の香りがする)クンクン

クラスメイト(朝からカオスすぎる……)

【続く】

カオスにしすぎました。反省しています。
ちょっと作品を練りなおしておきます。
もっと女友ちゃんは可愛いんだよ? 表現できていないだけで

男「おはようございます」ペコ

クラスメイト「おはよー男君」

女「おい、奴隷が何普通にクラスに溶け込もうとしている」

男「まぁ、せっかくこうやって教室にいるんだしさ」

女「あんたは地に這いつくばればいいのよ」

男「さーて、今日は1限目数学だよな」

女「主人……いや、人の話を聞きなさい」

男「今日はちゃんとノート取ってきたぞ」

女「おい、奴隷がなんで宿題してるんだ」

男「だって、数学の先生に宿題していないといったら睨まれたから」

女「あんた睨まれたらいうこと聞くの? 私も睨めばいいのかな? ん?」

クラスメート「あーノート見せてぇ」

男「いいっすよ。ここまででいいはず」

女「あんた、奴隷以前にここ女子校!!」

女友「おはよう…」

男「おーっす」

女「おはよう」

女友「ふふ……」ニコニコ

男「?」

女「どしたの女友」

女友「なんでもないよ…」

男(なんでこっち見てきたんだろうか」

女「さて、あんたのノートも没収完了したし」

男「今日はのんびり行こうぜ。奴隷主人とか忘れてさ」

女「忘れないわよ。そして永遠に変わらないの。あなたは私の奴隷」

男「いよっ! 待ってました!」

女「何その掛け声……て歌舞伎かっ」

女「とにかく伏せっ」

男「えー、床汚い」

女「汚いとか関係ないの。いいから伏せなさい」

男「しょうがねぇな」

女「ふんっ…」

男「おぉ……いい眺めだ」

女「やっぱり座りなさい」

男「だね」

……

悪そうな奴「で、その女ってのはこの学校にいるのか?」

???「あぁ、この学校の高等部にいるとのことだ」

悪そうな奴「そろそろ前の事件のかたをつける時が来たな」

???「まだあの日のこと根に持っているんですか?」

悪そうな奴「いや、地下競技であれだけ目立っておきながら何もリスクがないのはおかしい話だろう」

???「そうですか? 一応それに見合う金を払ったのでしょう?」

悪そうな奴「それが気に食わない。金で何でも解決出来りゃ、ヤクザなんていらないんだよ」

???「ナルホド、そっち方面ですか」

悪そうな奴「まぁ落とし前っちゅーやつだ」

???「だがあの財閥は限りなく気質なはずだが」

悪そうな奴「だが、奴隷を所有している時点でどう思う?」

???「まぁそうだな。そういえば奴隷を買収したり色々していたらしいじゃないか」

悪そうな奴「それでだ、お前には頼みがある」

???「なんでしょうか」

悪そうな奴「簡単だ、ここに武装グループを投入して、その騒動の中、女を暗殺してほしい」

???「ふっ……いいんですか? 財閥の一人娘の死亡は大きい報道になりますよ?」

悪そうな奴「これには色々他のやつとも手を組んでいてな」

???「それというのは?」

悪そうな奴「他の財閥の娘、また大企業の娘も通ってきている」

???「そうですね。ここの学校のセキュリティは世界トップクラスですから大変でした」

悪そうな奴「あぁ。だから、その他殺してほしい奴がリストアップされているんだ」

???「ふふっ、貴方だけのわがままではないということですね」

悪そうな奴「あぁそういうことだ。むしろ俺の思惑なんて小さいものだ」

???「決行はいつで?」

悪そうな奴「この昼後だ」

???「どうりで…もう兵士が集まっているんですね」

悪そうな奴「あぁ。お前には今頼まないと、先に色々厄介なことをされては困るからな」

???「信用ないですね……」

悪そうな奴「その分報酬は弾む。お前には色々期待もしているんだ」

???「金、ですか。まぁいいですよ、退屈していたんで」

悪そうな奴「というわけだ、頼んだよ」

???「はいはい」

【続く】

男「ふぁぁぁ……ねむ」

女「寝させないわよ……」

男「いって……シャーペン刺すな痛いだろ」

女「奴隷なんだから文句はないの」

ファーン ファーン ファーン

男「なんだ!?」

女「サイレン…?」

テロリスト「手を上げろ貴様ら!!」

男「!!?」

キャー キャー

テロリスト「黙れ、騒いでいる奴ら全員[ピーーー]ぞ」

男「……テロリスト……」

女「なにこれ……」

テロリスト「静かになれ」ドドドドドド

「……」

テロリスト「ったく…次騒いだらお前らに向けて打つぞ? 全員[ピーーー]許可は貰っているからな」

男「……ぉぃ」

女「……なに」

男「手錠の鍵よこせ」

女「…何する気なの」

男「いいから…。何かあった時逃げれないだろ」

女「逃げるのかよ」

男「とはいえ……対抗できないのはキツイ」


テロリスト「おい、そこの奴ら何を企んでいる?」

男「あぁ? トイレ行きたいんだけど」

テロリスト「あぁ!? あまりにも臭い陰謀すぎるだろ無理に決まってんだろ!」

男「おk、じゃあ漏らす」

テロリスト「漏らしたら撃つぞ?」ガチャ

男「なぁ知ってるか、死んでもうんこは出るんだぜ?」

テロリスト「おい、女の中でそういう発言よくできんな!? てかなんでお前だけ男なんだよ」

男「知るか、俺はただの奴隷だ。無関係だ。開放してくれ」

テロリスト「ほう、奴隷か……よし、見ものの為に殺してやるよ」

女「バカ!! 何してるのよ!!」

男(時間稼ぎだよ。この間に自衛隊か何か来るだろ)

