少女「あなたはこの洞窟に住んでるの？」

ヤミラミ「ウィ！」

少女「洞窟の中って楽しい？」

ヤミラミ「……ウィ！」

少女「そうでもないみたいね」

ヤミラミ「ウィィ……」

少女「出ていきたければ出て行けばいいじゃない」

ヤミラミ「……ウィ」

ガッ　ズテーンッ

少女「…痛い……」ムクッ

ヤミラミ「ウィィイ？」

少女「大丈夫よ、慣れてるから」

ヤミラミ「ウィィ」

少女「だけどやっぱり下が岩だといつもより痛いわね」

少女「……ちょっと休憩していいかしら？」

ヤミラミ「ウィ！」

少女「ふぅ…」

ぐ～

少女「……」ガサゴソ

少女「…パンがあったわ、あなたもどう？」

ヤミラミ「ウィ！ウィ！」

ガッ　ガッ　ガッ　ゴギンッ　ガキンッ　ガチンッ

ヤミラミ「ウィ♪」ゴリッ　ゴリッ

少女「……石を食べてるの？」

ヤミラミ「ウィ！」

少女「変わってるわね……」

少女「やっぱりこの洞窟、暗いわね」

ヤミラミ「ウィ？」

少女「あら？あなた、外に出たこともないの？」

ヤミラミ「ウィー」

少女「外はとにかく明るい場所よ、容赦ない程ね」

ヤミラミ「ウィィ……」

少女「そうね、あなたがいきなり外に出たら目が潰れてしまうかもしれないわ」

・
・
・
・
少女「あら？出口かしら？」

ヤミラミ「ウィ」

少女「ありがとう、もう大丈夫だわ」

ヤミラミ「ウィィ？」

少女「心配してくれてるの？…ありがとう、でも大丈夫よ。それにあなたは外に出ないほうが良いわ」

少女「じゃあね、親切なポケモンさん」

なんだろう、すげえ好きだわこれ

上げ