まどか「シークレットゲーム」 (58)

注意

エロあるかもしれない

残酷描写あり

毎週 最低でも、土曜日、投下を目標

次から投下します

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1368044482

プロローグ

男『我々の催しをご覧くださり、ありがとうございます』

その男はカメラに深く頭を下げた。

男『退屈な日々をお過ごしの皆様に本日のゲームは特別の趣向を凝らしております』

『ほう……』

『何かしら?』

モニターからは疑問の声が多数漏れる。それに答えるように男は続ける。

男『本日のゲームは魔法少女が参加しております』

しーん

会場に静けさが訪れる。皆、こいつは何を言ってるんだ、といった視線で男に注目が浴びる。

男『私の言うことが信じられないのも、無理はありません。まずは映像をご覧ください』



ワルプルギス「アハハハ」

さやか「はああ!」

杏子「行ったぞ、マミ!」

マミ「任せて!」

ほむら「援護は私が」



映像には強大な化け物が少女達と戦っている姿が映っていた。

『これは……』

男『先日、三滝原で起きたことを記録した映像です』

『特撮ではないの?』

周りからは『そーだ、そーだ』と声が上がる。

男『では、実際にご覧になりますか』

魔法少女『ひいい』

黒服に連れられ、怯えたような、コスプレをした少女が映像に映る。

男『彼女はその魔法少女です。何か、魔法を使ってみてください』

魔法少女『で、でも……』

男『はやく』

口調こそ、大人しいが、殺意をもった目で少女を睨む。

魔法少女『え、えい!』

少女は何もないところから、刀を出す。

『おお!』

男『ご覧になりましたか? 彼女の魔法を!』

『しかし、それだけではなあ』

『トリックかもしれない』

男『では……』

男は拳銃を構える。

魔法少女『ひい……』

ダンダンダン

少女の身体は何発もの銃弾を浴び、大量の血が流れる。

『これは死んだな』

『さすがになあ』

しかし、周りからは特に興味がないような声が漏れる。

男『いえいえ、ご覧ください』

魔法少女『ハアハア……』プシュウ

『傷口が!』

『おお!』

男『ご覧になりましたか! 彼女達は並大抵な傷では死ぬことはありません!』

男は得意気に言う。

『しかし、死なないなら、このゲームには不向きだろう』

男『安心してください。彼女達にも弱点があります』

男はソウルジェムに拳銃を向ける。

ダンダンダン

パリーン

魔法少女『あっ……………』

銃弾を何発も浴びて、少女はピクリとも動かなくなった。目にも生気がない。

男『ほら』

男は少女の首を持ち、上に持ち上げる。

魔法少女『……』

しかし、少女には何の反応もない。おまけに呼吸すらしてはいない。

『これは……』

『死んでるのか?』

男『ええ。実はこのソウルジェムというのは』

男はソウルジェムについて、語りだした。

男『というわけです』

『なるほどねえ』

『にわかには信じられんなあ』

『まあ、私としては面白ければいい』

周りからはどよめきが起こる。衝撃的な事実である以上は仕方がないけれども。

男『さて、皆様』

どよめきが収まり始めた頃を見計らって、男は話し出した。

うわぁこれはないわ

男『では簡単な説明も終わりましたので、今回のルールを説明したいと思います』

1 各プレイヤーにはPDAが1つずつ所有する。終了24時間前にメールで連絡をする

2 会場の範囲外に出た場合、首輪、魔法少女の場合はソウルジェムにつけられた爆弾が爆発する。

3 ルールを反した場合、または、解除条件を果たせなかった場合、首輪、魔法少女の場合はソウルジェムにつけられた爆弾が爆発する。解除条件はプレイヤーが初期に所有しているもののみである。

男『次は今回の特別ルールです』

4 原則として、魔法使用可能。ただし、時間停止、時間逆行、未来予知、幻影、速度低下は使用不可

5 魔法による、武器も使用可能。ただし、人間の範囲3メートル以内では使用不可(無効)になる



『人間? 魔法少女以外も参加するのか?』

男『ええ。今回の趣向として、人間と魔法少女の戦いも含まれています。会場に着いても、建物ではなく、島にして、魔法少女と人間の戦いをより、ダイナミックに見れるようにしてあります。さて、まず、2と3についてですが、先程も見せたとおり、ソウルジェムこそが彼女達の本体。ならば、最悪、首を弾き飛ばしても、無駄になる恐れもあります。なので、魔法少女はソウルジェムに爆弾を仕掛けております。なお、変身しても、それは変わらないようになっております』

男『次に4ですが、魔法少女である以上は魔法を使用したほうがゲームとしては面白いでしょう。しかし、禁止事項にある魔法は流石に興が冷めると言いますか。あまりに人間には不利になりますので』

