花陽「>>3への思いは誰にも負けないつもりです!」 (73)

花陽「一年生で、背も小さくて、声も小さくて、人見知りで……」


花陽「得意なジャンルも何もないです」


花陽「私を有名書き手のメンバーにしてください!」



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花陽「穂乃果ちゃんへの思いは誰にも負けないつもりです!」


凛「かよちん、穂乃果ちゃんのことが好きだったんだ……」ダッ


花陽「り、凛ちゃん!」


真姫「どうするの、花陽。凛を追いかけるのもよし、自分の気持ちにまっすぐに穂乃果に想いを伝えるのもよし」


花陽「私は………… >>9する!」

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セクハラ

花陽「セクハラする!」


真姫「セクハラァ!?」


花陽「最初の犠牲者は、>>13からだよ!」

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           ,.゙-‐- 、  `⌒´   ,/
        ┌、. /     ヽ ー‐  <.
         ヽ.X、- 、   ,ノi      ハ
      ⊂>'">┐ヽノ〃     / ヘ

       入 ´// ノ        } ,..,.._',.-ァ
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           ゙Y `ヽ、
            ゙ー--‐'

ことり

花陽「最初の犠牲者はことりちゃん!」


真姫「ちょ、ちょっと待ちなさいよ! 穂乃果が好きで、凛が走り去ったのにことりなの!?」


花陽「これは、準備なんだよ! 穂乃果ちゃんのハートをゲットして、凛ちゃんと仲直りするためのね!」


真姫「イミワカンナイ!」


ことり「こんにちは、かよちゃんに真姫ちゃん♪」


真姫(今来ちゃダメよことり! 早く逃げて!)


花陽(ラッキーです…… ことりちゃんに>>18します……!)

kskst

花陽「ことりちゃん、実はプレゼントしたいものがあるんです……」


ことり「えっ、ホント? 嬉しい♪」


花陽「これ、小説なんですけど。私が朗読しますね!」


真姫「どうしてよ……」


花陽「『ママライブ! 私のお母さんは学園の理事長なんです。そんなしっかり者のお母さんに、私は惹かれて……』」


―――――――10分後


花陽「『あんっ、ママぁ♡ もっと、もっとクチュクチュしてぇ……///』」


真姫「ヴェエ……」


ことり「う、う~ん……」


花陽「『ウフフ、この穴からあなたが産まれてきたのよ? ほら、もっと触って…… あぁん……///』」


ことり「かよちゃん、もう良いよ?」


花陽「ここからが本番なんですよ!?」


ことり「ご、ごめんかよちゃん…… 私帰るね。 プレゼントしてくれたことは嬉しかったから!」タッタッタッタ


花陽「きっとことりちゃんはこの後理事長と……」


真姫「ソレハナイワ」


花陽「うぅ、こんなことじゃ穂乃果ちゃんに想いをつたえることも、凛ちゃんと仲直りすることもできない!」


花陽「やっぱり>>23しかありません!」

海未・にこ・絵里・希・雪穂・亜里沙・理事長を呼んで、穂乃果・凛・ことり捕獲会議

花陽「真姫ちゃん、お願いなんだけど」


真姫「次はマトモな方法でアタックしなさいよ?」


花陽「海未ちゃん、にこちゃん、絵里ちゃん、希ちゃん、雪穂ちゃんに亜里沙ちゃん、理事長を呼んでほしいの」


真姫(嫌な予感しかしないわ……)


