No.190:櫻子「わーい♪」向日葵「何であなたが喜びますのよ」
櫻子「向日葵ー。今日の夕ご飯って何?」
向日葵「今日は麻婆茄子ですわ」
櫻子「えぇー、茄子より肉がいい!」
向日葵「大丈夫。そう言うと思って、ひき肉は少し多めに買っていますわ」
向日葵「まぁ、味のバランスを崩さない程度にですが」
櫻子「おぉー!やったあー♪」
謎定期
向日葵「はぁ…毎日毎日、手間を掛けさせて…」
ちなつ「あれ?櫻子ちゃんって向日葵ちゃんの家で夜ごはん食べてるの?」
あかり「二人とも仲良しだねぇ~」
向日葵「って、そうですわ!なんであなたが食べにくる前提の話に!」
櫻子「ん?だって、毎日作ってやるから食べに来いって言ったのは向日葵で…」
ちなつ「櫻子ちゃん、それってプロポーズじゃ…」
櫻子「なっなっ//」
向日葵「ち、違いますのよ!吉川さんなんて事を!」
ちなつ「はいはい。そういう事にしておくね」
向日葵「う、うぅ…」
あかり「さくひま、ひまさく短篇集、はっじまるよ~」
No.190 終わり
No.191:櫻子「6月16日は向日葵の誕生日!」
ちなつ「去年みたいにサプライズで何かしようかな~って」
綾乃「それで大室さんには古谷さんが欲しいものは何か?こっそり調査してほしいの」
櫻子「わかりました!」
ガララララ
向日葵「櫻子ー。日直の仕事忘れて…って、あら?皆さんおそろいでしたのね」
京子「ひまっちゃん。こんにちはー」
向日葵「こんにちはですわ」
櫻子「ちょうどよかった。向日葵って誕生日プレゼントに欲しいものってある?」
綾乃「ちょ、ちょっと大室さん!?」
向日葵「え?た、誕生日…えぇ!?」
櫻子「うん、みんなで話し合ってたんだ」
千歳「大室さん?サプライズって言ったやろ~」
櫻子「え?三杯ライス?」
結衣「サプライズ。黙って準備して、当日にお祝いして驚かせようって意味だよ」
櫻子「あ、ああー…で、向日葵は何か欲しいのある?」
向日葵「わ、私はその…さ…」
櫻子「ん?」
向日葵「櫻子の…唇が欲しいですわ//」シュー
綾乃「は、はぁ!?」
櫻子「え?そんなのでいいの?」
綾乃「はぁ!?」
向日葵「はい//」
櫻子「まったく、毎日やってるのに…向日葵は甘えん坊さんだね♪」
チュッ
向日葵「//」
櫻子「向日葵は可愛いなぁ~」ナデナデ
綾乃「∵」
No.191 終わり
No.192:向日葵「まったく私がいないとご飯も食べれないんだから…」
櫻子「次は大きいおかずがいい!でもにんじんは取り除いてね!」
向日葵「ダメですわ。大きくなれませんわよ?」
櫻子「ぐ、ぐぬぬぬぬぬ!」
向日葵「はい、あーん」
櫻子「んっ」
チュッ
向日葵「んっ//」
櫻子「」モグモグ
向日葵「//」
櫻子「//」
櫻子「ぷはーっ」
ちなつ「黙って見てたけど、なんで口移しで食べさせてるの!?」
4月ぶりだな
__
/====ヽ
| 人ヾ ))
Yル゚ヮ゚ノリ ほほうですわ
( つ旦O
櫻子「え?だって向日葵の口の中だったら、嫌いな人参が食べられるし」
向日葵「こうすれば嫌いな物が食べられるんですから…そう!仕方のない事ですわ」
櫻子「じゃあ、今度は私がピーマンを向日葵に…してげるね♪」
向日葵「えっ?べ、別に私は大きくならなくてもいいから」
櫻子「ほらほら、さっさと口を出す」
向日葵「し、しょうがありませんわね。櫻子がそこまで言うなら//」
櫻子「はい、あーん」
向日葵「んっ//」
ちなつ「∵」
No.192 終わり
No.193:櫻子「向日葵に看病されたい!」向日葵「!?」
櫻子「というわけで、ねーちゃんのパソコンと名義使ってナース服買ってきた!」
