【安価つき】提督「ちょっと死んでみるか」明石「なん……だと……」 (31)

明石「どういうことですか」

提督「いや、死のうかなーって」

明石「なぜ」

提督「いや、俺が死んだらうちの子らどんな反応するのかなーって思って」

明石「あー、そういう」

提督「というわけで明石、ちょっと仮死薬と蘇生薬つくってくれ」

明石「あぁ、蛇さんも愛用するアレですね、合点承知の助!」

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つまんねエタれ

明石「できました提督!仮死薬と蘇生薬です!」

提督「さすがだな明石、ものの3分で開発するとは」

明石「何言ってるんですか、開発なんてクリックして3秒でしょう」

提督「それもそうだな」

明石「この仮死薬は服用すると一時的な冬眠状態に入ります。呼吸も限りなく小さくなって心臓もほとんど動きません。改良によって一時間くらいは余裕ですよ」

明石「そしてこの蘇生薬を飲めば元気モリモリ、三日間は徹夜で仕事できるくらいに復活します」

提督「凄ェ!」

明石「これなら話のあまり広まらない短期間のうちにたくさんドッキリできますね!」

提督「うむ、これで定番ネタの死んだらどうなる的な反応も楽しめるだろう」

提督「そして数ヶ月前からちまちまと各艦娘のスケジュールを調整して最適なタイムテーブルを組んであるのだ」パッ

明石「ハラショーです。えーと、最初は>>5ですか」

川内

秋月

明石「最初は秋月ちゃんですか」

提督「うむ」

明石「しってた」

提督「なに?」

明石「いえ、なんでもありません、では提督は医務室の方へどうぞ、薬を服用してお休みしててください。細かいことはこの秘書艦明石におまかせください」

提督「頼んだぞ、お前の手腕が全てを左右する」

明石「ええ!任されました!」



その同じ頃

秋月「……」ジー

秋月「んー……」

秋月「……」チラ

秋月「よし……!すいません、この万年筆を」


秋月「かっちゃった……こんなに高い万年筆を」

秋月「提督、喜んでくださるかな……」

秋月「……えへへ」

プルルルルル

秋月「あ、電話……もしもし」

『あぁ、秋月ちゃん!大変なの!今どこにいるの!?』

秋月「え、あ、明石さん?どうしました?もしかして敵襲!?」

『そうじゃないけど、とにかく、提督が!』

秋月「! 提督の身に何か!?」

……執務室……



秋月「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」

明石「ぁ、秋月ちゃん……」

秋月「明石さん!提督になにがあったのですか!?」

明石「……」

秋月「提督は、どこに?」

明石「……秋月ちゃん」

秋月「ど、どうしたのですか……?」

明石「……提督は、提督、は……」



明石「……先ほど、亡くなられました」

秋月「……は、い?」



秋月「え……な、なんで?そんな、急、に」

明石「……担当の妖精さんの話では……持病の、発作……だと」

秋月「持病……て……なに……」

初回秋月は重すぎィ……

明石「……提督は、みなさんには隠していましたが、心臓に重い病を患っていたの」

明石「心配をかけたくないって……もしもの時のために主治医の妖精さんと私にだけは、言っていたのだけれど……」

秋月「……そん、な」

明石「……急に倒れて、そのまま、医務室で妖精さんに診てもらった時にはもう……事切れていたって……う……うぅっ……!」

秋月「……」



秋月「明石、さん……なんで、秋月に、電話を?」

明石「……倒れた時に、提督が小さく、秋月さんのこと、呼んでいましたから……よんで、あげなくちゃって……」

秋月「……」

明石「……辛いかも、知れないけれど……提督さんのお顔を、見に行ってあげて……?私は、急いでやらなきゃいけないことがあるから……そばに居てあげられないの」

秋月「は……い……」

医務室


秋月「……」

提督「……」

秋月「司令……」ギュッ

秋月「……手、こんなに冷たい」

