苗木「何かが違う世界」(17)

このssは非常に短い上作者が原作をあまり理解していないという欠点もあります。
それでもよろしい方はどうぞお付き合いくださいまし。

苗木「僕の名前は苗木誠」

苗木「極一般的な家庭に生まれスクスクと育っていった」

苗木「Mr.平凡と言ってもいいくらい平凡な人生を送ってきた」

苗木「でもそんな僕に1つ、平凡じゃないものが与えられた」

苗木「希望ヶ峰学園に【超高校級の幸運】として招待されたんだ」

苗木「僕にとってそれは幸運の紙だったんだ」

苗木「でも他の【超高校級】の才能を持つ人達に比べたら【僕の才能なんて所詮くじ運みたいなものだしな】・・・」

苗木(いやいや違う違う!)

BREAK!

苗木「何百万といる子供の中から選ばれたんだ!幸運に違いない!」

苗木「きっと楽しい生活が待ってるはずだ」

苗木誠は期待に胸を躍らせて希望ヶ峰学園の校門を潜った。

キィ・・・・・イィイイイイン・・・・

苗木(あれ・・・?)

苗木(ねむ・・・)

いまさらながら原作忠実ではなく他作品からキャラも持ってきます 今更でサーセン


苗木誠は教室で目を覚ました。

しかし、苗木誠にとってその状況は何1つ飲み込めないものであった。

苗木「ぅ・・・・うう・・・」

苗木(頭が、痛い・・・)

苗木(クラクラする・・・ここは、教室・・・なのか?)

苗木誠の目に映るのは間違いなく教室と呼べる風景であった。

苗木「僕は、さっきは校門にいたはずじゃ・・・」

苗木誠はその言葉をトリガーに、思い出す。

苗木「そうだ・・・校門を潜ってすぐに眠くなって・・・」

苗木(誰かが運んでくれたのか・・・?)

苗木誠は教室を見渡すが誰もいない。

苗木「とりあえず、ずっとここに居るわけにはいかないな、外に出よう」

苗木誠は、平凡な教室の中にある、異質を見つけていた。

窓という窓に鉄板が打ち付けてあり、ボルトナットできつく固定されていたのだ。

どうしてこんな状況になっているかは分からないだろう。

苗木(外にでて、情報を集めるんだ・・・誰かいるかもしれない)

苗木誠は扉を開けてすぐ隣に、何か白いものを見る。

苗木「・・・!?うわっ!」

それは人だった。

???「なんだ、他にもいたのか。見回りにきて正解だったな」

???「おい、ぼけっとしてるが大丈夫か?」

ジロリとにらまれハッと我に帰る苗木誠。

苗木「は、はい!大丈夫です!」

???「そうか、ならついて来い」

そういうと男は廊下を歩いていく。

苗木誠もそれに続く。

苗木(で、でかい・・・!)

男は目測で180cm後半くらいの身長をしていて、白いスーツをびっしりときめている。

苗木(なんだ・・・これ・・・)

廊下は奇妙な明かりに照らされて希望というよりは不安を煽る色だった。

???「おい、お前」

苗木「は、はい!?」

ビクゥ!と体で怯えを示す苗木誠を変なものでも見るかのような目で男は言った。

???「お前も【超高校級】なのか?」

苗木「・・・え?はい・・・そうです・・・けど」

苗木誠がそう言うと男は眉を潜めた。

???「希望ヶ峰・・・」

ポツリと男が呟くと先ほどまで刻んでいた足のテンポをピタリと止め苗木誠を正面で見るように振りかえる。

苗木「・・・・!?」

苗木誠は思っていた。この人も【超高校級】の才能の持ち主なのだと。

しかし、男は違った。顔には40歳前後くらいと思われるほど皺ができていたのだ。

???「挨拶をしないとな」

そう言って男はネクタイを少し上げ苗木誠に向かって挨拶をした。

???「【超超人級のヤクザ】で講師として招かれた桐生一馬だ」

苗木(超・・・超人・・・ヤクザ!?)

苗木誠は混乱する。

苗木(なんだよ!超人級って!それにヤクザ!?どういうことだよ!?講師!?)