男『最後に5ですが、これは人間に有利になるように設定してあります。無限に銃を発生させたり、剣で無双もつまらないでしょう』

男『以上2つが今回、特別な設定したルールです』

男『で、次からはプレイヤーに重要なルールでございます』

6 首輪及びソウルジェムの爆弾を解除するにはあらかじめ、決められた条件をクリアすること。
7 勝者には賞金20億円を与える。勝者が複数の場合は山分け。

8 食糧、武器、グリーフシードは随所に配置されている。使用したグリーフシードは指定のゴミ箱に

9 魔法少女が魔女化した場合、迅速に運営が処分。

10 ゲーム中は如何なる手段を用いてもよい

11 1人の死亡でセカンドステージに移行



男『まあ、これらのルールは皆様には関係ございませんが。では皆様にとって、重要な参加者を紹介しましょう』

1 暁美 ほむら

2 上條 恭介

3 志筑 仁美

4 佐倉 杏子

5 美樹 さやか

6 中沢

7 鹿目 絢子

8 早乙女 和子

9 巴 マミ

10 鹿目 智久

J 呉 キリカ 

Q 鹿目 まどか

K ゆま

ジョーカー 美国 織莉子

男『こちらの14名でゲームが行われます。ちなみに、魔法少女は7名。人間は7名です。』

男『ええ。人間が魔法少女にどう立ち向かうのかもゲームの醍醐味になっております』

男『続きまして、各プレイヤーの解除条件ですが、プレイヤー視点で見ていきたいのであれば、次の>>12>>13は飛ばして頂いたらと思います』


ファーストステージ

1 暁美 ほむら Qを守護(死亡しないように)すること

2 上條 恭介 ソウルジェムを3つ以上所有すること

3 志筑 仁美 グリーフシードを10個破壊

4 佐倉 杏子 ジョーカーのPDAを所有すること。半径3メートル以内のジョーカーの能力を無効にする

5 美樹 さやか 首輪またはソウルジェムにつけられた爆弾を4つ以上、所有すること。ただし、条件を満たしたプレイヤーの物のみ。

6 中沢 プレイヤー全員と遭遇

7 鹿目 絢子 PDAを5個所有すること

8 早乙女 和子 決められた12ヶ所のポイントを通過する

9 巴 マミ 3時間以上指定したパートナーと離れない(パートナー変更は可能)

10 鹿目 智久 10までの奇数のプレイヤーの解除条件をクリアする

J 呉 キリカ グリーフシードを10個以上所持

Q 鹿目 まどか プレイヤー全員の生存

K ゆま 終了時間1時間前まで生き残ること

ジョーカー 美国 織莉子 コピーした番号のクリア条件を達成すること

※ジョーカーは指定した数字に化けることが可能

男『ここまでがファーストステージになります。続きましてはセカンドステージの条件になります』



セカンドステージ

1 暁美 ほむら Qの所有者の殺害

2 上條 恭介 ソウルジェムを3つ破壊すること

3 志筑 仁美 グリーフシードを10個破壊。

4 佐倉 杏子 ジョーカーのPDAを破壊すること。半径3メートル以内のジョーカーの能力を無効にする

5 美樹 さやか 首輪またはソウルジェムにつけられた爆弾を4つ以上、所有すること。クリア条件の達成は問わない。また、手段は問わない

6 中沢 3人以上のプレイヤーの半径1メートル以内に入らない

7 鹿目 絢子 PDAを5個破壊すること

8 早乙女 和子 同じエリアに2時間以上、留まらない

9 巴 マミ 1番長く一緒にいたプレイヤーの殺害

10 鹿目 智久 10までの奇数のプレイヤーの死亡

J 呉 キリカ グリーフシードを10個以上所持。他のプレイヤーの所有するグリーフシードの数を3個以下にする

Q 鹿目 まどか プレイヤー全員の殺害

K ゆま 終了時間1時間前まで生き残ること

ジョーカー 美国 織莉子 コピーした番号のプレイヤー、全員の死亡



男『以上が、今回のプレイヤーのクリア条件です』

男『会場につきましては、今回は建物ではなく、島をご用意しております。やはり、ド派手な戦いは広い方がよろしいので。では観客の皆様はどのプレイヤーが勝利するかをお賭けになり、お待ちください』

男は深くお辞儀をする。

男『ゲーム開始は明後日。賭けの期限は明日の夜まででございます。多くの皆様の参加をお待ちしております』

>>14 

訂正

男『会場につきましては、今回は建物ではなく、島をご用意しております。やはり、ド派手な戦いは広い方がよろしいので。では観客の皆様はどのプレイヤーが勝利するかをお賭けになり、お待ちください』

男は深くお辞儀をする。

男『我々、運営では多くの皆様の意見を取り入れておきたいと考えているので、ご要望があれば、どんどんと意見を言っていただきたいと思います。ではゲーム開始は明後日。賭けの期限は明日の夜まででございます。多くの皆様の参加をお待ちしております』



今回はここまでです

次は土曜日

またヘイトスレか壊れるなあ(憤怒)

三滝原とか上條とか智久とか絢子とか

酉検索したら納得のアレさだった
NGネーム安定

リベリオンズ準拠か……

いい、と思う、よ

まどマギ、オワコン、だし

??すごく面白そうだけど今いちルールが分かりません。


勝利条件は何ですか?爆弾解除条件とは別?
明記してませんが制限時間があるんですか?タイムアウト時に解除してない爆弾は一斉に爆破、という理解でよろしい?