テロリスト「何企んでいるか知らないが、ここの学校のセキュリティはすべて封鎖した」

男「セキュリティ? ネットワークですぐにバレるだろう?」

テロリスト「っくっく…甘いよ。ここ周辺のネットワークはすべて遮断された」

男「はぁ?」

テロリスト「確かにネットワークは最先端だ。全面Wi-FiかつLTE等のインフラも完備」

男「……」

テロリスト「だがここは山の僻地。それらのインフラも電気が無ければ何も出来ない」

男「はぁ…?」

テロリスト「そしてここは最強のシールドを誇り、外からの戦闘機そして戦車をも寄せ付けない」

テロリスト「それが仇となる。内部に侵入したウイルスには滅法弱いのが現状だ」

男「……なるほどね。情報も送れず、尚且つ外からの援護も遮断というわけか」

テロリスト「あぁ。そしてじっくり[ピーーー]べきターゲットを抹殺し、それを全世界に発信するんだ」

男「趣味悪いねぇ」

テロリスト「あぁ。数々の高貴な女を犯しきり、抹[ピーーー]るんだ、楽しそうだろ」

男「凄い予算の掛かったAVだなおい」

テロリスト「そんな素晴らしいパーティに参加させるわけにはいかないんだ。残念だ」

男「残念とは思ってねぇよ。俺にはそんな趣味ないもん」

テロリスト「ホモか? かんべんしてくれ、これから酒池肉林なのに気分が悪くなる」

男「なァ、粉塵爆発って知ってカァ?」

テロリスト「は?」
女「は?」

男「ここニィ、小麦粉がある」

テロリスト「なんでここにあるんだよ」

男「これを放ち、高密な酸素を含めば」

テロリスト「この教室ごと吹っ飛ぶってか? 酸素がどこにあるんだよ!!」

男「この小麦粉をぉ……」

テロリスト「な……何をするつもりだ」

男「てめぇの顔にスパーキングっ!!」スパーン

テロリスト「目がぁぁぁぁぁぁぁ 目がぁぁぁぁぁぁぁ」

女「なにこれ、コント?」

男「おらぁ、女手錠かせぇぇ!!」

女「う、うん」

男「よし……逮捕!!」

テロリスト「くそっ、変な茶番に付き合うんじゃなかった」

男「お前も話なんて付き合わずに打てばよかったのに」

テロリスト「くそっ、つい昨日高揚しすぎてラノベ読んじゃったから」

男「お前も大変だな」

テロリスト「とはいえ、俺一人捕まえた所で何も始まらんぞ」

男「いや、そうなんだけどさ」

テロリスト「まぁ、すぐに応援が来ればすぐにお前なんて……おい、何する気だ」

男「お前の服を着る」

テロリスト「やめめめ……脱がすな……やめろパンツは」

男「いや、パンツまでは脱がさんだろ普通」

テロリスト「まぁそうっすよね」

テロリスト「せめて君の服を貸してください」

男「いいよ☆」

テロリスト「なんて慈悲深い」

男「ほぉ、これはMKB47だっけ?」

テロリスト「ちげぇ、俺もよくわからんが、渡されたんだ」

男「え? お前軍人じゃないの?」

テロリスト「ただのアルバイトだけど……」

男「お前なんて名前なの?」

テロリスト「言えるか!! やめろ」

男「撃つぞ?」

テロリスト「わーった言うよ」


……そして

男「さてこいつはしばらくここにいてもらう。これがマップだな」

テロリスト「あーあーこれ終わったら殺されるわ」

男「大丈夫。お前良い奴だから絶対生き残るって」

テロリスト「ならいいんだけどさ」

女「あんた、どこ行く気なのよ!?」

男「んなもん決まってんだろ無双してくるんだよ」

女「そんなこと出来る理由無いでしょ! あんた一人がテロリスト制圧できるわけ無いでしょ」

男「そう言われてもな、あ、嬢」

嬢「何かしら?ご…ご主人様」ギロリ

男「だから睨むなっての」

男「今日おっさん来てる?」

嬢「来てるけど……第三待合室にいるわよ……ます」

男「よっしゃ、おっさん来てるのか!! 良かった。ありがとう呼んでいてくれて」ナデナデ

嬢「ファッ!? や…やめ……なにすんの…」

男「さてじゃあおっさんと混じればガチで無双できるんじゃね?」

嬢「おっさんに何を期待しているのか知らないけど……大したことないわあんな…」

ガラガラガラ

おっさん「おう、男と嬢ここにいたか、何かテロリスト来てたからこの階殲滅しておいたぞ」

嬢「有能すぎる」

男「さすがおっさん、来てくれると思ったぜ」

おっさん「当たり前だ。ベトナム戦争の時に比べればひ弱すぎるわこんな連中」

男「おっさん何者だよ」

おっさん「さて、ここは活動拠点にするにはやや不備がある。外部からの攻撃も受けやすい」

男「どうすればいいんだ、このクラスには30人いる」

おっさん「シェルタールームが地下にある。そこの待機連中を殲滅すればそこが安全になるだろう」

男「シェルタールームがあるのかよ

男「……ただし怖がってる女の子も多い。それをどうやって誘導するかだ」

おっさん「だな。だがこの階もすぐに応援が来るだろう」

男「騒ぎを大きくすればすぐに他兵が学生を攻撃始めそうだしな」

おっさん「あぁ。で、助けるべき子はこのクラスでいいのか?」

男「奴隷女ちゃん!!!」

おっさん「おい、その子どこだよ」

男「中等部だ……!!」

おっさん「アホ、ここからどれぐらい距離あると思ってるんだ」

男「助けに行くしか……あの子は…助けなきゃ」

女「さっきから何勝手に話進めてんのよ!!」

男「な…なんだよ」

女「突然テロリストは現れるし、あんたは勝手に無謀なことするし本当に意味不明」

男「ご……ごめん」

女「あんたが…そんなことして殺されたらどうすんの? 他の子が殺されても無視?」

男「……」

女「あんたの私情は他の子の命の危険でもあるの……無茶なことはやめて」

男「だけどよ……」

テロリスト「大丈夫だ……殺されるのは限定されている……」

男「な、そんなの決まってるのか!?」

テロリスト「あぁ……ここのクラスは…嬢という奴…あと女…そして女友だ」

男「!!?」

テロリスト「他のクラスにも数人殺害予定ではあるが、それ以外は見せしめだ。一部別嬪はレイプするかもしれんがな」

男「……そんな」

テロリスト「ついでに言うならそれ以外の奴らは殺せない。その親達もまた首謀者の一員につながるからな」

おっさん「つまり、なにからの黒いお偉いさん達が起こした計画ってことだな」

テロリスト「それを全世界にネット配信し、世界の経済状況をかき混ぜるのが目的だ」

男「……ひでぇ」

テロリスト「更にいいことを教えてやろう。ここには海底ケーブルが存在している」

男「海底ケーブルか…それも切断してるんじゃないのか?」

テロリスト「いいや、それはテロリストが占拠し、後々の映像配信や外部の情報のやり取りに利用される」

男「そうなのか。でもそれが何なんだよ」

テロリスト「つまり首謀者の指揮や命令などもそこから送られてくるということ。それを切断すれば」

男「命令が送れない以上、先に進まないってことだな!!?」

テロリスト「あぁ。このスマホやるよ。これにその海底ケーブルの行き先が載っている」

男「これはネットにつながるんだな」

テロリスト「これは独自にテロリスト同士で配信しているWi-Fiだ。ローカルネットだからググったりは出来んぞ」

男「サンキュー。お、これで他のエリアにも音声通話できるんだな」

テロリスト「あぁ。ついでに他のテロリストも持ってるから、倒れている奴らから持って行くといいさ」

男「おまえ実はめっちゃいいやつだろ?」

テロリスト「とにかく……ここまで言った以上、生きてとりあえずここは出て行きたい。だから生きろよ? お前も」

男「あぁ、無事に帰って飲みに行こうぜ」

テロリスト「出来たらいいけどな」

【休憩しまーす】

男「おっさん、クラスの人の援護は任せた。俺は先に奴隷女ちゃんの無事を確認したい」

おっさん「おいおい、中等部までは遠いぞ? どうするんだ」

男「でも……もし他のテロリストに襲われでもしたら」

おっさん「気持ちは分かる。だが…殺しはしないんだ……今は優先的にするべきことがある」

男「っく……どうしようどうすればいいんだ」

おっさん「手っ取り早くテロリストを殲滅出来れば楽だがな」

男「それは流石に無理だよな」

おっさん「あぁこちらがわの人間が少なすぎる。これが男子校だったら楽勝なんだがな」

男「女子校というのも汚いよね。抵抗できる人材が少なすぎる」

会長「あら、どうかしら」

男「ん……君はどこの方かしら」

会長「この階のテロリストが殲滅していたから隣のクラスから様子見で来たの」

男「生徒会長の紋章がありますね。あなたは会長ですか?」

会長「えぇ。申し訳ございません。そして、テロリストの殲滅感謝します」

男「殲滅したのは俺じゃない、このおっさんだ」

おっさん「銃の扱い方もしらない連中ばかりだ。撃つ前に仕留める以前に弾すら当てれん奴らだ」

会長「貴方は一体…?」

おっさん「ただの奴隷だ。それよりあんた随分と肝が座ってそうだな」

会長「えぇ。ここの生徒会はテロリスト対策の演習は受けています」

おっさん「そうなのか? 現状はどういった状態かはわかる手段があるのか?」

会長「えぇ。生徒会のみのローカルネットワークが構築されています。それによる状況だとテロリストはまだ何も行動していない」

おっさん「ほう。まだ相手側も何も手をだすなという命令だな」

会長「騒ぎになるという理由のため、軽傷の人が数名ですが……それ以外はまだ無事かと」

おっさん「なら命令が出る前に上長を抑えて、外部の命令を阻止すればいいんだな」

会長「えぇ。あと、ネットワークなどの操作は遮断されていますが、生徒会室のフェイク以外に本生徒会室があります」

おっさん「それはどこにあるんだ?」

会長「生徒会室は、地下です。他との干渉が出来ないのと、すべてのネットワークとセキュリティを動かす権限があります」

男「なにそれすごい」

会長「はい。そこのパスワードは私の生体認証と、心理での開放でのみ開けることができます」

おっさん「心理?」

会長「はい。私の思っていることが一致すれば開くというシステムです。私の死体では開けることはできないということです」

男「なにそれすごい」

会長「というわけです。生徒会室に行けば全ネットワークが復旧し、権限も復旧します」

男「外部ネットワークとは基地ごと破壊されているんじゃなかったっけ?」

会長「いいえ、海底ケーブルの権限も奪取できます」

男「おぉ、ということは自衛隊に通報も出来るし、応援も寄越すことができるんだな」

会長「ただし、生徒会長室の行く先にはテロリストもいます……」

おっさん「俺が会長さんと行けば…」

男「おっさんは……ここにいてくれ。女と嬢と女友を守っていてほしい」

会長「では貴方は私の護衛をしていただけるのでしょうか? 軍歴は?」

男「ないよ。でも、飲食の店長をしていました。それに比べれば余裕ですよ」

会長「なんだか、この人不安なんですが……」

女「……気持ちは分かります。てか男、あんた本当に勝手に話進めすぎよね」

男「あぁ。そうだな。だが今回は悪い奴隷とか関係なしにピンチだ。そしてお前の命も狙われている」

女「……じゃあ私を守ってくれないの?」

男「守るよ。みんな守る。女だけじゃなく、この学校のみんなを」

女「……カッコつけて…馬鹿みたい」

男「男は誰だって、授業中テロリストが学校にやってきたらどうするかって妄想すんだろ」

女「それとこれとは話が違うでしょ!!」

男「だが男はやんなきゃ行けねぇんだよ! 悪い俺には策があるんだ。この教室じゃ出来ない」

女「なんなのよ……その策って……知らない……わよ」グスッ

男「ふふふ……とりあえずまぁ……今は大船に乗っかったつもりでさ」

女「バカ!! アホ!! あんたなんて……泥船よ…」

男「いいから。あとで罰は何でも受けるからさ。今は俺のいうことを聞いてくれ」

女「……うん」

男「オーケー。素直だいい子だ」ナデナデ

男「さーて。生徒会長さん場所を案内してもらいますよ」

おっさん「何かあったときのためだ、このスマホで連絡してくれ」

男「OK、頼んだ。絶対守ってくれ」

おっさん「問題ない。このクラスには銃弾は愚か、石ころすら入れさせねぇよ」

男「ありがとう。じゃあ行ってくる」

会長「行きましょう」

【廊下】

男「さて、場所を案内する前に会長さん、装備は大丈夫?」

会長「えぇ、こう見えてもパパに射撃はハワイで教わってるから」

男「OK。で、何で移動するんだ?」

会長「あのビル見える?」

男「あ、あの六本木ヒルズみたいなやつ」

会長「あの地下にあるのよ」

男「また難儀な場所に」

会長「そう、そこまで辿り着かないと行けないから…戦闘は不可避ね」

男「少人数ならなんとかなっても、大人数相手で飛び道具が多い中は厳しいな」

会長「大丈夫? 私一人でも行くけど」

男「いや、行くよ。とりあえずネットワークに繋がるところまで行けば俺もできることがある」

会長「期待しているわ」

男「奥の扉まで走るぞ」

会長「えぇ」

男「ドアが外側から封じられているな」

会長「おそらくセキュリティを操られているからね」

男「どうする回りこむか?」

会長「待って。ここのセキュリティレベルは2ね。なら私の権限で開けることができるわ」

男「え?」

会長「この学校のセキュリティシステムには権限レベルがあって、教師よりも高い会長レベルで
    あれば例えセキュリティ全開でも開けれる扉があるの」

男「会長凄い」

会長「全世界の要人が集まる学校ですもの。こういうことはある程度は想定されているものよ」

テロリスト「何者だ!!」

会長「敵ね」

男「おう」

シャーン(戦闘に入るときのあの音)

会長「相手は武器を持っているけど能力自体も低いわ。防具もきちんと装備しているし普通に戦えば勝てる相手」

男「おう、なぜか俺はガンブレードを装備しているわけだが」

会長「攻撃するときのタイミングでL1を押すのを忘れずにね」

テロリスト「色々やかましいぞ! 脱走する奴は誰であろうと射殺しろとの命令だ!」

男「そのセリフが命取りですよ」

会長「そうね」

テロリスト「ぬわああああああああああああ」

男「すげぇ……会長」

会長「朝飯前よ」

【庭園】

男「やっと外に出れた」

会長「残念ね、本来ならここからキャタピラを用意できるのに」

男「没収されたか……てか凄い物騒なもの内蔵してんだな」

会長「そうね。おそらくこのテロを実行した連中にこの学校を設計した物も含まれるということ…?」

男「だとしたら生徒会室も奪還されるんじゃないか!?」

会長「それは問題ないわ」

男「えっ、そういうもんなの?」

会長「生徒会室は私の財閥での機関が極秘で設計して構築されたのよ」

男「」

会長「私のパパがテロの首謀者で無い限りそれを知る術は無い」

男「なるほどね。それで自身があったわけだ」

会長「ええ。だけど先に場所を知られたら厄介。ついてきて」

男「そうだな話している場合じゃない」

会長「でもここの花壇に超軽量型RPGはあるのは秘密ね」ガサッ

男「」

【RPGを入手した】

会長「それにしても……怖いぐらいテロリストと遭遇しないわ」

男「そうだな。もっと 待てーと追っかけてくると思ったんだがな」

会長「でもこれでこのビルに入ればOKだわ」

男「よしきた」

会長「えぇ。でも…!! キャッ」

テロリスト上長「てめぇらかチョコマカと……おいこいつ生徒会長じゃねぇか」

男「くっ、離せ、撃つぞ」

テロリスト上長「残念だなその弾道なら当たるのはこの女だ」

男「チッ」

テロリスト上長「それにしても別嬪じゃねぇか。胸もデケェじゃねぇか」
ビリビリ

会長「な…!!」
男「……!!」

テロリスト上長「何、目逸らしてんだ? さてはてめぇ童貞だなw」

会長「や…やめなさい」

テロリスト上長「さてはてめぇは処女だなw その落ち着きの無さw」

男「そういうてめぇも童貞じゃねぇのか? おい?」

テロリスト上長「んなわけねぇだろw なんならこの女で立証してやろうか?どうていくん?」

男「あんまり俺を怒らせんじゃねぇぞ?」チャカ

テロリスト上長「えっ…? それRPGだよね…? 」

男「撃つよ、いいよ? 別に童貞とか気にしないけどね^^」

テロリスト上長「まって、目がやばい死んでるって」

男「いいよね童貞じゃないとか。うんうらやましい死んで欲しいぐらい」

テロリスト上長「いやいやいや俺童貞だからうん。童貞ほら、ね女知らないもん」

男「へぇ~その割にはなんか凄いよゆうがあったじゃん…女の子の生乳見ても平然」

テロリスト上長「いやぁぁぁ、本当は緊張してんだよ。うん。マジで帰って生乳ネタにうんオナニーするつもりだったもん」

男「へぇ~そのわりには、会長さん掴んだままじゃん。随分余裕だね^^」

テロリスト上長「うわあああ、女の子にふれちゃったぁぁぁ!! 離しちゃおう!!」

男「作戦通り」

会長「形勢逆転ね……とりあえず星になってもらうわね。上長さん」

……

男「なんとか倒したぞ」

会長「…見たよね」

男「ごめんなさい。ほんとうに」

会長「許さないわ。それなりに責任とってもらうつもり」

男「えっ……てかとりあえず……終わらせないと」

会長「えぇ。とりあえずこれでビルに入れるわ」

……

テロリスト上長「くそっ、なんだあいつら……動けねぇ」


黒幕「どうしたのかな? こんなところで昼寝とはいい身分だね」

テロリスト上長「す…すみません何者かが俺を…」

黒幕「上長の癖に弱いね。君それでもテロリストのつもり?」

テロリスト上長「だ 大丈夫です 次は仕留めます必ず」

黒幕「残念俺はフリーザじゃない。部下のミスは認めないの」

テロリスト「はっ…?」

黒幕「首、」ザシュ

黒幕「さーて、こんな状況で何やらデキる子が何人かいるみたいだねぇ」

黒幕(3階のエリアの特定部屋に誰一人侵入出来ないという報告…そして3階が全滅)

黒幕(そして、生徒会長と謎の男……おそらく2人か)

黒幕(生徒会長は予想内だが、それ以外の存在……2人程か…これが脅威)

