ﾊﾞｷｯ！　ｺﾞｼｬｯ！

輝子「がっ！！！？」

ｽﾞﾙｯ

輝子「あぐっ…はぁっ」

輝子「…ゲホッ！」

ﾋﾞﾁｬｯ！　ﾊﾟﾀﾀｯ…

輝子「…ぜぇ」

輝子「こ、小梅…」

輝子「…痛い」

小梅「…」

小梅「…ごめんね輝子ちゃん」

小梅「こ、こんなヒドイこと…」

小梅「…」

小梅「わ、私のこと…」

小梅「…嫌いに、なっちゃった？」

輝子「…」

輝子「…フヒ」

輝子「よ、良く分からない…」

輝子「い…今、私…」

輝子「…死にたくないな…って」

輝子「…で、でも、それは…」

輝子「アイドルになってから…インディヴィと142's…組んで」

輝子「みんなでいるの、すごく楽しいから…」

輝子「だ、だから…小梅のおかげでもある…」

輝子「嫌いには…ならない」

小梅「…そっか」

小梅「えへへ、う、嬉しいな…」

ｽﾁｬｯ

輝子「…ゴホッ！」

輝子「…」

輝子「なぁ小梅…」

輝子「…なんでこんなこと…するんだ？」

小梅「…」

小梅「…」

小梅「――――――――」

輝子「…」

輝子「どういう意味ｄ」

ｸﾞｼｬｧ！　ｸﾞﾁｬｱ！

………

………………

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

…

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

…

…

ｶﾞﾁｬｯ

美玲「…」

小梅「こ、こんにちは、美玲ちゃん…」

美玲「…なんだよ」

小梅「…」

小梅「お、お話でも…って」

美玲「…」

美玲「ごめん小梅…」

美玲「ウチ、今はそんな気分じゃない…」

美玲「…」

美玲「ありがと、気遣ってくれて…」

美玲「…ごめんな」

小梅「…」

小梅「う、ううん…そんなことないよ…」

小梅「ご、ごめんね、迷惑だったよね…」

美玲「そんなこと…ないぞ」

美玲「ただ今は…」

美玲「もう少し落ち着いたら…話しよう…」

美玲「………みんなで」

小梅「…」

小梅「…そうだね」

美玲「…それじゃあ…小梅、またｎ」

小梅「輝子ちゃんを殺した犯人、知りたくない…？」

美玲「！！！」

ｸﾞｲｯ

小梅「わっ！？」

美玲「知ってるのか小梅ッ！！！どいつだッ！言えッ！！！」

小梅「み、美玲ちゃん…く、苦し…」

美玲「どこにいるんだソイツ！！！答えろ小梅ッ！」

小梅「み、美玲ちゃん…！」

美玲「あっ！」

ｽｯ

小梅「ケホッ、はぁ…美玲ちゃん？」

美玲「ご、ごめんな小梅ッ！ウチ…」

小梅「だ、大丈夫だよ美玲ちゃん…」

小梅「あ、あんなことの、後だもん…」

美玲「…ホントにごめんな、小梅」

美玲「…ごめんな」

美玲「…」

美玲「…」

美玲「なんで輝子があんな目に遭うんだ？」

美玲「恨みを買うようなヤツじゃ絶対ない」

美玲「…アイツすごくいいヤツなんだ」

美玲「仕事で緊張してるときは、すぐに隣に来て、話しかけてくれるんだ」

美玲「変な恰好ってファンに言われて、ウチが落ち込んでるとき」

美玲「急にフードが欲しいって、仕事全部それ着て出るって」

美玲「…だから似合うの一緒に探してって…」

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

美玲「………すごくいいヤツなんだ」

美玲「…」

美玲「ウチが殺してやる」

美玲「輝子のコト、ひどい目に遭わせやがって」

美玲「ウチが殺してやる、殺してやる」

美玲「ウチが殺してやる」

美玲「絶対殺してやる」

美玲「ウチが…」

ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

小梅「…」

小梅「み、美玲ちゃん…」

小梅「教えてあげるから…私の部屋に来て…」

………

………………