爆弾解除に成功したプレイヤーはゲームから除外?それとも試合時間中は爆弾無し、ルール無用で行動できる?

爆弾解除条件に矛盾は無いでしょうか?ファーストステージで誰か一人死んだら、同時にまどかも解除不可能になるし、まどかが死んだらほむらもアウト。死んだ人が10以下の奇数番号だったらまどか父も解除不能になる。死んだのが織莉子が化けた人だったら織莉子もアウトで、同時に杏子もアウトになります。
例えば織莉子がさやかに化けて、さやかがルール違反でも仕出かしたら、一気に6人あぼん?想像すると笑えますが…その場合はセカンドステージは約半数で始める?それとも追加プレイヤーを投入?

プレイヤーはPDAで他のプレイヤーのナンバーと爆弾解除条件を知る事は出来ますか?最重要の情報の筈です。全員の解除条件は分かるが、どれが誰の条件かは分からない、とした方がいいかな。

セカンドステージではナンバーがシャッフルされたらどうでしょう。

趣旨として、勝者を読者が予想するんですか?それならプレイヤーのパラメーターみたいな物が欲しいです。敢えて非公開にする趣向なら結構ですが。

この>>1の前作もなんかキャラdis臭がしたしなあ…途中で切ったから実際どうか知らんけど

これ一般人勢不利過ぎじゃね?
何か魔法少女達とまともに戦えるような救済処置されてるの?

キャラの名前くらい正確に書けよ

ないわ
これはないわ

意味不明なんだが
ルール複雑化しすぎて誰もついていけねえよ

温厚な俺もこのスレにはキレた

なんていうか解除条件が
ほむらにしてもまどかにしてもそのキャラに合わせてたよ!って感じがすごいするのが残念すぎる……
それと鹿目家3人とか流石にそれはないかなーなんて

ルール変更



プレイヤーは各自固有のPDAが与え、PDAに表示された『クリア条件』をゲーム終了までに達成させる。なお、ゲーム終了日時については後日通知される。



プレイヤーは装着された首輪またはソウルジェムにつけられた爆弾を外してはならない。



ゲームのフィールドは区画された複数のエリアから構成されている。プレイヤーは制限されたフィールドから外に出てはならない。



ゲームには複数のプレイヤーが参加している。他者のPDAの所有・使用は自由だが、クリア条件が成立するのは初期に配布されたPDAのみに限定される。



プレイヤーはPDAを3時間以上手放してはならない。なお、身体から1m以上離れた状態を手放したと見なす。



上記にした、ルールに反しない限り、プレイヤーのあらゆる行動を許可する。また、クリア条件を満たせなかった場合、もしくはルールに違反した場合は、そのプレイヤーを失格とみなし、首輪またはソウルジェムを爆破する。



原則として、魔法使用可能。ただし、時間停止、時間逆行、未来予知、幻覚および幻惑、速度低下は使用不可



魔法による武器も使用可能。ただし、人間の範囲3メートル以内では使用不可(無効)になる



勝者には賞金20億円を与える。勝者が複数の場合は山分け。

10

食糧、武器、グリーフシードは随所に配置されている。使用したグリーフシードは運営が回収。

11(プレイヤーには非公開)

1人の死亡でセカンドステージに移行


>>22

>>勝利条件は何ですか?爆弾解除条件とは別?

時間終了まで生き残ること

>>明記してませんが制限時間があるんですか?

制限時間はだいたい6日間。

>>タイムアウト時に解除してない爆弾は一斉に爆破、という理解でよろしい?

はい

爆弾解除条件に矛盾は無いでしょうか?ファーストステージで誰か一人死んだら、同時にまどかも解除不可能になるし、まどかが死んだらほむらもアウト。死んだ人が10以下の奇数番号だったらまどか父も解除不能になる。死んだのが織莉子が化けた人だったら織莉子もアウトで、同時に杏子もアウトになります。例えば織莉子がさやかに化けて、さやかがルール違反でも仕出かしたら、一気に6人あぼん?想像すると笑えますが…その場合はセカンドステージは約半数で始める?それとも追加プレイヤーを投入?

1人死亡と同時にセカンドステージに移行。解除の条件もリセットされ、セカンドステージの条件になるので、誰か1人が死んだとしても、まどかの解除条件も変更され、達成不可にはならない。

>>プレイヤーはPDAで他のプレイヤーのナンバーと爆弾解除条件を知る事は出来ますか?

基本的にはできません。ただ、ゲーム中に特殊機能がつく場合があります。

>>趣旨として、勝者を読者が予想するんですか? 

そういう要素もあります。

>>24

>>これ一般人勢不利過ぎじゃね? 何か魔法少女達とまともに戦えるような救済処置されてるの?

