男「死んだ… 安価で行動しよう。」(347)
というわけで
安価>>5
遠い
ksk
初っぱななんだから一つか二つ先にしようや
気分がダレるわ
小学5年生女子の風呂を覗く
男「よし、小学5年生の風呂を覗こう。」
幼女「お風呂入ろっと。」
男「ちょうど見つけた、よし。ちょっと悪戯をしてみよう。」
悪戯の内容
>>10
眠い
④
ksk
くすぐる
男「ちょっとくすぐってみよう。」サワサワ
幼女「ひゃあ!何かいきなりくすぐったくなった~。」
男「ふむ、あまりいい反応ではないな…
そろそろ小学5年生の風呂を見るのはやめるか…」
男「>>13に行こう!」
エロはなしでお願いします
自宅
死んだ場所
死んだ直後だったのか。しかも殺されてたのか。
ksk
ロードローラー
ksk
マインドクラッシュ
↑
マインドクラッシュわからんので別ので
>>23
ggrks
少しは努力しろよ
男「よし、ロードローラーに乗って少しは努力しろよと言おう。」
廃墟
犯人「ふっ、これだけの大金があれば一生遊んで暮らせるぜ、くくくっ。」
犯人「後はこの死体を消すだけだ。」
男「少しは努力しろよ!」
犯人「誰だ?」
犯人「ひぃぃ、ロードローラーが勝手に動いてる!?」
男「いくら10億円手に入れたからって、遊んで暮らせると思うなよ?」
男「ご利用は計画的に。」
犯人「何もないところから声が!」
犯人「たすけてくれ~」ダダダダダ
男「逃げたか、次はどうしよう。
そうだ!>>26に行こう!」
上手く逃げたなw
ksk
家族に幽霊が見える人はいるか探しに行こう
男「ふむ、家に幽霊が見える人はいるか探しに行こう。」
実家(豪邸)
男「家に着いたな。」
男「まず母さんに会いに行こう」
母「男は何処に行ったのかしら?3日も行方不明
になってるって聞いて驚いたわ。」
男「母さん…
俺は見えないみたいだな。」
男「次は父さんに会おう。」
父「むう、男は何処ほっつき歩いてんだか。」
父「あれ男生きてるか?心配したんだぞ?」
男「父さん…実は俺死んだんだ。」
父「何!?本当か!?」
俺「他の人にも話し書けないといけないからまた後で。」
俺って何者だよ
むむ
霊能力者でも子供でもない大人が幽霊見えるって新しいな
支援
×俺
○男
まあどっちにしろこの状況で父親との会話を後回しにするのはおかしいと思うんだけども
男「次は姉ちゃんに会おう」
姉「男ちゃんは何処に行ったのかしらね~
お姉ちゃん心配だわ~。」
男「姉ちゃん…」
姉「あれ?!男ちゃん何時の間に戻ってきたの?!
お姉ちゃん心配したのよ~。」
男「心配してくれてありがとう。
でも、ごめん姉ちゃん、俺死んじゃった。」
姉「えっ!?どういうこと男ちゃん?」
男「実は殺されちゃったんだ」
姉「本当に?!」
男「他にもすることがあるからまたね。」
人物
男・とある大財閥の長男。ただいま幽霊。マンションで一人暮らしをして
いた大財閥の長男ということを隠していたが、犯人にばれ、強盗
された。
父・大財閥。男は長男なので大切に思っている。幽霊が見える家系。
母・父に嫁に入った人。男を過保護に育てた。嫁に入ったので幽霊
は見えない。
姉・長女。男のことを溺愛している。父の子なので幽霊は見える。
犯人・男が大財閥の長男ということを知った人。幽霊は見えない。
あの時声が聞こえてたのは男が幽霊の力を使ったため。
幼女・小学5年生。どうでもいいキャラ。
男「さて次は名にしようか
よし、>>40しよう。」
ksk
×名にしようか
○何しようか
心を落ち着かせるため姉ちゃんとイチャイチャしながら
父親に起きた事を話す
スマンそういうの書けん。
>>42で
ただ和やかな感じになるのを想像してたんだが
安価なら下
父ちゃん姉ちゃんとカバディしながら死体回収
挑みもしないでそういうの書けんとかもうね
代行頼みます。用事で1週間行かなければならないので。
父「カバディ!カバディ!」
ジリジリ
姉「カバディ!カバディ!」
ジリジリ
男「カバディ!カバディ!」
フワフワ
父「しかしこれは疲れるな…カバディ!」
男「仕方ないよカバディ!」
父「お前たちは若いからいいが…カバディ!…ワシは年だからな…カバディ!」ハァハァ
姉「ア…アタシだって…カバディ!…キツいわよこれは…カバディ!」ハァハァ
男「僕は幽霊だから…カバディ!…平気かな…カバディ!」
父「ま…まだなのか?カバディ!」ゼェゼェ
男「あ、カバディ!…アレだよ!カバディ!」
父「や、やっとついたか…」ゼェゼェ
姉「死ぬかと思ったわ…」ハァハァ
男「じゃ回収しようか」
姉「でもどうやって?さすがに死体担いで運ぶのは無理でしょ…」
父「カバディじゃなく車で来れば良かったな」
男「今さら言っても仕方ないよ、何か方法を考えよう」
男・父・姉「う~~~ん」
姉「あ!こう言う方法はどう?」
安価↓2
ksk
超能力で浮かす
姉「超能力で浮かすのよ!」
男「出来るかなぁ…」
姉「幽霊になってるくらいだもの出来るわよ」
男「よし、やってみるよ」
ホワン ホワン ホワン
姉「浮いたわ♪」
父「やってみるもんだな」
姉「とにかくこれで楽に帰れるわね♪」
男「じゃ帰ろう」
テケテケテケテケ…
父「いやぁ楽チンだなぁ♪」
男「でも何か重大な事を忘れてる気がする…」
警察「おいっ!そこの」
男「げ!」
警察「なんだそのフワフワ浮いてるのは?」
父「しまった…」
姉「想定外だったわね…」
男「いや、充分想定内の出来事だよね!」
姉「このままじゃマズいわ…」
父「これが死体だとバレたら私の社会的地位が…」
男「どうする…」
安価↓1
超能力で男を見える様にして説明する
警官も浮かす
男「…いや…俺幽霊だし無理だろ…」
男「とは言えやらなきゃ…よし、父さん、姉さん、二人の霊力を貸してくれ!」
姉「分かったわ!」
男・父・姉「うぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ……」
警察「何をやってるんだ?唸ってないでその浮いてる物を見せなさい!」
男・父・姉「うにぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
ぽや------ん
警察「ん?なんだ人影の様な物が………」
ぽやぽやぽや--ん
警察「うわっ!いきなり目の前に人が…って…す、透けてる!?」
男「あちゃーこれが限界かぁ…ま、仕方ない」
男「えっと、お巡りさん実はですね…」
警察「お、お前ら一体何をしたっ!」
男「あ、いやこれには事情が…」
警察「妙なマネしおって!お前たちそこを動くな!!」チャキ!
姉「キャー―――――ッ!」
父「わぁーーーーーーっ!」
男「あわわわ、余計状況が悪化しちゃったよ~!」
男「どうする!どうする!」
安価↓2
ksk
男「よーしこうなったら…」
男「サイ」シュピ
男「コキ」シュピ
男「ネシスっ!」バーン
フワリン
警察「うぉっ!な、何だ?浮いてる???」
男「さてと浮かしたはいいけどどうしよう…」
警察「く、くそっ!降ろせ!」ジタバタ ジタバタ
バキューン! ボスッ!
男「あー!俺の死体に当たったーーーーーっ!!!」
男「クソーッこうしてやる!」
警察「うわわっ!」
ピュ~~~~~~~~ッ
-男 邸-
男「何やかんやあったけど帰ってきた」
姉「疲れたわ…私部屋で休んでるね」
男「ありがとう姉さん、俺の為に…」ウルウル
姉「いいのよ、だってかわいい弟の為だもの…」ウルウル
男「姉さん…」ウルウル
姉「男くん…」ウルウル
姉「じゃ、アタシ部屋に居るから…ウッ…」タタタッ
男「姉さん…」ウルウル
男「で、父さん」
父「なんだワシにはウルウルしないのか」
男「しないよ」
父「父さん悲しいぞ」
男「それより父さん、母さんにはとりあえず内緒にしておいてよ、俺の事も見えないし」
父「よし、分かった」
男「それから俺の死体ちゃんと保存しておいてよ」
父「ああ任せておけ」
男「傷口も治療して弾も抜いておいてよ」
父「大丈夫だ、父さん口止めの効く医者を何人も知ってるからな♪」
男「なんか嫌な事聞いちゃったな…」
男「さてこれからどうするか…犯人を捜すか…」
男「それとも他に何かやる事があるだろうか?」
①犯人を捜す(どこで?)
②他の事をする(何を?)
安価↓1
①ネットで
男「ネットで情報を探すか…」
男「でも幽霊の俺にパソコンが使えるのか?」
カタカタカタカタ…
男「お、念じただけで動いた!幽霊って意外と便利かもしれないな」
男「よし探すか」
男「よく考えりゃ手掛かり無いのに探せないよ…」
男「仕方ない掲示板とかで情報を集めるか…」
男「〇月×日に△△近辺で不審な人物を見ませんでしたか…っと」
男「ついでに警察の不審者情報でも確認するか」
-------
-----
--
男「煽りレスや荒らしばっかりになってしまった…」
男「不審者情報も変質者みたいなのしかないな…」
男「仕方ない、とりあえず犯人について改めて考えてみよう」
男「突然だったからよく覚えてないんだよな…追い詰めた時も顔とか隠してたし…」
男「でも…」
男「体格とか感じからして多分性別は…」
安価↓1
男「そして何か特徴があった様な気がする…」
安価↓3
女
ヒゲがはえている
②
別次元に飛ばされる
男「そうだ、体格や感じからしてアレはきっと女だ…」
男「そして特徴は別次元…って
そんな特徴あるかぁ?」
男「…もう一度思い出すんだ!何らかの特徴があった筈だ」
安価↓1
ベレー帽を被っていて
鼻がでかかったような…?
