蘭子「混沌電波第17幕!(ちゃおラジ第17回)」 (42)

ちゃおラジの続編です。今まで読んでなくても大丈夫です。
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待ってた

飛鳥「ラジオネーム『ハマサキ』さんからのお便りだよ」

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プロダクションマッチフェスティバルのメダルレアに七海ちゃんがいますよね?あのカードって七海ちゃんが組むデッキのカテゴリをあれにして欲しいって言ってたんでしょうか?でも七海ちゃんが遊戯王知ってるとはどうしても思えないから文香ちゃんに事務所を通じて圧力をかけたってことですね。許さないぞドンサウザンドリバー!!
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飛鳥「ひどい言いがかりだね」

飛鳥「この『ちゃおラジ』はゲストを呼んで掘り下げていくバーゲンだよ。パーソナリティーはちゃおっす!二宮飛鳥と」

蘭子「混沌!神崎蘭子と」

のあ「カオス!高峯のあでお送りするわ」

飛鳥「まあ『ハマサキ』さんが言ってるカテゴリはわかるし、イメージが一変したのは認めるよ」

のあ「そうね。今までこれじゃない感があったカテゴリが一気に七海に組ませるならこれだってレベルまではねあがったわ」

蘭子「だが彼女らは真水の住民ではないか?(でもあの子たちって淡水魚ですよね?)」

飛鳥「確かにね。でもアクアリウムだし、水槽の中を海みたいにしてるんだからいいんじゃないかな」

のあ「そういうことは言い出したらキリがないわ」

飛鳥「明日から光のM・HEROと麗奈のE-HEROがCGIに追加されるよ」

のあ「まさかのタッグで小梅と輝子を打ち負かしてたわね」

蘭子「絶望神の力がいかんなく発揮されてたな!(アンチホープ大活躍でしたね)」

飛鳥「あれを活躍と呼んでいいのかは微妙だね」

のあ「伏せ字は脳内変換するといいわ」

蘭子「か、噛んだだけだろう!(い、言い間違いでしょう!)」

飛鳥「それでは今日のゲストを呼ぶよ」

のあ「今日は誰をいじれるかしら?」

蘭子「では札をめくろう!…!古代の機械を駆りし異星よりの使者よ!仮初めの齢の幕を墓穴で蜂の巣にせよ!再臨せよ…兎星の自爆姫!(ではカードをめくります。今日のゲストは…この人です)」

菜々「キャハッ☆ラブリー17歳!安部菜々です。…所でさっきの口上は何なんですか?」

蘭子「初の再臨だからな!先と同じでは興醒めだろう?(初めての再登場ですから。前と同じだとつまらないでしょう?)」

飛鳥「そういえば再登場は今までなかったね。そこまで長くやってる番組じゃないけどさ」

菜々「ナナが第一号ってわけですね!今回は前のようにはいきませんよ」

のあ「あーはいはい。楽しみにしてるわ」

菜々「ほ、本当にナナは墓穴なんか掘りませんからね!聞いてます?!のあちゃ…さん!」

飛鳥「さて、ツイッターの反応は」

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ななさんじゅうななさいさんだ!
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先月は何回目の17歳立ったんですか?
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今週は新デッキなしか…
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まあたまには泉ちゃんを休ませてあげましょうや
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オベリスクフォースの創始者さんちーす!
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むしろ古代の機械そのものだろ
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菜々「何回目って何ですか!ナナは永遠に17歳です!」

のあ「つまり数え切れないってことね」

菜々「違いますって!」

蘭子「サレンダーしろ!生け贄となった以上慈悲は期待するな!(あきらめて下さい。ゲストになった以上いじられまくるのは確定事項です)」

菜々「サレンダーっていうならここで放送終わりにして下さいよ!」

飛鳥「気を取り直して質問にいくよ」

菜々「…今日も変な質問ですよね?」

蘭子「愚問だな!(当たり前じゃないですか)」

のあ「最初の質問にいくわ。ラジオネーム『エビフリャー』さんからの質問よ」

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菜々さんに質問です。菜々さんは当然山本昌の1軍の初登板から全ての試合を見てますよね?
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菜々「ナナ別にその球団のファンじゃありませんよ?!」

