絵里「左脚を折ってギプスと車椅子の生活になった」 (324)

えりうみ



~朝~
(・8・)<チュンチュンアサダチュン


絵里「………んー、はあ……もう朝か……」

絵里「また、車椅子に座ったまま寝てしまったわ」

絵里「亜里沙に怒られるわね」クス

<キューティーパンサワッタッシー

絵里「あら電話…希からね」

絵里「もしもし?」

希『エリチ!おめでとさん!』

絵里「何がよ?」

希『もう今週で脚のギプス取れるんやろ?』

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1402749516

絵里「……希、そんな記憶力でよく私の右腕をやってられるわね」

希『あれ?今週じゃなかった?』

絵里「ええ、来週よ。あと一週間でこの邪魔なギプスから解放されるわ」

希『そっかー、まさかμ'sがあと一週間も人気メンバーを失うとはなぁ……取材が来るのに』

絵里「取材ですって!?」

希『結構有名なスクールアイドル雑誌の人やで』

絵里「……それでいつなの?私も受けるわ」

希『受けるつもりなん?ダメや、まだ治ってないんやろ?』

絵里「取材なんて車椅子でも受けられるわよ!」

希『だから大事な人気メンバーに無理はさせられへんて!記者さんにもけがのことは言ってあるから、ウチらに任せて?な?」

絵里「……ひどいわ、そんな冷たい態度とるなんて。エリチカ悲しい!傷ついた!」

希『………凛ちゃんの挑発にのって大雨の中でバク転するからやろ』

絵里「それはそうだけど……お願いよ!もう退屈で何かしたくてたまらないのよ!希に私の退屈さがわかる?」




絵里「車椅子に座って6週間も近所を眺めてるのよ!?」

希『……エリチ、「プライバシーの侵害」って知ってる?』

絵里「……仕方ないじゃない!ゲームは持ってないし勉強もする気になれないんだもの!」

絵里「とにかく!このまま放っておくと私、何か大きなことをやらかすわよ?」

希『ほーん、例えば?』

絵里「『恋人を作る』とか!どう?これではμ's存続の危機よ!」

希『……エリチ、好きな人がおるんなら応援するで?』

絵里「じょ、冗談よ」

希『わかっとるって……それとなエリチ、その「退屈しのぎ」今日、いや、今すぐ止めた方がええ」

絵里「なんでよ?」

希『カードが悪いことが起きるって告げとるんよ。「魔術師」の逆位置。意味は「トラブル」や。大変なことになるで?』

希『それじゃあ来週学校で』

絵里「……」

絵里「ま、希の占いは100%当たるわけじゃないし…」

絵里「覗くわよ!」エリチカアイ

絵里「あら、お隣の夫婦はまた喧嘩してるのね……」

亜里沙「お姉ちゃん!またご近所を覗いて!止めてって言ってるでしょ!」

絵里「おはよう亜里沙。…今日も薬お願いできる?」

亜里沙「……また車椅子に座ったまま寝たんだね。全く…さ、上脱いで背中向けて?……塗られてる時くらいは覗きは止めてね?暇つぶしか何か知らないけど」

絵里「はいはい」

絵里「さ、塗ってもらってる間にスクフェスやりましょ」

亜里沙「ちょっと待て」

亜里沙「覗きしか暇つぶしの手段ないって言ってたよね?何でスクフェスで暇をつぶさないの?」

絵里「亜里沙ッ!貴女はわかっていないわッ!スクフェスはねえ、ゲームだけど遊びじゃないのよッ!!私たちμ'sの活動そのものなのよ!!理解しなさいこの田ゴ作がァ!!ドゥ・ユー・アンダスタンンンンンンンドゥ!?」

亜里沙「お、おう」

亜里沙「全く、お姉ちゃんのアホチカっぷりには心底いらいらさせられるよ………さて、真姫さんにもらったこの凝りを治す薬をっと!」ペチャッ

絵里「冷たっ!亜里沙、それ温めて使うって言ってなかった?」

亜里沙「冷たい方が血行がよくなるんだって。ところで、お姉ちゃん」

絵里「あ、paradise liveフルコンしたわ」

亜里沙「聞けよアホチカ」

亜里沙「んで、お姉ちゃんさ。なんか悩み事あるでしょ?」

絵里「………何の事かしら。別にキュートレア花陽が出なくて覚醒できないことやジェニファーのキュートとピュアが出ないなんて何でもないわよ」

亜里沙「スクフェスから離れろ!………お姉ちゃんさあ、μ'sのメンバーで好きな人できたでしょ?」

絵里「………気づいてたの?」

亜里沙「見てればわかるよ。それで、誰なの?」

絵里「………海未よ」

亜里沙「海未さんかあ、確かにいいよね」

絵里「おしとやかで優しくてかわいいところに惚れたのよ………でもダメね。私は確かにかしこくてかわいいけど、どうも我を忘れる時が多いわ。こんなめんどくさい私なんかが…」

亜里沙「そんな事ない!確かにお姉ちゃんはかわいいのに勉強のできるバカでポンコツでドジでのろまな亀だけど十分魅力的だよ!それに見ててわかるんだけど…多分海未さんもお姉ちゃんのこと好きだよ?」

絵里「pure girls projectsっていいわよね」

亜里沙「お前本当は海未さんの事好きじゃねえだろ」

亜里沙「とにかく!海未さんもお姉ちゃんの事好きだから!脚が治ったら告白しなさい!私が2人っきりにしてあげるから!以上!」

絵里「…ま、当たって砕けろね」

亜里沙「また謙遜して…」

絵里「あ。亜里沙見て見て。隣のご主人が庭へ出るわよ」

亜里沙「覗くな!」

絵里「しっ!」

~隣の庭~

??『おはよう!マスオさん!』

マスオ『……あ、ああ。おはようドラえもんくん』

ドラえもん『あー!ダメだよ!そんなに水をやったらお花が腐っちゃうよ!!』

マスオ『…………うるさいなあ!これでいいんだよ放っといてくれないかなあ?エエエ!?』

ドラえもん『わ、わかったよ…」

絵里「……あのマスオさんって人、病気の奥さんと喧嘩ばかりでいらいらしてるみたいね」

亜里沙「あのいらつき方は私のお姉ちゃんのアホっぷりにいらいらする時と同じだね」

亜里沙「ていうか本当やめなよ」

絵里「亜里沙までそんな事言うの?」

亜里沙「私、勘がいいの。だからわかる。きっとトラブルになるよ、お姉ちゃんが近所を見る内に何か見ちゃいけないものを

絵里「あそこの同棲カップルいらいらするわねラブアローシュートしようかしら」

亜里沙「話を聴け!!!!!!!」

~夜~
絵里「亜里沙はお出かけかー。暇だわ。覗きましょ」

~近所の家@エリチカアテレコ~
??『マスオサン!ダレニデンワシテルノヨ!』

マスオ『サ、サザエ!?チガウンタヨコレハ』

サザエ『ウワキアイテネ!イシャリョウイッセンマンモラウワ!』

マスオ『エエエエ!?イッセンマンモトルノカイ!?』

絵里「サザエさんは愉快ね」

絵里「あの夫婦もいよいよ離婚ね」




??「亜里沙が言っていたのはこの事ですか」

絵里「ウミキチャッタノォ!?」




海未「はい、海未ですよ。園田海未です」

iphoneの充電1%しかないので寝ます。
キャラ崩壊は仕様です。
エリチが嫌いなわけではありません。
おやすみなさい。



あと、サザエさんとドラえもんは気にしないでください。
コナンも気にしないでください。

絵里(はっ!…亜里沙のやつ『2人っきりにしてあげる』ってまさかこの事!?)

海未「絵里?どうしました?脚が痛むんですか?」

絵里「ヴェェェ!?え、ええ。少しね」

絵里「それで、取材はいつ来るの?」

海未「…教えませんよ。どうせ言えば来るに決まってるんですから。脚を治すのを最優先にしてください」

絵里「あ、ありがとう」

海未「それよりも絵里、亜里沙から聞きましたよ。よからぬ事をしているようですね」

絵里「あんのクソガキャァ!」

海未「……ダメですよ、そういう事をしては」

絵里「わ、わかったわよ…控えるわ」

海未「はい」ニコッ

絵里(か、かわいい///)

(キュートじゃなくてスマイルやろ)

絵里「でも結構面白いのよ?人間観察ってやつね、自分が普段知らない他人の一面を知る事ができるのよ。ほら、海未も少しだけ、ね?」

海未「仕方ないですね、少しだけつきあってあげます」

絵里「つ、付き合うううう!?」

絵里「はっ!…なんでもないわ」

海未「では、それじゃあ私も見てみますか」ソッ

絵里(ち、近い…いい香り///)

>>28
すまん、勘違いしてた


絵里「ほら、例えばあの隣の夫婦」

海未「離婚すると言っていた方達ですか?」

絵里「ええ。あの様子だとマスオさん、旦那さんの浮気がバレたみたい。やあねえ、奥さんが病気なのをいい事に」

海未「…病気にしては元気過ぎるのでは?」

絵里「あら、ほんとね。海未、案外覗きの才能あるんじゃない?」

海未「そんな才能いりません!」

絵里「そ、そう、なの」

海未「….絵里、今日は何か変ですよ?(元から変ですが)」

絵里「海未!!!!」

海未「は、はい」

絵里「その、ね?私、海未の事がす……………、す……………///」

海未「す、なんですか?」






絵里「す、スイカ割りって楽しいわよね!!」

~数時間後~
絵里「う、うう…」



絵里「うわあああああああん私のバカああああああ!!」

絵里「何でたった二文字が言えないのよ!!何よスイカ割りって!!あんなの砂ついてジャリジャリするだけじゃない!!」

絵里「亜里沙にもヘタレって言われたし!!」

~回想~
亜里沙『はあ?言えなかっただぁ?このヘタレが!!ド低脳が!!飯はそこに置いといてやるから自分で食え!!』


絵里「もういや!!エリチカおうちかえる!!!ここがおうちだった!!」

絵里「……はあ、私ってほんとバカ」

絵里「…いっそ死にた








~隣の家~

??『アナタナニスルノ!?ヤメテ!!ヤメ』ドガッ!!

