騎士団員A｢やっと西の森に着いたな｣

騎士団員B｢想像以上にモンスターが凶暴化してやがったな…｣

騎士団員D｢風の噂だが…、"魔王"が復活したらしい｣

騎士団員C｢なんだと！？｣

騎士団長｢おしゃべりはそこまでだ｣ｽｯ

騎士団員｢｢｢！｣｣｣

バンダースナッチ｢グググググ…ッ！｣

白騎士｢様子がおかしいぞ…？｣

バンダースナッチ｢グァアアアアア！！！！｣

騎士団長｢来るぞ！！！｣ｶﾁｬｯ

白騎士｢いや…違う、これはッ…！！！総員退避ッ！｣

騎士団員A｢えっ…？｣

──────ぐちゃっ

騎士団員B｢う、うわぁぁぁぁぁぁ！！！！｣

｢──────────ッ！！！！！｣

騎士団長｢騎士団員Bッ！｣ｷｨﾝｯ

白騎士｢クソ…ッ！なぜここに超弩級の魔物が…！？｣ｶﾁｬｯ

騎士団長｢騎士団員B！立てるか！？｣

騎士団員B｢はっはい！｣ﾀｯ

白騎士｢まさか…、いやでも…、しかしそうすると…｣

騎士団長｢白騎士、これはいったいどういうことだ！こいつはなんなんだ！？｣

白騎士｢こいつは…ジャバウォック、ハイドラ並…いや、それ以上に強い｣

騎士団長｢クソッ、総員撤退！｣

騎士団員｢｢｢ハッ！｣｣｣

白騎士｢ここは私が持たせる…ッ！｣

騎士団長｢しかし白騎士、お前の力をもってしても…！｣

ジャバウォック｢グガァァァァ！！！！｣

白騎士｢クッ、これを…！｣ｼｭﾊﾞｯ

騎士団長｢ッ！｣ﾊﾟｼｯ

白騎士｢それを、王都にいる私の弟に渡しておいてくれ｣

騎士団長｢！…バカ野郎！お前まで逝っちまったらあの子はどうやって生きていけばッ！！｣

白騎士｢だからこそ…、それを渡してくれ｣

騎士団長｢ふざけんなッ！｣

白騎士｢………、結界魔法『独占』｣

騎士団長｢な…ッ！何してんだ！！｣

白騎士｢愛してると伝えておいてくれ…｣ﾂｰｯ

女神暦253年。

後に、｢聖女の悲劇｣と呼ばれる、王国に仕える騎士で最強と謳われた白騎士の訃報は瞬く間に王都内で広まった。

彼女の遺体は7年経った、女神暦260年現在も見つかっていない。

そのことから彼女の死を否定する者も多数いた。

彼女の婚約者である、騎士団長もその一人であった。

しかし、彼女の弟は姉の死を受け止め、それから立ち直っていた。

7年前、まだ幼い少年であった彼はいまや青年に成長していた。

──王都城下町──

青年｢あれからちょうど7年…｣ﾎﾞｰｯ

｢青年くん！おまけしてあげるよ！｣

青年｢！ありがとうございます｣ﾍﾟｺﾘ

｢いいのよ！…それより、あの噂聞いた？｣

青年｢なんのことですか？｣

｢いやね、なんでも王様が"魔王"討伐に向けて王国中の騎士を集めてるらしいって話よ｣

青年｢"魔王"…｣

｢"魔王"だなんて、今どき信じられない話だけどねぇ…｣

青年｢………｣

｢どうしたんだい？｣

青年｢！いえ、なんでも｣ｱｾｯ

｢そうかい？…まぁなんにせよ、青年くんには関係ない話だったわね｣

青年｢はは…っと、そろそろ行かなくちゃ｣

｢そうだったね、ごめんね引き止めちゃって｣

青年｢いえいえ、それでは｣ｽｯ

｢ええ、いってらっしゃい｣ﾆｺｯ

──王都墓地──

青年｢姉さん、あれから7年だよ｣

青年｢俺はもう、一人で生きていけるようになった｣

青年｢最初のうちは大変だった｣

青年｢国全体が暗い雰囲気になっちゃって｣

青年｢でも、みんな立ち直った｣

青年｢俺も、立ち直った｣

青年｢けどさ、義兄さんはまだ姉さんを探してるんだ｣

青年｢…きっと、何年もしっかり寝てないと思う｣

青年｢立ち直った俺が…｣ﾌﾙﾌﾙ

青年｢姉さんの死を受け止めた俺が言うのもナンセンスだと思う｣

青年｢でも俺は、姉さんを探し出す｣

青年｢………………絶対に｣

──城内中庭──

王｢よくぞ集まってくれた、有志諸君！｣

騎士団長｢我々は極秘裏に入手した情報によって、"魔王"の復活を確認した｣

｢｢｢………！｣｣｣ｻﾞﾜｻﾞﾜ

王｢いかなる歴史、文献、伝説、伝承の類を調べ尽くしても、"魔王"と言う存在は善き者ではないッ！！｣

｢｢｢………｣｣｣ｼｰﾝ

王｢よって、この王の名の下に"魔王"討伐部隊を結成する！！！｣

｢｢｢！！！｣｣｣ｻﾞﾜｻﾞﾜｯ

騎士団長｢そして、王国第一騎士団の団長を務めているこの俺が"魔王"討伐部隊隊長を兼任させてもらう｣