黒幕「いいねぇ……楽しくなってきたよ……」

【地下入り口前】

男「ここが入り口に繋がるエレベーターか」

会長「えぇ。早く向かいましょう」

男「!! 敵だ伏せて!!」ギュ
会長「な!!//」

ドン

男「く……肩が」

会長「!!! だ……大丈夫?」

男「あぁ……しかし早くエレベーターは来ないのか!?」

会長「は…早く……来た!!」

男「よし行こう……」

会長「えぇ……」

テロリスト「まてぇぇぇ!!」

男「しまれえええええ」

バタン

テロリスト「くそっ!!」

男「くっ……」

会長「血が……ごめんなさい……私を庇って」

男「いや、大丈夫だと思いたい。会長のためだ……今は命を張っているつもりだ」

会長「そんなの……ありがとう」

男「なんで見た件は許してくださいな…ふぅ」

会長「…そ…それとは話が別ですよ……」

【地下 生徒会室前】

男「ここが……生徒会室……何かの核シェルターみたいだな」

会長「えぇ。核ぐらいなら余裕で凌げるかもね」

男「ヒェェェ」

会長「で、これを開けるんだけど……生体認証は余裕だけど……」

コンピューター「生体認証…解除」

男「おぉ、あとは心理認証だよな」

会長「与えられたキーワードをクリアしないと開かないの」

男「なんじゃそれ…てか急がないと……」

黒幕「やっほーなにしてるのかな」

男「!!」

会長「!!」

黒幕「ざんねーん間に合わなかったね」

会長「あなたは何者……?」

黒幕「まぁこの事件の首謀者みたいなものさ。いちばん偉い人さ」

黒幕「でさ、君たちをわざと逃してたのには理由があるの」

会長「何……かしら」

黒幕「生徒会長にもなれば隠れ蓑が何かしらあると踏んだ。それだけは把握しておきたかった」

会長「……なるほどね…道理で敵が少なかったわけね」

黒幕「まぁそうだけど……それよりも予想外だったのは女というやつ、そして嬢、女友がいるクラス」

会長「それがどうしたのかしら」

黒幕「そこが未だに絶対城壁の如く石一つ投げ込めれないこと」

男「ふん、おっさんなめんなよ」

黒幕「そしてお前だ、何者だ貴様」

男「俺? 俺はまぁ……ただの奴隷ですけど」

黒幕「奴隷? 奴隷なんて物語の序盤での捨て駒にもならない存在じゃないか」

男「それはただの思い違いじゃないかな」

コンピューター「心理分析…解除コードハ 生徒会長ノ スキな異性ノ心理と口頭ノ一致」

黒幕「はぁ。なんて変わった解除コード。これじゃ空きっこないよね」

男「……会長、スキな男子いるのか?」

会長「……私は一貫で女子校……異性なんて……ほとんど出会ったことが無い」

黒幕「傑作だねぇ~もはや答えのないクイズじゃないか」

男「…くだらねぇ認証だな…好きなアイドルとかアーティストとかいねぇのか」

会長「これまで……ずっと習い事と勉強で……そんなのわからない」

黒幕「あっはっっはっっは! 凄いよ。ここに来てまでギャグを見せてもらえるとは」

会長「……どうしよう」

黒幕「じゃあそろそろ命令を配信させてもらうよ。こちらも余裕が無いので」

男「何をするつもりだ!?」

黒幕「そりゃここに爆弾置いていくの」

男「おい、それ…クラスター爆弾」

黒幕「エレベーターは鍵かけたからもう開かないよ。じゃあ僕は行くね」

男「待て……」

黒幕「まぁせいぜいクイズに正解して、そのシェルターに逃げれたらいいね」

……

男「おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい」

会長「なんでこんなクイズにしたのかしら……厳重すぎて私すら開けれないなんて」

男「……わかった。会長、悪い顔出してくれ」

チュ

会長「!!!」

男「俺は会長のことが好きだ……結婚を前提にお付き合いしてほしい」

会長「!!??」

会長「なななな……こんなときになにを!!?」グールグル

男「会長の胸を見てしまったのも大きな理由かもしれない…そんな浅はかな理由で申し訳ない」

会長「ぇぇぇぇ……?」

男「俺は会長の毎朝作る味噌汁が食べたい、そして、一緒に月を眺めて暮らしたい」

会長「ぅぅぅぅ…?」

男「会長の目が好きだ。胸も大好きだ。何よりも、会長の意外とピュアな所と優しさ全て愛したい」

会長「はぅぅぅ……」

男「俺は会長を守りたい。その綺麗な顔…誰よりも…」

会長「・・・・・・ほんとに?」

男「あぁ、もう今にでも一緒に暮らす日々を想像している」

会長「ほほほh・・・本当に……思ってくれているの…?」

チュ

男「あぁ。だから助かろう……会長」

コンピュータ「好キナ異性ハ?」

会長「男……です……//」

コピューター(心理と言動のシンクロ解析、99・9999999999999%一致 解除)

ウィーーーン

ドーーーーーーン

黒幕「ふっ……惜しい人を無くしたなぁ。まぁこれで生徒会長も謎の男も消した。ここからが無双だ」

黒幕「さて、まずは1年の教室の要人を殺し、犯させてやるかぁ……」

黒幕「やべぇ……ワクワクしてきた……」

【生徒会室】

男「なんとか助かった……」

会長「……あなた……本当に詐欺師に向いているかもしれないわね……」

男「…え…」

会長「…諦めないから私」

男「キスしてごめん。あとで好きなだけ罰受けるから」

会長「ふふっ楽しみ」

会長「さて、ここで国家に非常事態を通達するのは勿論できるけど」

男「その前にプログラムを書き換える」

会長「どういうつもり?」

男「まず内部のセキュリティレベルは維持。そして外部からのセキュリティレベルは0にしつつそれを隠蔽する」

会長「そんなこと出来るの?」

男「今ソースコード見た限りでは出来る。ここでは特殊なファイアーウォールも一切無いからスクリプト書き換えで出来る」

会長「なるほど、貴方プログラミングが出来るのね」

男「はいIT土方もやってましたので、納期との戦いでしたねあれは」カタカタカタ

男「よし……会長さん、黒幕の現在位置は?」

会長「1年通路を移動中」

男「そこを遮断、後にセキュリティレベル5を設定。生徒会長権限のみで封して」

会長「えぇ」

男「よしスクリプト書き換え完了っす、次は現在の監視カメラ全て○OUTUBUにて公開」

会長「えっ?? 公開していいの!?」

男「これが一番はやい通報方法だ」

会長「ま…任せたわ」

男「ちょっと2ちゃんにもスレ出すわ」

会長「とにかく全力でお願い。自衛隊要請完了したわ」

男「OK、相次いで様々なネットに情報アップロード」

会長「えぇ。そして朗報ね。全ネットワーク復旧。内部セキュリティモード復旧、早急に各国常駐兵が駆けつけるわ」

男「さすがだ緊急事態とわかればこっちのもんさい」

【教室】

女「……男、」

女友「大丈夫。男君は絶対に戻ってくるの」

嬢「……」

おっさん「ん? やけにヘリの音がうるさいな…おっ、正面門が開いているぞ」

クラスメイト「わああ!!」

……

黒幕「な…まさか……あいつら……鍵を解除しやがって……」

黒幕「これも全て謎の男が原因で……やってくれましたね……」

テロリスト「どうしますか!? 撤退出来そうも無いんですが…」

黒幕「私はあるよ…君は無いけどね」

テロリスト「え、でも軍が来てますと通達が」

黒幕「私は残念ながら肩書きはここの教師だ。誰も相手されないし。これは変装」

テロリスト「!! そんな!! 裏切るのですか!?」

黒幕「今回の作戦は失敗だ。覚えていろよ……あの男……次は必ず……潰す……!」

その後、駆けつけた駐兵や自衛隊員によりテロリストたちは拘束された。
怪我人は複数出たが、テロリスト1名以外死者が出ないという奇跡的な結果に終わった。
そして謎の黒幕的な男は全世界で首謀者として国際手配されることとなった。
それ以外は全員逮捕となった。

……

良テロリスト「よかったよとりあえずは無事で」

男「また飯食いに行こうぜ」

良テロリスト「それが出来たらいいけどな。お前もショバに来たら考えてやるよ」

男「出てこいよ絶対にな。お前のお陰でもあるんだからさ」

良テロリスト「ふ……じゃあな」
警察「ほら行くぞ」

男「つ……疲れた……」バタン

生徒会長「皆様無事で何よりです……」

偉い人「生徒会長…貴方の勇敢な働きがけによりテロリストの勢力を抑えたこと何より感謝する」

生徒会長「いいえ…私だけではありません。皆様の落ち着いた行動、そして判断が今に結びつくのです」

偉い人「疲れただろう。とりあえずは休みたまえ。後々話を聞かせてもらおう」

……

男「…ZZZ」

女「……ほんとばか」

おっさん「いやぁしかし毎度驚かされるねこの男には」

女友「……良かった、無事で」

女「起きたら、罰よ罰……勝手に…した罰……」グスン

【続く】

内容無茶苦茶すぎわろえない。

読みにくいかもしれませんがとりあえず
次で一区切りかなぁと思ってます。
ヒロイン増やしたけどね。どうしよう…

間違えた。ムショだ。

そんないぞこざも過ぎ、とりあえずの平凡が戻った。

男「マジで大変だったな」

女「なんで私が狙われているのかがわからないけど」

男「お前実は恨まれてるんじゃね、誰かに」

女「うるさいわね。こう見えてもコミュ力低いから恨まれることなんてしてないわよ」

男「どちらにせよ、この学校のセキュリティが更に強化されるらしいから大丈夫だろ」

女「ま、あんたがいればなんとかなりそうだけどね」

男「ん?」

女「褒めてんのよ、よろこびなさい」

男「え……あ、おう」

女「何照れてんのよ、あ……もしかして」

男「な、なんだ?」

女「ふふ……褒められるの慣れてないでしょ」

男「えーーっと、あれだ、うん。仕事先でもミスしたら怒られるけど……ちゃんとやっても…的なあれ」

女「なるほどねー。よし弱点発見した。ふふふ」

……使用人室

男「ふぁぁ……なーんか忘れている気がするが……まぁ平穏を取り戻したしそれでいいか」

会長「おはよう。この前はありがとう。何度感謝してもしきれないわ」

男「あぁ、それは会長さんの能力の高さだからこそ出来たことっすよ」

会長「いいえ。貴方がいなければ、生徒会室に入ることはできなかったもの」

男「あの道のりは大変でしたね」

会長「そして……その、信じてますから」

男「へ?」

会長「ふふ。私もあそこまで愛を語られたら、ね」

男「」

会長「毎朝、味噌汁作るのもいいわね。毎夜月を眺めたり……」

男「」

会長「冗談よ。あの時、みんなを助けるためにああいうことしたんでしょう?」

男「えっと……でも……」

会長「でも私の唇奪ったんだから、それなりに覚悟してね」

男「覚悟…?」

会長「楽しみにしておいてね」ニコッ

教室……

男「で、手錠は相変わらずなんだね」

女「あんたは私の奴隷」

男「これじゃ仕事になんねぇだろ」

女「奴隷は社畜じゃないって言ってるでしょうに」

女友「男君……」

男「おぉ、久しぶりじゃん…女友…」

ギュッ

男「はぬ!!?」
女「なにしてんの!? 女友」

女友「よかった……生きてて……あの時はどうなるかと」

男「な? 大丈夫だったろ。まぁ割りと危なかったけど」

女友「嬉しい……男君の匂いが……生きてるんだね」

男「匂いとかww 大げさ……てか女いるし離れよう」

女「おい奴隷今直ぐ離れろ」

男「な、女友ちゃん、ねぇ? あれ?」

女友「ダメです……離れられません」

女「女友、離れなさい…ん?」

女友「…ふふふ…男君……前の続きをしようよ」ヒック

女「こいつ自分から酒を飲んでやがる」

女友「女ちゃんも一緒に酒池肉林……しよう…うふふ」ヒック

男「やばいよ目が割りとマジの顔」

男「縄抜けの術!」

女「!?」
女友「!?」

男「とりあえずここは逃げさせていただく」

女「もうなにがなんだか」

クラスメイト「朝からカオスすぎるだろ」

…こうして平和は取り戻されていったのであった。

……家 小屋にて

女奴隷「さすがご主人様です。学校の危機を救うなんて流石です」

男「いやー別にーまぁでも頑張ったな。女奴隷ちゃんは何もされなかったかい?」

女奴隷「はい。私の部屋のクラス委員に返り討ちにあってました」

男「それはそれでさすがだな」

女「今日は来客来るから小屋にいて」

男「またかよ。変な男連れ込むなよ?」

女「…! するわけ無いでしょ!!あ、あんたがいる……うっさいうっさい」ビシバシ

男「いてぇ!! 何すんだ!!」

女「つーわけだから、出て来ないでね」

男「さーて……夜になったら片づけコースだな。まぁ終わるっしょ」

女奴隷「はい……」

女母「女奴隷ちゃーん、お友達がきてるわよー」

男「おっ、友達出来たか。よかったな」

女奴隷「はい……でも……」

男「行ってこいよ。遅くならないようにね!」

女奴隷「は! はい…いってきます」

男「それにしても女奴隷ちゃんも友だちができて、本当に良かったよ。あの日助けてなかったら」

男「そう考えると本当にコロシアムって怖いな。あのテロも……平和であることに変わりない」

女友「そうですよね」チョコーン

男「平和だな~」

女友「はい…」

男「!!!????」ガタンガタン

女友「お邪魔しています……」

男「な……なんでそこにいるんすか!?? 女のところに行くんじゃないの?」

女友「今日は男君に用があって来ました」

男「え、? 俺…? じゃあ今日は誰が来ているんだ?」

女友「さぁ」

男「変な男を連れてきやがったかさては」

女友「男の人じゃなかったよ」

男「そうなのか、見たのか。誰だろうか」

……

女「今日はようこそ、まさか会長さんが来ていただけるなんて」

会長「いいえ、そんな。今日はお話があって来ました」

女「は、はい…? どういったお話でしょうか」

会長「えっと、貴方は、男さんを奴隷として飼ってらっしゃると」

女「あ、あぁ…はいそうですね。一応…そのまぁ」

会長「そうですね。それで前回のテロに対する活躍……私どもども学園は感謝しています」

女「まぁあいつは頑張ったけど……」

会長「それで、その…名誉として国から感謝状が出るみたいなのですが」

女「あいつが…ブフォッ」

会長「それでいて感謝状をもらう人物が奴隷となると大きな問題になるとなります」

女「まぁ…表彰状でチョーカー付けて連れるのはシュールね」

会長「それですので……その男さんを奴隷解放していただきたいのです」

女「か……開放!?」

会長「はい。開放頂けないでしょうか?」

女「か…解放っていっても金で買って……」

会長「それならお支払いしますよ!」

女「支払うってどこが!?」

会長「えっと……私が」

女「それ結局男奴隷のままじゃね?」

女「奴隷のままなら私が責任持って奴隷のままで、それを隠せばいいだけじゃないかな」

会長「私は奴隷として買って、そのまま開放します」

女「えっ、そんな開放しちゃ奴隷の意味が」

会長「そ…そして、その、毎朝味噌汁を作る関係になり……毎晩月を見るのですよ」

女「えーっと……会長さん……あの?」

会長「と、とにかく男さんを言い値で買いますから!!」

女「ま、まってよ」

女「あ…あいつは確かに金で買ったけど……奴隷でさ……普通なら主人は[ピーーー]ぐらいダメな奴隷なの」

会長「ダメな……奴隷?」

女「まずいうことは聞かない…てか、命令する前に全ての仕事をやりきる…
  その上、クオリティも高い……自分自身を社畜と勘違いしている
  更に、妙に鈍感だし、私が罰を与えてもパワハラだって……言いやがるし」