絵里「………………」



絵里「………今の音」

絵里「夫婦喧嘩?いや、今の音はそんなレベルじゃなかったわ」

絵里「はあ……どうやら夜更かしすることになりそうね……」

~翌日~
絵里「亜里沙……おはよう……」

亜里沙「おはようヘタレ…って眼がすごい充血してるよ!?顔洗わなきゃ!お水持ってくるね!」

絵里「あ、ありがとう」

オミズデオカオヲジャバジャバ

絵里「ふう…」

亜里沙「……まさか一晩中覗いてたんじゃ」

絵里「気になる事があったのよ」

亜里沙「……夫婦喧嘩で鈍器ので叩いたような鈍い音か」

亜里沙「それで目立たない格好でスーツケースを持って夜中に3度も外出……お姉ちゃん、もしかしてそれって」

絵里「………まだ確証はないわ。第一、窓がしまっていて家の中はわからなかったし」

亜里沙「今は開いてるよ?」

絵里「ほんと!?」

もしかしてヒッチコック?

裏窓やな
これはまた随分古い映画を

>>39
>>40
正解です
何か書きたくなったので


絵里「!亜里沙!下がって!!見られるわ!!」

亜里沙「え?え?」

~隣の家~
マスオ『……』キョロキョロ

面白い
支援

>>42
その言葉のおかげでがんばれる

絵里「……どうやら周りを警戒しているようね。私達に見られてるとも知らずに」

亜里沙「はあ…お姉ちゃんたら…私もう学校行くね?」

絵里「薬」

亜里沙「………」プチッ

亜里沙「私はッ!!最初からッ!!!止めろっつってたんだよ!!!!それをお姉ちゃんが聞かなかったからッ!!!!!!!このアホチカがァァァァァァァ!!!!!」バチーーーン!!!!

絵里「いったい!!塗る手がいったい!!!!」

~亜里沙は学校へ~
絵里「背中痛い……ヒリヒリする……」

絵里「朝ごはんくれなかったからお腹空いた……」

絵里「いえ、ここは辛抱よエリチカ。亜里沙が無言で投げつけてくれたこの双眼鏡でお隣を見張るのよ!」

絵里「さて……」ジー

~隣の家~
マスオ『………』ガサゴソ

マスオ『…』スチャ

マスオ『…』キラーン

マスオ『…』ガサゴソ

絵里「……………」

絵里「……………」

絵里「……鉈と、鋸」

~隣の家~
マスオ『…』パカッ

マスオ『……』フキフキ

絵里「……………」

絵里「…………スーツケースの掃除、か」

絵里「希、占いが当たったわね」





絵里「…………マスオさん、貴方、奥さんをバラバラにしたのね」

今日はここまで。
需要あるかわかんないけど、何作か放ってしまってるのでこの作品は完結させたいです。
おやすみなさい。

~夜~
絵里「はあ……大変な事になったわね」

海未「何がでしょうか?」

絵里「ヴェェェ!?海未!?いつからいたの!?」

海未「さっきからいましたが」

絵里「そ、そうなの。……ところで海未」

海未「何でしょうか?」




絵里「男の人というのは何故夜中にスーツケースを持って3度も外出するのかしら?男には病気で寝たきりの妻がいるとするわ」

海未「………奥様を捨てて独りで暮らすため、でしょうか?でも3回も出かける意味は…?」

絵里「そうよね。それじゃあヒントよ。
『昨夜、妻と男は喧嘩をしていた。男は妻を鈍器で殴った。男は妻から多額の慰謝料を要求されていた。』」

海未「………絵里、もしや昨日の離婚しそうなご夫婦の話をしているのですか?」

絵里「そうだと言ったら?」

海未「そういう冗談は嫌いです」

絵里「それじゃあ、これはどうかしら?
『次の日、男は鉈と鋸を磨き、昨夜持っていったスーツケースの中を拭いていた』」

海未「やめてください!!」

絵里「…………『そして、今朝から現在に至るまで妻の気配はない』」

海未「やめてくださいと言っているでしょう!?第一、マスオさんでしたっけ、その人が奥様を………殺して四肢を切断するのを、その一部始終を貴女は、はっきり見たというのですか!?その手に持っている双眼鏡で見たというのですか!?」

絵里「………ほらね、海未だって
『殺す』というワードが出たでしょう?私は殺した、バラバラにしたなんて一言も言っていないのにね?」

海未「………鈍器で殴ったと言いました」

絵里「詳しいことは真姫に聞いてもらいたいところだけど、例え出血したとしてもそう簡単に死なない人もいるわ」

海未「ですが!…あ!病気で家にいたという事は自宅療養していたという事ですよね?病院に戻ったのかもしれません!」

絵里「自宅療養から病院に戻る人はそうそういないわ。通院したり容態が急変しない限りね」

海未「そ、それじゃあ!病気が元で死んでしまったとか!」

絵里「残念だけど、葬儀屋さんらしき人は来ていないわ。そもそも鈍器で殴ったと言ったでしょう?」

海未「だからって人を殺人犯だと決めつけるなんて!!………絵里、貴女という人は…!?」

絵里「海未、どうしたの?」

海未「…………絵里、私からも聞いていいですか?」

絵里「何?」

海未「奥様は寝たきりでしたね?」

絵里「ええ」

海未「つきっきりの看病が必要だったとか」

絵里「ええ、そうね。私の見た限りだとマスオさんは大抵奥さんのそばにいたわ」

海未「そして、『気配がない』とは言ったけれど『いなくなった』とは言っていない」

絵里「………ええ。殺人はあくまで可能性の話だからね。私の思い込みというのもあるかもしれないし」

海未「………では、絵里」

絵里「………何よ」





海未「マスオさんがいる部屋のベッド、あれは多分奥様のもの。………なぜ、マットレスが敷いていないのでしょう?そしてマスオさんがあんなにガムテープを貼っているあの段ボールの中身は何なんでしょうか?」