花陽「穂乃果ちゃんと凛ちゃん、ついでにことりちゃんの捕獲会議をするの!」


真姫「もう、イミワカンナイ!」

海未「いきなり呼んでどうかしたのですか?」


にこ「にこだって忙しーのよ?」


絵里「私や希、にこに海未までなら分かるけど……」


希「雪穂ちゃんに亜里沙ちゃん、さらには理事長を呼ぶなんて、ただことじゃないみたいやね?」


雪歩「あの、私お家のお手伝いがあるんですけど……」


亜里沙「アリサは海未さんに会えてとっても嬉しいです! ハラショー♪」


理事長「それで、本題は?」


花陽「はい、実は皆さんに穂乃果ちゃんと凛ちゃん、ことりちゃんを捕獲してほしいんです」


真姫「ここからは適当に聞き流してくれていいわ」


花陽「実は私は穂乃果ちゃんのことが……」


カクカクシカジカ


にこ「ぶっちゃけ穂乃果のことなら海未一人で十分そうじゃない?」


絵里「なるほど、それなら私に提案があるわ」


希「おっ、さすがエリチやね♪」


理事長「私にできることがあれば、何でも頼んでちょうだい?」


絵里「分かりました。その作戦っていうのは、>>28よ!」

海未ちゃんぺろぺろ大作戦

絵里「海未ちゃんぺろぺろ大作戦よ!」


真姫「イミワカンナイ!」


海未「なるほど、そうすることにより穂乃果とことりを誘い出すという作戦ですね……」


亜里沙「海未さんをぺろぺろしていいんですか!?」


雪穂「ダメに決まってr 絵里「私が許可するわ」 って何で絵里さんが決めるんです!?」


理事長「うーん、学院内での淫行は許可されてないし……」


希「まあ、せやろね」


理事長「えーい、学院の敷地外だから特別に許しましょう!」


真姫(もうこの人ダメかも……)


希(同感やわ……)


真姫(こいつ、頭の中に直接……!?)


海未「さあ、急いで作戦を実行しましょう!」ヌギヌギ


絵里「それじゃあ遠慮なく……」


亜里沙「ええ、アリサも……」


えりあり「いっただっきまーす!」


>>32「待ってー!」


複数人でも良いですよ。

ことほの

ことり「待って-!」


穂乃果「ストップすとーっぷ!」


雪穂「ほ、本当に誘い出された!?」


絵里「さすが、かしこいかわいいエリーチカね!」


ことり「海未ちゃん、大丈夫?」


穂乃果「みんな、海未ちゃんにこんなことするなんてひどいよ!」


亜里沙「ぶー、あとちょっとで海未さんをぺろぺろできたのに……」


希「そんなことより、かよちんから穂乃果ちゃんに言いたいことがあるそうでーす♪」


花陽「え、ここで言っちゃうの!?」


真姫「いろいろあったけど、このためにやってきたんでしょ。ほら、言っちゃいなさいよ」


穂乃果「なになにー?」


花陽「一年生で、背も小さくて、声も小さくて、人見知りで……」


花陽「得意なことも何もないです……」


花陽「でも、穂乃果ちゃんへの想いは誰にも負けないつもりです!」


花陽「穂乃果ちゃんの恋人にしてください!」


真姫(よく言い切ったわね、花陽……)


