男「ガンプラバトルがしたいんだ」 友「ふぅん?」 (65)

適当にやってます

とりあえず完結してるので間が指したら見てやってください

つまらない?ごめんなさい

とりあえず始めるよ

終了

>>2
それは速いwww

じゃあ改めて始めるよ!

男「いやー、この間のガンプラバトル世界大会見てたら作りたくなっちゃってさー」

友「あー、あれかぁ…すごかったもんなぁ…」

男「だからさ。ガンプラ作ろうぜ?」

友「お前の部屋、既にガンプラだらけだろうが」

男「あれは言わば『観賞用』だよ。な、いいだろ?俺の部屋に積んである未開封のガンプラたくさんあるからさ!」

友「え、マジ?」

男「マジマジ。……………お前の好きなZZもあるぞ」

友「その話、乗ったわ」

男「よしきた」


男の家

男「ただいまー」

友「お邪魔しまっす」


テテテテテ…

妹「あ、お兄さん。おかえりなさい」

男「おう、ただいま」

妹「友さんもいらっしゃい」

友「どうも」



男「で、だ」

友「おう」

妹「うん」

わかったsageるから最後までさせて


友「ん?」

男「ん?」

友「妹ちゃんもやるのか?」

男「最近始めたのさ」

妹「お兄さんに作り方とか教わりながら作ったら案外楽しくって……テヘヘ//」

男「まぁ、ガンプラバトルについては俺とおんなじクチなんだけどな」

友「妹ちゃん……好きな機体は?」

妹「でんどろ」


友「…………………男」

男「……………なんだ」

友「教育方針間違ってないか?」

男「いや……あれはあれでゴテゴテしてるやつが結構好きなんだ。特にアーマーやバズーカ、バーニアとかに燃えるんだそうだ……」

友「……そ、そうなのか。てっきり俺はストライクルージュとかキュベレイMk_Ⅱ(プルツー専用)とかGNアーチャーとかって言うと思ったんでな……」

妹「友さんは何が好きなの?」

友「………ZZ、かな」

妹「ZZ?」

男「ああ、お前はまだ知らないんだったな……でも、すぐに気に入ると思うぞ……ほら、これだ」スッ

妹「……………」

友「やっぱりいいよなぁ…」

妹「お兄さん……このガンダムの兵装は……」

男「ん、ちょっと待て。今、wikiる」

友「いや、ここは俺が……ZZの主な兵装は2連装メガビームライフル、背中についてるハイパービームサーベル、そしてビームキャノン。さらには21連装ミサイルランチャーが2つとダブルバルカン!そして最後の武器は………ここだぁ!」

妹「ここって………額?」

友「その名も………ハイメガキャノン!」

妹「」ピク

男(妹のツボを刺激したか)

友「額からビームが出るのがダサい?……ノンノン。射程は短くとも破壊力は抜群!その力は武装を積み込めるタイプのMSではトップクラス!」

妹「」ビビクン!

男「妹よ。ZZにはなさらに……………フルアーマー・システムがあるんだ!」

妹「!!?」ビックン!