絵里「………海未」

海未「………絵里、最初から詳しく説明してください。貴女がこの窓から何を見たのかを」

~数十分後~
絵里「………」

<サマーウィ~

ガチャ
絵里「海未?」

海未『表札には「フグ田」と書いてありました。「フグ田マスオ」です』

絵里「『フグ田マスオ』……控えたわ。ありがとう、海未」

海未『お次の依頼は?ホームズ探偵?』

絵里「おうちに帰りなさい。ワトソンくん。それじゃ」ガチャ

絵里「……さて」



絵里「勝負よ、フグ田マスオさん。貴方が逃げるか。私、いや、『私達』がつかまえるか」

~翌日~
亜里沙「………それで?海未さんを巻き込んだ上に今から真姫さんも真姫込もうと?」グイッ

絵里「だから真姫には探偵か何かを紹介してもらうだけでっていったい!!ポニテを引っ張るな!!」

亜里沙「はあ……ほんと何なのお姉ちゃん」

絵里「さて、真姫に電話っと」

亜里沙「聞く気ないんだね。もう慣れたけど」

(・8・)<マキチャンニジジョウヲセツメイシタチュン

真姫『…………貴女、自分がどんなに危険で難しい事しようとしてるかわかってるの?』

絵里「百も承知よ!だから頼りになる人を紹介してもらおうとしてるんじゃない!」

真姫『…私、ドラえもんじゃないんだけど。まあ、いいわ。パパとママに頼んでみる。事件の事は話しちゃダメなのね?』

絵里「ええ、お願い」ガチャ

亜里沙「バラバラ殺人かあ…きっとかなり血とか体液が飛び散ったんだろうね」

絵里「……ウィンナーと目玉焼き食べてる横で言わないでくれる?」マドノホウヲチラッ

絵里「あら?」

~隣の庭~
白いわたあめ
『ハッハッ U( ^ω^)わんわんお』ココホレワンワン♂

マスオ『エエエエエ!?僕の庭を掘ってるのかいい?ほら、しっしっ。おうちへお帰り』

白いわたあめ『クーン』

絵里「あの白いわたあめって…」

亜里沙「ああ、ご近所の野原さんちのシロくんだよ」

絵里「知ってるの?」

亜里沙「うん…そこの家の5歳の男の子によくナンパされるから…」

絵里「何者なのよその子」

<ワタシハダレデショーシリタクナッタデショー

絵里「もしもし?」ガチャ

真姫『目暮って警部を紹介してもらえることになったわ。そっちの住所教えといたから』

絵里「早いじゃない、どんな風にお願いしたの?」

真姫『………恥ずかしいから誰にも言わないでよ?』

(・8・)<マキチャンノカイソウチュン

真姫『パパ………』

真姫パパ(CV:小杉十郎太)
『どうした真姫』

真姫『その……力を貸して欲しいの…パパのコネで』

真姫パパ『……真姫。私はお前を親の権力に頼るような子に育てた覚えはない』

真姫ママ『そうよ。自分の事くらい自分で解決するのよ』

真姫パパ『相談には乗ろう。但し、アドバイスをするだけだ』

真姫『話なんかいらないわ。今すぐ力を貸して欲しいのよ!』

真姫パパ『真姫、私は自分で解決しろと言っているんだ』

真姫『パパ!ママ!』ガタッ





真姫『まっきまっきまー!パパとママのハートにまきまきまー!笑顔届ける西木野まきまきー!まきまーって覚えてらぶまきっ!』


絵里「」

真姫『ママが「かわいすぎィ!」と叫んで過呼吸になったわ』

絵里「」

真姫『パパなんか鼻血を大量にぶちまけて「こんなにかわいい真姫が見れるならなんでもしてやる」って恍惚な表情をしていたわ』

絵里「」

真姫『あれは軽い地獄絵図だったわね』

絵里「…………真姫」

真姫『…………何よ』

絵里「今度ビデオに撮って送ってちょうだい」

真姫『黙れッ!!!!!』ガチャ

今日はここまで。
学校で思いついたネタです。
おやすみ。

しんのすけのストライクゾーンって女子大生あたりからじゃなかったっけ

>>81
なんか劇場版で十代後半の女の子(高校生くらい)にガチで惚れてた気が

絵里「切られちゃった」

絵里「それにしてもシロくんに庭を掘り返されてた時のあの慌てよう……何か埋めているみたいね」

亜里沙「あっ!お姉ちゃん見て!」

絵里「へ?」つ双眼鏡

~隣の家~
マスオ『ソレジャアオネガイシマス』

宅配便の人『カシゴリマシタ』

亜里沙「……あの段ボールって昨日言ってた荷物だよね?」

絵里「!!……大変!証拠を持ち出されるわ!!」

亜里沙「わ、私学校行くついでにあの宅配便の会社見てくる!」バタッ

絵里「いってらっしゃい!!」

<ナマエヲーツケヨーカースノーハレーショ

絵里「亜里沙!?」ガチャ

亜里沙『ごめん……見失っちゃった……』

絵里「そう…貴女は悪くないわ。いってらっしゃい」ガチャ

絵里「はあ……」

絵里「とりあえず、目暮警部を待ちましょう…」

??「失礼するよ」

絵里「ヴエエエ!?だ、誰!?」

??「ああ、すまない。そこで妹さんに会ってね。予備の鍵を貸してもらったよ」

目暮「警部の目暮十三だ。よろしく頼む」

絵里「よ、よろしくお願いします」

目暮「よろしく。………さて、問題の
『家』を見せてもらおうか」

(・8・)<メグレケイブガソウガンキョウヲノゾイタチュン

目暮「………なるほど」

目暮「結論から言おう。君の主張は却下せざるを得ない」

絵里「………理由は?」

目暮「そもそもフグ田家は窓に囲まれている。それによって君が覗けているのだからな。そんな状況で殺人はしようとも思わないだろう」

絵里「ええ、確かに。しかし、その固定観念こそが盲点だとは思いませんか?フグ田は実際にやっているのですから。
……あくまで仮定の話ですが」

目暮「すると、君はフグ田が君以外の近所の人間が『こんな窓だらけの中で堂々と犯罪なんかしないだろう』と油断しているのを利用したと言いたい訳だね?」

絵里「ええ」

目暮「………興味深い考えだ。君と同じような思考をする少年をよく知っているよ」

目暮「だが、妻が療養のために旅に出かけたという可能性もある」

絵里「奥さんは病気だと言ったはずですが」

目暮「…そうだったな。よし、少し調べてこよう」

(・8・)<メグレケイブガシラベテキタチュン

目暮「…あの家は貸家で6ヶ月契約だ。そしてちょうど今月で5ヶ月半になる」

目暮「フグ田は会社員で収入はよく、家賃の払いもいいようだ」

目暮「近所付き合いは得意な方ではないらしい。話はするが、事務的なものが多いようだ」

絵里「……どこにでもいる普通の会社員が妻殺し」

目暮「その考えに固執するのはよくないな、絵里くん。それにここに証拠もあるのだから」

絵里「……証拠?」

目暮「これはフグ田家のポストに入っていた博多からのハガキのコピーだ」

絵里「見せてください」


『昨日、博多に着きました。
体調は特に悪くありません。
病気を治してそちらに帰る日を楽しみにしています サザエ』

絵里「…………このサザエというのは」

目暮「フグ田の妻の名前だ」

絵里「…………死んだ人からハガキが来るんですか」

目暮「その考えはもう捨てろ」

絵里「そうだ、その住所に荷物が届く予定がないか調べましたか?」

目暮「ああ、近くの郵便局で調べさせてもらった」

絵里「中身は何でしたか?」

目暮「フグ田サザエの衣類だ」

絵里「……そんなまさか」

目暮「もう私の仕事は終わりかね?」

絵里「…………いいえまだよ。フグ田サザエが本当に博多まで行ったのか調べてください。別人、浮気相手の可能性もあります」

目暮「…ああ、いいだろう。暇つぶしにはちょうどいい。博多行きの裏をとってくる」

絵里「ええ。来週でこの脚のギプスが取れるんです。………フグ田の裁判で会いましょう」

一旦休憩。
これは元ネタの映画を観た直後から書いているのですが、ストーリーの細かい展開の記憶が曖昧になってきました。
なので、少し違うところがあるかもしれません。

(・8・)<メグレケイブハカエッタチュン

絵里「…クソッ!!あの頭の固いデブオヤジめッ!!」

絵里「なんとしてでもフグ田がやったっていう証拠を掴まなきゃ!それには…覗きよ!」エリチカアイ

亜里沙「ああ、目暮さんに納得してもらえなかったんだね」

絵里「おかえり、亜里沙」

亜里沙「なんで私には驚かないの!?」

絵里「フグ田が送った荷物の中身は奥さんの服だそうよ」

亜里沙「ガンスルー。ああ、そうだ。帰る時に海未さんに会ったよ。これを渡してくれって」ドサ

絵里「…何これ」

亜里沙「花陽さんから借りたって言ってたけど」

記念すべき100レス目


『アイドル~ショッピーン!!』

??『みんな~こんばんにこにこ~!!』

にこ『アイドルショッピングのかわいいナビゲーター、矢澤にこにこだよ~!!』

にこ『今夜紹介する商品はぁ、
「スーパーアイドルテレスコープ」!!』

にこ『好きなスクールアイドルのライブに行った時、ステージがよく見えない!!』クワッ

にこ『……なぁんてことあるよねぇ!』

にこ『そんな時にオススメなのがこの
「スーパーアイドルテレスコープ」!!」

にこ『この望遠鏡を覗けば、ステージ上のアイドルのパフォーマンスがよく見えるよぉ!!』

にこ『今回はぁ、番組を観てから30分以内に電話してくれた人に限り~』

にこ『お値段なぁんと!25252円!!』

にこ『これはお得だねえ!今すぐ電話しよっ!』

にこ『電話番号はぁ、0120-2525-0011!2525-0011!』

にこ『「にこにこかわいい」で覚えてねぇ!』

にこ『絶対買いなさいよ……?」ゴゴゴ

にこ『それじゃあ、またらいしゅー!』

絵里「………何よ今の通販番組」

絵里「花陽絶対騙されてるでしょ!!」

続く

絵里「これクーリングオフ効くのかしら」

亜里沙「でもステージがよく見えるっていうから多分、隣も見えるんじゃないかな?」

絵里「………百聞は一見に如かず、ね」


~隣の家~
マスオ『…』ガチャ

マスオ『モシモシ…ジュンチョウダヨ…ウン、モウスコシダカラ』

絵里「………すごい!すごいわこれ!!すっごいよく見える!!」

亜里沙「ほんと!?マスオさんは今何をしてるの!?」

絵里「どこかに電話をかけてるみたいね……あの手に持ってる指輪は、結婚指輪かしら?」

亜里沙「………ねえ、その望遠鏡で誰にかけてるかもわかるんじゃない?スマホみたいだから、画面に名前が表示されてるはずだよ」

絵里「いやあ、流石にそれはないでしょう…しかし、結婚指輪を持ってるというのは大きな手がかりね。結婚指輪は忘れるはずないもの」

絵里「………にしても、疲れたわね。ちょっと寝ていいかしら?」

亜里沙「うん、いいよ。私が覗いとくから」

絵里「ええ、お願い。フグ田に見られると感じたらすぐに引っ込むのy……zzz」

亜里沙「寝るの早っ!!」

~2時間後~
亜里沙「…………おい」

亜里沙「フグ田てめえコラふざけんなや!!なんかやれよ!!何か行動を起こせよ!!いつまでテレビ観てんだ!!逃げる準備とかしやがれ!!余裕こいてんじゃねえぞこの人殺しがァァァァァァ!!!」