｢｢｢おおッ！！！｣｣｣

王｢我こそはという有志諸君、貴君らにこの世の安定は任されている！！！｣

騎士団長｢共に闘おうぞッ！！！｣

｢｢｢おおおおおおッ！！！！！｣｣｣

──青年宅──

青年｢………、"魔王"討伐か｣

青年｢義兄さんに育てられたからある程度の知識と力はあるが猛者とは言えない｣

青年｢それに、今の俺は【騎士】には見えないだろ…｣

青年｢よくても、【戦士】くらいか？｣

青年｢…【戦士】に回復魔法は使えるのか？｣ﾎﾟﾜｧ

青年｢………、まずは仲間集めからか…｣ｶﾞｸｯ

ここからは安価形式で物語を進めていきます。

安価によっては物語の展開が変わる…なんてこともなく、重要な安価は数回出ると思いますが基本はパラメータやら何やらで大きく物語に関係するものは少ないです。

【】内に職業を書いてあるとおり、職業が存在します。

職業選択などの場面で安価を取りますので、しっかりとした安価以外は全て安価下となります。

ちなみに職業は以下になります。

初級職業 ・戦士 ・魔法使い ・僧侶 ・武闘家 ・盗人 ・狩人

中級職業 ・剣闘士 ・大魔法使い ・司祭 ・師範代 ・盗賊 ・ハンター

上級職業 ・騎士 ・賢者 ・精霊使い ・師範 ・怪盗 ・魔物使い

今のところ｢判明｣してる職業は以上です。

中級、上級職業については物語が進まないと選択は不可能です。

あと、恋愛要素もバンバン組んでいきたいです。
ぼかぁハーレムが大好きです。
男の娘も大好きです！
っと、>>1の性癖暴露はここまでにしときます。

もちろん(？)思いつき安価スレなのでどう考えてもグダると思いますが頑張ります。

以上、よろしい方はどうぞごゆっくりと期待せずにどうぞ。

そうでない方はブラァウザバァックッ！(ネイティブ発音で)

では、続きをどうぞ！

──王都酒場──

店主｢おっ、青年じゃねぇか！｣

青年｢どうも｣

店主｢いくら昔からの知り合いでも未成年に酒は出せねーぞ？｣

青年｢いや、今日は旅の仲間を探してるんだ｣

店主｢青年が旅ィ！？｣ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ

客｢｢｢なんだと！？｣｣｣ｶﾞﾀｯ

青年｢…なんだみんなしてその反応は｣

店主｢そうか…！そういうことならいい奴らを紹介してやらねぇーとな！｣

青年｢あぁ、贔屓はよくないと思うぞ？｣

店主｢バッキャローてめぇ、世の中不公平ばっかさ！んで？どんなやつがお望みだ？｣

青年｢そうだな…｣

↓1 性別
↓3 職業
↓5 年齢

男の娘

安価下

狩人

安価下

78

……………………、>>1の男の娘定義的に78歳はないので安価下で(横暴)

54

66

11

なぜ高翌齢にしたがるのか…

待てよ…？
ロリババァが存在するなら男の娘ジジィも存在する…？

ということにさせてください(涙目)

別にかまへんで

種族指定はないから男エルフとかそういう路線にするのかなと思ってた

狩人｢あの…狩人です…よろしくお願いします…｣ﾋﾞｸﾋﾞｸｯ

青年｢…店主、流石にこの子は…｣

店主｢んぁ？こいつは俺らより年上だぞ？たしか…54歳だっけな？｣

青年｢ハァ！？！？｣

狩人｢あの…エルフ族は人間の何倍も生きますから…｣ﾋﾞｸｯ

青年｢…エルフか、いやこの場合はエルフさんなのか？だとしても女性を連れていくのはだな…｣

狩人｢ぼ、ボクは男でしゅ！｣

青年｢男っ？ど、どう見たって女児なのに…？｣

狩人｢うぅ…気にしてるんです…｣

店主｢まぁ、人間に換算すりゃ10かそこらってとこだろうし、子供エルフならそんなもんだろ｣

青年｢また適当な…｣

>>24 言い当てられて身体がビクンッてなった

言い忘れてましたがここからは書溜がないので亀更新になりますので把握お願いします

店主｢紹介料として…っと、そうだな｣

青年｢？どうした？｣

店主｢今回は特別に紹介料はナシにしてやる｣

青年｢そ、そうか。ありがとう｣

店主｢た・だ・し、だ！｣ﾊﾞﾝｯ

青年｢な、なんだ？｣

店主｢ここにいるこいつも連れていってやれ｣

青年｢…？わかった｣

狩人｢なんかボクがタダみたいで嫌だなぁ…、ボクの方が年上なのに…｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

