凛「風邪ひいたにゃ・・・」 (16)
今日は花陽のお家に凛ちゃんがお泊りに来ています!
凛「今日の練習はちょっとキツかったにゃー」
花陽「そうだねぇ、花陽もくたくただよぉ」
凛「クチュン!クチュン!・・・・えへへ、くしゃみ出ちゃったにゃ」
花陽「ちょっと部屋寒いかなぁ、エアコンの温度あげる?」
凛「ううん平気にゃ、こうすれば・・・・」ダキッ
花陽「ふぇ!?ちょ、ちょっと凛ちゃんってば//」
凛「えへへー、かよちんあったかいにゃ」ギュッ
花陽「もー、けど、その・・・凛ちゃんもあったかいよ//」
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凛「・・・・」スンスン、スンスン
花陽「・・・・//」
凛「かよちんすっごいいい匂いするにゃ・・・・」スンスン
花陽「は、恥ずかしいから言わないでよぉ//」カーッ
凛「・・・クチュン!ヘックチュン!・・・あれ、またくしゃみ出たにゃ」
花陽「今日はすっごい寒いもんね、もう遅いし暖かくして寝よっか」
凛「賛成にゃ」
ゴソゴソ・・・・・・・
花陽「じゃあお休み凛ちゃん」
凛「おやすみにゃ」
花陽(うぅ〜、一緒のベットだとやっぱり恥ずかしい//)
凛(な、なんか凛すごいドキドキしてる・・・//)
花陽(凛ちゃんの髪、いい匂い・・・・//)スンスン
凛「・・・・・」ギュッ
花陽(あーもう、なんかドキドキしちゃって全然寝れないよぉ//)
凛「ねぇ・・・、かよちん・・・・」
花陽「なーに凛ちゃん?」
凛「・・・・」ギューーッ
花陽「はぅっ//」
凛「えへへ、やっぱりなんでもないにゃ♪」
花陽「?」
〜翌朝〜
凛「うぅ・・・・」
花陽「ふわぁ・・・・もう朝か・・・」
凛「はぁ・・・、はぁ・・・・」
花陽「凛ちゃんおはよ・・・って凛ちゃん凄い汗だよ!?」
凛「ん・・・・・ケホッケホッ・・・うぅ・・・・」
花陽「り、凛ちゃん?」
凛「あ・・・、かよ・・・ちん・・・おはようにゃ・・・・」
花陽「凛ちゃん大丈夫!?」
凛「頭痛いにゃ・・・なんかだるいにゃ・・・・ケホッケホッ」
花陽「わわ、凛ちゃんすごい熱だよぉ!」
凛「風邪ひいたにゃ・・・」
花陽「凛ちゃん風邪ヒイチャッタノォ!?」
凛「ごめんにゃかよちん、今日は二人でお出かけだったのに・・・」
花陽「ううん、凛ちゃんの体が第一だよ」
凛「かよちんはやさしいにゃ・・・」
花陽「えと・・・こういうときは一体何をすればいいんだろう・・・」
凛「ヘッ・・・ヘッ・・・な、なんかくしゃみ出そうにゃ・・・」
花陽「出そうで出ないとか時々あるよね」
凛「ズズー・・・なんか、は、鼻水がぁ・・・・あぁ・・・ぁ・・・く、くしゃみ出るにゃ!」
花陽「えぇぇ!?」
凛「か、かよちん、ティッシュ!」
花陽「えと、ティッシュ・・・ティッシュ、ってあれ!?ない!ティッシュないよぉ!」
凛「だ、駄目にゃ!」
花陽「うぅ〜、こうなったら、えいっ」 ←凛ちゃんの鼻を手で覆う
凛「ヘッークチュン!」鼻水ドバー
花陽「あぁ・・・・」
凛「か、かよちんごめんにゃ・・・・」
花陽「ううん、花陽こそティッシュ用意できなくてごめんね」
凛「でも、かよちんの手汚しちゃった・・・・」
花陽「だ、大丈夫だよ全然汚くなんかないよ!」
凛「でも・・・とにかく風邪うつるといけないからはやく手洗ってくるにゃ」
花陽「あ、そうか、じゃあちょっと行ってくるね」
花陽「まさか凛ちゃんが風邪ひいちゃうなんて・・・」
花陽「そういえば昨日からくしゃみしてたもんね」
花陽「とりあえず手洗わないと」
花陽「・・・・・ん?」チラッ
花陽「あれ、炊飯器の保温ランプがついている・・・・」
花陽「まだごはん入っているのかなぁ」
花陽「って、違う違う早く手洗わないと」
花陽「ごはん・・・・」
花陽「・・・・・・」ジー ←手についた凛ちゃんの鼻水を見つめる
花陽「!!!!!!!」ピコーン!
花陽「・・・・・」ジュルリ・・・・・
花陽「片手が塞がっているとごはんよそうのちょっと難しいなぁ・・・・」
花陽「よし、できた」
花陽「・・・・・・」ゴクリ・・・・
花陽「では・・・・このごはんに凛ちゃんの鼻水をかけて・・・・」トローーッ
花陽「うわぁ〜うわぁ〜!!!」
花陽「お、おいしそう!」
花陽「それでは、いただきますぅ!」
花陽「・・・・・」モグ・・・・
花陽「!!!!!!」
花陽「おいひい・・・・おいひい!」ハフッハフッ!