亜里沙「なんかやらねえと…………ち○こもいじゃうから☆」

亜里沙「覚悟しとけやゴラァァァァァァァ!!」

亜里沙「ハラショォォォォォォ!!にゃんぱすゥゥゥゥゥゥ!!超ッ!!イラつくぜェェェェェェェ!!」

亜里沙「ハア……ハア……」

亜里沙「マスオさん何もしない……こんなにイライラするとは思わなかった……お姉ちゃんは私が学校に行ってる間、ずっとやってたんだよね……やっぱりすごいなぁ……」










亜里沙「いやほんとすげえよ!!あんだけ叫んだのに寝てられるお姉ちゃんマジすげえ!!」


~隣の家~
マスオ『…』ガサゴソ

マスオ『ナンダカオトナリガウルサイナァ…』ガサゴソ

亜里沙「ハッ!ち○もぎ、じゃないマスオさんがケータイを!!」

亜里沙「!!…本当に画面の名前が見れた!!」

亜里沙「……あれ、この名前って…」

亜里沙「まさか、さっきも」

絵里「…んー、よく寝たわ」

絵里「おはよう亜里沙、なんか貴女がすごく強い陰陽師の少女になったり田舎の女子中学生になってる夢をみたわ」

亜里沙「どんな夢なのそれ…そんな事よりお姉ちゃん!!寝てる間にすごいもの見ちゃったの!!」

(・8・)<アリサガセツメイシタチュン

絵里「……亜里沙、それは確かなのね?」









絵里「フグ田は本当に『サザエさん』に電話をかけていたのね?」

亜里沙「うん…多分一回目も」

絵里「そう…」

亜里沙「ねえ、葉書がいつ届いたかはわからないの?それがわかれば多分…」

絵里「多分、何よ………ハッ!」

絵里「ハラショー!!亜里沙、貴女冴えてるわ!!」

亜里沙「ホント!?ハラショー!!やった!!」

絵里「亜里沙、貴女は最高の妹よ……あら?」

亜里沙「どうしたの?」

絵里「亜里沙、庭を見て」

~隣の庭~
シロ『くーんくーん』ココホレ♂ワンワン

??『シロ!だめダゾ、よその家のお庭掘っちゃ!』

マスオ『どうしたんだい、しんのすけくん…ハッ!』

しんのすけ『ご、ごめんなさいダゾ、マスオさん』

マスオ『……………いや、いいんだよ。さあ、おうちへお帰り。土は戻しておくから』

一旦休憩。
『~隣の家~』での会話はあくまでわかりやすくするためのイメージです。実際には絵里の部屋には聴こえていません。

(実は書き込んでくれないと寂しいなんて言えない)


絵里「………明らかに怪しいわ」

亜里沙「絶対何か埋めてるね」

海未「花壇の大きさからするとおそらく頭部でしょうね」

絵里「ええ、そうね海未」

楽しんでんだから途中で終わるのだけはやめてくれ

えりあり『なんでいるのよ(んですか)!?』

海未「絵里と一緒にマスオさんを捕まえるためですよ?」

亜里沙「その大きな荷物は?」

海未「ああ、泊まらせていただくんですよ」

亜里沙「ヴェェェェ!?」

絵里(う、海未がう、うちにいい!?)

海未「ご両親の許可はいただきましたので問題ありません」

絵里「わ、私は別に構わないけれど、大丈夫なの?」

海未「何がですか?」

絵里「その、海未の親ってそういうの厳しそうじゃない?合宿とか穂乃果やことりの家ならともかく」

海未「実は………」

>>123
寝落ちすることもあるので……努力します


(・8・)<ウミチャンノカイソウチュン
海未『お母さん、友人の家にお泊まりに行ってもいいですか?』

海未母(CV:皆口裕子)
『私は別に構わないけれど…その大きな荷物、長くなるの?』

海未『え、ええ。多分』

海未母『……お稽古の時間に一度帰って来るなら私は構いません。その代わり、お父さんに了解を得てきなさい』

海未『わ、わかりました…』

(・8・)<オトウサンニセツメイシタチュン

海未『………というわけで、行っても構わないでしょうかお父さん』

海未父『………』

海未『あ、あの』

海未父(CV:速水奨)『………海未よ』

海未『なんでしょうか』

海未父『男だな?』

海未『ヴェェェェ!?』

海未父『許可を求める時のお前の眼、
……お前の姉があの落語の家の息子との事を伝えた時と同じものだ。……狂言の家の者にしろとあれほど口酸っぱく言ったにも関わらず……」

海未『あ、あの…お父さん』

海未父『どうした?違うなら違うとはっきり言え』

海未『……異性の方の家ではありません。第一、音ノ木坂学院は女子校ですので異性との出会いの機会はありません』

海未父『そうだったな。ならば誰だ?高坂の娘や南の娘の所ではなさそうだが』

海未『……どこでもいいではありませんか』

海未父『駄目だ。異性でないと言うのなら信じよう。だが、誰ともわからぬ者の家に泊めるわけにはいかん』

海未『……絵里の所です』

海未父『絵里……あの金髪の娘だな?』

海未『はい』

海未父『…………なるほど、うみえりか……』

海未『は?』

海未『お父さん、その四字熟語は一体』

海未母『貴方、えりうみだそうよ』

海未『お母さんまで何を!?』

海未父『…………えりうみか』

海未父『妻よ、本当にうみえりではないのか?』

海未母『えりうみです』

海未父『そうか………』

海未『すみません、お二人が何を話しているのかさっぱりです』

ああ、寝落ちとかはいいんだけど、エタるのだけはやめてくれーてこと

海未「……………父は何やら納得のいかない様子で承諾してくれました」

絵里「ミヤブラレチャッテルノォ!?(そ、そう)」

海未「さて………経過報告の時間です」

>>131
了解

(・8・)<ケイカホウコクチュン
海未「……………なるほど、雲行きが怪しいですね」

絵里「しかし、結婚指輪に関する考えは私も賛成です。警部を納得させるのは難しいそうですが」

絵里「なんとかしなければ」

コンコン

絵里「はーい」

ガチャ
絵里パパ(CV:石田彰)「絵里、警部さんが来てるぞ」

絵里「通してちょうだい」

絵里パパ「……事情は知らないが、えりうみのためなら応援するからな」

海未(お義父様まで……)

目暮「やあ、どうも…そこの君は」

海未「初めまして、園田海未と申します。絵里さんとは同じ学校です」

目暮「そうか」

海未「警部、単刀直入に言わせていただきます。フグ田はクロです」

目暮「それが君の主張か。だが、残念だったな」





目暮「フグ田マスオは殺人犯ではない」



えりあり『ヴェェェェ!?』

海未「……………説明していただけますでしょうか」

目暮「君達以外のフグ田家の近隣に聞き込みをした結果、『フグ田さんは奥さんを駅まで送って行った』という答えが帰ってきた」

海未「そうですか、それではその証人達の銀行口座を調べてください」

絵里「ちょ、海未!?」

目暮「ハア……絵里くん、君のせいだぞ。お友達まで君の妄想に付き合わせるんじゃない」

<キーミノッテデーキーリサイテー

目暮「ん、失礼する。もしもし、目暮だ………うん………うん………よし分かった」

目暮「福岡県警がフグ田サザエが荷物を取りに来たのを確認したそうだ。警察に賄賂を渡すのはそう簡単ではないぞ海未くん」

亜里沙「……………それじゃあ、この事件は解決、終わりという事ですか?」

目暮「終わりも何も最初から事件なんてなかったんだよ亜里沙くん………全ては君のお姉さんの車椅子生活のストレスから生まれた愚かな妄想だ」

ありうみ『ちょっと貴方………ッ!!』

絵里「二人とも、抑えて」

海未「しかし!あんな言い方は」

絵里「お願いよ」

海未「ッ…………」

絵里「目暮さん、最後に二、三いいかしら?」

目暮「なんだね?」

絵里「鉈と鋸、トランクの掃除はどう説明するおつもりで?」

目暮「鉈と鋸は大抵誰でも持っている。トランクについては中で飲み物が零れたのだろう」

絵里「それじゃあ、3度の外出は?」

目暮「奥さんの日用品を届けるためだ」

絵里「なるほど……それではこれで最後です。例のハガキはいつ届いたの?」

目暮「奥さんが博多に着いてすぐだ」

絵里「……わかりました」

目暮「もう君達に会うことはないだろうが、また妄想に取り憑かれたら連絡しなさい。もう覗きはするんじゃないぞ?」

絵里「はい、ありがとうございました」

えりうみあり『………』

海未「…絵里」

絵里「ねえ、海未。覗きってそんなに悪い事なのかしら?悪い人を捕まえられるかもしれないのに?私がしてたのはただの自己満足だったの?」

海未「……それは私には答えかねます」

亜里沙「………で、でも!ハガキが来た時間は分かったよ!それなら」

絵里「亜里沙、もういいのよ。目暮警部の言う通り、全部私の愚かな妄想だったんだわ。むしろ喜ぶべきよ。サザエさんは無事だったのよ?」

亜里沙「お姉ちゃん…」

海未「絵里…」

絵里「はい!せっかくのお泊りなんだから笑って!!」

海未「…絵里、貴女はそれでいいんですか?」

絵里「…もういいのよ。ねえ、笑ってよ海未」





絵里「私、貴女の笑った顔大好きなんだから」


海未「え、絵里!?///」

亜里沙(お、とうとう言うのか!?)

絵里パパ(がんばれよ僕のエリチカ)

海未父(うみえり…うみえり…うみえり…)

亜里沙(なんでいやがる親父共)

絵里「海未、一度しか言わないからよく聴いて………私、貴女の事が………す、す、す……………!///」
























??「うわあああああああシロおおおおおおおおお!!」

えりうみあり『!?』

絵里「亜里沙、窓を!」

亜里沙「う、うん!!」ガラ

~外~
??「どうしたしんのすけくん!!」

??「どうしたの!?」

しんのすけ「ブラジャーせんせー!ドラえもん!!シロが、シロがぁ…!」

ブラックジャック「私はブラックジャックだ。どれどれ……!なんて事だ!完全に死んでいるぞ、首を折られてる!!」

ドラえもん「誰がこんなひどい事を……」

しんのすけ「せんせー、シロ治るよね!?」

BJ「………すまない、私は人間しか治せないんだ。いくらお金をもらってもこればっかりは」

ドラえもん「いや、先生宇宙人治したことありましたよね?」

BJ「あれは人間とつくりが似ていたからだ!」

しんのすけ「ドラえもん!未来の道具で」

ドラえもん「ごめんね、いくら未来の道具でも流石に命はどうしようもないんだ…」

しんのすけ「シロっ!シロっ!うわあああああん!!」

えりうみあり『………』

亜里沙「……………お姉ちゃん」

海未「……………絵里」

絵里「……………ええ、そうね」





絵里「私達以外の近所の人はほとんど全員出てきた…………でもフグ田だけ反応していないわ」


今日はここまで。
出かける予定があるので寝ます。
明日か明後日には完結できるかもしれません。
あと、URL化のやり方教えてください。
おやすみなさい。

URL化は知りませんがHTML化なら
■ HTML化依頼スレッド Part19 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401548289/)
ここです

>>151
そう、HTML化でした
タイトル書き込むだけではだめですよね?