えりあり「ハラショー……」


希「うん、さすがかよちんや♪」


海未「さあ穂乃果、答えてあげてください」


穂乃果「>>38

嫌に決まってんだろレズ女

穂乃果「嫌に決まってんだろレズ女」


花陽「えっ……」


真姫「ちょっとあなたねぇ!」


花陽「うぅ、グスッ……」


ことり「かよちゃん、泣かないで……?」


海未「酷いですよ今のは! 穂乃果、花陽に謝ってください!」


穂乃果「どうして? だっておかしいよ、女の子同士なんて」


絵里「花陽は、自分の気持ちを思い切ってあなたに伝えたのよ?」


希「断るにしても、もっと言い方があったはずや!」


雪穂「そ、そうだよお姉ちゃん! あまりにもひどすぎるよ!」


穂乃果「私だって、勝手に好意向けられて迷惑だっての!」


花陽「…………です」


真姫「え?」


花陽「もう、良いんです」


穂乃果「物分かりが良くて助かったよ」


理事長「高坂さん、いい加減にしなさい! 私だって娘へのいきすぎた愛を我慢して……」


ことり「えっ」


花陽「こんなことなら、想いを伝えるんじゃなかったです……」


真姫「花陽……」

花陽「こんなことなら、私は生きる意味も……」


真姫「お、落ち着きなさい花陽! こんな女のために死ぬなんて間違ってるわ!」


穂乃果「…………」


海未「穂乃果も何とか言ったらどうなんですか!?」


ことり「そうだよ、穂乃果ちゃんはこんなことするような人じゃない!」


穂乃果「そうだね、『穂乃果ちゃん』はこんなことしないよ……」


絵里「穂乃果……?」


雪穂「いつものお姉ちゃんじゃないよ!」


穂乃果(?)「そう、私はあなた達が言う『穂乃果ちゃん』ではない……」


雪穂「はっ! そういえばお姉ちゃんはヒフミさん達とゲームセンターに行ってたんだ!」


海未「ということは、偽物ですか!?」


穂乃果(?)「ふふふ…… ふははははははは!」

穂乃果(?)「私は音ノ木坂を潰すために派遣された自爆ロボット『穂乃核』よ!」


みんな「ほ、穂乃核ぅ!?」


穂乃核「このスイッチを押してしまえば、音ノ木坂はお終いよ!」


理事長「やめなさい! こんなことをして何になるっていうの!?」


穂乃核「そんなこと、私の知ったことではないわ! アデュー、みんな♪」


『ちょっと待つにゃー!』


花陽「り、凛ちゃん!?」


真姫「凛!?」

凛「凛はかよちんと真姫ちゃんと別れた後、森の奥のいかにもな研究所に向かったんだ」


真姫「なんでよ」


凛「その研究所では、スイッチ一つで壮絶な威力をたたき出す生体爆弾『穂乃核』を発明していたんだにゃ……」


凛「その『穂乃核』は元となった『本物の穂乃果ちゃん』の細胞を使っていたんだにゃ!」


凛「そして凛の嫌な予感は的中、身体のどこかに記憶していた音ノ木坂に『穂乃核』は来てしまったんだにゃ……」


海未「しかし、もう爆発を止める手立てなど!」


凛「一つだけある……」


真姫「どうすれば良いのよ!?」


凛「誰かが、『穂乃核』のスイッチを押して一緒に爆発すること……」


花陽「それじゃ、誰か犠牲が……!」


絵里「そんな、誰かがこんなことのために死んでしまうなんて!」


凛「それ以外に助かる方法はないにゃ!」


みんな「…………」

お前核ライヴしたいだけちがうんか?

花陽「それじゃ、私がやるしかないじゃないですか」


真姫「ちょっと、花陽!?」


花陽「私、もう立ち直れないくらい心に傷を負っちゃってるから……」


海未「この穂乃果は偽物だったんですよ!? 本物の穂乃果にもう一度想いを伝えれば!」


花陽「私、怖いんです……」


希「望みを捨てちゃダメや!」


花陽「また穂乃果ちゃんにフラれることがじゃない……」


真姫「え?」


花陽「もちろんそれも怖い。だけど、大切な仲間を失うのはもっと怖いの!」


凛「かよちんは、それで後悔しないの……?」


花陽「分かんない…… でも、私がいなくなっても誰にも迷惑なんて」


『そんなことないよ!』


花陽「ッ……!?」

核ネタ、いい加減スベってることに気づいて欲しい

>>50 >>52

やりたいからです!

