心「いいじゃねえか………付き合えよぉ……」 (180)
※複数P世界、安価スレ
エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
ちひろ!ちひろ!ちひろ!
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の続きです
遅くなりました 54作目です
鬼より鬼神…悪魔より魔神……
夜 喫茶『快陶』
心「頼子ちゃん……お酌して☆」
頼子「すみません………ここは…… そう言うのは………」
心「もーう、頼子ちゃんのけちんぼ☆細かい事気にしてたら小皺が増えちゃうぞ☆……いやマジで………………」
頼子「は、はあ…………」
心「お酌してくれるぐらい…いいじゃねえかよ……はあ…………」
心「音葉ちゃんでもいいや……お酌して☆」
音葉「え、えっと…………」
心「いいじゃん……減るもんじゃないしさー……たまには先輩を気遣えよ☆」
音葉「……じゃ、じゃあ……」オズオズ
音葉P「……いや、その必要は無いよ、音葉君。」
音葉「…で、ですが…………」
音葉P「…このような場所ではだね…静かに雰囲気を楽しむ物なのだよ。」クイッ
心「む…………」
音葉P「……頼子君、コーヒーをもう一杯頂けるかね?」
頼子「はい……少し時間がかかりますが………?」
音葉P「構わないよ。待つのもまた楽しみの一つだからね。」
頼子「ありがとうございます……では待っていてください。」
音葉P「ふふふ………ゆっくり待たせて貰うよ。」
音葉P「はぁと君、僕の音葉君に酌などさせないで貰いたいものだね。」
音葉「…………僕の……」///
心「…ぶー………お酌して貰うだけだぞ☆」
音葉P「いいや。…それからこの店は持ち込み禁止だ。何を焼酎など持ち込んでいるのかね?」
心「ぐ…………い、いいじゃん…………」
音葉P「>>8」
その焼酎が好きなのは分かるが、店のルールはきちんと守ってもらわないといけないな
↑+ただお酒が好きなことは嫌いじゃないぞ
音葉P「その焼酎が好きなのは分かるがね、店のルールはきちんと守ってくれ給え。」
心「…………だ…だって……」
音葉P「………ただ酒が好きなことは嫌いじゃないがね。」
心「……ほ、本当?だったら………」
音葉P「……ただし、音葉君に酌をさせるのは認められない。」
心「………ま、まだ何も言ってないじゃん………」
音葉P「君の言いそうな事ぐらい分かるよ。それなりに君の音色は聞いているからね。」
心「……………」
音葉P「……と言う訳だ、音葉君。僕の隣の席に戻り給え。」
音葉「…………」///
音葉P「………音葉君?」
音葉「………あっ、いえ………は、はい…」///
音葉「……………」///トス
音葉P「ふむ……えっと……音葉君は………」
音葉「……」スッ
音葉P「ああ、ここに居るのだね……やはり音葉君の手を握ると落ち着くな。」
音葉「……私もです……」///
心「………………」
音葉P「……綺麗な手だ……音楽家の手だね。繊細でいて温かい、音葉君の手だ。」
音葉「………」///
音葉P「…これからも頼むよ。」
音葉「………はい………」///
心「………何だよ……はぁとは……上の階のバカップルがイチャついてる所為で家に帰れないっていうのに…………ここにもバカップルかよ…………」
音葉「>>14」
かそくした
バカップルとは心外だな。純愛と呼んでほしいものだ。
音葉のセリフなので……すみません……再安価でお願いします……
>>16
やべえ、見間違えた…
安価下
…それほど、五感で感じる関わりが意味を持つのでしょうか
バカップルではなく普通ですよ?
音葉「……えっと……バカップル……ではなく…普通ですよ……?」
心「いやいや……どう見ても普通じゃねえよ☆」
音葉P「…普通で無い……と言うならそうかもしれないね。………僕は音葉君無しでは文字通り生活出来ないのでね。」
心「…………」
音葉P「………音葉君は僕にとっては………特別な存在なのだよ……目についたなら謝ろう。」
心「………その……悪かった………」
五感ってエロいかな?
視覚とか聴覚とかのあれだろ?
音葉P「……済まないね……手を握る事に関しては許して欲しい。僕には必要な事なのだよ……」
心「………」
音葉P「……まあそれ以前に音葉君の手を握りたいから握っているのだがね。」
音葉「………」///
音葉P「…………長い間……手を握るのも難しかったからね………」
心「………」
音葉P「……君には感謝している。………あの時のきちんとした礼がまだだったね……ありがとう。」
心「……あ、頭なんか下げんなよ☆頭は下げない主義なんだろ……?」
音葉P「いや……僕も下げるべき時ぐらいは下げられるつもりだ。」
心「…………」ガリガリ
音葉「……私からも……改めてお礼を言わせてください……ありがとうございました……」
心「……………はぁ……」
>>20
>>1の筆力では音葉の台詞に出来なかったので……済みません……
心「………やっぱりルールはきちんと守らないと駄目だぞ☆」
頼子「お待たせしました……コーヒーです…」
心「……頼子ちゃん、はぁとにもコーヒーを一杯ちょうだい。」
音葉P「…えっと…………」
心「……焼酎は飲み飽きちゃったぞ☆………コーヒー奢れ、それでいい。」
音葉P「>>25」
踏み台
自分で払ってください
エスプレッソでよろしいですか? それとも甘いカプチーノ?