向日葵「わかりました、あなたバカなんですわね」
櫻子「これで向日葵に…」
■妄想中♪~~~~~~~~~~~~~~~~~~
向日葵『体の隅々まで検診してあげますわ』
櫻子『え?向日葵…』
櫻子『きゃーーーーー//』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
櫻子「ってな感じで…えへへへへへ」
向日葵「雑な妄想ですわね…」
向日葵(…でも、ナース姿の櫻子も…)
■妄想中♪~~~~~~~~~~~~~~~~~~
櫻子『ほらほら、薬の時間ですよー』
向日葵『もうそんな時間』
櫻子『向日葵さんはこれを飲んでね』
向日葵『いつもありがとうございますわ』
向日葵『』グビグビ
向日葵『…しょっぱい…』だばー
櫻子『あっ、これって塩だった…あははははは』
向日葵『笑い事じゃないですわ!』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
向日葵「ふふっ。なぜか元気になってしまいそうですわね」
櫻子「え?」
向日葵「いいえ、ナース姿の櫻子もいいなって思っただけですわ」
櫻子「え!?向日葵がそんなこと言うなんてめずらしい」
向日葵「じゃあ、私が櫻子の分のナース服を作ってあげますわ」
櫻子「私はナースキャップを作るね!」
ちなつ「じゃあ、私は結衣先輩とお揃いのエプロンを…きゃっ♪」
裁縫の先生「∵」
No.193 終わり
な
No.194:櫻子「5月!GW!どっか行こう!」向日葵「はいはい」
櫻子「よし!公園に来た!」
向日葵「…で、ここで何をしますの?」
櫻子「さあ?」
向日葵「そんな事だろうと思いましたわ」
…………………………………………
櫻子「逆上がり10連発完成!」
向日葵「はいはい、凄いですわね」
櫻子「それで、向日葵さんは何回出来たのかしら?」ニヤニヤ
向日葵「べ、別に逆上がりなんて出来なくても生きていけますわ」
ほう隅々まで
…………………………………………
櫻子「お腹ぺこいー。向日葵ー弁当ー」
向日葵「はいはい。準備しますわね」
櫻子「あれ?私の弁当は?」
向日葵「あるわけないでしょう?」
櫻子「…え?」
向日葵「冗談ですわ。泣きそうにならないで」
櫻子「おぉー。美味しそう!」
向日葵「さて、頂きましょうか」
…………………………………………
櫻子「ぐー」Zzzz
向日葵「まったく…ひざを貸せって言うから何かと思ったら…」
櫻子「お弁当うめぇ…むにゃむにゃ」Zzzz
向日葵「よく動いてよく食べて、よく寝て…」
櫻子「やったーちくわの磯辺揚げ~」Zzzz
向日葵「たまにはこんな日もいいですわね」
櫻子「えへへ~。向日葵のばぁーか」Zzzz
向日葵「ふふふ。櫻子のバーカ」
No.194 終わり
支援ですわ
No.195:向日葵「おせんべいが美味しいですわ」櫻子「おぉ!」
櫻子「私にも!私にも一枚頂戴!」
向日葵「仕方ありませんわね。一枚だけあげますわね」
櫻子「やったー♪」
ヒョイ
櫻子「え?」
向日葵「ほら、上にあげましたわ。悔しかったら取ってみなさい」
向日葵「と言っても、櫻子の身長では私には届かないでしょうけど」
櫻子「ぐぬぬぬぬぬ」
向日葵「まったく、このおせんぺいは美味しいですわ」バリボリ
櫻子「こうなったら!!!」
チュッ
向日葵「な、ななっ//」
櫻子「えへへ、向日葵の口の中を取ってやった~♪」
向日葵「あ、あの…もう一枚食べます?」
櫻子「うん♪」
綾乃「∵」
No.195 終わり
まだやってたのお前
No.196:撫子「そういえばさ…」櫻子「え?」
撫子「先週のあれってなんだったの?