男「その前段階の強化型でもビームコーティングにお前の好きな姿勢制御用バーニアが36個もついている………FAになれば44個になる!」

妹「ハァハァ……お兄さん……」

友「妹ちゃん、大丈夫かい?」

男「………なんだ」

妹「大好き」

男「知ってる」



友「なんだこれ」


男「さぁ、気を取り直して作って行こうか」

友「はい、男」

男「なんだ?」

友「ガンプラバトルに参加するにあたってどんなガンプラを選べばいいんでしょうか」

男「いい質問だ……しかし、答えは簡単だ。『愛』だ……ガンプラは『愛』で使ってあげればいいんだ」

妹「愛…//」

友「愛…」

男「って模型屋の店長がいってた……やけにサザビーや百式が好きな金パのおっさんだったよ」

友「お前、どんな人付き合いしてるんだ……」


男「操縦についてはこれからだとしても愛だけじゃ戦ってはいけないさ……だから、改造する」

妹「ガンプラを……改造?」ワクワク

友「(妹ちゃん、武装を増やすんだろうな)……。改造ってどうするんだ?」

男「さすがにガンプラというだけあってプラスチックが素材だ。無理やり重い武装を着ければ機体がもたないだろうな」

妹「 」

男「まぁ、機体に気にかけながらやれとさ」

友「ふーん」

男「俺たちはガンプラバトルは初心者だから墨入れと塗装だけにしよう。汚しと改造はめんどくさいから今度な」


妹「お兄さんは何を作るんですか?」

男「俺は作りかけのアレックスを作るよ。はい、ガンダムマーカーと筆」

友「さんきゅ、妹ちゃんは何を作るんだ?」

妹「ZZにはグッと来たけど今回はフルバーニアンにしようかなって…友さんは?」

友「もちろんZZで行くぜ。にしても男……アレックスで行くのか?」

男「別にいいだろ……チョバムアーマーあるから戦闘開始後しばらくはもつし……武装だって結構豊富なんだぜ?」

友「バーニィが来ないといいけどな?」

男「バニーなら大歓迎なんだけどな」

妹「お兄さん……引きます」


男「乾いたかな?まだか……今日はお開きにしようぜ?明日は土曜日だし朝にでかして昼から模型屋に行ってガンプラバトルさせてもらおう」

友「んじゃ、長い時間邪魔したしご馳走にもなっちまったな」

男「いいよ、また明日」

友「おう」

ガチャ…

男「さて……アレックスの続き、と(絶対に必要になるからな……)」

妹「あ、お兄さん……//」


男「うん?どうしたんだ?」

妹「ね、ねぇ…お兄さん……」

男「なんだ?」

妹「私…、HGのでんどろさんがほしいなって//」

男「ダメ」

妹「ダメ?」

男「ダメ」

妹「どうしても?」

男「だーめ。大体、デンドロビウムなんて高すぎて手が出ないわ……それよか、他の機体作るよ」

妹「あと三千円だけ足りないの!」

男「……………三千円だけだぞ?」

妹「お兄さん……//」

男「なんだ?」

妹「大好き!」ヒシッ

男「知ってるよ」ナデナデ



父母「「………なんだこれ」」


友「おはよーさん」

男「……………友、10時間ぶりだな」

友「いやーよく寝たよ」

男「俺はまだ夢の中だったよ」

友「男…早起きは三文の徳って言葉を知ってるか?」

男「早すぎて時給も出ねえよ」


友「あれ、今何時だっけ?」

男「午前4時だ…まだ外も暗いのに…まぁいいよ、入んな…うるさくしないようにな」

友「おう!」

男「静かにしろよバカかお前は」


男「パーツも十分に乾いてるし組み立てるか」

友「あれ、妹ちゃんは?」

男「さっき起こしたよ…ったく、時間が有り余ってるからな汚しも入れてから組み立てるぞ」

友「先に汚すのか?」

男「まだ寝ぼけてる……先に腕とか作ってから汚す」

友「よしきた」

妹「お兄さん……」

男「悪いな起こして……恨み辛みはこのバカにいってくれ」

妹「そんなに早く起きても時給は出ませんよ」

友「こいつらおんなじこといってやがる」


男「はいはい、汚しに移るぞ。今回は時間が有り余ってるとはいえ昼までだ……簡単にペンとデザインナイフ、ヤスリでやってくぞ」

妹「はい」

友「おう」



男「できたな…これを組み合わせれば、と。できたー……」

妹「このバーニアに恋しそう…//」

友「ZZ…できたぁ~………」

男「疲れた……」

妹「お兄さんは何をしてたんですか?」

男「ちょっと余裕があったから魔法のバックパック作ってた」

友「ふうん?…改造ってやつか?」

男「まぁな…他のガンプラからでかいやつ取っただけだけどな」

友「なんか陸戦型ガンダムに見えてきた」


友「よし、模型屋に行こうぜ!」

男「元気だな」

友「わくわくが止まらないんだ!」

男「しょうがないやつだな……とりあえず必要のある武器はこのケースに入れるから着いてから武器の取り付けな」

妹「はい」

友「おう」


【プラモデル専門店 キャスバル】

店長「やぁ、いらっしゃい」

男「どうも」

妹「お久しぶりです」

友「ども……?」

店長「どうかしたのかね?」

友(なあ…男よ…)

男(なんだ)

友(あの人、本当に店長なのか?)