一般人勢のPDAのマップに魔法少女の位置がわかるようにする機能をつけたいと思います。


ジョーカーのコピー機能がよくわからんな

まとめて書かれても読者の頭に入ってこないから
SSの要所に解説入れたら?

ほむらサイド

1日目 4時00分

ほむら「……んん……………はっ!?」

肌寒い空気の中、私は目を覚ました。

ほむら「ここは……」キョロキョロ

周りには誰もおらず、建物もない。あるのはたくさんの木や草だけ。

ほむら「森の中みたいね……何で、私はこんなところに……」

もしや、魔女の仕業?

ほむら「でも、魔女の気配は感じないし……」カチッ

ほむら「ん?」

私の首に変な首輪みたいなのが巻きついている?

ほむら「何かしら……、この首輪」

こんなのつけた覚えはないけど……。まあ、いいわ。昨日の記憶を遡ってみましょう。

昨日

まどか『楽しかったね、ほむらちゃん』

ほむら『私もよ、まどか』

ようやく、ワルプルギスの夜を倒し、平和が訪れ、私はまどかとお買い物を楽しんでいた。

まどか『またね、ほむらちゃん』

ほむら『また、明日』

『また、明日』

こう言いあえるようになれるとは思いもよらなかったわね。

ほむら『……幸せと言うのかしらね、こういうのは』

私は1人、呟きながら、夜道を歩く。

ほむら『このまま、パトロールにでも、行こうかしら』

ワルプルギスの夜を倒して、私の時間停止の魔法は使えないけれど、志筑さんの協力で武器は手に入るようにしてもらったので、何とか、魔女退治はできる。

ほむら『こっちに反応……』

???『暁美さんだね』

ほむら『え?』

ビリリ

声のしたほうに振り向くと同時に後ろから、何者かに何かを当てられ、私の意識は途絶えた。



ほむら「何者かに拉致された?」

にしては、身体には乱暴をされた形跡はない。

ほむら「ん?」

ポケットに何かある……?

ほむら「これは……」

何かの機械かしら? 携帯みたいではあるけれど。

ほむら「とりあえず、動かしましょう」ピッピッ



ルール

条件

マップ

その他



ほむら「何かしら、これ」

とりあえず、重要なのは地図よね。

ほむら「マップを押して」ポチッ

マップには中央に建物が何棟かあり、ちょっと離れたところに大きな建物がある。そして、周りは森や川で囲まれていた。

ほむら「どこかの山? これだけではどこかは判断ができないわね。他の情報も見ましょう」



ほむら「このルールは何かしら?」

ルール



プレイヤーは各自固有のPDAが与え、PDAに表示された『クリア条件』をゲーム終了までに達成させる。なお、ゲーム終了日時については後日通知される。



プレイヤーは装着された首輪またはソウルジェムにつけられた爆弾を外してはならない。



ゲームのフィールドは区画された複数のエリアから構成されている。プレイヤーは制限されたフィールドから外に出てはならない。



ゲームには複数のプレイヤーが参加している。他者のPDAの所有・使用は自由だが、クリア条件が成立するのは初期に配布されたPDAのみに限定される。



プレイヤーはPDAを3時間以上手放してはならない。なお、身体から1m以上離れた状態を手放したと見なす。



上記にした、ルールに反しない限り、プレイヤーのあらゆる行動を許可する。また、クリア条件を満たせなかった場合、もしくはルールに違反した場合は、そのプレイヤーを失格とみなし、首輪またはソウルジェムを爆破する。