男「ベレー帽を被っていて確かチラッと見えたが鼻がデカかった様な気がするな…」
男「…外人かな?」
男「それにしては流暢な日本語を話していたが…」
男「どっちにしてもブスだな、男なら鼻がデカいのもありだが」
男「よし整理だ、犯人は…
・女
・ベレー帽を被っていた
・鼻がデカい
と言う特徴がある」
男「以上の条件で犯人を捜すとしよう」
男「そうこうする内に夜だ」
男「幽霊だから寝る必要は無いと思うけど少し休もうかな…それともまだ何かやる事があったっけ?」
安価↓1
家の周囲を徘徊もとい監視
男「家の周りを徘徊…もとい、警戒しよう」
男「もしかすると死体が消えた事で犯人が様子を探りに来てるかもしれないからな」
-------
----
--
ふよふよふよふよ…
男「今の所不審な事は無いな…まぁ途中で犬に吠えられたりしたけど」
男「犬や猫が幽霊を見られるってのは本当だったんだな」
ふよふよふよふよ…
男「ん?あれは何だ…」
安価↓2
ksk
大人の女性の幽霊
男「あれは…女の人だ」
男「しかも美人だ…」
ふよふよふよふよ…
男「あ、こっち見た!でも俺は幽霊だからなぁ…」
女「貴方…誰?」
男「!み、見えてる?」
女「見えるわ、だって同類だもの」
男「え?て、事は貴女も幽霊なんですか?」
女幽霊「そうよ♪」
男「は~(綺麗な人だなぁ///)」
女幽霊「どうしたのボーっとして?」
男「は?い、いえ何でもないです、はい」
女幽霊「ねぇ、もしかして貴方まだ新米の幽霊なのかしら、こんな所で何をしているの?」
男「(なんて答えよう)」
安価↓2
貴女と合体したくて
↑
男「(い、いきなり合体したいだなんて言って大丈夫か!?)」
男「(でも言わなきゃ誰かに怒られる気がする…)」
女幽霊「どうしたの?」
男「貴女と合体したくて…」
女幽霊「……………」
男「(ヒいてるよ~やっぱヒいてるよ~それか怒ってるよぉ…)」アセアセ
女幽霊「それは…」
男「ゴ、ゴメンナサイ!」ヒャー
女幽霊「何を謝っているの?」
男「え?」
女幽霊「合体したいって言うのは貴方と私の幽体を融合させると言う事なのかしら」
男「ゆ、融合?」
ほう…
男「そんな事出来るんですか?」
女幽霊「出来るわよ、融合する事によって幽体はより大きな力を得る事が出来るわ」
女幽霊「悪霊なんかがやたらと集団になってるのはそれが理由よ」
男「そうなんだ…」
女幽霊「貴方もそれが目的じゃなかったの?」
男「えと…その…」
女幽霊「ハッキリしないわね…じゃ試しに合体してみる?」
男「い、い、い、いいんですか!?」
女幽霊「いいわよ♪貴方は悪霊じゃなさそうだし」
男「(意外な展開だ…どうしよう…)」
①素直に融合してみる
②融合のふりして色々する
安価↓2
②
素直に融合
男「わ、分かりました、やってみます」
女幽霊「じゃいくわよ」
男「え?外でやるんですか!」
女幽霊「私達の姿は誰にも見えないんだからいいじゃない」
女幽霊「それに別にいやらしい事する訳じゃないし、まぁちょっと気持ちいいけど♪」
男「いや見える人が通るかもしれないし…(ってか気持ちいいんだ///)」
女幽霊「まぁそんなに気になるならそこの家に入りましょ、空いてる部屋もあるみたいだし」
男「(俺ん家だ…)」
- 男の部屋 -
女幽霊「じゃ始めるわよ」
男「お、お願いしまっす!」ドキドキ
女幽霊「クスッ、そんなに緊張しなくてもいいから」
男「あ、はい」
女幽霊「じゃまずは私と両手を合わせて」スッ
女幽霊「次は指を絡めてギュッと握って♪」
男「こ、こうですか?」ギュ
女幽霊「あ、そうだ!言い忘れてたんだけど心をしっかり持ってね」
男「心ですか?」
女幽霊「そう、そうしないと元に戻れなくなっちゃうから」
男「え?ええっ?戻れない場合はどうなるんですか?」
女幽霊「私の一部になっちゃいます」
男「えぇぇぇぇぇぇっ!?」
女幽霊「次に私とピッタリ体を合わせて…」
男「あの中止するって選択肢は無いんですか?(あ、イイ匂い…それに柔らかい)」
女幽霊「ここまできて何言ってんの男でしょ?」
男「分かりました…」ハァ…
女幽霊「目を閉じて精神を集中して」
男「どんな風に?」
女幽霊「私と貴方が一つになるイメージを思い描くの」
男「………一つに…」
女幽霊「そうしたらそのまま前へ進む事を意識して…」
男「(前へ…)」
パアァァァァァァ…
男「(暖かい…それに何だか感覚がたかぶって…気持ちいい…)」
シュウゥゥゥゥゥ
男「!」
男「あ、あれ?女幽霊さん?」
女幽霊「ここよ」
男「ど、どこですか?」キョロキョロ
女幽霊「貴方の意識の中よ♪」
男「俺の中!?」
女幽霊「そっ、貴方は初心者だから私の方が入る事にしたの」
女幽霊「どうかしら?融合してみた感じは」
男「ん~なんか良く分かんないです」
女幽霊「じゃあちょっとだけ力を込めてみて」
男「……………」
グググググッ!
男「スゴイ!何だか霊力が何倍にも上がってる感じがします!!」
女幽霊「でしょ?じゃ元に戻るわね」
男「戻っちゃうんですか?」
女幽霊「ずっとこのままって訳にはいかないでしょ?」
男「まぁ…そうですよね…」
女幽霊「それじゃ…よいしょ」
ヒョコッ
男「あ、あれ?別れる時は随分あっさりしてるんですね」
女幽霊「一つになるって意識を無くせば幽体が反発しあうから簡単に離れるわ」
男「なるほど」
女幽霊「じゃ私は行くから後は自分で練習してね」
男「え?」
男「(行っちゃうのか…どうしよう…)」
安価↓1
女幽霊さんの死んだ理由をきいてみる
面白いですね
男「あ、あの…」
女幽霊「なぁに?」
男「あ…女幽霊さんはどうして死んじゃったんですか?」
女幽霊「不躾な質問ね…」
男「あ、すいません…」
女幽霊「いいわ、教えてあげる私は病気で死んじゃったの」
男「何の病気ですか」
女幽霊「何だか難しい病気よ、昔の事だから病名は忘れちゃった」
男「昔ですか…」
女幽霊「昔って言っても五年位前だけどね」
男「そんな昔じゃないじゃないですか」
女幽霊「生きてればね…」
女幽霊「死んだ人間には一年前だってどうでもいい過去だわ…だってこれから長い時間が待ってるんだもの」
男「そんなものですか?」
女幽霊「ええ…そんなものよ、一々過去に拘ってたらやってられないわ」
男「……………」
女幽霊「まぁ中にはいつまでも過去に執着してる霊も居るんだけど」
男「俺は…後者の方ですね」
女幽霊「仕方ないわよ、だって貴方まだ死んで間がないんでしょ?」
男「はい…でも、それだけじゃないんです…」
女幽霊「え?」
男「俺…殺されたんです」
女幽霊「………そっか…じゃあ執着しても仕方ないか」
男「このままじゃ死にきれません…」
女幽霊「復讐でもするの?」
男「復讐するって言うのは間違ってる事かもしれません…でもこのまま何もしないってのも嫌なんです」
女幽霊「そっか………」
男「あ、なんか湿っぽくなっちゃいましたね」
女幽霊「ねぇ…」
男「はい?」
女幽霊「もしね…もし良かったら一緒にいてあげよっか?」
男「え?…え?え?」
男「いいんですか?」
女幽霊「貴方が良ければだけどね…」
男「…(どうしよう…)」
安価↓1
一緒にいてもらう
男「あ…じゃ…じゃじゃじゃ、居てくれますか?」
女幽霊「フフフッ♪」
男「わ、笑わないでくださいよ…」
女幽霊「ゴメンナサイ何だか可笑しくって…うん、いいよ♪」
男「ありがとうございます、ホント言うと俺…幽霊になったばっかで心細かったんです」
女幽霊「じゃ改めて…これからよろしくね」ニコッ
男「よ、よろしく///」
男「(こうして俺は女幽霊さんと行動を共にする事になりました)」
男「さて夜が明けたぞこれからどうしようか?」
安価↓2
家族に女幽霊を紹介
家族に会ったのち幽霊ならではの、
もしくは幽霊になっても出来る遊びを探しにいく
- 居間 -
男「と言う訳で昨夜知り合った女幽霊さんです」
女幽霊「初めまして」ペコリ
父「男…」
男「何?」
父「こんな美人を物にするとは…お前もなかなか隅に置けない奴だな」ニヤリ
男「ちょ、ちょっとやめてくれよ…そんなんじゃないって///」
父「死んでなおアッパレさすがワシの息子♪」
男「だから違うって…」
女幽霊「フフッ♪」
姉「……………」
男「姉さんどうしたの?」
姉「男クン、お姉ちゃん悲しいよ…」
男「え?」
男「なんだよいきなり」
姉「…死んじゃったと思ったらもう女性に手を出して家に引っ張り込むなんて」
男「引っ張り込むって///」
姉「幼い頃にお姉ちゃんお姉ちゃんってアタシの後をついて回ってた純真な男クンはどこ行っちゃったの?こんなの不純異性交遊よ!エロスだわ!不潔だわ!!!」
男「ね、姉さん、なんか考えが暴走してるよ」
姉「お姉ちゃん男クンを見損なったよ!」ワァーン!
男「あぁもう…こーなったら当分は聞く耳もってくれないよ…」
父「まぁいつもの事だから暫くほっときなさい」
男「仕方がないから俺ちょっと女幽霊さんと出掛けてくるよ」
父「うむ、母さんや姉さんの事は父さんにドーンと任せておきなさい」
男「拭い去れない不安はあるけど女幽霊さん生きましょう」
女幽霊「このままでいいの?」
男「まぁ時間が経てば落ち着きますから」
女幽霊「ならいいんだけど…」
ふよふよふよふよ…
- 街中 -
女幽霊「で、これからどうするの?」
男「ホントなら犯人を捜したいところですが…」
男「どうにも手掛かりが少ないので何かして女幽霊さんと親睦を深めようと思います」
女幽霊「ねえ」
男「はい」
女幽霊「それって…もしかしてデートのお誘い?」
男「い、いえそうじゃあなくて只単に一緒に遊んだりしたら仲良くなれるかと…」
女幽霊「なんだ違うんだ」
男「あ、はい」アセアセ
女幽霊「ちょっと残念かな…」
男「え///」
女幽霊「じゃ二人で何かしましょうか?」
男「あ、はい(え、何?さっきの何?フラグ?フラグですか?)」
女幽霊「何がいいかしら…」
男「えと…ボウリングとか」
女幽霊「勝手にボールが転がってたら周りの人がビックリするわね」
男「そっか…じゃ出来る事は結構限られてきますね」
女幽霊「そうね…」
男「ビリヤード、野球、サッカー、テニス、ショッピング…」
女幽霊「どれも騒ぎになりそうね」
男「うう~ん…周りに気づかれない娯楽かぁ」
男「あの角を曲がって来る車の色当て」
女幽霊「それって楽しいの?」
男「楽しくはないですね…」
女幽霊「難しいわね」
男「周りに気づかれない…映画…あ!そうだ遊園地!!」
女幽霊「遊園地?」
男「そうですよ遊園地ですよ♪俺達なら入場料はいらないしアトラクションだって並ばないで乗り放題ですよ♪♪♪」
女幽霊「確かに言われてみればそうね♪」
男「と言う訳で遊園地にやってきた」
男「まずはどのアトラクションにしようか?」
安価↓1
お化け屋敷
支援
男「(お化け屋敷にでも行ってみようか)」
男「(ん?でも幽霊がお化け屋敷に行って面白いのかな?…でも)」チラツ
女幽霊「」キョロキョロ
男「(女子と遊園地に来た場合のお約束だし…)」
男「女幽霊さんお化け屋敷に行ってみませんか?」
女幽霊「お化け屋敷!!!」
男「嫌ですか?」
女幽霊「い、い、嫌って訳じゃないけど…ほ、ほら…私達幽霊だし…行っても…」アセアセ
男「?」
女幽霊「幽霊がお化け見ても…なんて言うか…」ダラダラ
男「そうですよね…俺こんなの初めてだから舞い上がってました…すいません」ショボ
女幽霊「え?えと…」
男「幽霊がお化け屋敷行ってもつまんないですよね…」
女幽霊「あ…そ、そんなことは…」
男「(´・ω・`)ショボーン」
女幽霊「うぅぅぅ…」
男「(´・ω・`)ショボーン」
女幽霊「いいわ…行きましょ!」
∑( ´・ω・)!
男「え?いいんですか?」
女幽霊「え、ええいいわよ!行きましょお化け屋敷!」ダラダラ
男「なんか汗出てますけど…」
- お化け屋敷 -
女幽霊「…」キョロキョロ
男「…姿が見えないからセンサーも反応しないし脅かしてももらえない…」
女幽霊「…」オドオド
男「これは意外な盲点だった」
女幽霊「…」キョロキョロ オドオド
男「そして女幽霊さんは何故かキョドってる…」
ガシャーン!
お化け「う"お"ぉぉぉ…」
女幽霊「!!!!!!!!」
男「あ、自動式のがあったか…ってどうしたんですか?女幽霊さん」
女幽霊「な、なんでもないわ…」ガシッ
男「もしかして…」
女幽霊「なんでもないったら!」
男「…………!」
コワイヨー! ダイジョウブダヨー
男「あ、そうだ。あのカップルについて行けば一緒に脅かしてもらえますよ」
女幽霊「ええっ!?」
男「さぁ行きますよ」
女幽霊「ちょ、ちょっと…」
-------
----
--
お化け「う"がぁぁぁ!」
女幽霊「ひょわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ウルル
男「…………」
お化け「ウゴォォォォ!」
女幽霊「きゃわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ボロボロ
男「…………」
お化け「ガァァァァ!」
女幽霊「うぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ…」ダバー
-------
----
--
- 遊園地 -
女幽霊「ゥゥ…ヒック…グスッ…エグッ…」ヒシッ
男「もう大丈夫♪大丈夫ですから♪(役得だぁ///)」ナデナデ
女幽霊「ホント?…ホントにもうお化け居ない?」グスッ…
男「居ませんから大丈夫ですよ、でも…まさか女幽霊さんがお化け苦手なんて」ナデリナデリ
女幽霊「だって…ヒグッ」グスグス
男「俺達だって幽霊なんですよ」
女幽霊「ああ言うのとホントの幽霊は違うもん…」グスッ…
男「(女幽霊さん可愛い…///)じゃ、じゃあ気を取り直して次に行きましょうか」
女幽霊「………うん」
安価↓2
ジェットコースター
急流滑り
男「よし、次は急流滑りに乗りましょう♪」
女幽霊「面白そうね♪」
男「座席はいっぱいなんでこの後ろのトコに乗りましょうか」
女幽霊「そうね」トスン
ゴトン…ゴトン…ゴトン…
男「いよいよ来ますよ」
女幽霊「ドキドキするわね」
ギュオォォォォォ…
バッシャー―――ン!!!