男(それがどうした?)

友(だって、仮面かぶってるんだぜ!?)

男(いつもあんなもんさ。気にすんな)

店長(不審者ではない安心したまえ)

友(直接頭の中に……!)

妹(でんどろください)

男(あとにしなさい)

友「お前らニュータイプかよ」


店長「さて、今日はなんの用だい?」

男「今日はガンプラバトルをしに来たんです」

店長「なるほど…コックピ…じゃなくてガンプラバトルははじめてかな?」

男「はい。ですから、操縦のレクチャーもしていただけるとすごくありがたいです」

店長「ふむ、いいだろう……ララァ!ララァー!」

ララァ「うるさいですよ店長。他のお客様に迷惑です!」

店長「すまないがレジを頼みたい。この子達にガンプラバトルを教えてあげないといけないのでな」

ララァ「もう…店長ったら……」


店長「ガンプラの出来も去ることながら、みんな中々の腕前じゃないか…」

妹「バーニアの加速がたまらない//」ゾクゾク

友「ZZサイコー」

男「ははは……今度ここで大会があるんですよね?」

店長「ああ、三人一組で参加可能なトーナメント戦をね」

友「面白そうだな!」

妹「出るんですか?」

男「みんな予定は?」

友「全然空いてる」

妹「空いてます」



男「………………みんな暇なんだな」

友「お前に言われたくない」
妹「お兄さんに言われたくありません」


客G「邪魔するぜ」

客O「おお、店長じゃないですか!」

客M「またやらせてもらいますよ」グビッ

店長「店内は飲食禁止だ。場をわきまえたまえ」

客M「まぁまぁ…おや?」

客O「子供が遊びに来てるんですかい?」

店長「ああ、今日始めてガンプラバトルを始めた子達だ」

客G「ほほぅ、いいガンプラ持ってるじゃねえか…ボウズ、俺たちといっちょやらねぇかい?」

男「え」

店長「この子達はまだ実戦には早い!」

客M「まぁまぁ…何事も経験ですぜ旦那」

妹「いきなりなんなんですか。でんどろ組み立てますよ!」

友(買ったのか)


男「まだ買ってないだろ」

友(ハッタリかよ)

客O「な、なんだ…びびらすんじゃねぇよ!」

友(何故効く)

店長「チィィ!聞く耳を持たんな!」

友「いいじゃん、やろうぜ?」

男「お前な…」

客G「よぉし!決まりだ、席につけ!」


店長「君たち…気をつけるんだ。彼らはここら辺では『黒い三連星』と呼ばれている大学生チームだ」

友「大学……生?」

男「あれはおっさんだろ」

妹「年齢ごまかしてますよね20くらい」

店長「彼らはチーム戦法でやって来るはずだ……そしてうまく嵌められたときは……」

友「嵌められたときは?」

店長「恐らく…機体はただのプラスチックの屑となってしまうだろう」

妹「え…」

店長「それだけ彼らは危険なのさ…いいかい?彼らが『ジェットストリームアタック』をかけるときは気をつけるんだ」

客M「おーい、はやくしてくれー」

友「で、どうする?」

妹「どうするもなにも……」

男「倒すしかないだろ……ったく、要らない喧嘩買ってきやがって……」

友「わりーわりー、なにかで埋め合わせるよ」

男「じゃあ俺の分のデンドロな」

友「え、ちょっ……!」


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field 『city』

店長「男君……見せてもらおうか、連邦軍のMSの性能とやらを」

Battle start !

妹「フルバーニアン!妹でいきます!」バシュゥ

友「ZZ!友、出る!」


男「いくよアレックス……男、ガンダムNT-1 アレックス…出撃する!」


友「ち……ビルが邪魔で敵が見えねえぜ……」



妹「…………でも、いる」

ガシャン!

男「……友!後ろだ!」

友「わかってるぜ!いけ!」ビュインビュイン!