音葉P「……自分で払ってくれ給え。」
心「なっ……?!」
音葉P「頼子君……そこのお客様にこの店で一番高いワインを。払いは僕が持つ。」
頼子「………は、はい………?」
心「………いや、はぁとは別に………」
音葉P「僕にも意地があるのでね。……これぐらいはさせて欲しいのだよ。」
音葉P「コーヒーの一杯などでは僕が満足出来ないのだよ。好きなだけ飲み給え。」
心「…………た、高いんじゃ……?」
音葉P「安心し給え。君一人の酒代など霞むぐらいには僕と音葉君は稼いでいる。」
音葉「………あの……つまり…コーヒーを奢るだけでは……申し訳無いので……せめて好きなだけ飲んで欲しい……と言うことです…」
心「…………」
心「……その言葉を忘れちゃらめだぞ☆…マジで飲むからな?」
音葉P「…………ありがとう…」
心「…ふ、ふんっ!はぁとはタダ酒が好きなんだよ☆」///
音葉「…………」
心「…お、おら!は、早く酒持ってこい!」///
頼子「…………畏まりました。」
音葉P「……………」
心「……(調子狂っちゃうな……)」///
5分後
頼子「…この店で……一番高いワインです…」ゴトッ
心「………(えっ、見た事無い銘柄なんだけど……な、なんかフランス語だし………)」
頼子「…ワインセラーに……一本だけありました…」
心「………えっ……こ、これ……幾らぐらい?」
頼子「その…………一本120万円……です………売れると思っていなかったので……」
心「>>32」
あ…頂きます…
一人で飲むには高すぎるゾ☆
安価把握
一時中断します
再開します
心「……………はぁと一人で飲むには高すぎるぞ☆」
音葉「いえ………気にしないでください……大した金額では無いので………」
心「………マジか…………」
音葉「……こういう形でしか…お礼が出来ないので………本当に細やかなのですが………」
心「…………ブルジョア怖い………じゃねえよ☆察してくれていいんだぞ☆」
音葉P・音葉「………?」
心「……………察せよ☆」
心「このままだとはぁとがただの貧乏性みたいじゃねえか☆」
音葉「……………あっ…!……すみません……まだ未成年なので………」
心「……えっ……そうだったっけ……?」
音葉P「……ああ。音葉君の前では飲まない事にしていてね。残念ながら御相伴の相手は遠慮させてくれ給え。」
心「えっ…………」チラッ
頼子「…………すみません…」
心「…………」
心「……(うわあ……勝手に全員飲める気がしてた………よく考えたら二人未成年じゃん………)」
頼子「……あの………誰かと飲みたいんですか………?」
心「……うん………な、なんか一人だと飲み辛え☆」
頼子「……でしたらそろそろ……」
ガチャ
早苗「こんばんは!……ああ……仕事疲れた…………」
早苗P「…二言目に疲れたって言うのは歳を取った証拠………」
早苗「あーあー!聞こえない!」
頼子「……こんばんは。………おじさん…早苗さん。」
早苗P「こんばんは頼子ちゃあん!……おや、今日は珍しい顔触れだねぇ………?」
心「ち、チッス……!」
頼子「>>40」
はい、いつもより華やかな『快陶』をお楽しみください(ニコッ)
チーズ
頼子「………ち、チーズ…」///
音葉・音葉P・心・早苗・早苗P
「…………」
頼子「……………」
早苗「……頼子ちゃん……?」
頼子「……………」///カアアアア
早苗P「…………あ、ああ!おじさんは面白いと思ったよ……!」
頼子「………ぐすっ………」
音葉P「……音葉君、これは一体………?」
音葉「……おそらく……はぁとさんが……『チッス』と言ったのと……チーズをかけたのでしょう………」
頼子「…………」//////プルプル
早苗P「か、解説しないであげて……」
心「…………(……何の事か分からなかったわ………)」
早苗「……い、イメチェンかしら……?」
頼子「……………」//////プルプル
頼子「……………もう…帰る。」///
早苗P「まあまあ…!落ち着いて頼子ちゃん……?」
頼子「…………うう…だって……」///
早苗P「えっと………うん、良かった。良かったと……思うよ?」
頼子「……いいの………慣れない事をして失敗したのは分かってるから………」
早苗P「い、いや……だ、大丈夫だから……ねえ、早苗ちゃん?」
早苗「…………う、うん…!」
早苗「み、みんな……面白かったわよね……?!」
音葉P・音葉・心「………」
頼子「………やっぱり帰る……」///
早苗「………」ツカツカツカ ガシッ
心「?!」
早苗「………面白かったって言わないとシメる。」ボソッ
心「>>46」
は、ハァっ!
す、すっごく面白かったぞ☆面白すぎて反応が遅れちゃった☆(チラッ)
お、面白かった!超面白かったよ、頼子ちゃん!