会長「……」

女「でもあいつ、いいやつ…なんだよね。キレイ事でもなんでも、一人でなんでもやりきっちゃう
  程よく仲間も頼る。なんでもできちゃう……ほんと奴隷には勿体無い」

会長「女さんは……男君のことが好きなの?」

女「え…? 好きって…?」

会長「奴隷……でしょ、男君。でも女さんがいう感じなら、男君のことが好きに聞こえる」

女「好き…じゃないわよ……あいつはただの奴隷」

会長「目が泳いでるよ」

女「…わかんない。でも…テロリストからみんなを守ってくれたときはカッコ良かった
  テロリストの前にもめげずに立ち向かっていたし……」

会長「私は好きだよ。男君のこと」

女「え? 会長さんが!?」

会長「当たり前じゃない……あの時…生徒会室の前であんなことされたら…誰だって」

女「え??? 何したの!!?? あいつ」

会長「というわけです……私は男君が好きなので貴方も好きならライバルですね」

女「え…ライバルだなんて……」

会長「あなたと男君が恋人なら、倫理的にもアウトですが…如何せん奴隷関係なら
    私が男君にちょっかい出しても問題無いよね」

女「え!! な、何をするつもりですか!!?」

会長「ふふっ、さーて何をしようかな♪」

女「やややややめてください」

会長「じゃあ貴方も男君のこと、奴隷から開放して恋人にならないと♪」

女「あいつは奴隷であって…恋人には」ハッ

会長「なら恋人枠は私がなってあげても…いいけどね♪」

会長「じゃあ男君に挨拶行ってくるね」

女「会長ー! ややや…」


……

男「何かが起きる予感がする!!」

女友「私と一緒に逃げましょう……どこまでもついていきます」



【続く】

今日は一旦終わりです。

女、女友、会長、嬢 で見たいサブストあれば
書こうと思いますが無ければそのままスルーで先進めますね。

学校……使用人室…

男「暇だなぁ……せめて紙や鉛筆ぐらい欲しい」

会長「おはよう」

男「おはよう。どうしたんだ?」

会長「今日はね、男君に勉強を教えにきたの」

男「勉強…?」

会長「そうよ、あなた、ずっと学校に行ってないでしょう?」

男「そうだな。親父が借金してから高校早退して、ずっと働いていたな」

会長「どう? 私で良ければ勉強カバーしてあげるけど…」

男「いやぁ気持ちは嬉しいけど高校卒業しなくちゃ進学も無理だし、勉強は無駄かな」

会長「そうかな。それなら私が色々サポートして高卒扱いにしてあげるけど」

男「いやー、それは申し訳ない気がする」

会長「いいの、それこそお礼しなきゃ。テロリストの件でも貴方は英雄なんだから」

男「とはいうもののさ」

男「おっさん人気すごすぎぃぃぃ」

会長「おっさん? あぁ、そうね。あの方も英雄なんだもんね」

男「俺ってさクラスであーだこーだ言ってただけで、全然目立ってないっていうか」

会長「あの方は数々のテロリストをなぎ倒し、全クラスかけてテロリストを封じ込んだのはね」

男「おっさんファンクラブできたぐらいだもんね……」

会長「でも私は、君のほうがずっとずっと目立っていたよ」

男「どもっす」

会長「じゃあ勉強教えてあげるね、はい教科書」

会長「はいどうぞ。どう? 分かるかしら」

男「作者の気持ちがわからねぇ……」

会長「それはね川端康成の雪国。美香みたいなミスはしないでね」

男「うーんうーん。難しいな」

会長「国語はね。正解は無いからね。正解があるのは数学だけよ」

男「でも学者によっては1+1=2じゃないという人もいるみたいだよ」

会長「そこまで行けばそれはただの哲学よ。国語みたいなもの」

男「勉強って大変だね」

男「ふわあああああああ……やっと終わった」

会長「お疲れ様。高校数学すごいねきちんと身に入っているわよ」

男「まぁ…変に社会人経験すると、こういった勉強に集中出来る身がついてしまう」

会長「そうね。で、どうする? このまま休憩でもいいけど……そうね」

男「ん?」

会長「次は…保健体育でも…?」

男「!!?」

会長「ふふっ、顔赤いよ? こんなセリフ一生言うことないと思ってたなぁ」

会長「冗談よ。はいお茶」

男「どもっす。あーでも久しぶりに勉強で頭使ったなぁ」

会長「いつも仕事なのよね。大変ね今までどんな仕事してきたの?」

男「睡眠と食事以外は基本仕事だったから覚えてないわ色々掛け持ちしていたし」

会長「えぇ? よく廃人にならなかったわね」

男「うーんまぁ大変だったのは覚えているけどご飯きちんと食べて寝れば大丈夫だろ」

会長「凄く前向き…なのかな。でももう大丈夫だよ」

男「まぁ奴隷生活も慣れてきたし、仕事量も増えても大丈夫かな」

会長「男君は奴隷を辞めたいとは思わない?」

男「まぁ抜け出したいのはあるなぁ。毎日怒られたり無理難題押し付けられる日々は嫌だからな」

会長「そ……そうよね。あ、あのね…わ…わたしのど…」

女「はーい休憩時間!! 男、弁当持ってきてあげたわ喜びなさい、地面に這いつくばりなさい」

男「お…女か。びっくりした。いきなりドアを開けるもんだから」

女「はいどうぞ、あーんしなさいあーん」

会長「わ…私も弁当持ってきたの。はい食べて」

男「多いだろ、お腹壊すわこんな食ったら」

会長(もうちょっとで言えたのに…私の奴隷になれば…そのまま妻になってあげる…って)

……

男「ただいま。帰ったぞ会長」

会長「あらおかえりなさい。はいカバン、スーツも」

娘「ぱぱおかえりーなーさい。クンッ! クンッ」

会長「こら、ナッパのモノマネしちゃダメでしょ。もう」

男「ははは。それより飯できてるか?」

会長「えぇ。今夜はハンバーグよ、ほら。今日は頑張ってもらわないといけないし…」

男「なるほどね。わかったよ、よーしパパがんばるぞ」

娘「がんばれーがんばれー」

…ここまで会長の脳内…

会長「ふふっ…ふふふ……」

男「会長…どうしたんだ?」

【会長編終 …続く】

男「眠たい……最近寝不足だ」

会長「自宅でも宿題してくれているもんね、じゃあ今日は宿題無しでいいわ」

男「そうか…いつもすまんな。休憩時間にいつも勉強教えてくれてサンキューです」

会長「じゃあね」

……

女友「……」

男「い……いたんだ」

女友「はい…いました」

男「いつから?」

女友「ずっといましたよ?」

男「そ……そうですか」

男「あの授業始まるよ?」

女友「授業…そうですね。戻らないといけないですね」

男「そうだよ。やっぱり授業は受けないといけんですよ」

女友「ここにいたいと思う場合どうすればいいのでしょうか」

男「うーん。放課後という選択肢がないのでしょうか?」

女友「それだとすぐに女ちゃんに連れられて帰ってしまうんです」

男「うーむ……てかなんでここにいたいの?」

女友「教えて欲しいですか…?」

男「うーん……(何か凄く嫌な雰囲気がする)」

女友「そ…それはですね……えっと…」


女「女友!! チャイム鳴ったよ! 戻るわよ!!」

女友「えっ…」
男「なんで女まで……」

女「いいから戻るわよ! 女友」

女友「えぇぇ……あぁ、わかりました」

男「おっと、じゃあな」


……

男「一体何だったんだろうか。ここにいたい理由」

男「さーて授業終わるまで一眠りと行こうか」

男「ふぁぁぁ……」

女「帰るわよ。ったくだらしない目しないでよ。ほら早く」

男「よし帰るか! 帰りに焼き鳥屋行こうぜ。学生だと安いんだ」

女「なんで焼き鳥屋に寄るのよ…意味がわかんない」

男「まぁそうだよなぁ。でもそういう青春って若いうちにしておきたい的なあれ」

女「青春って…あんた奴隷でしょ、奴隷が何を求めているのかしら」

男「まぁ嫌だったらいいけど」

女「なに譲歩しているの! ……仕方ないわね。寄ってもいいわよ」

男「マジで!! よっしゃ!!」

男「おおおおおおうめえええええ」

女「う…よ…よかったじゃない…ふ、ふんっ」

男「1本50円でこの炭火焼はマジでミシュラン」

女「ミシュランがこんな店を選ぶわけないでしょ」

男「ほれお前にもおごったる。食え」

女「な…なんで私が食べないといけないのよ」

男「いや美味しいから。普通に」

女「てかなんで、奴隷に主人が奢ってもらってるのよ!!」

男「50円じゃないか。これぐらいで奴隷云々ダメじゃないか」

女「わかったわよ…もうあんたに色々言った所で無駄に思えてきた」

男「それどうぞ」

女「はむ……ま、まぁ雰囲気は悪くないんじゃないかな」

男「だろ! 炭火ってのは雰囲気ゴリ押し出来る素晴らしい調理法だからな」

女「もう食べたし、か…帰るわよ!」

男「うぃーっす!」

……


嬢「……」

男「うぃーっす……」

嬢「……」

男「流石に反応してくれないと辛いです」

嬢(い……言えないわ……テロリストの件から……き…きになって口きけないなんて)

男「うーむ、そりゃ怒るのは分かるけどさ。俺の奴隷になるってさプライド的にもね」

嬢「……ぅ」

男「俺は一応形式上ではそうかもしれんが、何もしないから安心しろ。女が命令したら話は別だが」

嬢「……怒ってない……」

男「なんで黙ってたんだよ。まぁそれにしてもお前も使用人室に連行はキツイな」

嬢「い…いいのよ、どうせ今日は期末試験で私の教科はもう終了したし」

男「だから連れて来られても何も言わなかったんだな」

嬢「……あと、か…感謝しますわ……前回のテロの件」

男「あぁ……あぁそうだな。でもまぁ頑張ったのはおっさんと生徒会長だからな」

嬢「建前ね、そうやって貴方は誤魔化すのかしら」

男「建前じゃねぇよ。俺は裏方だったんだ。役者は言うまでもなくおっさんと生徒会長」

嬢「……いいえ、役者になってもらわなくちゃ困るの」

男「え?」

嬢「分かってる…? 貴方は私の主人なの…これは私にとってももっと誇って大きくなってもらわないと困るの」

男「俺が誇る…?」

嬢「私は一財閥の娘…それを分かってるの? それを超える大きな存在になってもらわないと」

男「財閥を超える存在ってなんだよそれ」

嬢「それを見つけてもらわないと、いけないのですわ。頑張りなさい、ご主人様」

……

男「さーて暇つぶしに校内歩くかなぁ。会長からこっそりドアキーを教えてくれたし脱走余裕ですね」

男「それにしてもすげぇな。校内おっさん推し」

男「おっさんのクリアファイルとか写真を購買部に売ってやがる……誰得だ」

男「うーむ、俺のクリアファイルは無いのかな」

購買部「おっさんは百部でまだ売れ残ってるが、あんたのは一部発行してもう売り切れたわい」

男「売り切れた!! 誰が買ったんだよ!?? 俺Sugeeeeee」

購買部(女友が買い占めてたなぁ)

