ベルトルト「ベルチンコ100%」(44)

ベルトルト「突然だけど遭難してしまった」

ユミル「マジかよ」

ベルトルト「しかも君と僕の二人しか居ない」

ユミル「身の危険を感じるな」

ベルトルト「大丈夫。こう見えても僕は紳士だし正直君に興味はない」

ベルトルト「だから安心するといいよ!」

ユミル「全く釈然としねえけど頼もしいぜベルトルさん!」

ベルトルト「見なよ、あそこに初めから用意していたかのような山小屋がある」

ユミル「なんてわざとらしいんだ・・・だが好都合だ。外はいい加減寒いしな」

ベルトルト「ああ、僕らはもうかれこれ3時間くらい外にいる」

ベルトルト「このままだと現実的に考えて死ぬ」

ユミル「まだ男も知らぬ身体で死にたくなんてないぞ」

ベルトルト(ユミルは処女なのか・・・)ムラッ


ベルチンコ 10%

ベルトルト「適度に快適に吹雪をやり過ごせない設備が揃っているね」

ユミル「ああ。死なない程度に隙間風が吹いてくるな」

ベルトルト「外よりマシとはいえここも十分寒い・・・焚き火をしよう」

ユミル「大変だベルトルさん!薪が嫌がらせのように全部湿ってる!」

ベルトルト「なんてことだ・・・これじゃ火が付けられない」

ベルトルト「せめて身を寄せ合って身体を温めよう」

ユミル「・・・必要ねーよ。変なことをされたらたまらねえからな」

ユミル「私はこっちで休ませてもらう」ドカッ

ベルトルト「何て自意識過剰なんだ・・・痴漢冤罪が出るわけだ・・・」

ユミル「・・・」フルフル

ベルトルト「震えてるよユミル。やっぱり寒いんじゃないか?」

ユミル「べ、別に寒くねえ!ふあ・・・ヘクチョッ」

ベルトルト(意外と可愛いくしゃみをした)ムラッ


ベルチンコ 20%

ベルトルト「ねえユミル。強情張らずにこっちにおいでよ」

ベルトルト「今なら8割の確率で君に手を出さないと約束しよう」

ユミル「8割もあるのか。じゃあそっちにいこうかな・・・」ソワソワ

ベルトルト「とても人生の酸いも甘いも知ってるとは思えないチョロさだな」

ユミル「・・・やっぱり寒い」フルフル

ベルトルト「そりゃライナー一人分の距離を開ければ全力で隙間風が通るよ」

ユミル「お前と身を寄せ合うしか無いのか。この世界はなんて残酷なんだ」

ベルトルト「諦めは肝心だよ。大丈夫、7割の確率で何もしない」

ユミル「確率低くなってないか?」

ベルトルト「人はうつろいゆくものなんだよユミル。世界は残酷で無常なんだ」

ユミル「意味不明だけどまあ寒いからいいか」ピト

ベルトルト(いい匂いがする)ムラッ


ベルチンコ 30%

ユミル「ベルトルさん、お約束のように私は凄く眠くなってきた」ウトウト

ベルトルト「寝たらいくら死なない程度に不愉快なこの小屋でも死んじゃうよ」

ユミル「でもとても眠いんだ・・・」

ベルトルト「駄目だ寝たら速攻で死ぬぞ!雪山は寝たら死ぬもんなんだ!」

ユミル「どうしたらいいんだ。我慢してもいつかは寝ちまう」

ベルトルト「もっと身を寄せ合うしか無い」

ユミル「判っていて提案しなかったことを提案するなんて。頼れる奴だな」

ベルトルト「隣り合って肩を寄せ合うだけじゃ駄目だ」

ベルトルト「もうガンガンくっつこう」

ユミル「oh・・・私は果たして綺麗な体で帰れるんだろうか」

ベルトルト「大丈夫まだ6割ある」

ユミル「どんどん確率が低くなっているじゃないか。この世界は狂ってる」

ベルトルト「狂ってるのは世界じゃない。思春期の男の性欲だ」

ユミル「深い・・・深いなベルトルさん・・・」

ベルトルト「さあ早く。僕の理性が無くなる前に温まるんだ」

ユミル「頑張れベルトルさんの理性!負けるな!」

ベルトルト「もっと可愛い声で言ってくれないと頑張れない」

ユミル「がんばれべるとるさん!まけないでっ!(ミク声)」

ベルトルト「いいね」ムラッ


ベルチンコ 40%

支援

ベルトルト「相手がユミルとはいえ女子を後ろから抱きかかえるなんて」

ベルトルト「まるで何かのエロ小説みたいだ」

ユミル「私は尻に圧倒的質量を感じて気が気じゃない。話が違うじゃねえか」

ベルトルト「勘違いしないでほしい。これは男の生理現象だ」

ベルトルト「べ、別に君のことが好きとかそんなんじゃないんだからね!」

ユミル「ツンデレまでフォローするとは・・・潜在性が底知れない・・・」

ベルトルト「でもぶっちゃけ君って案外いい身体してるよね」

ベルトルト「あと思ったより柔らかい」

ユミル「警戒以外のなにも感じられない発言だが、皆そんなもんだぞ」

ベルトルト「わかってないな。ギャップ萌えが大事なんだよ」

ベルトルト「僕は今、君にそれを感じているんだ。尚、襲わない確率は現在5割」

ユミル「畜生、無性にクリスタに会いたい」

ベルトルト「ところがどっこい僕と君しかいない」