櫻子「??」
■回想中~~~~~~~~~~~~~
撫子「ひま子来てたんだ…って、寝てる」
向日葵「くー」Zzzz
撫子「ひま子が珍しい…ん?誰か来る」
櫻子「ただいまー…って、向日葵?」
撫子(思わず隠れちゃった。まぁ、様子見てみようかな)
ちょっちまっち大学生
櫻子「」キョロキョロ
櫻子「」ストン
櫻子「えへへ~」スリスリ
撫子(櫻子がひま子の隣に座ってスリスリしてる!?)
~~~~~~~~~~~~~~~~~
櫻子「きゃーーーーーーーーーーーーーー!!」
いつもの光景ですね
撫子「…で、あれはどういう意味だったの?」
櫻子「ち、ちげーし!」
撫子「へぇ~。あそこまでやっておきながら何が違うって言うの?」
櫻子「だから、あの違うもん!」
撫子「はいはい。じゃあ、後は二人で話し合ってね。バイバイ」
櫻子「あぅぅ//」
向日葵「な、なっ//」
櫻子「あ、あのね…向日葵?」
向日葵「えっ、は、はい」
櫻子「----」
向日葵「--」
No.196 終わり
和む
No.197:先生「久々に授業をやらさせてもらうわ!」
先生「大室さん、前を見なさい」
櫻子「無理です!」
先生「…古谷さん、前を見なさい」
向日葵「先生…申し訳ありませんが、無理です」
先生「何で二人で見つめあってるの!?」
櫻子「向日葵はライバルなんです!」
向日葵「ガンを飛ばしてきている以上、目をそらす訳にはいけませんわ!」
櫻子「…」ジー
向日葵「…」ジー
櫻子「…//」
向日葵「…//」
先生「って、何で二人とも赤くなってるのよーーーー!」
ダダダダダダ
ちなつ「先生!?」
櫻子「まったく騒がしいね」
向日葵「たまには静かに授業をしたいものですわね」
ちなつ「あなた達が言わないで!」
No.197 終わり
No.198:向日葵「ハンカチは持ちましたの?」櫻子「うるさいなー」
櫻子「よし!学校に行こう!」
向日葵「ハンカチは持ちましたの?」
櫻子「持ったよ」
向日葵「教科書は?筆箱は?財布は?箸は?」
櫻子「うるさいなー。全部持ちましたけど、何か?」
向日葵「宿題は?」
櫻子「あっ…」
向日葵「まったく、ほら早く取ってきなさい」
櫻子「わ、忘れてないもんね!部屋に偶然置いてただけだし!」
向日葵「それは忘れた…いえ、もういいから早く取ってきて」
櫻子「ちょっと待ってて!」
あかり「おはよう向日葵ちゃん」
ちなつ「向日葵ちゃんおはよう」
向日葵「おはようございます…って、あれ?二人ともどうしたんですの?」
ちなつ「櫻子ちゃんがたまには4人で行こうって…聞いてなかった?」
向日葵「ええ。まったくあの子ったら勝手に決めちゃって…」
ちなつ「ところでさー」
向日葵「はい?」
ちなつ「さっきの向日葵ちゃんと櫻子ちゃんのやり取りって」
向日葵「ああ、毎日こうですの。櫻子は忘れ物が多くて」
ちなつ「なんか新婚さんみたいなやりとりだったね♪」
向日葵「な、なぁ//」
あかり「二人は仲良しだねぇ~」
向日葵「違いますの!違いますのよ!」
ちなつ「またまたー、そう言われて嬉しいくせに」
向日葵「あっぁぁぁぁ//」
櫻子「おまたせー。ってみんなおはよう♪」
向日葵「櫻子のバカーーー」
バキッドカッ
櫻子「な、なぜだー」
No.198 終わり
支援
No.199:櫻子「ひまさく喫茶」向日葵「ですわー」
カランカラーン
櫻子「いらっしゃいませー…って、歳納先輩!」
京子「こんにちは。櫻子ちゃん」
櫻子「お久しぶりです!歳納先輩お元気でしたか?」
京子「元気元気。櫻子ちゃんも元気そうで何よりだねっ」
櫻子「はい!あっ、注文は何にされます?」
京子「ラムレーズンをお願いできるかな」
櫻子「少々お待ちを~」
……………………………
京子「ラムレーズンうめぇ!」
向日葵「歳納先輩こんにちは」
京子「ひまっちゃんこんにちはー。二人の愛の巣にやってきたよー」
