穂乃果「彼女欲しいなぁ…」凛「!」 (87)
穂乃果「はぁ…今日も帰りは1人かぁ…」
穂乃果(海未ちゃんとことりちゃんが付き合い出してからは帰りはしょっちゅうだな)
穂乃果(付き合ってるといえばにこちゃんと真姫ちゃんもだし)
穂乃果「もーーー!!なんでこうも私の周りは彼女持ちばっかりなの!」ガシャァァァン
穂乃果「…ハァ」
穂乃果「あー、もう誰でもいいから彼女欲しいなぁ」ボソッ
頭おかしい
りんはかよちんがいるだろ
ほのりんとかいう名曲ユニット
期待
いいぜぇいいぜぇ?
~~~
穂乃果「さて、そろそろ寝ようかな」
ブーブー
穂乃果「あ、メールだ」
穂乃果「どれどれ」
from.凛ちゃん
穂乃果ちゃん!
今度の土曜日は練習ないし、2人で遊ぼうよ!
穂乃果「2人で…か…」
穂乃果「…いいこと考えちゃった」ニヤリ
to.凛ちゃん
いいよー
私も凛ちゃんに大事な話があるんだ
穂乃果「これでよしっと」
この穂乃果からゲスい匂いがしてきたぞ
飢えすぎww
まぁでもことりちゃんの本命は俺だしな
つきあってるとおもってるのは海未ちゃんだけ
土曜日――
凛「あっ、穂乃果ちゃん!こっちこっちー」ブンブン
穂乃果「ごめんね凛ちゃん。待った?」
凛「ううん、今来たとこだよ」
穂乃果「よかった。じゃあ行こっか」
凛「うん!」
凛ちゃんは何しても可愛いです
海未ちゃんはエリチだろうが!!お前は何も分かってない
ちんちん熱く燃えてきた
穂乃果「そういえば凛ちゃんは急に私なんか誘ってどうしたの?」
凛「えっと、それは…」
穂乃果「それは?」
凛「な、何となくかにゃ~」
穂乃果(あ、これは案外余裕な気がする)
穂乃果「そっか。それで今日はどこ行くの?」
凛「実はあんまり考えてなかったり…」アハハ
穂乃果「いいよいいよ。そうだ!それなら…」
穂乃果の思考が完全に男子高校生でワロタ
獣姦はどうかと思うんだよね…
凛「わぁ、こんなところにアイドルショップがあったんだ!」
穂乃果「つい最近オープンしたんだって」
凛「すごーい!ここにもμ’sのみんなのグッズがいっぱいあるよ!」
穂乃果「あっ、こっちに凛ちゃんの写真もあるよ」
凛「ホントだ。なんか恥ずかしいな…」
穂乃果「恥ずかしがることないよ。ほら、こんなに可愛いんだから」
>>11
エロい
一番エロスを感じるのが穂乃果
一番ココロときめくのが凛ちゃん
凛「ふぇ?えええぇぇっ!?」カアァッ
穂乃果「どうしたの?」
凛「い、いやいやいや!凛なんかより穂乃果ちゃんのほうが絶対可愛いよ!」
穂乃果「私は凛ちゃんの笑顔大好きだよ。この写真も買っちゃおうかな~」
凛「うぅ…じゃあ、私も穂乃果ちゃんの写真買うにゃー!」
穂乃果「ふふっ、ありがと」
さすが女たらし
~~~
穂乃果「さて、ちょっとお腹空いてきたね」
凛「凛もペコペコだよ~」
穂乃果「じゃあお昼にしよっか。この辺りに良さそうなお店は…」
凛「あっ!それなら凛が美味しいお店知ってるよー」
~~~
凛「じゃーん!凛の行きつけのラーメン屋さんでーす!」
穂乃果「ラーメン屋うぃんぐす…?」
カラカラカラ
凛「こんにちはー」
店主「凛か」
穂乃果「この人は?」
凛「ここの店主さんだよ」
店主「私の名は…ナッシュ。ただのラーメン屋だ」
穂乃果「あっ、どうも」ペコリ
店主「待っていろ、今作る」
凛「はーい!」
ドルべさん何やってんすか
店主「出来たぞ」コトッ
凛「いただきまーす」
穂乃果「いただきます」
穂乃果(それにしてもデートでラーメン屋なんて…)
穂乃果(ま、そんなところも凛ちゃんらしくていいんだけどね)クスッ
凛「穂乃果ちゃん。早くしないとラーメンのびちゃうよ?」チュルンチュルン
穂乃果「ホントだ!早く食べなきゃ!」
続きはよ
ドルべは犠牲になったのだ…
穂乃果(…って、いけないいけない。凛ちゃんのペースに乗せられてちゃ)
穂乃果(私の目的は凛ちゃんを彼女にすること!余計な感情は捨てろ、私!)