桐生「・・・まぁ、混乱するのも無理はないと思うが・・・」

苗木「あー・・・はい」

桐生「・・・」

人物紹介

名前:桐生 一馬

歳:44

血液型:O

出身地:横浜

身長:184cm+(靴で+2cmくらい)

体重:88kg

素手で虎2匹を撲殺したり数百人規模の構成員をたった1人で全滅させたり銃火器を

「発砲見てから回避余裕でした」という人外的反射神経を持っている。

歳をとる度に強くなっており中国拳法や古武術のミックスに加え我流の喧嘩殺法を心得ている。

彼は独身だが1人娘のように扱っている孤児が居り、その娘に手を出した輩は漏れなく地獄行きという仕事人ぶりを発揮する。

個人的な意見ではあるがその娘こそ【堂島の龍】桐生一馬の逆鱗なのではないのだろうか。

また、その巨体からは想像もできないスピードを発する。

苗木「しかし・・・超人級っていうのは・・・?」

桐生「ここの学園長が悪ふざけでつけたあだ名だ」

また歩き始めるが今度はここまでの状況を説明しながらお互いの情報を交換し合っていく。

桐生「この学園内全域、窓に鉄板が打ち付けてある」

苗木「やっぱり・・・」

桐生「だが、この先に中にいた連中をかき集めておいた」

苗木「え!?僕以外にも人が・・・!?」

桐生「ああ・・・」

桐生「14人だったな、たったの14人だ」

苗木「14人・・・僕たちを含めて16人・・・」

苗木(少なすぎる・・・)

桐生「着いたぞ」

苗木「え!?」

そこは食堂だった。

桐生がガチャリとドアを開けるとまばらに散らばった14人の高校生らしき人達がいた。

???「あ、桐生さん。おかえりなさい」

???「や、やけに遅いじゃない・・・」

???「まぁ、そちらの殿方は?」

???「ムムムー!どうやら男の子のようですな!」

???「テメーはフンフン鼻息が荒いなオイ!」

???「うっせーよリーゼント」

???「こら君たち!風紀を乱すんじゃない!」

???「あの・・・落ち着こうよ・・・」

???「俺の占いだとアイツはいい奴だべ!俺の占いは3割当たる!」

???「それ占いっていえんの?」

???「・・・」

???「ヤッホー!アタシ朝比奈葵!【超高校級のスイマー】だよ!」

???「我は大神・・・【超高校級の格闘家】だ」

???「ややっ!これは失礼しました!僕は山田一二三!【超高校級の同人作家】をしております!」

???「俺は桑田怜恩、【超高校級の野球選手】だ」

???「【超高校級のアイドル】、舞園さやかです」

???「君!それと先生!遅刻をしています!今後は気をつけてください!」

桐生「ああ、すまん」

【超高校級の風紀委員】:石丸清多夏

???「チッ・・・大和田紋土、【超高校級の暴走族】だ」

???「どうも、私セレスティア・ルーデンベルクと申します。【超高校級のギャンブラー】として活動しております」

???「あの・・・僕、【超高校級のプログラマー】の不二咲千尋だよ、よ、よろしくね」

???「ういーす!アタシ【超高校級のギャル】やってる江ノ島盾子でーす!よっろしくぅ」

???「霧切響子よ」

???「ふ、腐川よ」

???「ふん・・・愚民共め、おい、そこのアンテナ」

苗木「ボ、ボク!?」

???「お前以外にいないだろう、俺の名は十神だ。覚えておけ」

苗木「十神って・・・あの世界規模の財閥の!?」

【超高校級の御曹司】:十神白夜

???「おー、俺が最後か?俺は葉隠康比呂!【超高校級の占い師】だべ!」

苗木「ボクは苗木誠、【超高校級の幸運】を持ってるよ」

桐生「俺はお前らの保護者を担当する【超超人級のヤクザ】桐生一馬だ」

そして談笑は進みお互いが打ち溶け合おうとしたところで。

ピンポンパンポーン

???『今から、入学式を行います!新入生の皆さんは至急体育館に集合してください』

放送がかかった。

桐生「お前ら、とりあえず行くぞ」

桐生の言葉で意気揚々と行く奴、渋々いく奴、何を考えてるか分からない顔でいく奴。

そんな奴らが一箇所に集まった。

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