絵里「プールでも行きましょうか」 (79)
スクフェスのメインストーリー(21章)を見て思いつきました。
μ'sのメンバーがプールに行くお話です。
プールではユニット別に行動します。
話の流れは
BiBi編→Printemps編→lily white編→???編になります。
各ユニットごとに2つずつエピソードがあります。
終盤にオリキャラ(女の子)が登場します。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408237871
-部室-
穂乃果「あつい~…」グテー
にこ「夏なんですから暑くて当たり前です」
穂乃果「そりゃそうだけど…」
穂乃果「…暑い暑い暑い暑い暑い暑い」
にこ「あ~もう、うっさいわね!こっちまでイライラしてくるわ」イライライラ
凛「練習する気も起きないにゃ~…」グテー
花陽「凛ちゃんまで…」
真姫「似た者同士というかなんというか」
希「でも確かにモチベーション下がるしこのままなのは練習に支障出るかもね」
絵里「う~ん、困ったわね」
穂乃果「このままだと暑くて穂乃果溶けちゃうよ~…」グッタリ
凛「そーにゃそーにゃ」グッタリ
ことり「溶けちゃうって…」
海未「アイスですかっ!」
穂乃果「なんでクーラー壊れちゃったのさぁ」
絵里「まぁ、壊れちゃった物は仕方ないんじゃない?」
にこ「そもそも壊れてすぐに修理の依頼申請は出したはずなんですけど~?」ジトー
穂乃果「う…」
希「誰かさんがちゃんと書類に目を通してなかったのにも原因あるかもね~」チラッ
穂乃果「ぐぬぬ…」
海未「まぁ、誰のせいかはあえて言いませんが」ジー
ことり「あはは…。ことりはちゃんと言ったはずなんだけどね…」
凛「穂乃果ちゃん暑いにゃ~…」グッタリ
穂乃果「あーもう!何さ皆して!穂乃果のせい!?穂乃果のせいなの!?」ウガー!!
絵里「はいはい。皆暑くてイライラしてるのはわかるけど八つ当たりしないの」
真姫「でも、そうは言ってもねぇ…」
絵里「真姫まで…」
絵里「仕方ないわね」
絵里「じゃあプールでも行きましょうか」
穂乃果「ぷーる?……プール……プール!!」
穂乃果「それだよ!!」ガタッ
絵里「!?」ビクッ
にこ「…急に元気になったわね」
穂乃果「なんで早く気付かなかったんだろう!」
穂乃果「さすが絵里ちゃん!かしこいかわいいエリーチカだよっ!」
絵里「ちょっと、それやめてよ…恥ずかしいんだから…///」
海未(恥ずかしいという自覚はあったのですね)
ことり「でもいつ行くの?」
凛「はいはいは~い!今からが良いと思うにゃ!」
花陽「今からは流石に無理なんじゃ…」
希「この後練習もあるしね~」
凛「むうう…。かよちんのケチんぼ!」
花陽「えええっ!?」
絵里「都合のある人だっているだろうしね」
穂乃果「じゃあ明日!」
にこ「いくらなんでも急過ぎよ。そもそも水着だってまだ用意してないんだし」
穂乃果「スクール水着でいいんじゃないの?」
海未「高校生にもなって流石にそれは…」
希「にこっちなら問題なさそうやけどね」ニシシ
にこ「ちょっとそれどういう意味よ!?」
・・・
絵里「じゃあ日にちは明後日ってことで良いわね?」
絵里「水着が無い人は明日の内に用意しておくこと!」
はーい!
絵里「直接現地に集合で時間は10時よ」
絵里「くれぐれも水着は忘れないようにね」
海未「穂乃果は私服の下に水着を着てくるのはやめた方が良いですね」
穂乃果「え~?なんで?」
ことり「この間、パンツ持ってくるの忘れてたからじゃないかな?」
穂乃果「あれはたまたま
海未「分かりましたね?」ニッコリ
穂乃果「うっ…。はい」
安定の開幕池沼で草
やっぱごみだなこいつ
凛「あはは♪穂乃果ちゃんは間抜けだにゃ~」
真姫「凛だって人のこと言えないでしょ」
花陽「この間なんて結局ノーパn」
凛「あー!かよちんそれは言わない約束にゃ~!!」アタフタ
絵里「ふふっ。じゃあ元気も出たとこで練習しましょうか」
はーい!
絵里「あ、一つ言い忘れてたわ」
8人「?」
絵里「にこはスク水でも構わないわよ☆」ニコッ
にこ「だ~か~ら~!!!」
あはははは!