穂乃果「あれ?凛ちゃんほっぺにスープが撥ねてるよ」
凛「えっ、本当?」
穂乃果「うん。とってあげるね」ペロッ
凛「!?」
店主「ブックス!」
ぜひ参考画像を
ブックス!
ほのりんの薄いブックスが欲しいな
~~~
凛「もー!穂乃果ちゃん!店主さんも見てたよ!」
穂乃果「アハハ、ごめんね。…でも、店主さんが見てたよっていうのは、誰も見て無ければOKって意味?」
凛「!」
凛「もう!なんか今日の穂乃果ちゃん変だよ」
穂乃果「え~、ひどいな~」
うっ…
穂乃果「もう日が傾いてきたね」
凛「冬は日が短いにゃ~」
穂乃果「ねぇ、最後に観覧車に乗りに行かない?」
凛「観覧車…あの近所に出来たミニ遊園地の?」
穂乃果「うん!眺めもいいからきっと気に入ると思うよ」
薄いブックスが熱くなるな
凛「わぁー!すっごく綺麗!」
穂乃果「でしょ!私も気分が沈んだ時はこれに乗りにくるんだ」
凛「あっ!そういえば、穂乃果ちゃんの大事な話って何だったの?」
穂乃果「大事な話…そうだったね」
穂乃果「ねぇ、凛ちゃん。凛ちゃんは今彼女とかいるの?」
早く
凛「彼女?」
穂乃果「そう、彼女」
穂乃果(ちょっとキリッとした顔しておこう)キリッ
凛「…いないよ。凛、髪だってこんなに短くて女の子っぽくないし。それに、お出かけするとすぐにラーメン屋に行っちゃうような子だよ?」
穂乃果「アハハ。そっかそっか」
穂乃果「…でもね。私、そんな凛ちゃんのことが好きになっちゃったみたいなんだ」
凛「……っ!」
ここで彼氏じゃなくて?って聞かないあたりここはそういう世界なんだなって
わくわく
のぞむならできる秘密のkiss
穂乃果(あれ?なんか複雑そうな顔してる?タイミング間違えたかなぁ…)
凛「……ん」スッ
穂乃果「ん?」
穂乃果(目を閉じて顔を近づけてきた…ってことは!)
凛「…は、早くしてにゃ~!凛だって恥ずかしいんだよ」
穂乃果「はいはい」スッ
凛「……んっ」チュッ
キマシ・・・
契約は成立した
~~~
穂乃果「さ、帰ろっか」
凛「うん…」
穂乃果「あっ!そうだ!」
凛「?」
穂乃果「今日はみんな旅行で家に私1人なんだった。…なんだかちょっと心細いなぁ」チラッ
凛「そ、それって」ドキドキ
穂乃果「ねぇ、凛ちゃん。家に泊まりに来ない?」
展開早いな
~~~
穂乃果「ふぅ、あったまったね」
凛「そ、そうだね…」
穂乃果(流石に一緒にお風呂は断られるかと思ったのに)
穂乃果(あー、それにしてもお風呂での反応も可愛かったなぁ)
穂乃果(私、やっぱり本気で凛ちゃんのこと…)
凛「穂乃果ちゃん大丈夫?」
穂乃果「あ、うんうん!大丈夫だよ」
凛「よかった~。のぼせちゃったかと思って心配したよ~」ニヘッ
穂乃果「………」
かわいい
これはデキる穂乃果
きゅんきゅんする
のぼせると後が大変だからな
頭が食いちぎられるような頭痛がきたときはまじで死ぬかと思った
凛ちゃんかわいすぎ
凛「きゃっ」ドサッ
穂乃果「………」
凛「穂乃果ちゃん…?」
穂乃果「そんな顔見せられたら、私だって我慢出来なくなっちゃうよ?」
凛「穂乃果ちゃん…凛は…」
凛「………」グッ
凛「…いいよ。凛は穂乃果ちゃんになら何されても」キュッ
穂乃果「凛ちゃん…」
穂乃果「…優しく出来なかったらごめんね?」ギュウッ
こいつら性格も見た目もわりと似てるよね
~~~
チュンチュン
穂乃果「ふぁ…朝か…」
凛「………」スヤァ
穂乃果(凛ちゃん。私ね、最初は誰でもいいから彼女が欲しくて、凛ちゃんを選んだのはたまたまだったんだよ)
穂乃果(でも、今は…)
凛「……ん」パチッ
穂乃果「おはよう。凛ちゃん」
凛「おはよう。穂乃果ちゃん!」
・8・朝チュン
ほのりん好きだけど、少なくね?