向日葵「もうっ、歳納先輩ったら」
京子「あれ?てっきり赤面するかと思ったら」
向日葵「結婚して数年立ってますし、今更ですわ」
京子「そっかー。高校卒業してからそんなに立つんだ」
向日葵「ええ。ちょっとやそっとでの事、何ともありませんわ」
櫻子「向日葵ー疲れたーキスしてー」
向日葵「は、はぁ!?」
櫻子「どうせお客さん、歳納先輩だけだしいいでしょうー?」
向日葵「だ、だからってあなたこんな所で!?」
櫻子「私疲れたの!…だから、お願い」
向日葵「うぅ…//」
櫻子「じゃあ厨房ならいいよね?」
向日葵「だ、ダメですわ!もし、唾液でも飛んだら大変な事に!」
櫻子「へぇ~、向日葵さんはそんなに濃厚なキスをするつもりだったんですか?」ニヤニヤ
向日葵「あっ、べ、べつにそんなつもりは…」
櫻子「向日葵のエッチ」
向日葵「く、くぅ…//」
京子「私帰る、お金ここに置いておくね」
向日葵「え?」
櫻子「すいません、何か二人で話しこんじゃって」
京子「ううん。用事を思い出しただけだから。じゃあ、また来るね」
向日葵「は、はい」
櫻子「ありがとうございました」
京子(今度の同人は、ミラクるんがライバるんにベタ惚れって設定で)
京子(ミラクるんがイチャイチャしようとして、ライバるんが赤面しながらも否定する)
京子(よし!たまにはこんな話もいいよね!)
京子(また、ネタに詰まったら、二人の所に行こうかな)
向日葵「櫻子のせいで!」
櫻子「向日葵が変な事ばかり考えるからだろ!」
向日葵「キスをしたいって言いだしたのはあなたで!」
櫻子「でもやる気マンマンだったじゃん!」
向日葵「でも---」ギャーギャー
櫻子「----」ギャーギャー
No.199 終わり
No.200:櫻子「にこころつたえこころ?」向日葵「以心伝心ですわ」
櫻子(眠い…コーヒー飲みたい…)
櫻子(あっ、向日葵がコーヒー飲もうとしてる…私も欲しいな…)
櫻子「」ジー
向日葵「…」
向日葵「はい、コーヒーですわ」
櫻子「おぉ!さすが向日葵!褒めてつかわす!」
向日葵「なんで偉そうなのよ!」
櫻子「」グビグビ
櫻子「にがっ!もっと甘くしろよ!」
向日葵「苦い方が眠くならないんですわよ」
向日葵「ああそれとも、お子様の櫻子には合わなかったのかしら?」
櫻子「はあ!?私はもう子供じゃねーし!このくらい飲めるもんねっ!」
………………………………………
櫻子「メガポテトうめぇ!」
向日葵(…お腹が減ってきましたわ…)
櫻子「ポテト食べる?少しくらいなら分けてやらん事もないぞ?」
向日葵(…ポテトはカロリーが高いですし…)
櫻子「じゃあ、サイドメニューで頼んでおいてサラダがいい?」
向日葵「じゃあそれを頂きますわ。ありがとう」
櫻子「もっと敬え!」
向日葵「調子に乗るな!」
綾乃「…ねえ」
向日葵「はい?」
綾乃「さっきから不思議なんだけど…」
千歳「なんでお互いの事がわかるん?」
櫻子「え?」
綾乃「えーと、最初は古谷さんが大室さんにコーヒーを入れてあげたでしょう?」
櫻子「はい。飲みたかったんで」
千歳「何でそれがわかったん?」
櫻子「え?」
しえしえ
綾乃「次に、古谷さんがサラダを食べる時?」
向日葵「ああ、私がお腹減ったと思っていたら櫻子が…」
千歳「何でお腹減ってるって大室さんは気付いたん?」
向日葵「それは、付き合いが長いからですわ」
櫻子「ある程度なら目を見ればわかるんですよ」
向日葵「まったく櫻子の考えがわかるなんて腹立たしいですわ」
櫻子「それはこっちのセリフ!」キィッ
綾乃「へぇ~すごいわね」
………………………
櫻子「…」
櫻子(あっ、向日葵の口の周りにケチャップがついてる…)
櫻子(さっきナゲットのケチャップの容器を開けた時に、飛び散って向日葵についちゃったのか)
櫻子(…向日葵に気付かれず処分しないと…)
櫻子(向日葵に怒られる!)