男「わぁ!」
女幽霊「きゃあ!」
男「ひゃ~ずぶ濡れになっちゃいましたね」ボトボト
女幽霊「油断してたわ…」ビチャビチャ
透けろ!!
男「幽霊なのに濡れちゃうんですね…」ボトボト
女幽霊「水は命の源よ、自然界では特別な存在だから油断してると干渉されちゃうわ…」ポトポト
男「そうなんだ…!」ドキッ
男「(女幽霊さん白ワンピースが濡れ透けだ…)」
女幽霊「ひゃ~冷たい」
男「(しかも黒いブラジャー…さすが大人だ)」ジー
女幽霊「でも濡れるのも気持ちいいかも♪」
男「そうですね(黒ブラ…)」
女幽霊「ねぇ、次は何に乗ろうか?」キョロキョロ
男「(ブッ!後ろから見ると下も透けて…黒だ!しかもハイレグ気味だ!!)」
男「(上下黒…カラーコーディネート、カラーコーディネートですか!?)」ドキドキ
女幽霊「ん?どうしたの?」
男「い、いえ…なんでもないです(黒下着…黒下着…)」ドキドキドキドキ
女幽霊「そう?」
男「あ、あの…」
女幽霊「何?」
男「女幽霊さんって死んだ時はワンピースだったんですか?」
女幽霊「違うよ入院してたからパジャマだったけど」
男「幽霊って死んだ時の格好で固定されるんじゃないんですか?」
女幽霊「まぁそうなんだけど、でも幽体はエネルギーとか意識の塊みたいな物だからね」
女幽霊「だから意識をする事で好きな姿に変わる事も出来る訳」
男「へぇ…(て、事はあの下着は女幽霊さんの趣味か?趣味なのか!?)」
女幽霊「ねぇこのワンピ似合ってるかな?」クルクル
男「(回る度に前はブラが後ろはショーツが透けて…///)」
男「グハァッ!」ブー
女幽霊「ちょ、ちょっとどうしたの?大丈夫?」
男「だ、大丈夫…です(な、なんて俺得な…これはご褒美ですか神様)」ボトボトボトボト
女幽霊「で、でも鼻から霊力が流れ出してるんだけど…」
男「大丈夫っす…次、次行きましょう…」
安価↓2
ミラーハウス
ジェットコースター
- ジェットコースター前 -
女幽霊「ここも人がいっぱいで座席が空いてないね」
男「人気のアトラクションですからね、今度は前の部分に乗りましょうか」
女幽霊「ええっ!前?」
男「ジェットコースターは前に限りますよ♪」
女幽霊「ぅぅ…ヤだなぁ…」トスン
ゴトトン…ゴトトン…
男「………」ドキドキ
女幽霊「………」ドキドキ
ガタンッ!
女幽霊「ひゃっ!」
グォォォォ…
女幽霊「ひゃ、ひゃっ!」ウルル
ギャオォォォォォォォン!!
女幽霊「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ガシィッ
男「わぁぁぁぁ!(抱きつかれてる!抱きつかれてる!)」
スパイラルゥゥゥゥゥ!
女幽霊「いゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ムニィィ
男「(腕に胸がっ!腕に胸がぁぁぁっ!!!)」
ギュオォォォォォ…
男「い、いよいよクライマックスです…」
女幽霊「いやっ!いゃぁぁぁぁぁ!!」ギューッ
オォォォォォォォォ…
グオリャアァァァァァァァァァァァァ!!!
女幽霊「いぃぃぃぃやあぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
バサァッ!
俺「!!!!!」
ラン…ランララランランラン…ラン…ランラララン…
ラン…ランララランランラン…ララララランランラン…
俺「(そう…その時見たんだ俺は…)」
俺「(見間違いなんかじゃない…確かに…確かにアレは…)」
俺「(パンティーだった!!!)」
男「(今起こった事を話そう)」
男「(女幽霊さんはクライマックスに備え目を閉じて俺の腕にしがみついていた)」
男「(この時俺の腕には女幽霊さんの胸が全力で押し付けられていた…個人的に重要な部分だ)」
男「(そして…コースターが全開で下り始めた時…)」ハァハァ
男「(女幽霊さんのワンピースが思いっきりめくれ上がったんだ!!!)」
男「(その瞬間、レースをあしらった黒い三角形デルタ地帯が俺の視界に飛び込んで来たんだ…)」
男「(お洒落でありながらエロい、白いワンピースと見事な対比を見せる黒い三角形に対し俺は目を逸らせなかった………神様、今日と言う日をありがとう)」ウルウル
ガタタン…ガタタン…
プシュ~~~~~~
男「女幽霊さん、女幽霊さん、終わりましたよ」
女幽霊「ゥッ…ヒグッ…お、終わったの?」
男「ええ、早く降りないとまた動き出しますよ」
女幽霊「や、やだっ!降りる」
男「楽しかったですね」ツヤツヤ
女幽霊「楽しくないよ、怖かったよ…」
男「じゃあ次は大人しめのやつにしましょうか」
安価↓1
まだ服が濡れてるならミラーハウス。
渇いてるならコーヒーカップ。
- ミラーハウス -
男「ここに入りましょうか」
女幽霊「ミラーハウスねいいわ入りましょ」
-------
----
--
女幽霊「暗いわね…あ、明るい所へ出て………」
男「映ってないですね…」
女幽霊「幽霊だしね~でもこれじゃ面白くないわね」
男「出ましょうか?」
女幽霊「ちょっと待って、いい?私の言う通りにして」
男「どうするんですか?」
女幽霊「自分の姿を印象づける様に念じるの」
男「そうすると鏡に映るんですか?」
女幽霊「そうよ、じゃ一緒にやってみるわよ」
男「はい」
女幽霊「…………」
男「…………あ!」
女幽霊「ほらね♪段々映って…って…きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
男「(しまった気づかれた!)」
女幽霊「何これ!私の服が透けて…いゃぁぁぁ!///」バッ
男「お、女幽霊さん大丈夫…」
女幽霊「知ってたんでしょ…」キッ!
男「え…その…」アセアセ
女幽霊「知っててずっと黙ってたんでしょ…」ウルル
男「それは…」
女幽霊「酷いよ…男君なんて…男君なんて大っ嫌いっ!」ダッ!
嫌われてしもうた/(^o^)\
男「あっ女幽霊さん!(あぁ…お楽しみが)」
男「ってそれどころじゃない!女幽霊さんを捜さないと…」
-------
----
--
男「あっ!居た、女幽霊さんっ!」
ゴインッ!
男「痛っ!か、鏡か?…くそっ映る様にした影響か…反射されて通り抜けが出来ない」
女幽霊「」スッ
男「あ、待って…って鏡かよ」
男「くそっどれが本物なんだ…女幽霊さーん!」
女幽霊「来ないで!男君なんて嫌いよ!」
男「(声まで反響して方向も分からない…)」
男「待ってください女幽霊さん俺…女幽霊さんに謝りたいんです」フワフワ
女幽霊「知らない!」
男「確かに黙ってたのは悪かったですすいません!」
女幽霊「謝ったってダメなんだから!知らないふりしてずっと見てたんでしょ!」
男「確かに…見てました…」
女幽霊「ほら、やっぱり見てたんじゃないの!」グスッ
男「だって綺麗だったから…」
女幽霊「…え?」
男「…水で濡れた女幽霊さんが凄く綺麗だったから…だから俺…」
女幽霊「男君…」
男「勝手な事言ってますね俺…でも謝りたいって気持ちは本当なんです!」
男「だから…だから女幽霊さんにちゃんと謝らせてくださいっ!!」
女幽霊「男君…」
男「どこですか女幽霊さん!俺は…俺はっ!」
女幽霊「こっちよ男君」
男「女幽霊さん…」
女幽霊「ここへ来て、男君」
男「今行きます!」
っ" 手探り 手探り
女幽霊「男君」
男「女幽霊さん」
っ" 手探り 手探り
ムニュッ!
男「え?」
女幽霊「あ…」
あ…
男「あ…えと(こっ、この感触はまさか…オッパイ!?)」ムニムニ
女幽霊「あ…あ…」プルプル
男「お、女幽霊さん…」ムニムニ
女幽霊「ば…ば…馬鹿ぁっ!」
バチコーン!!
男「ふんもらげっ!!!」
-------
----
--
女幽霊「男君なんかもう知らないっ!」プンプン
男「ご、ごめんなさい…」
平謝りっ!
男「(でも…柔らかかったぁ…)」ニヘラッ
女幽霊「ま、まぁ事故みたいな物だし許してあげるわ…」
男「ありがとうございまっす!(神様…俺は幸せです)」
女幽霊「でももう暗くなってきちゃったね…」
男「じゃあ最後にアレで閉めましょうか」
安価↓2
観覧車
↑
- 観覧車 -
男「空いてる籠があって良かったですね♪」
女幽霊「さすがにこれは他人と一緒はちょっとね…」
ゴウン…ゴウン…
女幽霊「わぁ…結構高く上がったわね」
男「女幽霊さん」
女幽霊「何?男君」
男「今日はありがとうございます」
女幽霊「なによ急に改まっちゃって」クスッ
男「笑わないでくださいよ素直な気持ちなんですから」
女幽霊「ゴメン♪ゴメン♪」
男「もぅ…」
女幽霊「拗ねないでよ謝るから…ね♪」
男「しょうがないですね…でも感謝してるのは本当ですよ」
女幽霊「感謝されるほどの事はしてないよ」
男「そんな事ないですよ、幽霊として右も左も分からない俺に色々と教えてくれたし」
男「それに…こうして側に居てくれて今日も俺の我が儘に付き合ってくれました」
ゴウン…ゴウン…
女幽霊「なんかね…放っとけなかったんだ男君の事」
男「女幽霊さん…(;ω;)」
女幽霊「それに…ちょっと好みだったし♪」
男「え、ええ?」
女幽霊「でもあんなにエッチだとは思わなかったな~」
男「そっ、それは……………………ごめんなさい」
女幽霊「大丈夫、もう怒ってないから♪それに男君ぐらいの男の子ってみんな多かれ少なかれエッチだもんね」クスッ
男「あははは…否定のしようがないです///」
女幽霊「ウフフ…♪」
男「なんかいいなぁ~こう言うのって」
女幽霊「そう?」
男「ええ、彼女とか居たらこんな感じなんですかね」
女幽霊「男君彼女居ないの?」
男「恥ずかしながら…」
女幽霊「そうなんだ…」
男「ええ…それに死んじゃったんでこれからも居ない事が確定しちゃいました」グスン…
女幽霊「………ねぇ」
男「はい?」グスッ
女幽霊「私がなってあげようか…」
男「……え?何に…」
女幽霊「…彼女」
男「…………」
女幽霊「………」
ゴウン…ゴウン…
男「(……え?…え?え?えーと…これってアレですか?)」
男「(ドラマとかであったりするパターンですか?)」
男「(そしてあわよくばキスとかしちゃったりするパターンですかぁぁぁ?)」
女幽霊「………なんてね♪」
男「へ?」
女幽霊「冗談よ♪」
男「え?あ…あぁ…そうですよね。冗談ですよね~はは…(はぁ…)」ガックリ…
女幽霊「…………」
ゴウン… ゴウン…
女幽霊「もう下に着いちゃったね」
男「そうですね…降りましょうか…」ハァ…
女幽霊「……男君」
男「?」
チュッ
女幽霊「今日は楽しかったわ…ありがとね♪」
男「…………」
女幽霊「さっ、帰ろ」フワフワ
男「……(神様ぁ~~~♪)」
男「(なんだか女幽霊さんに翻弄された1日だった
だがよくよく考えてみれば最初から最後まで俺にとってはご褒美だった訳で…)」
男「(とりあえず俺は神様に感謝しつつ家路を急いだ)」
男「(生きていた時よりも死んでからの方が充実してる気がするのは複雑な気分だけど…)」
そして夜が明けた
チュンチュン チチチ…
男「さて今日はどうしよう?」
安価↓2
死体回収したなら男の死は事件として認識すらされてないのかね。
安価なら下。
女幽霊と
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
しながら犯人さがし
男「今日は犯人捜しをしたいと思います。協力してもらえますか?」
女幽霊「いいわよ、元よりそのつもりだし」
男「それじゃとりあえず気合いを入れましょう!」
(」・ω・)」うー!
(/・ω・)/にゃー!