~~~~~~~~
-プール当日-
絵里「みんなちゃんといるわね?」
凛「問題ないよ!」
希「穂乃果ちゃんもちゃんといるみたいやね」
穂乃果「どういう意味?」
真姫「合宿の時に電車で寝過ごしたからでしょ」
穂乃果「あれはたまたまだよ!」
穂乃果「今回は、ちゃんと海未ちゃんとことりちゃんに起こしてもらうように言っといたんだから」エッヘン
花陽「それは威張れることなのかな…」
海未「なかなか起きなくて大変でした…」
ことり「もう少しでことり達まで遅刻しそうに…」
にこ「あんたらも苦労してんのね」
・・・
絵里「それじゃあ班分けについて説明するわね」
穂乃果「みんな一緒じゃ駄目なの?」
花陽「この人数だと他のお客さんに迷惑がかかっちゃうんじゃ…」
絵里「そういうことよ」
絵里「とりあえず今回は3人行動をメインにしようと思うの」
海未「3人ですか。確かにそれなら目も届くし比較的安全ですね」
希「どういう組み合わせにするん?」
絵里「ふふっ。それはn」
凛「ユニット別でいいんじゃない?」
絵里「なっ!?」
真姫「確かにちょうど3人だしね」
ことり「ことりも賛成だよ~」
絵里(先に言われた…)
海未「ちょっと待ってください!」
海未「提案したのは絵里なのですから絵里の意見も聞くべきです」
絵里「え゛!?」
海未「さぁ絵里の意見をお願いします」ニコッ
絵里「うっ…いや、あの…」
絵里(この流れで凛と同じでした~。なんて言えるわけないじゃない!)
絵里「べ、別に良いんじゃないかしら凛の意見で!」
海未「ですが…」
絵里「私は良いのよ!ね?」
海未「は、はぁ。絵里が良いのでしたら」
絵里(ホッ……)
絵里「じゃあ組み合わせはユニット別ってことでいいわね?」
絵里「それじゃあ解散!」
第1話『真夏の絶叫!恐怖のウォータースライダー』~BiBi編~
絵里「まずは流れるプールから行きましょう」
にこ「え~?それよりウォータースライダーに行きたいわ」
絵里「…えっと、ちょっと危ないんじゃないかしら」
にこ「もしかしてビビってんの?」
絵里「そ、そんなわけ…」
にこ「ぷぷっ。絵里ちゃん恐いんだぁ~?」ニヤニヤ
絵里「違うわよ!ただ、真姫がどうなのかな~って…」チラッ
真姫「私?私は別に構わないわよ?」
絵里(察しなさいよ!)
にこ「ぷぷぷっ。じゃあ決まりね!行くわよ」
絵里「ちょっと待って!!」
にこ「まだ何かあるの?」
絵里「身長制限!そうよ身長制限があるはずよ!」
にこ「…なにが言いたいの?」
絵里「にこの身長だと係員に止められるわ」キリッ
真姫「盲点だったわね」
にこ「私は入学したての小学生かっ!!」ビシッ
にこ「そんなに小さくないわよ」ガシッ
絵里「え!?ちょっと!」
にこ「行くわよ」ズリズリズリ
絵里「ダレカタスケテー!!」ズリズリズリ
真姫(絵里の意外な一面が見れそうね)テクテク
・・・
絵里「ね、ねえ。本当にやるの?」
にこ「ここまで来てなに言ってんのよ」
絵里「でも…」
真姫「ほら、次は絵里の番よ」
絵里「うう…」
絵里「あの、大丈夫なんでしょうか?」オドオド
係員「はい?ああ、大丈夫ですよ。安全性は保証出来ますから」クスクス
にこ「あーもう!後ろ詰まってるんだから早く行きなさいよ!」ドン!
絵里「へ?」ツルッ
真姫「!?」
にこ「あ、やば」
絵里「いやあああああああああああ!!」ズザザザザザザザザザ
真姫「頭から行ったわよね」ゴクリ…
にこ「くっ!!」ズザザザザザザザザザ
真姫「にこちゃん!?」
真姫「まったく!」ズザザザザザザザザザ
係員「ちょっと!?ちゃんと順番に!」
絵里「いやあああああああああああ!!」
絵里「だれか!!だれか止めてえええええ!!」
絵里「死ぬ!しんじゃううううう!!」
絵里「うう…。そう。そうよ!こういう時こそ冷静に!」
絵里「素数を数えましょう!」
絵里「2 · 3 · 5 · 7 · 11 · 13 · 17 · 19 · 23 · 29 · 31 · 37 · 41 · 43」
絵里「43…43?えっと、次は…」
絵里「いやあああああああああああ!!」ドボーン!!
絵里「ゴホッ!ゴホッ!…。なんとか生きてる…」
にこ「絵里いいいいいい!」ズザザザザザザザザザ
絵里「へ?」
にこ「どきなさ~~~~~い!!」
絵里「え、ちょっと待っ」
ドボーン!!
