幼馴染「罰ゲームで告白しに来たんだけど」 (63)

男「……は?」

幼馴染「実はさ、この罰ゲーム考えたの女ちゃんなんだけど」

男「う、うん?」

幼馴染「女ちゃん、実はあんたのこと好きなんだよね」

男「へー……えっ?」

幼馴染「だからさ、とりあえず今から嘘の告白するけど、オーケーして私と付き合ったフリしてくれない?」

男「……何でだよ?」

幼馴染「女ちゃん最近調子に乗っててさー、少し痛い目見て欲しいなって」

男「……」

幼馴染「あんたも、こんな罰ゲームの相手させられて腹立つでしょ? ……ダメ?」


みたいな

よは

続きはよ

男「いいけどセックスの最中にする話じゃないだろ」パンパン

幼馴染「さっき言うの忘れてたの」アンアン

男「で、どうすりゃいいんだよ付き合ってるフリって」アッデル ピュ

幼馴染「デートっぽい感じで女ちゃんに見せつけるのはどうかな」グッタリ

男「ふーんまあいいけど」フキフキ

とりあえず女から見たらNTRな感じで書いてくれよ頼むよ
俺は寝る

男「あ、お掃除フェラいいか?」

幼馴染「言われなくてもするよ」ちゅぱちゅぱ

男「良い感じ、でもどうすりゃいいかな」

幼馴染「手を繋いで歩くとか」

男「それいいかもなー」

次の日曜日

男「というわけで女をうちに呼んでみた」パンパン

幼馴染「あたしは後から出てきてラブラブっぷりを見せつければ良いって訳ね」アンアン

ピンポーン(ドピュ

女「あ、男くん!///」

男「おう、よく来たな上がれよ」///

幼馴染(来たかな?グヘヘ、女の絶望に満ちた顔が早くみたいわ)

次の日曜日

男「というわけで女をうちに呼んでみた」パンパン

幼馴染「あたしは後から出てきてラブラブっぷりを見せつければ良いって訳ね」アンアン

ピンポーン(ドピュ

女「あ、男くん!///」

男「おう、よく来たな上がれよ」///

幼馴染(来たかな?グヘヘ、女の絶望に満ちた顔が早くみたいわ)

一時間後

幼馴染(まだかなータンス暑いよー、男の奴合図に手を鳴らすとか言ってたのに全然鳴らさないじゃない)