~翌夜~
海未「絵里!亜里沙!」

絵里「お帰り海未。お稽古お疲れ様!」

海未「フグ田は?」

亜里沙「それなんですけど見てください!」

~隣の家のお風呂場~
マスオ『………』ゴシゴシ

海未「これは…」

亜里沙「ぶっ殺した後、あそこで切り刻んだって事ですね!きっと血がついたんですよ!!」

海未「………亜里沙、そういう下品な言い方はやめた方がいいですよ」

亜里沙「殺人がそもそも下品な行為なのに言い方に上品も何もありませんよ!」

海未「はあ……ところで絵里、シロくんの事なんですが」

絵里「ああ、フグ田が殺したのはもう確定よ」

海未「え、そうなんですか?」

絵里「ええ。亜里沙、私のスマホを取って」

亜里沙「はい」

絵里「さてと……確か、海未の生脚とこころちゃんとここあちゃんのお尻以外にも撮ってたはず……」

亜里沙(本人目の前にして何言ってんの!?しかも後半犯罪者じゃん!!)

絵里「………あった。二人とも見てちょうだい。これは二週間前に撮った写真よ」

海未「これは…あの花壇でしょうか?」

絵里「ええ。見比べて」

亜里沙「何も変わってないけど…」

海未「………なるほど」

絵里「ハラショー!海未気づいたのね流石じゃない!」

海未「///」

亜里沙「え?何なんですか海未さん」

海未「亜里沙、ここの角に生えてるチューリップをよく見てください」

亜里沙「チューリップ?…………あ!!二週間前より低くなってる!!」

絵里「でしょう?低く育つ花なんかないわ。やはりフグ田は何か、おそらく頭部を花壇に埋めていた。ところがシロくんがその臭いに気づいて何度も掘り返そうとした。それでシロくんを殺した」

海未「なんてひどい…!」

絵里「海未、落ち着いて。……これで目暮さんをぎゃふんと言わせられるわ。そうだ亜里沙、シャーペンと便箋と下敷きを取って」

亜里沙「はい……でもどうするの?」

絵里「マスオさんにお手紙を書くのよ。読まずに食べるなんてさせないわ」ニコッ

海未「それなら、私が郵便屋さんになりましょう」

絵里「ちょっと海未!?」

海未「絵里には現在ハンデがあります。最年少の亜里沙には危険過ぎる。今はご両親はいない。必然的に私が行く事になります」

亜里沙「海未さん…でも」

絵里「亜里沙、現実を見なさい。それに海未は貴女の事を心配してくれているのよ?」

亜里沙「お姉ちゃんまで!」

海未「よしよし……投げ込んだらすぐに戻りますからね」

絵里「…気をつけてね」

海未「はい」

絵里「よし……文面はこうね」

『フグ田マスオ様


あの女の人はどこへ行ったの?』

(・8・)<ウミチャンシュツゲキチュン
海未「さて……お、窓が開いていますね」

海未「…ラブレターシュート!!」

マスオ「ん?」

海未「逃げるんですよォー!!」

~絵里の部屋~
海未「ただいま戻りました!フグ田の反応は!?」

絵里「いや反応も何もまだ手紙に手を伸ばす前よ」

海未「当たり前ですよ、奥歯に加速装置があるので」

絵里「サイボーグダッタノォ!?」

海未「冗談です」

~隣の家~
マスオ『ナンダロウコノテガミ?』

マスオ『ドレドレ…』

マスオ『エエエエエエエエエ!?バレチャッテルノカイイイイイイ!?』

えりうみあり『………プッ』

えりうみあり『あははははははwww』

絵里「見たあの反応!?面白いわ!!!!」

海未「………ッ!………ッ!」プルプル

亜里沙「あんなの初めて見たよぉ!!ハラショー!!」

亜里沙「はーあ……一生分笑った……お腹痛い」

亜里沙「そういえばさ」

絵里「何?」

亜里沙「………気になるね、花壇の中」

絵里「すっかり忘れてたなんて言えない(…………そうね)」

亜里沙「おい当事者」

海未「それなら私が掘り出してみましょう」

えりあり『ヴエエエエ!?』

海未「ちょうど、奥様とご対面したかったのです」

亜里沙「海未さん!流石にそれは危険ですよ!!

絵里「そうよ!!シロくんの二の舞だわ!!せめてフグ田を少しの間追い出せれば………そうだわ」

海未「どうしました?」

絵里「さて、電話電話」

亜里沙「電話なんかかけてどうするの?」

絵里「フグ田を追い出すのよ」

絵里「もしもし真姫私よ。フグ田の電話番号を調べて早く」

真姫『…………目暮警部に頼めばイイジャナイ』

絵里「あのデブは無能よ。…どうしたの元気ないわね?いいから早くして早くしないとまっきまっきまーの事にこにバラすわよ」

真姫『…………もうばれたわ』

絵里「え?」

真姫『練習の時どこからか聞きつけてきたにこちゃんにやらされたのよ』

真姫『やってあげたら鼻血を出して倒れたわ』

真姫『いつまで経っても目覚めないからパパの病院に連れていったの』

真姫『そしたら……』グスッ

絵里「ど、どうしたのよ?」

真姫『昏睡状態……もう目覚めないって……私のせいなのに……あんなに幸せそうな顔して……パパやママに聞いても手の施しようがないって……私がまっきまっきまーしたって言ったら妙に納得されて……私のせいで…………うわあああああああん』ポロポロ

絵里「…………にこの目を覚ます方法が一つだけあるわ」

真姫『ほんと!?』



飯食って来ます

カツ丼と枝豆美味しい


真姫『教えてお願い!!』

絵里「おっとそれはフグ田の電話番号を調べてもらってからよ。急いでいるから5分くらいでお願い」

~4分23秒後~
真姫『調べてもらったわ!!○○○-☆☆☆-×××よ!!』

絵里「マジかよこの女」

真姫『さあ、教えてちょうだい!!』

絵里「にこの口に貴女のご両親とにこの家族のいる目の前でキスしなさい」

真姫『ヴエエエエ!?』

絵里「そしてにこが目覚めたら高らかに『私はにこちゃんを嫁にもらう!貴女は今日から西木野にこよ!』と宣言しなさい。ご両親もにこの家族も『なんだにこまきか』と納得してくれるわ」

真姫『ワケワカンナイ!!できるはずないでしょ!?』

絵里「いいえ貴女ならできるわ」

絵里「だって貴女、にこの事好きなんでしょ?」

真姫『………なんでわかるの?』

絵里「私も好きな人がいるからよ。私は勇気を出してその人に告白しようとしている。だから貴女も、ね?」

真姫『………番号はさっき言った通りよ。ちゃんとメモった?』

絵里「ぬかりはないわ」

真姫『………お互い、頑張りましょうね』

絵里「ええ」ガチャ

絵里「さ、電話電話!」

海未「大丈夫なんですか?」

絵里「ええ。最低でも30分は追い出せるはずよ」

~隣の家~
プルルル

マスオ『!』

マスオ『………』

絵里「さあ、早く出なさい、マスオさん。誰だか知りたいでしょ?」

ガチャ

マスオ『…………………もしもし』

絵里「どうも、フグ田さん。私からのラブレターは読んでくれたかしら?」

マスオ『………誰なんだい君は』

絵里「そんな事はどうでもいいわ。今すぐ秋葉原のアイドル喫茶にお金を持って一人で来てちょうだい。死んだ奥さんの思い出話をしましょう?」

マスオ『…………………お金はあまりないよ』

絵里「そう。それなら貴方の財布の金を前金としていただきましょうか。今すぐ来なさい。こちらから声をかけるから、目印として帽子を被って来て」

マスオ『…………………分かった』ガチャ

絵里「…………よし、行ったわ!」

海未「さあ亜里沙、今のうちに!」

亜里沙「はい!」

絵里「どちらか一人がこの窓を見ててちょうだい!フグ田が戻って来たらスマホのカメラのフラッシュで知らせるわ!」

絵里「…さて、一応連絡しておきましょうか」

プルルル
ガチャ
??『はいもしもし』

絵里「絢瀬です。貴方は?」

高木『ああ、君が絢瀬さんだね。目暮警部の部下の高木だ。警部はもう帰ったよ。家族で外食するそうだ』

絵里「そうですか。それじゃあ『事件に大きな進展あり』と伝えてください」

高木『いいよ。君の電話番号は?』

絵里「警部が知ってます。それでは、お忙しい中ありがとうございます」ガチャ

絵里「さあ、見てなさい目暮警部」

絵里「さて……」

~隣の庭~
亜里沙『サア、ウミサンホルノテツダッテクダサイ』

海未『ワカリマシタ!』

ザク…ザク…ザク…

海未『………コレハドウイウコトデスカ』

亜里沙『ナ、ナイ!!』




亜里沙「この花壇……何も埋まってない!!」


絵里「え、嘘!?どういう事よ!?」

~隣の庭~
亜里沙「なんで!?どういう事なの!?」

海未「これは非常にまずいですね……せめて結婚指輪だけでも見つけ出さなければ」

亜里沙「一体どうすれば…」

海未「…………………亜里沙、先ににおうちに帰ってください。私が突入してきます。絵里には帰ってきたら電話を鳴らすよう伝えてください」

明日早いので寝ます。
おやすみなさい。

×「先にに」

○「先に」

絵里「ハァ!?ちょっと海未何してるのよ!?家に入るなんて認められないワァ!!」

バタン!!
亜里沙「お姉ちゃん!!」

絵里「亜里沙!!何で止めなかったのよ!?」

亜里沙「私だって止めたよ!!でも、どうしても行くって……フグ田が帰ってきたら電話を鳴らしてくれって」

絵里「あーもうなんて事なのよ!!ていうか何しに行ったの!?」

亜里沙「>>186!!」

絵里「なるほど、結婚指輪は重大ね……そうだ!!」

亜里沙「スマホなんか取り出して何する気?」

絵里「海未が見つかった時の保険よ。それにこうすれば、目暮警部も黙っていられなくなるわ」

プルルル

絵里「もしもし、音ノ木坂警察ですか!?女の子が民家で男に暴力を振るわれています、今すぐ来てください!!…私は絢瀬絵里です!!民家の住所は○○○です!!はい、それでは!」ガチャ