原則として、魔法使用可能。ただし、時間停止、時間逆行、未来予知、幻覚および幻惑、速度低下は使用不可



魔法による武器も使用可能。ただし、人間の範囲3メートル以内では使用不可(無効)になる



勝者には賞金20億円を与える。勝者が複数の場合は山分け。

10

食糧、武器、グリーフシードは随所に配置されている。使用したグリーフシードは運営が回収。



ほむら「な、なに……はっ!?」

私はソウルジェムを取り出す。

ほむら「やっぱり……」

私のソウルジェムには黒い機械がつけられている。爆弾とはこれのことだろう。

ほむら「変身すれば、取れるかしら?」ヘンシン

ほむら「……どうやら、変わらないようね」

私のソウルジェムの位置の黒い機械は変わらない。

ほむら「……」ヘンシンカイジョ

ほむら「このルールだと、クリア条件を達成しないと、これが爆発する。まるで、ゲームね」

とりあえず、私のクリア条件を見てみましょう。

クリア条件

Qを守護(死亡しないように)すること



ほむら「ますます、ゲームくさくなってきたわね」

どうしたものかしら? 仮にゲームだとしたら、ここに留まっても、助けは来ないだろう。

ほむら「それに少なくとも、参加者は少なくとも、私とQの人。この感じだとまだ、人はいるでしょうし」

私はマップを開いた

ほむら「中央に何棟かの建物にその少し、先に大きい建物があって、周りは森に川が流れてるみたいね」

私はマップを見ながら、歩き出した。

1日目 4時20分

ほむら「気持ち良い空気だわ……」

こんな時じゃなければ、楽しめたのに。

ガサゴソガサゴソ

ほむら「!? 誰!」

???「その声は……ほむらちゃん?」

ほむら「その声は……まどか?」

草むらから、まどかが出てきた。

まどか「よかった。やっと、人を見つけられたよ」ウェヒヒ

ほむら「……ということは今は1人なの?」

まどか「うん。ほむらちゃんも?」

ほむら「ええ。見てのとおりだけど」

まどか「そっか。……ここはどこだか分かる?」

ほむら「残念だけど……」フルフル

まどか「ほむらちゃんも知らないのか。魔女の結界とかはないかな?」

ほむら「残念だけど、魔女の反応はないわ」

まどか「魔女でもないわけだね。そうなると……うーん」

ピピピピピピピピピピピピ

まどか「ひゃう!?」

ほむら「PDAが鳴ってる……?」カチャ

メール

ほむら「メールが来てるわね」

まどか「あ、その機械……私もあるよ」ガサゴソ

まどか「ほら」

ほむら「どうやら、ここに来た人にはこれが配られているようね」

まどか「これ、なんなんだろうねえ」

ほむら「さあ? とりあえず、今のメールを見ましょう」

メール

ゲームの参加者の皆様に対するルール説明会を参加したいと思います。場所はこの建物です。なお、参加については自由です

ほむら「ルール説明会?」

まどか「何だか、ゲームみたいだよねー。もしかして、何かのテレビの撮影かな?」

ほむら「テレビ局の人が拉致同然に私達を拉致するとも思えないけど」

まどか「きっと、そういう趣旨なんだよ」ウェヒヒ

ほむら「……だといいけれど」

私の中ではここは危険だと、警鐘をなっているのだけどね。

まどか「とりあえず、ルール説明会っていうのに参加しようよ。他にも参加者がいるかもしれないし」

ほむら「……そうね」

他の参加者はともかく、運営の人達に接触できるかもしれないし。

ほむら「行きましょう、まどか」

何にしても、私はまどかを絶対に守るわ。

1日目

5時00分

ほむら「ついたわね」

まどか「そういえば、時間は書いてなかったけど、平気かな?」

ほむら「たぶん、まだ、始まってないわ」

まどか「何で、分かるの?」

ほむら「他にも参加者がいた場合、1番遠い場所から歩いてくることを想定した場合、まだ、開始時間には早いからよ」

まどか「なるほど。さすがはほむらちゃん。頼りになるね」ウェヒヒ

ほむら「……そんなことはいいから、中に入りましょう」テレッ


『説明会会場はこちらです』

『←』

ほむら「……ご丁寧なものね」

まどか「スタッフさんが置いたのかな?」

ほむら「でしょうね」

まどか「芸能人とかいるかな?」

ほむら「……いないでしょうね。おそらくはスタッフもいないわ」

まどか「スタッフも?」

ほむら「私達を拉致同然に連れてきた連中がおいそれと姿は見せないでしょう」

まどか「そうかなー?」

説明会会場

ほむら「この部屋ね」ガララ

???「だ、誰!? ……………あれ? ほむら?」

ほむら「あなたは……」

まどか「さやかちゃん! それに……」

仁美「まどかさんでしたか」

上条「てっきり、スタッフか何かかと思ったよ」

まどか「仁美ちゃんに上条君も」

ほむら「……あなた達もいたのね」

さやか「まさか、まどか達もいるなんてねえ」アハハ

まどか「びっくりだよね」エヘヘ

仁美「一体、何なんでしょうね、ここは」

上条「誘拐かもしれないよ」

さやか「あはは。そんなことないって」

まどか「そうだよ。たぶん、テレビの撮影だよ」

上条「テレビ?」

さやか「なるほどねえ。ドッキリみたいなやつか」

まどか「そうそう」ティヒヒ

ほむら「……」

ほむら(呑気なものね)

私は隅に腰かける。

ほむら(どうやら、ここにはあの3人以外にはいないみたいね)

私の勘なら、まだ、参加者はいるはず。ここに来ないということは説明会には出ないか、あるいは会場から場所が遠くて、到着してないのか。

ほむら(そもそも、ルール説明会って……)

ルールはすでにPDAに示されている。ならば、ルール説明会に意味はないのではないのかしら?

ほむら(……無警戒すぎたかしら?)

