前回までのあらすじ
清澄高校に入学した宮永咲は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える
彼女は、クラスメイトで中学からの腐れ縁の男の子・須賀京太郎に惹かれる
だがクラスメイトの反応から、彼は彼女には見えて、他のクラスメイトには見えていないのでは無いかと感じる
そんなある日、あるクラスメイトが凄惨な死を遂げ、彼女はこのクラスが直面している現実を知らされるのであった
次々と降りかかる惨劇の中、京太郎は誰からも存在を無視されるのをいいことに教室内での露出行為をエスカレートさせていき、ついに…
和「それではこのレモンをどうぞ口に」
咲「で、でも、そんな酸っぱいのを直接口にだなんてやだよぉ……」
和「そういうであろう可能性も考慮し、ハチミツ漬けも作っておきました」
咲「わ、わぁ……。それじゃあ頂きます」
和「はい、遠慮せずにどうぞ」
咲「~~~っ……やっぱり酸っぱいよぉ~」
和「ふふっ、咲さんは酸っぱいものが苦手なんですね。ところで、口の中はどうですか?」
咲「あっ、和ちゃんの言った通り、唾液が粘性を帯びてきたよ」
和「素晴らしいです咲さん。では、私はここで屈みますのでよろしくお願いします。んぁーっ……」
咲「えっ?えっ?」
和「私が口をあけているので、咲さんはそこに唾液をたらす感じでいいと思うのですが?」
咲「う、うん。和ちゃんの病気を治す為だもんね。それじゃ……」タラーッ…
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