絵里「ふう、多分これで大丈夫……なハズ」

絵里「海未は………?」

~隣の家~
海未「さて、入れましたね…」

海未「ここが奥様の寝室………失礼いたします」

海未「宝石類は多分この引き出しの中に……結婚指輪も……?」

海未「…………!ない!どこにも指輪がありません!!」

絵里「…………あれはないって言ってる顔ね」

亜里沙「一体、どうすれば……」オロオロ

絵里「………………亜里沙、そこにあるラブアロー5本取って」

亜里沙「はい…でも今必要なの?」

絵里「いいえ…………でも必要になるかもしれない。ものすごく嫌な予感がするのよ……」

(・8・)<因みに、今作でのラブアローはあくまで弓矢であってキューピッド的な効果はないちゅん
でも、この後の展開の都合上殺傷力はかなり低いちゅん


絵里「海未!!何してるのよ見つからないなら早く帰って来なさい!!」

絵里「これ以上……私を心配させないで………!!」

亜里沙「!?……お姉ちゃん!!あれ!!」

絵里「何よ………え?どうして?」





絵里「どうしてこんなに早く帰ってくるのよ!?」



今日はここまで。
色々と予定が立て込んでいて次、書き込むのは明後日になります。
今週中には完結できそうです。
おやすみなさい。

お久しぶりです。
寿司食ってて遅くなりました



さあ200レス目


~隣の家~
ジリリリリ

海未「戻ってきた!?いくらなんでも早すぎる…!」

マスオ「………ただいまー」

マスオ「………!?」

海未「はっ!!」

マスオ「エエエエエエ!?不法侵入者なのかいいいい!?」

海未(まずいです……これは非常にまずいです……!!何か、何かうまい言い訳を考えて逃げ出さないと!!)

海未「………こ、こんばんわ!!わ、私、近所に住んでいる者でして、お宅にようがあったんです!」

マスオ「………」

海未「そうしたら、鍵が開いていたのでつい、お邪魔してしまいました…」

マスオ「………」

海未(流石にうまくありませんか…)

マスオ「……そうか」

海未「へ?」

海未(まさか、納得してくれている?)






マスオ「君は『あの女』の仲間なんだね?」




海未(……………完全に詰み、ですね)

マスオ「………どうして、ああいういたずらをするのか教えてくれないかなあ?」

海未「……………嫌だ、と言ったらどうなさるおつもりで?」












ガシッ

海未「…………離していただけますか?」

マスオ「離せ、だってえ?」







マスオ「……………さっさとお前の仲間を教えろと言ってるんだよおおおお!!!」

海未「ひっ…………!」

マスオ「教えろ、教えるんだ!!」

マスオ「君もあの電話の女の仲間だっていうんならさあ、






サザエがどういう風に死んだか分かってるよねえええ!?」

海未「ひっ…!」

海未「やだ……こないで……!」

マスオ「教えろおおおおおおおお!!」

海未「いやあああああ!!」

海未(こわい……こわい……助けて………!!)







海未「絵里!!助けて、絵里いいいいいいい!!」




亜里沙「海未さん……クソッ!!警察の野郎どもはいつになったら来るんだよ!?」

亜里沙「お姉ちゃん、保険とか言ってたよねえ?捕まっちゃったじゃん!!警察まだ来てないじゃん!!!!どうするつもりよ!?」


絵里「…」ポロポロ

亜里沙「答えてよッ!!」

マスオ「へえ………電話の女は『絵里』っていうのかあ………」

海未「ッ!」

海未(しまった!)

マスオ「それじゃあ……この近くに住んでる『絵里』を見つけ出して始末しなしゃあねえ!!」

海未(絵里………ごめんなさい………もう…………私は………)





海未(私…………貴女の事がずっと………好きで…………)












海未(…………ん?あれは、この男のポケットから落ちた物?…………………!!)

絵里「海未………海未………!」ポロポロ

亜里沙「…!お姉ちゃん、警察の人が来たよ!!」

絵里「………本当!?」





絵里「だったら、泣いている暇は…………ないわね!!」



絵里「…………」



絵里「クソッ!!」

絵里「何よ、あれ。完全に海未がフグ田の家に不法侵入したって流れになってるじゃない…………!!」

亜里沙「悪いのはあいつなのに…!」

亜里沙「…?お姉ちゃん、海未さんフグ田の事警察に話してないっぽいよ」

絵里「なんですって!?どうしてよ海未!?」

??「…あれだけ危険な目に遭ったっていうのに話してないのかい?」

亜里沙「うん…しかもさっきと打って変わって冷静な態度でいるみたい………って!!お婆ちゃん!?」

えりありのお婆ちゃん(CV:平野文)
「ホホホそうだよかわいいアリーチカ」

亜里沙「なんで!?ロシアにいるはずでしょ!?」

絵里「亜里沙、誰と話してるの?」

亜里沙「お姉ちゃん見えないの!?」

お婆ちゃん「アリーチカ、一言だけ言っておくよ。あの女の子の行動は適切よ。スパシーパ」

亜里沙「え、ちょ、お婆ちゃん!?」

海未がジョセフネタを使ったのでやってみたくなりました。
詳しくはジョジョ『暗青の月』編をご覧ください。



亜里沙「お姉ちゃん、今お婆ちゃんが」

絵里「…………!亜里沙見て!海未が後ろ手に薬指を!!」

亜里沙「え?薬指?……………!!」






えりあり『結婚指輪だ(だわ)!!』




亜里沙「はっ!」

亜里沙(そうか!海未さんが>>210で見つけたのは結婚指輪!)

亜里沙(それをフグ田に気づかれないように拾い、警察が来たら自分の真意はあえて伝えず指輪を隠し通す!)

亜里沙(それで連行先で目暮警部と連絡をとり、指輪を渡して逮捕させる!!)

亜里沙(そう考えていたんだ!……お婆ちゃんの言っていた『適切な行動』はそういう事だったんだ!!)