女幽霊「………何それ?」タラー
男「気合いを入れる合い言葉です、さぁ女幽霊さんも♪」
女幽霊「えぇぇ!私もやるのぉ!?」
男「当然です、女幽霊さんは俺のパートナーなんですから」
女幽霊「あぅぅぅぅぅ…」
男「さぁ♪」
女幽霊「ぅぅぅぅぅ…」
男「さぁ♪さぁ♪」
女幽霊「う…う…」
俺「さあ!」
女幽霊「う~~~~」
(」//∧//)」うー!
(///△//)/にゃー!
男「出来るじゃないですか♪」
女幽霊「ぅぅ…何か大事な物を無くしてしまった気がする…」ガックリ
男「じゃ今度は一緒に」
女幽霊「え?ぅぅ…もうこうなったらヤケよ!」
(」・ω・)」うー!
(/・ω・)/にゃー!
なにそれ可愛い
男「じゃあまずは今分かってる事を話しますね」
女幽霊「………うん」ルー
男「犯人の特徴として現在分かっているのは…
・女
・ベレー帽を被っていた
・鼻がデカい
…の三点です」
女幽霊「うーん手掛かりとしては頼りないわねぇ…」
男「そうですね…まず第一の手掛かりですが世界の半分以上は女ですしね」
女幽霊「第二のベレー帽にしても決定的ではないわね…」
男「あ、女幽霊さんいきますよ!」
女幽霊「え?え?」
(」・ω・)」うー!
(/・ω・)/にゃー!
女幽霊「…なんで今やらされたのかしら…」
俺「気分です」
女幽霊「……あぁそうなんだ…で、ベレー帽だけどたまたま被ってた可能性もあるんだけど」
男「ふむふむ」
女幽霊「顔を隠す為なら他にもあるのにわざわざ犯行時に被っていたって事は普段から被り慣れてる可能性もあるわね」
男「なるほど…」
女幽霊「で、第三の鼻」
男「はなはな」
女幽霊「チラッと見ただけでも気づくと言う事はかなり目立つ特徴だと思うの」
男「はなほど…」
女幽霊「と、言う訳で性別については意識しておくくらいにして『ベレー帽』と『鼻』に重点を置いて捜しましょう」
男「スゴいですよ女幽霊さん!論理的です」
女幽霊「そ、そう?えへへ♪」
男「それじゃ早速街に繰り出しましょう」
女幽霊「ええ」
男「じゃ出発前に気合いの一発を…」
女幽霊「え?あぁ…あれね…」
(」・ω・)」うー!
(/・ω・)/にゃー!
- 街中 -
(」・ω・)」うー!
(/・ω・)/にゃー!
(」・ω・)」うー!
(/・ω・)/にゃー!
(」・ω・)」うー!
(/・ω・)/にゃー!
男「とりあえず中心街にやってきました」
女幽霊「あはは…そう…ついたのね…あはは…」
男「理由は分からないが女幽霊さんが乾いた笑いを漏らしている…」
男「さて、犯人を捜すか…」
"<(・ω・三・ω・)>"キョロキョロ
男「ん?あれは…」
安価↓1
犯人らしき人影
男「ベレー帽の女…」
男「ベレー帽被ってる女ってのはそうそう居ないからな、調べる価値はあるだろう」
女幽霊「?…どうしたの?」
男「気になる人物が居たんです、とりあえず追いましょう」
女幽霊「わ、分かったわ。じゃ出発前に…」
(」・ω・)」うー!
(/・ω・)/にゃー!
男「あ、そうだ…それもういいですから」
女幽霊「えぇぇぇぇぇぇっ!」
- 尾行中 -
ふよふよふよふよ…
男「ちょっとぐらい振り向いてくれないかな…」
女幽霊「鼻を確認するのね」
男「えぇ、重要な手掛かりですからね」
女幽霊「じゃ前に回って見てみましょうか」
男「そんな事したらバレちゃうじゃないですか」
女幽霊「…あのね男君」
男「はい」
女幽霊「改めて言うけど…私達幽霊なのよ」
男「そうですよ…ってそうか!見えないんだ」
女幽霊「そ、そう言う事、じゃちょっと見てくるから」
ふよふよふよふよ…
ふよふよふよふよ…
男「あ、どうでした?」
女幽霊「大きかった…」
男「そ…」
女幽霊「大きな鼻だったわ…」
男「それじゃあ…」
女幽霊「横に…」
男「横?」
女幽霊「ビロ~ンって」
男「……………」
-------
----
--
男「はぁ…」
女幽霊「まぁまぁ、まだ始めたばっかりなんだから落ち込まない」
男「はい…」
女幽霊「でもベレー帽に大きな鼻かぁヒゲがあって男ならマリオだね♪」
男「真面目にやってくださいよぉ」
女幽霊「失礼ねぇ私は真面目よ…あっ、そうだアソコ行ってみようよ」
男「アソコ?どこですか」
女幽霊「男君が一度犯人を追い詰めた場所よ、何か手掛かりがあるかもしれないじゃない」
- 某所 -
男「ここです、犯人はここで金を確認し俺の死体を処分しようとしてたんです」
女幽霊「何だか殺風景な場所ね…どこかの廃工場かしら」
男「で、俺はあのロードローラーで犯人を追い詰めたんですが逃げられてしまって…」
女幽霊「そう…とにかくここが犯人の隠れ家だったとしたら何らかの痕跡が残ってるかもしれないわね」
男「そうですね、じゃあ二人で手分けして捜索してみましょう」
男「う~ん何か無いかなぁ?」
キョロッ(・ω・三・ω・)キョロッ
男「お?あれは…」
安価↓2
謎の抜け毛
壁が見えないほど男の写真が大量に貼られた部屋
男「ドアだ」
女幽霊「事務所か何かかしら」
男「前に来た時には気づかなかったなぁ…とにかく入ってみましょう」
スィーッ…
男「……………」
女幽霊「うわぁ…」
男「なんだコレは壁一面に俺の写真が…」
女幽霊「キモっ」
男「これは通学中…これは街中で…こっちは………」
女幽霊「いろんな所で撮られてるわね…計画的犯行だとするとかなり用意周到な感じだわ」
男「そうですね…」
女幽霊「あるいは…」
男「あるいは?」
女幽霊「余程の恨みをかっていたか…」
男「う、恨み!?」
男「殺されるほどの恨みをかった覚えはないけど…」
女幽霊「貴方じゃなくてもお父さんとか家族が恨みをかってる可能性もあるわ」
男「そんな…」
女幽霊「あくまで推測だけどね…それに奪われた額が額だから用意周到に準備した可能性も捨てられないわ」
男「そっか、そうだよね」
女幽霊「(でも…この部屋を見る限りでは尋常じゃない執念を感じるわ…)」
男「何だか嫌な気分だなぁ…」
女幽霊「」スッ
つ"『写真』
女幽霊「(やっぱり…強い執念や執着を感じる…でもこれは男君自身に向けられた物なのか…家族の一員としての男君に向けられた物なのか…)」
女幽霊「(分からない…)」
男「女幽霊さんどうしたんですか?」
女幽霊「あ、なんでもないわ(ハッキリするまでは言わないでおこう)」
男「さて他には何かないかな」
安価↓1
男の使用済の私物
男「ん?これは…男物のパンツ、なんでこんな物がここに…ってコレ俺んじゃねぇか!」
男「しかも洗濯前のブツだ」
男「おまけにこっちには捨てた筈のエロ本がっ!!」
女幽霊「男君どうしたの?」
男「うわぁぁぁぁぁい!!!」
ブンッ! ヒュ~~~
女幽霊「あれ?今何か飛んでったけど…」
男「な、なんでもないですっ!邪魔な物をブン投げただけです!!」
女幽霊「そ、そう?なんか本みたいだったけど…」
男「ただの古雑誌っす!なんも問題ないっす!」
男「と、とにかく他にも手掛かりがないか徹底的に探しましょう!」
女幽霊「そ、そうね…(なんだか男君目が怖い…それに…)」
男「さぁ~探すぞー!徹底的に探して探して探しまくるぞぉーーーーっ!!」
女幽霊「(空回りしてる…)」
さてそろそろ一週間
>>1も帰って来る頃だろう
なのでこれにて代行は終了です
そしてこれは置き土産の安価、他に見つかった物とは?
安価↓2
お前さんに書いて欲しいんだが。
電話番号
帰ってきました。ちょっと見せてもらったが代行さんのほうがうまいので
やってくださいm(_ _)m
>>177
いいのかい?
>>178
いいっす
男「他には何か…おや?」
女幽霊「何かあった?」
男「写真に紛れて紙が…どうも写真を貼る時に紛れ込んだみたいですね」
っ紙" ピッ
男「090で始まる11桁の数字…
携帯の電話番号ですね」
女幽霊「そうみたいね、かけてみましょうか?」
男「えっ?」
女幽霊「だってここにあるって事は犯人か少なくともその周辺に関係ある番号じゃないかしら?」
男「確かに…でも幽霊に電話なんてかけられるんですか?」
女幽霊「回線をつうじて声を出すのはコツがいるけど大丈夫よ」
男「へぇ~」
女幽霊「それに霊と機械は相性がいいのよ」
男「そうなんですか?」
女幽霊「波長が合わせやすいって言うのかな…ほらtv局とかよく心霊現象が起きるって言うじゃない」
男「あ~よく聞きますね」
女幽霊「あれは映像機器や音響機器なんかが出す波長が霊と同調しやすいからなのよね」
男「そうだったんですか」
女幽霊「だから電話を使うのもそう難しい事じゃない訳」
男「勉強になるなぁ…」
女幽霊「かつて『後 心霊研究所』の所長『後 健太郎』によって『霊界電話』と言う霊との交信装置が作られた事もあるぐらいだから」
男「へぇ~って…それ公家風の背後霊が出て来る昔の漫画でしょ!」
女幽霊「てへ♪」
男「///(俺より年上の筈なのに可愛いとこあるよなぁ女幽霊さんは)」
女幽霊「まぁそれはさておいて公衆電話を探しましょう」
男「俺んちの電話じゃダメなんですか?」
女幽霊「履歴や個体情報が残るとマズいじゃない」
男「あぁ!なるほど」
女幽霊「じゃ行くわよ」
ふよふよふよふよ…
男「あっ、待ってくださいよ」
ふよふよふよふよ…
-------
----
--
- 公衆電話 -
女幽霊「やっと見つけたわ…」
男「携帯が普及してからは減る一方ですからね」
女幽霊「そのおかげで利用者が居なくて助かるわ、それじゃ…」スッ
っ"電話 ピッ
男「あ、テレカの残量カウンターが上がった!」
女幽霊「じゃかけてみるわよ」
ピピポパ ペポピ…
トゥルルルルルル…トゥルルルルルル…
男「………」
女幽霊「………」
トゥルルルルルル…ガチャ
男「かかった!」
女幽霊「シッ!」
???「もしもし?」
男「!」
女幽霊「…?…???」
???「もしもし?もしもし?」
???「一体どなたですか?イタズラなら迷惑ですからやめてください!」
プッ! ツー ツー ツー
女幽霊「………今の声って…」チラ
男「(姉さん…)」
ツー ツー ツー ツー ツー ツー…
つまり……どういうことだってばよ!
姉は幽霊の声聞こえるだろ
>>187
電話で会話はしてませんので
男「(どうして?何故この番号の電話に姉さんが…)」
女幽霊「男君、今の声…」
男「ち、違うよ!そんな事ある筈がないよ!」
女幽霊「やっぱりお姉さんなのね」
男「違うってば、そんな事ある訳無いだろっ!」
女幽霊「何をそんなにムキになってるの」ジッ
男「べ、別にムキになんか…」
女幽霊「お姉さんなのね…」
男「で、でもこんな番号は俺は知らない」
女幽霊「でもこの番号の携帯を現在お姉さんが所持している事は事実だわ」
男「……………」
女幽霊「…………」
女幽霊「……男君」
男「………何?」
女幽霊「…やめにする?」
男「な、何を…」
女幽霊「犯人探しよ…」
男「え…」
女幽霊「このまま続けたら嫌な思いをするかもしれないわよ」
男「…でも…どうすれば…」
女幽霊「選ぶのはキミだわ」
男「俺は…(安価↓2)」
やめない!
