【進撃】1000年前の君へ (14)
思いついたので書きます。
内容については、進撃の巨人のキャラなんですけど、
時代設定については2050年頃、という設定です。
では、はじめます。
ー太平洋 国際連盟所属第2公海平和維持部隊駐屯海上基地ー
通称、マザーベース
そこには田畑や緑茶もあり、鉄の島となっていた。
おっと、その前にこの世界の説明をしようか。
まず、国際連盟がさらなる戦争の歯止めとして
公海平和維持部隊を作った。
しかし、広すぎるが故に管理が杜撰になるのを防ぐ、
ということで、二ヶ国以上の管理が条件であった。
そこで太平洋はアメリカ海軍、海上自衛隊の管理下となったのであった。
他にも、ヨーロッパなどではテロが多発した。
そして死傷者のべ583人となったり、難民などによる失業者が大量に発生した。
その者たちが北米、アジアに流れていった。
この難民たちの中にはこの世界の主人公「エレン」が居た。
遅くなりましたが、エロが微量(物語終盤)とグロ少量(物語全体)があります
エレヒス、エレフリです。 ミカジャン・・・は入るかどうか微妙。
日本時間04:00
見知らぬ天井を前に彼は目覚めた。
エレン「・・・ここはどこだ?」パチッ
カーテンがあき、1人の女性が入ってきた。
フリーダ「おはよう、エレン!」
エレン「ああ、フリーダか、おはよう。」
彼女の名前はフリーダ・レイス。エレンの姉的存在でもあり、恋人的存在でもある。
エレン(だけど、まだ4時か・・・まだ寝れ フリーダ「まだ寝れるって思ってるでしょ?」
エレン「そうだけど・・・ダメ?」
フリーダ「今日は新兵の歓迎式で、今年からエレンも教官担当でしょー!」
ああ、今年から俺も担当だったか・・・と思いつつ、
彼は立ち上がる。
エレン「だけどなん フリーダ「歓迎式の準備手伝うんでしょ?」
エレン「そうだったっけ?」
いうのは遅れたが、彼女はエレンの言おうとすること、思ってることを察することができるのだ。
そして二人は仲良く会場へ向かうのであった。
そうそう、エレンがベッドで寝ていたのは、出撃の後だったからだ。
そこまで大したことではなかったが。
太平洋を航行中の客船の甲板部が銃を所持した武装集団に占拠されかけただけである。
それをエレンの部隊、
第2公海平和維持部隊所属海兵隊特殊チームが止めただけのことである。
はい、筆者です。
この名前、長いので省略します。
エレンの部隊は「特殊チーム」にします。
他もわかるように省略します。
ー歓迎式の後ー
エレンが担当する新兵部隊が招集された。
上から、
ミカサ・アッカーマン
ジャン・キルシュタイン
クリスタ・レンズ
サシャ・ブラウス
コニー・スプリンガー
と、なっていた。
*エレンと彼らは同い年
彼らはまだ知らなかった・・・
エレンが教官だということに!
ジャン「おい、お前誰だ?」
フリーダ(あっ・・・)
今の彼の一言は間違いなくエレンに向かって言ったのであろう。
まぁ、そう言われても仕方がない。
エレンの身長はジャンより小さいのだから。
エレン「はぁ・・・」
彼はため息をこぼしながら、制服についてる桜と二つの太線が刺繍された階級章を叩く。
*この階級は海自の一等海尉という階級です。偉い方・・・だと思う。
なんでそんな人が戦ってんだーとかは気にしないでね。
ジャン「あっ・・・」ゾクッ
ジャンの顔がみるみるうちに青くなっていく
そりゃそうだ。自分の上官に喧嘩を売ったのだから。
ほかのメンバーはというと・・・
サシャ コニ「?」キョトン
クリスタ「 」アワアワ
ミカサ「ハァ・・・」
って感じ。
半分に関しては分かっていない惨状である。
エレン「よし、まずは座学からだな」
~二ヶ月後~
エレン(よし、とりあえず基本はできた…次は実技だな)
エレン「午後の訓練は座学ではない。これからは実技、主に火器の使用について、だ」
ジャン「よっしゃ!」ワクワク
コニー「やっとだぜ!」ワクワク
火器、つまり銃を使うということで、はしゃぐ男達を尻目に、
サシャ「男の子ってなんであんな馬鹿なんでしょうね?みなさん?」
ミカサ(サシャ・・・あなたが言えることではないと思うのだけれど)
クリスタ「あはは・・・」
まぁミカサがそう思うのも無理はない。
コニーとサシャのおかげで基本的な座学が一カ月伸びたのだから。
ー火器訓練所ー
ジャン「すげぇ・・・」
コニー「でっかくてカッケェな!ジャン!」
ジャン「ああ、そうだな!行こうぜ!」タッ
駆け出した二人をつかんだのは、もちろんエレン。
エレン「まぁ待て」グイッ
エレン「今回やるのは、ハンドガンの練習だ」
ジャン コニ「え~、アサルトライフルとかじゃねぇのかよ~」
エレン「当たり前だ。初心者に渡せるかそんなもん」
エレン「まず見本だ」
エレン「構えて」チャキッ
エレン「撃つ」バン
エレンの脳裏に頭部を貫通され、脳漿や血を撒き散らしながら倒れる敵兵士の姿が一瞬よぎった。
男達「うぉー!カッケェ!!」
クリスタ(・・・? 何か・・・苦しそう? 私と・・・同じ感じがする)
ミカサ(この男・・・何か違う)
サシャ「もう~!二人とも無視しないでくださいよー!」
【エレンの愛銃】
ジャン「エレンさんの好きな銃ってなんですか?」
エレン「今は訓練中だろう。後にしろ、後に」
ジャン「え~、でもわかんないとやる気出ないっすよー」
ジャン「なぁ、コニー?」
コニー「?・・・ああ、そうだな!」
エレン「はぁ、お前らという奴は・・・」
エレン「仕方ない、教えてやる」
ジャン「おお~!」
エレン「まず、一つ目はHK416だな。重心が偏っていたのを改修してもらったんだ。これで格段に使いやすくなったんだ」
ジャン「それって、どこの国の銃なんすか?」
エレン「アメリカ陸軍がドイツのH&K社に改修を依頼したって感じだな」
エレン「もう一つはFive-seveNって言うサイドアームだな。これはもともとP90用のサイドアームとして開発されたんだ」
エレン「これはベルギーのF&N社が作ったんだ。銃名にも影響がある」
ジャン「へ~、そうなんすね!」
エレン「わかったら早く訓練に戻れ」
【エレンの愛銃】完
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