花陽「暖かくてつやつやなごはんと・・・・」モグモグ
花陽「ハフッハフッ・・・・適度な塩加減の凛ちゃんの・・・・」ハフッハフッ!
花陽「鼻水が絡んで・・・最高のハーモニーを奏でています!」
花陽「この前食べた普通のとろろ飯の10倍・・・いや、100倍おいしい!!!」
花陽「はぅ〜、おいしい!おいしいよぅ!」モグモグ!
花陽「凛ちゃんとろろ飯すっごくおいしいです!」ハフッハフッ!
花陽「こんなにごはんに合うおかずが身近にあったなんて!」
花陽「あれ・・・・、もうない・・・・」
花陽「・・・・」
花陽「まだ足らない・・・・」
花陽「あ、そうだ!まだ手に少し鼻水ついてるから・・・」
花陽「この手でおにぎり握って・・・・・」ニギニギ
花陽「じゃじゃーん!凛ちゃん塩むすびの完成です!」
花陽「うわぁ〜!お、おいしそぅ〜」ジュルリ・・・
花陽「い、いただきます!」パクッ
花陽「!!!!!!」
花陽「今まで食べた塩むすびのなかで一番おいしい!」
花陽「おいしい、おいひぃぃぃぃぃい」ハフッハフッ!
花陽「あれ、もうないや」
花陽「まだ、まだ全然足らない、もっと食べたい!」
花陽「とりあえず凛ちゃんのところに戻らないと」
凛「かよちんおそいにゃ〜」
花陽「ご、ごめんねぇ」
凛「ねぇかよちん、ティッシュないかにゃ?」
花陽「えぇ?ティッシュ?あ・・、いや、今切らしちゃっててどこにもなかった・・・」シラー
凛「そ、そんな、さっきからもう鼻がズルズルなんだにゃ」
花陽「えぇ!?大変だよぉ、鼻水が鼻の中にあると風邪が治るのすっごく遅くなるんだよ!」(大嘘)
凛「えぇぇ!!そうなのー?そんなの嫌にゃ!」
花陽「じゃあちゃんと鼻水出さないとね?」ニコッ
凛「うん!でもティッシュないならどこに出せばいいの?」
花陽「ちゃんと考えてあるよ!だから凛ちゃんは鼻水出すことにだけ集中して、ね?」
花陽(ここはやっぱり直出しにこだわらないとね)
凛「わかったにゃ」
[作戦1 凛ちゃんと言えば猫だから猫じゃらし]
花陽「じゃあ行くよ?」コチョコチョコチョ
凛「く、くすぐったいにゃー!」
花陽「どう出そう?」
凛「出ないにゃ・・・」
花陽「いざ出そうとするとなかなか出ないことあるよねー(失敗かぁ・・・)」
[作戦2 ちょっとベタだけど鼻こより]
花陽「じゃあ入れるね・・・」
凛「あぁ・・・、にゃ!にゃにゃ!?」
花陽「これならどう?」コチョコチョ
凛「ヘッ・・・・ヘッ・・・・・・・・」
花陽「!!!!」
凛「で、出ないにゃ・・・・」
花陽(あとちょっとって感じなのになぁ)
花陽「こうなったら最終兵器を出すしかないかぁ」
[作戦3 最終兵器 コショウ]
花陽「じゃあ行くよ?」パッパッ
凛「あ、あぁ・・・・ヘッ・・・・」
花陽「どう凛ちゃん?」
凛「な、なんか出そうにゃ!」
花陽(もうひと押しかな?)パッパッ
凛「ヘッ・・・ヘッ・・・で、出るにゃ!」
花陽「凛ちゃんここに出して!」
凛「えぇ!?ヘッ・・・だ、だめ・・・だよ・・・かよちんのヘッ・・・・ごはn」
花陽「いいんだよここで!」
凛「ヘッ・・も、もう駄目にゃ!ヘッ・・・ヘッークチュン!!」鼻水ドバー
ごはん(うわ、きったね〜)ベチャー
花陽「うわぁ〜!うわぁぁ〜!!!」
凛「かよ・・・ちん?」
花陽「もう我慢できません!い、いただきますっっ!」ガツガツ、ハフッハフッ!
凛「」
花陽「あぁ!あぁこの塩加減たまらないよぉぉぉおお!!!」ガツガツ!!
凛「かよちんキモイにゃ〜」
〜後日〜
凛「風邪治ったにゃー!」
ピロリ〜ン♪
凛「あ、電話にゃ、かよちんからだ!」
花陽『ケホッ・・・ダ、ダレカタスケテー』
凛「もしもし、かよちんどうかしたの?」
花陽『あぁ・・・凛ちゃ・・・ケホッ、ケホッ・・・風邪・・・ひいちゃった』
凛「えぇ!?かよちん大丈夫かにゃ?」
花陽『ズズー・・・今日は学校お休み・・・するね、ヘッ・・・ヘッークチュン!』
凛「!」ピコーン!
花陽『じゃあ切るね・・・ヘッークチュン!』
凛「待って!じゃあ今日凛もお休みして凛がかよちんの看病してあげるにゃ!」
凛(今日はかよちんのとろろラーメン食べるにゃ!)ジュルリ・・・
おわり
他人のSSコピペしてなにがしたいのか
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