やめない 拾った可能性に賭ける
男「俺は…やめないっ!」
女幽霊「男君…」
男「この拾った可能性に賭けてみるよ」
女幽霊「いいの?」
男「…最初は復讐心から始めた犯人探しだけど…」
女幽霊「………」
男「今は真実が知りたい!」
女幽霊「………わかったわ」
女幽霊「なら私も最後まで協力してあげる」ニコッ
男「ありがとう…女幽霊さん」
女幽霊「ならこれからどうするべきかしら?」
安価↓2
もう少しこの場を調べてみよう
↑
男「もう少しここを調べてみましょう、何か見落としているかもしれないし」
女幽霊「わかったわ、じゃ私はアッチを調べてみるわね」
ふよふよふよふよ…
男「ん~これといって不審な物は無いなぁ…」
女幽霊「何かないかしら…あら、あれは」
ガサガサ…
女幽霊「本?雑誌かな…さっき男君が投げたやつかしら」
っ"エロ本 ヒョイッ
女幽霊「…え?こ、これって…エッチな本…」
パラパラ…
女幽霊「しかも年上のお姉さん特集…」ドキドキ
パラパラ…
女幽霊「も、もしかしてこの本って…」スッ
っ"エロ本 ピキーン
女幽霊「おおお、男君のだ!」
女幽霊「………」ドキドキ
パラパラ…
女幽霊「年上の女の人に誘惑をされたり…年上の女性を服従させたり…」ドキドキ
パラパラ パラパラ…
女幽霊「えぇっ!こんな事までしちゃうの!?」ヒャーッ!
男「女幽霊さん」
女幽霊「!」
男「何かありました?」
女幽霊「え!な、何も無いわ!ホントなんにも無い!!」ガサガサ
男「そうですか…だったら次は向こうの方を探してみようかな」
ふよふよふよふよ…
女幽霊「…………」ドキドキ
女幽霊「男君って年上好みなのかな…あら?ページの間に何か…」
女幽霊「これは…男君!」
男「なんですか?」
女幽霊「これ見て」
男「これは…地図ですね!どこにあったんですか?」
女幽霊「それは本の…」
男「本?」
女幽霊「じゃなくてそこ!そこに落ちてたのよ!」
男「そうですか、もうここには何も無いみたいだし地図の場所に行ってみましょうか」
女幽霊「そ、そうね…行ってみましょう」
ふよふよふよふよ…
女幽霊「…」チラッ
男「?」
女幽霊「!///」フイッ
男「どうしたんだろ?」
ふよふよふよふよ…
女幽霊「ここね」
男「ここは…(安価↓2)」
お寺
↑
↑
思円
死焔
私怨
男「お寺だ…」
女幽霊「無人のお寺みたいね」
男「無人?でもそんなに荒れてないですよ?」
女幽霊「だからよ、荒れてる訳でもない…でも手入れは行き届いていない」
女幽霊「多分定期的に管理会社が手入れしてるだけってとこじゃないかしら」
男「そうかぁ…あ、そう言えば立て看板がありますね」
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|私有地につき関係者以外の|
|立ち入りを禁ず。 |
| |
| - したらば不動産(株) - |
|____________|
男「(この会社…親父のグループ企業の一つだ…)」
女幽霊「ここ…ほとんど無縁仏ばっかりだわ、そう言うお寺だったのね…!」
男「(これも何か関係のある事なのか?)」
女幽霊「男君?」
男「(何だかよくわからないけど何かが一本に繋がってきた様な気がする…)」
女幽霊「男君!」
男「え?!な、なんですか?」
女幽霊「一体どうしたのボーっとして」
男「あ、あぁ…ちょっと考え事を…」
女幽霊「そう…」
女幽霊「ここ…結構昔からあるお寺みたいね、江戸時代のお墓とかあるし…」
男「確かに苔むしたお墓とかが沢山ありますね」
女幽霊「(なんだろう…そう言うお寺だからかしら…嫌な気配が漂ってる…)」
女幽霊「(出来ればあまり長居はしたくないけど…)」チラッ
男「………」
女幽霊「(でも…もしかしたら何かをここで掴めるかもしれないし…)」
女幽霊「(どうしよう…)」
安価↓1
一度家に戻る
女幽霊「ねぇ一度戻らない?」
男「え?どうして!?せっかく手掛かりを掴んだのに!」
女幽霊「ごめんなさい…でも…あんまりここには居たくないの…」
男「でもここで張り込んでれば犯人が現れるかもしれないのに!」
女幽霊「……ごめんなさい」
男「そっ!…………」
女幽霊「……………」
男「俺は…嫌です!」
女幽霊「男君…」
男「帰るんなら…一人で帰ってください…」プイッ
女幽霊「………そう…」シュン
女幽霊「…じゃあ私帰るけど…気をつけてね」
男「幽霊なんだから心配なんかいらないですよ…」
女幽霊「もしも何かあったら私を呼んで…念じれば伝わる筈だから…」
男「………はい」
女幽霊「じゃあ…」
ふよふよふよ…ピタッ
女幽霊「」クルッ
男「…………」
女幽霊「…………」
ふよふよふよふよ………
- 男の家 -
女幽霊「………男君」
女幽霊「何かあったらちゃんと呼んでくれるかな…」
女幽霊「一人で帰ってくるべきじゃなかったかな…」ハア…
ふよふよふよふよ…
女幽霊「…………」
ふよふよふよふよ…
女幽霊「?…この部屋は…確かお姉さんの部屋」
女幽霊「お姉さんは今部屋には居ないみたい…」
『もしもし?どなたですか?』
『…イタズラなら迷惑ですからやめてください!』
-------
----
--
女幽霊「…………」
女幽霊「…入ってみようかな」
①入る
②やめとく
安価↓1
2 やめておく 男と姉を信じよう
私怨
紙炎
代行さんはよ
更新しようと思ったけど悪質な安価荒らしが涌いてるみたいなんでお休みしようかと思ってたんだ
でもまぁやるわ
女幽霊「(…やめておこう)」
ふよふよふよふよ…
女幽霊「(確かにお姉さんの事は気になるけど…でも疑う様な事はしたくないし)」
ふよふよふよふよ…
ブゥーン… ブゥーン…
女幽霊「(それに全ては偶々かもしれないし…)」
ブゥーン… ブゥーン…
女幽霊「…!」
ブゥーン… ブゥーン…
女幽霊「モーターの音?」
女幽霊「…機械室?そんな物が普通の家にあるのかしら?」
女幽霊「電子ロックか…非常電源とかかな?」
女幽霊「…………」
女幽霊「ちょっとだけ…」
スィーッ
女幽霊「大きな機械…」
女幽霊「カプセル…!男君?」
男「」
女幽霊「…男君の遺体」ジーッ
女幽霊「裸…」ポッ
女幽霊「………」キョロキョロ
スッ
っ ピトッ
女幽霊「冷たいや…!」
女幽霊「…誰か…来る…近づいてきてる…どうしよう」
安価↓2
支援
ひとつ前みたいな選択肢式の安価なら
しばらく荒らし湧いてる状態でも大丈夫じゃね?
男の部屋に戻る
- 男の部屋 -
女幽霊「ハァ ハア…誰だったんだろお父さんかな?」
女幽霊「…何やってるんだろう私…」
女幽霊「…なんだか自己嫌悪になりそう…やっぱりあんな人生だったからかなぁ…」
女幽霊「死んでからいろんな霊に会って…いっぱいいっぱい話して人付き合い上手くなったつもりだったんだけど…」
女幽霊「男君にも嫌われちゃったかなぁ…」
女幽霊「このままじゃダメ…私も男君の為に行動しなきゃ!」
女幽霊「現時点で分かっている手掛かりはお姉さんが関わっている可能性がある事…男君には悪いけどこの可能性は捨てられない」
女幽霊「そして…あのお寺にも何か不審な気配がある事」
女幽霊「あとこれはどうなのか分からないけどさっきの安置室…この3つだわ」
女幽霊「調べる優先度で言えば『お姉さんの部屋』『安置室』それから『お寺』ね…何も分からないままお寺へ行っても男君の役に立てないもの」
女幽霊「やる事は決まったけど…どっちから調べようかしら…」
①お姉さんの部屋
②安置室
安置室
ねたのかー
仕事終わった…もう寝る…
その前に安価までの分投下する
- 安置室前 -
女幽霊「中に居るのがお父さんやお姉さんなら見えちゃうから気をつけなきゃ…」
女幽霊「機械の影に回り込む様にして………」
スィーッ
- 安置室 -
------
----
--
女幽霊「」ヒョコッ
女幽霊「(んと…あ、あれは)」
女幽霊「(………お姉さん…)」
姉「…………」
女幽霊「(…)」
姉は男の遺体が入ったカプセルに寄り添う様に座り込んでいる
姉「………男…どうして…」
まるで愛おしむ様にカプセルを撫でさする姉
姉「こんな筈じゃなかった…」
姉「私達…ずっと一緒だった…いつも貴方は私を追いかけてきた…私を求めてきた…」
姉「私の男…大事な男…大切な…そして愛おしい男…」ボロボロ
女幽霊「(…)」
姉「…でも貴方は私を捨てた…私から離れていった…」
姉「私だけなのに…貴方を一番愛してあげられるのは私だけなのに…」
姉「だから私は…」
姉はカプセルを抱きしめ大粒の涙をこぼす
女幽霊「(…)」
姉「………なのに…」ズワワワ…
女幽霊「(!)」
姉「なのにアイツが…」ズワワワワワワ…
女幽霊「(あれは…)」
姉「許せない…」チャッ
立ち上がり携帯を取り出す姉
ピピパポ ピポポ…
姉「………もしもし」
姉「…そう私よ…アナタに話があるの今から会えるかしら…」
姉「!…そう…なら明日夜10時に…あの場所で…」
女幽霊「(…あの場所?)」
姉「…何言ってるのよ!地図を渡しておいたでしょ!プロなら一回行った場所ぐらいは覚えておきなさい!」
姉「それじゃあ待ってるから…いいわね!」プツッ
女幽霊「(…)」
姉「…んふ…うふふふふふ♪」
…ズワワッ
姉「ううふふふふふふ♪」ニタァ
ズワワワワワワワワワ…
女幽霊「(………)」ゾクッ
姉「…待ってて男♪」
姉「お姉ちゃんが貴方の無念を晴らしてあげる…」
姉「そして………………………………貴方を助けてあげる♪」
スタスタスタスタ…
姉「うふ…うふふふふふ♪」
プシュー スタスタスタスタ… プシュー
女幽霊「……今の…何?」
女幽霊「…お姉さんから黒い影の様な物が立ちのぼって…」
スィーッ
- 安置室前 -
女幽霊「…お姉さんはどこかへ行ったみたいね」
女幽霊「あの場所…地図………きっとあのお寺ね…」
女幽霊「明日の夜10時にあそこで誰かに会うのね…そして多分それは……………」
女幽霊「…………なんにしても全ては明日の夜ね」
女幽霊「そうなると今夜は…」
①男を迎えにいく
②姉の後をつける
じゃ寝る…
安価↓1
①
- お寺 -
男「…………」
男「誰も来ない…」
男「…………」
男「……女幽霊さん…」
男「何やってんだ俺は…」チッ!
男「女幽霊さんが我が儘であんな事言う訳ないじゃないか…」
男「…なのに俺は……」
男「…謝らなきゃ………」
(」≧ω≦)」うー!
(/≧ω≦)/にゃー!
男「わあっ!」
私怨
女幽霊「じゃーん♪」
男「お、女幽霊さん!」
女幽霊「どうしたの?そんなにビックリして」
男「そりゃビックリしますよ!こんな時にこんな場所で…」ドキドキ
女幽霊「ゴメンね~てへっ♪」
男「もぅ女幽霊さんは…」フッ
女幽霊「…フフッ♪」
男「…ハハッ♪」
男・女幽霊
「アハハハハハ…♪」
うーにゃー気に入ってんのかww
女幽霊さんかわいい支援
女幽霊「迎えに来たよ♪」
男「女幽霊さん…すいません」
女幽霊「え?何?どうしたの?」
男「俺…あんな言い方しちゃって…」
女幽霊「…いいよ♪だって男君の気持ち分かるもの」
男「女幽霊さん…」
女幽霊「だからもう帰ろ」
男「あ…でも…」
女幽霊「大丈夫…今夜はもう何も起きないから」
男「え?」
女幽霊「全ての答えは明日の夜に出るよ…きっと…」
男「どう言う事ですか?」
女幽霊「いいから♪いいから♪行くよ♪」
(」≧ω≦)」うー!
(/≧ω≦)/にゃー!
男「あっ!待ってくださいよ」
ふよふよふよ…
(」≧ω≦)」うー!
(/≧ω≦)/にゃー!
うー!
にゃー!
ゥー!
ニャー!