男「うーむ……男子トイレが無い!! 狂ってる! 職員トイレはどこだ」

技能職員「あー男トイレは中等部のところにしかない。そこまで遠いが2階だ」

男「ありがとうございます」

……中等部


男「うーむ相変わらず道に迷うなぁ」

男「ここかっ!」ガラガラ

【家庭科室】

後輩「きゃっ!?」

男「あ、ここは家庭科室か間違えた。トイレはここじゃないんだ」

モブA「せんせーww そういうぎゃぐいいからーww」

モブB「先生代打だよねー? 今日調理実習だけど大丈夫~??」

男「へ? 代打、いや違うけども」

モブA「そんなこといってー! 今日はなにするの??」

男「うーむ。てか先生探してくるわ」

職員室……

体育教師「家庭科の先生は教室に向かったはずだけど」

男「いなかったみたいっすよ」

体育教師「もしかしたらトイレかもね。朝からお腹痛いといってたから。教員トイレにいるかも。男性だから確かめてきて」

男「うーっす」

……トイレ

家庭科教師「悪い……ここから出れそうもない。教師失格だ。君、教員免許は?」

男「無いっすね。一応バイトで中学生の塾教師はやったことはあるけど」

家庭科教師「たのんだ」ピーゴロゴロゴロ


男「ええええええ!??」

……家庭科室


男「はい、じゃあ今日は調理実習代打でお願いします」

パチパチパチ

男「じゃあ今日の予定はなんだったの?」

モブB「わかんないーっす。いつも食材準備されていたから…」

男「そうか。ふむ…この様子から見ると回鍋肉と麻婆豆腐か濃いな」

モブB「食材で当てれるんですか!!?」

男「まぁな、中華料理でバイトしていた時、目の前の材料だけで色々頼まれたからな」

男「じゃあ各自持ち場つけ、いいか? 中華で一番大事なのは火だ、全員強火で早く仕上げろ」

モブA「でも教科書は中火って書いてるよ?」

男「そんなの火は通ってもベチャベチャだ。中華は手早く作り手早く熟すことが必要だ」

モブB「は、はい」

男「よし、じゃあまずキャベツ、切れ」

モブB「どう切るんですか?」

男「はい、芯以外、適当に切れ、OK?」

……こうして男の乱雑な調理実習が始まった

……

男「はい出来あがり」

モブA「えぇ、15分で終わった」

男「かかりすぎだろ。オーダーだったらクレームものだぞ」

モブC「オーダーって……これは授業なんですが」

男「いずれ、花嫁修業で色々言われる日が来るかもしれんが……料理につきものはスピード」


男「そして手を抜けば美味しくなる料理があることも忘れるな」

男「じゃあ終わり!!」

モブA「おおおおお」パチパチパチ

……

男「俺は何やってんだ……」ブルブル

後輩「…あ、あの」

男「ん? なんだ…君は家庭科の子か」

後輩「よかったです。あの授業…凄く衝撃を受けました」

男「そだね。俺にとっては結構な黒歴史でありんす」

後輩「教えてください、どうしたらあんなに凄い授業をできるんですか?」

男「きみは…? 教師になりたいの!?」

後輩「は…はい教師になりたいです…だから…そのノウハウを…教えて欲しいんです」

男「俺は教師じゃないし、それに教員免許持ってない!!」

後輩「そうなんですか…!?? え……それじゃ……あれは犯罪…!?」

男「んな!??」

後輩「これは…一授業にきちんと授業料が出ているんですよ…それにもかかわらず授業を乗っ取り」

男「ちがうちがう、一応代打指名を受けてだな」

後輩「なら……自習に切り替わったはず……ですよね?」フフ

男「な……何をする気だ…?」

男「ごめん! なんかそれ言われてくると黒歴史から、犯罪者にグレードアップになる!!」

後輩「謎の男乱入…授業を乗っ取り勝手に授業を進行し…逮捕……」

男「すまん!! それだけは勘弁したい!!」

後輩「…しかもわたしの尊敬を180度回転し軽蔑へと……どうしましょう」

男「なんでもするから!! カンベンシテクダサイ!」

後輩「なんでも……してくれるのですか?」

男「…犯罪者にならないためなら仕方ない」

後輩「ならこちらに来てください」

……体育館倉庫

男「かかって来い」

後輩「別に喧嘩をする為じゃないですよ…」

男「じゃあ何を始めるんだ」

後輩「既成事実を作って、先輩を私から逃げれなくするんですよ」

男「既成事実って…!?」

後輩「えぇ、今から私と…その…Hなこと…」

男「だめですよ!! そんなこと…作者が出来るわけない」

後輩「出来ますよ……先輩は今ならなんでもするんですから」

男「でもそういうのはきちんと婚約して…」

後輩「駄目です。断ったら110番です」

男「んな……そんなことあっていいのか」

後輩「ずっとずっと女子一貫校なので…こういったこと初めてですが……楽しそうです」

男「楽しいとかそんなことじゃないんじゃないかな?」

後輩「先輩…童貞なんですか…? ふふ…情けない……」

男「いや童貞ですけど、別に情けなくは…」

後輩「このまま私を拒めば、女子校に乱入したという罪で捕まり
   社会には異常性癖者というレッテルを貼られ、就職も出来ず
   ずっと苦しい人生を送るか、私と甘い素敵なHな時間…どちらがいいですか?」

男「そう言われると…っておい」

ンチュ…

後輩「ふふっ……キスあげちゃった。もっともっとあげますね」

男「まままままままままままままままとう!」

後輩「駄目です。もう貴方はロリコンなんです世間では。中学生に手を出す異常性癖者」

男「ままm:dっfkdg」

ンチュ…

男「…わりとすとっぷ」

後輩「回鍋肉の味が残ってますね。先輩。流石です…食後歯を磨かないなんて…」

男「君は…そんな初対面の人にキスできるなんて…おかしいと思わないかな」

後輩「初対面…? ならどれほど接すればキスしていいんですか? 欧米なら当たり前ですよね」

男「いや…こんなホールドされてのキスは…欧米でもかなり親密じゃないと…」

後輩「親密度はどんどん…上がってますよ……先輩。なんなら…もう…」

男「ダメだよね。俺も理性のゲージというものがありまして」

後輩「ふふ……おち○ちん大きくなるんですか…?」

男「なるんじゃないですか? もうこれ以上は洒落にならないですよ」

後輩「洒落にならない…いい響きですね……このまま私を奪ってください」

男「いや押し付けられてるんだけど…?」

後輩「でも…体は正直ですよ?」サワサワ

男「Oh! my son!!!!」

後輩「先輩の赤い顔……本当に…」

ンチュ……チュグ……

後輩「ぷはっ……口数減りましたね……興奮しているんですね……発展途上の体に欲情しているんですね」

男「……なぁまだ間に合うんだ。ご家族様に申し訳ないよ」

後輩「パパとママ…ね。私のことなんてどうでもいいもの」

男「そんなことないだろ…」

後輩「パパとママは海外の本社で仕事。私は日本で屋敷生活。完全自由奔放かと思えば束縛」

男「…」

後輩「先生になりたかったのは、私の家庭教師の先生がいい先生で憧れたの」

男「で、俺がその夢を台無しにしたと」

後輩「……だから、こうやって捕まえた。貴方は私の夢を…だからそれ以外で埋めてもらうの」

男「確かに教員免許はない……無いが……」

後輩「じゃあなんで授業をしたんですか!? あんなにカッコつけて……ひどいじゃないですか」

男「俺だって、嫌だった。でも教えたい気持ちは増えていった」

後輩「……教えたい気持ち?」

男「あんなに純粋無垢な子を前に……中途半端なことは出来ないと……だから」

後輩「教えたんですか……最後まで……」

後輩「でも素人の料理…なんですよね」

男「残念ながら…だが、一応調理師免許と栄養士資格は持っている」

後輩「え!?」

男「そして一時、中華料理店、ファミレス厨房、フランス料理店、イタリア料理店のバイトを掛け持ちしていた」

後輩「…!?」

男「これでも結局は教員免許は必要なのは分かる。だが、教えることは出来るんだ」

後輩「でも…でも…」

男「ごめんな。傷つけて、でもこうやって注意されて分かったよ。なんでもしゃしゃり出るものじゃないって」

後輩「……ふふ。先輩のこと大好きになりました」

男「は? 大好き?」

後輩「先輩、彼女はいるんですか?」

男「いないっすよ!? そ、それがなに?」

後輩「んふふ…立候補します……先輩の彼女に…」

男「突然なんだ!?? おい!?」

後輩「せんぱいチュー」
チュッ カシャッ

男「おい!??」
後輩「先輩とのキス写真です。これをばら撒くと……ふふっ…先輩は牢屋の中」

男「まて、消せって!!」

後輩「残念です。アイクラウドで保存されました」

男「あぁぁぁ!!? おいやめろ」

後輩「それとも先輩がここで私を教育します…? もしかしたらわたし黙るかもしれません」

男「ゴクッ……ごくっじゃねーよ!! あぁぁぁ」

後輩「さぁ大好きな先輩。一緒につながりましょう…」

男「わわわ…抱きつくな……」

後輩「誰も来ないっていいですね……本当に…」

女友「そうかしら…?」

男「!!!!!?????」
後輩「!!!!?????」

後輩「だだっだ…だれですか!??」

女友「……男君の人生の伴侶です」

男「いやそんなこといった覚えはない」

後輩「伴侶!?? 先輩は彼女いないって」

女友「そんなことよりなんでキス……どういう関係?」

後輩「彼女立候補です!! 先輩のこと大好きなんです!!」

女友「…へぇ。私は大好きなんてレベルじゃないんですよ」

男「なんの話だ…!?」

女友「私は男君のことなら何でも知ってる。なんなら、男君の携帯はもう私の餌食」

男「え…? なんだこの携帯のマスコット」

女友「それはマイク…貴方の声がいつでも届くように細工してある」

男「」

女友「毎日男君専用の監視カメラもある。そのマイクもそうだし、貴方の行為は全てお見通し」

後輩「そ…そんなことは犯罪なんですよ!!?」

女友「私は男君のことは全て知りたい。そして……深く愛するの…」

男「初耳です」

女友「貴方ごときに負けない」

後輩「ぐぬぬ……負けないです!!」

男「どう収集つけるんだ!!?」

【続く】

カオス!!
また増えた。

……使用人室

男「引き篭もる!」

女「何がよ…あんたはここから出れないでしょ」

男「そうだよね! 出ないよ。外は危険だ」

女「何かよくわからないけど…じゃあ授業行ってくるわ」

男「OK! ちゃんと鍵していってね」

女「はぁ? オートロックでしょうに」

男「うん」

男「くそっ…なんで女はこう毎日のように俺を学校に連れ出す」

男「奴隷なんて自宅で仕事だろ。なんで俺はここで待つのだ」

ガチャ

男「ひっ」

センパーイ センパーイ アソビニキマシタ

男(居留守居留守)

アレー ココニイルッテキタンダケドナァ

男(無の領域へ……私は大気……)

