男「なぁなぁ!!」オッサン「何だよ?」(23)

男「なぁ、聞いてよ聞いてよ!!」

オッサン「何だよ…面倒くさいな」

男「今日さ~!友に遊びに誘ったらさ~彼女とデートとか言って構ってくんねーんだよ」

オッサン「で?」

男「女紹介して」

オッサン「無理」

男「使えねージジイだな。無駄に年ばっかとって紹介出来る女も居ねえのかよ」

オッサン「ぶっ殺すぞ」

男「まあ、オッサンだししょうがねえか。モテそうには見えん」

オッサン「馬鹿野郎。昔は俺モテたんだぞ」

男「マジで!?」

オッサン「ホント」

男「嘘つくんじゃねえ」

オッサン「ひどぉい」

オッサン「オジサン傷ついちゃうぞ?」

男「いやぁ…だって昔はモテたって言ってる人ってそんなモテてなくね?」

男「あと、その喋りクソ気持ちワリィ」

オッサン「そういやそうだな」

オッサン「それでもオジサンがモテたってことは信じてくれよ」

男「いや~無理」

オッサン「男が信じてくれません。誰か助けてください」

男「てかオッサン結婚してんの?」

オッサン「してるぞ」

男「へぇ~…そうなんだ」

オッサン「リアクション薄くね?」

男「いや…アンタぐらいの年なら結婚ぐらいしてるだろ」

オッサン「いやいや、そうとも限んないぞ」

オッサン「結婚したくても出来なかったり、妻と反りが合わずすぐ離婚するヤツも結構居る」

男「何か嫌な話」

オッサン「そんな中俺は結婚丁度三十年目だ」

男「おめっとさん」

男「奥さんどんな人?写真見せてよ」

オッサン「写真は無いが…しいて言うなら、そうだな」

オッサン「キョン子…だな」

男「よくキョン子なんか知ってんな。あと奥さん何歳だよ」

オッサン「いやさー俺なんかにもったいないぐらいの美人でさー」

男「うっせえよアンタのノロケ話とか聞きたくねえよ」

オッサン「え~エピソードぐらい一つさせてよ」

男「あとでね」

オッサン「オーケー」

「彼女ほし~な~!」

オッサン「若いときに遊んどけよ。それから彼女作ってもいいんじゃねえの?」

男「いやいや~~何時でも俺はウブで一途で奥手な童貞なのよー」

男「…グスッ」

オッサン「…ドンマイ」

男「童貞はステータスだ…」

オッサン「お前そろそろ帰んなきゃマズイんじゃねえの?」

男「そういやそうだ。今度奥さんの写真見せてなー!」

オッサン「おう」

オッサン「はぁ…」

オッサン「俺も帰るか」


















女「男君…キュフフフ」

オッサン「最近の若者は怖いね。てか何やってんだ帰るぞ馬鹿娘」グイ

女「きゃっ」

投下終了します

おつ

雰囲気が好き

投下します

オッサン(オッパイとケツはどちらが揉み心地が良いか…)

オッサン「ん?」

オッサン「お~い!そこの少年」

友「ん?」

オッサン「ちょっと、コッチに来てくんね」

友「は、はい…」(何だ、このオッサン?)

オッサン「キミ友君でしょ」

友「え!?」

オッサン「ビビんないで!男から聞いただけだって」

友「いや…でも…」

オッサン「まあ、知らないオジサンから名前覚えられてるのは怖いわな」

オッサン「良し。じゃあマック奢ってやろう」

友「信じましょう」

オッサン「意外と現金な子なのね」

友「で?男とはどういう関係で?」

オッサン「どういう…ってもな~…」

友「言えないような関係でも無いでしょう」

オッサン「そうだな~簡単に言っちゃ友達って奴だ」

友「そうですか…」(確かに男が年の離れた友達が居るって言ってたが…)

オッサン「あと、俺はタメ口で良いぜ」

友「じゃあそうする。なんだかんだで長い付き合いになりそうですし」

友「僕に何のよう?」

オッサン「用が無きゃ呼んじゃダメか?」

友「いいえ。ヒマだしね」

オッサン「しかし…お前が女泣かせの友か…」

友「……ちょっと聞くけどどんな情報で僕のこと聞いてるの?」

オッサン「女を取っ替え引っ替えして三股、四股当たり前って」

友「ちがうからね!そんなことしないわ!!」

友「僕には彼女がいますぅ!ずっと付き合ってるんですぅ!一途なんですぅ!」

友「……」ハァハァ

オッサン「そ、そうか…スマンね…」

友「アイツ…僕が彼女持ちだからって僻みやがって…」

オッサン「アイツやりそうだもんね」

友「てか、アイツに惚れてるヤツいるのに…」

オッサン「オジサン知ってるよ!女ってゆうんだろ」

友「え?何で…」

オッサン「俺、苗字???。はい、女の苗字は?」

友「???…マジか?」

オッサン「うん」

友「えっ!?偶々苗字一緒とかじゃなくて?」

オッサン「うん」

友「そうなんだ…男は知ってた?」

オッサン「知ってた…よね?」

友「知らねえよ…てゆうか女怖いんだよ。ヤンデレっぽくて」

オッサン「……ソウナンダー」(棒)

友「オッサン何か知ってんだろ」

オッサン「イ、イイヤァ!シラネェェェェェシィ!」

友「自白してくれてありがとう」

オッサン「いやー言っちゃうとさー」

オッサン「娘に恋愛ってどうしたら良い?って聞かれた時に」

オッサン「やんデレってゲームを…」

友「頭狂ってんのか?」

オッサン「ギャグで渡しちゃったらこんなになっちゃった」テヘ?

友「男に謝れ。今すぐ平謝りしろ」

オッサン「オジサン恋愛なんかわかんね~しぃ!しょうがないんじゃないかなぁ?」

友「分からんでヤンデレゲー渡すな」

友「せめてつよきすにしろや」

オッサン「それお前の好みだろ」

友「そうだが…」

オッサン「それじゃオジサンそろそろ帰るよ」

友「なら、女何とかしろよ」

オッサン「分かった分かった。じゃあな」

友「じゃー」


























男「誰も居ねえ…寂しいな…」

女(私が居るよ!!)

投下終了します

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