- 男の部屋 -
男「全ては明日の夜分かるってどう言う事ですか?」
女幽霊「内緒♪」
男「内緒って…」
女幽霊「いいから、いいから、お楽しみは後にとっておくものよ♪」
女幽霊(今はあの事は言わない方がいいよね…全ては明日…明日なんだから…)
女幽霊(さて…まだ時間はあるわ、何かしようかしら)
安価↓2
キスする
姉の部屋にはいる
女幽霊「(さて…最後まで引っかかってる事と言えば…お姉さんの部屋ね)」チラッ
男「…」ウロウロ
女幽霊「ねぇ男君、私ちょっと出かけて来るね」
男「え?どこに?」
女幽霊「もぅ!女性がちょっと出て来るって言った時は聞いちゃダメ」
男「は?あぁ…はい」
女幽霊「男の嗜みだよ、それじゃ行ってくるね~」
ふよふよふよ…
男「あ、行ってらっしゃい…」
男「あ!もしかしてトイレ…」
男「でも幽霊がトイレ行く必要あるか?」
男「…?うーん……」
- 姉の部屋前 -
女幽霊「さて…いよいよね」
女幽霊「中に人の気配は無し…良しっ!」
スィーッ
女幽霊「服が散らかってるわね…慌てて着替えて出かけたって感じね」
キョロ(・ω・ 三 ・ω・)キョロ
女幽霊「!写真立て…お姉さんと男君…」
っ"写真立て ヒョイ
女幽霊「写真のお姉さんの笑顔…さっきと全然違う…幸せそう…」
女幽霊「他には…
・机
・タンス
・クローゼット
・その他
どこを調べようかしら?」
安価↓1~3
机
タンス
クローゼット
女幽霊「まずは机から…」ツイッ
女幽霊「便箋、筆記具、小物、色々入ってるわね…ミニアルバム?」
女幽霊「何冊もあるわ」パラリ
女幽霊「男君の写真…幼稚園の頃かしら可愛い♪」ペラッ
女幽霊「これは小学校…これは中学生の時ね♪」ペラッ
女幽霊「………」
ペラッ… ペラッ…
女幽霊「………」
ペラペラペラッ…
女幽霊「だんだんと写真の趣が変わってきたわね…」
女幽霊「途中までは記念写真やスナップ写真が中心だったけど…だんだん盗撮まがいの写真になってきたわ…」
ペラペラ…
女幽霊「ふぅ…」
パタン
女幽霊「じゃ次は…」チラッ
女幽霊「タンスね」
女幽霊「では…」グイッ
女幽霊「………」ジー
女幽霊「……下着」
女幽霊「透け透けキャミソール…ガーターベルト…tバック…」
女幽霊「……?」ゴソゴソ
女幽霊「前開きパンティ///」
女幽霊「………///」
女幽霊「これが大人の女の下着って事かしら…」
ゴソゴソ… メクリッ!
女幽霊「………」ジー
女幽霊「ま、負けてないわよね、充分大人っぽいわよね!?」
女幽霊「………」ジー
パサッ
女幽霊「何やってんだろ私…」
女幽霊「」ゴソゴソ…
女幽霊「!…これって…男物のパンツ…男君の?」
ゴソゴソ…
女幽霊「わ、何枚もある…」
女幽霊「………」
女幽霊「とりあえず全部戻しておかないと…」ゴソゴソ…
女幽霊「最後はクローゼットね…タンスの後だからちょっと見るのが怖いけど…」
女幽霊「えいっ!」
バーン
女幽霊「予想通りだった…」
女幽霊「カジュアルからシックまで高級そうな服と並んで…」タラリ
女幽霊「数々の衣装が…」ヒャー
女幽霊「…………」
女幽霊「…そう言えば…あの時エッチな本の中にコスプレ物もあったわね…」
カチャ
女幽霊「…………」
ススス…
女幽霊はクローゼットを閉じると姿見の前へ移動した
女幽霊「…………」
女幽霊「ん~精神集中~」
パァァァァァ…
女幽霊「バニーガール♪」パッ
女幽霊「メイドさん♪」パッ
女幽霊「ナース」パッ
女幽霊「女教師♪」パッ
女幽霊「ol♪」パッ
女幽霊「キャンギャル♪」パッ
女幽霊「そしてぇ~…」
女幽霊「サンバガール♪」パッ
ヒュー♪ ダンダカ♪ ダンダカ♪
女幽霊「…………」
女幽霊「何やってんだろ私…」
プシュゥゥゥゥゥ…
女幽霊「とにかくこれで真相が見えてきた様な気がするわ…」
女幽霊「後は明日ね…」
スィーッ
ふよふよふよ…
女幽霊「まだ夜が明けるまでは時間があるわね…」
女幽霊「…………」
女幽霊「あの事…男君に話しておくべきかしら…」
ふよふよふよ…
女幽霊「今回の事には関係無い話だけど…でも…」
女幽霊「……明日…男君は辛い思いをする事になるかもしれない…」
女幽霊「少しでも男君の希望になれば…」
ふよふよふよ…
- 男の部屋 -
男「遅いなぁ…」ウーン…
(」・ω・)」うー!
(/≧ω≦)/にゃー!
男「わっ!…ってまたですか」
女幽霊「ただいま♪」
男「遅かったですね」
女幽霊「む~またぁ、ダメだよ男君」
男「えっ?何がですか?」
女幽霊「男の嗜みだよぉ」
女幽霊「ちょっとって出かけた女性に遅かったなんて」プンプン
男「あ…ダメだぁな俺」
女幽霊「フフッ♪」
女幽霊「ねぇ男君、少し話しておこうと思ってる事があるんだけど…」
男「なんですか?」
女幽霊「もし…もしね生き返る可能性があったとしたらどうする?」
男「どう言う…意味ですか…」
女幽霊「そのままの意味よ…」
男「そ、そりゃ生き返れるなら生き返りたいですよ」
女幽霊「だよね…」
男「もしかして…知ってるんですか?その方法を!」
女幽霊「いいえ私が知っているのはさっきも言った様に可能性よ」
男「…可能性?」
女幽霊「ただしそれには元の体が必要なの」
男「元の体があれば生き返れるんですか!?」
女幽霊「何かきっかけがあれば生き返る可能性があるの」
男「本当に…」
女幽霊「本当よ昔は時々あったらしいわ」
男「昔?今は無いんでしか?」
女幽霊「ほら、昔は土葬だったけど今は火葬が中心だから…」
男「ああ、そっか…でも元の体が残ってたら…」
女幽霊「あくまでも可能性の話なんだけどね」
男「でも可能性は0じゃないんですよね!?」
女幽霊「ええ…」
男「でもきっかけって一体何がきっかけなんですか?」
女幽霊「それは…分からないわ、だってケースによってまちまちだもの」
男「そうですか…」
女幽霊「ゴメンね当てにならなくて…」
男「そんな…生き返る可能性があるって分かっただけでも良かったですよ♪」
男「女幽霊さん、教えてくれてありがとうございます」
女幽霊「え…えへへ…♪」
女幽霊「(男君…喜んでくれてるみたい良かった…)」
女幽霊「(後はこの事が希望になってくれれば…)」
- 翌朝 -
カァー! カァー! カァー!
男「カラスの声で始まる朝か…ヤな感じだなぁ」
女幽霊「いよいよね…」
男「ええ…とは言っても夜までにはまだ時間がありますね」
男(どうしようかな?)
安価↓1
女幽霊さんのファッションショーでも・・・
男「(女幽霊さんのファッションショーでも…)」チラッ
女幽霊「(ん?男君…)何かして時間潰そうか?」
男「!」
男「…」ジー
女幽霊「?な、何?」
男「いえ…」フゥ…
女幽霊「…?」
男「ファッションショー…とかいいなぁ…」ボソッ
女幽霊「え…?」
男「見たいな…」フゥ…
女幽霊「……(これはさりげない要求と考えるべきかしら…)」
男「…」ハァ…
女幽霊「(私がやれば男君は元気になってくれるかなぁ…)」
女幽霊「(今夜に向けて勢いつけなきゃいけないし…よしっ!)」
女幽霊「お、男君!」
男「なんですか?」
女幽霊「ファ、ファッションショーとか…してみようかな///」
男「え、ホントですか?嬉しいなぁ♪」
女幽霊「(…なんかわざとらしい喜び方…)」
女幽霊「ひ、暇つぶしにはなるかなぁと思って…それじゃ…」
女幽霊「(確か男君はコスプレ物とか好きなんだっけ…)」
①普通にモード系でやる
②コスプレ路線で攻める
安価↓1
①にたまに②を混ぜてみる
女幽霊「まずは春物のワンピースから~♪」クルッ
男「わぁ~…」パチパチッ
女幽霊「(反応薄っ!)それじゃ次は…」クルッ
女幽霊「女教師風~♪」
男「!」クワッ!
女幽霊「(瞳孔開いたぁぁ!)」
男「(後ろに纏められた髪…地味な眼鏡…透け過ぎない白いブラウス…タイトなスカート…そして後ろの控え目なスリットから伸びる脚…ナイス女教師!)」
女幽霊「つ、次はカジュアルなジャケットを組み合わせて…」クルッ
男「おぉ~…」
女幽霊「………」
女幽霊「つ、つ、次はメイドさん~♪」クルリン
男「」ギンッ!
女幽霊「ヒッ!」
男「(シックでスタンダード風でありながら要所にはフリルをあしらい…だがスカートは短くポイントは外さない…ビバ!メイド!)」
女幽霊「つ、次は濃いめの色のカーディガンと淡色のアンダーの組み合わせ♪」クルックルッ
男「ヨクニアッテマスヨ」
女幽霊「(棒読み…)」
女幽霊「…じゃあ今度はナースでございます♪」
男「ぬっ!」ピカッ!
女幽霊「(あ~やっぱり…)」
予想以上にダメな男だったwww
男「(最近は色々なパステルカラーのナースが主流だがナースと言えばやはり白!しかも透けそで透けない白具合、しかしそれが清楚な衣の下の肉体に期待を抱かせる!!)」
女幽霊「(完全にコッチがメインだなぁ…なら)」
女幽霊「では次は趣を少し変えましてシックなカクテルドレスでございます♪」
男「今度はドレスですか(なんだドレスかぁ…って…何!?)」キュリンッ!
女幽霊「」ニヤリッ
男「(こ、これは…開いた胸元…さらに腰を絞る事でさりげに胸を強調し、ざっくり開いた背中はノーブラを意識させるっ!そして深いスリットから不意打ちの様に覗く脚…足元を引き締めるピンヒール……踏まれたい!)」
女幽霊「フフッ♪…じゃ最後は大サービスして…」クルクルリン
女幽霊「バニーガール♪♪♪」
男「!!!」ギラリッ!
女幽霊「(え、獲物を見る目で見られてるーっ!!)」ヒイッ!
男「……………」
ゴゴゴゴゴゴゴ…
男「(セクシーな雰囲気の中にあって可愛さを演出するウサミミ…あくまでも仕える立場を示す襟と蝶ネクタイにカフス…ラインを際だたせるボディスーツ…さらには脚を強調しつつ長く見せる食い込み具合…)」
女幽霊「は…はい、タ~ン…」
クルリン
男「!!!」ギィィィン!!!
男「(背中からの流れるライン!プリンッと程良く膨らんだ張りのあるヒップ!それをさらに強調するボディスーツのエッジ!…だが…だがその中で愛らしさを失わないもふもふ尻尾ぉぉ!)」
男「ビュ…ビュ…」プルプル
女幽霊「びゅ?」
男「ビュ~~~~リフォォォォォォォ!!!」ウワァ~ィ♪
女幽霊「きゃあっ!」ビクッ
シュュュュュゥ…
男「あ…戻っちゃった…」
女幽霊「も、もうお終い…///」
男「せっかく綺麗だったのに…残念だなぁ…」
女幽霊「ま、また今度ね♪(絶対残念の意味違う…)」
女幽霊「(…あのまま続けてたらこの間とは違う意味で…
「貴女と合体したい」
…とか言われちゃいそうだし)」
私怨
女幽霊「(もし…もしそんな事を言われたら…)」
男「あぁ…残念だなぁ…残念だなぁ…」イジイジ
女幽霊「…………」
女幽霊「(考えるのはやめよう…男君と私は違うんだから…)」
女幽霊「(男君にはまだ希望が残ってる…でも私は…)」
男「(バニーガール…)」フゥ…
- お寺 -
男「…」コソコソ
女幽霊「…」コソコソ
男「…」ヌキアシ
女幽霊「…」サシアシ
男・女幽霊「…」シノビアシッ
男「…ふ~緊張するなぁ…でも幽霊なのにコソコソする必要あるんですかね?」ボソボソ
女幽霊「…どこから誰に見られてるか分からないから用心しなきゃ」ボソボソ
男「もうすぐ10時ですね…」
女幽霊「でもまだ誰か来た気配は無いわね…」
女幽霊「(それにしても相変わらず嫌な気配が漂ってるわ…)」
男「本堂の方へ回ってみましょう」
女幽霊「そうね」
ふよふよふよ…
男「明かり取りの障子が破れてます、あそこから覗きましょう」
女幽霊「その方が安全ね」
男「結構荒れてますね」ノゾキッ
女幽霊「仏像なんかは持ち出しちゃったみたいね」ノゾキッ
ブロロロロ…
男・女幽霊「!」
ガチャ…バン
男「車だ…」
コツコツコツコツ…
女幽霊「誰かこっちへ来るわ」
コツコツコツコツ…
男・女幽霊「…」
コツコツコツコツ………………
男《止まった…》コゴエ
ギィィィ…
女幽霊《誰か入って来…》
姉「………」
男《姉さんっ!》
女幽霊《………》
姉「…」キョロキョロ
男《どうして姉さんが…》
ドルンドルンドルン…キィーッ!