飛鳥「…そこは初登板の時は生まれてないことを言及するべきじゃないかな」

菜々「…ハッ!そ、そうです!ナナが30年も前に生まれてるわけないじゃないですか!」

のあ「じゃあ野球見始めた時のそこのエースは?」

菜々「え、えーと…今中です!」

蘭子「何?!青道の守護神ではないのか?!(えっ?川上じゃないんですか?)」

菜々「そ、そうです。川上ですよ!」

のあ「誰が当てはまるか考えた上で生まれる前に活躍してたはずの投手を上げるとか致命的ね」

菜々「む、昔の映像を見ただけですから…」

飛鳥「まあそういうことにしておくよ」

菜々「そ、それにしても山本昌さんとか葛西さんとか各界のレジェンドはすごいですよね!ナナも見習いたいです!」

のあ「それは同年代としてかしら?」

菜々「違いますよ!アイドルとして長くやっていきたいってことです!」

のあ「冗談よ。彼らが菜々さんと同年代のはずないもの」

菜々「どういう意味ですかそれ!」

飛鳥「そこは17歳だから当然だって返せばいいのにね」

蘭子「着実に掘り進めておるな!(しっかり墓穴を掘っていってますね)」

のあ「菜々さんが本当に17歳でデビューしてればね。自分がデビューした年に生まれたアイドルの引退を見送る菜々さんが見れたのに残念だわ」

菜々「だから!ナナは永遠の17歳なんですってば!」

のあ「次はラジオネーム『グレイドルクレイドル』さんからの質問よ」

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菜々さんに質問です。番組内で勝手に引っ越しさせられた時はどんな気持ちでした?
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菜々「それエクシーズ次元の話ですよね?!」

飛鳥「確か桃華の家の庭に建てられたセットか何かに菜々さんの私物とか、ぼののの方の乃々に送りつけられたファックスとか放り込んだんだっけ」

蘭子「まさに悪魔の所業!(ひどい話です)」

のあ「昔はさすがにやめた方がいいって言ったことを実行したのはある種の成長かしらね」

菜々「ぶっ飛んだ方向に成長してますね…」

菜々「シンデレラジオがエクシーズで、この番組がシンクロだとすると融合次元はどのラジオなんですか?」

飛鳥「…ふりらじかな?違う次元にまたがってフリルドスクエアのラジオがあるのかと混同することが多いしね。劇場やマジックアワーで言及されてて他の次元にもありそうなゆるふわラジオや甘党ラジオはスタンダード次元だと思うよ」

のあ「そして確実に存在するわ。R次元も」

菜々「あの月アバターですもんね。ナナOCG化は無理にしてもあの絵の花札は欲しいです!」

蘭子「同意するわ!法規は知らぬがな!(私も同じ意見です。ルールは知りませんけどね)」

のあ「所で儀式次元っていかがわしい次元なのかしら?影霊衣使ってる18禁ゲームがあるみたいだし」

飛鳥「そんなこと言ってるとミエルが次元を越えて襲撃してくるよ。…1ヶ月後くらいに」

菜々「禁忌の壺で超強化されますからね」

蘭子「融合の月姫の札は出ぬのか?!(セレナちゃんのカードは出ないんでしょうか?)」

のあ「出なさそうね。にゃんにゃん回に間に合わないようだと22回は失みフ辞祭になるわ」

飛鳥「今の所その確率があまりにも高過ぎるよね」

のあ「最後はラジオネーム『ユーゴじゃねえユーゴーだ』さんからの質問よ」

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菜々さんに質問です。ショウワロイドのモデルになったのって菜々さん世代の遊びですよね?
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菜々「確かに懐かし…な、ナナは平成生まれのJKですから!スピードロイドのモデルになったあそびは逆に新鮮ですよ!キャハッ☆」

飛鳥「なんでわざわざショウワロイドって言い換えてくれてるのに引っ掛かるかな」

蘭子「もはや故意ではないか?(もうわざとやってませんか?)」

のあ「ショウワロイドとは言い得て妙ね。確かに昭和の古きよき遊びって感じがするわ。懐かしいでしょう菜々さん」

菜々「だから!永遠の17歳の菜々は知らないんですってばー!」

飛鳥「SRがショウワロイドだから、シンクロのHSRはヘイセイロイド…ではないね。明らかに」

菜々「どうあがいてもハイパーショウワロイドですよね。仮にヘイセイロイドが出るなら何になるんでしょう?」

のあ「とりあえずベイゴマックスがベイブレードマックスになるでしょうね」

蘭子「透球を放つ者は確実に札になるな!(ビーダマンは確実にカード化するでしょうね)」

のあ「以上で質問を終わるわ」

菜々「前回とはうってかわってリアルな質問ばかりでしたね…」

蘭子「聴衆は変化を求めるからな!(リスナーも前と同じになったらつまらないと思ったんでしょうね)」

飛鳥「こっちとしてもその方がいいよ」

菜々「ナナは全くよくありません!」

飛鳥「次は『闇変換』だよ。これはゲストにちなんだ物を蘭子の言葉で言い換えるコーナーさ」

菜々「前回はお仕事関連は来なかったですからね…。そこをマークしておけばなんとかなるかもしれません!」

のあ「絞り込み方としては悪くないわ。来ても答えられるかは別問題だけどね」

蘭子「ククク。我が瞳の力とくと見よ!(私が何を書いたか考えて下さいね♪」

飛鳥「最初の言葉はこれだよ」

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回帰の衣
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菜々「あれ、何でしょう…。何だか全力で否定しないといけないような気がします」