心「す、すっごく面白かったぞ☆面白すぎて反応が遅れちゃった☆」チラッ
頼子「………ほ、本当…ですか……?」
早苗「………」
心「(り、理不尽………)う、うんうん!ほ、本当だぞ☆」
頼子「………良かった……少しでも明るくなれるように………頑張ってみたんですけど………」///
早苗「……」スッ
心「………(こ、怖え………)」
頼子「はあ……これからはもっと……頑張ってみますね………!」///
一同「……?!」
頼子「………?」
早苗P「ああ、な、何でもないよ?……そ、それよりも音葉P君たちはどうしてここに……?」
音葉P「……少しばかり外で時間を潰さないといけなくなってね。そこで沙紀君から紹介してもらったここに寄ってみたのだよ。」
早苗P「ふーん……ねえ、いいお店でしょ?」
音葉「ふむ……その点に関しては同意だね。コーヒーも美味い。」
早苗「はぁとちゃんは?」
心「……右に同じく。時間を潰さないと家に帰れないんだぞ☆」
早苗「は、はあ………まあ、理由なんかどうでもいいわ。折角だし一緒に飲みましょう!頼子ちゃん生一杯!!」
頼子「……あっ……でしたら……」
早苗「ん?」
頼子「一本120万円の……ワインがあるのですが………」
早苗「いやいや、そんなのとてもじゃないけど飲めないわよ。」
頼子「……それが………」
早苗・早苗Pに事情を説明中
早苗「えっ……ほ、本当に飲んでいいの……?!」
早苗P「ちょ、超高級ワインだよ、これ?!一度でいいから飲んでみたかったんだけど………」
音葉「お二人にも……お世話になりましたから………ちゃんとしたお礼はまたしますが………」
早苗「い、いやいや……これでもう十分よ!」
音葉「>>51」
安価ミス
>>54
いえ……今の私達があるのは早苗さん達やPさん達のおかげです…。ちゃんとお礼をさせて下さい。
↑
安価把握
お休みなさい
再開します
音葉「いえ……今の私達があるのは…早苗さん達や…Pさん達のおかげです……ちゃんと…お礼をさせて下さい。」
音葉P「君らには感謝しても感謝しきれない。君らのおかげで……こうして音葉君と居られるのだからね。」ギュッ
音葉「……はい………」///ギュッ
早苗P「……早苗ちゃん……僕お医者さんにお酒は控えてって言われてるんだけどさ………今日ぐらいいいよね?」
早苗「………今日だけよ。お酒はほどほどにね。」
早苗P「とほほ………早苗ちゃんがそれを言う?」
早苗P「早苗ちゃんなんかいっつも飲んでる癖に……ねえ、頼子ちゃん?」
頼子「………えっ…は…はい……」
早苗「…そ、それは……………」
早苗P「………なーんてね、分かってるよ。僕を心配してくれてるんだよね。」
早苗「…………」///プイッ
早苗P「………ありがとう。ただ、自分もお酒はほどほどにね?」
早苗「…………うん…………」///
早苗「………じゃあ今夜は音葉P君と音葉ちゃんの奢りで思いっきり飲ませてもらうわ。」
音葉P「ああ…是非そうしてくれ給え。」
音葉「………」ペコリ
早苗P「……よし、早速飲もう!頼子ちゃん、ワインオープナー貸して。」
頼子「はい…」スッ
早苗P「うん、サンキュー。…………お洒落な奴だね……」カチャ
頼子「…私の趣味で……最近は電動のワインオープナーもあるんだけど……店の雰囲気に合わないから……」
早苗P「これは梃子の原理で開けるんだよね?」
頼子「うん……少し栓が固いかもしれないけど……」
早苗P「大丈夫大丈夫、こういうのはおじさんに任せ……」グググ……
早苗P「………あ、あれ?」グググ……
早苗「…………開けられないの…?」
早苗P「……………思ったより固くてさ……ごめん……」
早苗P「いやいや、本当に固いんだってば。はぁとちゃん…僕の代わりにちょっとやって見て?」コト
心「えっ……や、やるだけやってみるけどぉ☆はぁとはか弱い乙女だからぁ☆早苗Pさんに無理ならはぁとにも無r………」ポン
ワイン「Open.」
心「………………」
一同「…………」
心「>>64」
…きゃはっ☆
ワンモアチャンス
…おいどうすんだ、この空気☆
心「…おいどうすんだ、この空気☆」
早苗P「……じょ、冗談のつもりだったんだよ……い、いやあ……本当に開けちゃうなんて…」
心「……………」
早苗P「あ、あはは……………なんかごめん………」
早苗「…………せ、栓も開いたんだし……早く飲みましょ!」
早苗P「そ、そうだね!早く飲もう!」
頼子「…わ、ワイングラスです……!」ゴトッ ゴトッ ゴトッ
早苗「あ、ありがとう。ほ、ほらあたしが注いであげるから!」
心「…………うん……」
音葉P「………ぴ、ピアノを貸してくれ給え。何か弾いてあげよう。」
音葉「……じゃ、じゃあ……私は…歌います…」
頼子「…は、はい………お願いします……!」
早苗「…き、緊張する……この今注いでる分だけで5万円くらいなのよね………」トクトクトク
早苗P「や、辞めてよ……僕まで緊張してきたじゃん……」
早苗「だ、だって……こ、これだけで何時も飲んでる缶ビール100本ぐらいと同じ値段だと思うと………」
早苗P「………こ、零せないね……」
早苗「……もうすごくいい香りがするし………」
心「………あ、本当だ……いい香り……」
心「…………お、美味しそう…」
頼子「…芳醇な香りがしますね……流石は年代物……」
早苗「…………誰から飲む?」
早苗P「………お、おじさんは最初はちょっと………」
心「…………いただきます!」クイッ
頼子「!」ビクッ
心「>>70」
超美味い…今まで飲んだ酒の味が霞むわ
↑+涙を流しながら
心「………超美味い…今まで飲んだお酒の味が霞んじゃう………」ポロポロ
早苗「……そ、そんなに美味しいの……?」ゴクリ…