女幽霊《(オートバイ?)》
コツコツコツコツ…
姉「………」
ギィィィ…
黒ずくめの女「………」
男《アイツ!》
女幽霊《ベレー帽…大きな鼻…あれが…》
男《俺を殺した奴だ!!》
ツカツカツカ…ピタッ
黒ずくめの女→犯人
「ここに来るのは二度目ね」
姉「………」
犯人「前回は貴女から詳しい話を聞いた時だったわね」
姉「………」
男《なんなんだ…一体何の事を言ってるんだ…》
女幽霊《………》
支援
俺が始めたことだけど
犯人「で?何の用かしら」
姉「分かってる筈よ…」
男《何故…何故姉さんとコイツが…》
犯人「まぁね♪」
姉「…何故…殺したの…」
男《!》
姉「…私はあの子を密かに監禁してって頼んだ筈よ」
男《!!》
姉「それだけだった筈だわ…」
犯人「…………」
犯人「そうね…本来の依頼内容はそうだったわ」
姉「なら何故……」
犯人「ん~まぁ強いて言うなら流れでそうなっちゃったって事かな」
姉「なんですって!」
犯人「だって…あの坊や自宅に億単位の現金を持ってたのよ…」
姉「………」
犯人「そう、貴女がくれた報酬の何百倍もの現金をね♪」
姉「だからって!」
犯人「私達みたいな人間は現金しか信用しないの、それに…どうせなら後腐れの無い方がいいじゃない」ニヤリ
男《…》ググッ
姉「…………許せない」
犯人「別に許して欲しいなんて思ってないわ、そして後は……」
犯人「全てを知っている人間に消えてもらわなきゃね!」ギラッ
犯人の右手に刃物が光る
姉「…許せない」ズズズズ
犯人「だから許してなんて…」
姉「許しはしない…」ズズズズズズズズ…
犯人「な、何…」
姉「貴女は報いを受けなければならないっ!!!」
ズオオォォォォォォォォォ…
男《姉さんの背後に黒い影が…何かヤバいぞ!どうする?》
安価↓2
姉を影から引き離す
犯人に干渉してみる
男「(とにかく姉さんに危害が及ばない様に…)」
男「(ふんっ!)」グググッ
キュイィィィィィン
犯人「なっ!体が動か…?」
男《よし、このまま姉さんから引き離して…》
ズオオォォォォォォォォォ…
女幽霊《男君、影が!》
黒い影が犯人を包み込んでいく
犯人「あ、が…く…首が…」
男《なっ!》
犯人「苦し……」パクパク
男《逆効果だったか、このままじゃ死………》
男《(…死ぬ?このままにしておけばコイツは死ぬ…)》
女幽霊《…男君犯人が!》
男《(そうだよ…コイツは俺を殺した犯人なんだよ…)》
男《(…死んだからって…殺されたからって…)》
女幽霊《男君?》
男《(…それで構わないんじゃないのか?)》
コイツは今までにも悪事を働いてきた筈だ…
躊躇無く俺を殺したんだ他にも何人も殺してる筈だ…
だったら…
女幽霊「男君ダメだよ!」
女幽霊「このままじゃお姉さんが人殺しになっちゃうよ!!」
男「!…姉さんが人殺しに…」
女幽霊「早くっ!」
男「くっ!」グイッ
男は犯人を引き寄せようとする
しかし黒い影は離れない
姉「許さない…許せない…」
女幽霊「ええぃっ!」バチッ
女幽霊が掌からエネルギーを発し影を弾き飛ばした
ドタタタッ!
犯人「」
男「息は…ある…」
女幽霊「良かっ…キャアァァァァッ!」
一度下がった影は今度は女幽霊を包み込む
姉「邪魔をするなぁぁぁっ!」
男「女幽霊さんっ!」
女幽霊「あっ…くっ…」グググッ
男「姉さんなのか…?、これは姉さんがやってるのか…?」
女幽霊「ぁ…嫌ぁぁ…」ズブブ
女幽霊は黒い影の中へどんどん飲み込まれていく
男「やめろっ姉さんっ!」
姉「邪魔は…させないっ!!」
男「くそっ!どうする…俺はどうすればいい…」
安価↓1
女幽霊を引っ張り出す
男「と、とにかく女幽霊さんを…って、わあっ!」
女幽霊の手「…」ピコピコピコ
男「ほとんど飲み込まれちゃってるよ……」
男「…って、呆然としてる場合じゃない!」ガシッ
女幽霊の手「」ピコピコピコピコピコ
男「せいのぉぉぉぉ!」
グイッ
男「よいせぇぇぇぇ!」
ググィッ
男「どっこいしょぉぉぉ!」
グググィグィッ
男「ハァ…ハァ…抜けない…」
女幽霊の手「ー!ー!」ピコピコ
男「どうすりゃ…!俺は今幽霊なんだよな」
女幽霊の手「…」ピコ…ピ…
男「幽体は意識やエネルギーの塊…もしこの影がそれに近い物なら…」
バッ!
男「俺のエネルギーで対抗出来る筈っ!」
ズバァァァン!!
男がエネルギーを叩きつけると一瞬影が散った
男「今だっ!」グイッ
ズリィィィィ…
女幽霊「…………」
男「女幽霊さんっ!女幽霊さんっ!」ガクガク
女幽霊「……ぅ…ぁぅ…男…君…」
男「女幽霊さん…良かった」
女幽霊「私…」
男「しっかり、とにかくこの場は一旦退きましょう」
女幽霊「…ダ、ダメっ!」
男「え?でも…」
女幽霊「私…アイツに飲み込まれて全て分かったの…」
女幽霊「今、やらなきゃダメ!今を逃したらアイツ等はまたお姉さんの中に潜んでしまう」
男「潜む?それにアイツ等って一体…」
女幽霊「あれは悪霊よ!」
男「あ、悪霊!?」
女幽霊「そうよ…あの黒い影は悪霊の集合体なの」
男「なんでそんな物が姉さんに…」
女幽霊「説明は後で!とにかく今を逃したら次のチャンスはいつになるか分からないわ…」
男「………」
女幽霊「だから今やるしかないのよっ!!」
男「で、でも…」
女幽霊「お姉さんを助けたくないの!?」
男「姉さん…」
姉「………」
ズオォォォォォォォォォ…
男「分かった!やるよ!!」
男「とりあえずこっちの霊力と言うかエネルギーをぶつければいいんだよな…」バッ
男「おりゃぁぁぁぁ!」
ズバァァァァ!
黒い影「………」グォォォ…
ズバァァァ!!
男「うわっ!」ドヒュン
女幽霊「男君!」
男「痛てて…逆に吹っ飛ばされちまった…」
女幽霊「大丈夫!?」
ふよふよふよ…
男「真っ正面からじゃ向こうの方が強いな…」
女幽霊「アイツ等はたくさんの悪霊の集合体だから…」
男「くっそ…何か方法は…」
安価↓2
前がだめなら横からだ!
集合してるならバラせばいいんじゃね?
男「なんとかアイツ等をバラバラに出来ないかな?」
女幽霊「まず無理だと思うわ…以前にも言った様に幽体が一体化するには意志の統一が必要よ」
女幽霊「つまりアイツ等は一つの意志の元に集合してる訳」
男「一つの意志って?」
女幽霊「仲間を増やして一体化する事…」
男「そんな!」
女幽霊「単純にして明快…それだけに強力な意志よ」
男「でも仲間を増やすなんて事が簡単に…」
ズオオォォォォォォォォォ!
男「うわっ!」ヒョイッ
男「危ねぇ~」フゥ
女幽霊「簡単な事よ…」
男「えっ?」
女幽霊「誰かを殺して幽体にしてしまえばいい…例えばそこにノビてる犯人とか貴方のお姉さんとかをね…」
男「そんな!」
女幽霊「自分の死を自覚出来ていない浮遊霊や明確な意志を持たない霊は誘いを受ければ簡単に悪霊化するわ…」
男「…まさか……」
女幽霊「そうやってアイツ等は膨れ上がっていくの」
男「じゃあどうすれば…」
女幽霊「…………」
女幽霊「一つだけ方法が…」
男「あるんですか!?」
女幽霊「でも…これは所謂賭けだから…」
男「賭けでもなんでもいい方法があるなら教えて下さい!」
女幽霊「………分かったわ…」
男「早くっ!」
女幽霊「…それは………私たち二人が合体してアイツ等に対抗するの」
男「…俺たちが合体して?」
ズオオォォォォォォォォォ!
男「くそっ!でも…二人だけでアイツ等に対抗出来るんですか?」
女幽霊「覚えてる?男君、幽体は魂であり意識だって事」
男「覚えてますけど…」
女幽霊「だから…意志の強さは魂の強さ」
男「つまり想いの強さが魂の力を決める…?」
女幽霊「…」コクッ
男「…………」チラッ
姉「………」ズズズズ…
男「やりましょう女幽霊さん、合体しま…」
姉「無駄だっ!」
ラストスパート支援
男「っ…やってみなきゃ分かるもんか」
姉「そんな女と一つになったところで我々に勝てると思うのか」ニタリ
女幽霊「………」
姉「お前は先程一つになりかけた時に我々の意識を覗いた…だが」
女幽霊「………」
姉「同様に我々も貴様の意識を認識した」
女幽霊「!」ビクッ
男「一体何を言って…」
姉「教えてやろう…この先輩面をしてお前に色々吹き込んだ女の正体をな」
女幽霊「やめてっ!」フルフル
男「女幽霊さん…?」
姉「こいつはさぞや得意そうな顔でお前に様々な事を教え込んだろうな」
姉「だがそれは全て受け売りの知識でしかない…」
男「………」
姉「何故ならそいつは生きている間にまともに社会に出た事も無ければ碌な経験をした事も無いんだからなぁ」ニタァ
女幽霊「」フルフル
姉「ほとんどの時間を病院の中で過ごしていたのでは無理もないか…なぁ女!」
女幽霊「っ…」ジワッ
姉「全ては本の知識や他の霊からの聞きかじりばかりよ!そんな奴の言う事をお前は信じられるのか!!」
男「女幽霊さん…」
女幽霊「………」
姉「…おいお前…生き返りたくはないか?」
男「何!?」
姉「生き返りたくはないかと聞いているんだ」
男「お前等にそんな事が…」
姉「出来るさ♪その女から聞いているだろう、きっかけがあれば生き返ると…そのきっかけを我々が与えてやろうと言うのだ」
女幽霊「ダメっ!男君!!」
姉「貴様は黙っていろ!」
ズバァァァ!
女幽霊「キャアッ!」
男「女幽霊さんっ!」
女幽霊「ぅ…く…」
姉「生き返りさえすればかつての様にまた家族と過ごす事も出来る…」
男「生き返る…」
姉「何よりお前の目の前に居るこの姉がそれを望んでいる」
男「姉さん…」
姉「さぁ…こちらへ来るのだ…我々に魂を委ねよ…」
女幽霊「…男…君……」ヨロ…
男「俺は…安価↓1」
女幽霊を助けるために合体する
男「俺は…俺は女幽霊さんを信じるっ!」
姉「何だと!貴様生き返りたくはないのか!!」
男「お前等なら俺を生き返らせる事が出来るのかもしれない…」
姉「そうとも♪だから…」
男「だがそれでどうなるっ!」
姉「何?」
男「お前等は姉さんから出て行くとでも言うのか!?」
姉「………」
男「出て行く訳無いよな…それどころか改めてやりたい放題の事を始めるだろう」
姉「貴様…」
男「でも女幽霊さんは違う本当に俺を心配してくれた、だから俺は…」
女幽霊「男君…」
男「女幽霊さんを信じるっ!」
姉「そうか…ならお前も同類になれぇぇぇっ!!!」
ズオオォォォォォォォォォ
男「女幽霊さんっ!」バッ
女幽霊「男君!」グッ
ギュッ
男(女幽霊さんと…)
女幽霊(男君と…)
男・女幽霊(一つにっ!)