まどか「どうしたの、ほむらちゃん。難しい顔をして」

ほむら「まどか……私は大丈夫よ」

まどか「そう? 気分が悪かったら、言ってね。私、保健委員だから」ティヒヒ

ほむら「ありがと、まどか。私は平気だから」

さやか「ところで、ほむらの解除条件は何かな?」

ほむら「え?」

さやか「いやー、皆で解除条件を見せあえば、協力して、クリアできんじゃん」

まどか「あ、そうだね。名案だよ、さやかちゃん!」

さやか「でしょ? ちなみに私は……」

ほむら「やめなさい!!!」

私は普段よりも大きな声を出して、私達に画面を見せようとしたさやかを制止する。

さやか「い、いきなり、どうしたの?」

まどか「ほむらちゃん、身体の調子が悪いの?」

上条「たしかに今のは暁美さんらしくはないね」

仁美「ですわね」

私は皆から不審な目で見られる。だとしても、これは阻止しなければならない。

ほむら「大きな声を出して、悪かったわ。でも、互いに条件を見せあうのは反対よ」

まどか「どうして?」

ほむら「それは……」

さやか「何よ、あんた、まさか、1人で、私達を出し抜いて、さっさとクリアする気なの?」

ほむら「そういうわけじゃないわ」

さやか「じゃあ、何なの!」

まどか「お、落ち着いて、さやかちゃん」

ピンポンパンポーン

???『空気が緊迫してるところ、悪いけど、説明会を開催させてもらうよ』

ほむら「!?」

さやか「その声は!」

仁美「聞いたことがあるんですの?」

まどか「ま、まあね」

???『とりあえず、自己紹介を始めようか。僕の名前はキュウベえ。今回のゲームの説明役をやらせてもらうよ』

まどか「どうして、キュウベえが?」

さやか「うーん、きっと、魔女退治を頑張ってる私達にお礼とかかな? あるいは魔法少女のレベルをあげる方法とか?」

まどか「ああ、なるほど」

仁美「魔法少女?」

上条「そういえば、ルールにもあったよね?」

さやか「あ、あはは。気にしないで」

ほむら(あいつはそんな気のきいたことをするはずもない。何か裏があるわね)

ほむら「質問があるわ」

QB『まだ、説明もしてないのにかい? まあ、質問には答えるけどね。ただし、ゲームに関することだけだよ』

ほむら「あなたの目的は何?」

QB『………………』

さやか「あれ? 答えない?」

ほむら「ゲームには関係ない……というわけね」

QB『質問はそれだけかい?』

ほむら「まだ、あるわ。そもそも、どうして、ルール説明会をするの?」

まどか「え? それはルールを説明するためでしょ」

さやか「メールにも書いてあるじゃん」

ほむら「でも、すでにルールについては記載されているわ。にも、関わらず、ルール説明会をするのはなぜ?」

QB『たしかに君の言う通り、大まかなルールはそこに記載されているよ。だから、普通にゲームをするうえではこれに出なくても、問題はないさ。現に他のプレイヤーはここにはいないしね』

さやか「ほ、ほかにもいるの?」

QB『うん。で、さっきの続きだけど、たしかに大まかなルール説明はこれを見れば、分かるけど、細かいルールがあるからね。そういった説明さ』

ほむら「……」

QB『これで納得できたかい?』

ほむら「………とりあえずはね」



QB『では、説明を始めようか』

QB『まずはルール1。プレイヤーは各自固有のPDAが与え、PDAに表示された『クリア条件』をゲーム終了までに達成させる。なお、ゲーム終了日時については後日通知される。君達の手元にPDAがあるよね?』

ほむら「……」

皆は自分のPDAを見る。

QB『ようはそのクリア条件を達成して、ゲーム終了まで生き残れば良いだけさ。簡単でしょ?』

さやか「その終了って何時?」

QB『ゲーム終了日時は終了時刻24時間前にこちらでメールするよ。説明会の参加メールを出したときみたいにね。これもゲームに緊迫感を持たせるためさ。日時が分かると、だらけたりするしね』

QB『ルール2。プレイヤーは装着された首輪またはソウルジェムにつけられた爆弾を外してはならない。ルール3。ゲームのフィールドは区画された複数のエリアから構成されている。プレイヤーは制限されたフィールドから外に出てはならない。これは特に解説する必要もないね。まあ、ルール3について、どこが範囲内かはマップを見てもらえれば、分かるよ』

上条「質問があるんだけど……」

QB『いいよ。どんな質問だい?』

上条「ソウルジェムって何なの?」

QB『それを説明する前にこのゲームには特別な趣向があることを話さないといけないね』

上条「特別な趣向?」

QB『そうさ。このゲームには魔法少女と言われる者達が参加しているんだ』

さやか「ちょっ!?」

上条「魔法少女?」

上条君は驚きと困惑に満ちた顔をする。まあ、普通はそうでしょうけど。

QB『ソウルジェムはその魔法少女達の弱点だと思っていいよ』

上条「その魔法少女っていうのは何人参加してるんだい?」

QB『残念ながら、それには答えられないね。それを推理するのもゲームの一部……と言いたいけれど、魔法少女以外のプレイヤーには特殊機能として、魔法少女の位置を把握できるのさ。使い方は……』

あいつは簡単に使い方を説明する。

上条「……全部で7個点があるね。誰かは分からないけど……ここにも2人いる?」

QB『そうみたいだね。ちなみに魔法少女も首にダミーの首輪をしているよ。誰かを考えるのもゲームの一環だからね。頑張ってね』

上条「……」

さやか「つ、次の解説を! キュウベえ!」

QB『ルール4。ゲームには複数のプレイヤーが参加している。他者のPDAの所有・使用は自由だが、クリア条件が成立するのは初期に配布されたPDAのみに限定される。ルール5。プレイヤーはPDAを3時間以上手放してはならない。なお、身体から1m以上離れた状態を手放したと見なす』

