七夜「あれから150年」 (6)
これは3次創作のssです
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七夜「やっと元の身体に戻った」
「お兄さんってそんな姿してたんですね」
七夜「ああ、パンダじゃなく俺は人間だからね。来夢」
来夢「お兄さんの姿を霊夢さんも見たかったと思いますけど」
七夜「姉さんは見えなくても構わないと言っていたさ」
来夢「そんなもんなんですかね」
七夜「そんなものさ」
来夢「で、150年の歳月を経て元の身体に戻ったお兄さんは何をするのですか?」
七夜「…暫く、この幻想から離れるつもりでいる」
来夢「あらあら、家出ですか?」
七夜「なに、大丈夫さ。今回はちゃんと自分で出て、自分で帰ってくる」
来夢「私を一人残して行くなんて、酷い人ですね」
七夜「もう30も過ぎてるのに、一人は寂しいって言うのもどうかと思うけど」
来夢「…怒りますよ?」
七夜「そう怒らないでくれ。じゃあ、紫さんは...もう知ってると思うし、行ってくるよ」
来夢「気をつけてくださいね」
七夜「ああ、元気でな。来夢」
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紫「行っちゃったみたいね」
藍「いいのですか?紫様」
紫「あの子が行きたいっていうのなら、引き止めるなんて無粋な真似は出来ないわよ」
藍「ですが….」
紫「それに、あの子言ったでしょ?」
藍「……」
紫「自分で帰ってくるって。息子を信じなくちゃ母親が務まらないわよ」
藍「…そうですね」
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七夜「到着っと」
七夜「さて、ここはどんな世界なのか」
七夜「MUGENのように賑やかな世界だったらいいな」
七夜「取り敢えずは…」
「ちょっと、なんでこんな所に人がいるのよ」
七夜「ん?」
「まったく、突然現れたかと思えば、ただの人間だなんて」
七夜「どうしたんだ?いったい」
「こっちが聞きたいわよ。で、貴方は誰?ここいらでは見ない顔だけど」
七夜「俺は七夜、この街にも今来たところだ」
「そう、こんな遅い時間にくるなんて可笑しいやつね」
七夜「で、そういうあんたは何者だ?あと、後ろにいるあんた」
「!!?」
「…まさか気付いているとはな」
「あなた何者よ!?」
七夜「気づくも何も、普通にいるだろ」
「まさか、こいつも魔術師?でも魔力は感じれないし」ボソボソ
七夜「で、あんたの名前はなんだ?」
「…遠坂凛よ」
七夜「そうか、よろしくな。凛」
凛「...いきなり呼び捨てなんて、馴れ馴れしいやつね」
七夜「で、そこのあんたは?」
「アーチャーと呼べ」
七夜「よろしくな。アーチャー」
紅茶「(凛、こいつは何か匂う。色々と調べた方がいいと思うが?)」
凛「(調べるったって、どうやって?)」
紅茶「(幸いにもこいつからは敵意を感じない。寧ろ好意を持って接してきている。ならば、普通に聞くだけでも色々話してくれるかもしれないが)」
凛「(わかったわ、そうしましょ)」
凛「で、色々と聞きたいんだけどいいかしら?」
七夜「別に構わないぞ。俺も色々と聞きたいことがあるからな」
凛「そ、なら移動しましょ。こんな場所じゃあどんな鼠がいるかわからないわ」
七夜「鼠じゃなくて、蟲ならいるけどね」
凛「蟲とか、気持ち悪い事を言わないで頂戴」
七夜「わかった。」
アーチャー「……(蟲?)」
困七かな?
またややこしいネタを…
期待
このSSまとめへのコメント
これもしかし幻想愛が終わった後か?