えりあり『これで………私達の勝ちだ!!』













マスオ『…』チラッ

マスオ『!?』

マスオ『…』チラッ

マスオ『!!!!!』

えりあり『!?』

絵里「亜里沙、離れて!!とうとう見られたわ!!」

亜里沙「嘘でしょ………!?」

絵里「…………亜里沙、私の言う事をよく聞いて」

絵里「下にパパの金庫があるの。不法侵入の罰金は確か10万円だから金庫から取り出して警察へ行って。金庫はご都合主義で開くはずよ」

亜里沙「…………お姉ちゃん」

絵里「…………行きなさい。私の事は構わないで」

亜里沙「…………」バタン

絵里「ふう……」

<アイシテルバンザーイ
ガチャ
絵里「もしもし?」

絵里「ああ、目暮さん。こんばんは」

目暮『何がこんばんはだ!!ちょうどメインディッシュを食べる所だったんだぞなぜ邪魔をするんだ!!!』

絵里「そんな事どうでもいいわ。大ニュースがあるの。海未が逮捕されたわ。フグ田の家に不法侵入したのよ」

目暮『………君は自分が何をさせたのか分かっているのかね!?犯罪だぞ!?』

絵里「最後まで聞いて!…海未は証拠を盗み出したのよ!フグ田サザエ殺害の証拠をね!」

目暮『…………………どんな証拠だ?』

絵里「妻の結婚指輪よ。結婚指輪を家に忘れる奥さんなんていないわ。そうでしょ?」

目暮『確かにうちの妻は忘れんがしかしだな』

絵里「それと、フグ田は昨夜近所の犬を殺しているわ。掘り返されたからよ。奥さんがいなくなってから何度も何度もね、………私の言いたい事分かりますよね?」

目暮『…………』

絵里「…満足しないならこれが最後よ。フグ田はまるで定時報告のように奥さんと電話していたわ。ハガキを受け取ったばかりなのにそれをする必要性がどこにあるのよ?」


目暮『…………海未くんは逮捕されたと言ったな?どこの署だ?』

絵里「音ノ木坂署です。さっき妹に罰金の10万円を持って行かせたわ」

目暮『…………おそらく罰金は必要ないだろう。私が身柄を引き取ろう。フグ田の通話記録を調べたら大急ぎでそちらへ向かう。逮捕状と一緒にな』

絵里「ありがとうございます」ガチャ

絵里「さて…」

絵里「これで役者も舞台も揃ったわ」

絵里「ラブアローは……服の中に隠しておきましょうか」

絵里「武装は完璧ね………あとは待つだけ」






ガチャ



バタン

絵里「………あら」

絵里「随分お早いご登場ね」

絵里「正義の味方とラスボスがついにご対面という訳かしら?」

絵里「………初めまして。そしてやっと会えたわね」







絵里「フグ田マスオさん」






展開早いのと改行多くて申し訳ない。
次回、最終回です。
もっとコメントしてくれていいのよ?
おやすみなさい

乙です
流れ切りたくないからレスは遠慮してた


元ネタ知らないから凄くはらはらする展開

>>228>>230-231
ありがとう



マスオ「……………君があの女の子の言っていた『絵里』なんだね。手紙を出したのも電話をしたのも君だ」

絵里「正確に言うと手紙は『出させた』のよ。あいにく、こんな風体だから」

絵里「んで?どうしてあんなに早く帰って来たのかしら。私の目論見では30分は追い出せるはずだったのに」

マスオ「ははは、こんな時間だからね。駅前のショップは全部閉まっていたよ」

マスオ「さて、前置きはここまでにして本題だ……」









マスオ「君の望みはなんなんだ?どうしてこんな事をした?」

絵里「………」

マスオ「………どうしてあの子は僕のした事をあの場で警察に言わなかったんだい?」

絵里「………」


マスオ「お小遣いが欲しいのかな?あんまりお金はないんだ」

絵里「………」

マスオ「………答えて、ほしいな」

絵里「………」

マスオ「答えるんだ」

絵里「………」










マスオ「答えるんだよおおおお!!」

絵里「!…」

マスオ「これじゃあ、埒が明かないね」

マスオ「……わかった。それじゃあ、あの指輪を返してくれないかなあ?」

絵里「……それは無理ね」

マスオ「あの女の子を呼んで返させるんだ……!」

絵里「だから無理よ。海未が逮捕されたの見たでしょう?指輪は今頃警察の手中にあるわ」

マスオ「……そうか」












マスオ「それじゃあ、せめて君には一足先に地獄へ行ってもらおうか」

絵里(………使うなら今ね!)

絵里「ラブアローシュートッ!!」

マスオ「うぐっ!?」

マスオ「ふ、ふん。こんなもの!」

絵里(……相手は妻を平気でバラバラにするような男)

絵里(バレればこうなる事は分かっていた。覚悟はしていたわ)

絵里(亜里沙、お姉ちゃんがいなくてもしっかり頑張るのよ)


絵里(海未…………愛してるわ)

絵里(μ's結成の時には敵対したけど、その前から心の中で貴女に恋をしていた)

絵里(とても強い一年生がいると聞いて他校との練習試合を見に行った時からずっと)

絵里(だから………………)







絵里(貴女のこの矢で時間を稼ぐ!!)

絵里「シュート!!」




絵里「シュート!!」



絵里「シュート!!」




絵里「シュートォォォォォ!!」

絵里「うぐっ………!!」

マスオ「弾切れのようだねえ…………!!」

絵里「ぐええ…」

絵里(海未……亜里沙……どうやら私はここまでみたい……………どうかこの男を…………)






絵里(……………!!!!)

絵里(あそこに………いる!)

絵里(目の前に………私、想いを伝えられないまま………こんな男に殺されるの…………?)

絵里(覚悟は決めていたつもりだけど…………やっぱりそんなの嫌………!!)


絵里(海未………海未………!!)






絵里「海未ッ!!助けて海未いいいいいいい!!!!」






海未「絵里!!」

亜里沙「お姉ちゃん!!目暮警部!!!」

目暮「少し遅かったか!!高木、銃をこっちに投げろ!!!」

高木「は、はい!!」

マスオ「こいつ………!!窓から突き落としてやるッ!!!」

~外~
ドラえもん「うるさいなあ……何の騒ぎってうわあああ大変だあ!!」

BJ「どうしたんだドラえもんくん………はっ!!なんて事だ!!!」

しんのすけ「あ、あれはッ!!えりおねいさん!!オラお助けするゾ!!」

海未「絵里…………!!」

亜里沙「高木さんなんとかして!!お姉ちゃん落とされちゃうよ!!どうしよう私が鍵をかけ忘れたせいで………!!」

高木「今突入するからそこでじっとしているんだ!!」

目暮「フグ田!!無駄な抵抗はやめろ!!」バァァァァン!!

~絢瀬家~
高木「フグ田マスオ!!フグ田サザエ殺人容疑で逮捕だ!!そして絢瀬絵里殺人未遂で現行犯逮捕だ!!!!」
ガチャ!!

マスオ「く、くそおおおおおおお!!!!」ズイッ

高木「あ、絢瀬さん!!」




絵里「え」ズルッ



絵里(私………窓から………どっちにしろ死ぬって言うの…………?)



海未「絵里!!絵里いいいいいい!!」




ドサッ!!

海未「絵里!!!」

亜里沙「お姉ちゃん!!!」

目暮「絵里くん!!!」









絵里「うぐっ………痛っ!!」

絵里(私………生きて)

亜里沙「お姉ちゃん!!!」ダキッ

亜里沙「お姉ちゃんごめんなさい!!私が………鍵をかけ忘れたせいで………!!」ポロポロ

絵里「亜里沙……」

目暮「絵里くんすまない!!もう少し早く到着していれば!!」

絵里「だ、大丈夫……です。それよりフグ田は」

目暮「ああ、逮捕状はちゃんと用意してある!たった今高木が手錠をかけたよ」

高木「目暮警部!」

目暮「なんだ!」

高木「フグ田が自供しました、これから音ノ木川へ四肢を、音ノ木山へ胴体を捜しに行きます!!」

亜里沙「あ、そうだ!目暮さん、あの事!!」

目暮「そうか、高木!花壇の中の事を聞け!」

高木「はい!」

高木「花壇には頭部を埋めていて、白い犬があまりに掘り返すので犬を殺して取り出したそうです!!」

高木「現在は納戸にしまってあります!!」

目暮「……だそうだ。見るかね?」

亜里沙「……」







亜里沙「よし!見てこよう!」

目暮「亜里沙くん、そっちはあさっての方向だぞ!!」

絵里「……!脚が痛い!!」

目暮「何!?」

BJ「警部さん、離れてくれ!私は医者だ!」

BJ「ん?……君、美しいな。治療費はただにしよう」

BJ「うむ……これはひどいな。だが、私の手にかかればもう安心だ」

海未「絵里!!!!」

絵里「う、海未……!!!!」

BJ「おい君、今は処置中………いや好きにさせてやろう」

海未「絵里…!!よかった、私、私………!!」ポロポロ

絵里「泣かないでいいのよ、海未。もう終わったわ、私達の勝ちなのよ」

海未「うぐっ………ぐすん」

絵里(さて………今度こそ)







絵里「海未!!こんな時になんだけどよく聞いて!!私、貴女の事が________」

(・8・)<チュンチュン

(・8・)<………!?




(☆8☆)

