アルミン「凄い事?」
エレン「ああ。いいか、よく聞けよ」
アルミン「うん」
エレン「巨人は人間を喰うよな?」
アルミル「うん」
エレン「でも人間以外の生物は喰わない」
アルミン「うん」
エレン「と、いう事は馬や犬に巨人討伐させたらいいんじゃないか!?」
アルミン「…うん。そうだね…」
エレン「なんだよその反応。もっと派手に驚いたりしろよ」
アルミン「確かにそれが出来たらいいんだけど…色々問題点が多いからね。現実的じゃないよ」
エレン「そうか…この案をジャンに話したら手を叩いて喜んでたんだけどな…」
アルミン「はは…それは笑われたんだと思うよ…」
エレン「なに!?ジャンの奴め!笑ってたのかよ!」
アルミン「まあ、もうあまりこの話はしないほうがいいよ」
エレン「? 何でだ?」
アルミン「えーと…それはその…」
はよ
外の野生動物も倒したって食えるわけじゃないから目もくれないんだろうな
エレン「なんだよ、はっきり言え」
アルミン「その…は…恥ずかしい思いするかもしれないし…ね?」
エレン「なんでこの案を話しただけで恥ずかしい思いするんだよ。なぁ」
アルミン「ん…ちょっと…それは…エレンが傷つくかもしれないし…」
サムエル「お、二人共!何の話してんだ!」
アルミン「あ、サムエル!助かった!」
エレン「助かった?」
アルミン「サムエル、ちょっとエレンの話し相手になってあげてよ!」
サムエル「ん?別にいいが…」
アルミン「僕は用事あるから!じゃあねエレン!」タタタ
エレン「…何だあいつ」
サムエル「…で、何の話してたんだ?」
エレン「ああ、実はすごい事を…」
アルミン(はぁ、サムエルがいて良かった…バカなんて言ったら流石のエレンでも怒るからなぁ)
アルミン(さてと…僕は部屋で自習でもしようかな)ガチャ
食堂
クリスタ「ああ!そんな方法があったんだね!」
ユミル「え、クリスタ?」
エレン「おう!凄いだろ!俺の画期的な案は!」
クリスタ「うん!」
ユミル「おーいクリスター…」
クリスタ「これは教官に言う必要があるよ!」
エレン「ああ!」
ユミル「あの…」
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