後輩「先輩…いるんじゃないですか」

男「ごめんねてた」

後輩「その割には目が開いていましたが……ふふっ、せーんぱーい」

男「な……なんだ」

後輩「先輩って奴隷なんですよね…女さんの」

男「え、あぁ、まぁそうっすけど」

後輩「ひどい体罰受けてるって聞きました…」

男「いや受けてないよ。むしろ他の方々のほうがキツイ」

後輩「でも私の奴隷になったら……ずっとずっとHなことしてあげるよ」

男「!!?」

後輩「んふふ……たくさん私に種付けしてもいいんだよ…」

男「おおおおおおおちつつつつつつつつつけけけけけけけ」

後輩「痛い思いは嫌だもんね。でも気持ちいなら嬉しいよね」

男「恋は盲目、目を覚ませ!」トンッ

後輩「?」

男「俺の顔をよく見ろ。人生を捧げていいレベルの顔か? 人格か?」

後輩「…」

男「俺なんかよりよっぽどカッコよくて甲斐性ある奴なんていくらでもいる」

後輩「……」

男「分かったろ? 落ち着こう。今ならまだ考え直せるはずだ」

後輩「……はぁはぁ…」

男「む?」

後輩「先輩の顔見ていたら……堪らなくなってきました」

男「冷静になれ…」

後輩「先輩…ぁぁぁ…」

ンチュー

後輩「だめ…スイッチ入っちゃう…冷静に先輩の顔が見れない////」

男「」

男「じゃじゃじゃ…じゃあ目を閉じて」

後輩「はい…」

男「大きな空を想像してみて」

後輩「…? は、はい」

男「深呼吸」

後輩「すーはー」

男「落ち着いた?」

後輩「はい、落ち着きました」

男「よし、じゃあ目を開けて」

後輩「ぁぁぁ…先輩…」ムギュ

ンチュ… チュク…ハム

会長「随分と楽しい時間を過ごしているようね」イライラ

男「!!!??? ち、ちがうっすこれは」

後輩「あ、会長様!!」

会長「後輩ちゃんね。で…いつのまにそんな関係になっているのかしら」

後輩「男先輩を見ていると、Hな気持ちになるので…つい…」

会長「ままま…まさか…もうしちゃったの…!?」

男「まままっままだしてませんよ!!?」

後輩「ででで…でも会長様…ここでは不純性行為は禁止されていないですよね…」

男「は? 普通駄目でしょ」

会長「、っ…使用人室は対象外なのよ…」

後輩「だから私は男先輩とちゅっちゅしても問題無いんですよね!」

会長「…くっ」

後輩「さぁ先輩、このまま一線超えましょう……」

会長「ぉ…男君とキスしたのは…わ…私のほうが先だから!!」

男「」

会長「しかも…男君からね、しかも毎朝味噌汁作って欲しいと言われたし…」

後輩「んなっ…」ガビーン

男「」

会長「あ…あなたからの一方的な愛ではなく、わ…私は男君から直接愛を受け取ってるの」

後輩「ぐぬぬ」

会長「だから…後輩ちゃんが男君にキスをするのは大問題なのよっ!」

後輩「男先輩からキス……されたいなぁ…」

会長「駄目だからね…男君。わかってるわよね?」

男「」

後輩「考えるのやめちゃ駄目です! 先輩」

会長「これが現実なのよ、目を覚まして」

男「俺は……この状況で何をすればいいんだ……」アセアセ

会長「と…とりあえずこの用紙に名前と実印を…」

後輩「それは婚姻届じゃないですか! てか男先輩まだ結婚出来ませんよ!」

男「さ…サインだな、えーっと、実印は小屋のタンスの三番目……」アセアセ

後輩(男先輩、余裕が無くなって色々壊れてる……可愛い)

男「とととと…どうしよう…えっと…取りに帰ったほうがいいですか?」

会長「落ち着いて、冗談だから。ごめんね。えっと…落ち着いてね、ね?」

男「でででで、でも…あれだよね。うん。市役所3時までじゃん、だから早くしないと」

後輩「先輩はまだ結婚出来ませんよ!?」

男「そ、そうだったな」

後輩「まだ子供いないじゃないですか……」

男「!! そうだった。じゃあする必要ないんだよな」

後輩「今から作れば結婚出来ますよ…?」

会長「破廉恥! 何を言っているの」

後輩「一緒に勝負しましょう…会長。どちらが先に身籠るか…」

会長「そんな! 破廉恥できません!! そういうのは結婚を決めてから…するものであって」

後輩「硬いですね…会長さん」

会長「そ、そりゃ…で、でも男君が結婚を決めてくれるのであれば……もちろんすぐにでも…」ブツブツ

男「」

後輩(また先輩現実逃避している…可愛い)

キーンコーンカーンコーン

男「あちゃいむ」

会長「ほらほら、後輩ちゃん戻るわよ」

後輩「あ、…また男さん、夜這いに行きますねー」

男(……………旅に出ようかな)

【続く】

1 後輩    左
2 嬢      中
3 会長    三
4 おっさん DH

5 女奴隷  右
6 女母    補
7 SP     遊
8 テロリスト  一
9 黒幕   二

投 女    

男「旅…出たいなぁ」

女「無理に決まってるでしょ。奴隷が何を言っているの?」

男「まぁ世の中には長期休暇というものがございましてね」

女「長期休暇とかそういうのは奴隷に最も関係のないもの! わかる?」

男「そうっすよね。サビ残当たり前、お盆すら実家に帰れないブラック企業勤めの親不孝者ですわ」

女「親不孝…って、ブラック企業じゃないし、あんた奴隷でしょ」

男「親は今どこにいるんだろうかなぁ…まぁ生きててくれればそれでいいんだけどね」

女「……で、あんた旅に出て何をするつもりなの? そのまま私から逃げるつもり?」

男「いや、労働契約が残っている以上、期日には戻るさ」

女「いや、契約していないし……でもずっと小屋に篭りっぱなしってのもねぇ」

男「旅に出ていいのか!!?」

女「調子に乗んな。わたしもついてく」

男「は?」

女「だから、あんたがいきたい場所に付いて行くって話、わかる?」

男「お、おう…」

女「ったく…なにその嬉しくない反応。もっと喜びなさい。あんたの行きたい場所に合わせてあげるご主人様の慈悲に」

男「よ、予想外でな」

女「何が予想外よ」

男「いやぁ、何かしら駄目でしか物を言わない子だと思ってたから」

女「あんたのお陰で普通のご主人様じゃなくなったからね」

男「でも嬉しいわ。どこ行こうかなウキウキやわ」

女「でも変な所だったらマジで中止だからね」

男「海…かなぁ、海沿いの市場もいきたい」

女「え…えらい普通な…」

男「海はほとんど行ったことないからなぁ。車で通ったことがあるレベル」

女「わたしはバカンスでよく行くけどね」

男「海で泳ぐのもいいが、他にはさっき行ったとおり、海沿いの市場とか…ゆったり花火とか」

女「ふーん」

男「んで、野球観戦、そして、まぁ海岸沿いを散歩とかかなぁ」

「それって作者の願望じゃない?」

男「なんだいまの?」
女「さぁ?」

女「いいわ。それだったら許可してあげる」

男「ありがとう! なんでもするよ!! やった旅だぁぁっぁぁぁぁぁ」

女「そ…そう? じゃ…じゃあ…どうしよう」

男「あ、痛いのはやめて」

女「き…キス…しなさい」

男「」

女「ほら、ば…罰、あんたにとって私にキス…は辛いんでしょ…?」

男「いや…べつに…罰じゃないし…辛くないってか」

女「な…なに…」

男「いや…恥ずかしいだけだけど…」

女「あ…ナルホド……」

男「……どうすんだよこの空気」

女「あーやめやめ! あんた、最近仕事サボりがち! さっさと掃除しなさい!」

男「お、おう(いやもう掃除終わってんだけどな)」

……

女奴隷「わ……私に罰を……あたえてください」

男「わ、なんだ突然…?」

女奴隷「さ…最近のわたしが……その、しあわせすぎて……」

男「なんだいいことじゃないか」

女奴隷「いいえ! ど…奴隷であるわたしが……こんなのはだめなんです…」

男「ふむ…」

女奴隷「学校にも行けて…毎日…温かいご飯が食べれて……温かいお布団で…」

男「…」

奴隷「…これっていいのですか? 駄目な気が…するんです」

男「違うよ。奴隷にルールなんて無いよ」

奴隷「…でも」

男「奴隷っていろんな奴隷がいるんだよ。週休0で残業8時間の社畜も立派な奴隷」

奴隷「…」

男「でも奴隷であっても、ご飯はレンジで温めれるし、布団で寝れる時だってある」

奴隷「…」

男「でもそれはその人の生き方であって、そうでなくてはならない理由はない」

奴隷「そ、それだと……わたしはなんなんですか…?」

男「奴隷だよ。俺にとってとっても大事な奴隷。だから幸せになってほしい。それだけ」

奴隷「…幸せ…?」

男「そう。だから、奴隷だからってものはない。俺の奴隷であるうちは、ちゃんと文化的で、
  健康で、きちんと仕事も学校も熟せる元気な奴隷でいて欲しいんだ」

奴隷「…はぅ」

男「だから、気にしないで。奴隷という言葉に縛られていたら、絶対に人生良くはならない」

奴隷「……ぁぁぅ」プシュー

男「だからね、学校も楽しんで、勉強も頑張って、立派な社会人になってほしい」

女奴隷「が…頑張ります! 旦那様…その、大好きです」プシュー

男「あはは、ありがとう。俺も頑張ろ」

女奴隷「……」メロメロ

女ってつけるの忘れてたな。気にすんな

翌日……

男「ふぁぁぁぁぁ…」

女奴隷「すー…すー…」

男「ったく、風邪引ぞ。てかいつの間に俺のFUTONの中に?」

女奴隷「んん……」

男「ったく…可愛いなぁもう」


女奴隷「……だんなさま……いっしょう…つくします……すー」

(男は女奴隷を妹として認識しているっぽいようだ)