ほむら「つまり、例えば、私はさやかのPDAを所有したとしても、私のクリア条件はさやかのPDAのクリア条件ではなく、私の最初のPDAの条件をクリアしないと、この爆弾は爆発するということね」

QB『そういうことだね。ちなみに例外があってね。プレイヤーの中にはジョーカーのプレイヤーがいる。ジョーカーは半径10m以内にあるPDAに変化できるんだよ』

まどか「変化?」

さやか「何か意味があるの?」

QB『……さあね』

QB「ルール6。上記にした、ルールに反しない限り、プレイヤーのあらゆる行動を許可する。また、クリア条件を満たせなかった場合、もしくはルールに違反した場合は、そのプレイヤーを失格とみなし、首輪またはソウルジェムを爆破する。ルール違反には当然のことだけどね』

QB『ルール7。原則として、魔法使用可能。ただし、時間停止、時間逆行、未来予知、幻覚および幻惑、速度低下は使用不可。これらの魔法を使われると、さすがに一般人には不利だからね。これはハンデみたいなものさ』

ほむら「……それが使われたら、どうするの?」

使用不可といっても、ルールに反して、使うプレイヤーも出てくるかもしれない。もっとも、私は使えないけど。

QB『安心していい。魔法少女の爆弾にはその魔法を使用させない機能がついているんだよ』

ほむら「……そんな技術があるのね」

QB『ルール8。魔法による武器も使用可能。ただし、人間の範囲3メートル以内では使用不可(無効)になる。これも彼女達の爆弾には機能がついているのさ』

ほむら「便利な技術ね」

まどか「もっと、別の方向に生かせばいいのに……」

仁美「まったくですわ」

QB『ルール9。勝者には賞金20億円を与える。勝者が複数の場合は山分け。これも特にいうことはないね』

上条「本当に支払われるのかい?」

QB『その点に関しては安心していい。ルールには誠実だからね』

ほむら「どの口が言うのかしらね」

QB『ルール10。食糧、武器、グリーフシードは随所に配置されている。使用したグリーフシードは運営が回収。補足だけど、『食糧、武器、グリーフシードは随所に配置されている。使用したグリーフシードは指定のゴミ箱に』とあるけど、食糧等は地面に埋まっているんだ』