心「…うん……超美味え……」ポロポロ
早苗「………………」クイッ
早苗「……………うわっ……な、何これ…………すごく美味しい………!」
早苗P「……お、おじさんも…」クイッ
早苗P「……………ヤバイよこれは………」
早苗「こ、こう……何て言うのかしら……の、飲んだ瞬間に……こう………!」
早苗P「そうそう………えっと………!」
心「………美味え………美味え……」ポロポロ
早苗「……はぁとちゃん……?」
心「最近安酒しか飲んで無かったから………ぐすっ………」ポロポロ
早苗「………それなら泣くのも仕方ないわね……カップ酒とこれだったら………」
早苗P「……また雫ちゃんにお小遣い減らされたの……?」
心「………ぐすっ………洗剤を入れるところ間違えて洗濯機壊した………」ポロポロ
早苗「……ああ………」
心「……納得するなぁ……!」ポロポロ
早苗「……だって……ねえ……?」
早苗P「…うん……はぁとちゃんだもんね……」
〜〜〜♪
頼子「……あっ……ピアノ………」
音葉P「…………」〜〜〜♪
早苗「………綺麗…………」
早苗P「……………」
心「………あ………」
音葉「>>76」
今は音葉Pさんの演奏を聴いてリラックスしてください…雫さんには後でみんなで言って話をしましょう
↑
音葉「今は…音葉Pさんの演奏を聴いて…リラックスしてください…雫さんには…後でみんなで言って話をしましょう……」
心「……………まあ安酒の理由は洗濯機代だけじゃないんだけど☆」ボソッ
早苗「……ん?」
心「…ううん……何でもない……そうだね………今はこの演奏を静かに聞きたいかな♪」
早苗P「……ふぅ……たまにはこう言うお洒落なのもいいかもしれないね…」
音葉P「………」〜〜〜♪
頼子「……とても…優しい音……」
音葉P「…音葉Pさんが優しい人ですから……それが演奏に現れているのでしょう……私も…音葉Pさんの演奏は大好きです………」///
頼子「………そうかも…しれませんね……ピアノは演奏者の内面を表すとも言いますし……とても繊細で……優しい人なんですね……」
音葉「…はい………」///
早苗「な、何か頭のいい会話してる……」
頼子「いえ……大した事は話していません…」///
早苗P「おじさんは音楽はあんまり詳しくないからねえ……」
心「おい☆プロデューサー。」
早苗P「しょうがないじゃん…そう言うの縁が無かったんだから……」
早苗「そうそう……特にクラシックなんて難しい感じがして……」
音葉「………」
早苗「……あっ……ごめんなさい!」
音葉「……いえ……確かに…そういうイメージは…あるかもしれませんね……」
音葉「いわゆる……ポップミュージックに対して…堅いイメージがあるのは否定できないでしょう。」
心「うーん…難しいってのもあるけど……歌詞が無いと退屈って言うか………」
音葉「…音葉Pさんの演奏は……退屈ですか……?」
心「あっ……いや全然!よく分からないけど……すごいと思うぞ☆」
音葉「ふふ………それでいいんです……」
心「えっと……?」
音葉「>>82」
音葉Pさんの演奏をいいと思ってくれる、私たちはそれで十分ですよ
音楽は考えるものではなく感じるものですから、わからなくていいんです。だからこそ言葉の通じない子供や動物にも響くんですよ。
安価把握
一時中断します
>>1今回のイベント走ってます?
>>84
さ、財布と相談しながら……
再開します
音葉「音楽は…考えるものではなく感じるものですから……わからなくてもいいんです……だからこそ…言葉の通じない子供や、動物にも…響くのでしょう…」
心「…………」
音葉「…考える必要はありません………ただ…音楽を心で……自分のメロディーで感じてください……」
心「………ごめん…はぁとにも分かるように言って………」
音葉「……む、難しかったでしょうか………?」オロオロ
心「………分かるようで分からないって言うか☆………いや、そんなんでいいのかなって……」
早苗P「………早苗ちゃんは分かった……?」ヒソヒソ
早苗「………ま、まあまあ……早苗Pさんは……?」ヒソヒソ
早苗P「……僕もまあまあかな………音楽知識とかあった方が……って考えちゃうよね……」ヒソヒソ
早苗「…………ごめん音葉ちゃん……あ、あたしたちも………なんて……」
早苗P「……歳を取ると頭の回転が悪くなっちゃってさ……はは………」
音葉「………困りました……」オロオロ
頼子「……あの……少しいいでしょうか……?」
音葉「…あっ……はい………」
頼子「えっと…例えばこのワイン……これを飲んで…皆さんはどう思いましたか……?」
早苗・早苗P・心「美味しい!!」
頼子「…ですよね……?じゃあ……このワインの産地や…製造方法は詳しく知っていますか……?」
早苗・早苗P・心「…………」
早苗「ちょっと……!早苗Pさん知ってるんじゃなかったの……?!」ヒソヒソ
早苗P「……ふ、フランスって事は………」ヒソヒソ
心「それは見れば分かるぞ☆」ヒソヒソ
頼子「………ゴホン。いいですか?」
早苗P・早苗・心「……はい………」
頼子「……つまり…同じ事なのではないでしょうか?」
頼子「詳しい産地や…製造方法が分からなくてもワインの味が楽しめるように……クラシックも……作曲者や…曲の背景などが分からなくても……曲を楽しめる…と私は思います。」
心「……な、成る程………お酒に例えられると分かりやすいかも…」
早苗P「……人間って現金だねえ………」
頼子「勿論知っていた方がより楽しめますが……とりあえずは…感じたままで良いのではないでしょうか……?」
早苗「…………やっぱり頼子ちゃんって頭がいいわね……」
頼子「>>92」