のあ「なら早く正解して否定しないとね。蘭子」

蘭子「過ぎ去りし時は二度と戻らない物よ…(失われた時は巻き戻ったりしません)」

飛鳥「そうだね。だから人は前を向かないといけないし、全力でその時を生きるんだよ」

菜々「なんかいいこと言ってますけど正解を聞いたら意味が変わる気がします…」

飛鳥「考え過ぎだよ。蘭子」

蘭子「思えば何十年ぶりだ?己の中の羞恥心を脱ぎ捨ててこの衣に袖を通すのは…(思えば何十年ぶりでしょう?自分の中の恥ずかしい気持ちを捨ててこの服を着るのは…)」

菜々「何十年ぶりってどういうことですか!エンジョイ長次郎さんみたいに言ってもごまかされませんよ!」

のあ「どうでもいいけど恥を脱ぎ捨てて着るというのもおかしな話よね」

飛鳥「うん。かなりどうでもいいね」

のあ「次でわかるかしら?蘭子」

蘭子「組を束ねし者の元にも次々世代が生まれたか…。時の流れははやいものだな!(学級委員長にも孫が生まれましたか…。時が経つのははやいですね)」

菜々「わかりました!学校の制服ですね!」

飛鳥「正解だよ。組を束ねし者でわかるよね」

菜々「何度も言ってますけどナナは17歳の現役JKですよ!制服が何十年ぶりとか、学級委員長に孫がいるとかありえませんから!」

飛鳥「それはどうかな?」

菜々「何?!…って何を言わせるんですか!」

蘭子「汝がその青き魚を放流するなら齢のことには触れぬぞ?(菜々さんがサバ読みをやめるなら年齢のことは言いませンよ?)」

菜々「な、ナナは永遠の17歳です!そこは譲れません!」

のあ「その言葉が聞きたかったわ」

菜々「のあちゃ…さんならそうでしょうね!」

飛鳥「次の言葉はこれだよ」

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偽り重ねの始まり
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菜々「年齢のことを言ってることだけはわかりますよ!…誕生日とかですか?」

飛鳥「発想は悪くないけど問題にはならないよ」

のあ「そうね。そもそも菜々さんの誕生日だけに特別何かしたわけではないもの」

飛鳥「ヒントを出した方がいいかな。蘭子」

蘭子「よもや二度続けて同時期の催しで自爆姫の顔を拝むことになるとはな…(まさか二年連続で同じ時期のイベントで菜々さんが出るとは思ってなかったです…)」

菜々「同時期の催し?同じイベントに出たわけではないってことですよね?」

のあ「もうやらなくなったイベントもあるもの。まあ今回の場合やるイベントがたまたま変わっただけと言う話だけどね」

のあ「次のヒントを出すわ。蘭子」

蘭子「唯一飲める悪魔の酔物が甘き濁り湯?戯れ言を!(飲めるお酒が甘酒だけ?面白い冗談ですね)」

菜々「甘き濁り湯が甘酒とすると…お正月ですか?」

飛鳥「正解だよ。ニュアンスでなんとなくわかるよね」

菜々「ナナは未成年というせって…未成年なんですよ!甘酒しか飲めなくて何が悪いんですか!」

飛鳥「でも志乃さんとか早苗さんとかとよく一緒に出かけてるよね?」

菜々「そ、そのメンツだからって飲みに行ってるとは限らないじゃないですか!」

蘭子「よく額を押さえて憔悴してる姿を見かけるが?(よく頭痛と気持ち悪さを訴えてますよね?)」

菜々「ちょ、ちょっと風邪気味だっただけですよ」

のあ「よく私と一緒にばんしゃ」

菜々「わーわーわー!それ以上言わないで下さい!ナナの年齢詐称疑惑が出たらどうするんですか!」

のあ「…この期に及んで出てないと思ってるの?」

菜々「そこを指摘しないで下さい!」

飛鳥「最後の言葉はこれだよ」

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兎星の大祭
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菜々「あれ、何でしょう…。何かすごく頭が痛いんですが」