穂乃果「かよちゃんがいなくなったら、私が悲しいよ!」


海未「穂乃果ッ!」


ことり「穂乃果ちゃん!」


花陽「ほ、穂乃果ちゃん……?」


穂乃果「だから、かよちゃんはそのスイッチを押すなんて許さないから!」


花陽「で、でも……」


穂乃果「リーダーの言うことだよ、お願いだから言うこと聞いて!」


花陽「ッ!」


穂乃核「なんだ!? このままじゃ爆発しちゃうよ!?」


凛「こ、こうなったら凛がっ!」


穂乃果「その必要はないよ」


海未「し、しかし!」


穂乃果「爆発、してみなよ?」


絵里「そんなこと言ったら!」


穂乃核「くっ、ふざけるなああああああああああああ!」

穂乃核「くぅ……っ! はぁ、はぁ……」


穂乃果「あなたが自爆することなんて、できるわけない」


穂乃核「で、できる! 今までだって、できるって思えばなんだって……」


穂乃果「あなたは、自らを犠牲にするとしても、人を殺めることはできない」


穂乃核「っ…………!?」


穂乃果「私の細胞を使ってるなら、当然」


花陽「穂乃果ちゃん……」


穂乃果「あなただって、みんなと仲良くなりたい、そうでしょ!?」


穂乃核「はっ!」


穂乃果「一緒に、遊ぼう?」


穂乃核「うぅ…… うぅ……」グスッ














雪穂「くだらないわね」

穂乃果「!?」


海未「雪穂……?」


雪穂「こんなはずじゃなかったのになぁ、つまんない」


亜里沙「ユキホ……?」


凛「研究所のノート、イニシャルY…… あの研究はもしかして!」


雪穂「そう、『穂乃核』は私が作った」


希「雪穂ちゃん、もしかして……!?」


絵里「早まっちゃダメよ!」


雪穂「何言ってんの? 元からこうなる予定だったんだから」


穂乃果「今日待ち合わせ場所にヒデコちゃん達が来なかったのって……」


雪穂「お姉ちゃん、あんな嘘に引っかかるんだもん。笑っちゃった♪」


凛「雪穂ちゃん、そのスイッチを地面に置いて!」


雪穂「みなさん、立場分かってます? 私の一押しで、音ノ木坂はバーン、ですよ?」


海未「くっ……」

穂乃核「あの、ご主人様、私……」


雪穂「なに? 私に意見しようとしてるの?」


穂乃核「折角できた、お友達だから……」


雪穂「必要ないッ!!」


穂乃核「ひっ!」ビクッ


雪穂「お姉ちゃんには、私だけで良いの…… 私が何でもしてあげるから、それで十分……」


雪穂「考えてみてよ。そもそもお姉ちゃんの細胞を手に入れることができるのだって、一番身近にいた私だけ!」


雪穂「そうね、お姉ちゃんが私のモノになるって言うなら、皆さんは見逃してあげても良いですよ?」


穂乃果「それ、ホントなの……?」


雪穂「もちろん、お姉ちゃんとの約束は絶対守るよ♪」


穂乃果「それじゃ、私は……」


花陽「ダメですっ!」


凛「かよちん!?」


真姫「花陽!」

花陽「私、穂乃果ちゃんが大好きなの!」


穂乃果「か、かよちゃん……」


花陽「雪穂ちゃんに穂乃果ちゃんが取られるくらいなら、私が『穂乃核』と一緒に爆発します!」


雪穂「はぁ!? ふざけないで! あなたみたいな根暗に私のお姉ちゃんを渡すわけないでしょ!?」


穂乃果(このままじゃかよちゃんは私のために『穂乃核』と……!)


花陽「穂乃果ちゃん、ずっと好きd」


穂乃果「待って、かよちゃん」


花陽「なん、ですか……?」


穂乃果(私だって、かよちゃんが大好き! だけど、私のせいでかよちゃんがいなくなるくらいなら!)






穂乃果「嫌に、決まってるでしょ……」グスッ

穂乃果「嫌い、かよちゃんなんて顔も見たくないっ!」


花陽「穂乃果、ちゃん……」


海未(穂乃果、あなたって人は……)


真姫(そういうことね……? 穂乃果の思いを無駄にはできない!)