ユミル「これ以上の絶望はねーよ・・・」プルプル

ベルトルト「寒さではなく恐怖で震えるか。それもまたよし」ムラッ


ベルチンコ 50%

ユミル「白状してくれ。もう半分くらい勃ってるよな?」

ベルトルト「やれやれ・・・君の目はごまかせないか・・・」

ユミル「もといケツだな」

ベルトルト「だけどもう収まりがつかないレベルになっている」

ベルトルト「勃起とは誰にも縛られない、持ち主にすら抗う存在なんだ」

ベルトルト「開放する以外どうしようもない」

ユミル「恐ろしい・・・男とはそんなものを持ち歩いてんのか・・・」

ベルトルト「厄介なシロモノだよ。男は業を股間に持つんだ」

ユミル「しかしそれを開放したら雪山レイプコースにまっしぐらじゃないか」

ユミル「初めてがレイプなんて冗談じゃない」

ベルトルト「待ってほしい。レイプの定義とは何か知ってるか?」

ユミル「同意のない性行為・・・?」

ベルトルト「そうだ。つまり君が合意すれば和姦になる」

ベルトルト「ここは合意してくれないだろうか」

ユミル「え・・・やだ」

ベルトルト「なるほど焦らすか・・・しかしそれが不幸の始まり」ムラッ


ベルチンコ 60%

ユミル「質量が増している・・・あと微妙に腰を動かすのをやめろ」

ベルトルト「こいつはもう僕の制御下にない。最早狂戦士」

ユミル「これが狂戦士なのか。とんでもない奴が居たもんだ」

ベルトルト「ユミル、ここは妥協案として手で一回抜こう」

ベルトルト「この104期生男子に話題の巨チンにやがて処女膜ぶち抜かれるか」

ベルトルト「それとも僕の理性があるうちに君の手で鎮めるか」

ユミル「お前が一人で抜くという選択肢は?」

ベルトルト「真面目な話をしているんだ!茶化すのはやめてくれ!」

ユミル「わ、悪い」

ユミル「だけどそんな重大な決断、直ぐには出来ない。考えさせてくれ」

ベルトルト「仕方ない。立ち止まるのもまた人の常」

ベルトルト「でも無理矢理でもいいかなって思う程度に今の僕は限界だ」

ユミル「落ち着け」

ベルトルト「はよして!」

ユミル「わ、わかった。じゃあ手で抜くことにする・・・が、手を貸すだけだ」

ユミル「私は見ないようにするから勝手にやってくれ」プイッ カアアッ

ベルトルト「初な反応をしよる」ムラッ


ベルチンコ 80%

ベルトルト「じゃあこいつを開放しようかな。君の勇気に感謝する」

ユミル「私はあっち向いてるから見えない」プイッ

ベルトルト「これは嗜虐心をそそる・・・予想外の収穫」

ユミル「なあ・・・本当にやるのか?」

ベルトルト「決めたことだろ?僕だって君を無理やりどうこうしたくない」

ベルトルト「君を傷つけないためにも必要な行為なんだよ」

ユミル「もう十分傷ついているんだが」

ベルトルト「まあ普通そうだよね。ところがどっこい、世界は残酷」ポロンッ

ユミル「ふひゃあっ」

ユミル「無理無理無理!これは無理だ!」

ベルトルト「落ち着いてほしい。こいつはまだ全力を出していない」

ベルトルト「いわば80%戸愚呂弟」

ユミル「100%・・・そして120%が控えてるっていうのかよ・・・!」

ベルトルト「君やっぱりいい匂いがする」クンクン

ユミル「や、やだっ」

ベルトルト「・・・・・・・・」キュンッ


ベルチンコ 90%

??? 30%

ベルトルト「ユミルの手、暖かいね」

ユミル「うう、手が変な液体でぬるぬるしてる」

ベルトルト「済まないと思っている。でも恋人が出来るまでの練習と思えばいいよ」

ユミル「恋人を作る予定はねーよ・・・」

ベルトルト「どうして?」

ユミル「容易に口にできないような多くの理由があるんだ」

ベルトルト「じゃあ君は僕の巨チンがラストチンコになってしまうのか」

ユミル「別に肉体関係だけなら誰とでも出来るだろ」

ベルトルト「・・・・君はそれでいいの?」


ベルチンコ 60%

??? 50%

ユミル「なんか急に萎えてきてないか?」

ベルトルト「狂戦士が人間に戻っていく・・・こんなことがあるなんて・・・」

ユミル「いやお前は始めからケダモノだよ」

ベルトルト「君は知らないんだね。104期生男子の中で僕が理性的な部類に入ることを」

ユミル「淫獣しかいないのかうちの男共は」

ベルトルト「ライナーなんて奥州筆頭の淫獣だよ。エレンは虎の若子さ」

ユミル「同じ空気を吸うだけで孕まされそうだ」

ベルトルト「安心してほしい。子供はコイツを君の膣にブチ込まないと出来ない」

ユミル「早くしまってくれ!」


ベルトルト「しかしズボンに収まるまで静まるとは・・・君は一体・・・?」

ベルトルト「まさか勃起を収める能力の持ち主なのか?」

ユミル「不愉快な能力設定すんな」

ベルトルト「バイルダーオン」シュッ

ユミル(何だその掛け声)