絵里「」
にこ「痛たた…。絵里大丈夫?」
真姫「絵里いいいいいい!」ズザザザザザザザザザ
にこ「…は?」
真姫「にこちゃん!?どいてええええ!!」
にこ(あ、終わったわこれ)
ドボーン!!
絵里「…ハラショー」ガクッ
にこ「…お星様が…お星様がいっぱい」ガクッ
第1話『真夏の絶叫!恐怖のウォータースライダー』
終わり
第2話『自由気ままなプランタン!』~Printemps編~
ことり「じゃあまずは何処から行こっか?」
穂乃果「そうだな~」ウーン
ことり「ことりはウォータースライダー行きたいなぁ」
穂乃果「あ!それ賛成!」
花陽「ええ!?ウォータースライダーはちょっと…」
穂乃果「花陽ちゃんはウォータースライダー苦手なの?」
花陽「う、うん…」
ことり「そっかぁ~」
花陽「ごめんね?」
ことり「ううん。やっぱりみんなで楽しめるのが良いよね」
花陽「でも、ことりちゃんがウォータースライダーってちょっと意外かも」
ことり「そうかな?」
穂乃果「ことりちゃん昔からウォータースライダー好きだもんね~」
ことり「うん♪」
ことり「流しそうめんみたいで面白いよね~♪」
ほのぱな「え?」
ことり「いつかウォータースライダーで流しそうめんやるのが夢なんだ~」ニコニコ
穂乃果「へ…へぇ~」
花陽「…えっと、叶うといいねっ」
ことり「うんっ!」
穂乃果「花陽ちゃんは何処に行ってみたい?」
花陽ちゃん「流れるプールとかどうかな?」
ことり「それも良いかもね。面白そう!」
穂乃果「もしかして流れるプールでそうめん流すんじゃ…」
ことり「え~?そんなことしないよ~?」
花陽(あ、それは無いんだ)
穂乃果「あはは…。だよね」
穂乃果「でもそれじゃあ何を流そっか?」
ことり「う~ん…。スイカとか?」
花陽「スイカ流しちゃうのぉ!?」
穂乃果「スイカならあるよ!」スッ
花陽「なんであるの!?」
開幕やらかしてますなぁ
ことり「じゃあさっそく」
花陽「ちょ、ちょっとまって!」
ことほの「?」
花陽「流石にスイカ流すのはマズイんじゃ…」
穂乃果「ぷっ」
ことり「あはは♪」
花陽「…へ?」
穂乃果「ごめんね花陽ちゃん」
ことり「これは本物じゃなくてビーチボールなんだよ~」
花陽「…うう///」
ことり「でも、スイカ模様のビーチボール多いから混ざったらわかんなくなっちゃうかも」
穂乃果「じゃあやっぱり却下か~」
花陽「あはは。普通に遊ぶだけでも楽しいんじゃないかな?」
穂乃果「え~…」
ことり「まぁまぁ。それじゃあとりあえず流れるプール行こっか」
花陽「うん♪」
穂乃果「そうだねっ」
第2話『自由気ままなプランタン!』
終わり
第3話『プールの中での強化合宿』~lily white編~
希「さ~てそれじゃあまずは」
海未「まずはクロールで50メートルプール10往復といったところでしょうか」
希 凛「え?」
海未「そのあとは平泳ぎで20往復してさらn」
希「ちょっとまって!!」
海未「はい?なんでしょうか?」
希「それは流石にハードすぎるんやない…?」
海未「貴重な練習時間を削ってまで来ているのですからこれくらいは当然です」
凛「遊びに来たはずにゃ~!!」グスグス
海未「文句を言わないでください」
希「海未ちゃんの意識を逸らすんや」ヒソヒソ
凛「でもどうやって…」ヒソヒソ
希「ウチに任しとき」ヒソヒソ
希「あー海未ちゃんの水着可愛いねー」
凛(物凄い棒読みにゃ…」
海未「そうでしょうか?」
希「うん。海未ちゃんにとっても似合ってると思うんよ」
海未「は、はあ。ありがとうございます」
希(手応えありや!この調子で)
凛(大丈夫なのかな…)
希「スタイルにとっても合ってると思うんよ」
海未「それは嫌味のつもりですか?」ギロッ
希「そ、そんなつもりじゃ!?」
海未「どうやらよっぽどトレーニングをしたいようですね」ニッコリ
希 凛「!?」
海未「では、あちらの50メートルプールまで行きましょうか」
希 凛「」
海未「行きますよ2人とも!」
希「そんなぁ…」
凛「なんで凛まで~!!」
・・・
-50メートルプール-
希「本当にやるん?」
海未「当然です!」
希「はぁ…」
海未「おや?凛の姿が見当たりませんね」
海未「一体何処に…」
凛「ここだよっ!」ザバー!