のあ「ウサミン星に関しての発言は大体そうじゃないかしら」

蘭子「真機方舟姫の言う通りだ!(本当にのあさんの言う通りです)」

菜々「失礼なこと言わないで下さいよ!」

のあ「ヒントが必要ね。蘭子」

蘭子「一度吐いた言はなかったことにはできぬ!(失言って取り返しがつきませんよね)」

菜々「そんなこと身に染みてわかってますよ!皆さんも何か言う前によく考えて下さいね!」

飛鳥「菜々さんが言うと説得力があるのかどうか微妙な所だね」

のあ「それは自分にも向けた方がいいわね。蘭子」

蘭子「偽りのために狂博士に兎星の民の写し身を創造させるのはどうかと思うぞ!(ウソのために晶葉ちゃんにうさちゃんロボを作らせるのはどうかと思います)」

菜々「晶葉ちゃん?もしかしてお月見ですか?」

飛鳥「正解だよ。ここらへんはもうどう設定したかあやふやになってるみたいだね」

のあ「まあ無理もないわ。有り得ない設定で自らを縛ってしまったんだもの」

菜々「な、何で有り得ないなんて言い切れるんですか?!」

のあ「そもそも月は地球の衛星よ。M77星雲にあるウサミン星に地球の衛星を見る習慣なんか存在するはずがないわ。仮にウサミン星の衛星が月と呼ばれてたとしてもその衛星が綺麗に見える日がウサミン星と地球で完全に一致する?そんなことは有り得ないわ」

菜々「思ったより真面目な話だった?!」

蘭子「この流れは…。来るぞ闇の眷属!(来ますよ飛鳥ちゃん)」

のあ「これからウサミン星の話をしましょう」

飛鳥「やっぱりこうなるんだね…」

菜々「ちょ、ちょっと待って下さい!そんなに尺ありませんよね?!」

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あ、心配ありません。菜々さんが来るから尺は余分にとってありますから
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菜々「…この番組にそんなに枠とっていいんですか?」

飛鳥「確かにそれは言えてるね」

蘭子「あながち否定できぬな!(何も言えませんね)」

のあ「よく上が許可したものね」

のあ「今回はてっとり早くウサミン星に入り浸ってる人から話を聞くわ」

菜々「へ?ウサミン星に入り浸ってる人なんていませんよ」

のあ「この次元にはね。スタッフ、例の物を」

蘭子「何だ?その異様な物体は?(何ですか?その変な物は?)」

のあ「晶葉が作った次元電波送受信装置よ。これで別の次元と電話できるわ」

飛鳥「…晶葉なら有り得ないと言い切れないのが怖いね」

菜々「別の次元?ま、まさか」

のあ「さっそく電話をかけるわ。…もしもし、杏?」

杏『どうしたの?のあさんが電話してくるなんて珍しいね』

のあ「1つ聞きたいんだけど、杏はシンデレラジオのパーソナリティーの杏かしら?」

杏『あ、うん。そだよ~。みんなのお姉ちゃんでお馴染み、エクシーズ次元の双葉杏だよ~』

飛鳥「…ん?」

蘭子「ム?」

のあ「シンデレラジオではウサミン星をよく襲撃してるけど、どうやって突き止めたのかしら?」

杏『よくぞ聞いてくれたね…。今空かされる驚愕の真実ぅ!実は杏がウサミン星の場所を突き止めてスタッフやみんなに教えたのさ!』

蘭子・飛鳥・のあ『な、なんだってーー?!』

菜々「杏ちゃんが?!どうやって突き止めたんですか?」

杏『今思えばあれはシンデレラジオが始まる少し前のことだったよ。たまたま駅にいると見覚えがあるリボンを見つけたんだ。あれ?これもしかしてウサミン星の場所を突き止められるんじゃね?と思って菜々さんの後に続いて電車に乗ったんだ。それからしばらく電車に揺られてたら…』

菜々「で、電車に揺られてたら?」

杏『気が付いたらすでに菜々さんの姿はなく全く知らない駅に着いてたんだ~。どやっ!』

飛鳥「どこがどやっなんだろうね」

蘭子「まあ怠惰の妖精だからな!適さぬ人材だったのだろう!(まあ杏さんですしね。人材ミスだったんでしょう)」

のあ「さすが杏。期待を裏切らないわ」

杏『いや、あれはきっとアブダクションされた上に記憶を消去されたに違いないよ。さすがウサミン星の超科学はすごいね~』

菜々「…ってたどり着けてないじゃないですか!そもそも杏ちゃん本当にエクシーズ次元の杏ちゃんじゃありませんよね?!」

杏『えっ、今さら?蘭子と飛鳥はもう気付いてたよね?』

蘭子「無論だ!怠惰の妖精の口から超越次元の話が出た瞬間から汝らの芝居などお見通しよ!(もちろんです。杏ちゃんの口からエクシーズ次元のことが出た時から演技だと気付いてました)」