客O「ちっ!気づかれたか!」バシュゥバシュゥ

ドオォォン…


男「両方とも生きてるか……友!無事か!?」

友「なん、とかな」

男「カレーに合うのは?」

友「ナン、とかだな…ってなに言わせるんだ!」

男「妹は?」

妹「そうですね……彼らがビルを使った撹乱で来るなら合流した方が……」

男(ビル……撹乱……)

友「いや、このままバラけた方が…」

男「いや、合流する。二人とも、来てくれ………作戦がある」

まぁサゲてるんだからコメントもなにもないわな


客M「集まりだしたり散らばったりしやしたぜ」

客G「大方、撹乱に対抗しようと意気込んでいるのだろう」

客O「どうします?」

客G「三方向から近づきバズーカで一気に落とす!」



男「さぁ……来い!」


ボシュウ…

妹「来た!」

男「まだだ!…友、チャージを始めてくれ!」

友「おう!」

ボシュウボシュウ…ボシュウ…

ボシュウ…

ボシュウ…

男「妹!友!今だ!」ブゥシャアァァァ

友「いっけーーー!ハイメガキャノン!!」ドゥ!

妹「うぅ……!」ブシャァァ


店長「2機のガンダムの推進力でZZを回転させただと!?」



―――――――
――――
――


妹「お兄さん、作戦って?」

男「これから奴らは俺らを一網打尽にしようと考えてるだろう……そこで全方向にコレを撒いてくれ」ジャッ

友「コレって……地雷か?」

男「その通りだ…しかし、威力はないこの地雷は友、お前がZZを作ると決めたときに作った。この地雷と友、お前が反撃の狼煙となる」

友「ハハ…やっぱすげーわお前」

妹「お兄さん…//」

男「……………あとでな?」

妹「………はい!」


男「作戦はこうだ…①地雷をばら蒔きこの場所に集合②地雷の最初の爆発音で友がチャージを始める③俺の合図でハイメガキャノンを発射④俺と妹のバーニアの推進力でZZを回転させる⑤街を破壊⑥ついでに奴らがくたばればグッジョブ⑦その後は……ってとこだな」

妹「⑥の優先度低いんじゃないですか?」

男「この作戦で大事なのは⑥じゃなくて⑤なんだ」

友「そらまたどーして?」

男「奴らは撹乱をしてくる。撹乱をするためには誘導と自分が隠れられるスペースが必要になる。つまり、」

妹「つまり、街を破壊することによって隠れられるスペースがなくなる……お兄さん!」

男「あとでな」

妹「うぅ……」

友「そこまではわかった。だけど⑦はどうするんだ?」

男「⑦は…………俺がやる」


――――
――――――
――――――――

ドオォォォォォ!

G「チィィ!下がるぞぉ!」

M「ぐぅぅ……」

O「謀ったな!シャアー!!」


友「それ、違う人だろ」


店長「わ、私はなにもしていない」オロオロ

ララァ「店長ー、暇ならレジに来てください」

店長「え、いやほら私はこの闘いを見届けなければならんのだ」

ララァ「店長………姪のハマーンさんに手を出そうとしたんですってね?」

店長「フッ……ララァは賢いな……」

ララァ「まったく……せっかくだから録画しときましょ………あ、そうだ♪」


――――
――――――
――――――――

ドオォォォォォ!