海未「…っ!?」
海未「水中でしたか。一体なんのつもr
バシャッ!!(顔面に水ぶっかけ)
海未「…なんのつもりですか」ゴゴゴゴゴゴ
希「凛ちゃん!?」
凛「ほらほら」バシャバシャ!
海未「うっ…!…くっ!」
海未「どうやらよっぽど私と遊びたいようですね」ゴゴゴゴゴゴ
凛「海未ちゃんが怒ったにゃー!逃げろ逃げろ~」バシャバシャ
海未「コラ待ちなさい凛!」バシャバシャ
希「まったく…」
希「ウチも入れて~♪」バシャバシャ
第3話『プールの中での強化合宿』
終わり
第4話『残酷な格差社会』~BiBi編~
絵里「酷い目にあったわ…」
にこ「反省してます…」
真姫「はぁ、それで次はどうするの?」
にこ「そうねぇ。じゃあ流れるプールでも行ってみる?絵里が行きたがってたみたいだし」
絵里「にこ…」
真姫「ふふっ。そうねじゃあ行きましょ」
-流れるプール-
絵里「あははっ!足を浮かせると勝手に進んじゃうわ!」キャッキャ
絵里「ほら見て見て!」
にこ「なんというか…」
真姫「子供よね」
絵里「2人ともどうかした?」
真姫「別に」
絵里「そう?ほら、真姫も一緒に泳ぎましょうよ」ギュッ
真姫「あ、ちょっと!?」
絵里「にこも行きましょ!」
にこ「はいはい」
絵里「それにしても不思議よね。人工的に水の流れを作っちゃうなんて」
真姫「まぁ確かに面白い発想よね」
にこ「そういえば向こうに波の出るプールもあったわね」
絵里「へ~。そんなものまであるのね」
にこ「あとで色々回ってみましょ」
絵里「そうね。楽しみだわ」ニコッ
・・・
にこ「おっとっと」ぽふっ
絵里「あら?私の胸に飛び込んでくるなんてどうかしたの?」ギューッ
にこ(バランス崩したらたまたま絵里の胸がそこにあったのよ!)
にこ(というか、離しなさいよ。息が出来ない!)
にこ「ンー!ンンー!!」バシャバシャ
絵里「え、なに?よく聞こえないわ」
にこ(だから手を離しなさいってば!)
にこ「ンンンー!!ンンー!!」バシャバシャ
絵里「??」
真姫「多分だけど息が出来てないんじゃない?このままだと窒息するわよ」ハァ
絵里「あら、そうだったの?」パッ
にこ「はぁ…はぁ…」
絵里「大丈夫?」
にこ「[ピーーー]気か!!」グワッ!!
NGだったか。
にこ「危うく絵里の胸の中で永遠に醒めない眠りにつく所だったわ…」
絵里「大袈裟ねぇ」クスクス
にこ「大袈裟なもんですか」
にこ「胸に特大のスイカを2つも抱えといて」ジー
真姫「確かに絵里の胸は凄いわよね」ジー
絵里「そんなに見られるとなんだか照れるわね…///」
絵里「でも真姫だってまだ1年生なんだし、これからもっと成長するんじゃないかしら?」
絵里「スタイルだって良いんだし今後にかなり期待出来ると思うわよ」
真姫「……ふんっ///」
絵里「ふふっ」
にこ「……」ペタペタ
にこ「……くっ」
・・・
真姫「流石に遊びっぱなしで少し疲れたわ」ハァ
絵里「時間の経つのは早いわね~」
にこ「ふう…。絵里のテンションに合わせるこっちも大変よ」
真姫「にこちゃんと同意見ね」
絵里「?」
絵里「2人とも疲れてるみたいだし何か飲み物でも買ってきましょうか?」
にこ「あー、悪いけどお願い出来るかしら?」
にこ「私はりんごジュースで」
絵里「真姫はどうする?」
真姫「そうねぇ。じゃあコーラをお願いするわ」
絵里「はいはい。りんごジュースとコーラね」
絵里「ちょっと行ってくるわね~」テクテク
にこ「りんごジュースは100%のヤツだからねー!」
絵里「了解よ~」フリフリ
~~~~~~~~
-数十分後-
にこ「絵里はいつまで待たせんのよ」
真姫「何かあったのかしら」
にこ「そうかもしれないわね」
にこ「今日の絵里はポンコツだし」
真姫「迷子になってなきゃ良いけど…」
にこ「そのうち迷子のアナウンスが入ったりしてね」
ピーンポーンパーンポーン!
