レイ「こんなに……熱い……」
シンジ「ダ、ダメだよ、綾波……! どうしてこんな、ぁ、くっ」
レイ「あの人の命令だから」
シンジ「あ、あの人? 父さんが?」
レイ「いいえ。フィフスよ」
シンジ「カヲル君!? なんで、あぅ、ああ!」
レイ「……あの人の命令なら、どんなことでもするわ。ン、ンんんっ」
シンジ「うわっあっあぅぅ、ふあ、あああ~~!!」
さすが親切だなカヲル君は
はよ
シンジ「……ただいま」
マヤ「あ。おかりなさいシンジ君。台所借りてるね」
シンジ「マヤさん!? なんで」
マヤ「いつもシンジ君が家事してるんでしょ? それじゃ大変だから、できるだけ代わってあげてって」
シンジ「あげてって……誰が」
マヤ「一昨日から本部に来た新しいパイロットの子よ」
シンジ「カヲル君が……」
マヤ「あの子にね、頼まれちゃったの……///」
シンジ「そ、そうですか」
マヤ「はぁ……思い出しちゃった」モジモジ
シンジ「……」
シンジ「アスカ、マヤさんがご飯作ってくれたから食べよう」コンコン
「……」
シンジ「アスカー?」コンコン
マヤ「出てこないのよ。一度洗面所に行ってたから、いるのは間違いないんだけど」
シンジ「具合悪いのかな。アスカー、起きてる?」コンコン
「……ホットイテ」
シンジ「……悪いのは機嫌かも。どうしたんだろ」
マヤ「とりあえずそっとしといて欲しいみたいだし、先に食べちゃいましょ」
シンジ「そうですね」
マヤ「はいお茶」
シンジ「ありがとうございます」
ミサト「たっだいまー。お、マヤちゃん来てるのね」
マヤ「お邪魔してます」
シンジ「知ってたんですか?ミサトさん」
ミサト「ん、まーね。ところでシンちゃん、はいこれ」ドサ
シンジ「な、なんですか?」
ミサト「パソコン用のオーディオセット。欲しかったんでしょ?」
シンジ「えっ」
ミサト「いつもお世話になってるんだし、プレゼント」
シンジ「そんなっ。悪いですよ、ミサトさん」
ミサト「でももう買っちゃったし。代金は渚君から貰ってるからいーのよ」
シンジ「貰ったって。またカヲル君が……」
なんかあるなこれは
マヤ「彼、そんなお金持ってるんですか?」
ミサト「……お金じゃなくて、もっとイイものよ」
シンジ「いいもの?」
ミサト「あ。ダメ。思い出せないで ///」
シンジ「ミサトさん……?」
ミサト「ふ、ぁ……ヤバ……ああ……お、お手洗い行ってくるわ」
なんかてゆーかイケ面パゥワァやろ
はよ
下だな
男子「はよーございます!」
男子「登校ご苦労様でっす!!」
シンジ「な……なんで並んでるの。みんな」
トウジ「センセ! ささ、カバンお持ちしまっせ」
ケンスケ「足元に気をつけて」
シンジ「いや、あの……」
男子「碇シンジさんの本日の学校生活に、幸多かれと祈りを込めて!」
男子「3・3・7びょーし!!」
ピッピッピッ ピッピッピッ
ピッピッピッピッ、ピッピッピッ
シンジ「……」
トウジ「楽にしてえな。肩でも揉みましょか?」
ケンスケ「足は俺が揉むよ」
シンジ「どうしちゃったの、トウジ。ケンスケも」
ケンスケ「……昨日、夢にすごいイケメンが出てさ。頼まれたんだよ」
シンジ「僕のこと?」
ケンスケ「ああ。大事に大事にするようにって」
トウジ「それが、不思議とわしらも一緒の夢を見とるんや」
ケンスケ「ホント、正に夢みたいに綺麗なやつでさ……」
トウジ「わし、目覚めてしもうたわ……もうオナゴじゃあれが勃ちもせえへん ///」
ケンスケ「俺も」
シンジ「……」
ヒカリ「碇君、ちょっといい?」
見てるぞ
ヒカリ「アスカは?」
シンジ「休みなんだ。部屋から出てこなくて。体調崩してるみたいで……」
ヒカリ「そう」
シンジ「それ聞くために教室から出たの??」
ヒカリ「ううん、もう一つ用事があって。今日の体育なんだけど」
シンジ「うん」
ヒカリ「碇君だけ、女子と一緒に授業受けることになったから。後で先生からも言われると思うわ」
シンジ「え……っ???」
ヒカリ「だから3時間目は、プールのほうに来てね」
逆に怖いな
男もか
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