青年｢あぁ、狩人さん…でいいか？｣

狩人｢か、狩人で大丈夫です！…えと｣

青年｢俺は青年そのまんま青年ってよんでくれ。よろしくな、狩人｣

狩人｢はい、よろしくです！｣ﾆﾊﾟｧｯ

店主｢うおっ、眩しい笑顔だな…｣

青年｢さて、この地図の場所に向かう間にお互い何ができるのかを話そうか｣

狩人｢えっと、ボクは狩人なので短剣と弓、そして魔法の扱いに秀でてます。一応剣や槍も装備できますが扱いは素人以下になるかと…｣

青年｢俺は剣、斧、槍の扱いが得意だ。あと魔法にも覚えがあるから杖も使える｣

狩人｢ボクの使える魔法は火魔法、風魔法、水魔法と回復魔法です｣

青年｢俺の使える魔法は回復魔法と加護魔法だ｣

狩人｢加護魔法？｣

青年｢武具に魔力を宿したり、魔法力を上げる、まぁ援護に向いてる魔法だ｣

狩人｢そういえば青年さんの職業ってなんなんですか？｣

青年｢それがなぁ…神官曰く、わからん、だそうだ…｣

狩人｢…新しい職業ってことですかね？｣

青年｢そうだったらいいけどなぁ…｣

青年｢っと、話をしてたらあっという間に目的地に…つい、た……な…｣

狩人｢どうしたんですか？｣

｢………ここにあなたが来たということは、あなたが旅に出ると決意したからだと見受けます｣

青年｢な、なんでお前が…｣

｢けど、隣の方はどなたです？随分と可愛らしい方ですけど…まさか、誘拐？｣

狩人｢？…ぁ、えと狩人です｣

｢あら、じゃああなたが青年さんの旅の仲間第一号なの？｣

狩人｢あっ、はい！｣ﾆｺｯ

｢はじめまして、私は僧侶。そこで固まってる青年さんの幼馴染です｣ﾆｺｯ

青年｢ちなみに、狩人は男で俺らより年上だ｣

僧侶｢あなたらしくない嘘ですね｣

狩人｢ほっ、本当ですっ！｣

僧侶｢まぁ、そうでしたか。それは申し訳ございませんでした、狩人さん｣

狩人｢い、いえ、あの…よろしくです、僧侶さん｣

僧侶｢えぇ、こちらこそ｣

句読点多いな…（困惑）

短いですが一旦ここで終わらせてもらいます。

続きは今日中にできたらします。

そして>>1とそれ以降の酉は同じ筈なのになぜ違うのか。

それと戦闘に関してなんですが、安価で進めていきたいと思っています。

最後に魔法名や特技などかなり厨二チックになるのでご了承下さい。

それでは。

期待乙

少し書き溜めてたらあと少しで日付が変わるところでした。

それでは投下していきます。

狩人｢そういえば青年さんの幼馴染って…｣

僧侶｢青年さんがまだ乳飲み児だった頃から一緒にいました｣

狩人｢そういえば青年さんはいくつなんですか？｣

青年｢言ってなかったか？俺は16、んで僧侶は18だ｣

僧侶｢女性の年齢はそう簡単に言って良いものではありませんよ？｣

青年｢別に隠すことでもないだろ｣

僧侶｢………でも、あなたが旅に出ると決意したというのは驚きです｣

青年｢そうか？｣

僧侶｢えぇ、だって…｣

狩人｢？｣

青年｢………逃げてばっかじゃ、姉さんに見せる顔がないからな｣

僧侶｢………｣

狩人｢青年さんにはお姉さんがいるんですか？｣

青年｢………白騎士｣

狩人｢え？｣

青年｢俺の姉さんの名前だ｣

狩人｢し、白騎士ってあの…！ごめんなさい！｣

青年｢いや、大丈夫だよ｣

狩人｢で、でも…！｣

僧侶｢………辛気臭いのはやめましょう｣

青年｢そうだな、旅立ち前なんだからな！｣

狩人｢………はい｣

青年｢………｣ﾅﾃﾞﾘ

狩人｢はぅ！｣ﾋﾞｸﾝｯ

青年｢わ、悪い…嫌だったか？｣

狩人｢い、いえ！…気持ちよかったです…｣ｶｧｰｯ

僧侶｢そこ、イチャつかないでください｣ﾆｯｺﾘ

狩人｢ヒィッ！｣ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

青年｢僧侶…目が笑ってないからやめてくれ…｣

僧侶｢うふふ、ごめんあそばせ｣

青年｢………、ハハハッ！｣

僧侶｢うふふっ｣