ﾊﾞｷｨｯ！　ﾎﾞｷｯ！

美玲「あぐぅッ！！！？」

小梅「…」

美玲「小梅ッ！？お前！？」

ｸﾞｼｬｧ！

美玲「ッッッあ！！！？？？！？！？」

ﾌﾞｼｭｩ…

小梅「…」

美玲「ッぐぅ…！！！」

美玲「がハッ！！」

ﾍﾞﾁｬｯ

小梅「…」

美玲「ヒュー……ヒュー……」

美玲「こ…小梅…」

美玲「…なんで…」

小梅「…」

美玲「ウえェッ…！」

ﾋﾞﾁｬｯ！　ﾊﾟﾀﾀｯ…

美玲「はぁっ…！」

美玲「…」

美玲「輝子も…小梅が…？」

小梅「…」

小梅「うん」

美玲「な…なんでだ…？」

美玲ちゃんに殺される人生を送りたい

小梅「…」

小梅「…」

小梅「――――――――」

美玲「…」

美玲「…なんだそｒ」

ｸﾞｼｬｱｯ！　ﾊﾟｷｬｯ！

………

………………

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

…

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

…

…

ｶﾞﾁｬｯ

乃々「…」

小梅「こ、こんにちは、乃々ちゃん…」

乃々「…」

乃々「…何か？」

小梅「お、お話でも…って」

乃々「…」

乃々「ごめんなさい…」

乃々「私、今はそんな気分じゃないので…」

乃々「…」

乃々「すみません、せっかく来ていただいたのに…」

小梅「…」

小梅「う、ううん…そんなことないよ…」

小梅「ご、ごめんね、迷惑だったよね…」

乃々「そんなこと…ないです…」

乃々「ただ、今は…」

乃々「…落ち着くまで…」

小梅「…」

小梅「…そうだね」

小梅「…の、乃々ちゃんは、寮、出ないんだね…」

乃々「…」

小梅「みんな…い、いなくなっちゃった…」

小梅「犯人に…ね、狙われてるんじゃないかって…」

乃々「…」

乃々「…」

乃々「…出ていけるワケ、無いです」

乃々「ここには…５人の思い出がありますから…」

乃々「幸子さんも…きっと同じ理由です」

小梅「…そうだね」

乃々「…」

乃々「…」

乃々「…なんで…」

乃々「…なんでこんなことになったの？」

乃々「輝子さんも美玲さんも、すごく優しかった」

乃々「臆病で自信が無くて後ろ向きな私を、いつも心配してくれた」

乃々「私がお仕事を頑張れたのも…２人がいてくれたから」

乃々「５人でいる時間が、すごく好きだった…」

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

乃々「２人が何をしたの？」

乃々「殺されなきゃいけないようなこと、した？」

乃々「そんなわけない…そんなわけ…」

小梅「…」

小梅「乃々ちゃん…」

小梅「２人を殺した犯人、知りたくない…？」

乃々「！！！」

乃々「知ってるんですか！？」

小梅「う、うん…」ﾆｺｯ

乃々「教えて…教えてください！」

小梅「じゃあ…私の部屋に来て…」

………

………………

ｽｯ　ｶﾞﾁｬﾝ

乃々「…小梅さん？」

小梅「な、なぁに？」

乃々「…ここ、お風呂ですよね」

乃々「どうしてこんなところに…？」

小梅「ご、ごめんね…」

小梅「ここの方が…いいから…」

乃々「あっ、そんな謝ること…全然気にしてませんから」

乃々「…犯人を教えてくれるなら、どこでも…」

小梅「の、乃々ちゃん…それ…」

乃々「…」

乃々「これですか…」

乃々「…大丈夫ですよ、布でちゃんと包んでますから…」

小梅「…その包丁、ど、どうするの…」

乃々「…」

乃々「…」

乃々「別におかしくないですよね？」

乃々「だって、輝子ちゃんも美玲ちゃんもバラバラにされたんですから」

乃々「もりくぼだってバラバラにしても、別におかしくないですよね？」

乃々「２人とも、痛かったはずですから」