いえ、それほどでもありませんよ。
実は幼い頃、絵に対して似たような疑問を持ったとき、父に言われたことの受け売りなんです
頼子「……実は幼い頃…絵に対して似たような疑問を持ったとき、父に言われたことの受け売りなんです…」
早苗P「……………」
頼子「…もっとも…その時はワインじゃなくて……父さ……父の料理でしたが………」
早苗P「……そうかあ………そう言えば…………よくあいつからそんな風に物事を教わったな………」
心「……?」
頼子「父さんは……人に物を教えるのが……得意な人だったから……」
頼子「……今のも……父さんならきっと……もっと上手く………」
早苗「…………頼子ちゃん……」
頼子「…すみません……ワインが美味しく…なくなっちゃいますよね………」
早苗P「……………」
音葉「……その………お父さんは………?」
頼子「…………」
音葉「………………」
心「………(お父さん………か……)」
音葉P「……………」ピタッ
頼子「あっ……演奏中に話をしてしまってすみません……邪魔でしたよね……?」
音葉P「……君の父親は……このピアノを弾いていたのではないかね?」
頼子「………?!」
音葉P「……そうか……だからなのだね………」
早苗「……そのピアノって………?」
頼子「……父さんが……生前愛用していました……思い出があったので……ここに持って来たんです……でも…何で父さんがって……?」
音葉P「……この子が教えてくれたのだよ。この子は持ち主に恵まれているようだね。」
頼子「…この子………?」
音葉P「そう………この子だよ。」
頼子「…………ピアノが……ですか………?」
音葉P「>>98」
良い楽器には持ち主の音色が残るのだよ。
持ち主が優しく素晴らしければ音色も素敵なものになるからね。
音葉P「持ち主が優しく…素晴らしければ…音色も素敵なものになるからね。」
頼子「…………」
音葉P「…これだけの音色を残せる人物なのだから……さぞかし立派な人間だったのだろうね。」
頼子「………………」
音葉P「君の父親が何者だったのかは知らない……推測で物を言う事を許してくれ給え。」
頼子「………いえ………ありがとう…ございます……」
頼子「………………」
早苗P「…………頼子ちゃんの父親は立派な奴だったよ……」ポツリ
音葉P「……………」
早苗P「誰にでも優しい……人間の鑑みたいな男だったな……」クイッ
音葉P「……親しい仲だったようだね……?」
早苗P「まあね……」
早苗「…………」ギュッ
早苗P「……大丈夫だよ、早苗ちゃん…」
早苗「………本当…?」
早苗P「……本当さ…」
早苗「…………」パッ
早苗P「……心配しないで?」
早苗「……………」
音葉P「…………音葉君。」
音葉「………」スタスタスタ スッ
音葉P「……」ギュッ スクッ
音葉P「…君らにどんな事情があるかは僕には知る由も無い。……知ろうとも思わないがね。」
早苗「………優しいのね…」
音葉P「……………」
音葉「>>104」
おこがましいかもしれませんが、私は頼子さんのお父さんについて知りたいです…あの素敵な音を宿すことができる人物のことを…
↑
安価把握
お休みなさい
再開します
音葉「……おこがましいかもしれませんが……私は頼子さんのお父さんについて…知りたいです…」
頼子「………!」
音葉「…あの…素敵な音を宿すことができる…人のことを………」
音葉P「…………音葉君……」
音葉「……すみません…………」
音葉P「……………」
音葉P「…………人の心に踏み込む事は……あまり褒められた事では無いよ。」
音葉「………………」
音葉P「…そして………大変覚悟の要る事なのだよ。それでも知りたいのかね……?」
音葉「…………」
音葉P「………気が変わった。僕もあの音色を残せる人物に興味が出たよ。」
音葉「………………音葉Pさん………」
音葉P「……頼子君……どうか…聞かせてくれないかね…………?」
頼子「……………」
頼子「…………」スタスタスタスタ
音葉「………そう……ですよね……………ごめんなさい………」
頼子「……今日はもう閉店よ。今からは貸し切り。」
音葉「……えっと…………」
頼子「………絶対に……他の人には話さないって約束して。」
早苗P「……頼子ちゃん………」
頼子「………父さんの事を知りたいって…言ってくれたから…」
音葉P「……分かった。約束しよう。」
頼子「…閉店の準備をしてからで構わない…?」
音葉「…………」
頼子「……そう……ちょっと待ってて。今から……」
心「…………」
早苗「…………はぁとちゃんは…」
心「………お酒……」
早苗「?」
心「……頼子ちゃん、この店で一番安くて酔えるお酒ちょうだい☆」
頼子「……?」
心「…次の日に…飲んでた日の記憶が無くなるぐらい酔えるやつ………」
頼子「……………」
心「……忘れるのはな…酔っ払いの特権なんだよ……」
頼子「>>113」
……ありがとう、はぁとさん。
↑Pさんたちにもこの店で一番強いお酒をあげますので
頼子「……ありがとう、はぁとさん。」
心「……ふん…高すぎるお酒は口に合わないんだよ☆」
頼子「…音葉Pさんたちにもこの店で一番強いお酒をあげますので。…取ってきますね。」スタスタスタ
早苗「………」
心「…………だってさ。」
音葉P「……参ったな…酒は音葉君の前では飲まない主義なんだが………」
音葉「…あの……私の事だったら…気にしないでください…」
音葉P「………」
音葉「……ちゃんと……後の面倒は見ますから……」
心「……音葉ちゃんも大丈夫って言ってんだろ☆……飲めよ。」
音葉P「……そうだね。たまには君らに付き合って飲むのも悪くない。ご相伴に預かろう。」