向日葵「…櫻子?」
櫻子「へ?どうかしたの?」
向日葵「いいえ。気のせいみたいですわ」
櫻子「うん、向日葵はバカだなー。あははは」
向日葵「」ジー
向日葵(櫻子がさっきから私の口を見てますわね…)
櫻子「…」
向日葵「…」
櫻子「…」
向日葵(…はぁ!?)
向日葵(キスがしたいですって!?)
向日葵(何を考えて)
向日葵(…でも、櫻子なら…)
向日葵「//」プシュー
櫻子(向日葵…顔が赤くなるくらいに怒ってる)
わぁい
櫻子(…う~ん…どうしよう…)
櫻子(舐めとろうかなって思ったけど…)
櫻子(怒られる前に帰ろうかな?)
櫻子(でも、追いかけてきたら…)ソワソワ
綾乃(え?え?どういう状況!?)
綾乃(古谷さんが顔を真っ赤にして、ウルウルした目で大室さんを見ているわ…)
綾乃(あれは絶対に乙女の顔…ということは…)
綾乃(え、ええ!?)
綾乃(お、女の子同士なのに…!?)
綾乃(まぁ、別に問題はないわね)
綾乃(そして、大室さんは少し落ち着きがないわね)
綾乃(…なるほど、二人っきりになりたいという事ね!)
綾乃「千歳!」
千歳「ん~?」
綾乃「歳納京子の所に行くわよ!」
千歳「わかったで~」
綾乃「じゃあ、二人は留守番をお願いねっ」
千歳「任せたでー」
向日葵「え?あっ、はい」
櫻子「先輩!?」
櫻子「行っちゃった…」
向日葵(わ、私どうすれば…出来れば櫻子からリードして欲しいけど…)
櫻子(向日葵がさらに赤くなって、プルプル震えてる!?)
櫻子(こ、怖い!)
キマ
向日葵(櫻子が不安な表情で私を見てますわ…)
向日葵(私にリードしてほしいのね…)
向日葵(わ、わかりましたわ!)
櫻子(ひ、向日葵が変な表情に!?)
櫻子(げっ!絶対に怒ってる!怒ってる!)
櫻子(でも、逃げ道もないし…)
櫻子(こうなったら、勘弁して…目を閉じよう…痛くありませんように)
櫻子「い、痛くしないでね…」
向日葵「!?」
向日葵(い、痛く!?どこまで先を考えてるの!?)