パンパンアンアンパンアンパン

幼馴染(あっ、合図だ!)
「残念だったわね!男は私のものだったのよ!」

男「女っ!俺の濃度百倍ザーメンパン受けとれ!」パンアンパン

女「うんっ!いっぱい出して!男くんの焼きたてほやほやザーメンたっぷり出してー!」パンパンドピュドピュビクンビクン

幼馴染「」

そして私は二人を殺して内臓を売り、その金を信頼できる人間に預け牢屋に入り、釈放金を払い楽しく暮らしています。

とゅるーえんど

幼馴染「はっ?!夢…か」ゼハゼハ

幼馴染「いよいよ今日ね…女ちゃんにちょっとお灸をすえてやるんだから」



男「おまたせ」

幼馴染「なによ遅いじゃない 5分遅刻」

男「はぁ…すまんな」

幼馴染「ちょっとーなにその気乗りしない返事」

男「いやーそりゃちょっと気がとがめるじゃないか」

幼馴染「はぁ?! わたしたち女ちゃんに遊ばれたんだよ?」

男「まあそうなんだが… おっと来たみたいだ」

幼馴染「じゃあわたしタイミングみて登場するから うまくやってよ」

男「うい…」

女「男くん! ごめんね、またせちゃった?」ウキウキ

男「いや、そんなことないよ」

女「ほんと?よかったw」ラブリースマイル☆

男「うん…(あれ カワイイ…)」


―物陰

幼馴染「チッ なに鼻の下伸ばしてんだアイツあとで殺す」イライラ

女「あの、男くんこれ…」サッ 箱

男「お これなに」

女「男くん、プリンが好きって言ってたでしょ だから…」

男「わざわざ買ってきてくれたのか」

女「ううん、その…作っ…たの カスタードプリン」

男「うおお…(ドライアイスまで入れてるな) つーかここで食べる?の?」

女「うん!」ニッコリ

男「(まぁ、目立つ場所でもないしいいか…) お、うまそう!」

女「本当?お口にあえばいいな…はいスプーン」ヒンヤリ

男「(スプーンまで冷やしてある…なんという…)」パクッ

男「うんめ!」

女「本当?本当?」

男「ほんとほんと!うめー 甘すぎず柔らかすぎず好みだわーこれ」

女「よかった…!」涙目



幼馴染「…なんなの…ちょっと…良い感じじゃないの…」

よいでござるな支援

女「男くん… デートに誘ってくれてありがとう」

男「ん?」ムグムグ

女「あの、ね… やっぱり先に言っておかないといけないと思って」

男「なにが?」スプーンレロレロ

女「…… 幼馴染ちゃん、男くんに何か言わなかった?」

男「(お…?) ああ、告られたよw」

女「それね、わたしg」

男「知ってるよ 罰ゲームでしょ」

女「…! あの、本当にごめんなさい 幼馴染ちゃんにも後で謝らないとなんだけど…」ウルル

男「まあ気にすんなよ あいつと俺の仲知ってんだろ?昔からの知り合いだしさ…(えっ泣くの?)」

女「でも、でも… 私がイジワルしたのは本当のことだからっ」ポロポロポロ

男「(おお…泣いとる…)お前と幼馴染の間で何があったか知らんけど…」

女「私…」



幼馴染「なーにやってんだよあいつ!!」

男「…」

女「私、男くんのこと…」

幼馴染「男ぉーーーーーーーーーーーーー!おまたせーーーーーーーwwwwwww」

男(ナイスタイミング…)

女「お、幼馴染ちゃん?」

幼馴染「そうよー! あなたに罰ゲームかまされた幼馴染ちゃんでーす」ニッコーリン

男(ん?これって)

女「幼馴染ちゃん、あのね、」

幼馴染「罰ゲームとしてぇー男にぃー告らされた幼馴染ちゃんですけどぉー?」

男(修羅場っぽい…?)

女「幼馴染ちゃん、ごめんなさい…ごめん…」ポロポロポロ

幼馴染「ほほー さっそくお涙発射ですかー?女子相手にぃー?」

女「あの、本当に…」

男(どうしよう)

女「私…」

幼馴染「わたしぃ~?が、なによ」

女「私、男くんが好きでした。それで、幼馴染ちゃんと男くんにヤキモチを焼いてました」

女「罰ゲームの機会があったので…つい悪ノリして…」

幼馴染「ふ、ふぅん…そんなことはわかってたけどね(コイツ…今なんつった…!)」

男(好きって…)

幼馴染(知ってるわ!)

男(心に語りかけるなよ怖い!)

女「幼馴染ちゃん、男くん、ごめんなさい 私は最低のことをしたよね」

幼馴染「お、おう…」

男(ぼくどうしたら)

女「男くん」

男「ハイ」

女「ずっと好きでした」

幼馴染「―――――!!!!!!!!」

男「ハイ…」(幼馴染から聞いてはいたが実際に告られるとコレはなかなか…)