真姫「花陽、本物の穂乃果にもフラれちゃったわね」


花陽「…………」


真姫「だから花陽、あなたが爆発する必要なんて」


凛「かよちん、こんなとこで諦めて良いの!?」


花陽「ッ……!」


凛「凛知ってるよ? かよちんはずーっと穂乃果ちゃんのことが好きだったんだよね?」


凛「それなら、最後まで想いを伝えなきゃダメだよッ!!」


花陽「そう、だよね……」

花陽「だけど、みんな……?」


絵里「あんなの見せられちゃ、ダメなんて言えないわよ……」


希「ウチもや。かよちんの想い、思いっきりぶつけたり?」


ことり「私は、穂乃果ちゃんに幸せになってほしい、かな♪」


海未「おそらく、穂乃果も望んでます」


亜里沙「海未さんが言うのであれば、アリサはダイジョーブです!」


理事長「大人は、子供たちの夢を邪魔したりしないわよ」


真姫「もう、折角私がフォローしてあげたのに台無しじゃない。あとは花陽の、好きにすればいいんじゃない?」


凛「凛はいつだって、かよちんの味方だにゃ!」


花陽「み、みんな……」

花陽「私……」





花陽「私、小泉花陽と言います」


花陽「一年生で、背も小さくて、声も小さくて、人見知りで……」


花陽「得意なことも何もないです……」


花陽「でも、穂乃果ちゃんへの想いは誰にも負けないつもりです!」


花陽「穂乃果ちゃんの恋人にしてください!」







穂乃果「こちらこそ!」グスッ

雪穂「お姉ちゃん、ウソでしょ……?」


雪穂「私のお姉ちゃんが、私だけのお姉ちゃんが……!」


花陽「雪穂ちゃん、私はもう後悔なんてない」


雪穂「なによ……」


花陽「私は、今ここで死んでも構わないくらいに幸せなの」


雪穂「…………」


花陽「『穂乃核』だって、友達ができて幸せなはず」


穂乃核「ご主人様……」


雪穂「あんたのせいよ……」


穂乃核「私は……」


雪穂「あんたのせいでえええええええええええええええええ!!」


穂乃核「ご主人様、私はご主人様のこと大好きです……」


雪穂「お姉ちゃんじゃない、あんたは偽物よッ!!」


穂乃核「だけど、私のご主人様に対する想いは本物ですッ!!」


雪穂「あ、あなた……」


穂乃核「ご主人様、私のスイッチを押して、一緒に爆発しましょう」


雪穂「そんな…… うっ、うぅ……」ポタッポタッ


穂乃核「涙を流せるくらい、ご主人様は優しい方です。ですから……」


雪穂「分かった、最後にお姉ちゃんと話がしたい」


穂乃核「ええ、待ってます」

雪穂「お姉、ちゃん……」


穂乃果「…………」


パシン!


雪穂「うっ……」


穂乃果「どうしてみんなに迷惑かけるようなことをッ!!」


雪穂「えへへ、ありがと……」


穂乃果「雪穂、私は……」


雪穂「私、お姉ちゃんの妹で良かったよ」


雪穂「こんなときに、しっかりと叱ってくれて」


穂乃果「雪穂……」


雪穂「私ね、ずっとお姉ちゃんの背中を追い続けてたの」


雪穂「私の憧れはずっとお姉ちゃんだった」


雪穂「お姉ちゃんがスクールアイドル始めて、キラキラ輝くお姉ちゃんを見て……」


雪穂「私も、お姉ちゃんと一緒ならアイドルやってみたいなー、とか思っちゃったんだから♪」


雪穂「だけど、花陽さんがお姉ちゃんに好意を寄せていることに気づいてから……」


雪穂「そのころから、私も花陽さんと同じ意味でお姉ちゃんが好きなんだって分かったんだ」


雪穂「だけど、姉妹だから諦めた…… つもりだった」


雪穂「抑え込もうとしてた想いはどんどん大きくなって、歪んでいって……」


雪穂「結果がこのありさまだよ、笑っちゃうよね……」


穂乃果「そんなことない!」ダキッ


雪穂「お姉ちゃん……?」

穂乃果「私も雪穂が大好きだよ!」


穂乃果「そりゃ、一人の女の子として見ることはできないけど……」


穂乃果「だけど、大切な妹だもん!」


雪穂「お姉ちゃん……」ウルッ


穂乃果「雪穂ぉ……!」


穂乃果「うわああああああああん! 雪穂とお別れなんて嫌だよ! もっとおしゃべりして、ご飯食べて、お風呂に入って」


穂乃果「ずっと一緒に居たいよ!」


雪穂「こんな時まで、お姉ちゃんは子供なんだから……」


穂乃果「だって、だって!」


雪穂「だけどごめん、私はけじめをつけなきゃ……」バッ


穂乃果「雪穂ッ!」






穂乃核「もう、良いのですか?」


雪穂「うん、あなたを一人ぼっちにさせられない」


雪穂「あなたを作っちゃたの私だし、責任取らなきゃね」


穂乃核「そう、ですか……」





雪穂「みなさん、ご迷惑をおかけしました」


雪穂「花陽さん、お姉ちゃんを幸せにしてあげてくださいね?」


花陽「ゆ、雪穂ちゃん!」


雪穂「みなさん、さようなら……」




ポチッ




                              ´
                               ´.

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雪穂ちゃんは『穂乃核』のスイッチを自らの手で押し、爆発に巻き込まれました。


設計上、『穂乃核』自身についてるスイッチを押せば狭い範囲での爆発を起こすことが可能みたい。
爆発間際の雪穂ちゃんのあの目、後悔はなかったみたいです。














あれから半年が経ちました。

私と穂乃果ちゃんは毎月雪穂ちゃんのお墓参りに行っています。
私は毎回お墓の前で泣いちゃうんですけど、穂乃果ちゃんはとても強いです。
毎回私の涙を拭いてくれて、笑顔なんです。

穂乃果ちゃん曰く、
「雪穂は天国で『穂乃核』と幸せにやってるよー♪」
だそうです。
そうであることを、私も願っています。








これからどんなことがあっても、私は踏みとどまったりしません。

穂乃果ちゃんに雪穂ちゃん、凛ちゃん、真姫ちゃん達に勇気を教えてもらったから。

そして、私はずーっと穂乃果ちゃんと一緒です!

なぜなら、





穂乃果ちゃんへの想いは誰にも負けないつもりですから!









           ~完~

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