にこまき「!?」
迷子のお知らせです。
東京都千代田区よりお越しの矢澤にこちゃん。
にこ「はああ!?」
お姉さんがお待ちです。
心辺りのある方は至急お近くの係員、または迷子センターまでお願いします。
にこ「何よこれどういうこと!?」
真姫「ぷっ…ククッ…」
真姫「迷子…ククッ。にこちゃんが迷子…クククッ」
にこ「あーもう!!」
にこ「絵里の仕業ね…。どういうつもりなのか吐かせてやるわ!」タッタッタ
真姫「あ、にこちゃん待って!」タッタッタ
第4話『残酷な格差社会』
終わり
第5話『白の誘惑』~Printemps編~
ことり「いっぱい遊んでお腹空いちゃったね~」
穂乃果「どうしてこういうとこのご飯て高いんだろうね」
花陽「あはは、でもこういうとこで食べるご飯って不思議と美味しく感じるよね」
穂乃果「確かに!」
ことり「ことりはラーメンにしよっかな」
穂乃果「ことりちゃんはラーメンかぁ。じゃあカレーにしようかな」
ことり「花陽ちゃんはどうする?」
花陽「う~ん…」
穂乃果「何と何で悩んでるの?」
花陽「ご飯を単品で沢山頼もうか、ご飯付きのセットを一つ頼もうかで悩んじゃって…」
穂乃果「そ、そうなんだ~」
ことり「花陽ちゃんらしいね~」クスクス
花陽「はっ!?これは!!」ポスター
穂乃果「どうかした?」
ことり「えっと、ご飯大食いチャレンジ?」
ことり「30分以内に食べ切れば無料だって」
穂乃果「ご飯大食いって、ご飯だけでおかずは無いの?」
ことり「こんなの誰もやらないんじゃ…」
花陽「ご飯無料…」ゴクリ
ことほの「あ」
・・・
花陽「はむっ…はむっ…」モグモグ
穂乃果(すごい勢いでご飯が減ってる)
ことり(これだと20分かからないんじゃ…)
花陽「はぁ~。し•あ•わ•せ~♡」
花陽「ほめんね。わふぁしばっかりいっぱい食べふぇ」モグモグ
穂乃果「あ、うん」
穂乃果「とりあえず話すのは食べ終わってからでいいよ」アハハ…
花陽「…」モグモグ
ことり「本当にご飯が好きなんだね~」
ことり「…」ずずず…
穂乃果「…」チラッチラッ
ことり「?」
ことり「ことりの食べ方変かな?」キョトン
穂乃果「あ、ううん!なんでもないの!」
穂乃果「カレー美味しいな~」パクパク
ことり(ひょっとして)
ことり「あのね穂乃果ちゃん」
穂乃果「な~に?」
ことり「ことりね、カレーが食べたくなっちゃったの。一口貰ってもいいかな?」
ことり「その代わりにラーメン少し分けてあげるね」ニコッ
穂乃果「うん!」ニッコリ
ことり(やっぱり。ラーメンも食べてみたかったんだね)クスクス
穂乃果「じゃあはい。あーん♪」スッ
ことり「あーん♪」パクッ
穂乃果「美味しい?」
ことり「うん!」モグモグ
ことり「じゃあ穂乃果ちゃんもあーん…ってラーメンじゃ無理だよね」アハハ
穂乃果「そうだね。悪いんだけどお箸だけ貸してもらえる?」
ことり「はい。どうぞ♪」スッ
穂乃果「…」ずずず…
ことり「美味しい?」
穂乃果「うん!ありがとうことりちゃん!」ニッコリ
花陽「2人は付き合ってるの?」
ことほの「え?」
花陽「凄く仲良さそうにしてるし付き合ってるのかな~って」
穂乃果「別に付き合ってないよ?」
ことり「これくらい普通だと思うけど」
花陽「ええ!?普通なのかなぁ…」
穂乃果「それより時間は大丈夫なの?」
穂乃果「30分以内にご飯食べないとなんだよね?」
花陽「あ、それならもう」
ことり「は、早いね」
穂乃果「お腹いっぱいになった?」
花陽「大満足です!」
穂乃果「ならよかったよ」ニコッ
ことり「じゃあ一休みしたらまた泳ぎに行こっか」
ピーンポーンパーンポーン!