心魂合体……ってなんかであったな
パアァァァァァァッ…
姉「我が贄となれぇぇぇっ!」
ズオオォォォォォォォォ
ズバァァァ!
男「なってたまるか…」
姉「ぬぅ…」
男「姉さんから出ていけっ!」
ズバァァァ
姉「ぬぅぅぅ…」
男「はあぁぁぁぁぁ!」
姉「調子に…乗るなぁぁぁっ!」
グバアァァァァァァ!
男「ぐあぁぁっ!」バシィッ!
負の力の波動が男を吹き飛ばす
男「うぅっ…くっ…」
女幽霊(男君大丈夫!?)
男「大…丈夫です…でも…やっぱり強い…」
女幽霊(諦めちゃダメ!お姉さんを助けたいんでしょ!)
男「姉さん…」
姉「覚悟するがいい…二人纏めて喰らってやるっ!!」
ズアアアァァァァァァァァァ!
女幽霊(思い出して男君!想いは力なのよっ!)
男「想いは力…」
ズアアアァァァァァァァァァ
男「このままじゃ姉さんを助けられない…」フラ…
男「それだけじゃない…女幽霊さんまで失ってしまう…」
ズアアアァァァァァァァァァ!
男「俺を助けてくれた女幽霊さん…俺を心配してくれた女幽霊さん…」
女幽霊(男君…)
男「いつも俺の側に居てくれた女幽霊さん…」
女幽霊(…)
男「嫌…だ」
女幽霊(お、男君?)
男「嫌だ…嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だあぁぁぁぁぁぁっ!」
ズアアアァァァァァァァァァ!
男「うおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
キィィィィィィィン…
ズアアアァァァァァァァァァ
男「でりゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
キュバァァァァァァ!
姉「ぬぅぅぅっ!」
キュイィィィィ…
男「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
姉「ぐっ…コ、コイツ…」
キュイィィィィィィィ…
男「りゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
カッ!
姉「ぐあぁぁぁぁぁぁっ!!!」
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男「それじゃあ姉さんの事頼んだよ父さん」
父「あぁ任せておけ」
バタン…ブィィィィ…
男「…姉さん大丈夫かな」
女幽霊「気を失ってるだけだから大丈夫だよ…」
男「ならいいけど…」
女幽霊「多分お姉さんにとっては夢を見ていた様な感じだと思う…」
男「そっか…」
女幽霊「うん…」
男「…………」
女幽霊「…………」
男「女幽霊さん…」
女幽霊「何…?」
男「女幽霊さんはあの黒い影に飲み込まれた時に奴等や姉さんと意識を共有したんですよね?」
女幽霊「ええ…」
男「それで全てを理解した…」
女幽霊「うん…」
男「でも俺には分からない事が幾つか残ってる…って言うより分からない事だらけだ」
女幽霊「そうね…」
男「だから教えてほしい」
質問数制限無し
安価↓1↓2↓3
なぜ姉が男を監禁しようとしたのか
いつから悪霊に取りつかれていたか
なぜ姉に悪霊が憑いたのか
男「聞きたい事は幾つかあるけど主に知りたいのは三つだ」
男「一つ、どうして姉さんは俺を監禁しようとしたりしたのか?」
男「二つ、一体いつから姉さんは悪霊に取り憑かれていたのか?」
男「そして三つ目、何故姉さんに悪霊が取り憑いたのかだよ」
女幽霊「そうね…その答えには微妙な問題も含まれるんだけど…」
男「………」
女幽霊「でも…男君にはその事を知る権利があるわ…だから教えてあげる」
男「ありがとう」
女幽霊「じゃ話すけどお姉さんは男君に対して特別な感情を持っていたの…」
男「特別?」
女幽霊「愛してたのよ男君を…」
男「それなら俺だって…」
女幽霊「違うの姉弟としてだけじゃなく一人の女性としても愛していたのよ」
男「………………えぇっ!?」
女幽霊「びっくりしたみたいね…もちろんお姉さんも悩んでいたわ」
男「そんな…姉さん…」
女幽霊「悩んで…悩んで…そしていつしか心に小さな闇が生まれた、奴等はそこにつけ込んだの」
男「そ、それはいつの事なんですか…?」
女幽霊「男君が家を出ていって少し経った頃よ」
女幽霊「その影響でお姉さんの心の闇はどんどん膨れ上がっていったの」
男「そんな…」
女幽霊「そしてある考えが生まれた…」
男「ある考え?」
女幽霊「…離れていったのなら呼び戻せばいい、そして二度と離れない様にすればいい…って」
男「!」
女幽霊「お姉さんは男君を監禁して身も心も自分色に染めるつもりだったのよ…」
男「だから…監禁?」
女幽霊「…でもアクシデントが起こった、依頼した相手がお金に目が眩んだ挙げ句に男君を殺してしまったの」
男「あの女ですね…」
女幽霊「ええ…その結果後悔と罪悪感に苛まれたお姉さんは奴等に心を捕らえられてしまったのよ」
男「姉さん…でも何故姉さんはそこまで奴等に影響されてしまったんでしょう」
女幽霊「三つ目の疑問ね…でもそれを説明するにはアイツ等がどんな霊なのかを話さなきゃね」
女幽霊「アイツ等のほとんどはあのお寺に居た霊なの」
男「あの寺に?」
女幽霊「あそこのお寺は元々は投げ込み寺だったのよ」
男「?…投げ込み寺ってなんですか?」
女幽霊「無縁仏や親族が引き取れない罪人なんかを供養するお寺よ…」
男「へぇ…」
女幽霊「そして中でも多かったのが心中者だったの」
男「え?なんで心中した人が」
女幽霊「昔は心中は儒教の教えに背く大罪だったの、だから心中した人は罪人扱いになったのよ」
男「どうしてそんな霊が姉さんに…」
女幽霊「心中したって死後に結ばれる訳じゃないの…そのほとんどは結ばれなかった無念と相手を求める想いを抱えて現世をさまよう事になるわ」
男「それじゃさまよってる間に悪霊に?」
女幽霊「引き込まれていったのよ…でも無念と誰かを求める想いは残ってたの、それが貴方を求めるお姉さんの心と結びついたの」
男「そうだったのか…」
女幽霊「少しずつ何かが狂って少しずつ偶然が重なった…それが今回の事件を引き起こした…」
男「………なんだか…スッキリしないです」
女幽霊「そうね…男君は当事者だもんね、でもお姉さんを責めないであげて」
男「姉さんを責めるだなんて…そんなつもり無いですよ」
女幽霊「そう、良かった」
男「姉さんは俺を想ってくれた…ただそれだけです」
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- 数日後、男の部屋 -
女幽霊「お姉さん無事で良かったわね」
男「はい、でもあれからふさぎ込んじゃってカウンセリングを受けてますけど」
女幽霊「大丈夫よ、きっと昔のお姉さんに戻るから♪」
男「俺もそう信じてます」
女幽霊「…………」
男「…………」
女幽霊「……じゃあアタシ…」
男「………ぁ…」
女幽霊「そろそろ行くね…」
男「…………」
男「女幽霊さ…」
バァーン!
男・女幽霊「!」
父「男ぉぉぉぉぉ!!」
男「父さん」
父「どう言うつもりだっ!」
女幽霊「ど、どうしたんですか?お父様」
男「………」
父「何故だっ!何故維持装置を止めたっ!!」
女幽霊「え…」
父「緊急を知らせるアラームまで切りおって……自分が何をしたか分かってるのか!」
男「分かってるつもりだよ」
父「いいやお前は分かってない、停止してからもう48時間以上も経っているんだぞ…」
女幽霊「まさか…」
父「脳も心臓ももうダメだ…」
男「だろうね…」
父「お前は…お前はもう…生き返れない……」
女幽霊「!!!」
女幽霊「どうして…」
男「ん…理由は幾つかあるんだけど、まずあの犯人…」
男「アイツにはちゃんと法の裁きを受けさせなきゃならない」
父「だからと言って…」
男「考えみてよ父さん、今俺の死体は隠匿されてるんだよ」
男「これじゃ事件が成立しない、だから俺が死んだ事を警察に認識してもらうには死体が必要なんだよ」
父「しかし…」
男「確かに騒ぎにはなると思う…でもやっぱりこのままじゃいけないよ」
父「だが…」
男「それにさ、俺はもう死んだ人間なんだよ父さん」
父「男…」
男「そんな俺がいつまでも父さんや母さん…それに姉さんに関わってちゃいけないんだよ…」
男「だから俺…行くよ!」
父「ま、待て男!」
女幽霊「お、男君!」
男「辛い思いはさせたくないから姉さんには黙って行くよ、じゃあね父さん…元気で…」
父「男!」
男「行こう、女幽霊さん」グィッ
女幽霊「え?ちょ、ちょっと」
父「待ってくれ男!男ぉぉぉぉぉぉぉ…」
男「」スゥーッ
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-
バン はよ
バン(∩`・д・) バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/
- 街中上空 -
-
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ふよふよふよ…
女幽霊「男君!男君ってば!」
男「なんですか?」
女幽霊「ちょっと離して!」
男「ああ、すいません」パッ
女幽霊「もぅ………」キッ!
パァン!
男「痛っ!な、なんですかいきなり!」
女幽霊「馬鹿っ!どうしてあんな事したのよ!!」
男「え?」
女幽霊「せっかく!せっかく生き返るチャンスが残ってたのに!」
女幽霊「どうして…どうして…」
男「女幽霊さん…」
女幽霊「………馬鹿だよ」
男「俺…」
女幽霊「………」
男「確かに一度は生き返る事を考えてました…」
女幽霊「じゃあ…」
男「待ってくださいよ、確かに考えはしたんです…でも俺思ったんです」
男「それは間違ってるんじゃないかって」
女幽霊「…え?」
男「俺は不本意な死に方をしました…でも死んだ事には変わりないんです」
男「それに…死体を保存しておいて気長にチャンスを待つなんてやり方フェアじゃないと思いませんか?」
女幽霊「それは…」
男「本来なら一日、二日位しかチャンスは無いんですよ」
男「そう考えたら俺……これは自然に反する行為なんじゃないかと思ったんです」
男「どんなに理不尽でも与えられた死を在るべき形で受けいれる…それが正しい在り方じゃないでしょうか」
女幽霊「男君…」
男「それに…実はもう一つ理由があるんです…」
女幽霊「もう一つって何?」
男「それは…なんて言うか…」
女幽霊「なんなのよ?」
男「つまり…女幽霊さんと…そのぉ…//」モジモジ
女幽霊「私?」
男「えぇ~い!もぅ!…だから女幽霊さんと離れたくなかったんです!!!///」カーッ
女幽霊「」
男「///」
女幽霊「………え?」
女幽霊「え?えっ?えっ?」
男「…女幽霊さんと一緒に居たかったんですよ///」
女幽霊「え?え?私?///」アタフタ
男「………はい///」
女幽霊「あ…あ、あ…///」カーッ
男「そっ、それに以前言ってたじゃないですか」
女幽霊「え?何か言った?私何言った?///」
男「これから長い時間が待っているって…」
女幽霊「あ…」
男「これから成仏が出来るまで長い時間を過ごすんですよね…」
女幽霊「あ…う、うん…」
男「成仏っていつ出来るか分からないんですよね…」
女幽霊「うん…」
男「もしかしたら気が遠くなる位かかるかもしれないんですよね?」
女幽霊「………うん…」
男「なら二人で待ちましょうよ」
女幽霊「え…?」
男「どんなに長い時間でも二人なら待てますよ」
女幽霊「………男君」
男「だから…俺と一緒に居てください」
女幽霊「………」
男「ダメ…ですか…」
女幽霊「………馬鹿」ポロッ
男「え?」
女幽霊「馬鹿っ!馬鹿!馬鹿!馬鹿っ!」ポロポロ
男「お、女幽霊さん…」
女幽霊「馬鹿だよっ!男君は馬鹿だよっ!」
男「………」
女幽霊「私の…私なんかの為に…」ポロポロポロポロ
ギュッ
女幽霊「!」
男「女幽霊さんだからです」
男「女幽霊さんじゃなきゃダメなんです…」ギュー
女幽霊「男…君…」ギュッ
男「俺と一緒に居てください…いつか…その時まで…」
女幽霊「……………はい…」
男「あ、そうだ時々はファッションショーしてくださいね♪」
女幽霊「…馬鹿///」
- 完 -
元々一週間の代行の筈が思いがけず最後まで書く事になりました
仕事の関係上リアルタイムで安価に答える事がなかなか出来なかったのが心残りですがこれにて終了です
さて次はオーク凌辱しよっと
では…サラバッ♪
(・∀・ )三3
おつおつ
お疲れ様でした
おっつー
しかし酷い>>1だったな
>>346
ひどくて悪かったな
ss初心者だったんだよ
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