G「チィィ!下がるぞぉ!」

M「ぐぅぅ……」

O「謀ったな!シャアー!!」


友「それ、違う人だろ」


店長「わ、私はなにもしていない」オロオロ

ララァ「店長ー、暇ならレジに来てください」

店長「え、いやほら私はこの闘いを見届けなければならんのだ」

ララァ「店長………姪のハマーンさんに手を出そうとしたんですってね?」

店長「フッ……ララァは賢いな……」

ララァ「まったく……せっかくだから録画しときましょ………あ、そうだ♪」




友「やったのか?」

男「いや、まだだろう……相手は俺たちより経験がある。経験の違いはデカイさ」

妹「にしても……いい感じに更地になりましたね」

男「こうなってくれば奴らはあれを出すしかないだろう……妹、ここでお前に頼みがある」

妹「いいですよ」



ララァ「もしかしてこの子……!」

ピキーン

ララァ「店長!ジオング組み立ててないで仕事してください!本気でデギン大伯父様にミネバちゃんを襲おうとしたこと言いつけますよ!」


M「どうするんだ……」

O「まさか、あの地雷が距離を計るために仕込まれていたとは…!」

M「おい、向こうのフルバーニアンが味方から離れて行くぞ!」

G「我々の足ではフルバーニアンには勝てん……しかし、エネルギーの底が尽きたZZとアーマーを着こんだアレックスなら……!」

M「行こうぜぃ!」

O「行くぞぅ!」

G「うむぅ…ここまでのことをやられるとは侮っていたが……O!M!MSにジェットストリームアタックをかけるぞ!」



友「おい、奴らが来るぞ」

男「友、エネルギー残量は」

友「10%を切っている…これじゃあハイメガキャノンも撃てないぜ…」

男「そうか、もう少しで闘いを終わらせる……それまで無事でいろ」

友「お前……俺のことは捨てて行けよ!体制を立て直せよ!」

男「いや、お前の側にいる……お前のその機体はお前が熱心に作り上げたガンプラだからな」

友「お前……」

男「知ってるよ、俺達は友達だろ?」

友「………ばーか」


男「さて、来たぞ…」



ひゅうぅぅぅ……


男「俺が相手だ……」


M「ふん!なめやがって!」

O「プラスチックの屑にしてやる!」

G「行くぞ!ジェットストリームアタックだ!」


男(胸部と腕のチョバムアーマーがまだ残っている…これでわざと腕部にヒート剣、胸部にバズーカが当てさせる!)

G「くらえぇ!」ズバッ

男「ぐっ…!」ガキィ…

M「どりゃあぁぁぁ!!」ドシュウ!

男「まだだ!」

ドォン……!


ララァ「ああっ!」

店長「まだだ………まだ終わらんよ!」

ララァ「………店長、仕事」シッシッ

店長「あ、はい」



O「くたばれえぇぇ!」ザンッ!

男「左腕で受けきる!」ガン!

O「ふん!」ブォン

ガラガラガラ……カタ………


友「男ーーーっ!」


男「見せてやるよ……これがアレックスの本当の姿だ!」

ガラガラガラ……

友「アーマーが……崩れていく…!」


G「ぬぅ…受けきっただと!?……もう一度ジェットストリームアタックをかける!」

M・O「「おう!」」


友「また来るぞ!」

男「コレを待ってた!(妹…頼んだぞ!)」


G「くらえぇーっ!」グワッ

スカッ

G「な、どこにいったーっ!」

ガギィィン!

男「悪いね」

G「ああっ!俺を踏み台にした!?」

M「なんだとぉぉぉ!」

ザシュ!

ドオォン!

O「Mゥゥゥゥゥっ!……コノヤロー!」

ドキュゥゥン!

O「え……?」

ドオォン!



妹「お兄さん、やっぱり私は狙撃には向いてませんね」

男「いやいやいや……充分過ぎるほどさ」

G「あの距離からの射撃…だと!バカな!」

男「うちの妹、世界一かわいくて目がいいんだ。今のご時世に裸眼なんだぜ?」
―――――
―――


男「いいか?やつらはきっと俺たちを狙ってくる……お前には遠くから奴等を狙撃してほしいんだ」

妹「狙撃ですか?……でも、このビームライフルじゃ出力が…」

男「そんなときのための秘密のバックパックなのさ」ガシャン!

妹「これは?」

男「ただのビームライフルだと思うなよ?これはガンダムAGEのガンダムが持つ『ドッヅライフル』ドリル状に回転するビームはMSをいとも簡単に貫通させられる高性能なビームライフルだ」

妹「……がんばります」

男「おう。お前が勝利の女神になれ」




妹「狙い打ちます!」

ドキュゥゥゥン!

――
――――
―――――

男「そういうことだ」ダラララララ!

G「ちぃ…!ガトリングか!!」

ガシッ!