幼馴染「おぃ…」

女「私の想いはそれだけです もう無理だと思うけど」

男「えっと」

幼馴染「男」

男「ハイ」

幼馴染「はいじゃないが」

男「ハイ…」

幼馴染「このタイミングで言うことあんだろ」

男「あっハイ…」

女「男さん」瞳マッスグ

男「あっあっ…ハイ」

女「今日はデートに誘ってくれてありがとうございました」ニコ

女「とっても楽しかったです」

女「メールもらった一昨日からずっと…夢のようでした」

女「私の想いも伝えられたし…」

男「…」

女「さよなら」スッ

男「あっ あの」


幼馴染「ちょっと待て!!!!!!!」

幼馴染「おい男 なんか言えってば!」

男「お?おお…アレか?」

幼馴染「アレ?…この場であそこまで言われて、あんたの言うことは決まってんでしょうが!」

男「あっえっと、俺、幼馴染と付き合っ」バキッ

幼馴染「それじゃない!!!バカ!」

男「え?え?」

女「じゃあ… お二人ともお幸せに」ニコ スタスタスタ

幼馴染「バカ!おまえほんとバカ」

男「えっと、え? 幼馴染と付き合ってまーすテヘペロ☆じゃないの?」

幼馴染「はぁー…」

幼馴染「女ちゃんはおまえのこと好きだって正面から言ったんだよ?」

男「うん」

幼馴染「その想いを受け止めないでどうすんの?」

男「えっでもお前が」

幼馴染「私はこの際関係なーーーい!!!」

幼馴染「はぁーだからイライラするわこの早漏包茎野郎!」

男「ひどいわ」

幼馴染「いいから女ちゃん追っかけろ!」

男「なんで…」

幼馴染「殺すぞクソが!あの子はねえ!!!」グスッ

暑苦しいわ

男「わかったわかった」

男「とりあえず女を追いかけてみる…」

幼馴染「フン 早く行きなよ」

男「おう…」タタタ


タッタッタッタ

男「幼馴染の奴…泣いてたな…」

男「俺は…女に追いついてどうするんだ?」

男「付き合ってくださいって言えばいいのか?」

男「俺は…女が好きなのか…?」

男「…」

男「幼馴染…」

男「俺は…俺は…」



女「あっ… 男くん」

?

■扇風機代行始めました■
超暑いけど家に扇風機が無い、うちわならあるけど扇ぐ筋肉が無い、そんなときに!
壁殴りで鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに風をおこしてくれます!
モチロン壁を用意する必要もありません!スタッフがあなたの家の近くの家のアレを無差別に殴りまくります!
1時間\12000~ 24時間営業 年中無休!

         ∧_∧ 
         (´・ω・`) _、_,,_,,,     
     /´`''" '"´``Y'""``'j   ヽ   
    { ,ノ' i| ,. ,、 ,,|,,. 、_/´ ,-,,.;;l   扇風機代行では同時にスタッフも募集しています 
    '、 ヾ ,`''-‐‐'''" ̄_{ ,ノi,、;;;ノ   筋肉に自身のあるそこのアナタ!一緒にお仕事してみませんか?

     ヽ、,  ,.- ,.,'/`''`,,_ ,,/    風をおこすだけの簡単なお仕事です!
      `''ゞ-‐'" `'ヽ、,,、,、,,r'   
        ,ノ  ヾ  ,, ''";l 

同級生A「マジで来たwwww」

同級生B「うはwww男来たwwwww」

同級生C「んだよーハズレたわー」

男「え・・・・?」キョトーン

同級生A「キョトーンwww 男キョトーンだってwwww」

女「ごめんねww男くんwwwww」

同級生B「ちょっとした悪ふざけだよwwwまあ悪く思うなwww」

同級生C「しかし笑えるわwwww」

女「ちょっとーみんなやめなよwww 私の迫真の演技台無しじゃんwwwwww」

男「…」ポワー

女「男くの?大丈夫?w」

同級生A「はー笑った笑ったww」

同級生B「腹減ったわー メシ食い行こうぜ」

同級生C「じゃーな男wwww」

女「プリンおいしかった?w 気に入ったなら生協で売ってるからwww」

男「…」

同級生A「ビデオちゃんと撮れてる?」

女「プリンの箱に入ってるけど多分バッチリww」

同級生B「お前らマジサイテーwwww」

同級生C「ニコニコにうpろうぜww」

女「やだよ私の声入ってるもんwww」

ワイワイ


男「そうか…」

カァカァ←カラス


幼馴染「おーい」タッタッタ


男「俺は…」

幼馴染「おい!男ってば!」

男「んっ…」

幼馴染「ちょっとー 話の途中で寝ないでよね」

男「ああ…」

幼馴染「それでさー」

幼馴染「女ちゃん最近調子に乗っててさー、少し痛い目見て欲しいなって」

男「……」

幼馴染「あんたも、こんな罰ゲームの相手させられて…キャッ」

男「……」ギュゥ

幼馴染「男…?ちょっと…痛いよ…」

男「幼馴染…」ギュー

幼馴染「ん…?」

男「どうでもいいよそんなの」

幼馴染「…そだね」ギュッ


おわり

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