秋月「秋月を撫でてくださった時はあんなに暖かかったのに……」

秋月「こんなに……冷えてしまわれて」

秋月「まるで、ただ寝てるだけみたいなのに……」

秋月「……」



秋月「……司令、秋月、今日司令に頂いた休暇で、外へ遊びに行ったんですよ」

秋月「そしたらとっても素敵な……万年筆を見つけたんです。司令の万年筆、もう使い古してすっかりボロボロでしたから」

秋月「ちょっと高かったけれど、司令に日頃の感謝を込めて送ろうと思って買ったんです……でも、この手では、冷たくて、かじかんで、うまく、持てな、い……かも……」

秋月「司令……司令……!」ポロポロ

秋月「どうして、どうして逝ってしまうのですか、司令……まだ、たくさん司令とお話ししたいことがあったのに……!」ギュッ

秋月「嫌です、こんなの嫌で……嫌だ……!」ポロポロ

秋月「こんな形でお別れなんて、やだよぉ……!」ポロポロ



カリッ

提督「ふぁーあ……そこはかとなくチョコレート味」ムクリ

秋月「ふぁ?」

提督「うむ。奥歯はしっかり動いたな、服用後すぐに蘇生できた、さすがの即効性だ」カリカリ

秋月「……え?あれ?しれ、い……?」

提督「ん?おや?秋月。今日は朝早く出かけたと思っていたが」

秋月「え、はい、じゃなくて、司令、なんで生きて」

提督「ん、いや、まぁなんというか、後ろ向いてみ」

秋月「……へ?」クルッ

明石「でっでれー」つ『ドッキリ大成功』

秋月「……え?え?え?だって司令お手が冷えきってて」

提督「薬の作用で冬眠状態に入っていたからな」

秋月「……」

体にめっちゃ負担かかりそうだな

スネーク!スネーク!!!

ここはドッキリとやるよりなんか愛の力で蘇生したでもよかったんじゃかろうか

>>14それだと他の艦娘に何度も出来んだろ。
四人もやったらえらい修羅場になるぞ。

>>15
このままやっててもいずれ修羅場になると思うが

これは良スレ期待

>>16
でも10人くらいできるなら差は大きいじゃん?

龍田さんの場合「本当に死んでるかしら?」とか言って刃物も一応通しそう……

>>19
本当にやりそうで怖い

死んでるか分からないからとどめさしたブラックジョークみたいな展開になるな

>>19
ヒェッ…

秋月「ば……」

提督「ば?」

明石「ろ?」

秋月「バカァ……本当に、本当にこわかったんでずがらぁぁぁぁぁぁぁぁ」ギュウウウゥゥ

明石(ノってもらえなかった……)

提督「うん、ごめんな秋月、もう二度と秋月にはこんなことしないよ」ポンポン

秋月「あだり、まえ……っ、うわあぁぁぁん……!」

提督「うん、休日を潰して悪かったね、また明日1日休みをあげよう」

秋月「……ぞんなの、グズッ、いいです……ただ」

提督「ただ?」

秋月「今はこうさせてください……」

提督「……うむ」



明石(あ、これ私がいない方がいいやつですね、少しドロンします)ドロンッ

提督「……落ち着いたかい?」

秋月「……はい、お見苦しいところを……でも、指令も悪いんですから!あんな悪趣味な……」

提督「あ、すまんまって、また後で聞くわ」パクッ

秋月「え?」

提督「ぐあああっ!!」バタ

秋月「え、え!?」

明石「あ、終わったようですね、さ、秋月さん別部屋に行きましょう」ドロンッ

秋月「なに!?なんなんですかー!?」ズルズル

明石「エーーー次は、>>25ですか」

山城

明石ww

死んだふりであることを見抜いて叩き起こしてくるザ・ボスのような艦娘はいるだろうか?

冷静な某軽巡とかなら……

精神病んで死姦しようとする艦娘がこのss鎮守府にいない事を望もう……

おいまだか

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年06月26日 (金) 09:35:42   ID: t-MTGoq5

いいぞいいぞ!面白いわw
こういうのもたまにはええなぁw

ということで応援!

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