さやか「地面に?」

仁美「じゃあ、見つけられないですか」

QB『エリアにはチップの入った箱が随所に置かれてるんだ。それをPDAを使って、食糧等のありかを見つければいい』

ほむら「食糧や水はいいにしても、武器には何があるのかしら?」

さやか「魔法の杖じゃない?」

まどか「さすがに場違いだよ」ティヒヒ

QB『残念だけど、それは違うよ。武器というのは刃物とかのことさ』

まどか「………え?」

上條「それって……」

さやか「あ、分かった。そういうおもちゃなんでしょ? エアガンとか」

QB『残念ながら、本物だよ』

さやか「ほ、ほんも……」

まどか「ええっ!? あ、危ないよ。下手をしたら、死んじゃうよ」

仁美「まどかさんの言う通りですわ」

QB『質問は以上かい、ほむら』

ほむら「………ええ」

まどか「ちょっと、待ってよ!」

QB『どうしたんだい、まどか』

まどか「どうしたんだい、じゃないよ! そんな……危ないよ!」

さやか「まどかの言う通りだよ。下手したら……し、死ぬかもしれないし」

QB『……まどか。これはそういうゲームなんだよ』

まどか「!?」

仁美「待ってください。もしかしたら、私達を不安に落とそうとしてるのかもしれませんわ」

まどか「え?」

仁美「刃物を武器と捉えれば、たしかに危険ですけど、刃物は武器としてではなく、普通に使えますわ。料理とか」

まどか「ああ」

さやか「たしかに」

ほむら「………」

QB『続けてもいいかい?』

まどか「あ、うん」

QB『で、その物を見つけるためにチップはPDAの……』

この後は流れに従い、PDAの操作説明に入る。

QB『PDAについてはこんなところかな?』

まどか「ふいー、難しいね」

さやか「でもさ。これで他の参加者よりは有利に立てたんじゃないかな?」

上條「たしかに。他の参加者はこれを知らないからね」

ほむら「……」

まどか「どうかしたの、ほむらちゃん」

ほむら「……何でもないわ」

QB『そうそう。チップの中には特殊機能がついてるのもあるからね』

さやか「特殊機能?」

QB『そうさ。例えば、チップの場所を探るチップとかね』

さやか「ほー、これは便利だね」

QB『で、最後に説明会に来てくれた君達に特別なものを見せてあげるよ』

まどか「特別なもの?」

QB『隣の部屋に用意してあるから、見てくるといいよ。見たら、こっちに戻ってきてね』

さやか「隣の部屋?」

上條「鍵がかかってた気がするけど……」

QB『開けてあるから、大丈夫』

ほむら「………」

さやか「何かゲームのヒントでもあるのかな?」

仁美「もしかしたら、私達の控え室かも」

まどか「どっきりだったり?」

ほむら「……」

まどか達は知り合いに会ったからか、呑気にしてるけど、実際はこの状況は異常だ。少なくとも、5人以上も拉致して、なおかつ、これまで、すべてが知り合い。これを偶然と済ませるにはおかしすぎる。この場所についても、だけど。これだけの人間を拉致して、気づかれない場所……どこかの島か山奥かしら? いずれにしても、私達を拉致、こんなところに放置できる土地、PDA、これだけを考えても、莫大な資金がいるはず。

ほむら(そして、おかしいのは……)

ルールに魔法少女のことが書かれている。つまり、この運営のやつらは魔法少女の存在を知っている。そして、あいつね。何でまた、こんなことを……

まどか「ほむらちゃん?」

ほむら「……」

まどか「ほむらちゃん!」

ほむら「……はっ」

まどか「どうかしたの?」

ほむら「……何でもないわ」

まどか「そう? 体調が悪いなら、いつでも言ってね。私、保健係だから」

ほむら「ありがと、まどか」

保健係はこの場では関係ない気もするけど。

まどか「行こうよ、ほむらちゃん」

ほむら「ええ」

廊下

さやか「遅いよ」

まどか「ごめん、ごめん」

ほむら「……この部屋ね」

さやか「んじゃ、開けるよ」

ほむら「気をつけて。何か、罠があるかもしれないから」

さやか「まさか。そんなのあるわけないよ」ガラッ

さやかがドアを開け、私達は中に足を踏み入れる。

仁美「きゃあああああああああ!!!!」

ほむら「あれは……」

部屋の中央にはたくさんの山積みにされた……………………………………………………………………死体があった。

まどか「あ、あ、ああ……」ガクガク

上條「ほ、本物……?」

さやか「ま、まさか。偽物だよ……」

さやかはそれに近づき、触れてみる。

さやか「ひい……きゃあああああああああ!」

さやかは後ろに倒れ込み、後ずさりをする。

上條「さやか!」

さやか「ほ、本物だよ………こ、これは……」

カシャン

部屋の電気が消えた。

ほむら「電気が……」

まどか「も、もう嫌だよ……」

カシャ。

白いスクリーンに映像が流れる。

ほむら「これは……」

ナレーター『やあ、皆。今から、そこにいる人だったものについて説明するよ』

死体の山を前におどろおどろしい声で映像から声が流れた。

ナレーター『その目の前の山は前回のプレイヤーの方々です』

まどか「ぜ、前回……?」

ほむら「これまで、手際よく、拉致とかをしたんだから、不思議なことではないわ」

ナレーター『彼らはこの会場で知り合い、ゲームクリアを目指しましたが、ゲームが進む度に、疑心暗鬼に陥り、結果がこれです』

この人達の映像がしばらく、流れる。

まどか「ひどいよ……こんなのって、ないよ……」

ほむら「大丈夫よ、まどか」ギュウ

私はまどかの手を握る。

ほむら「あなたは私が守るわ」

まどか「ほむらちゃん……」



ナレーター『それでは隣の部屋に戻って下さい』

私達は元の部屋に戻る。ただ、違うのは私達は終始無言だということだけ。

QB『どうだった?』

さやか「どうだった……って……!!」

さやかは怒りの目でスピーカーを睨む。

QB『君達には危機感がなかったみたいだからね。どうだい、自分達の状況は分かったかい?』

さやか「ふざけないでよ! あんたは私達の命をなんだと思ってるのよ!」

ほむら「落ち着きなさい。こいつにそんなことを言っても、無駄よ」

QB『さて、説明はこれで終わりだけど、質問はあるかい?』

ほむら「もし、私達がゲームをクリアしたら、本当に助けてくれるの?」

QB『もちろん。お金もちゃんと出すよ』

まどか「お金なんて、いらないから、家に帰してよ!」

QB『他に質問はないかい?』

まどかの悲痛な叫びも無視して、あいつは続けた。

ほむら「……今のところはいいわ」

私はそう答えたけれど、他の皆は沈黙を貫いた。

QB『そうかい。まあ、質問があれば、都度してくれればいいよ。待ってるからね。それじゃ、いいゲームを』

ぷつん。

音声は途切れた。

今回はここまでです

次は土曜日

ごちゃごちゃしてて難しいから読めなーい

はあ意味わかんね

これは安価進行とかですか?

読者も登場人物も何をしたらいいか分からなくてポカンとしてる…

すごく面白そうなだけに何とかなってほしい

前作もこれも意味がわからん

意味わかんなくていいよ
こんなの理解できる方がおかしいから

ギャグにふれてた分前作のが10000000000000000000000倍まし

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