狩人｢あ、あはは…｣

青年｢さてと…、そういや僧侶は何ができるんだ？｣

僧侶｢私は杖と短剣の扱いを得意としています。回復魔法と、確率で発動する蘇生魔法、あとは簡単な状態異常魔法を使えます｣

青年｢なるほど…ってことは、だ。前衛は俺一人｣

狩人｢ボクと僧侶さんは後衛ですね！｣

僧侶｢そういえば、装備は万全ですの？｣

狩人｢あっ…、ボクは元々冒険者だったし…｣

僧侶｢私は職業柄、必要以上の装備は無駄になりますし…｣

青年｢………大丈夫だ、問題ない｣

確率発動魔法についての説明

そのまんまの意味で、確率で発動する魔法です。

確率はその魔法のパーセンテージによって安価をとりコンマで判定します。

例：20% → 00:00:00.15 → 成功
20% → 00:00:00.25 → 失敗

パーセンテージについてはその都度説明レスを投下します。

今回の僧侶の魔法については、50%となります。

それでは続きをどうぞ！

──王都南門──

門番A｢南門の警備はつまらんな…｣

門番B｢警備につまるも何もないでしょうよ…｣

門番A｢ムッ、あれは…青年か？｣

門番B｢えっ、本当ですか？｣

門番A｢あれは誰がどう見ても…｣

門番B｢騎士団長に伝えなければなりませんね…｣

門番A｢あぁ…そうだな｣

青年｢誰かに見られてる気がする｣

僧侶｢気のせいです｣

狩人｢いえ、確かに見られてます…けど悪意は見受けられません｣

青年｢へぇ、感情がわかるのか？｣

狩人｢あっ、いえ、その…狩人ですから気配などには敏感なんです｣

青年｢それもそうか｣

僧侶｢………そうなんでしょうか｣

青年｢ま、いいだろ｣

僧侶｢そういえば、なぜ南門なんです？｣

青年｢西の森はS級危険地区に指定されてるし、東の洞窟は子供でも入れるくらいに整備されてるからな｣

狩人｢だから南の遺跡に…ってことですか？｣

青年｢あぁ、酒場でクエストを受注してきたんだ｣

僧侶｢内容はどのようなものです？｣

青年｢南の遺跡内でしか採れない月見草採取だ｣

狩人｢月見草はその名の通り夜しか見ることのできない草ですね｣

青年｢まぁ、まだ陽は高いから急がなくても大丈夫だな｣

僧侶｢………、青年さん｣

青年｢わかってる、敵はスライムが…3匹か。強くはないが油断は禁物だ｣

狩人｢はいっ！｣

ここで戦闘についての説明をします。

戦闘は基本安価形式で進んでいきます。

選択肢は、｢たたかう｣｢特技｣｢魔法｣｢防御｣の4つです。

｢たたかう｣は、その名の通り武器による通常攻撃です。

｢特技｣は、それぞれの覚えている特技で攻撃します。
｢特技｣を選択する場合、一緒にどの特技を使うかの選択もしてもらいます。

例：特技 はやぶさ斬り

｢魔法｣は、特技と同じく覚えている魔法で攻撃します。
特技と同じく、一緒にどの魔法かも選択してもらいます。

例：魔法 氷魔法『ニブルヘイム』

先に説明してあるとおり>>1は厨二病なのでそれぞれ名前を決めてあり、その名前の通りに安価してもらいます。

正しい名前でなかったり、｢○魔法｣のみであった場合は威力が極端に減ります。

現在青年が覚えてる特技、魔法

特技：なし
魔法：回復魔法『ヒール』 加護魔法『焔纏』 加護魔法『水纏』

現在狩人が覚えてる特技、魔法

特技：火炎矢 五月雨 狙い打ち
魔法：火魔法『フレア』 風魔法『ウィンド』 水魔法『ウォータ』 回復魔法『ヒール』

現在僧侶が覚えてる特技、魔法

特技：祝福の歌 祈祷の歌
魔法：回復魔法『ヒール』 回復魔法『恵みの光』 蘇生魔法『灯火還し』 状態異常魔法『ポイズン』

経験値、レベル共に存在するのでその都度覚えていきます。

特技、魔法どちらもイベントで覚えることもあります。

それでは続きを。

スライムA、B、Cが現れた。

青年の行動 ↓1

狩人の行動 ↓3

僧侶の行動 ↓5

たたかう

特技 五月雨

魔法 ポイズン

kskst