飛鳥「エクシーズ次元というのはこの番組だけで通じる言葉だよ。仮に『ちゃおラジ』が多次元でシンデレラジオと同じようにssとしてまとめられてたとしても、番組の名前も出してないのに自分がエクシーズ次元の人間だと名乗ることは有り得ないよね」

杏『だよね~。まあ別次元の杏が菜々さんをいじりたくなる気持ちはわかったかな。じゃ杏はもう寝るよ。あ、のあさん報酬のアメ忘れないでよ~。じゃね~』

菜々「ちょっと杏ちゃん?杏ちゃん!」

飛鳥「残念ながらお別れの時間が近付いてきたよ。菜々さん、再登場の感想はどうだったかな?」

菜々「あいかわらず心臓に悪かったですよ。ただウサミン星に触れてくれるのはありがたいです。皆さんウサミン星は完全にスルーして年齢に話が行くので、設定の補完してくれるのはありがたいです」

のあ「ならウサミン星を滅亡させないためにもっといじらないとね」

菜々「お、お手柔らかにお願いします…」

飛鳥「それでは番組を終わるよ。パーソナリティーはちゃおっす!二宮飛鳥と」

蘭子「混沌!神崎蘭子と」

のあ「カオス!高峯のあと」

菜々「キャハッ☆ラブリー17歳!安部菜々でお送りしました!」

蘭子「それでは皆」

蘭子・飛鳥・のあ・菜々『闇に飲まれよ!』

放送終了後

まつり「ほ?ちゃおラジの仕事が終わった所なのです?お疲れ様なのです!」

飛鳥「そっちこそお疲れ」

蘭子「闇に飲まれよ!(お疲れ様です)」

のあ「お疲れ。今日は体を動かす仕事じゃなかったかしら?しんどくなかった?」

まつり「ほ?大丈夫なのです。まつりは姫で、永遠の18歳なのです」

菜々「…!ここですよのあさん!」ヒソヒソ

のあ「そう。なら大丈夫そうね」

菜々「ちょっとのあさん!何でまつりさんの時はツッコミ入れないんですか!」ヒソヒソ

のあ「学園祭のキャラを姫キャラに取り込んだ明らかなネタに踏み込んでどうするのよ。突くべき所はそこじゃないわ」ヒソヒソ

まつり「ほ?何の話なのです?」

のあ「何でもないわ。まつり、運動した後は甘い物が欲しくならない?」

まつり「ほ?お菓子をくれるのです?ありがとうなのです!」

のあ「はい。マシュマロ」

まつり「ま、まつりは焼きマシュマロの方が好きなのです!」ダラダラ

のあ「もちろんあるわ。はいこれ」

まつり「ほ?あるの?何で?い、今はココアに入れてほしいのです!」ダラダラ

のあ「ちょうど持ってきてるわ」

まつり「ほーーー!」涙目

のあ「はい、どうぞ」

まつり「う、うぅ」ゴクゴク

のあ「まだまだいっぱいあるわよ?」

まつり「ほ?!ご、ごちそう様なのです!では失礼するのです!」ダッ

のあ「設定の穴と言うのはこうやって突くものよ。…それにしても腑に落ちないわね」

蘭子「ム?どこが妙だと言うのだ?(どこがおかしいんですか?)」

のあ「菜々さんと違ってまつりの設定は完璧と言っていいわ。そんなまつりがなんで好きな物に苦手なマシュマロを設定してるのかしら?甘くてフワフワしたものなら綿アメでもエクレアでもよかったはずなのに」

飛鳥「なるほど。そう言われると変だね」

菜々「ってナナとは違ってってどういう意味ですか!」

のあ「考えられる可能性は2つ。嫌がる素振りを見せてから苦手なものを涙目で食べることであざとさを演出したのか、それともどうにかして姫としての仮面が崩れる所が見たいとファンがしびれを切らすことを想定してあえて弱点を設定に組み込んだのか…。いずれにせよアイドル徳川まつり…。全く底がしれないわね」

菜々「のあちゃ…さん…。どっちにしろ穴らしき所は攻めるつもりでしょ?」

のあ「そんなの当然よ。弱点に失礼じゃない」

おわりです。実際まつりはどっちなんでしょうね。

おつ

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