向日葵(しかも、目を閉じて…そこまで覚悟が出来てますのね)
櫻子「…」
向日葵(櫻子かわいい。櫻子かわいい。櫻子かわいいですわ…)ハァハァ
チュッ
櫻子「…え?」
向日葵「櫻子、その…私」
櫻子「え?」
向日葵「ちょっと逆になってしまいましたが、私はあなたの事が…」
櫻子「」ポロポロ
向日葵「櫻子!?」
櫻子「か、帰る!」
向日葵「え?」
櫻子「私、帰る!」
ダダダダダダダダダダダダダダ
向日葵「櫻子!!!!」
………………………
櫻子「なんなの一体…」
櫻子「何でいきなりチューなんだよ」
櫻子「…バカ」
向日葵「櫻子ー!!」
櫻子「…」
向日葵「ようやく追い付きましたわ」ハァハァ
櫻子「なに?」
向日葵「えーと…その、もしかして、間違ったのかしら?」
櫻子「何が!?」
向日葵「てっきり、キスをしてほしいって思ってたのかと思って」
櫻子「思ってねーし!全然思ってなかったし!」
向日葵「あっ…その、ごめんなさい」
櫻子「あっそう。じゃあ帰るから」
今回はつまんないね
向日葵「その…櫻子?」
櫻子「話しかけないで!私怒ってるの!勝手にチューして」
櫻子「どうせ、目の前で目を閉じている女の子がいたらチューするんでしょう!」
向日葵「そ、そんな事は」
櫻子「雰囲気さえ揃えば誰にでもするくせに!」
向日葵「今日が初めて!誰ともした事ありませんわ!」
櫻子「嘘付き!すごく上手にチューした癖に!」
向日葵「ずっとずっと櫻子としたいって、ずっとシミュレーションをしていたから!」
櫻子「…………え?」
向日葵「わ、私は…あなたと…あなたが好きだから。あなたとしたくて…」
向日葵「だから、私初めてで…うまくやれるか心配で…勇気だして…」
向日葵「それなのに…あなたは泣きだして…誤解されて…」
向日葵「ごめんなさい。嫌だったわよね。勝手に勘違いして、好きでもない人からキスされて…」
向日葵「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
向日葵「それに、わけわかりませんわよね。こんな話の順序も無茶苦茶な話。ごめんなさい」
向日葵「だから…謝るから、謝りますから…」
向日葵「嫌いにならないで」ポロポロ
櫻子「向日葵…」
櫻子「私達って、お互いの事わかってるつもりだったけど、何もわかってないよね」
向日葵「そうです…わね」グスグス
櫻子「私もね、向日葵の事が好きだよ。向日葵が好きって気持ちより、ずーっと向日葵が好きだよ」
向日葵「…ふぇ?」
櫻子「さっきはごめん。急にチューされて、だからっ!」
チューーー
向日葵「あっ//」
櫻子「えへへ。これでおあいこね?」
向日葵「ふ、ふぁい//」
櫻子「あまり赤くなるなよ!こっちも恥ずかしいだろっ!」
向日葵「そ、その…夢みたいで」
櫻子「今度はちゃんと雰囲気を作ってから…そのしてね」
向日葵「え、ええ。わかりましたわ」
櫻子「えーと、あの…今日から私達って…その恋人同士なのかな?」
向日葵「へ?…そ、そうですわね。そんな感じだと思いますわ」
櫻子「じ、じゃあ」
ギュウ
櫻子「えへへ~。向日葵と手を繋いで帰るの夢だったんだ」
向日葵「え?あ…あぅ//」
櫻子「これからもよろしくねっ向日葵」
向日葵「え、ええ、よろしくお願いしますわ。櫻子」
櫻子(…そういえば、向日葵の口の周りにケチャップがついたまま…)
向日葵(櫻子可愛い。可愛すぎて失神しそうですわ)
櫻子(最後にもう一回だけ、チューして…その時、ちょっと舐めとってあげようかな//)
向日葵(もう一回キスしたら…もう私ダメになりそう)
櫻子(どのタイミングでチューしようかな?)
向日葵(ダメですわ。櫻子の手、柔らかい…幸せ…頭がふにゃふにゃに…//)
櫻子(これからもいっぱいしようね…向日葵っ//)
向日葵(櫻子がこっちを見てる…だめっ。これ以上は理性が…//)
櫻子「えへへ」
向日葵「あ…うぅ//」
終わり
これにて、終わりになります。
支援&見てくれてありがとうございました!
また、機会があればよろしくお願いします
乙ひまさく
また待ってるし
乙
似たような話ばかりで飽きてきたから斬新な物も期待してるよ
ぼのぼの乙やで~
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