男「なぁ、聞いてよ聞いてよ!!」
オッサン「何だよ…面倒くさいな」
男「今日さ~!友に遊びに誘ったらさ~彼女とデートとか言って構ってくんねーんだよ」
オッサン「で?」
男「女紹介して」
オッサン「無理」
男「使えねージジイだな。無駄に年ばっかとって紹介出来る女も居ねえのかよ」
オッサン「ぶっ殺すぞ」
男「まあ、オッサンだししょうがねえか。モテそうには見えん」
オッサン「馬鹿野郎。昔は俺モテたんだぞ」
男「マジで!?」
オッサン「ホント」
男「嘘つくんじゃねえ」
オッサン「ひどぉい」
オッサン「オジサン傷ついちゃうぞ?」
男「いやぁ…だって昔はモテたって言ってる人ってそんなモテてなくね?」
男「あと、その喋りクソ気持ちワリィ」
オッサン「そういやそうだな」
オッサン「それでもオジサンがモテたってことは信じてくれよ」
男「いや~無理」
オッサン「男が信じてくれません。誰か助けてください」
男「てかオッサン結婚してんの?」
オッサン「してるぞ」
男「へぇ~…そうなんだ」
オッサン「リアクション薄くね?」
男「いや…アンタぐらいの年なら結婚ぐらいしてるだろ」
オッサン「いやいや、そうとも限んないぞ」
オッサン「結婚したくても出来なかったり、妻と反りが合わずすぐ離婚するヤツも結構居る」
男「何か嫌な話」
オッサン「そんな中俺は結婚丁度三十年目だ」
男「おめっとさん」
男「奥さんどんな人?写真見せてよ」
オッサン「写真は無いが…しいて言うなら、そうだな」
オッサン「キョン子…だな」
男「よくキョン子なんか知ってんな。あと奥さん何歳だよ」
オッサン「いやさー俺なんかにもったいないぐらいの美人でさー」
男「うっせえよアンタのノロケ話とか聞きたくねえよ」
オッサン「え~エピソードぐらい一つさせてよ」
男「あとでね」
オッサン「オーケー」
「彼女ほし~な~!」
オッサン「若いときに遊んどけよ。それから彼女作ってもいいんじゃねえの?」
男「いやいや~~何時でも俺はウブで一途で奥手な童貞なのよー」
男「…グスッ」
オッサン「…ドンマイ」
男「童貞はステータスだ…」
オッサン「お前そろそろ帰んなきゃマズイんじゃねえの?」
男「そういやそうだ。今度奥さんの写真見せてなー!」
オッサン「おう」
オッサン「はぁ…」
オッサン「俺も帰るか」
女「男君…キュフフフ」
オッサン「最近の若者は怖いね。てか何やってんだ帰るぞ馬鹿娘」グイ
女「きゃっ」
投下終了します
投下します
オッサン(オッパイとケツはどちらが揉み心地が良いか…)
オッサン「ん?」
オッサン「お~い!そこの少年」
友「ん?」
オッサン「ちょっと、コッチに来てくんね」
友「は、はい…」(何だ、このオッサン?)
オッサン「キミ友君でしょ」
友「え!?」
オッサン「ビビんないで!男から聞いただけだって」
友「いや…でも…」
オッサン「まあ、知らないオジサンから名前覚えられてるのは怖いわな」
オッサン「良し。じゃあマック奢ってやろう」
友「信じましょう」
オッサン「意外と現金な子なのね」
友「で?男とはどういう関係で?」
オッサン「どういう…ってもな~…」
友「言えないような関係でも無いでしょう」
オッサン「そうだな~簡単に言っちゃ友達って奴だ」
友「そうですか…」(確かに男が年の離れた友達が居るって言ってたが…)
オッサン「あと、俺はタメ口で良いぜ」
友「じゃあそうする。なんだかんだで長い付き合いになりそうですし」
友「僕に何のよう?」
オッサン「用が無きゃ呼んじゃダメか?」
友「いいえ。ヒマだしね」
オッサン「しかし…お前が女泣かせの友か…」
友「……ちょっと聞くけどどんな情報で僕のこと聞いてるの?」
オッサン「女を取っ替え引っ替えして三股、四股当たり前って」
友「ちがうからね!そんなことしないわ!!」
友「僕には彼女がいますぅ!ずっと付き合ってるんですぅ!一途なんですぅ!」
友「……」ハァハァ
オッサン「そ、そうか…スマンね…」
友「アイツ…僕が彼女持ちだからって僻みやがって…」
オッサン「アイツやりそうだもんね」
友「てか、アイツに惚れてるヤツいるのに…」
オッサン「オジサン知ってるよ!女ってゆうんだろ」
友「え?何で…」
オッサン「俺、苗字???。はい、女の苗字は?」
友「???…マジか?」
オッサン「うん」
友「えっ!?偶々苗字一緒とかじゃなくて?」
オッサン「うん」
友「そうなんだ…男は知ってた?」
オッサン「知ってた…よね?」
友「知らねえよ…てゆうか女怖いんだよ。ヤンデレっぽくて」
オッサン「……ソウナンダー」(棒)
友「オッサン何か知ってんだろ」
オッサン「イ、イイヤァ!シラネェェェェェシィ!」
友「自白してくれてありがとう」
オッサン「いやー言っちゃうとさー」
オッサン「娘に恋愛ってどうしたら良い?って聞かれた時に」
オッサン「やんデレってゲームを…」
友「頭狂ってんのか?」
オッサン「ギャグで渡しちゃったらこんなになっちゃった」テヘ?
友「男に謝れ。今すぐ平謝りしろ」
オッサン「オジサン恋愛なんかわかんね~しぃ!しょうがないんじゃないかなぁ?」
友「分からんでヤンデレゲー渡すな」
友「せめてつよきすにしろや」
オッサン「それお前の好みだろ」
友「そうだが…」
オッサン「それじゃオジサンそろそろ帰るよ」
友「なら、女何とかしろよ」
オッサン「分かった分かった。じゃあな」
友「じゃー」
男「誰も居ねえ…寂しいな…」
女(私が居るよ!!)
投下終了します
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