乃々「もりくぼが痛くしたって、別におかしくないですよね？」

乃々「ずっとずっと、痛くしなきゃ…痛く…」

ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

小梅「…」

小梅「だ、ダメだよ乃々ちゃん…」

小梅「そんなの持ってちゃ…あ、危ない…」

ｽｯ

乃々「…あっ」

小梅「だ、大丈夫だよ…乃々ちゃん」

小梅「も、もっといいの…私が貸してあげるから…」

小梅「これ…あずかっておくね」

乃々「…そうですか」

乃々「もっといいのあるなら…ありがたく借りますけど」

小梅「…」

小梅「…」

小梅「…ふふ」

乃々「…？」

小梅「乃々ちゃん…」

ｽｯ

乃々「えっ？」

ｷﾞｭｰｯ

乃々「こ、小梅さん…？」

小梅「えへへー…」

乃々「ど、どうしたんですか急に」

ｼｭﾙﾝ

小梅「…乃々ちゃん、や、柔らかそうだな…って」

乃々「な、なんですかそれ…」

乃々「急に抱きつかれても…恥ずかｓ」

ｸﾞｻﾞｯ！

乃々「…」

ｼﾞﾜｧ…

乃々「…え」

ｽﾞﾎﾞｯ！

ﾄﾞｸﾄﾞｸｯ…

乃々「あ…！？え！？」

乃々「あ、熱…！！」

小梅「…」

乃々「こ、小梅さん！？」

ｽｯ

ｻﾞｸﾞｯ！

乃々「ぐぅっ！！？？！？！？」

ｽｯ

ｽﾞｸﾞｯ！

乃々「いっ！！？あぅ！！！？！＿？！」

小梅「…」

乃々「うえっ…！げホっ！！？」

ｺﾞﾌﾞｯ！　ﾊﾞﾀﾀｯ…

乃々「ぐっ…はぁ…」

乃々「フゥー……フゥー……」

乃々「こ………小梅…さん」

ﾇﾁｬｯ…　ﾋﾟﾁｮﾝ…　

今なんかいたぞ

小梅「…」

小梅「…聞こえる？２人の声…」

乃々「ゼェ…ゼェ…」

乃々「な、何を…」

乃々「…」

乃々「こ、小梅さんが…２人を…？」

小梅「…」

小梅「うん」

乃々「ど…どうして…？」

小梅「…」

小梅「…」

小梅「――――――――」

乃々「…」

乃々「…そ、それだけｎ」

ｻﾞｸﾞｯ！　ｸﾞｼﾞｭｯ！　ﾌﾞｼｬｱｧｧｧｧ…

………

………………

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

…

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

…

…

ｶﾞﾁｬｯ

幸子「…」

小梅「こ、こんにちは、さっちゃん…」

幸子「…」

幸子「…なんですか」

小梅「お、お話でも…って」

幸子「…」

幸子「すみません…」

幸子「遠慮しておきます…」

幸子「…」

幸子「…ごめんなさい…」

小梅「…」

小梅「う、ううん…そんなことないよ…」

小梅「ご、ごめんね、迷惑だったよね…」

幸子「…」

幸子「そんなこと…」

幸子「ただ、今は…」

幸子「誰にも…会いたくないので…」

小梅「…」

小梅「…そうだね」

小梅「…」

小梅「…さっちゃん、か、髪…」

小梅「はねてない…ね」

幸子「…」

幸子「…そうですね」

幸子「…」

幸子「…」

幸子「…ボクは元気がないと、髪がペタってなるって…」

幸子「ボクも知りませんでした…事務所で４人に教えてもらって…」

幸子「…」

幸子「…」

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

幸子「…」

幸子「…ごめんなさい」

幸子「…今はまだ」

幸子「………誰かと関わる余裕がなくて」

小梅「…」

小梅「ううん…いいの」

幸子「…」

幸子「それじゃあ…失礼しｍ」

小梅「３人を殺した犯人、知りたくない…？」

幸子「！！！」

幸子「知って…るんですか…！？」

小梅「う、うん」ﾆｺｯ

ｸﾞｯ

小梅「わっ！？」

幸子「お願いします！教えてください！」

小梅「さ、さっちゃん…落ち着いて…」

幸子「あっ…す、すいません…」