教室――
海未「どうしたのですか穂乃果?」
穂乃果「ほぇ?」モグモグ
海未「今日はなんだか朝から楽しそうに見えます」
ことり「チュンチュン(何かいいことでもあった?)」
穂乃果「うん!実は私…彼女が出来たの!」ブイッ
海未「えぇっ!?」
ことり「チュン(本当!?)」
ことりww
チュンチュン
ことりワロタ
鼻から発想がビッチじゃねーか!
海未「いきなりですね」
穂乃果「いや~、実はなんとかく彼女でも欲しいなーって思ってたら調度よく凛ちゃんからメールが来てね」
穂乃果「そのまま流れでデートして…ってわけなんだけど」
海未「穂乃果、貴女まさか…」
穂乃果「まあまあ聞いてよ。実はその後…」
カシャーン
穂乃果「!」
海未「いきなりですね」
穂乃果「いや~、実はなんとなく彼女でも欲しいなーって思ってたら調度よく凛ちゃんからメールが来てね」
穂乃果「そのまま流れでデートして…ってわけなんだけど」
海未「穂乃果、貴女まさか…」
穂乃果「まあまあ聞いてよ。実はその後…」
カシャーン
穂乃果「!」
ほのカスじゃなくてよかった
凛「………」
海未「凛…!」
凛「……っ!」ダッ
ことり「チュンチュン(凛ちゃん!)」
海未「穂乃果!貴女、自分がなんてことをしたのか…」
穂乃果「わかってる!」ダッ
穂乃果(自分が酷いことをしてたのなんてわかってる)
穂乃果(それでも私は…まだ凛ちゃんに伝えなきゃならないことがある!)
鬼ごっこの始まりなの
穂乃果「凛ちゃん!」
凛「穂乃果ちゃん…」
穂乃果「凛ちゃん聞いて!私…」
凛「大丈夫だよ。穂乃果ちゃん…だって、凛は全部知ってたから」
穂乃果「えっ?」
つかまえなくちゃ振り向かないわ
凛「凛ね、穂乃果ちゃんが彼女欲しいなーって言ったの偶然聞いてたんだ」
凛「それを聞いた時、今しかないって思った」
凛「計算高い…嫌な女だよね…」アハハ…
穂乃果「………」
凛「ずっと穂乃果ちゃんのこと大好きだったんだよ?でも、穂乃果ちゃんは人気者だから無理だって自分に言い聞かせて諦めてた」
凛「だから、これは神様がくれたチャンスなんだって思ったんだ」
追いかけられたい
凛「穂乃果ちゃんは誰でもよかった…そんなのは最初からわかってたはずだったのに、直接聞いたらやっぱりショック受けちゃったんだ」
凛「ごめんね。大事な時間を凛なんかに使わせちゃって」
凛「でも、ありがとう。短い時間だったけど…凛の彼女でいてく…」
穂乃果「言わせないよ!」チュッ
凛「んっ……!?」
パッショネイトじんじん熱く変わる
言わせねぇよぉ!
急いでよねえ
でもね恥じらいーでもね恥ずかしいー
穂乃果「凛ちゃん。今更信じて貰えるなんて思ってないけど、それでも聞いて欲しいの!」
穂乃果「確かに私、最初は誰でもいいから彼女になって欲しいと思ってた」
凛「…うん」
穂乃果「だけど、今は違う。私は凛ちゃんが好き!」
穂乃果「誰よりも可愛い笑顔を持ってるのに自分が女の子らしくないなんて本気で悩んだり、デートで行きつけのラーメン屋に連れていってくれたり!」
穂乃果「他の誰かじゃ絶対代わりになんてなれない…そんな凛ちゃんのことが好きなの!」
凛「穂乃果ちゃん…」
ベストアルバム買ってマーフェス2から聞いてたら穂乃果ちゃんのサムマイと恋Rin流れててわらた
凛「…なんだか、それじゃあ凛がおかしな子みたいだよ」フフッ
穂乃果「私の彼女になりたいだなんて十分おかしな子だよ」フフッ
キーンコーン カーンコーン
穂乃果「あちゃ~。お昼終わっちゃったね」
凛「じゃあ午後の授業はお休みで、またこの間のラーメン屋に行くにゃー!凛もお腹空いちゃったよ」
穂乃果「うん。行こう!」
穂乃果(これからもずっと一緒に行くラーメン屋への道のり。忘れないように…)ギュッ
凛「あ…」
穂乃果「手、繋いでいこう」
~完~
ふぅ
これはなかなか乙
夜の凛ちゃんがかわいかった
やっぱりぞらりんが一番だわ
このSSまとめへのコメント
ナッシュ......こんなとき君がいてくれたら
なぜことりさんはチュンしか話さないのですか