心「……最初からそう言えばいいんだぞ☆つか言え☆」
頼子「…お待たせしました。」ゴトッ
早苗P「ふふふ……これはさっきのワインと比べたらすごく安物だね。」
頼子「味は保証出来ないけど……よく酔えるのは保証出来るわ。」
早苗「まあ…こう言う時はそう言うお酒の方がいいのよ……グラスを4つちょうだい。」
頼子「4つ……………分かりました。」
ゴトッ ゴトッ ゴトッ ゴトッ
早苗「音葉P君の口には合わないかもしれないけど。」
音葉P「………悪くないよ。」
心「……たまにははぁとが酌してやるよ。」ポン トクトクトク
早苗「………じゃあ…一回乾杯しましょうか……?」
早苗P「飲み直しって事でさ……音頭は僕でいいかな?」
音葉P「……音葉君、僕の代わりに頼めるかね…?」
音葉「……はい…」
早苗P「……乾杯。」
キーン
音葉P「>>119」
…うん、なかなか美味いし強いね。これなら今日のこと全部忘れることができそうだ
飲んですぐにバタンキュー
音葉「………」スッ
音葉P「……ありがとう。」クイッ
音葉P「…うん、なかなか美味いし強いね。これなら今日のこと全部忘れることができそうだ。」
心「強いのは強いけど……味は微妙だぞ……?」
音葉P「……この味が美味いと感じる時もあるのだよ。」
心「……まあな……今は美味い酒か………」
早苗「………苦いわね…」チビチビ
早苗P「…苦いお酒は好きでしょ……?」
早苗「………そうね…」チビチビ
心「……酒ってのは何時だって苦えんだよ……」
音葉「…案外良い事を言うではないかね?」
心「…ふんっ……案外って何だよ…」
訂正
早苗「………苦いわね…」チビチビ
早苗P「…苦いお酒は好きでしょ……?」
早苗「………そうね…」チビチビ
心「……酒ってのは何時だって苦えんだよ……」
音葉P「…案外良い事を言うではないかね?」
心「…ふんっ……案外って何だよ…」
心「…子供は大人に悩みを話して……大人は酒で悩みを飲み干すんだよ。」
音葉P「……酒は嫌いかね?」
心「………まあまあかな。」
頼子「……じゃあ…今から………話すわ…父さんの事を…私の知っている全部………」スチャ
音葉「……………」
頼子「………まず…………」
30分後
頼子「…………これで…父さんの話は全部……」
早苗P「………」グイッ
頼子「………」
音葉「…………」ポロッ……
頼子「……音葉さん…」
音葉「……>>128」
そんなに悲しい過去があったなんて…私たちのために申し訳ないです……
頼子さん……
音葉「…頼子さん…………」
頼子「…………」
音葉「……つらい話を………させてしまいましたね………」
頼子「……いいの………私が…音葉さんたちには…話したかったから…」
音葉「………………」
音葉P「…………音葉君。」ギュッ
音葉「…………」ギュウウウ…
音葉P「………泣いて構わないよ。」
音葉「…………」ポロポロ
音葉P「…………」ギュウウウ
音葉「………」ポロポロ
音葉P「……済まない、音葉君も……音楽家だった両親を飛行機事故で失っているのでね………感じるところがあったのだろう…」
頼子「………」
早苗P「…………ひょっとして…あの事故かい……?」
音葉P「………ああ……二人とも…素晴らしい音楽家だったよ……」
早苗P「…………」
頼子「……音葉さんの御両親……………あっ………!」
早苗「……………知ってるの…?」
頼子「……梅木夫妻………音葉さんは………あの二人の娘だったのね………」
音葉P「…娘思いの良い人たちだった…僕にも色々と親切にしてくれてね………二人がまだ生きていたら……音葉君が連中に苦しめられる事など無かったろうに………」
音葉「…………」ギュッ
早苗P「………力のある人たちだったからね……」
音葉P「………僕が音葉君と会えたのも……彼らが紹介してくれたおかげだよ………」
音葉「…………」ポロポロ
早苗P「>>134」
……音葉P君、何か弾いてくれないかな?
↑
安価把握
一時中断します
再開します
早苗P「………音葉P君、何か弾いてくれないかな?」
早苗「ちょっと…!幾ら何でもこんな時に………!」
早苗P「こんな時……だからこそだよ。」
早苗「……っ……?!」
早苗P「………聞かせてくれないかな?」
音葉P「…………音葉君…」
音葉「……………」ギュウウ……
心「……………」グビッ……トン
心「…アタシには学がねえからよ……よく分からねえんだが……なあ、頼子。」
頼子「……!……は、はい……?」
心「クラシックなんてのはよ……曲の大半が大昔にとっくにくたばった人間の書いたヤツじゃねえのか…?」
頼子「…えっと………現代作曲家も居ますが……乱暴な言い方をしてしまえば………」
心「…ふうん………」グビッ
心「……とっくに死んだ人間が書いた曲が……ずっと残ってんだよな……」
早苗P「……………」
心「…なあ、音葉。」グビッ
音葉「……………」
心「……お前がそうやって泣くのはよ……まだ覚えておいてやってる証拠だろ。……覚えてやってる限り……テメエの中の…親父とお袋から貰ったモンは消えねえんじゃねえのか……?」
音葉「………!」
音葉P「………」
心「……何もお前の中でまだ生きてる、みてえな綺麗事を言うつもりはねえよ………ただ…死んだからって何も残らねえ訳じゃねえだろ。……例えばあのピアノみたいにな…」
頼子「…!」
心「…………アタシが言いたい事はこれだけだ。」グビッ
早苗「…………………」
音葉「……………音葉Pさん……曲を……声楽曲にしてください。」
音葉P「…!」
音葉「>>142」
…お父さん、お母さんが私に託した想いを音葉Pさん、そしてみなさんに伝えたいんです!