迷子のお知らせです。
東京都千代田区よりお越しの矢澤にこちゃん。
3人「!?」
お姉さんがお待ちです。
心辺りのある方は至急お近くの係員、または迷子センターまでお願いします。
穂乃果「にこちゃん!?」
花陽「迷子になっちゃったのぉ!?」
ことり「お姉さんって誰のことだろ?」
第5話『白の誘惑』
終わり
第6話『これも特訓?心の眼で見るスイカ割り』~lily white編~
海未「はぁ…はぁ…」
希「海未ちゃんだいぶお疲れみたいやね」
海未「誰のせいですか誰の!」
希「ん~、凛ちゃんのせい?」
凛「そうなの?」
海未「あなた達2人のせいです!」
海未「まさか、2対1で永遠と追いかけっこする羽目になるとは…」
希「でも良い運動になったんやない?」フフッ
凛「楽しかったにゃ~♪」
海未「はぁ…。お昼の時間も過ぎてしまいましたね」
凛「凛、お腹空いちゃった」
希「じゃあスイカでも食べる?」
海未「スイカですか?」
希「なんかあっちでスイカ割りやってたよ」
凛「それ凛も見たよ!」
海未「ここですか?」
希「どうやら参加費さえ出せば誰でも参加可能みたいや」
海未「ふむ。なるほど」
凛「やってみたいな~」チラッチラッ
希「凛ちゃんはやる気満々みたいやね」フフッ
海未「わかりました。参加しましょう」
凛「いいの!?」
海未「なにを驚いているのです?」
希「反対されると思ってたよ」
凛「スイカ割りぃ?そんなことより水泳です!」キリッ
凛「とか言われると思ってたよ」
海未「それは誰の真似ですか…」ハァ
海未「とりあえずエントリーしてきます」テクテク
・・・
-スイカ割り(海未の場合)-
海未「…」テクテク
凛「海未ちゃ~ん!右、もっと右だよ!」
希「違うよ。そっちやない!もっと左や!」
海未「静かにして下さい。集中出来ません」
希「え?」
凛「でも指示しないと目隠ししてるし場所が分かんないよ?」
海未「問題ありません」
海未「…」テクテク
希(スイカまで一直線に向かってる…)ゴクリ
海未「……ここですか」スウ
海未「はっ!!」スパーン!!
凛「えええええ!?」
海未「まぁ、こんなものですね」目隠し取り
凛「なんで!?どうして!?」
海未「どうしてとは?」
希「もしかしてスイカが見えてたん?」
海未「そうですね。見えましたよ」
凛「ズルしてたってこと!?」
海未「いえ、ズルとかではなく心の目…。いわゆる心眼というヤツですね」
凛「漫画だにゃ…」
希(海未ちゃんが割ったスイカがまるで刃物で切ったかのような切れ方しとる…)
-スイカ割り(希の場合)-
希「さて、次はウチの番やね」
海未「心眼ですよ」
凛「いや、流石にそれは…」
希「ん~、じゃあ試しにやってみよっかな。心眼」テクテク
凛「えー…。絶対無理だよ~」
海未「不可能なことなどこの世にありません」
凛「海未ちゃんがいうとなんだかマジっぽいにゃ…」
希「ふん!」パコーン!
凛「!?」
海未「ほう、やりますね」
希「おお!上手くいったみたいやね」目隠し取り
凛「なんで!?」
海未「まさか希にも心眼が使えたとは、驚きです」
希「いや、使えてないよ」
海未「は?」
凛「じゃあどうやってスイカ割ったの?」
希「スピリチュアルやろ?」ふふふ
海未「……」ゾクッ
凛「漫画だにゃ…」
-スイカ割り(凛の場合)-
凛「ようやく凛の番だね!」
海未「心眼ですよ」
凛「無理だよっ!!」
希「凛ちゃんには指示出すから安心して」
海未「不本意ですが、仕方ありませんね…」
凛「なんで嫌そうなの!?」ガーン
凛「じゃあいくよ」テクテク
希「いいよいいよ~。そのまま真っ直ぐや」
海未「あ、少し逸れました。南西の方向へ修正してください」
凛「南西!?」
希「あっちの方角かな」指差し
凛「見えないよ!!」
あはははは!
・・・
凛「はぁ、なんだか疲れたにゃ…」
海未「まだまだ修行が足りませんね」フフッ
凛「方向を10度修正して下さいとか言われても分かんないよ…」ブツブツ
希「まぁ、無事にスイカも割れたしええやん♪」
海未「それにしてもこれだけの量のスイカは流石に食べ切れませんね」
凛「じゃあみんなに差し入れするにゃ」
希「そういえば集合時間とか場所とか決めてないけど大丈夫なんかな?」
海未「…忘れていました。絵里はどうするつもりなのでしょう」
sagaって入れると殺すも入力できるよ
ピーンポーンパーンポーン!
