泉「………えっと、すんません、わかんないです」

船Q「えー……」ｼﾞﾄｰ

泉「(いやいやわかる訳あるか！なんでそんな不満げなんや！)」

船Q「んー、『お父さんスイッチ』ってしっとるか？」

泉「え、は、はい…」

船Q「アレといっしょや。まぁ見とき」

泉「(まぁええわ、船久保先輩よく意味分かんない事しはるし、ほっとこ)」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

船Q「お、来たなぁ」

怜「みんなお疲れ―」

セーラ「あー、もう先生話長すぎやでー」ｹﾞｯｿﾘ

竜華「まぁ将来の事やし、しゃあないやん」ｸｽｸｽ

泉「お疲れ様です、先輩」

セーラ「ん？なんや浩子、その箱」

船Q「…………」

怜「船Q－？」

船Q「怜竜スイッチー、『あ』ー！」

竜華「！」

「………怜」

清水谷竜華は、その震える手を、園城寺怜の手に伸ばした。

「り、竜華…？」

突如として雰囲気の変わった竜華に、
怜の目には驚きや戸惑いといった色が浮かぶが、
どこか焦った風にも見える竜華には、そんな怜の変化に気付くことはなかった。

「ずっと……言いたかった」

「……な、何を…？」

竜華の長く美しい髪が揺れ、
その狭間に存在する唇が薄く開く。
流れゆく美しい髪の毛に怜が見とれているうちに、
竜華は静かに呟いた。

「……あ、愛してる、怜」

泉「……………」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

船Q「ほほう、『愛の告白』ですか、素晴らしい。思わず文学的に叙述してしまいました」

セーラ「……お前、理系やったやんな？」

船Q「江口先輩、参謀たる人間は苦手分野があってはならんのですよ」

泉「いや、な、なんですかこれ…」

船Q「ちょっと待って、経過観察を…」ｼﾞｰ

泉「え、経過観察って…？」ｸﾙｯ

――

怜「いきなり困るやん、ど、どうしたん竜華」ｶｱｯ

竜華「ふぇっ！？い、いや、今私なんかした！？」

怜「しらばっくれんといてやドアホ！」

竜華「そ、そうは言われてもやなぁ…」

怜「あと…」ｷﾞｭｯ

竜華「ちょちょちょ、と、怜！？」

怜「…言うなら、二人っきりの時に言うてや…？」

竜華「え、あ、うん…ごめんな？」

怜「いや…嬉しかったし」

竜華「(い、いったい何したんや私は…)」

怜「あ、そや、竜華」ｽｯ

竜華「！？や、耳、くすぐったいって、怜っ！？」

怜「ウチも…愛してるで」ﾎﾞｿｯ

竜華「～～～～！」ｶｱｱｱｯ

――

船Q「ほうほう、作動中の記憶が残るかは曖昧なんやなぁ」ﾒﾓﾒﾓ

セーラ「…で、その箱は結局何なんや、」

船Q「ん？これは『怜竜スイッチ』です」

船Q「ボタンに書いてある文字から始まるお題で先輩らがイチャイチャします」

セーラ「…また、発明か」ﾊｧ

船Q「ええやないですか。これ結構需要があったのに」

竜華「や、ちょ、離れてよ怜ぃ…」ｸﾞｲｸﾞｲ

怜「いーやーやー！」ｷﾞｭｳｳ

ｷｬｰｷｬｰ ｲﾁｬｲﾁｬ

泉「(どの層に需要があるんや…こんなもん)」ｹﾞｿｯ

船Q「このスイッチには、『あ』しかないんですけど」

泉「………まさか」

船Q「そや、他の文字もぼちぼち作っていくわー。」

セーラ「やめてや、面倒くさい」

船Q「まぁ、お楽しみ？ってことで」

泉「あかん、聞いてへんやんこの人」


竜華「んー？何の話ー？」

セーラ「…聞く必要のない話や、首突っ込まんでええって」

竜華「む、なんやその言い方」

船Q「良い発明やのにそう言われるとは心外ですね…」

怜「………なあ、船Q」

船Q「？何ですか、先輩」

怜「そのスイッチ、『竜怜スイッチ』と違うん？」

船Q「あー………それは検討しときます」

おわり

てす

オムニバス系怜竜・竜怜スレ

竜華「ギュッてされたい」
竜華「ギュッてされたい」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1376467236/)
怜「絶対ふとももなんかに負けたりしないっ!!」ｷｯ
怜 ｢絶対ふとももなんかに負けたりしない!!｣ｷｯ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1378067059/)

続きは寝て起きてから
皆様明けましておめでとうございます

リクエストも前スレ同様受け付けていますのでよろしくです

乙

乙、と言いたいが前のスレをあんな形で投げ出しているのでいまいち信用ができない

乙っす
間違って酒をのんでの王様ゲーム

恋バナとか

乙！
ちょっと遅れたけどサンタコスの竜華っていいとおもうの。

おお来てたのか気付かなかった

続きはー

続き期待

つづき　おねがい　はやく

来たか　待っておったぞ