ベルトルト「股間を出してたら今度は僕のほうが冷えてしまった・・・」ブルブル

ユミル「これ以上かつて無く自業自得だな」

ベルトルト「寒い・・・」ブルブル

ユミル「・・・・・」

ユミル「・・・くっつけばいいのか?」ギュッ

ベルトルト「! 誘っているの?」

ユミル「いや全く違うけど。どこまでも下半身な思考をしているな」

ベルトルト「思春期には狂気が潜むんだ・・・いや、でも暖かい」

ユミル「何もしないならこのままにしてやる」

ベルトルト「手コキまでさせられたのにこんなことをしてくれるなんて・・・」

ベルトルト(ハッキリ言ってびっくりするくらいチョロい・・・なのになんか・・・)

ベルトルト(悪い気分でもない・・・)


ベルチンコ 20%

??? 70%

ユミル「・・・・」スウスウ

ベルトルト「・・・・どうしてだろうか、眠れない」

ベルトルト「僕はどうしてしまったんだろうか」

ユミル「うーん・・・」ギュッ

ベルトルト「!」

ベルトルト「こんなにくっついてるのに欲望より・・・これはなんだろう・・・」

ベルトルト「・・・・」ギュッ

ユミル「ウーンウーン」

ベルトルト「・・・壁の中の人達も暖かいんだね」


ベルチンコ 0%

??? 90%

チュンチュン

ユミル「起きろベルトルさん。助けが来たぞ」ユサユサ

ベルトルト「うーん・・・もっと娼婦のように腰を振ってよユミル・・・ムニャムニャ」

ユミル「とんでもない夢を見てる・・・」

クリスタ「ユミル!恐ろしくいいタイミングで助けに来たわ!」

サシャ「今まで必死に捜索してやっと見つけたかのような顔で助けに来ました!」

ユミル「お前ら・・・ふ、ふん!別に嬉しくなんかねーよ!」

クリスタ「これが104期生随一のツンデレ使いのツンデレなのね」

サシャ「何度見ても見事なものです」

ベルトルト「皆、助けに来てくれてありがとう。もう少しで過ちを犯す所だった」

クリスタ「でもやらしいことはさせたんでしょ?人でなし!」

サシャ「糞野郎ですね!」

ライナー「お前、本番は耐えたんだな。とても真似ができん。俺はアルミンと・・・」

エレン「尊敬するよ。俺はミカサと小屋に入って10分で肉体関係を結んじまった」

ベルトルト「君等の下半身っぷりには及びつかないな」

ユミル「上には上がいるんだな」

ベルトルト「だから僕は理性的な方だって言ったじゃないか」

ユミル「・・・手コキさせられたが、お前が居なければ危なかったかもな」

ベルトルト「その認識を改めないと将来苦労するよ」

ユミル「うるせえな。もうあんなことすんなよ。今回だけ忘れてやる」

ベルトルト「・・・・・」ズイッ

ユミル「な、なんだよ」

ベルトルト「昨日の夜からずっと、お腹の辺りがずくずくしてるんだ」

ユミル「また勃起したのか!?」

ベルトルト「うーんそういうんじゃなくて。なんだと思う?」

ユミル「だから勃起だろ」

ベルトルト「僕のことを勃起する機械かなんかだと思ってんの君・・・」

ユミル「言ってることはわかんねーけど、兎に角帰ろうぜ」

ユミル「美味い飯でも食おうよ、ベルトルさん」ニカッ

ベルトルト「!」ドキッ


ベルチンコ 100%

恋心 100%


ベルトルト「勃った」

ユミル「マジかよ」



おわり

以上、書き溜めでした。タイトルのを書きたかっただけのssです

おつおつ

ユミルにミク声で応援されるとかそれだけで100%だわ

なんかこう、最高だった

イケてるよあんた

続きはないのか

タイトルってモブ?

素晴らしい

俺もタッタ

私もタッタ

適度に頭がおかしい言葉遣いとテンポがよかった

よかった

頭おかしいけど面白かった

俺のユミルがこんなに可愛いわけがない

いいノリだ乙

不人気同士のまぐわいよりエレンとミカサの方をピックアップすべきだった

なんかいいなこの雰囲気

正直ベル最低だけどこの続きがみたい

ベルさん思春期真っ盛りでワロタ
掛け合いがうますぎる

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