迷子のお知らせです。
東京都千代田区よりお越しの矢澤にこちゃん。
お姉さんがお待ちです。
3人「!?」
心辺りのある方は至急お近くの係員、または迷子センターまでお願いします。
海未「なにをやってるんですか…」
凛「にこちゃん子供だにゃ~」ケラケラ
希「…う~ん」
凛「どうかしたの?」
希「いや、迷子になったんは本当に、にこっちなんかな~って」
海未「それはどういう…」
第6話『これも特訓?心の眼で見るスイカ割り』
終わり
[ピーーー]
さげじゃないよさがだよ
う~ん。続き投下します
そういうことかw
ありがとうございます!
>>30
のNGは殺すです
第7話『迷子の迷子のエリーチカ』~絢瀬絵里編~
-時は少し遡り-
絵里「自販機を探してたら遅くなっちゃったわね」
絵里「急いで戻らないと」テクテク
女の子「ぐすっ… ふええ…」
絵里「?」
絵里(どうかしたのかしら?)
女の子「…ひっく…ひっく」ポロポロ
絵里「こんにちは。お嬢ちゃんどうかしたの?」
女の子「ふえっ!?」ビクッ
絵里「あ、驚かせちゃったかしら?怪しいものじゃないのよ?」
女の子「外人さん…」
絵里「ん?…あー、外国人に見えちゃうのか~…」
女の子「違うの?」
絵里「どっちだと思う?」ニコッ
女の子「…ハロー」
絵里「……いや、あのね」苦笑い
絵里「お嬢ちゃんは今日は誰かと一緒に来たのかな?」
女の子「…おかあさん」
絵里「そっか。おかあさんは、今どこにいるの?」
女の子「……ふえ」ジワッ
絵里「ああ!ごめんなさい泣かないで!」アタフタ
女の子「ふぐっ…おかあさんどっかいっちゃった…」
絵里(なるほどね)
絵里(まいったわね。このまま1人にもしておけないし…)チラッ
女の子「…ふぐっ」グスン
絵里(仕方ないか)
絵里「じゃあ、お姉ちゃんと一緒にお母さん探しましょうか」
女の子「…え?」
絵里「駄目かな?」ニッコリ
女の子「…別にいいけど」
絵里「じゃあレッツゴー♪」
絵里(こんな姿みんなには見せられないわね)ハァ
絵里「お嬢ちゃんは珈琲飲んだりは……しないわよね」テクテク
女の子「?」テクテク
絵里「りんごジュースとコーラだったらどっちが好き?」
女の子「りんごジュース」
絵里「そっか。良かったらこれ飲む?」スッ
女の子「いいの?」
絵里「いいのいいの気にしないで♪」
絵里(にこごめん!)
女の子「ありがとっ」ニコッ
絵里「…ハラショー」
女の子「?」
絵里「ううん、なんでもないわ」
絵里(亜里沙の小さかった頃を思い出すわね)フフッ
-迷子センター-
絵里「すみませ~ん!」
係員「はい、どうなされましたか?」
絵里「えっと、この子なんですけど」
女の子「こんにちわ!」
係員「あらあら、ちゃんとご挨拶出来て偉いわね」クスクス
係員「かわいいお子さんですね」ニコッ
絵里「え…」
係員「?」
絵里「いや、この子迷子で…」
係員「あ、ああ!!失礼しました!あまりにもお似合いの親子だったもので」アタフタ
絵里(親子…)
・・・
女の子「絵里おねえちゃん、おかあさんまだー?」
絵里「もう少しで来ると思うわよ~」
絵里(簡単に連絡ついて良かったわ)
タッタッタ!
母親「すみません!うちの子がここに居ると聞いたのですが!」
女の子「あ、おかあさん!!」タッタッタ
母親「まったくもう!心配ばかりかけて!」
女の子「…ごめんなさい」グスッ
絵里(感動の再会ってやつかしら?まぁなんにせよ良かったわね)フフッ
母親「えっと…。絵里さんですか?」
絵里「あ、はい」
母親「うちの娘がお世話になったようですみません…」ペコペコ
絵里「いえそんな。どうせ暇でしたから」
母親「ですが…」
絵里「いいんですよ。困った子をほっとけなかっただけですから」
母親「…あんたからもお礼言いなさい」
女の子「えへへ~。絵里おねえちゃんありがとっ♪」
絵里「どういたしまして」ニッコリ
母親「では、すみませんが私達はこれで…」
絵里「あ、はい」
女の子「おねえちゃんコレあげる~」スッ
絵里「これは……ビーズで作った指輪かしら?」
女の子「この間おかあさんと作ったんだ~」
絵里「大切な物なんじゃないの?」
母親「貰ってあげて下さい。この子もきっと喜びますから」
女の子「えへへ~♪」ニコニコ
絵里「ありがとう。大切にするわね」ニコッ
女の子「絵里おねえちゃんまたね~」フリフリ
絵里「ふふっ♪」フリフリ
絵里「さて、私も戻りますか」
絵里「…」
絵里「…」
絵里「みんなどこにいるのかしら?」ハラショー
絵里(よく考えたら待ち合わせ場所とか全く決めてなかったわね…)
絵里(どうしよう…)
係員「あの、どうかしました?」
絵里「あ、いえなんでも………ん?」
絵里(そうだわ。その手があったんじゃない!)