友「おっと……鬼ごっこはもうおしまいなんだ」

G「そんなっ!…嘘だ!わしらが負けるはず…」

男「友、もう回復したんだろ…エネルギー」

友「40%ぐらいにはなったな」


男「ハハ…充分だろ」


友「撃ちゃあわかる!」

G「や、やめてくれー!」

妹「やめろやめろと言われてやめなかった人は誰でしょうね?」

友「いくぜ!ハイメガキャノン!!」

G「くっそぉぉぉぉ!!!」


ドオォォォォォン!

男「悲しいけどこれ……戦争なのよね」


Battle Ended…


ガン!
G「何故だ、何故負けたーー!」

O「G……」

店長「それは君たちに―」

ララァ「それはあなた達に『愛』がなかったからよ」

G「愛…だと……?」

ララァ「ガンプラを愛する気持ち、相手を思いやる気持ち……あなた達はただ勝利にしがみつき、ただの亡者となっていた……でも人は変わって行くわ、私たちと同じように…」


G「うっ、うぅ……」

M「にいぢゃあぁぁん!」
O「あ゛に゛ぎぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!」


男「え」

妹「にいちゃん?」

友「あにき?」

店長「そうだ、彼等は兄弟なんだよ…まったく、これでは道化じゃないか……」


ララァ「Gさん、Mさん、Oさん…生まれ変わるついでに罪を洗い流していきましょうか?」

GMO「「「え?」」」

子供1「おじさん、ぼくのガンダム弁償してよ!」

子供2「ぼくのぐふもー」

子供3「かみーゆがおとこのなまえでわるいかー!」

子供4「おかしいですよかてじなさん」

子供5「おれががんだむだ」

わらわらわらわらわら

男「もしかして…こいつらにガンプラ壊された子供たち?」

店長「ラ、ララァ……これは一体……」

ララァ「ツイッターで呟いちゃった★ほら店長、仕事仕事!フフフ……」



男「一件落着でいいのかな?」

妹「いいんじゃないですか?」

友「誰も文句はないと思うぜ?」


トテテテテ…

少年「………。」


男「君は?」

少年「さっきのかっこよかった!」


男「え……」

妹「小さなファンができましたね?」

少年「にいちゃんみたいにバトル強くなれる?」

男「俺は強くないよ……全部こいつらが頑張った成果さ」

少年「ううん…にいちゃんはつよかった。すごかった!」

男「………ハハ、すぐに強くなれるさ!俺たちなんか今日が初バトルなんだぜ?」

少年「にいちゃん、バトルおしえて!」

男「君のガンプラは?」

少年「これ!とうさんにかってもらったんだ!」

妹「この機体って……」クス

友「ああ、あれだな……ぷっ」


男「ハハ…ザ、ザクⅡ改か……」


少年「軍で働いてるとうさんがこいつはつよいんだぞ!ガンダムにも負けてないんだぞ!って言ったんだ!」

男「そうかい……少年……名前は?」

アル「アルっていうんだ!アルフレッドのアル!」

男「アルか……ハハ…よし!ガンプラバトルするか!アル!」

アル「うん!」

妹「お兄さん!」

男「知ってるよ」ナデナデ

友「お兄さん!」

男「お前は気持ち悪い」

アル「にいちゃん!」

男「なんだ、アル」

アル「負けないかんね!」



男「皆でガンプラバトルしようぜ!」

通りがかりのストーカー「ガンプラバトルだと!こうしちゃいられん!」ガバッ!


