男「へぇ~、これがメル友募集掲示板か……」 (22)

カタカタッ

男「17歳高校2年生男です…趣味は読書です」

男「容姿は165cm49kgの細身体系で顔はちょいイケメンだと思いたい…っと(カタカタッ」

男「これで募集完了、後はメールが来るのを待とう」

「新着メール1件あり」

男「!?」

男「きた…!!」

期待

パンツ脱いだ

わりと好きな感じ

あくしろよ

イケメンだとおもいたい→必ずといっていいほどブサメン

はよ

はよ

「掲示板見ました!同い年の♀ですが、良ければお話しませんか?(顔文字」

男「女の子だ…しかも同い年!」

男「メールありがとうございます。ぜひお話しましょう(絵文字」

「送信しました」

男「ふぅ…」

1時間後

「よろしくお願いします(´・ω・`)」

男「えっ…それだけ?どうやって返そう…」

男「どこ住みですか…っと(カタカタッ」

「送信しました」

男「都内住み!?俺と一緒だ…」

男「名前…名前……名前…名前が知りたい……(カタカタッ」

「メスって呼んでください」

男「メスちゃんか可愛いなぁ」

男「俺のことは男って呼んでね…(カタカタッ」

その日はお互いの自己紹介をし合っていた

メスちゃんは男と同い年で都内住み、まさに出会えるチャンスだった

しかし、男はまだ出会い行動には移さない

これからじっくりと煮込み料理していこうと考えていたのだ

男「…(ジュルリッ」

男「女なんて簡単だぜ…俺の甘い言葉に騙されて喜んでやがる」

男「女を落とすことなんて俺にとっちゃ呼吸と同じ行為に近い」

男「ククッ…ハハハハハ!早くヤリて~ぇ」

……



―学校―

キンコンカンコーン

男「……」

男は教室の隅の席で次の授業の教科書を眺めていた

チャラ男「うわ!お前追いかけて来んなよ!w」

イケメン「待てって…!」

ドンッ

男「…アッ」

なんかつまんなくなったんだが・・・

イケメン「あっ、ごめん」

男「…ダ…ダイジョウブ」

チャラ男「早く食堂行こうぜ、次の授業始まるまでに買っておこうぜ」

イケメン「おう」


男父「……(カタカタッ」

男父(昨日メールしてきた子、まだ返信ないな…)

男父(今日は1日家にいるしずっとメールしていたかったんだが)

―夕方―

男「ただいまー」

男父「おかえり」

男「あれ、父さん今日も家にいたの?」

男父「ああ…今は仕事してないからな。平日は基本家にずっといるさ。」

男「そうなんだ…でも家にずっといるのって…」

男父「父さんが家を守ってやるから、安心しろ」

男「う、うん。じゃあ俺、部屋に戻ってるから」

男父「分かった」

スタスタ

ピッ

まず、パソコンの電源をつける

男「あ、メールきてた」

「2件の新着通知があります」

男「2件も…メスちゃんからかな」

メス「そうだね!私も半年ぐらい彼氏いないよぉ」
メス「男くん暇だよー(´・ω・`)」

男「メスちゃんから2件も…早く返さないと…」

「ごめんごめん、学校行ってて返信遅くなっちゃった」

男「…これでよしっと」

私怨

「ごめんごめん、学校に行ってて返信遅くなっちゃった」

男父「学校に行ってたのか…それで返信が遅かったんだな」

カタカタッ

男父「大丈夫だよ~ん、早く男くんと話したかったよっと…(カタカタッ」

男父「…これでよし」


男「あ、もう返信きた」

男「早く話したかったって…可愛いなぁ」

男「どんな顔してるんだろう、顔写メ要求してみようかな」

男「…顔写メとか見せてもらえる…?(カタカタッ」

悲劇の始まりの予感

はよ

ネカマって落ちだろ(適当)

>>20
アスペかよ

つづきまだー?

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