男「さて…旅に出るか」

女「……ほら行くわよ」

男「なんだ? 目にくまあるぞ」

女「うっさい、ゲームしてただけ」

男「それよか、荷物少ないな」

女「なんで私が持つのよ、あんたが持つんでしょ」

男「まぁ、そうだな。こういうのは男が持つもんだし」

女「奴隷だからでしょ!! いいように変換するなぁ!」

男「さて、電車ゆらゆらの旅ですよ」

女「ふーん。電車ってこんなかんじなのね」

男「乗ったこと無いのか? ほれ切符」

女「ドラマで見たことあるけど、実際どんなんかは分からなかったし」

男「へぇ、まぁそんなもんだろうな。俺もリムジンなんて乗ったことなかったし」

女「まぁ、こういうローカル鉄道乗るのってきらいじゃないかも」

男「さーて……ここに座ろう」

女「…そうね」

カタンカタン カタンカタン

男「ふぁぁぁぁ…」

女「で、どうするの? これから」

男「まぁ適当に降りた駅周辺をぶらぶら」

女「それの何が楽しいの?」

男「楽しいってか、ワクワク? まぁ無計画旅行ってカッコいいじゃん」

女「ふーん…」

男「なんだよ、興味無いのだろ。いいもんひとりでかってにもりあがるもん」

女「ね、隣座っていい?」

男「な、ま…まぁいいけど」

女「ふん…」ドスッ

男「…」

女「あんたは、まぁ奴隷なんだし私の言うことは聞いて当たり前」

男「で、何して欲しいんだよ」

女「肩貸して。寝たい」

男「お、おう」

女「ん……」

男「まぁ寝不足だったろうしな」

女「……」

男「やっべ、俺も眠い……」

女「……くぅ」

男「…おきとこ…ふぁぁ」

カタンカタン カタンカタン カタンカタン


そのネタ引っ張ってきたのはToLOVEるだな。
まぁでも結構鉄板だよね

ただいま。

男「さーて……ついたぞ」

女「へぇ、何も無いわね」

男「なにもないっていいことじゃん。逆の所に行くから楽しいんじゃないか」

女「ふーん」

男「さーって、さっそく、駅周辺をぶーらぶらしましょう」

女「そんなもんか」

男「なんつーか、他の人と干渉しない時間が欲しかったからな」

女「私はいるけどね」

男「まぁ、な。でもまぁ、そんな毒気無いし。女はさ」

女「毒気とか言わないでよ」

男「まぁ、意外と常識あるしさ」

女「あんたに言われると凄くむかつく……」

男「落ち着くよ、女といると」

女「んなっ……うるさいわね…そんな風に言われると」ブツブツ

男「どした?」

女「うっさい、さっさと行くわよ」

男「いい天気だなぁ」

女「で、ここは?」

男「えーっと9時間営業のコンビニです」

女「いや、そういうことじゃなくて」

男「ここでアイスを買います」

女「アイス……? 季節的には妥当の選択か」

男「まぁのんびり、まったりと過ごしたいんすよ」

女「まぁいいか。はい、奢ったげるわ」

男「あざーす、」

男「よし、アイス食べた」

女「どこいくの、次は」

男「ちょっくら海を見に行こう」

女「水着持ってないんだけど」

男「海辺を眺めるだけだ」

女「だからさ、なんでそんな地味なの」

男「だから何度も言う、一人旅の体で行ってるからさ、一人旅で派手なことはしないだろ」

女「まぁ一人で海辺でキャッキャは可笑しいわね」

男「うーむ、やはり人は少ないなぁ」

女「そりゃ、ここ海水浴場ではないみたいだし」

男「その方が好都合だ」

女「ふーん」

男「あ、あっこにベンチがある」タター

女「ま、待ちなさいよ」

……ベンチ

男「……」

女「……」

女「なんていうかさ、あのさ」

男「うん?」

女「なんか勘違いされそうなんだけど…」

男「……うーん? まぁリストラした会社員には見えないけど…女がいるし」

女「わたしがいるから……ほら……馬鹿!!」

男「なんだよ、突然……びっくりするじゃないか」

女「一生びっくりしとけばーかばーか」

そんなこんなで旅館……

男「なんで部屋一緒なんだよ」

女「知らないわよ。あんたが予約してないからでしょ」

男「だって一人旅だと思ってたし」

女「もういいわよ、ここで。どうせあんた私に何もしないでしょ」

男「うーむ…そうだなぁ」ジー

女「ふんっ、さーさっさと風呂に行くわよ」

男「うーむ…この庶民派お嬢様」

カポーン

男「…ふぅ、なんだかんだいってあっという間に時間がたちやがる」

男「さて、のんびりお湯に浸かって部屋に戻るか」

……

男「うぃっすー」

女「うんおかえり」

男「な、浴衣だと…?」

女「ふふ、似合ってるでしょ?」

男「……お、おう(やばい、そいえば浴衣に弱いんだった)」

男「さ、さて飯でも食うかな」

女「そうね。もうそんな時間だし」

男「(やばい直視できん……なんでしかも髪の毛くくってるんだよ
   …いつも下ろしてるだろばーかばーか! 誘ってんじゃねぇよ!)」

女「…? なに?」

男「さ、さぁ飯はまっだかなぁー」

女「へんなの…まぁいつも変だけどあんたはね」

男「ずず……」

女「あんた急に黙りこんでなんなの?」

男「い……いや別に何でもないって」

女「どうだか…まさか私の浴衣姿に興奮しているとかじゃないわよね」

男「ブフーッ!!」

女「ファッ!?」

女「あんた、まさか浴衣が好きだったなんてね」

男「ま、まぁ、なんつーかあれだ。日本人が似合う服装だし」

女「まぁ、派手な西洋のドレスよりかは馴染むかもね」

男「まぁそういう訳だ。飯食べたし寝るぞ」

女「一緒に寝る?」

男「断る」

女「命令よ?」

男「今は主従関係はないぞ」

女「ふーん、腰抜けチキンめ」

男「なんとでも言いやがれ。ベジータでもなんとでも」

女「まぁいいけど。あんたから襲われるってのも癪に障るし」

男「失礼な言い方だな。もう夜かぁ……休みってなんでこんなに時間が過ぎるのが早いのか」

女「人間の永遠のテーマよ」

男「あぁぁぁ、明日から上司からの叱責、同僚からのプレッシャー……ひぇぇぇ」

女「あんたはただの奴隷でしょ、何を怯えているのかしら」

男「人生色々さ。社畜ってそんなもんさ」

女「あんた、また自分を社畜……いい加減やめなさい」

男「と言われても、仕事がある限り、俺は社畜」

女「今度社畜を自称したら、キス…どう? やめる?」

男「やめる!!」

女「この大馬鹿野郎!!」

そろそろがんばろう

男「というわけで何もしません」

女「はぁ、腰抜けめ」

男「何とでも言うがいい。屈したりはせん」

女「……あんたさ、奴隷やめたい?」

男「なんだ藪から棒に」

女「このまま一生、あんたは私のもとで暮らせると思う?」

男「金で買われている分、女次第としか言い様がないな」

女「…あんたはどうなの?」

男「そりゃ奴隷じゃない方がいいに決まっているがな」

女「そりゃそうよね……わかったありがとう、おやすみ」

男「なんじゃそりゃ。おやすみ」


……そして一瞬のような旅は終わりを告げた。。。

……学校

男「……ふぁぁぁ」

おっさん「よう、久しぶりだな」

男「お、校内の人気者」

おっさん「若いガキに人気あっても詰まらんわ。10年早いわ」

男「言うねぇ。それにしても最近は怖いぐらい平和だな」

おっさん「まぁ、平和が一番だが、それがいつまでも続くかは別の話だがな」

男「そうなのか?」

おっさん「テロリストの件を思い出してみろ。あのまま何事も無く一件落着ってそうもいくかって話だ」

男「あぁ……そういえばあったなあんなこと」

男「そう考えると不安になるなぁ……」

おっさん「その時はまた戦えばいい」

男「いや、そう言いますけどね……そんなに戦えるのは貴方様ぐらいで」

おっさん「守るだけでいいさお前は」

男「守るねぇ……」

おっさん「でもお前の場合守るものが増えすぎだな」

男「……増えすぎ?」

おっさん「単純に考えてみろ。また学校がピンチになった時、まず誰を助けに行く?」

男「んなっ……」

おっさん「ほれみろ」

男「その時、一番近い女の子を助ける……てのはどうだ」

おっさん「バカか。そんなんじゃただの慈善事業だ」

男「うーん……そうだなぁ」

おっさん「まぁ深く考えるな。そういうのはいつか答えが出るさ」

男「今起きたらどうしようと思ったり」

おっさん「そんときは、直感で走れ」

男「だな」

……

男「さーて昼休憩に外へ抜けだそうかな」

会長「あら? どこへ行くの?」

男「あ、会長。うーんとね脱走」

会長「だめよ、校内は下校以外外出厳禁よ」

男「ていっても、俺奴隷だし」

会長「あら、関係ないわ。命令、脱走・す・る・な・」

男「え、あ…はい」

会長「ったく……」

男「でも暇じゃん」

会長「なら勉強しましょう一緒に(ニッコリ)」

男「ですよねー」

男「で今日は何の勉強するんだ?」

会長「えっと、科学でも数学でも、どうぞお好きに」

男「じゃあ保健体育」

会長「えっ、保健体育…?」

男「そうさ! 保健体育は男のロマンだって言うじゃないか」

会長「な…な…変態………!!」

男「冗談だっつ…ん?」

会長(じ……実技とか……? しちゃうの……!??)

……

男「……ここにな……俺の愛を受け取って欲しいんだ」

会長「……責任……とってくれるよね」

男「責任? 関係ないね。お前は今日から俺の愛の奴隷さ」

会長「馬鹿……逃がさないからね……」ギュッ


……

会長「……ふふふふ……」

男「かいちょうさーん? じょうだんですよー? おーい」

男「どうしたんだよ。突然取り乱したりして」

会長「なんでもないわよ……ったく、ばか」

男「とりあえず、数学でいいよ。妥協だ妥協」

会長「はいじゃあテキスト出すわ」

後輩「はいはーい! わたしも勉強参加しまーす!!」

会長(また厄介な奴が来た)
男(また厄介な奴が来た)

男「学年違うだろ、ほら帰った帰った」

後輩「そんなこと言って、先輩とイチャイチャするんじゃないんですか??」

男「なぜそうなる!? 無いから安心してください」

後輩「私も、男先輩と保健体育の実習、家庭科も含めて死ぬまで行いたいなぁと」

男「なにそれ、家庭科じゃなくて、もはや家庭を持ってるじゃん!?」

後輩「さぁ、今すぐ既成事実を」

先輩「あのねぇ……」

男(誰だ突然、先輩って) 後輩(会長ってことにしておきましょう)

会長「途中から完全に話が脱線してるし……」

男「全くだ。さて、そろそろチャイムだな」

後輩「さて、先輩デートしましょう!!」

男「授業だろ、戻れ」

後輩「んもー素直じゃないんだから~ じゃあね~」

会長「結局勉強できなかった……」

【奴隷女ちゃんにお酒を飲ませたらどうなるのっと】

男「さて、ここにウイスキーボンボンがある」

奴隷女「あの……? これは」

男「これはお菓子だ。さて、休憩としてこれを食べよう」

奴隷女「いいのですか? い、いただきます」

男(さて、どう出るか)

……

男「……」

女奴隷「くぅ…くぅ…」

男「寝たか」

女奴隷「……ん……すぅ……すぅ」

男(アカン)

【結論:お酒を飲ませると、寝る】

男「今日は教室へ行くんだな」

女「そうね。あんたを目を離しすぎるのもダメだと悟ったし」

男「まぁいいや、教室で寝るか」

女「ったく」


……教室

男「なんか担任が変わるって噂聞いたんだけど」

女「あぁ、なんだっけ、海外からのスペシャリストとか」

男「へぇ、すげぇ嫌な予感しかしない」

女「なんでよ?」

男「いや、なんとなくだなんとなく」

教師「皆さん、こんにちは」

スイーツ共「!!???」

教師「どうも、今日から担任になります。よろしく」

スイーツ共「やばい、イケメンとかそういうレベルじゃない」

男(あの声…どこかで聞いたことがあるような)

教師「ここの学校も様々な騒動があったからね。僕を警戒している人もいると思う」

スイーツ共「そんなことないよね~ね~」

教師「でも僕は君たちを守る側だ。生徒を教え、学ぶ。それが信条だ大和魂というものかな」

スイーツ共「やだかっこいい」

男(イケメンて適当なこと言っても絵になるねぇ)

教師「そして、君は英雄だったかな男君」

男「いえ、英雄ではありません英雄はおっさんです」

教師「そうなのかな。でも、君がいたから今ここに学校がある」

男「そういうのんいいんで、授業始めては?」

スイーツ共「感じ悪いね男君」「うん」

教師「そうか残念だ。それでは授業しましょうか」

男(あいつ間違いない黒幕だ)

男「どうしようかなぁ」

女「何見てんの?」

男「やずともだ。毎週日曜にやってるやつ」

女「関西ローカルの番組見て何が面白いの?」

男「そらもう柔軟剤選びよ」

女「主婦か! あんたは」

男「そらやずこ姉さんの柔軟剤の選択センスは尋常やないでぇ」

女「だからって休憩時間に見るのはおかしいでしょ」

男「気にすんな」

男「さーて、今日は先に帰っといてくれ買い物行くから」

女「あんた、いくら数ヶ月SS放置していたからって奴隷っていうこと忘れてないよね?」

男「忘れてないぞ。切れた備品を先に買うのは社畜として当たり前のことだろうが」

女「あーはいはい。もう突っ込むのもつかれた。行ってきなさいよ」

男「オーケーイオン行ってくるわ」


……

男「さーて、どこだ、柔軟剤あったあった。これだ。やっぱレノアハピネスだよなぁ」

女友「へぇ……私はダウニーの香りのこれ使っているんですよ?」

男「あーそれか。前使ってたわ。匂いきらいじゃないけど、やっぱこっちかな。フローラルの」

女友「さ、次は食品売り場に行きましょう。晩ご飯何にしましょう……」

男「……てかいつからいたの?」

女友「ふふふ……」

男「もうどうにでもなれ。てか、女友さんは自分の家があるでしょう」

女友「現在は別居中ですよね……冷えきった関係です」

男「いやぁ…一度も熱くなった記憶はないんですが、同棲もしていないんですが」

女友「はい、今日は男くんの好きなビーフシチューにしましょう」

男「マジでっ!? ……って知らんがな。てかそのルーは美味しくない。こっちにしろ」

女友「そうなんですか? 別途赤ワイン加えると味が変わるんですが」

男「あー。もともと苦味が強いから、より苦くなってしまいそうじゃね? だったら玉ねぎをペーストにしたやつを加えたりしたらいい感じ」

女友「男くんの胃袋を掴むのは難しそうですね……」

男「お、おう……」

女友「でも……○袋を掴むのは……わたしでも……」

男「オヤジの下ねたっぽくなってるんだが……」

男「さて、いつまで付いてくるんでしょうか?」

女友「そんな冗談言ってww あなたったら」

男「キャラも違う気がする、いつから嫁キャラに」

女友(作者のリハビリ中に立ち位置を確保しておかないと)

男「なんか言ったか?」

女友「なんでもありませんよ……さぁ帰りましょう」

……屋敷前

男「おい、いつまで来るんだ」

女友「早く行きましょ? ご飯遅くなっちゃう。あ、今日は半沢直子の最終回……急がなきゃ」

男「……どうなってもしらんぞ」

小屋

男「ただいま……」

女奴隷「おかえりなさい…」

女友「ただいま。女奴隷ちゃん。今夕飯作るね。男くんはテレビ見ていていいよ。今日は私が作るから」

女奴隷「女友さん……?」

男「誰も止めれない。俺自身どうしようもないと思っている」

女奴隷「……」

女友「さてご飯が出来たし、さ、食べよ」

男「…お、おう(こんなキャラだったけ? マジで)」

女奴隷「は…はい」

……

男「うん。普通にうまい」

女友「当たり前でしょ、こうやって胃袋を掴んだんだから。妻として当然です」パクパク

男「おい、いつから妻になったんだ」

女友「そういえば籍はいつ入れる? 週末にでも市役所に行きましょ。仕事休まなきゃ」

男「いや学業だろ。てかなんでもう婚約してんだよ。この空白の一ヶ月何があった」

女友「そ……そりゃ、嬉しかったもん。ベタだけど、ケーキの中に指輪があったら……誰だってOKしちゃう」

男「またベタな方法だな、おい!? てかガチの結婚指輪じゃねぇか!?」

男「てか、それ……うん!? どこまでが冗談なの?」

女友「……あれは嘘だったの……男君……私、あそこまで愛してくれたから……あれも嘘だったの……?」


男(この空白期間に何があったぁぁぁぁ!??)