男「な、なんだ?」

友「この人はあの人だろ」

妹「いや、まんまあの人じゃないですか?」

店長「まごうことなくあの人だな」

ストーカー「皆様ご一緒に!」

ストーカー「ガンプラファイトォォォレディィィィィィィィィ……!」




全員「ゴーーーーーー!!!」



2週間後……

男「ついに大会か……」

友「あれ?お前、アレックスじゃねえの?」

男「ん?」

妹「アル君のためにとっておいてるんですよねー?」

男「……まぁな」

友「妹ちゃんは……うん」

妹「友さん!でんどろですよでんどろ!」


男「友は……うん」

友「男!フルアーマーZZ(ファッツじゃない)のどこが気に入らねぇんだ!」

妹「そういうお兄さんは?」

男「アルと当たる時だけアレックスで行くよ。あっちもそうするみたいだし」

友「ヴァーチェか?…やっぱり兄妹だよお前ら」

男「驚くなよ……このヴァーチェはアーマーパージできるんだ!しかも、所々にクリアパーツをはめてあって……中のLEDを光らせれば…ほら、トランザム!」チカッ



友「仕事してるなー」


妹「おかげでお兄さんは昨日はずっと寝てました」

友「だから昨日は電話にでな……でんわったのか」

男「無理に駄洒落に持ち込むな」

友「にしても集まったな……」

妹「動画のせいでしょうね」

男「動画?」

妹「これです。ほら、2週間前の」

友「これかー」

男「黒い強面大学生三兄弟の時か……って、いつ撮ったんだ?」

友「そりゃあ、ララァさんだろ」

男「あの人か……」

――――――――

ララァ「ごめご★」コツン

――――――――



男「かっこよく写ってんじゃねえか……さて、今回の優勝候補はドイツだ?」

友「たぶん日本人だぜ?」

妹「案外、外人さんもいますよ?ドイツ人ぐらいなら……冗談ですよお兄さん」

友「優勝候補といやあ……イオリ・セイ君じゃないか?第七回大会で優勝に導いたビルダーだしな」

妹「でも、この人も強そう……」

男「なに?…………アムロ・レイ?」

友「これは勝てない」

男「い、いや待て…本人なわけないだろ…」



?「あのー?」

男「はい?」

?「もしかして男君かな?」

男「あんた……もしかして……」

?「はじめまして!イオリ模型店のイオリ・セイです!」

友「イオリ・セイって……!マジか!」

ガシッ!

男「へ?」

セイ「感動しましたよ!あの動画!」

男「あー……あの動画ね」

セイ「何て言うんでしょうね!まさにアムロ・レイがアレックスに乗ったらこんな動きをするんだろうなって言う感じで!その上あの決め台詞!くぁ~っこいい~!」

男「は?台詞?」

セイ「ほら、あれですよ!『お前の側にいるから……』『………ばーか』もはや、ラブロマンスの領域ですよ!」

男「ぐはっ!」

友「えぶっ!」

バタリ



セイ「えっと……?」

妹「こっちがアレックスのパイロットで、こっちがZZのパイロット……男同士」

セイ「えっと…ご、ごめんなさい!ZZの人の声が女性の声だったから……あれ?男の人の声も微妙に違ったような……」

男「お、おそらく…あの人がやったんだろう……店長と女狐め……」


――――――――

ララァ「ごめご★」コツン
店長「ごめご★」コツン

――――――――


セイ「あ、今回の機体ですか?……ヴァーチェ?」

男「ただのヴァーチェ侮るなかれ…このバーチェはな?――――」

セイ「すごい!パージができるなんて!さらにトランザムまで!どんな仕組みに――――――」


妹「ふふ……」

友「楽しそうだね?」

妹「お兄さんが楽しそうな顔してるので」

友「好きなんだ?」

妹「はい、大好きです!」

男「知ってるよ」ナデナデ

妹「お兄さん…」

男「なんだ?」

妹「大好き!」ヒシッ

男「もう知ってるから」ナデナデ


セイ「なんだこれ」

友「もうなれた」


アル「にいちゃん!」

男「お、アルか!ん…友達か?」

アル「うん!クリスとバーニィっていうんだ!」

男「………俺は呪われてるのか?」

アル「ぼくたちかってにいちゃんと戦うからな!」

男「おう!来い!」



男「さーて、試合だ!一回勝てばあいつらだからな!」

妹「はいはい」

友「お前の周りがこの2週間で飽きなくなったよ!」

男「そりゃあどーも……初戦、相手は量産型で来るが気を抜くなよ!」

友「おう!」

妹「お兄さん…」

男「あとでな…」

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field 『space』


Battle start !

友「フルアーマーZZ!友、出る!」

妹「デンドロビウムで妹がいきます!」

男「それっぽく言っておこう…ヴァーチェ、男。目標を破砕する!」


とりあえず完結っす

もう満足した

こんなのがスペースとって悪かったね

今度はストパンでも書かせてもらうよ

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