絵里「すみません。実は身内が迷子になってしまって」
係員「そうなのですか?」
絵里「ええ。名前は……」
ピーンポーンパーンポーン!
迷子のお知らせです。
東京都千代田区よりお越しの矢澤にこちゃん。
お姉さんがお待ちです。
心辺りのある方は至急お近くの係員、または迷子センターまでお願いします。
第7話『迷子の迷子のエリーチカ』
終わり
最終話『天使からの贈り物』~絢瀬絵里編~
-迷子センター-
ガチャッ!!
穂乃果「にこちゃん!」タッタッタ
ことり「にこちゃん!」タッタッタ
花陽「2人とも速いよ…。それで、にこちゃんは?」ハァハァ
海未「にこ!」タッタッタ
凛「にこちゃーん!」タッタッタ
希「…」タッタッタ
絵里「来たわね」
穂乃果「あれ?」
ことり「絵里ちゃん?」
凛「にこちゃんは?」
絵里「ふふっ」
希「やっぱり、えりちの仕業かぁ」
花陽「どういうこと?」
海未「状況が飲み込めないのですが…」
絵里「全員揃ったら話すわ」
にこ「絵里いいいいいいい!!」タッタッタ
真姫「…」タッタッタ
穂乃果「あ、にこちゃんだ」
凛「迷子のにこちゃんの登場だにゃ~」ププッ
にこ「迷子じゃないわよ!!」
にこ「何よあの放送!まるで私が迷子になったみたいな言い方じゃない!」
海未「違うのですか?」
真姫「どちらかというと迷子になったのは絵里の方ね」ヤレヤレ
花陽「え?」
希「ようはμ'sメンバーを1箇所に集めたかったってことやろ?」
絵里「さすが希ね。その通りよ」
ことり「どうしてそんなことを…」
絵里「集合時間と待ち合わせ場所を決めてなかったから連絡の取りようがなかったのよ」
にこ「みんなを集めたかったのはわかったわ」
にこ「私の名前を使った理由は?」
絵里「う~ん…」
絵里「だって、迷子の絢瀬絵里ちゃんなんて恥ずかしいじゃない」
にこ「答えになってないわよ!」
絵里「いや、にこなら迷子って言われても違和感無いかなって…」
にこ「あんたねぇ…」ゴゴゴゴゴゴ
絵里「ふふっ。ごめんなさいね」
真姫「そういえば頼んでた飲み物はどうしたの?」
絵里「あるわよ」スッ
真姫「うん、ありがと」
絵里「それから、にこにはもう一つ謝らないといけない事があって」
にこ「まだなんかあんの?」
絵里「貴女の飲み物だけ色々あって買えなかったわ」
にこ「は?」
絵里「本当にごめんなさい」ペコッ
にこ「…はぁ。もういいわよ。なんか訳ありっぽいし」
絵里「悪いわね」
にこ「ふんっ」プイッ
-帰り道-
穂乃果「あれ?絵里ちゃんそんな指輪付けてたっけ?」
凛「見せて見せて~」
絵里「良いわよ」スッ
海未「よく出来ていますね」
絵里「ふふっ。私から言わせればまだまだだけどね」
ことり「絵里ちゃんが作ったわけじゃないんだね」
花陽「じゃあ誰かからのプレゼントとか?」
絵里「まぁそんな感じね」
真姫「もしかして彼氏?」
にこ「アイドルが恋愛なんて認めないわよ」ジー
絵里「恋愛とかそんなんじゃないわよ」
希「じゃあ一体誰からの…」
絵里「そうねぇ」
絵里「例えるなら小さな天使からの贈り物かしら」ニコッ
終わり
これで終わりです。
連休中にSSいっぱい書きたかったけど思ってたほど書けなかったかも
あまり関係ないけどスクフェスでは、ことにこのURが来ましたね
個人的にこの組み合わせはアリだと思います。
ここまで見てくださった方ありがとうございました!
乙 面白かった
乙でした
乙
イイハナシだなー
とてもよかった
乙
乙
ポンコツなのにかっこいいエリーチカ
ポンコツ通り越してただの屑じゃねーか
乙
エリチカかわいい
このSSまとめへのコメント
あぅあー。ニヨニヨしてしまう・・・w