ことり「皆さん、こんばんは!」

ことり「(・8・)改め、南ことりです!!」

ことり「この事件の後、音ノ木山、音ノ木川、フグ田マスオの自宅からフグ田サザエの体のパーツが発見されました」

ことり「フグ田マスオは裁判にかけられ、判決は終身刑」

ことり「絵里ちゃん、海未ちゃん、亜里沙ちゃん、そして影の功労者の真姫ちゃんは警視総監さんから感謝状をもらうことになりました!」

ことり「しかも、総監が私達のファンで絵里ちゃん達のした事は帳消しにしてくれるみたいです♪」

ことり「真姫ちゃんは愛のキスの力で目覚めたにこちゃんと結婚!」

ことり「………さて、絵里ちゃんと海未ちゃんは?」

ことり「あ、因みに絵里ちゃんが花壇に頭部が埋められていると分かったのはかしこくてかわいいからです!」

にこ「……………それで?絵里と海未はどうなったのよ?」

真姫「さあ?幸せにでもなったんジャナイ?私とにこちゃんみたいに」

にこ「///……まあ、絵里も海未もお互い幸せよね!何せ、絵里は治りかけていた左脚をまた折った挙句右脚も折って海未がそばにいなきゃいけなくなった」

にこ「つまり治るまではずっとそばにいれるんだからね!」

真姫「………怪我をして嬉しいなんて医者の娘としては聞き捨てならないわ」

にこ「わ、悪かったわよ」

真姫「まあ、いいわ。……ねえ、にこちゃん。μ'sとは関係ないんだけどラブソング作ったの、聴いてくれる?」

にこ「んー、いいわよ。コンセプトは?」

真姫「私からにこちゃんに、愛する人から愛する人に、ってやつかしら」

にこ「何それ意味分かんない///」

真姫「まあまあ…それでは、聴いてください」

~~~~~♪♪

BGM
映画『裏窓」主題歌
『リサのテーマ』
作曲:フランツ・ワックスマン

♪Lisa,with your starry eyes
愛するあなた、あなたの瞳は星のよう



??「ん?マリカちゃん」

マリカ「どうしたの?かさねちゃん」

かさね「この『フグ田』って家、人住んでたよね?空き家っぽいんだけど」

マリカ「あー…この家のご主人が奥さん殺して終身刑になったんだって。来月取り壊されるらしいよ」

かさね「うわー……いわくつきってやつかあ……」

Hold me and whisper the sweet words,I'm yearning for
抱きしめて甘い言葉をささやいてくれるその時をずっと待っていた


しんのすけ「シロ………」

しんのすけ「あのね、かーちゃんが新しい犬を買って来たんだゾ」

しんのすけ「シロみたいにかわいくて柔らかい犬だゾ」

しんのすけ「オラ、一生懸命お世話するゾ!」

しんのすけ「帰るぞー、クロ!」

しんのすけ「それじゃあ、シロ!また来るゾー!!」

Drown me in kisses,caresses I'm burning for
あなたにキスされて触れられるだけで、もう溶けてしまいそう



??「亜里沙ちゃーん!!」

亜里沙「雪穂ちゃん!!」ダキッ

亜里沙「行こっか♪」

雪穂「う、うん…その、大丈夫なの?お姉さん」

亜里沙「ああ、大丈夫だよ。海未さんがいるから!」

雪穂「…そっか。海未ちゃんなら心配ないね。行こっか!」

亜里沙「うん!」

Lisa,every touch is new ecstsy
あなたとの毎日はとても刺激的

BJ「…………『音ノ木坂学院初のスクールアイドル「μ's」』か………」

BJ「よし、とりあえずこの『music S. T. A. R. T.』という歌のCDを買おう」

Lisa,angels dance when you cling to me
あなたに抱きしめられるとわたしの中の天使が踊り出す


ラブアローの標的にされかけたカップル
「もう!!ハニーなんか大っ嫌いなの!!今すぐ別れるの!!」

「待ってくれ美希!違うんだ聞いてくれ!!」

If this is dreaming,I hope I'll never wake
もしこのひと時が夢ならば、わたしはずっと眠っていたい


絵里「むにゃむにゃ………うみぃ…すきぃ……あいしてるぅ…………zzz」

But dream forever,in your arms,oh, Lisa
愛しいあなたの腕の中でずっと眠っていたい


海未「絵里………」

チュッ


海未「私も愛しています、一生離しませんからね?」



~終わり~

あれ、日本って終身刑あったっけ

原作
『裏窓』(1954/米)
監督:アルフレッド・ヒッチコック
原作の原作
短編『裏窓』
作:コーネル・ウールリッチ
(別名:ウィリアム・アイリッシュ)

>>277
こまけえこたあいい



これで、おしまいです。
お付き合いいただきありがとうございました。
ご意見ご感想を見てからHTML申請出します。
おやすみなさい。

因みに歌詞はBDの英語字幕から拾ってss向けに訳したものです
元ネタ知ってる人にはわかるかもしれませんが歌にのせて主人公とヒロイン、その近所の人たちのその後が語られるシーンを再現してみました

乙です~
興味出たんで映画もみてみます

乙でした
面白かった!これはほぼ原作通りなん?

皆さん、昨夜はありがとうございました。
ここからは自由に感想を言ってください。
23:00にHTML申請出します

にこが目覚めるシーン書いて欲しい人ー?

皆さん、ありがとうございます。
>>282
面白いのでぜひ、観てください!

>>283
もちろんギャグシーンなどはオリジナルですが、大体の大筋は原作に忠実です

それでは書きます



ことり「フグ田マスオが秋葉原から戻って来た頃、真姫ちゃんは西木野病院のにこちゃんの病室にいました」

~にこの病室~
真姫「パパ!ママ!」ガラッ

真姫パパ「……………真姫か。たった今、にこさんのご家族に昏睡の原因を説明したところだ」

ここあ・こころ『にこにー……』グスン

にこママ「…………」

にこ「…………」

真姫「…………矢澤さん」

にこママ「……………貴女が真姫ちゃんね、にこから聞いていたわ。いつもにこは貴女の事を笑顔で話していたのよ……もうあの笑顔は見れないけれど」

真姫「……………矢澤さん」







真姫「この度はにこさんをこのような目に合わせてしまって……大変申し訳ございませんでした!!!」ドゲザッ




真姫ママ「ま、真姫!?」

真姫パパ「………邪魔をするな、これはあの子なりの誠意だ」

真姫ママ「貴方………」

にこママ「………………真姫ちゃん、頭を上げて」

真姫「や、矢澤さん?」

にこママ「ごめんなさい、貴女が反省しているというのは伝わるけれど…やっぱり許す気にはなれないわ」

にこママ「………とりあえず、やってみせてくれないかしら?にこを昏睡させた振り付けというのを」

真姫「………………わかりました、それが矢澤さんの希であるならば」

















真姫「まっきまっきまー!!矢澤さんハートにまきまきまー!!笑顔届ける西木野まきまきー!!まきまーって覚えてラブまきっ!!」

真姫ママ「ギャース!!」ゴフッ

真姫パパ「タコスッ!!」ヤッダーバァァ

にこママ「」

真姫「や、矢澤さん?」

にこママ「ハッ!」

にこママ「にこ…………









貴女が昏睡になるのよく分かるわ。貴女、にこちゃんの事愛していたものね」

真姫「」

真姫(…………私とにこちゃんは両想いだったのね)

真姫(それなら…………多分、成功よ)

真姫(…………これが私の愛よ!)





真姫ママ「?真姫、どうしたの?にこさんのベッドに近づいて」

真姫「にこちゃん……………」




ズキュウウウウウウウウン!!


















西木野夫妻・矢澤家『!?』

真姫「にこちゃん…………!!」












にこ「う、うーん………」

にこママ「にこ…………………!!」

真姫ママ「貴方!!」

真姫パパ「脳波、心拍数、脈拍全て正常値だ………信じられん!!」

真姫ママ「まるで眠れる森の美女ね…」

にこ「あれ?にこ、確か屋上で真姫ちゃんに…」

真姫パパ「記憶はあるようだな……にこくん、気分はどうだ?」

にこ「真姫ちゃんのお父さん…強いて言うなら頭が少し痛いくらいでそれ以外は万全です」

真姫「ふう………」

真姫(にこちゃんの唇…………柔らかかった///)

真姫(さて………言わなきゃいけないののね)

×「ののね」

○「のよね」

真姫「にこちゃん!」

にこ「ま、真姫ちゃん?」











ズキュウウウウウウウウン

西木野夫妻・矢澤家『!?』

にこ「ヴェェェェ!?/////真姫ちゃん何してるのよ!!///」

真姫「に、にこちゃん!!///」

にこ「な、何よ?」

真姫「スゥ………」






真姫「私はにこちゃんを嫁にもらう!!貴女は今日から西木野にこよ!!!!」









にこ「ヴェェェェ!?何言ってんのよ!?///」

真姫パパ「なんだにこまきか」

真姫ママ「にこまきだったのね…矢澤さん」

にこママ「ええ、にこまきなら仕方ないわ」

こころ・ここあ『ねー』


にこ「何皆納得してんの!?」

真姫「にこちゃん…………私と結婚したくないの?」

にこ「うっ……」

真姫「私、貴女が好きよ。愛してる。にこちゃんをお嫁さんに迎えたいの」

真姫「………私の事、嫌い?」ウワメヅカイ

にこ「す………す………」












にこ「好きよバーカ!!!///」

今日はもう寝ます
次回、にこまき結婚式です
おやすみなさい

遅れました



~教会~
神父「西木野真姫、汝はこの女、矢澤にこを妻とし病める時も健やかなる時も愛し、守る事を誓うか」

真姫「誓います」

神父「矢澤にこ、汝はこの女、西木野真姫を夫(?)とし、病める時も健やかなる時も愛し、尽くす事を誓うか」

にこ「ち、誓います///」

神父「それでは、新郎は新婦と指輪を交換し誓いのキスを」

真姫「はい………にこちゃん」

にこ「う、うん///」









チュッ

垢変わってるけど>>1です

神父「それでは、この二人に神の祝福があらんことを」


凛「真姫ちゃん、にこちゃんおめでとう!!二人ともすっごくきれいだにゃ!!」

穂乃果「おめでとう!!」

ことり「おめでとう!!」

希「にこっちぃ…幸せになぁ」グスン

μ'sの超絶天使花陽ちゃん「おめでとう!!花陽、感動しちゃう…」グスン

亜里沙「真姫さん!にこさん!おめでとうございます!!」

真姫「亜里沙ちゃん、ありがとう」

にこ「あれ?絵里ちゃんは一緒じゃないの?」

亜里沙「ああ、真姫さん…それなんですが」

ヒソヒソ


真姫「……………嘘でしょ、本当に捕まえちゃうなんて」

亜里沙「はい……その節はすみません……」

真姫「いいのよ、こうしてにこちゃんとも結婚できたし」

にこ「ねー!なんの話?」

真姫「はいはい、後で教えてあげる」



※時系列的にはマスオ逮捕の一週間後

~初夜~
にこ「真姫ちゃん…………あがったわよ」

真姫「にこちゃん……髪が濡れてすごく色っぽいわ…きれいよ」

にこ「ま、真姫ちゃん…………その、不束者ですが、よろしく、お願いします………にこを、私を真姫ちゃんのものに、してください……///」

真姫「!!!………にこちゃん!!」
ガバッ


この後、朝までよろしくした

はい、これで本当に終わりです。
今までありがとうございます。
初めて完結できました。
それでは、またお会いしましょう。

戻って来ちゃいました>>1です
ラブライブSSのまとめサイトに載る日が楽しみ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年06月30日 (月) 01:31:44   ID: 7ns6gsv-

二転三転してわけわからん

2 :  SS好きの774さん   2014年06月30日 (月) 08:54:39   ID: wOX9l8P2

面白いです。また頑張って

3 :  SS好きの774さん   2014年06月30日 (月) 20:36:24   ID: 2nxsaz6u

面白いかった

4 :  SS好きの774さん   2014年07月12日 (土) 00:07:44   ID: 8qjwKahN

意味不明

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