↑
音葉「……父と母が…私に託した想いを…音葉Pさん……そして…みなさんに伝えたいんです……!」
心「………」グビッ
音葉P「……………」
音葉「…こうして……私の中に流れるメロディーが……二人からもらった物だから……音楽家は……音楽で表現する物でしょう……」
音葉P「……………なかなか言うようになったではないかね……」
音葉「………お願いします…」
音葉P「……………」
音葉P「…僕が音葉君の頼みを断った事があったかね…?」
音葉「………!」
音葉P「もっとも……君はいつも僕の事ばかりで……頼み事など滅多にしてくれないがね…………音葉君の…僕らの音楽を届けよう!」
音葉「……はい……!」
音葉P「………行こう、音葉君。」スッ
音葉「…行きましょう…」ギュッ
頼子「……はぁとさん………」
心「……別に大した事は言ってねえよ。」
頼子「…………」
心「…素面じゃ言えた事じゃねえけどな。」クイッ……
心「……何だよ……もう、一本空じゃねえかよ……」
早苗P「……頼子ちゃん、ボトル追加でお願い。」
心「…………」
早苗P「……お疲れ様。」
早苗P「……はぁとちゃんは凄いねえ……おじさんが言いたかった事を簡単に言えちゃう。」
心「…少し長く生きりゃ……誰だってこれぐらいは言えるようになる。」
早苗「………あたしには言えないわ…はぁとちゃんは……渋い大人ね。」
心「………はぁとより歳上だろ。」
早苗「>>148」
あたしは残念ながら、あんまり格好いい歳の取り方できてない、からね。年下でもはぁとちゃんみたいな素敵な大人には憧れちゃうわ。
早苗「あたしは残念ながら、あんまり格好いい歳の取り方できてない、からね。……年下でもはぁとちゃんみたいな素敵な大人には憧れちゃうわ。」
心「…はぁとだって別にカッコイイ歳の取り方なんかしてないぞ☆…つかそんなに取ってねえ☆」
早苗「………」グイッ
早苗「……ホント、このお酒苦いわねえ………あたしには苦過ぎるわ……」
早苗P「…ふふっ…苦いのを我慢して飲むのが大人なのさ。お酒だけじゃなくてね…」
早苗「……苦いのは好きだけど……限度があるわよ。」
早苗P「だから…それを我慢して飲むの。」
頼子「追加のボトルです。」ゴトッ
早苗P「ん。ありがと、頼子ちゃん。」
頼子「ふふふ……これはさっきより苦いかも。」
早苗P「えー……流石にこれ以上はキツイかなあ……」
早苗「苦いのを我慢して飲むのが大人なんでしょ。」ポン トクトクトク…
早苗P「……やっぱり大人じゃなくていいかも。」
早苗「いい歳したおじさんが何言ってんのよ。……つべこべ言わずに飲め。」
早苗P「…えー……厳しいなあ…」グイッ
早苗P「うわっ……本当にさっきより苦い……!」
早苗「ふふふ……まだまだあるわよ?」
心「苦え……はぁ……朝までにこれ全部飲まなきゃいけねえのか……」
早苗P「まっ……若い女の子とお酒が飲めると思えば我慢出来るかな……」
早苗「シメる。」ギリギリギリ
早苗P「いだだだだだ!」
心「おーおー……」
早苗「あたしとなら何時も飲んでるでしょうが!」
早苗P「>>154」
…今日は音葉君と頼子君がいるからね、より若く見えたんだよ
も、もちろん早苗ちゃんも含めてに決まってるじゃない!