幸子「…」

幸子「…」

幸子「誰なんですか、ボクたちの夢を壊したのは」

幸子「ずっと一緒だって、５人でずっと…」

幸子「こんな立て続けに奪って」

幸子「ボクの大切な人を奪って」

幸子「許せない…殺せるなら…」

幸子「殺せるなら、なんだって…何したって…」

幸子「許せない…ボクが…みんなの…」

ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

小梅「…」

小梅「さ、さっちゃん…」

小梅「教えてあげるから…私の部屋に来て…」

………

………………

ｶﾞﾝｯ！　ｸﾞｼｬｯ！

幸子「あうっ！？！！！？！」

ﾍﾞｷｨ！　ﾄﾞｶﾞｯ！

幸子「っああ！！？？！」

ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ…

幸子「…ひ」

幸子「ぐぅ…」

小梅「…」

ﾋﾟﾁｬﾝ…　ﾋﾟﾁｬﾝ…

幸子「こ、小梅さん…」

幸子「な…なんで…」

小梅「…」

ｽｯ

幸子「小梅さん！」

小梅「…」

幸子「ヒュー……ヒュー……」

幸子「どうして、こんな…」

小梅「…」

小梅「ねぇ、さっちゃん…」

小梅「…３人の声が…聞こえる？」

幸子「…」

幸子「…声…？」

小梅「う、うん…声…」

小梅「さっちゃんの…後ろ…」

小梅「それから…み、右に２人…」

幸子「…え？」

小梅「輝子ちゃんと、美玲ちゃんと、乃々ちゃん…」

小梅「さっちゃんに、み、みんな、話しかけてるよ…」

幸子「な…何を言っ」

小梅「早く逃げてって…」

小梅「小梅に殺されちゃうよって…」

小梅「幸子だけでも逃げてって…」

ﾋﾟﾁｬﾝ

ﾋﾟﾁｬﾝ

幸子「…」

幸子「…」

幸子「小梅さん…が？」

小梅「…」

小梅「うん」

幸子「…」

幸子「どうして…どうしてこんなこと…」

――――――――

――――――――


……ご会葬下さいました皆様には……


ｳｩｯ…　ｸﾞｽｯ…

小梅「…」


……只今より弔辞を頂きます。尚、ご芳名の……


小梅「…」

またあなたか
仕事速すぎませんかね

（どうして…どうしてこんなこと…）



小梅「…」

小梅「…」

小梅「………………」




小梅「…お線香の香り…ちょっと好き」

――――――――

――――――――

小梅「…っていう夢を、見たの…」

乃々「ひぃぃぃ…」ｷﾞｭｰｯ

幸子「こここ恐すぎますよ！」ｷﾞｭｰｯ

美玲「そそそんな話、ウチらにすんなよッ！」ｷﾞｭｰｯ

輝子「き、今日寝れない…」ｷﾞｭｰｯ

乃々「それどころかお風呂も…あうぅ」

幸子（トイレだって怪しいですよ…）



小梅（…）

小梅（…こ、これで今日もお泊り会…えへへ）

（カワイイ）

似たようなサイコパス診断思い出した

以上になります
お付き合いいただきありがとうございました

本当は小梅ちゃんのセリフで終わった方が締まったかもしれませんが
救いがなくて辛かったので、夢落ちにしてしまいました

小梅ちゃんちょっとこういうイメージあるよな

輝子はかっとなって
幸子は思いつめて
美玲は過失で殺しそう
乃々は全然関係ない事故で死んじゃって悲しんでそう

ありがとうございます
手持ちの小梅ちゃんがこんなセリフをしゃべるのを最近知ったので、それを使って書いてみました

HTML化の依頼を済ませました
作者からの書き込みはこれで最後にさせていただきます
ありがとうございました

ヤンデレな小梅ちゃんに愛されて夜おトイレにいけないCD発売待ったなし

こういうのもオツだね
おっつし

小梅ちゃんが照れ笑いを浮かべながら血塗れになって人体を解体する様子を想像して萌えた

霊になったメンバーが必死で小梅を止めようとして、
止められないでいる姿を想像しただけで愉悦が……

乙

小梅ちゃんに解体されたい