男「えっ、えっ、えっ? いやぁ、そのあれ? 俺この2ヶ月ほど何していたの? 仕事していた記憶しかないんですが」

女友「……きょ…今日は帰るね。ごめん……またね」バタン


男(何がアッタァァァァァァァ!?)

男「……もう意味がわかりません」

男(ケータイのログを見ても何もメールが残っていない。この2ヶ月間だけ綺麗さっぱり消えている)

男「仕方がない……翌日学校で謝るか……で詳しく話を聞こう」


翌日……


男「女友休み!?」

モブ「うん。調子が悪いってさ。何か知らない?」

男(他の奴らからは俺と女友と特別な関係があるようには認識していないな)

ガラガラ

嬢「……」

男「おいーっす。嬢」

嬢「もっと……」

男「は?」

嬢「もっと私をむちゃくちゃに罰を与えてくださいぃ~旦那様ぁ~!!」

男「」

男「……何があった? 落ち着けな?」

嬢「もっとドン引きした目で私を見つめて下さい……そしてそのまま私を倒してくださいぃ!」

男「……何があったんだ? 俺はお前に何もしてないよな? な?」

嬢「え……毎日私を拘束して罰を与えて頂けたじゃないですか……最初は嫌でしたが、今では旦那様一色ですよ……」

男「……と、とりあえず一旦落ち着こうか? な? ちょっと屋上行ってくる」

男(何だ……記憶に全くないぞ……? 大体そんな取っ替え引っ替え女の子と関係を持つようなつもりはないし)

会長「おはよう。男君」

男「お、おうおはよう。なんかここ2ヶ月俺何かおかしいことしていなかったか?」

会長「いつも通りじゃない。何言ってるのかしら」

男「だよなだよな? よかった……ちょっと聞いてほしいことあるんだけど」

会長「何? お小遣いの値上げならお断りよ」

男「そんなんじゃないって……へ?」

会長「あら? そういうのはきちんと仕事を熟してから交渉しなさい」

男「会長さんも……か?」

会長「あなたは私の奴隷になったでしょ。だからそのお小遣い交渉」

男「いや、俺は会長さんの奴隷になった記憶は」

会長「そうね。まだ実質は女さんの奴隷だけど、ライセンスはもう此方側よ?」

男「あれ奴隷契約書……俺の名前とサインがあるんですがそれは…」

会長「でも安心して。私は女さんみたいに永年奴隷にするつもりはないわ」

男「へ……?」

会長「あなたが……その、浮気さえしてくれなければ……恋人だって……その夫にね昇格してあげるんだからね」

男「」

男「ごめんなさい、いつからこういった契約を交わしたのでしょうか?」

会長「2ヶ月前じゃない。私結構うれしかった。貴方が奴隷になりたいって言ってくれた時。これから毎日一緒に……ってあれ?」


……

男(女友に嬢に会長までやられてる!? そんなことあるんですかァ?)

男「おっさん! 助けてくれ」

おっさん「なんだ?」

……

おっさん「なるほどね。ここ二ヶ月勝手に進展しているって現象か……」

男「そうなんだ。そしてその記憶が消えている……誰かの陰謀か何かか?」

おっさん「落ち着け。俺はお前はここ二ヶ月間特に当たり障りなくやってきていたことを知っている」

男「じゃあ一体……?」

おっさん「誰かが記憶を改竄しているって線だ」

男「記憶……だと?」

おっさん「いくつもの未来線があるパラレルワールドからその意識だけを抜き取りそれをその人間の頭に焼き付けることができる」

男「……え、SFでしたっけこのお話」

おっさん「コメディチックだからそういうことが起きてもおかしくはないだろう」

男「と……とにかく、その意識を取り替えたのは誰なんだ?」

おっさん「さぁな。だが、意識自体を植えつけたのは単なる思い込みだ」

男「でも奴隷契約書は会長さんが持っていたぞ」

おっさん「それはフェイクだろう。誰かが渡したものの可能性が高い」

男「でも意識改ざんなんて出来るのか?」

おっさん「理論上は可能だ。一つの催眠術のやり方だ」

男「催眠術なのか!? あれ」

おっさん「あぁ、意識に穴を開け、そこを別のものへ取り替えれば可能だ。あれぐらいの催眠術なら俺でも解ける」

男「頼んでもらっていいか?」

おっさん「あぁ構わんぞ。俺も敵国の捕虜を囮に敵国の領地潜入の為にこういった催眠術は使ったものだ」

男(おっさんすげぇ)

おっさん「破ァァァァ」

会長・女友・嬢「あれ?」

おっさん「よしこれでOKだ」

男「よかったぁ……てか誰が催眠術をかけたんだ」

会長「この奴隷契約書は偽物なんだ……残念」ボソッ

女友「あのまま結婚したかった」ボソッ

嬢(悪くないかも……あんな…関係)

おっさん「さて、犯人探しは俺はしない。そこはお前がしろいいな?」

男「お……おう、サンキュー」

男「とはいえ怪しい奴は大体予測付いているんだがな」

男(先生…か? 先生ならそういった技術を何かしらで会得していそうだ)

男(だが確証はない。それを問い詰めるのは危険きわまりない)

男「……」

教師「何か悩み事かい?」

男「まぁね。女子三人と大変な関係を持ってしまってやばいんすよ」

教師「ふーん……」

男「まぁそれは実は催眠術だったって落ちだったんですけどねww」

教師「でもそれが事実だったとしたらどうするんだい?」

男「へ? 催眠術だったって」

教師「それが誰かが行ったものをそれを行った奴が男君だったように改ざんしただけだったら」

男「はぁ?」

教師「美味しかったなぁ……」ボソッ

男「てめぇ、何言ってんだ? コラぁ?」ガシッ

教師「若い女の子は美味しいよね」

男「てめぇ……まさかあいつらを」

教師「そんな怖い顔しないでww 冗談だって。これは本当だよ」

男「……信用出来るか? てめぇみたいな顔をした奴に」

教師「安心して。なんなら確かめに行ったらいい。『処女膜あるか?』ってさ」

男「……マジで殴るぞ」

教師「すまない。私もつい魔がさしてね。面白半分で催眠術をかけただけだ」

男「……」

教師「それに女なんて興味ないよ。僕はどちらかと言うとね……」

男「な……なんだその視線」

教師「若い男の子のほうが何十倍も好きだよ」ニッコリ

男「」ドンビキ

教師「だから本当に何もしていないよ。それだけは信じて」

男「で、何が目的なんだ? そもそもお前は」

教師「……ふぅ、秘☆密」

男「キモイ……」

教師「僕はね、負けたからね、リベンジをしようと思っているんだ」

男「そうっすか……じゃあさ俺だけにしてくんないかな」

教師「ふーん。そんなんで済むと思ってるの?」

男「お前には関係のないやつまで巻き込むなと言ってるんだ」

教師「へぇ国規模でテロを仕掛けようとした集団のトップにいうセリフじゃないよね」

男「知らねぇ。お前ら側の思想なんて。だがこっちはこっちで迷惑してんだ」

教師「それも君次第だよ。君次第で物語は変わる」

男「……」

教師「だが君次第で大切な仲間はすべて失う」

男「……」

教師「近いうちに答えは出るよ。そしてこれだけは約束してあげる」

男「……」

教師「君が守りたいもの一人以外、全て失う。何もかも」

男「……」

教師「くくっ、もしくは逆もありかもね」

男「……」

教師「さーてどうなることやら。さて、チャイム鳴ったよ? 教室に戻ろう」

男「……俺はここの生徒じゃない、お前だけ戻れチンカス」

教師「すごい言い草だねww まぁいいや、よく悩め青春を謳歌する若者よ」

……

男「……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」



【続く】

本当に更新を怠けており申し訳ございませんでした
グダグダですが、前からグダグダでしたので問題無いと思います。
酷いものがあるとご意見頂きました。メタネタは寒いのは知っています。
それでいて乱用しました申し訳ございませんでした。

男「選択か……思えば俺も遠いところへ来てしまったものだ」

女「なんの話しているのよ」

男「いや、最近変な予感しかしていなくてな」

女「へぇ、私はあんたと出会ってから殆ど悪いことしか起きていない気がするけど」

男「それはまぁ大変でしたねとしか言いようがございません」

女「で、あんたはこれから暇なの?」

男「まぁ忙しいぞ。これから敷地内の備品の数量確認をしなくちゃいけないからな」

女「いた、どこの工場よ。屋敷の備品を数えてどうすんのよって話なんだけど」

男「そりゃまぁ、本部に通達しないとエリアマネージャから指導が来るし」

女「エリアマネージャって何!? いや私の家にそんな役職無いし」

男「とまぁ忙しいわけだじゃ」 ガシッ

女「にがさないわよ……」

男「な……足を掴まれた……だと!?」

女「便利ねぇ、この足元つかみキット」

男「なんじゃそれ!!? そんなのどこで売っているんだよ!?」

女「そりゃテレビ通販よ」

男「」

女「ネット通販にばっかり頼っているから、こういう製品の存在に気付け無いのよ?」

男「くそっ、で、何が目的なんだ? ……金なら無いぞ」

女「奴隷になんで金を請求しなきゃいけないのよ 違うわよ、ちょっと付き合いなさい」

男「くそっなんて日だ!!」

女「映画の吹き替えみたいな言い方したって何も起きないわよ、さぁ付いてきた付いてきた」

……


男「ふぁぁぁぁ、なんだこれ」

女「ら……ラーメン屋よ」

男「そりゃまぁわかっているが、ラーメン屋がどうかしたのか?」

女「あーもうっ!! 何もわかってないわね!! 行くのよ、一緒に!! 付いてきて!!」

男「ラーメン屋ぐらい一人でいけるだろ」

女「女の子が増して、お嬢様的立ち位置の私が、こんな庶民的なラーメン屋にのこのこ入れるわけないでしょ!!」

男「いやぁ、何条かのアイドルはお嬢様だがのこのことラーメン屋に入るぞ?」

女「それはその子がぶっ飛んでいるからでしょ!! いいから付いてきなさい!!」


男「えーー」

女「何が気に入らないのよ!!」

男「だって、そこまずいし、食べログがステマで溢れかえっている糞店だし」

女「え、でも星満点だって……」

男「そんなんネットだったら言いたい放題だろ。ほら、ネットに毒されない!! 自分が美味しいものを一番だと知ることが大事」

女「じゃあ何が美味しいのよ!!」

男「そこの向かいの道に入ったラーメン屋。あそこのチャーハンがオカンより美味しい」

女「チャーハンかよ!! しかもオカン級って何?? 家庭の味ってこと?」

男「でもこの世のオカン級というものを舐めるなよ? どんな国であれ母親は偉大だ。そして母は唯一無二ではない」

女「でなに?」

男「つまり、世界中の誰が食っても、オカンと遜色のない美味さってことは、それは世界一ってことだよ!!」

女「あんた、その寂れたラーメン屋のハードルをどんどん上げていっているんだけど……」

男「さ、行くぞ。まぁ普通にラーメンも美味しいから! 休日におやじが作ってくれる野菜入りラーメンより美味しいから!」

女「その例えが難しすぎるわ!!」

………


男「ふぅくったくった」

女(言えない……確かにあれはオカン級だったなんて言えない)

男「さーって、屋敷に戻って遅れた残業を取り戻すか」

女「あのさ、ちょっと遠回りしない?」

男「ん? 遠回り……?」







※ ここからエンディングです。選択肢ではないです。それぞれのエンディングを書こうと思います


01 寄り道するルート(ヒロインルート)
02 突然鳴る電話ルート(俺が一番好きなキャラエンド)
03 オマケルート(みなさまが見たい個別ルート)

ハーレムエンドは無いのでご了承。

とりあえず放置していてすみません。
家庭内で色々トラブルがあってSSどころじゃなかったんですねん。
でもまぁだいぶ落ち着いたので、再開しようと思います。

いつもSSは短編以外完結したことなかったので、グダグダとはいえ完結を目指したいと思います。

またかなり近いうちに書くのでもしよろしければ待っててください。

01 は近日
02 はそれを書ききった後日
03 はそれをも書ききった後日書きます。。。

選択肢ではないです。わかりにくくてすんません。
で投票つっても荒れる(荒れるわけ無いが)だけなので
変な感じで荒れたらスレストします。

後日ネットで投票する奴うpるんでそこで投票してください
スレの投票ではないんで書き込んでも何も起きないよ……

想像以上にアンケートが早く出来たので
03のエンディングはここから投票お願いします。

https://jp.surveymonkey.com/s/PH2RPTS

一つじゃないんだな
全部にチェックしたわ

おっさんにも

会長√がないんだが…

>>615
指摘ありがとう! 複数回答不可にしました。
おかげで過労死は免れそうです。


いいか、おっさんだけはやめろよ? 絶対にだぞ?

>>616
会長エンドはもう決まっているようなもの。
いち○100%でいう西○さんみたいなもん

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