安価把握
一時中断します
再開します
早苗P「も、もちろん早苗ちゃんも含めてに決まってるじゃない!あはは…やだなあ……!」
早苗「…………」ジトー
早苗P「……………」ダラダラ…
早苗「………怒らないから正直に話して。」
早苗P「………………早苗ちゃんを若い女の子って言うのは無理が……」
早苗「ふんっ!」ギリギリギリ
早苗P「あだだだ……!怒らないって言ったじゃん!」
早苗「怒らないって言ったわよね。……あれは嘘よ。」ギリギリギリギリ
早苗P「ひ、酷い………!助けて、はぁとちゃん!」
心「夫婦喧嘩はワンちゃんも食べないんだよぉ☆」
早苗P「そ、そんな……いだだ!ギブキブ!!」
早苗「うるさい、このすけべ親父が!」ギリギリギリギリ
頼子「…ま、まあまあそれぐらいに………」
早苗P「ほ、ほら!頼子ちゃんもああ言ってるし!」
早苗「もうちょっとだけ……お願い……?」 ウルウル…
頼子「……………」
早苗P「な、何で可愛く言うの?!」
早苗「か、可愛いなんてそんな………」///ギリギリギリギリギリギリ
早苗P「痛い痛い!決まってるから、決まってるから!」
頼子「……………」
頼子「……………ふふっ…」
心「………苦労してんだな。」
頼子「…………まあ…でも…楽しいから…」///
心「………そうか。」グイッ
早苗P「音葉ちゃん!音葉ちゃんたちの演奏が始まるから!」
早苗「むぅ………」ピタ
早苗・早苗P・心・頼子「………」
音葉「…………」ペコリ
音葉「………すぅ………」
〜〜〜
音葉「…………」ペコリ
パチパチパチパチパチパチ
音葉P「………素晴らしかったよ、音葉君………」
音葉「……………」
パチパチパチパチパチパチ
音葉P「見給え……観客を。」
音葉「……………!」
頼子「…>>164」
素敵……でした……
本当に素敵な歌声ですね…私、それに音葉さんの父と母も空の上で絶賛してると思いますよ
本当に素敵な歌声ですね…
頼子「……本当に素敵な歌声ですね…」
音葉「…………ありがとうございます。」
頼子「……透き通るように透明だけど……力強くて…………それでいて何時までも聴いていたい……そんな歌声でした………」
音葉「…最初に……私に歌を教えてくれたのは……両親だったんです……」
頼子「……そうですか…………これからも…その歌声を…たくさんの人に…届けてあげてくださいね。」
音葉「……はい…」ニコ
音葉P「…音葉君の歌声は大した物だろう?……この歌声に…僕も惚れ込んでしまったのだよ。」
音葉「…………」///
心「………凄えよ……何だかはぁと…涙が出てきたもん☆……歳を取ると涙もろくなっていけねえな……ぐすっ……」
早苗「……綺麗ね………心に響くの…意味が分かったわ……言葉じゃないのね…」
音葉「………はい……」///
早苗P「……『音楽は、世界に魂を与え、精神に翼をあたえる。そして想像力に高翌揚を授け、あらゆるものに生命をさずける。』……だったかな…?」
早苗「……どうしたの急に…?」
早苗P「いや……何だか思い出してね……」
音葉P「プラトンだね。……よく知っているね……」
早苗P「僕も昔教えてもらったの……頼子ちゃんのお父さんからさ……」
頼子「…私もよく……名言とか教わったわ……当時は意味が分からなかったけど……」
早苗P「…おじさんなんか今も半分ぐらい分かんないよ……」
音葉P「音楽とは……魂の言語なのだよ。生物は皆…自分の音色を奏でながら生きている。」
早苗P「…難しい事を言うね………」
音葉P「…理解出来ないかね?」
早苗P「いや………今なら理解出来るかな……」
音葉P「ふふふ……それは何よりだ。」
早苗P「…おじさんを何だと思ってるのさ……」グイッ
音葉P「ふふっ…………」
音葉P「………音葉君。」
音葉「………はい……」スッ
音葉P「…………」ギュッ チュッ
音葉「?!」///
心「おー……大胆だな☆」
音葉P「……音葉君……これからも僕に……君の音色を聴かせてくれ給え。」
音葉「>>171」
はい…これからもずっと側で……///
↑
音葉「…はい…これからもずっと側で……」///
音葉P「……ありがとう……」
音葉「…いいえ…………」///
早苗「…若いっていいわねー……」
早苗P「……若くなくても手にキスだったら出来るよ?」
早苗「……し、シメる!」///
ギリギリギリ
早苗P「いだだだ……!はぁ……可愛いなあ、もう……」
音葉P「…誰か酌をしてくれ給え。今夜は朝まで飲み明かそう。」
音葉「……じゃあ…私が……」///
音葉P「…ああ……では頼む。」
心「おい、音葉ちゃんにはお酌させないんじゃなかったのかよ☆」
音葉P「僕は良いのだよ、僕は。ねえ、音葉君。」
音葉「…………」///
心「……ウゼェ☆」
頼子「……何か軽く作りましょうか?」
早苗P「いだだ……僕枝豆!」
早苗「んー……じゃあ焼き鳥!」
ギリギリギリ
心「居酒屋じゃねえんだから……はぁとはモツ煮が食べたいぞ☆」
頼子「……で、出来る限り…頑張ってみます………」
早苗「おっしゃー!!ガンガン飲むわよ!みんな、ぶっ倒れても知らないからね!」ギリギリギリ
早苗P「………(いい加減外してくれないかなぁ…………)」
音葉「………ふふ……」
朝
チュンチュン
早苗・早苗P・心「」
音葉P「しまったな……」クイッ
頼子「………つ……強いんですね………」
音葉P「まあね。酒なら幾らでも飲めるのだよ。」クイッ
頼子「…………い、意外ですね……普段飲まないから……」
音葉P「必ず付き合わせた相手を酔い潰してしまうのでね。酒が好きな人間は嫌いでは無いのだが……」
音葉P「音葉君に介抱を頼むのが申し訳無くてね……音葉君の前では飲めないのだよ。」
頼子「…………」
音葉P「音葉君……済まないが彼らの後の面倒を頼む。」
音葉「…はい…任せてください…」
お酒は二十歳になってから
前回とのセットになるようにして見ました。苦い大人の話と言うことで……
音葉たちとしゅがはの絡みが書きたくなって………取り辛い安価ばかりで申し訳ありませんでした……
…………3作でセットです
考えてる展開があるんだったらいちいちセリフ安価取る必要なくね?と今回は思った
おつ
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